JPH0257951B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0257951B2 JPH0257951B2 JP57097042A JP9704282A JPH0257951B2 JP H0257951 B2 JPH0257951 B2 JP H0257951B2 JP 57097042 A JP57097042 A JP 57097042A JP 9704282 A JP9704282 A JP 9704282A JP H0257951 B2 JPH0257951 B2 JP H0257951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking plate
- plate
- guide plate
- locking
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000027455 binding Effects 0.000 claims description 19
- 238000009739 binding Methods 0.000 claims description 19
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 17
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/005—Ski bindings with means for adjusting the position of a shoe holder or of the complete binding relative to the ski
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスキーバインデイング部材を長手方向
調節するための装置であつて、スキー板に固定さ
れる案内レールを有し、この案内レールは案内レ
ール縦方向に形成された少なくとも一列のおう所
を有し、これらのおう所に1つの係止プレートの
係止部材が選択的に係合することができ、係止プ
レートは1つの横軸線心として旋回可能であつ
て、少なくとも1つの圧縮コイルばねの力を受け
ており、この係止プレートはその後端部範囲に1
つの操作片を有していて、この操作片を介して係
止プレートを前記圧縮コイルばねの力に抗して上
向き旋回させて前記おう所との係合をはずすこと
ができる形式のものに関する。
調節するための装置であつて、スキー板に固定さ
れる案内レールを有し、この案内レールは案内レ
ール縦方向に形成された少なくとも一列のおう所
を有し、これらのおう所に1つの係止プレートの
係止部材が選択的に係合することができ、係止プ
レートは1つの横軸線心として旋回可能であつ
て、少なくとも1つの圧縮コイルばねの力を受け
ており、この係止プレートはその後端部範囲に1
つの操作片を有していて、この操作片を介して係
止プレートを前記圧縮コイルばねの力に抗して上
向き旋回させて前記おう所との係合をはずすこと
ができる形式のものに関する。
このような形式の公知の装置の欠点は、その調
節に常に両手が必要であり、それは多くの場合に
不都合となる点である。
節に常に両手が必要であり、それは多くの場合に
不都合となる点である。
本発明の課題はこのような欠点を取り除き、冒
頭に述べた形式の、スキーバインデイング部材を
長手方向調節するための装置において、スキーバ
インデイング部材が片手でその係合を外され、ス
キー板長手方向で調節され、再び係合されるよう
にすることである。
頭に述べた形式の、スキーバインデイング部材を
長手方向調節するための装置において、スキーバ
インデイング部材が片手でその係合を外され、ス
キー板長手方向で調節され、再び係合されるよう
にすることである。
このような課題を本発明は次のようにして解決
した。すなわち、案内レールに、1つの案内プレ
ートが縦方向押しずらし可能に配置されており、
この案内プレートはスキーバインデイング部材を
保持し、スキー靴から離れた方の端部の範囲内
に、下方に突出した2つの突起部を有しており、
これらの突起部が少なくともその全長の一部にわ
たつて後方に傾斜しており、案内プレートに旋回
可能に支承されて案内プレートに対して相対的に
摺動可能である係止プレートが2つの側方突起を
有しており、これらの側方突起は装置の解除位置
において圧縮コイルばねの作用のもとに案内プレ
ートの前記突起部に当接して摩擦結合によつて係
止プレートをこの解除位置に保持するのである。
した。すなわち、案内レールに、1つの案内プレ
ートが縦方向押しずらし可能に配置されており、
この案内プレートはスキーバインデイング部材を
保持し、スキー靴から離れた方の端部の範囲内
に、下方に突出した2つの突起部を有しており、
これらの突起部が少なくともその全長の一部にわ
たつて後方に傾斜しており、案内プレートに旋回
可能に支承されて案内プレートに対して相対的に
摺動可能である係止プレートが2つの側方突起を
有しており、これらの側方突起は装置の解除位置
において圧縮コイルばねの作用のもとに案内プレ
ートの前記突起部に当接して摩擦結合によつて係
止プレートをこの解除位置に保持するのである。
このような構成によれば、係止プレートの係止
がはずされ次第、この係止プレートは、例えば摩
