JPH026117B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH026117B2
JPH026117B2 JP57215703A JP21570382A JPH026117B2 JP H026117 B2 JPH026117 B2 JP H026117B2 JP 57215703 A JP57215703 A JP 57215703A JP 21570382 A JP21570382 A JP 21570382A JP H026117 B2 JPH026117 B2 JP H026117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
circuit
detecting
exit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57215703A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58112185A (ja
Inventor
Toshinori Ishizawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP57215703A priority Critical patent/JPS58112185A/ja
Publication of JPS58112185A publication Critical patent/JPS58112185A/ja
Publication of JPH026117B2 publication Critical patent/JPH026117B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば鉄道関係の駅において改札
業務を自動的に行なう自動改札装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の自動改札装置は、正否判定デ
ータを磁気エンコード記録した定期券または乗車
券などの券を通過者、つまり乗客が券投入口に投
入することにより、その券を券取出口まで搬送す
るとともに、その搬送途中において券から磁気デ
ータを読取り、その読取データをデータ処理判定
部へ送つて券の正否を判定し、この判定結果に基
き扉を開閉することにより、乗客の通過を誘導し
たりあるいは阻止するものである。
このような自動改札装置においては、通常、乗
車券および定期券のいずれをも処理できるように
なつているが、使用済の乗車券を集札する以外、
不正券、定期券、他社線に連絡有効な連絡乗車
券、前途有効の途中下車可能券など、乗客に返却
するべき返却券は、券取出口において乗客に対し
返却するようになつている。一方また、最近の自
動改札装置は、乗客の流れをスムーズにするため
に、装置内に2枚まで券投入可能ないわゆる2枚
プール方式が採用されていることは周知のことで
ある。
ところが、上述した従来の自動改札装置には次
のような問題があつた。すなわち、従来の2枚プ
ール方式の自動改札装置は、1枚目の券が投入さ
れた後、その券が取去られる前に2枚目の券を受
入れて内部で一時停止させておき、1枚目の券が
取去られてから、一時停止させておいた2枚目の
券を送出するようになつている。したがつて、た
とえば1枚目の券の取忘れがあると、2枚目の券
が送出されず、このとき扉は開放状態にあるの
で、2枚目の券の乗客が誤つて1枚目の券を持ち
去るという券の取違いが発生する。
具体的に説明すれば、特に特定の返却券、たと
えば有効期間が終了した定期券を所持した乗客と
通常の乗客とが続けて来た場合、前の乗客が券取
出口に上記定期券を放置したままの状態で去つた
とすると、次の乗客が、たとえば同様の定期券を
所持していた場合は、券取出口に放置された前の
乗客の定期券を自分のものと感違いして持ち去る
という券の取違いが発生する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記したように前の通過者が券取出
口に有効期間が終了した定期券などの特定の返却
券を放置したまま退去すると、このとき扉は開放
状態にあるので、次の通過者が券取出口に放置さ
れた前の通過者の返却券を勘違いして持ち去ると
いう券の取違いが発生するという問題点を解決す
べくなされたもので、券を投入した通過者がその
券を券取出口に放置したまま退去したことを検知
することにより扉を閉じ、上記放置された券が券
取出口から排除され、かつ次の券が券取出口へ搬
送されたことを検知することにより扉を再び開く
