JPH025851Y2 - - Google Patents

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JPH025851Y2
JPH025851Y2 JP7202485U JP7202485U JPH025851Y2 JP H025851 Y2 JPH025851 Y2 JP H025851Y2 JP 7202485 U JP7202485 U JP 7202485U JP 7202485 U JP7202485 U JP 7202485U JP H025851 Y2 JPH025851 Y2 JP H025851Y2
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JP
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sheet material
corrugated
plate material
corrugated sheet
flat plate
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JP7202485U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願は、平板材と波材材とを交互に積層し
て成るハニカム型エアフイルタに関する。
〔従来の技術〕
従来提案されているハニカム型エアフイルタ
は、矩形の平板材とこの平板材をひだ折りし
た波板材とを、接着材を介して積層したものの
一方面の波板材の山部を所定巾にわたり充填シ
ールするとともに他方面の波板材の谷部を同様
に充填シールし、両面間に多数の過流路を形成
させて成るものである。
含塵エアは、ハニカム型エアフイルタの一方面
から過流路に流入し該流路から周囲の材を流
通して他方面に流出する。その間に塵あいは、
材に捕捉される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
波板材の山部の頂部は、平板材に当接し接
合されているから、その部分は過面として利用
されない結果となる。このような過面積の減小
は、波板材のひだ折りピツチが小さい場合、つ
まりひだの密度が大きいものの場合、あるいは、
材として微細径の繊維から成り腰の強度が弱
い、いわゆるHEPA(高性能紙)を用いたもの
であつて山部の頂部が平坦面を成して平板材に
当接している場合において、顕著な欠点となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のハニカム型フイルタは、平板材と波
板材とを、波板材の波列と直交させて配した
スペーサを介して積層し、平板材と波板材と
の間に空隙を形成させたものである。
〔作用〕
従来、全面的に接合されていた波板材と平板
材との間に空隙が形成され、その結果、波板
材の山部の頂部および谷部の底部が過面として
活用でき、捕捉効率を高め、また流通抵抗を低下
させる。
〔実施例〕
第1図は、本考案のハニカム型エアフイルタの
実施例であつて、たとえば紙のような平板材
1と、これを波形にひだ折り加工して成る波板
材2とを交互に接着材を介して積層させて形成さ
れる。一方面の波板材2の山部3は、エポキシ
樹脂のような接着材により充填シールされ、また
他方面の波板材2の谷部4も同様に充填シール
される。その結果、両面間には過流路すなわ
ち、断面三角形の一方端が開放し他方端が閉塞す
る流入路5aおよび一方端が閉塞し他方端が開放
する流出路5bが多数形成される。過流路5
は、相互にとなり合う流入路5aと流出路5bか
ら成る。
平板材1と波板材2との積層は、第2図、
第3図のように、平板材1の長手方向つまり、
波板材2の波列と直交する方向に複数のスペー
サ6が設けられ、該スペーサに付着又は含浸させ
た接着材により、部分的に接合されてなされる。
スペーサ6は、平板材1の両面に、約30mm間隔
で設けられ、好適には両面の同一位置に対面して
配設される。また、スペーサ6は、クラフト紙の
ような紙材を帯状にしたものに接着材(液状の合
成樹脂、あるいは固体状のホツトメルト)を付
着、含浸させて成る。スペーサ6の他の例として
は、第4図のように、ホツトメルト6bを付着さ
せた木綿糸6aのようなものが考えられる。ホツ
トメルトを用いた場合には、接合は加熱によりな
される。
したがつて、平板材1と波板材2の山3の
頂部3aとの間、および平板材1と波板材2
の谷部4の底部4bとの間には、スペーサ6の介
在していない部分に、空隙7が形成されることに
なる。
第1図〜第3図において、ハニカム型エアフイ
ルタの一方面から含塵エアが流入し、過流路5
の流入路5a内を通つてとなりの流出路5bへ流
れ他方面へ流出する。過流路5内を流通する間
に塵あいは流入路5aの壁面に分離される。
流入路5a内のエアの大部分は、波板材2の
傾斜壁を通つて流出路5bに流れるが、エアの一
部は波板材2の谷部4の底部4bを流通し、空
隙7を通つて流出路5bに至る。
上記において、スペーサ6は、紙材または木綿
糸に接着材を付着したものとして説明してきた
が、粘性の高い接着材もスペーサ6に包含される
ことは明らかである。
〔考案の効果〕
本考案のハニカム型フイルタは、平板材と波
板材とをスペーサを介して積層したものである
から、波板材の波部の頂部と底部とを過面と
して活用させることができ、捕捉効率を向上さ
せ、同時に過面積が増加する結果流速が低下
し、流通抵抗の小さいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のハニカム型フイルタの斜視
図、第2図は第1図の一部拡大図、第3図は第1
図の一部拡大断面図、そして第4図はスペーサの
断面図である。 1……平板材、2……平板材、3……山
部、3a……頂部、4……谷部、4a……底部、
5a……流入路、5b……流出路、6……スペー
サ、7……空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板材と山部および谷部を設けた波板材と
    を積層し一方端の波板材の山部と他方端の波板
    材の谷部とを充填シールしたハニカム型フイル
    タにおいて、平板材と波材材との間に、波板
    材の波列と直交させてスペーサを設け、波材
    材と平板材との間に空隙を形成した構造を特徴
    とするハニカム型エアフイルタ。
JP7202485U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH025851Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7202485U JPH025851Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7202485U JPH025851Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61187216U JPS61187216U (ja) 1986-11-21
JPH025851Y2 true JPH025851Y2 (ja) 1990-02-13

Family

ID=30610051

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JP7202485U Expired JPH025851Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61187216U (ja) 1986-11-21

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