擦結合によつて案内プレートに保持され、その結
果案内プレートに固定されたスキーバインデイン
グ部材を案内レールに沿つて摺動させることがで
きる。所望の位置が得られた後、係止プレートを
案内レールに対して相対的に再び係止させるには
係止プレートを押し下げるだけで十分である。
がはずされ次第、この係止プレートは、例えば摩
擦結合によつて案内プレートに保持され、その結
果案内プレートに固定されたスキーバインデイン
グ部材を案内レールに沿つて摺動させることがで
きる。所望の位置が得られた後、係止プレートを
案内レールに対して相対的に再び係止させるには
係止プレートを押し下げるだけで十分である。
本発明の有利な実施態様によれば、案内プレー
トに係止プレートを摺動可能に支承するために、
係止プレートが穴を有する上向きの曲げ出し部を
備えており、この穴内に、案内プレートに固着さ
れたロツドが摺動可能に支承されており、またこ
のロツドに沿つて特に複数の圧縮コイルばねが案
内されている。この構造によつて調節行程時に、
係止プレートと案内プレートとの間にある程度の
摺動が可能となり、しかもこの両方のプレートの
分離の危険性が十分に除かれている。
トに係止プレートを摺動可能に支承するために、
係止プレートが穴を有する上向きの曲げ出し部を
備えており、この穴内に、案内プレートに固着さ
れたロツドが摺動可能に支承されており、またこ
のロツドに沿つて特に複数の圧縮コイルばねが案
内されている。この構造によつて調節行程時に、
係止プレートと案内プレートとの間にある程度の
摺動が可能となり、しかもこの両方のプレートの
分離の危険性が十分に除かれている。
本発明の別の実施態様によれば、案内プレート
に係止プレートを旋回可能に支承するために係止
プレートの、係止部材から離れた方の端部に2つ
の別の側方突起が設けられており、この側方突起
が案内プレートの下方に突出した突起部の裏面に
係合していると有利である。この案内プレートと
係止プレートとのヒンジ結合によつて特に簡単な
型式で、一方では調節行程時の係止プレートの上
方旋回運動が、他方では係止プレートを案内プレ
ートに対して相対的に摺動せしめることが可能と
なつている。
に係止プレートを旋回可能に支承するために係止
プレートの、係止部材から離れた方の端部に2つ
の別の側方突起が設けられており、この側方突起
が案内プレートの下方に突出した突起部の裏面に
係合していると有利である。この案内プレートと
係止プレートとのヒンジ結合によつて特に簡単な
型式で、一方では調節行程時の係止プレートの上
方旋回運動が、他方では係止プレートを案内プレ
ートに対して相対的に摺動せしめることが可能と
なつている。
調節行程時に係止プレートの自由端部を鉛直方
向に運動させることは当然ながら種々の形式で行
うことが可能である。例えばこの目的のために、
回転可能な偏心部材を案内プレート内に支承して
おくこともできる。しかし特に簡単で確実な本発
明の実施態様によれば、係止プレートの、部材部
材に隣接した方の端部に、上方に向けられたほぼ
U字形状の湾曲部が設けられており、この湾曲部
は、使用位置で係止部材に当て付けられる工具、
例えばねじ回しの先端を受容するために用いられ
る。係止を解除するためにはねじ回しの先端を湾
曲部と係止部材との間にそう入し、次いでねじ回
しのグリツプを上方に旋回させる。それによつて
係止部材の歯車が案内レールの歯付条片とのかみ
合いから外され、同時に係止プレートの側方突起
が案内プレートの下向きの突起部に当接するに至
る。係止を再び行うには、ねじ回しの端で湾曲部
の上面に押し力を加え、この押し力によつて係止
部材の歯部を案内レールの歯付条片とかみ合わせ
る。
向に運動させることは当然ながら種々の形式で行
うことが可能である。例えばこの目的のために、
回転可能な偏心部材を案内プレート内に支承して
おくこともできる。しかし特に簡単で確実な本発
明の実施態様によれば、係止プレートの、部材部
材に隣接した方の端部に、上方に向けられたほぼ
U字形状の湾曲部が設けられており、この湾曲部
は、使用位置で係止部材に当て付けられる工具、
例えばねじ回しの先端を受容するために用いられ
る。係止を解除するためにはねじ回しの先端を湾
曲部と係止部材との間にそう入し、次いでねじ回
しのグリツプを上方に旋回させる。それによつて
係止部材の歯車が案内レールの歯付条片とのかみ
合いから外され、同時に係止プレートの側方突起
が案内プレートの下向きの突起部に当接するに至
る。係止を再び行うには、ねじ回しの端で湾曲部
の上面に押し力を加え、この押し力によつて係止
部材の歯部を案内レールの歯付条片とかみ合わせ
る。
本発明の別の実施態様によれば、係止プレート
が、上向きに次いで側方へ向けられた曲げ部を有
しており、この曲げ部は指針として形成されて案
内プレート内の切欠きを貫通して案内プレートの
表面に配置された目盛り板と協働するようになつ
ている。この構造によつて使用者は、両方の圧縮
コイルばね又は片方の圧縮コイルばねによつてス
キーブーツに作用される圧力が所望の範囲内にあ
るか又は大き過ぎたり小さ過ぎたりしていないか
どうかをいつでも確かめることができる。
が、上向きに次いで側方へ向けられた曲げ部を有
しており、この曲げ部は指針として形成されて案
内プレート内の切欠きを貫通して案内プレートの
表面に配置された目盛り板と協働するようになつ
ている。この構造によつて使用者は、両方の圧縮
