JP3144153B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP3144153B2
JP3144153B2 JP11410593A JP11410593A JP3144153B2 JP 3144153 B2 JP3144153 B2 JP 3144153B2 JP 11410593 A JP11410593 A JP 11410593A JP 11410593 A JP11410593 A JP 11410593A JP 3144153 B2 JP3144153 B2 JP 3144153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は35mmフィルム用の写
真用カメラや電子記録用のビデオカメラそしてSVカメ
ラ等に好適なズームレンズに関し、特に負の屈折力のレ
ンズ群が先行する全体として5つのレンズ群を有し、こ
れら5つのレンズ群の変倍に伴う移動条件やフォーカス
の際に移動させるレンズ群等を適切に設定することによ
り全変倍範囲にわたり高い光学性能を有し、かつ超近接
撮影を可能とした広画角域を含むズームレンズに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より負の屈折力のレンズ群が先行す
る所謂ネガティブリード型のズームレンズは広画角化が
比較的容易である為、広画角用のズームレンズに多く用
いられている。例えば特公昭49−23912号公報や
特開昭57−163213号公報等では物体側より順に
負の屈折力の第1群、正の屈折力の第2群、負の屈折力
の第3群そして正の屈折力の第4群の4つのレンズ群を
有し、広角端から望遠端への変倍に際して、第1群を像
面側へ移動させ、第2群と第4群を物体側へ移動させ、
第3群を固定若しくは移動させたズームレンズが提案さ
れている。
【0003】このような負の屈折力のレンズ群が先行す
るネガティブリード型のズームレンズは比較的広画角化
が容易で、かつ近接撮影距離が短くなる等の特徴を有し
ている。
【0004】しかしながら高変倍化を図りつつ、レンズ
系全体の小型化を図る為に各レンズ群の屈折力を強める
と諸収差の発生が多くなり光学性能が大きく劣化してく
る。又大口径化を図ろうとすると絞り径が増大し、レン
ズ系全体が大型化してくるという問題が生じてくる。
【0005】これらの欠点を改善しレンズ系全体の小型
化及び高変倍化を図ったズームレンズが、例えば特公昭
55−14403号公報、特開昭63−241511号
公報、特開平1−193709号公報等で提案されてい
る。
【0006】これらの各公報ではズームレンズを物体側
より順に負、正、負、そして正の屈折力のレンズ群の全
体として4つのレンズ群より構成し、このうち所定のレ
ンズ群を適切に移動させて変倍を行なっている。
【0007】この他、特開平2−201310号公報で
は同様の構成のズームレンズにおいて第1群中の比較的
軽量の一部のレンズ群を光軸上移動させてフォーカスを
行ない、例えばオートフォーカスを行なう際のフォーカ
ス操作を容易にしたズームレンズを提案している。
【0008】又、最短撮影距離を短くした、所謂、超近
接撮影(マクロ)を可能としたズームレンズが種々と提
案されている。例えば特開昭52−60130号公報で
は望遠端においてコンペンセーター(第3群)を物体側
へ移動させて超近接物体の撮影を行なっている。
【0009】又、特開昭61−279817号公報では
物体側より順に負、正、負、そして正の屈折力の4つの
レンズ群を有したズームレンズにおいて、第1,第2,
第4群を一体的に物体側へ移動させて超近接物体の撮影
を行なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年、一眼レフカメラ
やビデオカメラ等に用いる標準用のズームレンズとして
は広画角を含み、かつ高変倍比のものが要望されてい
る。例えば既に35mmフィルム用の一眼レフカメラで
は焦点距離35mm〜70mm程度の広画角のズームレ
ンズが標準用のズームレンズとして用いられいている。
【0011】又、物体距離が例えば30cm程度の超近
接物体の撮影(マクロ撮影)が可能なことが要望されて
いる。しかしながら、広画角のズームレンズにおいて超
近接撮影を行なうと収差変動が大きくなり、光学性能が
大きく低下してくるという問題点がある。
【0012】本発明はズームレンズを全体として5つの
レンズ群より構成し、各レンズ群の屈折力や変倍に伴う
各レンズ群の移動条件、そしてフォーカスの際のレンズ
群の移動条件等を適切に設定することによりレンズ全長
を短縮し大口径比で、かつ比較的広画角で全変倍範囲に
わたり高い光学性能を有し、しかも超近接物体の撮影の
際の光学性能を良好に維持したズームレンズの提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明のズームレンズは物
体側より順に負の屈折力の第1群、負の屈折力の第2
