JPH0260821B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0260821B2
JPH0260821B2 JP9602489A JP9602489A JPH0260821B2 JP H0260821 B2 JPH0260821 B2 JP H0260821B2 JP 9602489 A JP9602489 A JP 9602489A JP 9602489 A JP9602489 A JP 9602489A JP H0260821 B2 JPH0260821 B2 JP H0260821B2
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JP
Japan
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corner
holder
parapet
cap
locking
Prior art date
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Application number
JP9602489A
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English (en)
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JPH028451A (ja
Inventor
Yoshimasa Shima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Keikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Riken Keikinzoku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Riken Keikinzoku Kogyo KK filed Critical Riken Keikinzoku Kogyo KK
Priority to JP9602489A priority Critical patent/JPH028451A/ja
Publication of JPH028451A publication Critical patent/JPH028451A/ja
Publication of JPH0260821B2 publication Critical patent/JPH0260821B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えばビル等の屋上の周囲にコン
クリートを打設して形成されたパラペツトの頂部
に冠状に附設する笠木に関し、詳しくは同パラペ
ツトの出隅部あるいは入隅部に冠状に附設するコ
ーナー笠木の取付構造に関する。
(従来の技術およびその解決課題) 従来、パラペツトの頂部に冠状に取付けられる
笠木の取付構造として各種のものが開発されてい
るが、とくに、パラペツトの出隅部および入隅部
に対する笠木の取付対策が充分になされていなか
つた。一般的に笠木の断面形状としては、天板と
同天板の両縁より下方へ垂下されてパラペツトの
内外側方に位置する側縁とにより断面略形状に
形成され、また、天板は屋内側へ所定の角度で下
斜状に設けられている。そしてこの笠木と連接状
に設けられたコーナー笠木としては前記笠木と同
断面形状の笠木部材を出隅部あるいは入隅部の添
わせるべく略形状に突合せ連結するため相互に
所定の傾斜角度で切断してその斜状突合せ部を熔
着手段により接合してコーナー笠木を形成し、そ
の両端の笠木部材の直線部分においてジヨイント
ホルダを介してパラペツトに附設するものである
が、この直線部分のジヨイントホルダのものによ
る取付構成では同コーナー笠木の斜状突合せ部の
長さが長いことから突合せコーナー部が自重によ
りタレを生じ、これによりコーナー笠木のジヨイ
ントホルダの係着部の捩れ、ジヨイントホルダの
変形をきたし、また、風力や降雪等によるわずか
な外力が作用するとコーナー笠木の捩れ、ジヨイ
ントホルダの変形が促進されて、コーナー笠木の
脱落につながる問題点があり、とくに、パラペツ
