JPH0259709A - 変倍撮影光学系 - Google Patents

変倍撮影光学系

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Publication number
JPH0259709A
JPH0259709A JP63211180A JP21118088A JPH0259709A JP H0259709 A JPH0259709 A JP H0259709A JP 63211180 A JP63211180 A JP 63211180A JP 21118088 A JP21118088 A JP 21118088A JP H0259709 A JPH0259709 A JP H0259709A
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JP
Japan
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lens
focal length
variable
objective lens
optical system
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Application number
JP63211180A
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English (en)
Inventor
Susumu Sato
進 佐藤
Koichi Wakamiya
孝一 若宮
Koichi Oshita
孝一 大下
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/142Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only
    • G02B15/1421Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only the first group being positive

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトカメラ、電子スチールカメラ等に内
蔵可能な変倍撮影光学系に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、−眼レフ用カメラ等において撮影レンズ系の
前方に装着して焦点距離を変化させるフロントコンバー
ジョンレンズや撮影レンズの後方に装着して焦点距離を
変化させるリアコンバージョンレンズ等が知られている
また、レンズシャッター式カメラにおいても固定焦点レ
ンズの後方にリアコンバージジンレンズを着脱可能に構
成して、二焦点の撮影が行える二焦点レンズが知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、フロントコンバージジンレンズは、レンズ自
体が比較的大きく重いため好ましくない。
またフロントコンバージョンレンズ及びリアコンバージ
ョンレンズとも瞬時に変倍を行うことが不可能で、煩雑
であるという問題がある。
また、二焦点レンズではコンパクト化を図るには好まし
いが、二焦点のみでの撮影しか行うことができない。
そのため、本発明はこのような問題を解決し、固定焦点
レンズのズームレンズ化を図ったり、あるいはズームレ
ンズの可変焦点領域を別の可変焦点領域に変移させて広
い焦点距離範囲での撮影を可能としながら、比較的すば
やく変倍ができ、しかもコンパクトでカメラ等に内蔵で
きる変倍撮影光学系を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、対物レンズと、
この対物レンズに対して着脱可能に設けられたコンバー
ジジンレンズとを有し、変倍時にコンバージョンレンズ
を装着することによって対物レンズとコンバージョンレ
ンズとの合成焦点距離を対物レンズの焦点距離よりも拡
大あるいは縮小させる変倍撮影光学系において、変倍を
行う際に、対物レンズの少なくとも一部のレンズとコン
バージジンレンズとを光軸に沿って移動させて、対物レ
ンズとコンバージョンレンズとの主点間隔を変化させる
ことにより、合成焦点距離を変化させるものである。
〔作 用〕
本発明のレンズは、コンパクトな形状を維持しつつカメ
ラ本体等に内蔵可能としながら、固定焦点レンズのズー
ムレンズ化を図るものであり、ズームレンズ等の可変焦