コイルばね又は片方の圧縮コイルばねによつてス
キーブーツに作用される圧力が所望の範囲内にあ
るか又は大き過ぎたり小さ過ぎたりしていないか
どうかをいつでも確かめることができる。
更に本発明によれば、案内プレートが1つの突
出片を有し、スキーブーツが装着された時にこの
突出片によつて、係止プレートの上方旋回が妨が
れるようになつていると有利である。これによれ
ば滑走中に係止が不本意に外れてしまうことは不
可能となる。
出片を有し、スキーブーツが装着された時にこの
突出片によつて、係止プレートの上方旋回が妨が
れるようになつていると有利である。これによれ
ば滑走中に係止が不本意に外れてしまうことは不
可能となる。
発明の実施態様の場合、案内プレートの下向き
の突起部の接触面がその全長の少なくとも一部に
わたつてわずかに後方へ傾斜している。この構成
によれば、一面において係止プレートの所要の上
向き運動が容易になり、他面においては係止過程
が助長される。
の突起部の接触面がその全長の少なくとも一部に
わたつてわずかに後方へ傾斜している。この構成
によれば、一面において係止プレートの所要の上
向き運動が容易になり、他面においては係止過程
が助長される。
本発明の更に別の実施例によれば、上方旋回さ
れた係止プレートの不本意な戻り旋回又は係合を
防ぐために、案内プレートの後方の各突起部の接
触面に突出部又は圧刻部が形成されていると有利
である。この構造の場合は係止プレートの下方旋
回時に、案内プレートの各突起部と係止プレート
の各側方突起との間の摩擦をたんに克服するだけ
の力でなく、係止プレートを圧縮コイルばねのば
ね力に抗して前記の両方の突出部又は圧刻部を越
えて下方へ動かすに足るだけの大きな力を必要と
する。
れた係止プレートの不本意な戻り旋回又は係合を
防ぐために、案内プレートの後方の各突起部の接
触面に突出部又は圧刻部が形成されていると有利
である。この構造の場合は係止プレートの下方旋
回時に、案内プレートの各突起部と係止プレート
の各側方突起との間の摩擦をたんに克服するだけ
の力でなく、係止プレートを圧縮コイルばねのば
ね力に抗して前記の両方の突出部又は圧刻部を越
えて下方へ動かすに足るだけの大きな力を必要と
する。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
本発明による、スキーバインデイング部材を長
手方向調節するための装置はスキー板に固定され
る案内レール2を有し、この案内レール2は側方
に2つの案内条片2aと中央範囲に1つの長手方
向スリツト2bとを有し、また長手方向スリツト
2cの各縁部は歯付条片2cを有している。
手方向調節するための装置はスキー板に固定され
る案内レール2を有し、この案内レール2は側方
に2つの案内条片2aと中央範囲に1つの長手方
向スリツト2bとを有し、また長手方向スリツト
2cの各縁部は歯付条片2cを有している。
前記の側方の案内条片2a上に摺動可能に案内
された案内プレート3は、その内方へ突出したフ
ランジ3aを以つて案内条片2aの周囲に係合し
ている。案内プレート3の中央範囲には下方へ湾
曲されたウエブ4が配置されており、このウエブ
4はスキー板横方向に延びるヨーク5の突出片5
aの受容のために働いている。このヨーク5はス
キー長手方向に延びる2本のロツド6を保持して
おり、このロツド6に沿つて圧縮コイルばね7が
案内されている。この圧縮コイルばね7は、スキ
ーバインデイング部材をスキーブーツに押しつけ
るために働いている。
された案内プレート3は、その内方へ突出したフ
ランジ3aを以つて案内条片2aの周囲に係合し
ている。案内プレート3の中央範囲には下方へ湾
曲されたウエブ4が配置されており、このウエブ
4はスキー板横方向に延びるヨーク5の突出片5
aの受容のために働いている。このヨーク5はス
キー長手方向に延びる2本のロツド6を保持して
おり、このロツド6に沿つて圧縮コイルばね7が
案内されている。この圧縮コイルばね7は、スキ
ーバインデイング部材をスキーブーツに押しつけ
るために働いている。
更に案内プレート3は、スキーバインデイング
部材を該案内プレートに固定するための図示され
ていないリベツト又は類似のものを受容するため
の複数の孔3′と、1つの突出片19′とを有して
いる。案内レール2の案内条片2aに隣接した範
囲内で案内プレート3は、その長手方向長さの中
央と歯付条片2cに隣接した端部に、それぞれ2
つの下方へ突出した突起部8及び9を有してい
る。この場合突起部9の接触面は該突起部の長さ
の少なくとも一部にわたつてわずかに後方に傾斜
している。しかしこの突起部9のそれぞれに突出
部分を設けるかまたは圧刻部を形成してもよい。
部材を該案内プレートに固定するための図示され
ていないリベツト又は類似のものを受容するため
の複数の孔3′と、1つの突出片19′とを有して
いる。案内レール2の案内条片2aに隣接した範
囲内で案内プレート3は、その長手方向長さの中
央と歯付条片2cに隣接した端部に、それぞれ2
つの下方へ突出した突起部8及び9を有してい
る。この場合突起部9の接触面は該突起部の長さ
の少なくとも一部にわたつてわずかに後方に傾斜
している。しかしこの突起部9のそれぞれに突出
部分を設けるかまたは圧刻部を形成してもよい。
案内レール2と案内プレート3との間にはほぼ
方形の係止プレート10が配置されている。この
係止プレート10は側方突起11と12の対を2