ことによつて、特に特定の返却券が券取出口に放
置されても、券の取違いを未然に防止できる自動
改札装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、通過者が券投入口に投入した券を券
取出口へ搬送し、この搬送途中において前記券か
ら所定のデータを読取つてその券の正否を判断
し、この判定結果に基づき扉を開閉することによ
り通過者通過の可否を自動的に行なう自動改札装
置において、前記券取出口へ券が搬出されたこと
を検知する第1検知手段と、本装置の出口部を通
過する通過者を検知する第2検知手段と、これら
第1、第2検知手段の各出力信号により券を投入
した通過者がその券を前記券取出口に放置したま
ま退去したことを検知する第3検知手段と、前記
券取出口に放置されている券をそこから排除する
排除手段と、前記第3検知手段から検知信号が出
力されると前記扉を閉じ、前記排除手段が券を券
取出口から排除した後、前記第1検知手段が次の
通過者の券が前記券取出口へ搬出されたことを検
知したことに基づき前記扉を開く制御手段とを具
備している。
(作用) 券を投入した通過者がその券を券取出口に放置
したまま退去したことを第3検知手段が検知する
と、扉を閉じて次の通過者の通過を一時阻止し、
上記放置された券が排除手段によつて券取出口か
ら排除され、かつ第1検知手段が次の通過者の券
が券取出口へ搬出されたことを検知すると、扉を
再び開いて次の通過者の通過を許可するものであ
り、これにより特に特定の返却券が券取出口に放
置されても、券の取違いを未然に防止することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図および第2図において、1,1は筐体
で、これらは通過者通過路の両側部にそれぞれ立
設されている。そして、上記一方の筐体1の右端
上部には定期券または乗車券などの券を投入する
券投入口2が設けられているとともに、左端上部
には投入した券を受取る券取出口3が設けられて
いる。また、筐体1内には、券投入口2に投入さ
れた券を券取出口3まで挾持搬送する券搬送路4
,42,43が順次設けられている。上記券搬送
路41の中途部には、投入された券を整列させる
ための整列機構5が設けられている。また、上記
券搬送路42の中途部には、搬送されてくる券か
ら磁気データを読取る読取装置6および券にパン
チするパンチ機構7が設けられている。さらに、
上記券搬送路43の中途部には、搬送されてくる
券を一時停止させる(2枚プール)ためのストツ
パ機構8が設けられている。このストツパ機構8
は、ストツパ板81と券停止時このストツパ板81
を券搬送路43上に突出させるソレノイド82など
から構成される。しかして、券投入口2には、そ
こを必要に応じて開閉するシヤツタ9が設けられ
ている。このシヤツタ9は、図示しない開閉機構
を介してソレノイド10によつて駆動されるもの
であり、ソレノイド10が作動するとシヤツタ9
が券投入口2を閉じるようになつている。また、
券投入口2には、投入された券を光学的に検知す
る検知器11が設けられている。一方、券取出口
3には、そこに券があることを光学的に検知する
検知器12が設けられている。
券取出口3には、排除手段としての券取込機構
13が設けられている。この券取込機構13は、
券取出口3内に券が一定時間放置されたとき、そ
の券を本装置内へ取込むためのものであり、たと
えば券取出口3内の券Pをその裏面から支持する
回転自在な摩擦ローラ14、このローラ14で支
持されている券Pを図面に対して右側から押圧す
ることにより券Pを排除する摺動板15、この摺
動板15を軸16を支点として回転自在なアーム
17を介して図示矢印方向へ摺動させるソレノイ
ド18、上記摺動板15で排除された券Pを収納
する収納箱19、この収納箱19の上面開口部を
開閉する蓋体20などから構成されている。しか
して、通常、摺動板15は図示状態にセツトされ
ており、この状態でソレノイド18が作動する
と、摺動板15は図面に対して左側へ摺動し、こ
の摺動により摺動板15の先端は券Pの上部を押
圧する。このため、券Pはローラ14に圧接され
るのでそれに伴つてローラ14が回転し、これに
より券Pは収納箱19の方向へ強制的に移動さ
れ、しかるのち収納箱19内へ排除されるもので
ある。
筐体1,1の左端部、つまり出口部には、通過
路を開閉する扉21,21がそれぞれ設けられて
いる。この扉21,21は、通常は開の状態にセ
ツトされるようになつている。また、筐体1,1
の扉21,21よりも外側には、そこ(出口部)