群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4群そして正
の屈折力の第5群の5つのレンズ群を有し、各レンズ群
の空気間隔を変えて変倍を行なうと共に少なくとも2つ
のレンズ群を光軸上移動させて超近接物体へのフォーカ
スを行なうズームレンズであって、該第i群の焦点距離
をfi、望遠端における全系の焦点距離をfTとしたと
き 1.0 <|f2|/ fT <2.5・・・・(1) 0.3 < f1 / f2 <3.0・・・・(2) 0.28< f3 / fT <0.85・・・(3) なる条件を満足することを特徴としている。
【0014】
【実施例】図1,図2は本発明の数値実施例1,2の広
角端(ワイド)におけるレンズ断面図である。
【0015】図中、L1は負の屈折力の第1群、L2は
負の屈折力の第2群、L3は正の屈折力の第3群、L4
は負の屈折力の第4群、L5は正の屈折力の第5群であ
る。SPは絞りである。矢印は広角端から望遠端(テ
レ)への変倍を行なう際の各レンズ群の移動軌跡を示し
ている。
【0016】本実施例では、図に示すように広角端から
望遠端への変倍に際しては第2群と第3群との間隔を減
少させ、第3群と第4群との間隔を増大させ、第4群と
第5群との間隔を減少させるように、第1,第2,第
3,第5群を移動させ、このとき第1群と第2群とを互
いに異なった軌跡で移動させている。
【0017】即ち、第1群を単調に像面側へ、第2群を
像面側に凸状の軌跡を有するように、第3群と第5群を
一体的に物体側へ移動させている。尚、第4群と絞りS
Pは固定である。
【0018】そして無限遠物体から至近物体への通常距
離物体でのフォーカスは第2群を移動させて行なってい
る。又、至近距離物体から超近接物体へのフォーカス
は、後述するように少なくとも2つのレンズ群を移動さ
せて行なっている。
【0019】本発明のズームレンズは広角端において共
に負の屈折力の第1群と第2群に対して正の屈折力の第
3群を光軸上隔てて(遠く離して)配置し、又第3群に
対して負の屈折力の第4群を接近して配置し、更に第4
群に対して正の屈折力の第5群を隔てて配置している。
これによりレンズ系全体がレトロ型のレンズ構成となる
ようにして広画角化を図りつつ所定のバックフォーカス
が容易に得られるようにしている。
【0020】そして広角端から望遠端への変倍に際して
は望遠端において共に負の屈折力の第1群と第2群に対
して正の屈折力の第3群が接近するようにし、第3群と
負の屈折力の第4群との間隔が広くなるようにし、第4
群に対して正の屈折力の第5群が接近するように所定の
レンズ群を移動させて変倍を行なって第1,第2,第3
群で全体として正の屈折力の前群、そして第4,第5群
で全体として負の屈折力の後群のレンズ系全体が望遠型
(テレタイプ)のレンズ構成となるようにしている。
【0021】これにより、各レンズ群に変倍を効果的に
分担させ、変倍の際の各レンズ群の移動量を減少させ
て、所定の変倍比を確保しつつレンズ系全体の小型化を
図っている。
【0022】絞りSPは第4群の像面側に固定し、望遠
側で正の屈折力の前群(第1,第2,第3群の合成)か
ら遠ざけて、軸上光束径が小さくなるようにして絞り径
の増大を防止している。
【0023】又変倍に際して第1群を単調移動させるよ
うにして、例えばカメラ本体に装着した状態でレンズ先
端にレンズ側からカメラ本体側に向かう衝撃を受けた場
合でも、第1群がカム溝に沿って退避するようにして衝
撃を吸収し、カム溝の破壊を防止するようにしている。
【0024】本実施例では無限遠物体から至近距離物体
(0.7m)に至る通常距離物体のときは第2群を移動
させてフォーカスを行なっている。数値実施例1,2に
おけるこのときの物体距離とレンズ繰出量、そして撮影
倍率との関係を各々表−1,表−5に示す。尚、レンズ
繰出量の符号は物体側から像面側へ移動するときを正と
している。
【0025】次に、至近距離物体(0.7m)から超近
接物体(0.3m)へのフォーカスについて説明する。
【0026】超近接物体へのフォーカスの際には、全系
が広角端のズーム位置にくるようにする。そしてこの状
態からフォーカスレンズ群(第2群)を含む、又はフォ
ーカスレンズ群以外の少なくとも2つのレンズ群を移動
させて行なっている。即ち、本発明では所謂ワイドマク
ロと呼ばれている方法を利用している。
【0027】次に、各数値実施例においける超近接物体
へのフォーカス方法(ワイドマクロ)について説明す
る。
【0028】(1)数値実施例1 (1-1) ワイドマクロ−1 第2群を単独で、第3群と第5群とを一体的に物体側へ
移動させる。このときの物体距離、レンズ繰出量、撮影
倍率との関係を表−2に示す。第3群と第4群の敏感度
(レンズ群の移動量に対するピント面の移動量の比)は
双方共に正であり、特に第3群の敏感度は大きい為に超
近接物体へのフォーカスの為のレンズ繰出量を少なくす
ることができる。又、変倍用のレンズ空間を用いて超近
接物体へのフォーカスを行なっている為にレンズ空間を
