JPH0259715B2 - - Google Patents

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JPH0259715B2
JPH0259715B2 JP60075308A JP7530885A JPH0259715B2 JP H0259715 B2 JPH0259715 B2 JP H0259715B2 JP 60075308 A JP60075308 A JP 60075308A JP 7530885 A JP7530885 A JP 7530885A JP H0259715 B2 JPH0259715 B2 JP H0259715B2
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JP
Japan
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humidity
control
drying
drying chamber
temperature
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60075308A
Other languages
English (en)
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JPS61234767A (ja
Inventor
Kazuaki Koyashiki
Hideaki Kanamaru
Kenji Takahashi
Yasunori Nagata
Masayuki Ebihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP7530885A priority Critical patent/JPS61234767A/ja
Publication of JPS61234767A publication Critical patent/JPS61234767A/ja
Publication of JPH0259715B2 publication Critical patent/JPH0259715B2/ja
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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生の葉たばこを乾燥室内で脱水乾燥し
て、内容成分的にも良好な葉たばこ原料を得るた
めの葉たばこ自動乾燥制御装置の起動方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
葉たばこの乾燥は、一般農産物においてみられ
るような単なる脱気乾燥ばかりでなく、それ以前
の段階として、内容成分の化学的な変化を生じる
ための、いわゆるキユアリングの過程を経た後
(実際には並行して)脱水乾燥して仕上げるよう
にすることが大切である。さもないと、香味に富
んだ品質の良い葉ただこ原料は得られない。
従来、葉たばこの自動乾燥制御装置としては、
例えば特開昭58−104482号公報において提案され
ている如きものが知られている。
かかる従来の葉たばこの自動乾燥制御装置は、
乾燥の自動化を主目的とし、乾燥の対象である葉
たばこの含有水分に着目して、これが所定の折線
プログラムに沿つて推移するように乾燥室の加熱
手段および吸気手段を制御するものであつた。
このため、乾燥時間の経過につれて、乾燥室か
ら排降された水分の量を水分理論により求めるこ
とが必要となり、その都合上、乾燥室内に乾球温
度センサ、湿球温度センサを配置して温度、湿度
を測定するだけでなく、乾燥室の外にも、同様に
乾球温度センサ、湿球温度センサを配置して室外
の温度、湿度をも測定する必要があり、更に乾燥
室からの吸気量(風量)をも測定する必要があつ
た。
このように、従来の葉たばこの自動乾燥制御装
置は、乾球温度センサと湿球温度センサを各々2
組ずつ、それに風量センサをも必要とするので、
センサの所要個数が多く、それだけコスト高にな
り、また制御も複雑化するという欠点があつた。
しかも制御が複雑化する割りには、出来上がつ
た原料葉たばこの品質が良好でないという欠点が
あつた。すなわち、従来の折線プログラムは、乾
燥工程の区分をなすステツプの数が少なく、比較
的大まかなステツプ状の温度制御、湿度制御を可
能にするという程度のものであつたから、キユア
リングの過程において特に必要な、きめの細かい
制御を実現することが出来なかつたからである。
仮に、このような、きめの細かい制御を実現す
るに足る折線プログラムが存在したとしても、従
来の制御装置は、自動化を主目的とした自動化装
置にすぎなかつたので、ハード構成の面から、や
はり、このような、きめの細かい制御は実現でき
ないものであつた。
そこで本発明者等が、上記問題点を解決するた
め、所要のセンサ個数を減らしてコストの低減を
はかることができ、その上、キユアリングの過程
において特に必要とされるきめの細かなプログラ
ム制御を実現できる葉たばこの自動乾燥制御装置
を先に提案し、特許出願をした。
以下、かかる既提案に係る葉たばこの自動乾燥
制御装置の概要を第1図、第2図を参照して説明
する。
なお、第1図は、本発明の一実施例のハード構
成を示すと共に、既提案に係る葉たばの自動乾燥
制御装置の概要説明にも用い得るシステム構成図
であり、第2図は、第1図における要部の詳細を
示すブロツク図である。
さて、第1図において、1は制御装置(葉たば
こ自動乾燥制御装置)、3は乾燥室、31は白金
抵抗体からなる乾球温度センサ、32は同様に白
金抵抗体からなる湿球温度センサ、33は排気