を通過する通過者、つまり乗客を光学的に検知す
る検知器22,22が設けられている。
第3図は制御回路を示すもので、次のように構
成される。すなわち、前記読取装置6の出力はデ
ータ処理判定部31へ供給される。このデータ処
理判定部31は、券から読取つたデータを所定の
手順で処理してそのデータに基き券の正否を判定
し、たとえば不正券の場合にのみ不正券信号
(“1”信号)を出力するものである。上記判定部
31から出力される不正券信号はオア回路32の
一方の入力端に供給され、このオア回路32の出
力はイニシヤルセツト形フリツプフロツプ回路
(以後単にFF回路と略称する)33のリセツト入
力端に供給される。また、上記FF回路33のセ
ツト入力端にはオア回路34の出力が供給され、
このオア回路34の一方の入力端には異常解除信
号(“1”信号)が供給される。そして、上記FF
回路33のセツトおよびリセツト出力は駆動回路
35に供給される。この駆動回路35は、前記扉
21を開閉する開閉機構のモータ36を駆動する
ものであり、たとえばFF回路33がセツト状態
のときは扉21を開く方向へ駆動し、またリセツ
ト状態のときは扉21を閉じる方向へ駆動するよ
うになつている。ここに、上記オア回路32,3
4、FF回路33、駆動回路35およびモータ3
6は扉21を制御する制御手段を構成している。
前記検知器11の出力は、微分回路37を介し
てアツプダウンカウンタ38のアツプ入力端Uに
供給され、このカウンタ38のダウン入力端Dに
は微分回路39を介して前記検知器12の出力が
供給される。上記微分回路37,39は、検知器
11,12からの検知信号の立下り部で微分パル
スを発生する。また、上記カウンタ38は、微分
回路37の出力でアツプカウント(+1)すると
ともに微分回路39の出力でダウンカウント(−
1)し、カウント内容がたとえば「2」になると
“1”信号を出力するようになつている。そして、
上記カウンタ38の出力は駆動回路40に供給さ
れ、この駆動回路40によつて前記ソレノイド1
0が駆動されるようになつている。また、上記微
分回路37の出力はイニシヤルリセツト形FF回
路42のセツト入力端に供給され、このFF回路
42のリセツト入力端には上記微分回路39の出
力が供給される。しかして、上記FF回路42の
セツト出力は、前記検知器12の出力を共にアン
ド回路43へ供給され、このアンド回路43の出
力は駆動回路44へ供給される。上記駆動回路4
4は、前記ソレノイド82を駆動するものである。
前記微分回路39の出力は、イニシヤルリセツ
ト形FF回路45のリセツト入力端に供給され、
このFF回路45のセツト入力端には微分回路4
6を介して前記検知器12の出力が供給される。
上記微分回路46は、検知器12からの検知信号
の立上り部で微分パルスを発生する。ここに、上
記検知器12および微分回路46は、券取出口3
へ券が搬送されたことを検知する第1検知手段を
構成している。そして、上記FF回路45のセツ
ト出力はアンド回路47の一方の入力端に供給さ
れ、このアンド回路47の他方の入力端には微分
回路48を介して前記検知器22の出力が供給さ
れる。上記微分回路48は、検知器22からの検
知信号の立下り部で微分パルスを発生する。ここ
に、上記検知器22および微分回路48は、本装
置の出口部を通過する通過者を検知する第2検知
手段を構成している。また、上記FF回路45お
よびアンド回路47は、上記第1、第2検知手段
の各出力信号により、券を投入した通過者がその
券を券取出口3に放置したまま退去したことを検
知する第3検知手段を構成している。
上記微分回路46の出力は前記オア回路34の
他方の入力端に供給され、また上記アンド回路4
7の出力は前記オア回路32の他方の入力端に供
給される。一方、前記検知器12の出力はタイマ
回路49に供給され、このタイマ回路49の出力
は検知器12の出力とともにアンド回路50に供
給される。上記タイマ回路49は、検知器12か
ら検知信号が一定時間(T1)以上出力されると、
その一定時間経過後にパルスを出力する。すなわ
ち、検知器12、タイマ回路49およびアンド回
路50は、券取出口3内に券が一定時間以上放置
されたことを検知する検知手段を構成している。
しかして、上記アンド回路50の出力は、単安定
マルチバイブレータ回路(以後単にMM回路と略
称する)51に供給される。上記MM回路51
は、アンド回路50から“1”信号が供給される
とセツトし、セツト信号を一定時間(T2)出力
するものである。上記MM回路51の出力は駆動
回路52に供給され、この駆動回路52によつて
前記ソレノイド18が駆動されるようになつてい