新たに設ける必要がなく、レンズ系全体の小型化に有利
になっている。このときの収差を図5に示す。
【0029】(1-2) ワイドマクロ−2 第1,第2群を各々独立に、第3群と第5群を一体的に
物体側へ移動させる。このときの物体距離、レンズ繰出
量、撮影倍率との関係を表−3に示す。第1群の敏感度
は正である為、ワイドマクロ−1に比べて更に少ないレ
ンズ繰出量で超近接物体へのフォーカスが可能となって
いる。このときの収差を図6に示す。
【0030】(1-3) ワイドマクロ−3 第1,第2群を各々独立に、第3群と第5群とを一体的
に物体側へ、又第4群を像面側へ移動させる。このとき
の物体距離、レンズ繰出量、撮影倍率との関係を表−4
に示す。第4群の敏感度が負であるので像面側へ移動さ
せており、これにより超近接物体へのフォーカスの際の
各レンズ群の繰出量を少なくしている。このときの収差
を図7に示す。
【0031】(2)数値実施例2 (2-1) ワイドマクロ−4 第2,第3,第5群を各々独立に異なった量だけ物体側
に移動させる。このときの物体距離、レンズ繰出量、撮
影倍率との関係を表−6に示す。第3群と第5群の移動
量を変えることにより、像面の補正を容易にし良好なる
光学性能を得ている。このときの収差を図10に示す。
【0032】条件式(1)〜(3)は本発明においてレ
ンズ系全体の小型化を図りつつ所定の変倍比を確保し、
全変倍範囲にわたり収差変動が少なく、高い光学性能を
得る為のものである。次に条件式(1)〜(3)の技術
的意味について説明する。
【0033】
【0034】条件式(1)は望遠端における全系の焦点
距離に対する第2群の焦点距離の比を規定するものであ
る。条件式(1)の上限値を越えて第2群の負の屈折力
が弱くなり過ぎると、第2群で通常距離物体でのフォー
カスを行なう際の移動量が増大し、この為のスペースを
第1群と第2群との間に多く確保する必要があり、レン
ズ全長が増大し更に広角側における軸外光束を確保する
為に第1群のレンズ外径が大きくなってしまう。又、下
限値を越えて第2群の負の屈折力が強くなり過ぎると、
これに伴って他のレンズ群の屈折力も強める必要があ
り、レンズ系のコンパクト化には有利であるが、各レン
ズ群で発生する収差が増大し、これをバランス良く補正
することが困難となる。
【0035】条件式(2)は条件式(1)のもとで第2
群の焦点距離と第1群の焦点距離との比を規定するもの
である。条件式(2)の上限値を越えて第1群の負の屈
折力が弱くなり過ぎると、広角側における軸外光束を確
保する為に第1群のレンズ外径が増大してしまう。又、
下限値を越えて第1群の負の屈折力が強くなり過ぎる
と、第1群のレンズ外径のコンパクト化には有利である
がバックフォーカスが必要以上に伸びるか、これを防止
する為には第3群の屈折力も強くしなければならない為
に諸収差の補正が悪化してしまう。
【0036】条件式(3)は望遠端における全系の焦点
距離に対する第3群の焦点距離の比を規定するものであ
る。上限値を越えて第3群の正の屈折力が弱くなり過ぎ
ると、収差補正には有利な方向であるが、所定の変倍比
を得る為の各レンズ群の移動量が増大すると共に必要以
上にバックフォーカスが長くなりレンズ全長及びレンズ
外径が増大する。又、下限値を越えて第3群の正の屈折
力が強くなり過ぎるとコンパクト化には有利であるが、
第3群で発生する諸収差が増大し、これをバランス良く
補正することが困難となる。
【0037】尚、本発明のズームレンズでは第1群に像
面側に強い屈折力の凹面を向けたメニスカス状の負レン
ズを有するように構成している。これにより軸外光束を
徐々に屈折させて広角端においてレンズ系全体のレトロ
型化を容易にし、広画角化を図ったときに発生する広角
側での負の歪曲収差を良好に補正している。
【0038】又、前記第2群は像面側に凹面を向けた負
の第21レンズと物体側に凸面を向けた正の第22レン
ズとを有し、第3群は負レンズと正レンズの貼合わせレ
ンズ、両レンズ面が凸面の正レンズ、そして正レンズと
負レンズの貼合わせレンズとを有し、第4群は正レンズ
と負レンズの貼合わせレンズ、そして両レンズ面が凹面
の負レンズとを有し、第5群は2つの正レンズと像面側
に凸面を向けたメニスカス状の負レンズとを有するよう
にし、これによりレンズ全長の短縮化及び広画角化を図
りつつ全変倍範囲にわたり収差変動が少なく高い光学性
能を得ている。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】
【表6】 次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例においてR
iは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、D
iは物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Ni
とνiは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラス
の屈折率とアッベ数である。
【0045】また前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表−7に示す。
【0046】非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直
方向にH軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半径
A,B,C,D,Eを各々非球面係数としたとき
【0047】
【数1】 なる式で表わしている。 (数値実施例1) F= 28.8 〜 68.2 FNO= 1:2.89 2ω= 73.8°〜 35.2° R 1= 110.00(非球面)D 1= 2.90 N 1=1.71300 ν 1= 53.8 R 2= 33.85 D 2= 可変 R 3= -270.10 D 3= 2.50 N 2=1.77250 ν 2= 49.6 R 4= 43.44 D 4= 0.15 R 5= 42.97 D 5= 5.50 N 3=1.84666 ν 3= 23.8 R 6= 128.00 D 6= 可変 R 7= 89.81 D 7= 1.90 N 4=1.84666 ν 4= 23.8 R 8= 37.81 D 8= 5.80 N 5=1.55963 ν 5= 61.2 R 9=-4219.94 D 9= 0.15 R10= 69.74 D10= 6.10 N 6=1.65160 ν 6= 58.5 R11= -93.29 D11= 0.15 R12= 37.97 D12= 5.80 N 7=1.65160 ν 7= 58.5 R13=-1979.51 D13= 1.80 N 8=1.84666 ν 8= 23.8 R14= 148.05 D14= 可変 R15= 167.33 D15= 3.10 N 9=1.84666 ν 9= 23.8 R16= -62.23 D16= 1.40 N10=1.77250 ν10= 49.6 R17= 61.07 D17= 2.60 R18= -56.31 D18= 1.40 N11=1.51633 ν11= 64.2 R19= 43.71 D19= 2.50 R20=(絞り) D20= 可変 R21= 162.82 D21= 4.80 N12=1.48749 ν12= 70.2 R22= -33.41 D22= 0.15 R23= 125.32 D23= 4.00 N13=1.55963 ν13= 61.2 R24= -43.24 D24= 1.96 R25= -30.78 D25= 1.40 N14=1.84666 ν14= 23.8 R26= -70.69
【0048】
【表7】 非球面係数 B = 9.95583 × 10-7 C = 1.20218 × 10-10 D =-2.3265 × 10-13 E = 1.26457 × 10-16 (数値実施例2) F= 28.8 〜 67.8 FNO= 1:2.89 2ω= 73.8°〜 35.4° R 1= 110.00(非球面)D 1= 2.90 N 1=1.71300 ν 1= 53.8 R 2= 34.59 D 2= 可変 R 3= -230.05 D 3= 2.50 N 2=1.77250 ν 2= 49.6 R 4= 43.60 D 4= 0.15 R 5= 42.77 D 5= 5.50 N 3=1.84666 ν 3= 23.8 R 6= 129.92 D 6= 可変 R 7= 81.26 D 7= 1.90 N 4=1.84666 ν 4= 23.8 R 8= 37.76 D 8= 5.80 N 5=1.55963 ν 5= 61.2 R 9=-2603.16 D 9= 0.15 R10= 76.39 D10= 6.10 N 6=1.65160 ν 6= 58.5 R11= -84.57 D11= 0.15 R12= 38.27 D12= 5.80 N 7=1.65160 ν 7= 58.5 R13=-1289.81 D13= 1.80 N 8=1.84666 ν 8= 23.8 R14= 129.19 D14= 可変 R15= 146.96 D15= 3.10 N 9=1.84666 ν 9= 23.8 R16= -65.06 D16= 1.40 N10=1.77250 ν10= 49.6 R17= 51.80 D17= 2.60 R18= -39.37 D18= 1.40 N11=1.51633 ν11= 64.2 R19= 70.21 D19= 2.50 R20=(絞り) D20= 可変 R21= 560.55 D21= 4.80 N12=1.48749 ν12= 70.2 R22= -29.29 D22= 0.15 R23= 102.21 D23= 4.00 N13=1.48749 ν13= 70.2 R24= -37.66 D24= 2.18 R25= -27.18 D25= 1.40 N14=1.80518 ν14= 25.4 R26= -55.64
【0049】
