JPH0258536A - 共重合ポリエステルアミドおよびその製造法 - Google Patents

共重合ポリエステルアミドおよびその製造法

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JPH0258536A
JPH0258536A JP21015488A JP21015488A JPH0258536A JP H0258536 A JPH0258536 A JP H0258536A JP 21015488 A JP21015488 A JP 21015488A JP 21015488 A JP21015488 A JP 21015488A JP H0258536 A JPH0258536 A JP H0258536A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高弾性率、高強度、高伸度であう、かつ耐熱性
にすぐれる新規な共重合ポリエステルアミド及びその製
造法に関するものであり、成形時にサーモトロピックな
液晶を形成するので成形性にもすぐれ、成形材料、フィ
ルム、繊維等の製品として利用し得る共重合ポリエステ
ルアミドに関するものである。
また、本発明の製造法によると、従来の製造装置で製造
できるという利点を有するだけでなぐ、反応系中で可撓
性の成分を作り出すため、耐熱性と力学的性能とのバラ
ンスにおいてすぐれた共重合ポリエステルアミド′を得
ることができる。
〔従来の技術と問題点〕
近年、ffl維、フィルムまたは成形品の何れかを問わ
ず、剛性、強度、伸度、耐熱性の優れた素材に対する要
望が高まっている。ポリエステルは、一般成形品の用途
を広く認められるに到っているが、多くのポリエステル
は曲げ弾性率、曲げ強度が劣るため、高弾性率、高強度
を要求される用途には適していなかった。
高弾性率、高強度が要求される用途に適しているポリエ
ステルとして、近年では液晶性ポリエステルが注目され
るようになった。特に注目を集めるようになったのは、
ジャーナル・オフ・ポリマ〜・サイエンス・ポリマー・
ケミストリーeエデイジョン/+巻(/タフ、< 年)
 +20グ3頁および特公昭st、−igoit号公報
にW、J、ジャクンンがポリエチレンテレフタレートと
アセトキシ安息香酸とからなる熱液晶高分子を発表して
からである。この中でジャクソンは、この液晶高分子が
ポリエチレンテレフタレートの5倍以上の剛性、り借り
上の強度5.2+倍以上の衝撃強度を発揮することを報
告し、高機能性樹脂への新しい可能性を示した。
しかしながら、このジャクンンらによるポリマーは、熱
変形温度(1−(D T )が低く耐熱性に成分に(4
)を加えることによシ、I−(D Tの向上やロックウ
ェル硬度の向上を図った。
しかしながら、これは(I)及び(2+のみの、成分で
構成されるポリマーより溶融粘度が高くなり、流動性が
低下した。
(USP  グ1gart12:ジャーナル・オフ・ア
プライド・ポリマー・サイエンス、2 !;巻Cl9g
0年)76gよ一/乙り41) 本発明者らは耐熱性及び流動性に優れたポリエステルア
ミドについて鋭意検討した結果、非常に驚くべきことに
、以下の成分をもつ共重合ポリエステルアミドは上記目
的を達成することを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、 (イ) S〜35モル係の式(1)で表わされる芳香族
  (ホ) /〜/jモルチの式(5)で表わされるエ
ーテジカ″ポン酸残基1              
 ル含有オキシカルボ/酸残基、仲+S〜35モルチの
式(2)で表わされるエチレングリコール残基、 一0CH2CH20 (−1,yo〜gOモル係の式(3)で表わされる芳香
族オキシカルボン酸残基、 に) 、!〜30モル係の式(4)で表わされる芳香族