る。
次に、上記のような構成において、第4図に示
すタイミングチヤートを参照しつつ動作を説明す
る。通常、FF回路33はセツト状態にあり、こ
れにより扉21は開状態にある。また、カウンタ
38は信号を出力していないのでシヤツタ9は開
状態にある。この状態で今、第1図に示す矢印a
の方向から乗客が進入し、券投入口2に券(これ
を1枚目とする)を投入すると、それが検知器1
1で検知され、その検知信号の立下り部でカウン
タ38がアツプカウント(+1)するとともに
FF回路42がセツトされる。一方、上記投入さ
れた券は、券搬送路41,42,43で券取出口3
へと搬送されるが、その搬送途中で磁気データが
読取装置6によつて読取られ、その読取データは
データ処理判定部31へ供給される。これによ
り、上記判定部31は券の正否判定を行ない、不
正券の場合にのみ不正券信号を出力する。したが
つて、正券と判定された場合、扉21は開の状態
に保持されるが、不正券と判定された場合、その
信号によつてFF回路33がリセツトされるので
扉21は閉じられ、乗客の通過が阻止される。し
かして、1枚目の券が券取出口3へ搬送される
と、それが検知器12で検知される。これによ
り、このときFF回路42がセツト状態にあるの
でアンド回路43が成立し、その出力信号でソレ
ノイド82が作動する。すなわち、1枚目の券が
券取出口3へ排出されるとストツパ機構8が作動
し、このときもし2枚目の券が投入されていれば
それを一時停止させるものである。また、このと
き検知器12からの検知信号によつてタイマ回路
49がセツトされ動作を開始するが、一定時間
(T1)以内に券が取り去られれば、タイマ回路4
9はリセツトされるのでアンド回路50は成立し
ない。
券取出口3内の1枚目の券が一定時間以内に取
り去られると、検知器12はそれを検知しなくな
るので、そのタイミングでFF回路42,45が
リセツトされるとともにアンド回路43は不成立
となり、よつてソレノイド82が消勢される。ま
た、このとき検知器12からの検知信号の立下り
部でカウンタ38がダウンカウント(−1)し、
よつてそのカウント内容は「0」となる。一方、
1枚目の券を受取つた乗客が扉21を通過する
と、それが検知器22で検知されるが、このとき
FF回路45がリセツトされているのでアンド回
路47は成立しない。ここで、続けて次の乗客が
券(これを2枚目とする)を投入すると、それが
検知器11で検知されるので、再びカウンタ38
がアツプカウントするとともにFF回路42がセ
ツトされる。しかして、2枚目の券が券取出口3
へ搬送されると、それが検知器12で検知される
のでアンド回路43が成立し、その出力信号でソ
レノイド82が再び作動する。また、このとき上
記検知器12からの検知信号によつてタイマ回路
49が再び動作を開始する。しかして、このとき
上記2枚目の券がたとえば有効期間の終了した定
期券であつて、その券を投入した乗客が券を受取
らずに券取出口3に放置したまま扉21を通過し
たものとする。すると、検知器22から検知信号
が出力され、その検知信号の立下り部でアンド回
路47が成立し、その出力信号でFF回路33が
リセツトされる。したがつて、扉21が閉じら
れ、次の乗客(3人目)の通過が阻止される。
ここで、再び次の乗客が券(これを3枚目とす
る)を投入すると、この場合カウンタ38はダウ
ンカウントしていないので、その検知信号の立下
り部で更にカウンタ38がアツプカウント(+
1)し、そのカウント内容は「2」となる。する
と、カウンタ38は“1”信号を出力するので、
その信号でソレノイド10が作動してシヤツタ9
が閉じられる。すなわち、券取出口3内の券が取
り去らないうちに次の券が投入されると、シヤツ
タ9を閉じるものである。しかして、上記3枚目
の券がストツパ機構8に達すると、このとき上記
ストツパ機構8が作動しているので、そこに一時
停止される。なお、この場合、扉21が閉じられ
ているので次の乗客(3人目)は通過できず、通
過路内に一時立止まることになる。
2枚目の券が券取出口3に一定時間以上放置さ
れると、一定時間経過後にタイマ回路49はパル
スを出力するのでアンド回路50が成立し、その
出力信号でMM回路51がセツトされる。これに
より、ソレノイド18が一定時間(T2)作動し、
摺動板15の作用により券取出口3内の券(2枚
目の定期券)が収納箱19へ排除される。すなわ
ち、券取出口3に券が一定時間以上放置される
と、券取込機構13が前記したように作動し、上
記券を装置内へ取込むものである。こうして、券
取出口3内の券が取込まれると、検知器12はそ