組保持しており、その内の側方突起11の方は案
内プレート3の突起部8の背後に係合するように
設定されている。このようにして案内プレート3
と係止プレート10との間にヒンジ結合が形成さ
れている。更にこの係止プレート10は上向きの
曲げ出し部13を有し、この曲げ出し部13は圧
縮コイルばね7を支持するために働き、また該曲
げ出し部13に形成されている2つの穴14内に
は、案内プレート3内に固着されたヨーク5の各
ロツド6が摺動可能に案内されている。係止プレ
ート10の両方の側方突起12の間の範囲内に係
止部材15が設けられており、この係止部材15
の歯部は案内レール2の歯付条片2cへかみ合う
ように設定されている。係止プレート10の、係
止部材15に隣接した方の端部に、上方に向けら
れたほぼU字形の湾曲部16が設けられており、
この湾曲部16内に図示されていないねじ回しの
先端が差し込まれて係止部材15に当て付けられ
る。更に係止プレート10には2つの指針17が
設けられており、この指針17は案内プレート3
内の切欠き18を貫通し、案内プレートの上面に
配置された目盛り板19と協働し、これによつて
スキーバインデイング部材によつて位置固定され
たスキーブーツへ及ぼす両方の圧縮コイルばね7
の圧力を測定することができる。
方形の係止プレート10が配置されている。この
係止プレート10は側方突起11と12の対を2
組保持しており、その内の側方突起11の方は案
内プレート3の突起部8の背後に係合するように
設定されている。このようにして案内プレート3
と係止プレート10との間にヒンジ結合が形成さ
れている。更にこの係止プレート10は上向きの
曲げ出し部13を有し、この曲げ出し部13は圧
縮コイルばね7を支持するために働き、また該曲
げ出し部13に形成されている2つの穴14内に
は、案内プレート3内に固着されたヨーク5の各
ロツド6が摺動可能に案内されている。係止プレ
ート10の両方の側方突起12の間の範囲内に係
止部材15が設けられており、この係止部材15
の歯部は案内レール2の歯付条片2cへかみ合う
ように設定されている。係止プレート10の、係
止部材15に隣接した方の端部に、上方に向けら
れたほぼU字形の湾曲部16が設けられており、
この湾曲部16内に図示されていないねじ回しの
先端が差し込まれて係止部材15に当て付けられ
る。更に係止プレート10には2つの指針17が
設けられており、この指針17は案内プレート3
内の切欠き18を貫通し、案内プレートの上面に
配置された目盛り板19と協働し、これによつて
スキーバインデイング部材によつて位置固定され
たスキーブーツへ及ぼす両方の圧縮コイルばね7
の圧力を測定することができる。
次に本発明による、スキーバインデイング部材
を長手方向調節するための装置の作用形式を述べ
る。
を長手方向調節するための装置の作用形式を述べ
る。
本装置が係止されている状態では係止プレート
10の係止部材15がその歯部を以つて案内レー
ル2の歯付条片2cにかみ合つている。スキーブ
ーツがスキーバインデイング内に装着されると、
そのスキーバインデイング部材が固定されている
案内プレート3が両方の圧縮コイルばね7の圧力
に抗して押し戻される。この際に、案内プレート
3に固定保持されたヨーク5の両方のロツド6が
係止プレート10の曲げ出し部13の穴14内で
滑動する。両方の指針17が目盛板19上で、両
方の圧縮コイルばね7のスキーブーツに作用する
圧力の大きさを示す。係止プレート10は案内プ
レート3の案出片19′によつて、上に旋回して
しまわないように確保されている。
10の係止部材15がその歯部を以つて案内レー
ル2の歯付条片2cにかみ合つている。スキーブ
ーツがスキーバインデイング内に装着されると、
そのスキーバインデイング部材が固定されている
案内プレート3が両方の圧縮コイルばね7の圧力
に抗して押し戻される。この際に、案内プレート
3に固定保持されたヨーク5の両方のロツド6が
係止プレート10の曲げ出し部13の穴14内で
滑動する。両方の指針17が目盛板19上で、両
方の圧縮コイルばね7のスキーブーツに作用する
圧力の大きさを示す。係止プレート10は案内プ
レート3の案出片19′によつて、上に旋回して
しまわないように確保されている。
スキーバインデイング部材がスキーブーツに作
用する圧着力が過大か又は過少であるような場
合、そのスキーバインデイング部材をスキー板長
手方向で移動調節することが必要である。この目
的のために、係止プレート10の湾曲部16と係
止部材15との間のすき間にねじ回し先端が差し
込まれる。このねじ回しが第1図上で逆時計回り
に、要するに上向きに回されることによつて係止
プレート10の係止部材15が案内レール2の歯
付条片2cとの係合をはずされる。この際に両方
の圧縮コイルばね7のプレロードによつて係止プ
レート10の両方の側方突起12が案内プレート
3の突起部9と摩擦結合するに至り、係止プレー
ト10が案内プレート3に固定保持される。この
場合、突起部9の接触面に突出部分又は圧刻部を
形成しておいて、係止プレート10の上向き旋回
時に係止プレート10の側方突起12が突出部分
又は圧刻部を越えて動くことによつて、係止プレ
ート10の不本意な戻り旋回、ひいては係止部材
15と歯付条片2cとの不都合な係合を防ぐよう
にすることも可能である。こうして、案内プレー
ト3と係止プレート10とから成るユニツトを任