点領域を変移させることにより、実質的により広い焦点
距離範囲を撮影することを可能とするものである。
しかも、本発明においてはコンバージョンレンズを変倍
に際して光軸に沿って移動させて変倍に寄与させること
により、変倍撮影光学系の全長を比較的短(保ちながら
、効率の良い変倍を実現することができる。
そして、さらに本発明をコンパクトかつ簡素な構成とす
るためには、コンバージタンレンズは対物レンズの後方
に配置されることが望ましい。
特に、本発明の対物レンズとして焦点可変なレンズを使
用する場合において、変倍撮影光学系の効率の良い変倍
、良好なる収差補正及びコンパクト化を確実に達成する
には、以下の条件式(1)、(2)を満足するように構
成することが望ましい。
tc >Jf、−rr      ・・・・・・−(1
)0≦LCT≦L−L、ll11   ・・・・・・・
 (2)但し、 fC :前記コンバージョンレンズを配置すべき状態に
おける前記焦点距離可変なレンズの焦点距離。
fl :前記焦点距離可変なレンズの広角端での焦点距
離。
fア :前記焦点距離可変なレンズの望遠端での焦点距
離。
LcT:前記コンバージョンレンズを配置した状態にお
ける前記焦点可変なレンズの最終可動群の最も像側の面
から前記コンバージョンレンズの最も物体側の面までの
距離。
L ;前記コンバージョンレンズを配置すべき状態にお
ける前記焦点距離可変なレンズの最終可動群の最も像側
の面から像面までの距離。
LH!*:前記焦点距離可変なレンズの最終可動群の最
も像側の面から像面までが最小となった状態での距離。
以下にて、上記の各条件式について具体的に説明する。
条件式(1)は、コンバージタンレンズを配置すべき対
物レンズの焦点距離が、対物レンズの広角端の焦点距離
と望遠端の焦点距離との相乗平均をとった焦点距離より
も大きくなる焦点距離状態に、コンバージタンレンズを
配置することを規定しており、レンズ系においてコンパ
クトな形状と良好な結像性能を維持しつつ、効率の良い
変倍を゛行うための条件である。ところが、この条件(
1)の範囲を外れると、所望の合成焦点距離を得るため
には、コンバージョンレンズの屈折力を大きくせねばな
らず、収差補正が困難となる。そのため、この状態で収
差補正を行おうとすると、コンバージョンレンズの負担
が大きくなり、結果的にコンバージョンレンズの大型化
を招くため好ましくない。
条件式(2)は変倍撮影光学系のコンパクト化を図る為
に、コンバージタンレンズを配置すべき適切な位置を規
定するものであり、コンバージョンレンズ径のコンパク
ト化を図りつつ、コンバージョンレンズの屈折力を比較
的弱く構成して良好な収差補正を行うための条件である
ところが、条件式(2)の範囲を外れると、比較的画角
の大きい斜光線を結像させるためには、必然的にコンバ
ージタンレンズ径が太き(なり、しかもコンバージョン
レンズの屈折力が強い構成をとらざるを得す収差補正が
困難となる。
〔実施例〕
本発明の第1、第2実施例における変倍撮影光学系は、
対物レンズである固定焦点レンズの像側に着脱可能に設
けられたコンバージョンレンズ(以下において、CLと
略称する。)を有し、このCLを装着することにより固
定焦点レンズとCLとの合成焦点距離を変化させ、さら
に固定焦点レンズとCLとを光軸に沿って移動させるこ
とにより固定焦点レンズのズームレンズ化を図ったもの
である。以下に、第1、第2実施例について具体的に説
明する。
2上災謝貫 第1実施例においては、第1図に示す如き焦点距離が3
5.00の固定焦点レンズの対物レンズ0のズーム化を
図るために、先ず像面から35.0の位置に位置してい
た対物レンズOを物体側へ12.2mり出させ、その対
物レンズ0の後方17.9の位置に、負の屈折力を有す
るCL(焦点距M f CL−41,00)を配置し、
対物レンズとCLとの合成焦点距離の拡大を図っている
。そして、この状態が第2図fa)で示す如く、広角端
Wの状態である。
広角端Wから望遠端Tへのズーミングは、第2図fal
、(b)に示す如く、対物レンズOとCLとの群間隔が
縮小するように、対物レンズ0とCLとが物体側へ移動
する。
ここで、対物レンズOにCLを装着した状態における変
倍光学系の焦点距離をf、対物レンズOの主点からCL
の主点までの距離をD+z、CLの主点から像面までの
距離をり、とし、以下の表1にて、CLを対物レンズO
に装着した時における各焦点距離状態のレンズ配置を示
す。
CL レンズOに壮 した に る 上記の表1に示すレンズ配置から分かるように、焦点距
離f雪35.0.60.0〜100.0の広い範囲で変