れを検知しなくなるので、その検知信号の立下り
部でFF回路42,45がリセツトされるととも
にカウンタ38はダウンカウント(−1)する。
したがつて、カウンタ38はその内容が「1」と
なるので、“1”信号の出力を停止し、これによ
りソレノイド10が消勢されてシヤツタ9は再び
開かれ、次の券(4枚目)の投入が可能となる。
また、FF回路42がリセツトされると、アンド
回路43は不成立となるのでソレノイド82が消
勢される。これにより、ストツパ機構8が解除さ
れ、一時停止されていた3枚目の券は券取出口3
へ搬送される。しかして、券取出口3へ3枚目の
券が搬送されると、それが検知器12で検知され
るので、その検知信号の立上り部でFF回路45,
33がセツトされる。上記FF回路33がセツト
されると、扉21は再び開かれ、これにより一時
立止まつていた乗客(3人目)の通過が可能とな
る。したがつて、ここで上記乗客は券取出口3か
ら自己の券を受取つて退去することにより、検知
器12からの検知信号の立下り部でFF回路42,
45がリセツトされるとともにカウンタ38は更
にダウンカウントし、その内容が「0」となる。
このように、たとえば有効期間を終了した定期
券の乗客が、その券を受取らずに券取出口3に放
置したまま退去した場合、それを検知することに
より扉21を閉じて次の乗客を通過路内に一時立
止まらせ、上記放置された券が装置内へ取込ま
れ、かつ次の乗客の券が券取出口3へ搬送された
とき、扉21を再び開いて次の乗客を通過させて
やるものである。こうすることにより、特に定期
券などの取違いを未然に防止し得るものである。
なお、券取込機構13は、前記実施例のような
方式に限定されるものではなく、たとえば券搬送
路43を逆転させて、券取出口3内の券を逆送す
ることにより、装置内に取込む方式のものであつ
てもよい。
その他、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、券を投入
した通過者がその券を券取出口に放置したまま退
去したことを検知することにより扉を閉じ、上記
放置された券が券取出口から排除され、かつ次の
券が券取出口へ搬送されたことを検知することに
より扉を再び開くようにしたので、特に特定の返
却券が券取出口に放置されても、券の取違いを未
然に防止できる自動改札装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
上面図、第2図は通過路側から見た内部機構の側
面図、第3図は制御回路のブロツク図、第4図は
動作を説明するためのタイミングチヤートであ
る。 2……券投入口、3……券取出口、41,42
3……券搬送路、6……読取装置、8……スト
ツパ機構、12……検知器(第1検知手段)、1
3……券取込機構(排除手段)、21……扉、2
2……検知器(第2検知手段)、31……データ
処理判定部、45……FF回路、46……微分回
路、47……アンド回路(第3検知手段)、48
……微分回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通過者が券投入口に投入した券を券取出口へ
    搬送し、この搬送途中において前記券から所定の
    データを読取つてその券の正否を判定し、この判
    定結果に基づき扉を開閉することにより通過者通
    過の可否を自動的に行なう自動改札装置におい
    て、 前記券取出口へ券が搬出されたことを検知する
    第1検知手段と、 本装置の出口部を通過する通過者を検知する第
    2検知手段と、 これら第1、第2検知手段の各出力信号により
    券を投入した通過者がその券を前記券取出口に放
    置したまま退去したことを検知する第3検知手段
    と、 前記券取出口に放置されている券をそこから排
    除する排除手段と、 前記第3検知手段から検知信号が出力されると
    前記扉を閉じ、前記排除手段が券を券取出口から
    排除した後、前記第1検知手段が次の通過者の券
    が前記券取出口へ搬出されたことを検知したこと
    に基づき前記扉を開く制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