トの幅が大きいと顕著となる問題点があり、この
ようにコーナー笠木においては長尺笠木における
場合には見られない、風力等の外力による影響が
極めて大であつた。
本発明は上記従来の問題点を解決すべくなされ
たもので、パラペツトの出隅部あるいは入隅部に
対し、変形、捩れ等を生ずることなく確実、かつ
強固に取付けることのできるコーナー笠木の取付
構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記技術課題を解決するため、パラ
ペツトの出隅部あるいは入隅部において前記コー
ナー用笠木の両端部を支持可能とする屋内外の係
止ホルダー部とジヨイントホルダーとからなるホ
ルダーをパラペツトの幅方向にして、前記出隅部
あるいは入隅部のパラペツトの屋内側頂面上及び
屋外側頂面上に対し同ホルダーの屋内外の取付孔
を介してそれぞれ取付ボルトによつて締着して、
前記コーナー用笠木両端部の天板の屋内側端部付
近及び屋外側端部付近を前記屋内外の係止ホルダ
ー部の上面にそれぞれ形成した支承面によつて所
定の傾斜角度でそれぞれ支持し、かつコーナー用
笠木の両側板を前記屋内外の係止ホルダー部の外
端部にそれぞれ形成した脚片にそれぞれ弾性係止
し、一方、パラペツトの出隅コーナー部あるいは
入隅コーナー部では同コーナー部の頂面上に着用
可能な取付けウエブと前記コーナー用笠木のコー
ナー部を支持するための支持片と側板を係着する
ためにパラペツトの側方へ下傾する脚片とを連設
したコーナー係止ホルダーを、前記パラペツトの
コーナー部の頂面上のコーナー端部付近に対し前
記コーナー係止ホルダーの取付けウエブの取付孔
を介して取付ボルトによつて締着して、前記コー
ナー用笠木のコーナー部の天板を前記コーナー係
止ホルダーの前記支持片の支承面によつて所定の
傾斜角度で支持し、かつ前記コーナー用笠木のコ
ーナー部側方の側板を同コーナー係止ホルダーの
脚片に弾性係止する構成としたコーナー笠木の取
付構造に存する。
(作用) 上記構成としたことにより、コーナー用笠木の
両端部はホルダーにより係止支持されて直線部に
装着された長尺笠木との接合部を維持し得るとと
もに、出隅コーナー部あるいは入隅コーナー部で
はコーナー係止ホルダーによりコーナー用笠木の
コーナー部が係止支持されて外方に抗するように
作用する。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1は直線部Aと出隅部Bと入隅部
Cとをもつパラペツト8の頂部に冠着される笠木
部材であつて、該笠木部材1は例えばアルミニウ
ム等の軽合金材を押出成形により幅方向に沿う断
面がほぼ形となるように形成したもので、平板
状の天板1Aと、この天板1Aの屋内外端縁にそ
れぞれ垂下された屋内外1対の側板1B,1Cと
が一体に連設され、天板1Aは両側板1B,1C
に対し所定の角度で屋内側へ若干傾斜され、かつ
両側板1B,1Cはほぼ平行状に形成されて弾性
歪み能が附与されている。また、両側板1B,1
Cの下端部には互いに内方へ突出する突縁1Dお
よび1Eがそれぞれ形成されている。このように
形成された笠木部材1はパラペツト8の直線部A
においては長尺の笠木部材1が冠着され、出隅部
Bおよび入隅部Cにおいては、そのパラペツト出
入隅形状に沿うべく短尺の笠木部材1a,1aお
よび1b,1bの突合せ端部が所定の傾斜角度で
切断され、相互の斜状突合せ部1dが接合され、
平面形状が略形状あるいは略かぎ形状の出隅コ
ーナー笠木K1および入隅コーナー笠木K2が形
成されて出隅部Bおよび入隅部Cに冠着されてい
る。
次に上記の笠木部材1およびコーナー笠木K
1,K2をパラペツト8の直線部A及び出隅部
B、入隅部Cに取付ける取付装置S1について説
明する。この装置S1は第2図及び第3図に示す
ようにホルダー2と調整部材6及び取付ボルト7
とからなり、さらにホルダー2はジヨイントホル
ダー3と、屋外側用の係止ホルダー4と、屋内側
用の係止ホルダー部5とから構成されている。
ホルダー2はパラペツト8の直線部Aではパラ
ペツト8の頂面8A上に対し幅方向に沿つてそれ
ぞれ取着され、複数個のホルダー2が頂面8A上
で所定の間隔を隔てて長手方向へ配列されて長尺
の笠木部材1が装着される。
3は屋内外用の係止ホルダー4,5に対し分離