意に片手で案内レール2に沿つて調節することが
できる。
用する圧着力が過大か又は過少であるような場
合、そのスキーバインデイング部材をスキー板長
手方向で移動調節することが必要である。この目
的のために、係止プレート10の湾曲部16と係
止部材15との間のすき間にねじ回し先端が差し
込まれる。このねじ回しが第1図上で逆時計回り
に、要するに上向きに回されることによつて係止
プレート10の係止部材15が案内レール2の歯
付条片2cとの係合をはずされる。この際に両方
の圧縮コイルばね7のプレロードによつて係止プ
レート10の両方の側方突起12が案内プレート
3の突起部9と摩擦結合するに至り、係止プレー
ト10が案内プレート3に固定保持される。この
場合、突起部9の接触面に突出部分又は圧刻部を
形成しておいて、係止プレート10の上向き旋回
時に係止プレート10の側方突起12が突出部分
又は圧刻部を越えて動くことによつて、係止プレ
ート10の不本意な戻り旋回、ひいては係止部材
15と歯付条片2cとの不都合な係合を防ぐよう
にすることも可能である。こうして、案内プレー
ト3と係止プレート10とから成るユニツトを任
意に片手で案内レール2に沿つて調節することが
できる。
スキーバインデイング部材又は、案内プレート
3と係止プレート10とから成るユニツトに所望
の位置が与えられた後は、例えばねじ回しの先端
を以つて係止プレート10の湾曲部16を押し下
げるだけで、係止部材15を再び案内レール2の
両方の歯付条片2cにかみ合わせて案内プレート
の係止を生ずることができる。要するに、案内プ
レート3の解離及び係合のために片手だけで十分
となる。
3と係止プレート10とから成るユニツトに所望
の位置が与えられた後は、例えばねじ回しの先端
を以つて係止プレート10の湾曲部16を押し下
げるだけで、係止部材15を再び案内レール2の
両方の歯付条片2cにかみ合わせて案内プレート
の係止を生ずることができる。要するに、案内プ
レート3の解離及び係合のために片手だけで十分
となる。
当然ながら本発明は図示の実施例に固定される
ものではない。むしろ本発明の範囲内で多くの変
化形が可能である。例えば図示の例ではダイカス
ト部材である案内プレートを薄板片から形成し、
その中に場合によつてはプラスチツク製のガイド
をそう入することも可能である。
ものではない。むしろ本発明の範囲内で多くの変
化形が可能である。例えば図示の例ではダイカス
ト部材である案内プレートを薄板片から形成し、
その中に場合によつてはプラスチツク製のガイド
をそう入することも可能である。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は本発明によるスキーバインデイング部材の
長手方向調節装置を係止位置において第3図の
−線に沿つて示した断面図、第2図は同じ装置
を解除位置において第1図と同じ断面で示した
図、第3図は本発明による装置を案内プレートを
部分的に除去した形で示した平面図、第4図は第
1図の−線に沿つた断面図、第5図は本装置
の係止プレートを示す斜視図である。 1…装置、2…案内レール、2a…案内条片、
2b…長手方向スリツト、2c…歯付条片、3…
案内プレート、3a…フランジ、3′…孔、4…
ウエブ、5…ヨーク、5a,11,12…側方突
起、19′…突出片、6…ロツド、7…圧縮コイ
ルばね、8,9…突起部、10…係止プレート、
13…曲げ出し部、14…穴、15…係止部材、
16…湾曲部、17…指針、18…切欠き、19
…目盛り板。
1図は本発明によるスキーバインデイング部材の
長手方向調節装置を係止位置において第3図の
−線に沿つて示した断面図、第2図は同じ装置
を解除位置において第1図と同じ断面で示した
図、第3図は本発明による装置を案内プレートを
部分的に除去した形で示した平面図、第4図は第
1図の−線に沿つた断面図、第5図は本装置
の係止プレートを示す斜視図である。 1…装置、2…案内レール、2a…案内条片、
2b…長手方向スリツト、2c…歯付条片、3…
案内プレート、3a…フランジ、3′…孔、4…
ウエブ、5…ヨーク、5a,11,12…側方突
起、19′…突出片、6…ロツド、7…圧縮コイ
ルばね、8,9…突起部、10…係止プレート、
13…曲げ出し部、14…穴、15…係止部材、
16…湾曲部、17…指針、18…切欠き、19
…目盛り板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スキーバインデイング部材を長手方向調節す
るための装置であつて、スキー板に固定される案
内レールを有し、この案内レールは案内レール縦
方向に形成された少なくとも一列のおう所を有
し、これらのおう所に1つの係止プレートの係止
部材が選択的に係合することができ、係止プレー
トは1つの横軸線を中心として旋回可能であつ
て、少なくとも1つの圧縮コイルばねの力を受け
ており、この係止プレートはその後端部範囲に1
つの操作片を有していて、この操作片を介して係
止プレートを前記圧縮コイルばねの力に抗して上
向き旋回させて前記おう所との係合をはずすこと
ができる形式のものにおいて、案内レール2に1
つの案内プレート3が縦方向押しずらし可能に配
置されており、この案内プレート3はスキーバイ
ンデイング部材を保持し、スキー靴から離れた方
の端部の範囲内に、下方に突出した2つの突起部