倍可能な変倍撮影光学系を達成することができる。
玉1去立■ 第2実施例においては、第1図に示す如き第1実施例と
同様な焦点距離が35.00の固定焦点レンズの対物レ
ンズOのズームレンズ化を図るために、先ず対物レンズ
Oを像側へ7.3移動させて、その対物レンズ0の後方
13.6の位置に、正の屈折力を有するCL(焦点距離
f ct−41,00)を配置し、対物レンズOとCL
との合成焦点距離の縮小を図っている。そして、この状
態が第3図中)に示す如く、望遠端Tの状態である。
望遠端Tから広角端Wへのズーミングは、対物レンズ0
とCLとの群間隔が縮小するように、対物レンズ0が像
側へ移動し、CLが物体側へ直線的に移動する。
ここで、対物レンズOにCLを装着した状態における変
倍光学系の焦点距離をf1対物レンズ0の主点からCL
の主点までの距離をDI!、CLの主点から像面までの
距離をD!とじて、以下の表2にて、CLを対物レンズ
Oに装着した時における各焦点距離状態のレンズ配置を
示す。
上記の表2に示すレンズ配置から分かるように、焦点距
離fW19,0〜23.0.35.0の広い範囲で変倍
可能な変倍撮影光学系を達成することができる。
本発明の第3〜第8実施例の変倍撮影光学系は、対物レ
ンズ0であるズームレンズの後方に、着脱可能に設けら
れたCLを有し、このCLを装着することによりズーム
レンズとCLとの合成焦点距離を変化させ、さらにズー
ムレンズの少なくとも一つの群とCLとを光軸に沿つて
移動させることにより、第2広角端Wtから第2望遠端
T、までの異なる可変点距離範囲に変移させたものであ
り、以下に第3〜第8実施例について具体的に説明する
。尚、以下に述べる各実施例において、対物レンズOで
あるズームレンズの広角端及び望遠端をそれぞれ第1広
角端、第1望遠端と称する。
工主災隻班 第3実施例においては、対物レンズである2群ズームレ
ンズを所定焦点距離状態に保ちながら、CLを光軸に沿
って移動させて、ズームレンズとCLとの合成焦点距離
を変化させる方式を採用したものである。
第3実施例における対物レンズ0は、焦点距離fW36
,0〜68.0で負正の2群よりなり、このズームレン
ズ0における第ルンズ群GIの焦点距離f。
は−50,00、第2レンズ群G!の焦点距離f3は3
5゜00である。
そして、この対物レンズ0の第1広角端W、から第1望
遠端TIへのズーミングは、第4図+al、(blに示
す如く、第ルンズ群Glと第2レンズ群G!との群間隔
が縮小するように、第1171群G1が像側に凸を描く
ように移動し、第2レンズ群G、が物体側へ移動する。
ここで、対物レンズ0の焦点距離をf、第1171群G
1の主点から第2レンズ群G、の主点までの距離をDI
ts第2レンズ群G8の主点から像面までの距離をD8
とし、以下の表3にて、本発明の第3実施例の対物レン
ズOにおけるレンズ配置を示す。
距離範囲を変移させるためには、対物レンズ0の第1望
遠端Tl (fW68,0)において、負の屈折力を有
するCL(焦点距離f□−−187,82)を、その対
物レンズの第2レンズ群G8の後方22.40の位置に
配置している。そして、対物レンズ0とCLとの合成焦
点距離の拡大を図ワでおり、その状態が第5図+a)で
示す如く、第2広角端W、である。
第2広角端W、から第2望遠端T2へのズーミングは、
第5図(al、伽)に示す如く、第1171群G1と第
2レンズ群G、とが一体に物体側へ移動し、CLが物体
側へ直線的に移動する。
ここで、対物レンズ0にCLを装着した状態における変
倍光学系の焦点距離をfとし、第2レンズ群の主点から
CLの主点までの距離をD!コ、CLの主点から像面ま
での距離をり、とすると、以下の表4にて、CLを対物
レンズOに装着した時における各焦点距離状態のレンズ
配置を示す。
第3実施例において上記の対物レンズ0の焦点CL  
  レンズOに     に 上記の表4に示すレンズ配置から分かるように、ズーム
比2.0程度を有するズームレンズの焦点距離f −3
6,0〜68.0を焦点距離f −100,1−120
,0に変移サセテ、焦点距離f −36,0〜6B、0
.100.1〜120.0の範囲内で変倍撮影可能な変
倍光学系を達成することができる。
111隻班 第4実施例においては、対物レンズである2群ズームレ
ンズの最終可動群である第2レンズ群と一体にCLを光
軸に沿って移動させることにより、ズームレンズとCL
との合成焦点距離を変化させる方式を採用したものであ
る。
第4実施例における対物レンズ0は、焦点距離fW36
,0〜70.0で正負の2群よりなり、この対物レンズ