可能に繋着されるジヨイントホルダーであつて、
断面略C型状に形成され、底部を形成するウエブ
3Aと両側部を形成するリツプ3B,3Bとの間
には嵌入溝3Cが形成されている。また、両リツ
プ3Bの下面内端には長手方向に沿つてそれぞれ
係止突条3Eが突設されている。
4は笠木部材1を屋外側で係着するためにジヨ
イントホルダー3の図示左側に対し分離可能に連
結された屋外側用の係止ホルダー部であつて、こ
の係止ホルダー部4をパラペツト8の頂面8A上
の屋外側に締着するための取付けウエブ4Aが水
平状に形成され、この取付けウエブ4Aの図示左
右端には上垂片4B,4Cがそれぞれ垂設される
とともに、取付けウエブ4Aの上面側には深溝4
Dが形成され、また、下面側には浅溝4Eが形成
されている。なお、上垂片4Cは上垂片4Bより
若干短尺に形成されている。さらに、上垂片4B
の上端には図示左側へ張出された支持片4Fが形
成され、この支持片4Fの上面には笠木部材1の
天板1Aの屋外側端部付近に当接してこの屋外端
部付近を所定の傾斜角度で支持するために屋内側
へ下傾する支承面4Gが形成されている。また、
支持片4Fの外端部には笠木部材1の外側板1B
を弾性係止するために図示左側へ下傾した脚片4
Hが一体に形成されている。また、一方の上垂片
4Cの上端部にはジヨイントホルダー3の嵌入溝
3C内に挿入連繋するために笠木部材1の天板1
Aの取付傾斜角に対応して図示右側へ若干下傾す
る嵌入片4Jが一体に突出形成され、嵌入片4J
の上面にはジヨイントホルダー3の嵌入溝3C内
に嵌入した嵌入片4Jを強固に嵌着連繋するため
に断面が鋸刃状の係止突条4Kが形成されてい
る。また、取付けウエブ4Aのほぼ中央部には取
付ボルト7を挿通する長孔4Lが貫通されてい
る。
5は笠木部材1を屋内側で係着するためにジヨ
イントホルダー3の図示右側に対し分離可能に連
結された屋内側用の係止ホルダー部であつて、こ
の係止ホルダー部5をパラペツト8の頂面8A上
の屋内側に締着するための取付けウエブ5Aが水
平状に設けられ、その図示左右端には上垂片5
B,5Cがそれぞれ垂設されるとともに、取付け
ウエブ5Aの上面側には深溝部5Dが形成され、
また下面側には浅溝部5Eが形成されている。ま
た上垂片5Cの上端には図示右側へ張出された支
持片5Fが形成され、この支持片5Fの上面側に
は笠木部材1の天板1Aの屋内側端部付近に当接
して屋内端部付近を所定の傾斜角度で支持するた
めに屋内側へ下傾する支承面5Gが形成されてい
る。また支持片5Fの端部には笠木部材1の内側
板1Cを弾性係止するために図示右側へ下傾した
脚片5Hが一体に形成されている。また、一方の
上垂片5Bの上端部にはジヨイントホルダー3の
嵌入溝3C内に挿入連繋するために笠木部材1の
天板1Aの取付傾斜角に対応して図示左側へ若干
上傾する嵌入片5Jが一体に形成され、嵌入片5
Jの上面にはジヨイントホルダー3の嵌入溝3C
内に嵌入した嵌入片5Jを強固に嵌着連繋するた
めに断面が鋸刃状の係止突条5Kが形成されてい
る。また、取付けウエブ5Aのほぼ中央部には取
付ボルト7を挿通する長孔5Lが貫設されてい
る。
そして、ホルダー2をパラペツト8の直線部A
の頂面8A上に取着するには第3図に示すよう
に、まず、ジヨイントホルダー3の嵌入溝3C内
の両端に屋外側用及び屋内側用の係止ホルダー部
4,5の嵌入片4J,5Jをそれぞれ嵌入して屋
内外用の両係止ホルダー部4,5をジヨイントホ
ルダー3にそれぞれ繋着し、両係止ホルダー部
4,5を連繋する。この連繋時には、ジヨイント
ホルダー3の嵌入溝3Cに対する嵌入片4J,5
Jの嵌入量を調整して組付後のホルダー2の長さ
を笠木部材1の幅に合わせる。なお、ジヨイント
ホルダー3と両係止ホルダー部4,5とはその係
止突条3Eと係止突条4K,5Kとが相互に噛込
体に係止されて繋着されている。また、パラペツ
ト8の頂面8Aの所定の位置には、アンカー部材
9を埋設する。そして、両係止ホルダー部4,5
の長孔4L,5Lに取付ボルト7を挿通してアン
カー部材9に螺合し、ホルダー2を仮止めする。
そして、両係止ホルダー部4,5の支承面4G,
5G及びジヨイントホルダー3の上面により笠木
部材1の天板1Aを所定の傾斜角度で当接支持す
るように調整部材6の単片6Bを切込み溝6Aに
沿つて切り離して調整部材6の高さを調整し、側