9を有しており、この突起部9が少なくともその
全長の一部にわたつて後方に傾斜しており、案内
プレート3に旋回可能に支承されて案内プレート
3に対して相対的に摺動可能である前記係止プレ
ート10が2つの側方突起12を有しており、こ
れらの側方突起12は装置1の解除位置において
圧縮コイルばね7の作用のもとに案内プレート3
の突起部9に当接して摩擦結合によつて係止プレ
ート10をこの解除位置に保持することを特徴と
する、スキーバインデイング部材を長手方向調節
するための装置。 2 案内プレート3に係止プレート10を摺動可
能に支承するために、係止プレート10が穴14
を有する上向きの曲げ出し部13を備えており、
この穴14内に、案内プレート3に固着されたロ
ツド6が摺動可能に支承されており、このロツド
6に沿つて圧縮コイルばね7が案内されている、
特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 案内プレート3に係止プレート10を旋回可
能に支承するために、係止プレート10の、係止
部材15から離れた方の端部に2つの別の側方の
突起11が設けられており、この側方突起11が
案内プレートの、下方に突出した突起部8の背後
に係合している、特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の装置。 4 係止プレート10が、上向きに次いで側方へ
向けられた曲げ部を有しており、この曲げ部は指
針17として形成されて案内プレート3内の切欠
き18を貫通して案内プレート3の表面に配置さ
れた目盛り板19と協働している、特許請求の範
囲第1項から第3項までのいずれか1項記載の装
置。 5 案内プレート3が1つの突出片19′を有し、
スキーブーツが装着された時にこの突出片19′
によつて、係止プレート10の上方旋回が妨がら
れるようになつている、特許請求の範囲第1項か
ら第4項までのいずれか1項記載の装置。 6 案内プレート3の下向きの突起部9の接触面
がその全長の少なくとも一部にわたつてわずかに
後方へ傾斜している、特許請求の範囲第1項から
第5項までのいずれか1項記載の装置。 7 上方旋回された係止プレートの不本意な戻り
旋回又は係合を防ぐために、案内プレートの後方
の各突起部の接触面に突出部又は圧刻部が形成さ
れている、特許請求の範囲第1項から第5項まで
のいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0262181A AT371348B (de) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | Vorrichtung zur laengsverstellung von skibindungs- teilen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57211372A JPS57211372A (en) | 1982-12-25 |
JPH0257951B2 true JPH0257951B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=3537532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57097042A Granted JPS57211372A (en) | 1981-06-12 | 1982-06-08 | Apparatus for adjusting ski binding member toward londituginal direction |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4589674A (ja) |
JP (1) | JPS57211372A (ja) |
AT (1) | AT371348B (ja) |
CA (1) | CA1223904A (ja) |
CH (1) | CH656544A5 (ja) |
DE (1) | DE3217051C2 (ja) |
FR (1) | FR2507487A1 (ja) |
IT (2) | IT1151447B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0098515B1 (de) * | 1982-07-05 | 1985-09-18 | Tmc Corporation | Vorrichtung zur Längsverstellung von Skibindungsteilen |
AT377701B (de) * | 1983-03-04 | 1985-04-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Vorrichtung zur laengsverstellung |
AT383039B (de) * | 1984-07-12 | 1987-05-11 | Amf Sport Freizeitgeraete | Vorrichtung zur laengsverstellung von skibindungs- teilen |
AT381456B (de) * | 1985-02-01 | 1986-10-27 | Tyrolia Freizeitgeraete | Fersenhalter, insbesondere fuer leihski |