孔、34は被乾燥物としての葉たばこ、35は吸
気ダンパ、5は燃焼装置、6はフアン、7は燃料
弁、である。そして制御装置1は、演算処理部1
a、入力部1b、出力部1c、表示部1d、など
から成つている。
また、乾燥室3内には葉たばこ34が装入され
ている。燃焼装置5は、燃料弁7を介して供給さ
れる燃料を燃焼させて空気を加熱する。加熱され
た該空気はフアン6により乾燥室3内を循環さ
れ、葉たばこ34を乾燥させる。
他方、制御装置1は、乾燥室3内に配置された
乾球温度センサ31から乾球温度を入力部1bを
介して採り込み、演算処理部1aで乾燥プログラ
ムを参照することにより、温度制御の指令値を作
成し、出力部1cを介してこれを出力し、燃料弁
7のオン・オフを制御することにより燃焼を制御
し、乾燥室内の温度制御を行う。
また同様に、制御装置1は、乾燥室3内に配置
された湿球温度センサ32から湿球温度を入力部
1bを介して採り込み、演算処理部1aで乾燥プ
ログラムを参照することにより、湿度制御の指令
値を作成し、出力部1cを介してこれを出力し、
モータM1により吸気ダンパ35のダンパ角度を
制御することにより乾燥室からの吸気量を制御
し、乾燥室内の湿度制御を行う。
第2図は、第1図における制御装置1の回路構
成の詳細を示すブロツク図である。同図におい
て、11はCPU、12は電源、13はROM、1
4はRAM、15はアナログ/デイジタル(A/
D)変換器、16は入出力ポート(IOP)、17
はタイマ回路(クロツクパルス作成用)付きの入
出力ポート、8a乃至8cはそれぞれバツフア増
幅器、である。
動作は次の如くである。まず、操作者は、乾燥
プログラム番号を指定し、乾燥プログラム呼出し
操作をおこなうことにより、ROM13上から所
望のプログラムを選び出し、RAM14にロード
する。
CPU11は、バツフア増幅器8a乃至8cを
介し、A/D変換器15を介して、乾燥室内の乾
球温度、湿球温度およびダンパ角度をRAM14
に採り込み、これらのデータに基づき、同じく
RAM14にロードされている前記プログラムを
参照してそれぞれの制御指令を作成し、入出力ポ
ート17を介して、Ryで示す接点出力などとし
て出力し、モータM1や燃料弁7の制御を行う。
また、乾球温度、湿球温度の現在値などのデー
タは入出力ポート16を介し、LED(発光ダイオ
ード)に表示される。
さて、以上説明した如き既提案に係る葉たばこ
自動乾燥制御装置において、CPUは、起動後、
直ちに制御動作に移行するようになつていた。こ
のときのCPUの動作の流れを第3図のフローチ
ヤートにしめす。
同チヤートは、ステツプS1〜S3から成り、単
に普通の制御動作の流れを示しているに過ぎない
ものであることは容易に理解されるであろう。
かかる既提案に係る葉たばこ自動乾燥制御装置
においては、次のような問題点があつた。
すなわち、起動時というのは、乾燥室内に生の
葉たばこが全部装入されただけの状態であつて、
制御装置は全く運転入つていない状態である。従
つて乾燥室内の温度、湿度の状態は不明である。
一般的には、乾燥室の中でも、暖かい空気は上
昇するから上の方の温度が高く、冷たい空気は下
降するから下の方の温度は低い。つまり乾燥室内
での温度分布、湿度分布は不均一な状況にある。
このため、起動後、いきなり制御運転に入る
と、センサの乾燥室内における配置位置によつ
て、室内の平均的な温度や湿度とはかけ離れれた
値がRAMに採り込まれ、CPUは、このような実
際的でない見掛けだけの計測値に基づいて燃料弁
や吸気ダンパを制御することになる。
制御運転が開始されると、フアン(送風機)も
動き出すので乾燥室内では空気の循環が起こり、
温度や湿度が平均化される。その結果、センサは
この段階でようやく乾燥室内の正しい温度および
湿度を検出することができるようになり、以後、
制御装置は、温度および湿度の正しい検出値を基
準とした制御が行えるようになる。
しかしながら、起動時から、正常な制御動作に
移行するまでの過渡的な期間において、センサに
よる検出値が大きく変動することから、この間の
制御動作は乱調気味となり、燃料弁の無駄なオ
ン・オフ、或いはダンパ角度の無駄な開閉を繰り
返すことになり、燃料の消費効率などを悪化さ
せ、ひいては葉たばこの乾燥品質にも悪影響を及
ぼしかねないという問題があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明では、葉たばこの自動乾燥制御装
置において、その起動時に、制御動作が乱調気味
となり、燃料の消費効率などが悪化し、ひいては
葉たばこの乾燥品質も低下しかねないという状況
の発生を阻止すること、を解決すべき問題点とし
ている。従つて、本発明は、上述のことを可能に
する葉たばこ自動乾燥制御装置の起動方法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するために、本発明では、葉た
ばこ自動乾燥制御装置において、CPUが、入力
手段を介して入力された起動指令を検知すると、
制御動作に入るに先立つて、葉たばこ乾燥室内へ
空気を送る送風機(フアン)へ出力手段を介して
オン指令を送出してその運転を開始し、乾燥室内
の温度および湿度が均一化されるに足る一定時
間、該送風機の運転を継続した後、本来の制御動
作に移行するようにしている。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
再び第1図を参照する。同図において、制御装
置1における演算処理部1aは、入力部1bを介
して起動指令を入力されると、直ちには温度、湿
度の制御動作に入らず、出力部1cを介してモー
タM2にまず指令を送つてスタートさせ、フアン