方より取付ボルト7が溝部6Cに嵌込まれるよう
に両係止ホルダー部4,5の取付けウエブ4A,
5Aの下面側へ挿通してホルダー2の傾斜角度を
調整した後、取付ボルト7で本締めする。そし
て、パラペツト8の直線部Aの頂面8A上に所定
の間隔で配列した各ホルダー2に笠木部材1を被
せて、笠木部材1を上方から押下げると、笠木部
材1の突縁1D,1Eがホルダー2の脚片4H,
5Hに摺接して側板1B,1Cが弾性的に開拡さ
れ、笠木部材1の突縁1D,1Eがホルダー2の
脚片4H,5Hと係合されて笠木部材1の両側板
1B,1Cが両脚片4H,5Hにそれぞれ弾性係
止され、笠木部材1の天板1Aが両係止ホルダー
部4,5の支承面4G,5Gおよびジヨイントホ
ルダー3の上面に当接して所定の傾斜角度で支持
される。
次に、パラペツト8の出隅部Bの頂部に出隅コ
ーナー笠木K1を取付ける場合について説明する
と、このパラペツト8の出隅部Bにおいては、そ
の左右の直線部A側には同出隅部Bの形状に沿う
べく平面略形状あるいは略かぎ形状に形成され
たコーナー笠木K1の左右の短尺の笠木部材1
a,1aの端部を係着するためパラペツト8の頂
面8Aの所定位置にホルダー2が配設されるとと
もに、同パラペツト8の出隅コーナー部の屋外側
頂面上に着用可能な取付けウエブ4′Aと笠木部
材1a,1aを支持するための支持片4′Fと側
板1Aを係着するためにパラペツト8の側方へ下
傾する脚片4′Hとを連設した1対のコーナー係
止ホルダー(この場合例えばホルダー2の屋外側
用の係止ホルダー部4を例示した。なお、各番号
4に′を付した。)4′を出隅部Bの頂面8A上の
屋外側端部付近に対し直交状に配置して直線部A
でホルダー2の屋外側用の係止ホルダー部4を締
着する場合と同様にして取付けウエブ4′Aの孔
4′Lを介して取付ボルト7によつてそれぞれ締
着する。そして、出隅コーナー笠木K1を出隅部
Bの上方から被せ状にして押圧すると、出隅コー
ナー笠木K1の両端側の側板1B,1Cはホルダ
ー2の係止ホルダー部4,5の脚片4H,5Hに
弾性係着されるとともに、出隅コーナー笠木K1
のコーナー部の外側板1Bはパラペツト8のコー
ナー部に取付けたコーナー係止ホルダー4′の脚
片4′Hにそれぞれ弾性係止し、かつ出隅コーナ
ー笠木K1のコーナー部の天板1Aは係止ホルダ
ー部4の支承面4Gおよびパラペツト8の出隅コ
ーナー部に配設されたコーナー係止ホルダー4′
の支承面4′Gによつてそれぞれ支持される。
また、パラペツト8の入隅部Cの頂部に入隅コ
ーナー笠木K2を取付ける場合には、このパラペ
ツト8の入隅部Cにおいては、その左右の直線部
A側には同入隅部Cの形状に沿うべく平面略形
状あるいは略かぎ形状に形成されたコーナー笠木
K2の左右の短尺の笠木部材1b,1bの端部を
係着するためパラペツト8の頂部8Aの所定位置
にホルダー2が配設されるとともに、同パラペツ
ト8の入隅コーナー部の屋内側頂面上に着用可能
な取付けウエブ5′Aと笠木部材1b,1bを支
持するための支持片5′Hと側板1Cを係着する
ためにパラペツト8の側方へ下傾する脚片5′H
とを連設した1対のコーナー係止ホルダー(この
場合例えばホルダー2の屋内側用の係止ホルダー
部5を例示した。なお、各番号5に′を付した。)
5′を入隅部Cの頂面8A上の屋内側端部付近に
対し直交状に配置して直線部Aでホルダー2の屋
内側用の係止ホルダー部5を締着する場合と同様
にして取付けウエブ5′Aの孔5′Lを介して取付
ボルト7によつてそれぞれ締着する。そして、入
隅コーナー笠木K2を入隅部Cの上方から被せ状
にして押圧すると、入隅コーナー笠木K2の両端
側の側板1B,1Cはホルダー2の係止ホルダー
部4,5の脚片4H,5Hに弾性係着されるとと
もに、入隅コーナー笠木K2のコーナー部の内側
板1Cはパラペツト8のコーナー部に取付けたコ
ーナー係止ホルダー5′の脚片5′Hにそれぞれ弾
性係止し、かつ入隅コーナー笠木K2の天板1A
は係止ホルダー部5の支承面5Gおよびパラペツ
ト8の入隅コーナー部に配設されたコーナー係止
ホルダー5′の支承面5′Gによつてそれぞれ支持
される。
さて、本実施例は上記のように構成したもので
あるから、出隅コーナー笠木K1および入隅コー
ナー笠木K2の両端部はパラペツト8の直線部A