AT390565B (de) * | 1988-06-09 | 1990-05-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibindung |
FR2638654B1 (fr) * | 1988-11-08 | 1991-02-08 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
JPH0537986Y2 (ja) * | 1989-10-18 | 1993-09-27 | ||
AT395538B (de) * | 1990-10-12 | 1993-01-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Vorrichtung zur laengsverstellung von fersenhaltern |
FR2672506B1 (fr) * | 1991-02-08 | 1993-04-30 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski. |
FR2737667B1 (fr) * | 1995-08-09 | 1997-10-17 | Look Fixations Sa | Partie de fixation pour ski, talonniere ou butee |
FR2769237B1 (fr) * | 1997-10-06 | 1999-12-10 | Rossignol Sa | Dispositif de retenue d'une chaussure sur une planche de glisse, en particulier un ski |
FR2833851B1 (fr) * | 2001-12-20 | 2004-02-27 | Look Fixations Sa | Dispositif de reglage de la position d'une fixation de chaussure sur une planche de glisse |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3015478A1 (de) * | 1979-04-26 | 1980-11-06 | Salomon & Fils F | Sicherheitsbindung fuer ski |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2802248A (en) * | 1953-07-24 | 1957-08-13 | James H Wallace | Tightening and holding device |
US3125349A (en) * | 1960-10-20 | 1964-03-17 | Schweizer | |
AT276180B (de) * | 1965-12-20 | 1969-11-10 | Smolka & Co Wiener Metall | Skibindungselement |
FR1542709A (fr) * | 1967-09-05 | 1968-10-18 | Perfectionnement aux fixations pour skis | |
CH480848A (de) * | 1967-10-03 | 1969-11-15 | Suhner Willy | Skibindungs-Grundplatte |
CH556674A (de) * | 1971-10-26 | 1974-12-13 | Wyss Samuel | Skibindung. |
AT320494B (de) * | 1973-05-25 | 1975-02-10 | Smolka & Co Wiener Metall | Skibindungselement |
AT338674B (de) * | 1974-07-16 | 1977-09-12 | Smolka & Co Wiener Metall | Skibindungselement |
AT330633B (de) * | 1974-09-13 | 1976-07-12 | Smolka & Co Wiener Metall | Verstelleinrichtung fur skibindungen |
AT331698B (de) * | 1974-09-20 | 1976-08-25 | Smolka & Co Wiener Metall | Einrichtung fur skibindungen |
FR2368974A1 (fr) * | 1976-11-02 | 1978-05-26 | Beyl Jean Joseph Alfred | Dispositif de fixation de ski |
FR2451756A1 (fr) * | 1979-03-19 | 1980-10-17 | Salomon & Fils F | Fixation de securite pour ski |
-
1981
- 1981-06-12 AT AT0262181A patent/AT371348B/de not_active IP Right Cessation
-
1982