0における第ルンズ群G、の焦点距離f1は24.39
 、第2レンズ群G□ノ焦点距離r8は−24゜33で
ある。
そして、この対物レンズ0の第1広角端W1から第1望
遠端T+へのズーミングは、第6図+al、山)に示す
如く、第1171群G1と第2レンズ群Gアとの群間隔
が縮小するように、第ルンズ群G、と第2レンズ群G8
とが物体側に移動する。
ここで、対物レンズ0の焦点距離をf5第ルンズ群G1
の主点から第2レンズ群6つの主点までの距離をDlい
第2レンズ群G8の主点から像面までの距離をD8とし
、以下の表5にて、本発明の第4実施例の対物レンズ0
におけるレンズ配置を示す。
本発明の第4実施例において上記の対物レンズ0の焦点
距離範囲を変移させるには、先ず、対物レンズ0の群間
隔D+z−9,8、焦点圧#[−60,9の状態の際に
、負の屈折力を有するCL(焦点圧Nf CL −−1
93,55)を、この対物レンズの第2レンズ群G、の
後方11.1の位置に配置している。そして、対物レン
ズOとCLとの合成焦点距離の拡大を図っており、その
状態が、第7図(alに示す如(、第2広角端W8であ
る。
第2広角端W、から第2望遠端T、へのズーミングは、
第7図(a)、fb)に示す如く、第ルンズ群G、と第
2レンズ群G2との群間隔が縮小するように、第ルンズ
群G1と2レンズ群G2とが物体側へ移動し、CLが2
レンズ群G、と一体に物体側へ移動する。
ここで、対物レンズOにCLを装着した状態における変
倍盪影光学系の焦点距離をr、第2レンズ群G2の主点
からCLの主点までの距離をDl2、CLの主点から像
面までの距離をり、として、以下の表6にて、CLを対
物レンズ0に装着した時における各焦点距離状態のレン
ズ配置を示す。
上記の表6に示すレンズ配置から分かるように、ズーム
比2.0程度を有するズームレンズの焦点圧1ii11
 f −36,0〜68.0を焦点距離f −70,0
〜100.0に変移させて、実質的に焦点距離f −3
6,0〜100.0でズーム比2.8を有する変倍光学
系を達成することができる。
m医 第5実施例における対物レンズ0は3群ズームレンズで
あり、この実施例記おいては、CLと、ズームレンズの
最終可動群である第3レンズ群G。
と、この第3レンズ群G、よりも物体側に位置する可動
群の第2レンズ群G、とを光軸に沿って一体に移動させ
ることにより、ズームレンズとCLとの合成焦点距離を
変化させる方式を採用したものである。
この第5実施例における対物レンズOは、焦点距離fW
36,0〜68.0の正正負の3群よりなり、この対物
レンズOにおける第ルンズ群Glの焦点距離f、は30
.00 、第2レンズ群G!の焦点距離f。
は90.00 、第3レンズ群G、の焦点距離f、は−
20゜00である。
この対物レンズ0の第1広角端WIから第1望遠端T1
へのズーミングは、第8図fal、iblに示す如く、
各群とも物体側へ独立に移動する。
ここで、対物レンズの焦点距離をr1第ルンズ群の主点
から第2レンズ群の主点までの距離をDlい第2レンズ
群の主点から第3レンズ群の主点までの距離をI)zz
、第3レンズ群の主点から像面までの距離をり、として
、以下の表7にて、本発明の第5実施例の対物レンズに
おけるレンズ配置を示す。
本発明の第5実施例において上記の対物レンズの焦点距
離範囲を変移させるには、先ず、対物レンズの群間隔D
I!−e、f3、Dxs−5,9、焦点距離fW64,
4の状態の際に、負の屈折力を存するCL(焦点圧1m
 f cL−−170,00)を、この対物レンズの第
2レンズ群の後方1.0の位置に配置している。
そして、対物レンズ0とCLとの合成焦点距離の拡大を
図っており、その状態が、第9図(alに示す如(、変
倍描影光学系の第2広角端W、である。
第2広角端W!から第2の望遠端T、へのズーミングは
、第9図(81、(blに示す如く、第ルンズ群Glと
第2レンズ群G、との群間隔が縮小するように、第ルン
ズ群Glと第2レンズ群G8とが物体側へ移動し、第3
レンズ群G、とCLとは第2レンズ群G!と一体に物体
側へ移動する。
ここで、対物レンズOとCLとを装着した状態における
変倍光学系の焦点距離をfとし、第3レンズ群の主点か
らCLの主点までの距離をD24、CLの主点から像面
までの距離をり、とすると、以下の表8にて、CLを対
物レンズ0に装着した時における各焦点距離状態のレン
ズ配置を示す。
上記の表8に示すレンズ配置から分かるように、ズーム
比2.0程度を有するズームレンズの焦点距離f −3
6,0〜78.0を焦点距@ fW80,0〜135.