側に配設されたホルダー2により係着され、ま
た、そのコーナー笠木K1,K2のコーナー部は
パラペツト8の出隅部Bおよび入隅部Cに附設し
たコーナー係止ホルダー4′,5′により係止支持
されるので、同コーナー笠木K1,K2のコーナ
ー部が自重によりタレさがることを防止すること
ができ、また、風力や降雪等の外力によりコーナ
ー笠木K1,K2の捩れ、ホルダー2の変形を生
ずることが防止されて、コーナー笠木K1,K2
を安定、かつ強固に係止支持することができると
ともに、長尺の笠木部材1との接続部の水密性を
確保することができる。
なお、第6図に示す取付装置S2は取付装置S
1の別態様を示すもので、第2図ないし第5図の
屋外側用の屋内側用の係止ホルダー部4,5の形
状を若干変更してそれに伴いジヨイントホルダー
3の形状を変更したホルダー22の態様を示すも
のであり、これを図面にしたがつて詳述すると、
図中24は図示左側の屋外側用の係止ホルダー部
で、24Aは係止ホルダー部24の取付けウエブ
であつて、その下面24Bは水平状に形成され、
同ウエブ24Aの上面24Cはジヨイントホルダ
ー23を取付けてホルダー23にて笠木部材1の
天板1Aを所定の傾斜角にて当接支持するため天
板1Aの取付け傾斜角に沿う傾斜面に形成されて
同ウエブ24Aは図示左先端部に向つて漸次厚く
形成されている。また、ウエブ24Aの右側下面
には脚片24D,24Dが突設されて溝部24E
が形成され、この溝部24Eを形成した部位のウ
エブ24Aのほぼ中央部には長孔24Fが貫設さ
れている。また、取付けウエブ24Aの図示左端
部には下端部が図示左側へ開いた脚片24Gが形
成され、また、同端部寄り上面24Cには断面か
ぎ形状の支持片24Hが形成されている。なお、
この支持片24Hの支承面24Jはジヨイントホ
ルダー23を取付けた際、ジヨイントホルダー2
3の上面と同一面となるように形成されている。
25はジヨイントホルダー23の図示右側の屋
内側用に取付けられる係止ホルダー部で、25A
は係止ホルダー部25の取付けウエブであつて、
その下面25Bは水平状に形成され、また、同ウ
エブ25Aの上面25Cはジヨイントホルダー2
3を取付けて同ホルダー23にて笠木部材1の天
板1Aを所定の傾斜角にて当接支持するため天板
1Aの取付け傾斜角に沿う傾斜面に形成され、同
取付けウエブ25Aは図示右先端部に向つて漸次
薄く形成されている。また、同取付けウエブ25
Aの図示左側下面には凹部溝25Dが形成され、
この凹部溝25Dを形成した部位のウエブ25A
のほぼ中央部には長孔25Eが貫設されている。
また、取付けウエブ25Aの図示右端部には下端
部が図示右側へ開いた脚片25Fが形成され、ま
た、同端部寄り上面には断面かぎ形状の支持片2
5Gが形成されている。なお、この支持片25G
の支承面25Hはジヨイントホルダー23を取付
けた際、ジヨイントホルダー23の上面と同一面
となるように形成されている。したがつて、この
取付装置S2においても前例と同様に笠木部材1
とパラペツト8に対する直線部Aに使用できると
ともに、屋内側用の係止ホルダー部24,25は
ジヨイントホルダー23から分離できるのでパラ
ペツト8の出隅部B、入隅部Cのコーナー部に配
設して出隅コーナー笠木K1のコーナー部、入隅
コーナー笠木K2のコーナー部の係止支持に使用
でき、前例と同様の効果を亨受するものである。
(発明の効果) さて、本発明は出隅コーナー笠木および入隅コ
ーナー笠木の両端部はパラペツトの直線部側に配
設されたホルダーにより係着され、また、そのコ
ーナー部はパラペツトの出隅部および入隅部に附
設したコーナー係止ホルダーにより係止支持され
るので、同コーナー笠木のコーナー部が自重によ
りタレさがることを防止することができ、また、
風力や降雪等の外力によりコーナー笠木の捩れ、
ホルダーの変形を生ずることが防止されて、コー
ナー笠木を安定、かつ強固に係止支持することが
できるとともに、長尺の笠木部材との接続部の水
密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は出隅
部および入隅部を有するパラペツトの頂部に長尺
の笠木部材および出隅コーナー笠木および入隅コ
ーナー笠木の取付態様を示す平面図、第2図は取