アミノカルボン酸残基、 から主としてなる共重合ポリエステルアミドであり、 (ここに(IJ、(2+、(3)、(4)、(5)の当
量数を〔/〕、〔刀〔J、〔す、(4)で表わすと、当
量チは〔/〕〜α〕の和に対する値である。尚、(5)
には〔コ〕及び〔■は含まれない。) 且つ−a 9℃、  / 005ec−’での溶融粘度
力;10ボイズ以上の共重合ポリエステルアミド、及び
、 出発原料として、 R0 (R:水素原子または炭素数7〜乙の炭化水素基を示す
。〕 O〇 一般式(6)で示される反復単位から成るポリエステル
マタハオリコエステルS〜SOモルチ(上記反復単位の
重量/q、2をもって7モルに対応するものとする。〕
、及び、 般式(7)で示されるヒドロキシ安息香酸3゜〜90モ
ル係を反応させて共重合オリゴマーを作り(第1段階9
、次にアシル化剤を加えてアシル化を行ない(第一段階
)、さらに減圧下で重合を行なう(第3段階)3段階か
らなる反応において、第一段1昔の終了前までに、一般
式(8) %式% (R:水素原子または炭素数)〜乙の炭化水素基を示す
。) で示されるアミン安息香酸を2〜30モル係(ここで、
(6)、(7)、(81のモル数をそれぞれ〔乙〕、〔
7〕、〔aとすると、モルチは〔υ〜〔Oの和に対する
値である。〕添加して反応させることを特徴とする、共
重合ポリエステルの製造法に存する。
これらの共重合ポリエステルアミドは、特定の溶融相に
おいて光学的異方性を示すという特徴を有する。
本発明の詳細な説明するに、本発明共重合ポリエステル
アミドの特徴は、高剛性、高強度でかつ破断伸度が高く
、更にすぐれた耐熱性をもつことである。
また、本発明の共重合ポリエステルアミドは液晶性を示
すことから流動性にもすぐれている。
本発明の共重合ポリエステルは、前述の式(1)、(2
)、(31、(41及び(5)で表わされる構成成分か
ら主としてなυ、該(1)〜(5)の各成分が含まれる
ことが必須である。
式(Llで示される芳香族ジカルボン酸残基としては、
テレフタル酸残基および/又はイソフタル酸残基が挙げ
られる。テレフタル酸残基、イノフタル酸残基それぞれ
単独に用いても混合して共重合体としてもよい。共重合
体とするときはテレフタル酸残基の量がイソフタル酸残
基の量より多い方が好ましい。
式(1)で示されるジカルボン酸残基の含有比率は、(
]/〕〜(r)の和(以下、これを囚と称することがあ
る。)に対して5〜35モル%であり、好ましくは/θ
〜300〜30モル%ましくは10−コSモル係である
。5モル係未満では流動性が悪化し、また3タモルチを
超えると、耐熱性が悪化するので好ましくない。
式(2)で示されるエチレングリコール残基の含有比率
は囚に対して5〜33モル%であり、好ましくは70〜
300〜30モル%ましくはlθ〜、2Sモル係である
。3モル係未満では流動性が悪化し、また35モル係を
超えると、耐熱性が悪化するので好ましくない。
式(3)で示されるオキシ安息香酸残基の具体例として
は、p−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸
、の残基が挙げられる。
これらの残基はそれぞれ単独に用いても、また共重合体
として用いてもよい。p−ヒドロキシ安息香酸残基と、
m−ヒドロキシ安息香酸残基を共重合体とするときは、
p−ヒドロキシ安息香酸残基量をより多くすることが好
ましい。
p−ヒドロキシ安息香酸残基を単独で用いることも好ま
しい。
式(3)で示されるオキシ安息香酸残基の含有比率は、
囚に対して30〜goモルチであり、好ましくはり0〜
75モル%、更に好ましくはり5〜70モル%である。
30モモル係満であると耐熱性が低下し、またgoモモ
ルを超えると流動性が低下するので好ましくない。
式(4)で示される芳香族アミノカルボン酸残基の具体