0に変移させて、実質的に焦点距離f −36,0〜1
35.0でズーム比3.6を有する変倍光学系を達成す
ることができる。
m匹 第6実施例においては、対物レンズである2群ズームレ
ンズの最終可動群の第2レンズ群G!よりも物体側に位
置する可動群の第ルンズ群G、とCLとを光軸に沿って
一体に移動させることにより、ズームレンズOとCLと
の合成焦点距離を変化させる方式を保用したものである
第6実施例における対物レンズ0は焦点距離fW36,
0〜79.0で正負の2群よりなり、この対物レンズ0
における第ルンズ群G、の焦点距離r1は25.42 
、第2レンズ群Ct〕焦点距* r !は−24,42
である。
この対物レンズ0の第1広角端W、から第1望遠端T、
へのズーミングは、第10図(a)、(b)に示す如く
、第ルンズ群G1と第2レンズ群G、との群間隔が縮小
するように、第ルンズ群G、と第2レンズ群G、とが物
体側へ移動する。
ここで、対物レンズ0の焦点距離を【、第ルンズ群G、
の主点から第2レンズ群の主点までの距離をDll、第
2レンズ群G8の主点から像面までの距離をD8とし、
以下の表9にて、本発明の第6実施例の対物レンズにお
けるレンズ配置を示す。
本発明の第6実施例において上記の対物レンズOの焦点
距離範囲を変移させるには、先ず、対物レンズ0の群間
隔D+x−10,5、焦点距離f −65,2の状態の
際に、負の屈折力を有するCL(焦点距Q f CL 
−170,64)を、対物レンズの第2レンズ群G2の
後方6.5の位置に配置している。そして、対物レンズ
0とCLとの合成焦点距離の拡大を図っており、その状
態が、第11図(+1)に示す如く、第2の広角端W2
である。
第2広角端W8から第2望遠端T8へのズーミングは、
第11図(al、中)に示す如く、第ルンズ群G+と第
2レンズ群Glとの群間隔が縮小するように、第ルンズ
群GIと第2レンズ群G8とが物体側へ移動じ、CLが
第ルンズ群Glと一体に物体側へ移動する。
ここで、対物レンズ0にCLを装着した状態における変
倍撮影光学系の焦点距離をf、第2レンズ群の主点から
CLの主点までの距離をDo、CLの主点から像面まで
の距離をり、として、以下の表10にて、CLを対物レ
ンズOに装着した時における各焦点距離状態のレンズ配
置を示す。
上記の表10に示すレンズ配置から分かるように、ズー
ム比2.0程度を有するズームレンズの焦点距離f −
36,0〜79.0を焦点圧m r −80,0〜13
5.0 ニ変移させて、実質的に焦点距離f −36,
0〜130.0でズーム比3.6を有する変倍光学系を
達成することができる。
第7、第8実施例においては、対物レンズである2群ズ
ームレンズ中の可動群とCLとを光軸に沿って独立に移
動させることにより、対物レンズとCLとの合成焦点距
離を変化させる方式を採用したものである。
莱工裏血■ 第7実施例における対物レンズ0は焦点距離fW36,
0〜70.0で正負の2群よりなり、この対物レンズ0
における第ルンズ群G、の焦点距離r、は24.39、
第2レンズ群G8の焦点距離f8は−24,33である
この対物レンズOの第1広角端Wlから第1望遠端T1
へのズーミングは、第4実施例の対物レンズと同様に第
4図(al、(blに示す如(、第ルンズ群Glと第2
レンズ群G8との群間隔が縮小するように、第ルンズ群
Glと第2レンズ群G、とが物体側へ移動する。
ここで、対物レンズOの焦点距離をf1第ルンズ群G、
の主点から第2レンズ群G8の主点までの距離をI)t
g、第2レンズ群aXの主点から像面までの距離をD8
として、以下の表11にて、本発明の第7実施例の対物