6の運転を開始する。そして所定時間経過したこ
とが、内蔵の図示せざるタイマにより検出される
と、乾燥室内の温度および湿度が均一化され、以
後、センサによる温度および湿度の正しい計測が
可能になつたと判断して温度、湿度の制御動作に
移行する訳である。
以上のことは、第2図を参照しても容易に理解
されるであろう。すなわち、第2図において、
CPU11は、入出力ポート16を介して起動指
令の入力を検知すると、入出力ポート17を介し
てモータM2(第2図には図示してない)にまず指
令を送つてスタートさせ、フアン6の運転を開始
し、所定時間経過したことが、内蔵のタイマによ
り検出されると、以後、センサによる温度および
湿度の正しい計測が可能になつたと判断して温
度、湿度の制御動作に移行する訳である。
第4図は、上述した如き、本発明の一実施例に
おけるCPUの動作の流れを示したフローチヤー
トである。
同チヤートは、ステツプS10乃至18からなつて
いるが、それらについて、これ以上、説明の必要
はないであろう。
〔発明の効果〕 以上、説明したように、本発明によれば、葉た
ばこ自動乾燥制御装置において、その起動時に、
制御動作が乱調気味となり、燃料の消費効率など
が悪化し、ひいては葉たばこの乾燥品質にも悪影
響を及ぼしかねないというような状況の発生を未
然に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すシステム構
成図、第2図は、第1図における制御装置1の回
路構成の更に詳細な具体例を示すブロツク図、第
3図は、従来のCPUの動作の流れを示すフロー
チヤート、第4図は、本発明におけるCPUの動
作の流れを示すフローチヤート、である。 符号の説明、1……制御装置(自動乾燥制御装
置)、11……CPU、12……電源、13……
ROM、14……RAM、15……A/D変換器、
16,17……入出力ポート、3……乾燥室、3
1……乾球温度センサ、32……湿球温度セン
サ、33……排気孔、34……葉たばこ、35…
…吸気ダンパ、5……燃焼装置、6……フアン、
7……燃料弁、8a〜8c……バツフア増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央処理装置(CPU)と、複数本の乾燥プ
    ログラムを格納されたリードオンリイメモリ
    (ROM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)
    と、入力手段と、出力手段とを有し、制御動作に
    際しては、前記ROMから所望の1本のプログラ
    ムを呼び出してRAMに運転プログラムとしてロ
    ードした後、前記CPUが、入力手段を介して
    RAMに取り込まれる葉たばこ乾燥室内の乾球温
    度および湿球温度に基づき、前記運転プログラム
    を参照して、所要の演算を行うことにより温度指
    令値と湿度指令値を求め、温度指令値は出力手段
    を介して前記乾燥室の加熱手段へ、湿度指令値は
    同様に出力手段を介して前記乾燥室の湿度調節手
    段としての吸気手段へそれぞれ制御指令として送
    出し、乾燥室内の温度および湿度を制御するよう
    にした葉たばこ自動乾燥制御装置を起動させるに
    当り、 起動指令が入力入段を介して入力されると、該
    指令を検知したCPUは、制御動作に入るに先立
    つて、葉たばこ乾燥室内へ空気を送る送風機へ出
    力手段を介してオン指令を送出してその運転を開
    始し、乾燥室内の温度および湿度が均一化される
    に足る一定時間、該送風機の運転を継続した後、
    本来の制御動作に移行するようにしたことを特徴
    とする葉たばこ自動乾燥制御装置の起動方法。
JP7530885A 1985-04-11 1985-04-11 葉たばこ自動乾燥制御装置の起動方法 Granted JPS61234767A (ja)

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JPS61234767A JPS61234767A (ja) 1986-10-20
JPH0259715B2 true JPH0259715B2 (ja) 1990-12-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04125813U (ja) * 1991-04-26 1992-11-17 株式会社吉野工業所 化粧品充填皿収納用の簡易容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166977A (en) * 1981-04-07 1982-10-14 Toho Denshi Kk Tobacco leaf dryer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166977A (en) * 1981-04-07 1982-10-14 Toho Denshi Kk Tobacco leaf dryer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04125813U (ja) * 1991-04-26 1992-11-17 株式会社吉野工業所 化粧品充填皿収納用の簡易容器

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JPS61234767A (ja) 1986-10-20

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