例としては、例えばm−アミノ安息香酸、p−アミノ安
息香酸、I)−N−メチルアミノ安息香酸、p−N−フ
ェニルアミノ安息香酸等の残基が挙げられ、これ等の一
種以上を含有していてもよい・ これ等のうちIYI−アミノ安息香酸、ρ−アミノ安息
香酸の残基が好ましく、特にp−アミノ安息香酸の残基
が好ましい。
式(,1)で示されるアミノ安息香酸残基の含有比率は
l7(1に対して2〜30モル%であり、好1しくは3
〜.23モル係、更に好ましくは3〜/gモル係である
式(5)で示されるエーテル含有オキシカルボン酸残基
の具体例としては、 グーβ−ヒドロキシエトキシ安息香酸、及び3−β−ヒ
ドロキシエトキノ安息香酸の残基を挙げることができる
これらの残基は共存していても、丑た単独であってもよ
い。
%VC’1−i−ヒドロキシエトキシ安息香酸残基を含
有することが好ましい。
式(5)で示されるエーテル含有オキシカルボン酸残基
のき有比率は囚に対して7〜75モル%であり、1モル
係でも含有しておれば弾性率、強度及び伸度の向上が認
められる。/Sモル係を超えると耐熱性が低下し好まし
くない。好ましくは1〜72モル%、更に好ましくは2
〜10モル%である。
ここに挙げた成分以外の成分を若干(約J当i%以下つ
含有することは、−向に差し支えない。
これらの構成成分を含有することにょシ、驚くべきこと
に、本発明で得られるポリマーは溶融相において光学的
に異方性を示しく液晶性を示し)、そのため成形性にす
ぐれている。
本発明のポリエステルアミドは1相当するポリエステル
と比較しても流動性、弾性率及び強度において何ら劣る
ものではなく、しかも耐熱性においては大幅に向上した
ものである。
本発明の製造法によると、このエーテル含有オキシカル
ボン酸残基(5)を反応系中で合成しうる((6)と(
力との反応から生ずる)ため、(5)の成分に相当する
化合物を出発原料として用いる必要がないという利点が
ある上、f5Jの成分を含有させることにより、耐熱性
と力学的物性とのバランスを向上させることができると
いう特徴を有する。
また、本発明の共重合ポリエステルアミドは、通常のポ
リエステルの製造装置(32゜℃以下っで製造できる。
尚、製造できるということは、重合槽の中で同化してし
まうことなく流動可能であり、そのため重合槽から抜き
出すことができる(抜き出し性が良い〕ことを意味する
次に、その製造法について述べる。
本発明の共重合ポリエステルアミドは各種製造法によっ
て製造されうる。例えば溶融重合法、溶液重合法、界面
重合法等があ夛うるが、プロセスの簡便さの点から溶融
重合法が好ましい。
溶融重合法においても各種の方法で製造すること°が可
能であるが、特開昭60−/gt夕、2jふ・よび特開
昭6.2−グ/2.20に記載した方法に準じて′M造
することが可能である。
製造法をさらに詳細に説明するに、一般式(61で示さ
れる反復単位からなるポリエステルまたはオリゴエステ
ルとしてはポリエチレンテレ7タレートまたはオリゴエ
チレンテレフタレートが好マしい。特にオリゴエチレン
テレフタレートが好ましい。
一般式(7)で示されるヒドロキシカルボン酸トしては
p−ヒドロキシ安息香酸および/またはm −ヒ)−ロ
キシ安息香酸を用いる。
反応方法としては、原料ポリエステル又はオリゴエステ
ルとヒドロキシ安息香酸を接触させて常圧下、200〜
.720 ’Cで加熱して共重合オリゴマーを形成させ
る第一段階、アシル化剤を加えてアシル化を行なう第二
段階、さらに減圧下2SO〜3り0℃で重合させる第三
段階よりなる。この場合、第一段階におけるアシル化剤
としては無水酢酸を用いるのが好ましい。
第7の反応は、2/θ〜30,0℃の範囲ならどの温度
でもよいが、特に、2−〇℃〜、2 A O℃が好まし
く、反応tfi、20分〜左時間の範囲で行なわれる。
反応は式(刀で示されるヒドロキシ安息香酸の残存量が