レンズにおけるレンズ配置を示す。
本発明の第7実施例において上記の対物レンズ0の可変
焦点距離範囲を変移させるには、先ず、対物レンズの群
間隔り、l−9,81、焦点距離fW60゜9の状態の
際に、負の屈折力を有するCL(焦点圧L’u f c
t、−193,55)を、対物レンズの第2レンズ群G
8の後方11.1の位置に配置している。そして、対物
レンズ0とCLとの合成焦点距離の拡大を図っており、
その状態が、第12図(alに示す如く、第2広角端W
8である。
第2広角端Wzから第2望遠端T寡へのズーミングは、
第12図tal、(b)に示す如く、第ルンズ群Glと
第2レンズ群りとの群間隔が縮小す曇ように、第ルンズ
群Gl及び第2レンズ群G2が物体側へ移動し、CLが
物体側へ移動する。但し、第ルンズ群G、とCLとは像
面に対して1.2  : 1の速度比で物体側へ移動す
る。
ここで、対物レンズ0にCLを装着した状態における変
倍光学系の焦点距離をf、第2レンズ群G2の主点から
CLの主点までの距離をDo、CLの主点から像面まで
の距離をり、として、以下の表12ニて、CLを対物レ
ンズ0に装着した時における各焦点距離状態のレンズ配
置を示す。
上記の表12に示すレンズ配置から分かるように、ズー
ム比2.0程度を有するズームレンズの焦点距離f −
36,0〜70.0を焦点距# f −70,0〜10
0.0 ニ変移させて、実質的に焦点距離f −36,
0〜100.0でズーム比2.8を有する変倍光学系を
達成することができる。
ぶ」]0虻凱 第8実施例における対物レンズは焦点距Hr−36,0
〜79.0で正負の2群よりなり、この対物レンズ0に
おける第2レンズGtの焦点距Hrは25.42、第2
レンズ群G、の焦点距離rは−24,42である。
そして、この対物レンズ0の第1広角端W1から第1望
遠端T1へのズーミングは、第6実施例の対物レンズと
同様に第10図(al、(blに示す如く、第ルンズ群
G、と第2レンズ群G8との群間隔が縮小するように、
第ルンズ群G、及び第2レンズGtが物体側へ移動する
ここで、対物レンズ0の焦点距離をr1第ルンズ群GI
の主点から第2レンズ群Gtの主点までの距離をDI!
、第2レンズ群G8の主点から像面までの距離をDつと
して、以下の表13にて、本発明の第8実施例の対物レ
ンズにおけるレンズ配置を示す。
本発明の第8実施例において上記の対物レンズ○の焦点
距離範囲を変移させるには、先ず、対物レンズの群間隔
り、□−10,5、焦点距離f −65,2の状態の際
に、負の屈折力を有するCL(焦点距離f = −17
0,64)を、対物レンズの第2レンズ群G!の後方6
.5の位置に配置している。そして、対物レンズ0とC
Lとの合成焦点距離の拡大を図っており、その状態が、
第13図(alに示す如く、第2広角端W2である。
第2広角端W、から第2望遠端T8へのズーミングに際
して、第13図(a)、(1))に示す如く、第ルンズ
群G、と第2レンズ群G、との両群間隔が縮小するよう
に物体側へ共に直線的に移動し、CLはこの両群のそれ
ぞれに対して非線型に物体側へ移動する。
ここで、対物レンズ0にCLを装着した状態における変
倍光学系の焦点距離をr、第2レンズ群G、の主点から
CLの主点までの距離をDo、CLの主点から像面まで
の距離をり、として、以下の表14にて、CLを対物レ
ンズOに装着した時における各焦点距離状態のレンズ配
置を示す。
でズーム比3.8を有する変倍光学系を達成することが
できる。
一響 条件(1)・−・−=−、fC>Jrw・fT上記の表
14に示すレンズ配置から分かるように、ズーム比2.