JP57215703A 1982-12-09 1982-12-09 自動改札装置 Granted JPS58112185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57215703A JPS58112185A (ja) 1982-12-09 1982-12-09 自動改札装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57215703A JPS58112185A (ja) 1982-12-09 1982-12-09 自動改札装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58112185A JPS58112185A (ja) 1983-07-04
JPH026117B2 true JPH026117B2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=16676758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57215703A Granted JPS58112185A (ja) 1982-12-09 1982-12-09 自動改札装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58112185A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01246689A (ja) * 1988-03-29 1989-10-02 Takamisawa Cybernetics Co Ltd 自動改札装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49239A (ja) * 1972-04-17 1974-01-05
JPS4910100A (ja) * 1972-05-24 1974-01-29
JPS50133900A (ja) * 1974-04-06 1975-10-23
JPS5321999A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Nippon Signal Co Ltd:The Elimination of troubles of ticket examining machine when they are left unreceived

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49239A (ja) * 1972-04-17 1974-01-05
JPS4910100A (ja) * 1972-05-24 1974-01-29
JPS50133900A (ja) * 1974-04-06 1975-10-23
JPS5321999A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Nippon Signal Co Ltd:The Elimination of troubles of ticket examining machine when they are left unreceived

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58112185A (ja) 1983-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH026117B2 (ja)
JPH024957B2 (ja)
JPS58112183A (ja) 自動改札装置
JP2666168B2 (ja) ゲートシステム
JP3802188B2 (ja) 自動改札装置および自動改札方法
JP2551560Y2 (ja) 自動改札機
JP4191831B2 (ja) 自動改札機
JPH0637487Y2 (ja) 自動改札装置
JP3923604B2 (ja) 自動改札装置
JP3083217B2 (ja) 自動改札装置
JPS6145574Y2 (ja)
JPH089798Y2 (ja) 自動改札機
JP3064474B2 (ja) 返却機能付き自動改札機
JPH0437472B2 (ja)
JP2587977Y2 (ja) 自動改札機
JPH04281587A (ja) 一括放出機能付き自動改札機
JP4649010B2 (ja) 自動改札装置と自動改札方法
JPH10261115A (ja) 自動改札機
JPH11224355A (ja) 自動改札機と自動改札方法
JPS6029150B2 (ja) 自動改札装置
JPS5833596B2 (ja) ジドウカイサツソウチ
JPS628285A (ja) 自動改札機
JP3290324B2 (ja) 自動改札機の券詰り検知装置
JPH0125110B2 (ja)
JPH11328452A (ja) 自動改札機