仕込量に対し、通常7oモルチ以下となるまで行なわれ
る。
この反応中に(5)の成分が生成される。
また式(5)で表わされる残基に相当する下記式(9)
で示されるエーテル陰有オキシカルボン酸を最初から添
加しておいても差し支えない。
該エーテル含有オキシカルボン酸としては、l〜β−ヒ
ドロギシェトキシ安息香酸、及び3−β−ヒドロキシエ
トキシ安息香酸を挙げることができる。
また反応は無触媒でも可能であるが必要に応じ、触媒を
添加して実施してもよい。
第2段1費のアシル化剤の量は、第一段階終了までに添
加される原料のうち、(X3)及び(4)成分を構成す
るモル数と同量〜1.左倍量程度使用するのが好ましす
アシル化剤として無水酢酸を用いる場合はアシル化反応
は10θ〜/ g O℃で行なうのが好ましbo 反応時間としては、通常/θ分〜ノ0時間の範囲で行な
われる。
一般式(8)で表わされるアミ7安息香酸の添加は第2
段階の終了前であればいつでもよいが、特に第1段階の
反応の終了後に加えるのが好ましい。尚、上記アミノ安
息香酸を最初から加えて第1段階の反応に関与させるこ
とも可能である。アミン安息香酸としては、m−アミノ
安息香酸、f)〜アミノ安息香酸、p−N−メチルアミ
ノ安息香酸、1)−N−フェニルアミノ安息香酸等が挙
げられる。また、これらの2種以上を含有していてもよ
い。
第3段階の重合は230〜.、? 40 ”Cで重合さ
せるが、特1)C2AO〜3.20℃で行なうのが好ま
しい。又、7AOHHH?から/mmH9まで徐々に減
圧にする場合に要する時間は30分以上、好ましくは6
0分以上の時間で実施され、特に3θ朋H9からl朋H
rまでの減圧を徐々に行うことが重要である。
また第一段階〜第三段階において無触媒でも可能である
が必要に応じ触媒の存在下で実施される。
第−段階、第二段階および第三段階で使用される触媒と
してはエステル交換触媒、重縮合触媒、アシル化触媒、
脱カルボン酸触媒が使用され、これらは混合して使用し
てもかまわない。
好ましい触媒としては、T i (OBIJ )4 、
 BuSnooHlSn(OAc )2、Zn (OA
c )2、Co(OAc )、 、 Na0Ac等が挙
げられる。その使用量はポリマーに対してS〜j O,
000ppm好ましくは50〜3.000 ppmであ
る。
最終生成物の溶融粘度は290°C5/ 02s e 
c −’で測定した値が10ポイズ以上、好ましくはJ
Oポイズ以上5000ポイズ以下、更に好1しくはS0
ボイズ以上、2oooボイズ以下であるO 上記t61 、 (71、(8;で示される化合物の使
用上ル数を各々[41,i、7]、〔g〕とすると、上
述のポリエステルまたはオリゴエステルの使用量は、j
b、’l〜LgJの和に対して5〜SOモルチ、好まし
くは70〜35モル係、更に好ましくは/、2〜30モ
ルチである。
ヒドロキシ安息香酸については、30〜9θモルチ、好
ましくは(I o −g oモル係、更に好ましくはS
O〜goモル係である。また、アミン安息香酸について
は、−〜30モルモル係ましくは3〜2Sモル係、更に
好ましくは3〜.20モモル係ある。
本発明の共重合ポリエステルアミドは溶融相において光
学的に異方相を示しうるので流動性が非常に良く、その
ため成形性が良好で押出成形、射出成形、圧縮成形等の
一般的な溶融成形を行なうことが可能であり、成形品、
フィルム、繊維等に加工することができる。
特に高流動であることより精密成形品等に適している。
例えば自動車用部品、コンパクトディスクやフロッピー
ディスク等情報材木+の部品、コネクター、ICソケッ
ト等の遊子材料の部品等に使用されうる。
捷た、J!;0℃以下の温度でも液晶性を示し、流動性
が低いことより、330℃以下、特に335℃以下の湯
度で成形できるという特徴も有する。更にJ 5 J 
”Cを超える1品度で成形し上場合よりも力学的特性が