0程度を有するズームレンズの焦点距1111 f −
36,0〜79.0を焦点距離fW70,0〜、135
.0に変移させて、実質的に焦点距離f −36,0〜
135.0返ILΩLLL 条件(2) −・・・−・0≦Lcv≦L−Lxi−表
15においては、第3〜第8実施例が条件式(1)、(
2)を満足していることを示すものである。
このように、上記の各実施例とも、CLを変倍に際して
光軸に沿って移動させて変倍に寄与させることにより、
効率の良い変倍を行なえ、比較的コンパクトな変倍撮影
光学系を得ることができる。
尚、言うまでもなく、正の屈折力を持つコンバージョン
レンズにより対物レンズとコンバージョンレンズとの合
成焦点距離の縮小を図り、コンバージョンレンズを光軸
に沿ワて移動させることによって縮小された合成焦点距
離を変化させて広角ズームレンズ化を図ることも可能で
ある。
また、対物レンズがズームレンズである場合にコンバー
ジョンレンズの装着前と装着後における可変焦点領域を
必ずしも連続的に構成する必要はな(、断続的に構成し
ても良い、また、変倍撮影光学系において、複数の所定
倍率状態に設定されるように本発明を構成することも可
能である。
以上の如(、本発明の対物レンズとしては一切の制約が
なく、4群構成以上のズームレンズや2群構成以上の固
定焦点レンズにおいても有効である。
さらに、対物レンズがズームレンズである場合において
は、ズーミングによる対物レンズの移動軌跡と、コンバ
ージョンレンズの装着後にズーミングした時の対物レン
ズの移動軌跡とを共通にすることにより、レンズ機構の
簡素化を行うことも可能である。
また、対物レンズとコンバージョンレンズとを有する光
学系におけるコンバージョンレンズを外して残りのレン
ズ群を光軸に沿って移動させて変倍域を変移させること
も可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、比較的コンパクトな形状を維持し、カ
メラ本体に内蔵可能で、固定焦点レンズのズームレンズ
化を図れ、またズームレンズの変倍領域を変移させるこ
とが可能な広い可変焦点距離範囲を有する変倍撮影光学
系を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1、第2実施例における対物レンズの概略レ
ンズ配置図、第2図(al、(blは本発明の第1実施
例の対物レンズに負の屈折力を有するコンバージョンレ
ンズを装着した状態におけるそれぞれ広角端W、望遠端
Tの概略レンズ配置!!図、第3図(al、〜)は本発
明の第2実施例の対物レンズに正の屈折力を有するコン
バージョンレンズを装着した状態におけるそれぞれ広角
端W1望遠端Tの概略レンズ配置図、第4図(al、(
1))は本発明の第3実施例の対物レンズにおけるそれ
ぞれ第1広角端W1、第1望遠端T、の概略レンズ配置
図、第5図(a)、fb)は本発明の第3実施例の対物
レンズに負の屈折力を有するコンバージョンレンズを装
着した状態におけるそれぞれ第2広角端W8、第2望遠
端T!の概略レンズ配置図、第6図(al、(b)は本
発明の第4実施例及び第7実施例の対物レンズにおける
それぞれ第1広角端w+、第1望遠端T、の概略レンズ
配置図、第7図(a)、(blは本発明の第4実施例の
対物レンズに負の屈折力を有するコンバージョンレンズ
を装着した状態におけるそれぞれ第2広角端W、%第2
望遠端T、の概略レンズ配置図、第8図+al、山)は
本発明の第5実施例の対物レンズにおけるそれぞれ第1
広角端Wl、第1望遠端T1の概略レンズ配置図、第9
図(a)、(1))は本発明の第5実施例の対物レンズ
に負の屈折力を有するコンバージジンレンズを装着した
状態におけるそれぞれ第2広角端W2、第2望遠端T8
の概略レンズ配置図、第10図(al、山)は本発明の
第6実施例及び第8実施例の対物レンズの第1広角端W
6、第1望遠端T、の概略レンズ配置図、第11図(a
l、伽)は本発明の第6実施例の対物レンズに負の屈折
力を有するコンバージジンレンズを装着した状態におけ
るそれぞれ第2広角端W8、第2望遠端Tよの概略レン
ズ配置図、第12図1al、tblは本発明の第7実施