【表8】 非球面係数 B = 8.67121 × 10-7 C =-3.71234 × 10-11 D = 8.60396 × 10-14 E =-6.49703 × 10-17
【0050】
【表9】
【0051】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、ズームレ
ンズを全体として5つのレンズ群より構成し、各レンズ
群の屈折力や変倍に伴う各レンズ群の移動条件、そして
フォーカスの際のレンズ群の移動条件等を適切に設定す
ることによりレンズ全長を短縮し大口径比で、かつ比較
的広画角で全変倍範囲にわたり高い光学性能を有し、し
かも超近接物体の撮影の際の光学性能を良好に維持した
ズームレンズを達成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1の広角端におけるレ
ンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例2の広角端におけるレ
ンズ断面図
【図3】 本発明の数値実施例1の広角端の無限遠物
体での収差図
【図4】 本発明の数値実施例1の望遠端の無限遠物
体での収差図
【図5】 本発明の数値実施例1のワイドマクロ−1
の収差図
【図6】 本発明の数値実施例1のワイドマクロ−2
の収差図
【図7】 本発明の数値実施例1のワイドマクロ−3
の収差図
【図8】 本発明の数値実施例2の広角端の無限遠物
体での収差図
【図9】 本発明の数値実施例2の望遠端の無限遠物
体での収差図
【図10】 本発明の数値実施例2のワイドマクロ−4
の収差図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 SP 絞り d d線 g g線 S.C 正弦条件 ΔS サジタル像面 ΔM メリディオナル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に負の屈折力の第1群、負
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の
    第4群そして正の屈折力の第5群の5つのレンズ群を有
    し、各レンズ群の空気間隔を変えて変倍を行なうと共に
    少なくとも2つのレンズ群を光軸上移動させて超近接物
    体へのフォーカスを行なうズームレンズであって、該第
    i群の焦点距離をfi、望遠端における全系の焦点距離
    をfTとしたとき 1.0 <|f2|/ fT <2.5 0.3 < f1 / f2 <3.0 0.28< f3 / fT <0.85 なる条件を満足する ことを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第2群を光軸上移動させて無限遠物
    体から至近物体へのフォーカスを行なっていることを特
    徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 【請求項3】 超近接物体へのフォーカスを前記第3群
    と第5群を物体側へ移動させて行なっていることを特徴
    とする請求項2のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 超近接物体へのフォーカスを前記第1群
    と第3群そして第5群を物体側へ移動させて行なってい
    ることを特徴とする請求項2のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 超近接物体へのフォーカスを前記第1群
    と第3群そして第5群を物体側へ、前記第4群を像面側
    へ移動させて行なっていることを特徴とする請求項2の
    ズームレンズ。
  6. 【請求項6】 広角端から望遠端への変倍に際して該第
    2群と第3群との間隔を減少させ、該第3群と第4群と
    の間隔を増大させ、該第4群と第5群との間隔を減少さ
    せるように少なくとも該第1,第2,第3,第5群を移
    動させると共に該第1群と第2群とを異なった軌跡で移
    動させたことを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 前記第1群に像面側に強い屈折力の凹面
    を向けたメニスカス状の負レンズを有し、前記第2群は
    像面側に凹面を向けた負の第21レンズと物体側に凸面
    を向けた正の第22レンズとを有し、前記第3群は負レ
    ンズと正レンズの貼合わせレンズ、両レンズ面が凸面の
    正レンズ、そして正レンズと負レンズの貼合わせレンズ
    とを有し、第4群は正レンズと負レンズの貼合わせレン
    ズ、そして両レンズ面が凹面の負レンズとを有し、第5
    群は2つの正レンズと像面側に凸面を向けたメニスカス
    状の負レンズとを有していることを特徴とする請求項1
    のズームレンズ。
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