向上するという特徴も何する。
又、成形時に本発明の共重合ポリエステレアミドに対し
、ガラス俺惟、炭素1維等の繊推類、タルク、マイカ、
炭酸カルシウム等のフィラー類、核剤、顔料、酸化防止
4す、滑剤、その他安定剤、難燃、4)]等の充填剤や
添加剤、熱町塑性虜脂等を添加して成形品に所望の特注
を付与することも0Tjiにである。特にf!! :、
tlI頓、フィラー類を添加すると耐熱性が向上するの
で好ましい。
又、他のポリマーとのブレンドやアロイ化に創出するこ
とも可能である。
〔実施例〕
次に本発明を実施例について更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り川下の実施例に限定され
るものではない。
なお、実施例中の溶融粘度の測定には、フローテスター
(島原製作所製)を用い、畠度−90℃、剪断速度(γ
) 7005ec−’、シリンダーノズルの長さ/直径
−70を使用した。
IRについては、赤外分光光度計はNlcolct社製
のコ0DXBFT−IF七を使用し、ポリマーをヘキサ
フルオロインプロノくノールに溶解させるか、又はK 
8 rディスクにてテストサンフルとして測定した。
N M RKついては、日本i+製の、J N NIQ
X、2’lOを1吏用し、ポリマーをトリフルオロ酢酸
又はヘキサフルオロインプロパツール等に溶解させるこ
とによりテストサンフルとして測定した。
成形は日本製鋼社製0.10z射出成形機を用いて行い
、成形片を作成した。
乙ygに、また曲げ弾性率はASTM−D−7りO(7
7gインチ)に準じて測定した。棄→−神トパイブロン
は東洋ボールドウィン社製のレオバイプロンを用い上の
成形片を7JOHz下で使用した。
引張特性(引張弾性率、引張強度、破断伸度〕は東洋ボ
ールドウィン社製TENS T LON/UTM−[L
を用いて測定した。また、耐熱性の尺度であるT9(ガ
ラス転移湯度〕はパイプロンのE″より求めた。
光学異方性(液晶性)は、ホットステージ付き偏光顕微
鏡を用いて観察した。
また、得られたポリマーを重合槽から抜き出すことがで
きるかどうか(抜き出し性)についても評価した。
実施例ノ 攪拌翼、窒素導入口、減圧口を備えたガラス重合管にp
−ヒドロキシ安息香酸77..3 ? (OJAモル〕
、オリゴエチレンテレフタレート(η1nh=0、/ 
、2dl/r ) 、30.79 (0,/ 6モル)
を仕込み、減圧−窒素置換を3回繰り返し、最後に窒素
と満たし、0.!; l 1mmの流量の窒素気流正に
置いた。重合管をλ、2O℃のオイルバス忙浸漬すると
、約SO分程で内容物が溶融するので、攪拌を開始し、
そのまま2時間エステル交換を行ない、共重合オリゴマ
ーを作った。
その後iqo℃まで3θ分程で降温し、p−アミノ安息
香酸を//、0?(0,0gモル〕添加し、次に無水酢
酸7/、g?(0,70モル)を30分かけて滴下し、
そのままさらに7時間攪拌を続け、アシル化を行なった
。その後オイルバスの湯度をλ90 ′C’jで7時間
かけて昇温し、酢酸亜鉛二水和物θ、OA 5 Fを加
え、徐々に減圧を適用し、/時間半重合を行なった。最
終減圧度は9wH?であった。生成物は自重で流れ、反
応器の底から抜き出すことが可能であった。
チノグ化した後、/、20℃で一晩真空乾燥させた。得
られたポリマーは乳白色不透明であった。
このポリマーの溶融粘度は5.290℃100secで
3.20ポイズであった。まだ、0.10Z射出成形機
で作成した成形片の引張特性は、引張弾性率gj000
kg/(i、引張強度i3sokg/c77i破断伸度
、70.2 %であった。Tyは/ 0−? ”Cfあ
った・ このポリマーのIRチャートを第1図にL’H−N M
 Rチャートを第2図に示した。N M Rチャートよ
り、<I)〜(5)の各成分の含有比率は、+1/6.