付装置の分解斜視図、第3図はパラペツトの直線
部に取付けた笠木部材の取付構造を示す縦断面
図、第4図はパラペツトの出隅部に取付けたコー
ナー笠木の取付構造を示す縦断面図、第5図はパ
ラペツトの入隅部に取付けたコーナー笠木の取付
構造を示す縦断面図、第6図は取付装置の別態様
を示す縦断面図である。 1……笠木部材、1A……天板、1B,1C…
…側板、2,22……ホルダー、3,23……ジ
ヨイントホルダー、4,24……屋外側用係止ホ
ルダー部、5,25……屋内側用係止ホルダー
部、4′,5′……コーナー係止ホルダー、7……
取付ボルト、8……パラペツト、A……直線部、
B……出隅部、C……入隅部、K1……出隅コー
ナー笠木、K2……入隅コーナー笠木。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 幅方向に沿う縦断面がほぼ型状に形成さ
    れ、かつ天板と内外1対の側板とをもつ平面略L
    形状のコーナー用笠木を、パラペツトに形成され
    る出隅部あるいは入隅部の頂部に屋内側へ下傾さ
    せて取付けるための取付構造であつて、パラペツ
    トの出隅部あるいは入隅部において、前記コーナ
    ー用笠木の両端部を支持可能とする屋内外の係止
    ホルダー部とジヨイントホルダーとからなるホル
    ダーをパラペツトの幅方向にして、前記出隅部あ
    るいは入隅部のパラペツトの屋内側頂面上及び屋
    外側頂面上に対し同ホルダーの屋内外の取付孔を
    介してそれぞれ取付ボルトによつて締着して、前
    記コーナー用笠木両端部の天板の屋内側端部付近
    及び屋外側端部付近を前記屋内外の係止ホルダー
    部の上面にそれぞれ形成した支承面によつて所定
    の傾斜角度でそれぞれ支持し、かつコーナー用笠
    木の両側板を前記屋内外の係止ホルダー部の外端
    部にそれぞれ形成した脚片にそれぞれ弾性係止
    し、一方、パラペツトの出隅コーナー部あるいは
    入隅コーナー部では同コーナー部の頂面上に着用
    可能な取付けウエブと前記コーナー用笠木のコー
    ナー部を支持するための支持片と側板を係着する
    ためにパラペツトの側方へ下傾する脚片とを連設
    したコーナー係止ホルダーを、前記パラペツトの
    コーナー部の頂面上のコーナー端部付近に対し前
    記コーナー係止ホルダーの取付けウエブの取付孔
    を介して取付ボルトによつて締着して、前記コー
    ナー用笠木のコーナー部の天板を前記コーナー係
    止ホルダーの前記支持片の支承面によつて所定の
    傾斜角度で支持し、かつ前記コーナー用笠木のコ
    ーナー部側方の側板を同コーナー係止ホルダーの
    脚片に弾性係止する構成としたコーナー笠木の取
    付構造。
JP9602489A 1989-04-14 1989-04-14 コーナー笠木の取付構造 Granted JPH028451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9602489A JPH028451A (ja) 1989-04-14 1989-04-14 コーナー笠木の取付構造

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JP9602489A JPH028451A (ja) 1989-04-14 1989-04-14 コーナー笠木の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH028451A JPH028451A (ja) 1990-01-11
JPH0260821B2 true JPH0260821B2 (ja) 1990-12-18

Family

ID=14153756

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JP6315424B2 (ja) * 2014-07-09 2018-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 笠木カバー部材

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