- 1982-03-22 CH CH1730/82A patent/CH656544A5/de not_active IP Right Cessation
- 1982-05-06 DE DE3217051A patent/DE3217051C2/de not_active Expired
- 1982-05-28 FR FR8209420A patent/FR2507487A1/fr not_active Withdrawn
- 1982-06-02 CA CA000404313A patent/CA1223904A/en not_active Expired
- 1982-06-03 IT IT8221682A patent/IT1151447B/it active
- 1982-06-03 IT IT8222067U patent/IT8222067V0/it unknown
- 1982-06-08 JP JP57097042A patent/JPS57211372A/ja active Granted
-
1985
- 1985-06-25 US US06/748,386 patent/US4589674A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3015478A1 (de) * | 1979-04-26 | 1980-11-06 | Salomon & Fils F | Sicherheitsbindung fuer ski |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3217051A1 (de) | 1983-01-05 |
AT371348B (de) | 1983-06-27 |
ATA262181A (de) | 1982-11-15 |
IT8222067V0 (it) | 1982-06-03 |
IT8221682A0 (it) | 1982-06-03 |
DE3217051C2 (de) | 1984-12-13 |
CA1223904A (en) | 1987-07-07 |
US4589674A (en) | 1986-05-20 |
FR2507487A1 (fr) | 1982-12-17 |
CH656544A5 (de) | 1986-07-15 |
JPS57211372A (en) | 1982-12-25 |
IT1151447B (it) | 1986-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0257951B2 (ja) | ||
US4430771A (en) | Hinge bracket-mounting plate assembly | |
US4499676A (en) | Ski boot | |
JP3546228B2 (ja) | 引き出し等のためのロック装置 | |
EP0217073B1 (de) | Langlaufskibindung | |
US4157193A (en) | Ski binding device | |
DE4127906A1 (de) | Buegelvorrichtung mit arretiermechanismus fuer ein tongeraet | |
US4546521A (en) | Fastener for sports shoes | |
US3937480A (en) | Safety ski binding | |
JPH0123148B2 (ja) | ||
JPS6243682B2 (ja) | ||
CA1043375A (en) | Tension adjustment device for safety ski binding | |
EP0707505B1 (de) | Vorrichtung zur längsverstellung | |
US4620719A (en) | Apparatus for adjusting the longitudinal position of a binding part on a ski | |
US2073958A (en) | Stapling machine | |
US4923207A (en) | Middle binding particularly for ski shoes | |
JPH02200283A (ja) | アルペンスキー用の踵締め具 | |
US4989441A (en) | Tube-bending device | |
US4279048A (en) | Heel assembly for water ski binder | |
JPS6220836B2 (ja) | ||
US5318321A (en) | Interface piece for the slide-rail belonging to a binding, in particular an alpine binding | |
JPH06511416A (ja) | ヒール部を有するスキービンディング | |
JPH04505874A (ja) | スキーバインディング部材、特にトーピース | |
US4438947A (en) | Toe binding for skis | |
EP1743541A1 (en) | Skate with adjustable shoe |