.2モル係 ツ  /S、0 3157.0 ・1)     g、J 5)     、3.!; であり、これは仕込量と対応するものであった。
また、元素分析の結果は、 C:乙q、s J%(A 7.97)、H: 、7.+
 9%(J、A!;)、N:0.9J係(7,0グ) (カッコ内は計算値)、 でめった。
実施例コ 攪拌翼、減圧口、窒素導入口を備えた内容積λO1のた
て型反応器に、 p−ヒドロキシ安息香酸JgA4t?(,2?モル)、
及び、 オリゴエチレンテレフタレート15.762(gモル) を仕込み、2.20℃に内温を高め、2時間エステル交
換を行った。その後/’10°Cまで降温し、p−アミ
ノ安息香酸をs41gycクモル)添加し、次に無水酢
酸、3390 ? (J夕6.2モル〕添加してアシル
化を行ない、次いで再び昇温して290℃で3時間重合
を行った。最終圧力はO,S朋H7であった。その後生
成物を反応器の底から抜き出した。
このポリマーの溶融粘度は、29θ℃、/θ0sec″
′Iで3りOボイズであシ、0.10z射出成形機で作
成した成形片の引張弾性率はf、3000’Kg/ai
、引張強度/ 、? g o ky / ctd *破
断伸度3.9チであり、実施例/と同等の結果を得た。
本実施例で製造されたポリマーのコ、S OZ 射出成
形機で作成した成形片の熱変形温度は77g℃、曲げ弾
性率は/ 0 !;、000 kg/dであった。
更に本ポリマーに対して30重ft%のガラス繊維を練
り込んだものについても2.!;Qz射出成形機を用い
て成形片を作成した。そのものの熱変形温度は220℃
と大幅に向上した。
実施例3〜g ポリマー中の各成分が第7表に示すような組成になるよ
うに変えた以外は、実施例3、l、gVCついては実施
例/と同様に、また実施例S、6.7については実施例
コと同様にポリマーを製造し、各種物性を測定した。
但し、引張特性については0.10z射出成形機を用い
て作成した成形片を、また熱変形温度については一05
0Z射出成形機を用いて作成した成形片を使用して測定
した。
また、実施例5については、前述の式(9)で表わきれ
る化合物を用いて第1表に示す組成になるように行なっ
た。
〔発明の効果〕 本発明の共重合ポリエステルアミドは、高弾性率、高強
度等の優れた力学的性能を有するだけでなく、耐熱性が
大幅に向上しており、また液晶性を示すために成形性に
も優れているので成形品、フィルム、繊維等広範な分野
に利用できるものである。また、本発明の製造法によれ
ば、従来使用されてきた製造装置を用いて製造できると
いう利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
第7図は゛、本発明の実施例/で得られたポリマーのI
Rチャート図である。 M2図は、本発明の実施例/で得られたポリマーの’H
−NMRチャート図である。 第3図は、本発明の実施例3で得られたポリマーのIR
チャート図である。 第1図は、本発明の実施例グで得られたポリマーのIR
チャート図である。 出 願 人 三菱化成株式会社 手続主甫正帯(方式) 昭和63年12月タ日 昭和63年特許願第210154号 発明の名称 共重合ポリエステルアミドおよびその製造法補正をする

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)5〜35モル%の式(1)で表わされる芳
    香族ジカルボン酸残基、 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (ロ)5〜35モル%の式(2)で表わされるエチレン
    グリコール残基、 −O−CH_2CH_2−O−(2) (ハ)30〜80モル%の式(3)で表わされる芳香族
    オキシカルボン酸残基、 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (ニ)2〜30モル%の式(4)で表わされる芳香族ア
    ミノカルボン酸残基、 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (R:水素原子または炭素数1〜6の炭 化水素基を示す。) (ホ)1〜15モル%の式(5)で表わされるエーテル
    含有オキシカルボン酸残基、 ▲数式、化学式、表等があります▼(5) から主としてなる共重合ポリエステルアミドであり、 (ここに(1)、(2)、(3)、(4)、(5)のモ
    ル数を〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕で表わ
    すと、モル%は〔1〕〜〔5〕の和に対する値である。 尚、〔5〕には〔2〕及び〔3〕は含まれない。) 且つ、290℃、100sec^−^1での溶融粘度が
    10ポイズ以上である、共重合ポリエステルアミド。
  2. (2)出発原料として ▲数式、化学式、表等があります▼(6) 一般式(6)で示される反復単位から成るポリエステル
    またはオリゴエステル、5〜50モル%(上記反復単位
    の重量192をもって1モルに対応するものとする。)
    、及び、 ▲数式、化学式、表等があります▼(7) 一般式(7)で示されるヒドロキシ安息香酸30〜90
    モル%を反応させて共重合オリゴマーを作り(第1段階
    )、次にアシル化剤を加えてアシル化を行ない(第2段
    階)、さらに減圧下で重合を行なう(第3段階)3段階
    からなる反応において、第2段階の終了前までに一般式
    (8) ▲数式、化学式、表等があります▼(8) (R:水素原子または炭素数1〜6の炭化水素基を示す
    。) で示されるアミノ安息香酸を2〜30モル%(ここで、
    (6)、(7)、(8)のモル数をそれぞれ〔6〕、〔
    7〕、〔8〕とすると、モル%は〔6〕〜〔8〕の和に
    対する値である。)添加して反応させることを特徴とす
    る、共重合ポリエステルの製造法。
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