例の対物レンズに負の屈折力を有するコンバージジンレ
ンズを装着した状態におけるそれぞれ第2広角端W2、
第2望遠端T宜の概略レンズ配置図、第12図1al、
(1))は本発明の第8実施例の対物レンズに負の屈折
力を有するコンバージョンレンズを装着した状態におけ
るそれぞれ第2広角@W2、第2望遠端T8の概略レン
ズ配置図である。 〔主要部分の説明〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)対物レンズと、該対物レンズに対して着脱可能に設
    けられたコンバージョンレンズとを有し、変倍時に該コ
    ンバージョンレンズを装着することによって前記対物レ
    ンズと前記コンバージョンレンズとの合成焦点距離を前
    記対物レンズの焦点距離よりも拡大あるいは縮小させる
    変倍撮影光学系において、 変倍を行う際に、前記対物レンズの少なくとも一部のレ
    ンズと前記コンバージョンレンズとを光軸に沿って移動
    させて、前記対物レンズと前記コンバージョンレンズと
    の主点間隔を変化させることにより、前記合成焦点距離
    を変化させることを特徴とする変倍撮影光学系。 2)前記対物レンズは、固定焦点レンズであり、前記コ
    ンバージョンレンズを該固定焦点レンズの像側に配置し
    たことを特徴とする請求項第1項記載の変倍撮影光学系
    。 3)前記対物レンズは焦点距離可変なレンズであり、変
    倍の際に、前記焦点距離可変なレンズを所定焦点距離に
    保った状態で、前記焦点距離可変なレンズと前記コンバ
    ージョンレンズとを光軸に沿って移動させることを特徴
    とする請求項第1項記載の変倍撮影光学系。4)前記対
    物レンズは焦点距離可変なレンズであり、変倍の際に、
    前記コンバージョンレンズと、前記焦点距離可変なレン
    ズの最終可動群とを光軸に沿って一体に移動させること
    を特徴とする請求項第1項記載の変倍撮影光学系。 5)前記対物レンズは焦点距離可変なレンズであり、変
    倍の際に、前記コンバージョンレンズと、前記焦点距離
    可変なレンズの最終可動群と、該最終可動群よりも物体
    側に位置する少なくとも一つの可動群とを光軸に沿って
    一体に移動させることを特徴とする請求項第1項記載の
    変倍撮影光学系。 6)前記対物レンズは焦点距離可変なレンズであり、変
    倍の際に、前記コンバージョンレンズと、前記焦点距離
    可変なレンズの最終可動群よりも物体側に位置する少な
    くとも一つの可動群とを光軸に沿って一体に移動させる
    ことを特徴とする請求項第1項記載の変倍撮影光学系。 7)前記対物レンズは焦点距離可変なレンズであり、変
    倍の際に、前記コンバージョンレンズと前記焦点距離可
    変なレンズ中の少なくとも一つの可動群とを光軸に沿っ
    て独立に移動させることを特徴とする請求項第1項記載
    の変倍撮影光学系。 8)前記変倍撮影光学系は、 f_C>√(f_W・f_T)・・・・・・・・(1) 0≦L_C_T≦L−L_M_i_n・・・・・・・・
    (2) を満足することを特徴とする請求項第2項乃至第5項記
    載の変倍撮影光学系。 但し、 f_C:前記コンバージョンレンズを配置すべき状態に
    おける前記焦点距離可変なレンズの焦点距離。 f_W:前記焦点距離可変なレンズの広角端での焦点距
    離。 f_T:前記焦点距離可変なレンズの望遠端での焦点距
    離。 L_C_T:前記コンバージョンレンズを配置した状態
    における前記焦点可変なレンズの最終可動群の最も像側
    の面から前記コンバージョンレンズの最も物体側の面ま
    での距離。L:前記コンバージョンレンズを配置すべき
    状態における前記焦点距離可変なレンズの最終可動群の
    最も像側の面から像面までの距離。 L_M_i_n:前記焦点距離可変なレンズの最終可動
    群の最も像側面から像面までが最小となった状態での距
    離。
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