JPH0123148B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123148B2 JPH0123148B2 JP55056093A JP5609380A JPH0123148B2 JP H0123148 B2 JPH0123148 B2 JP H0123148B2 JP 55056093 A JP55056093 A JP 55056093A JP 5609380 A JP5609380 A JP 5609380A JP H0123148 B2 JPH0123148 B2 JP H0123148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- lock
- ski
- binding
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000027455 binding Effects 0.000 claims description 46
- 238000009739 binding Methods 0.000 claims description 46
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/005—Ski bindings with means for adjusting the position of a shoe holder or of the complete binding relative to the ski
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスキー用安全締具(ビンデイング)に
関し、更に詳しく述べると、長手方向に摺動する
ように構成され、かつ、スキー靴を長手方向に弾
性的に保持するためばねで付勢される締具に関す
るものである。本発明は、スキー上に固定しよう
とする靴の長さにこの締具を適合させる目的でス
キー上の長手方向位置を調節できる安全締具に用
いると有利である。
関し、更に詳しく述べると、長手方向に摺動する
ように構成され、かつ、スキー靴を長手方向に弾
性的に保持するためばねで付勢される締具に関す
るものである。本発明は、スキー上に固定しよう
とする靴の長さにこの締具を適合させる目的でス
キー上の長手方向位置を調節できる安全締具に用
いると有利である。
前方ストツパ或は踵当て又はその両方を同時に
用いてスキー上の長手方向位置を調節可能にした
数多くの装置が既に知られている。しかしなが
ら、或る長さのスキー靴に前方ストツパと踵当て
の組立体を適合させる為に、該前方ストツパに対
して最も頻繁に移動するのは、靴の踵を後側で保
持する踵当てである。
用いてスキー上の長手方向位置を調節可能にした
数多くの装置が既に知られている。しかしなが
ら、或る長さのスキー靴に前方ストツパと踵当て
の組立体を適合させる為に、該前方ストツパに対
して最も頻繁に移動するのは、靴の踵を後側で保
持する踵当てである。
一般に、これら既知の装置はスキート一体の少
くとも1の対応する可動ラツクを含み、その歯は
締具のラツク部分と噛み合う。該可動ラツクはば
ねによつて付勢されるロツクと一体になつてい
る。長手方向の調節は可動ラツクを解錠し、次い
で締具を別の適正な位置にずらし、次いで所定位
置で再び施錠することにより行う。別の装置はス
キーに対して固定されたラツクと、ばねによつて
付勢されると共に締具の長手方向の移動に際して
一体となる対応する可動ラツクとを備えている。
これら2種の実施態様において、締具本体は滑り
溝内を滑動するように配置されている。一般に、
締具本体と滑り溝との間にある靴の非保持位置で
すき間(遊び)がないようにするためには、締具
本体とすべり溝の両部材を遊びの無いように嵌め
合わす。しかしながら、これには欠点が無い訳で
はない。事実、靴を履く時、本体の滑り部分と滑
り溝との間に遊びを設けてそれが押圧ばねの作用
に抗して締具から後退し易いようにしなければな
らない。このことはまたスキーが撓む場合にも言
えることである。事実、特に凹凸面を通過する際
に生ずるスキーの撓みは押圧ばねの作用に抗して
踵当ての後退を伴なう。従つて、この後退が問題
なく行なわれるようにするためには、滑り部分が
滑り溝内に挟まれて動かなくなることのないよう
にしなければならない。踵当てが後退しないと、
それは安全の点で好ましくない。
くとも1の対応する可動ラツクを含み、その歯は
締具のラツク部分と噛み合う。該可動ラツクはば
ねによつて付勢されるロツクと一体になつてい
る。長手方向の調節は可動ラツクを解錠し、次い
で締具を別の適正な位置にずらし、次いで所定位
置で再び施錠することにより行う。別の装置はス
キーに対して固定されたラツクと、ばねによつて
付勢されると共に締具の長手方向の移動に際して
一体となる対応する可動ラツクとを備えている。
これら2種の実施態様において、締具本体は滑り
溝内を滑動するように配置されている。一般に、
締具本体と滑り溝との間にある靴の非保持位置で
すき間(遊び)がないようにするためには、締具
本体とすべり溝の両部材を遊びの無いように嵌め
合わす。しかしながら、これには欠点が無い訳で
はない。事実、靴を履く時、本体の滑り部分と滑
り溝との間に遊びを設けてそれが押圧ばねの作用
に抗して締具から後退し易いようにしなければな
らない。このことはまたスキーが撓む場合にも言
えることである。事実、特に凹凸面を通過する際
に生ずるスキーの撓みは押圧ばねの作用に抗して
踵当ての後退を伴なう。従つて、この後退が問題
なく行なわれるようにするためには、滑り部分が
滑り溝内に挟まれて動かなくなることのないよう
にしなければならない。踵当てが後退しないと、
それは安全の点で好ましくない。
本発明は、滑り部分とそれに対応する滑り溝と
の間に必要に応じて遊びを設けて締具を構成でき
る特に構造簡単な調整装置を用いてこれらの欠点
を解決することを提案する。
の間に必要に応じて遊びを設けて締具を構成でき
る特に構造簡単な調整装置を用いてこれらの欠点
を解決することを提案する。
この目的のために、本発明に基く締具は、弾性
装置の作用に抗して滑り溝に沿つて長手方向に移
動可能な本体、ならびに、該本体と該滑り溝との
間の遊びを取り除くための手段を含み、前記手段
は又前記弾性装置の作用に抗して前記可動本体が
長手方向に移動する場合、前記遊びを大きくでき
ることを特徴とする。
装置の作用に抗して滑り溝に沿つて長手方向に移
動可能な本体、ならびに、該本体と該滑り溝との
間の遊びを取り除くための手段を含み、前記手段
は又前記弾性装置の作用に抗して前記可動本体が
長手方向に移動する場合、前記遊びを大きくでき
ることを特徴とする。
本発明の1つの特徴によれば、遊び除去手段は
「ロツク」と呼ばれるスキーに結合した部材と締
具本体の一部との協働により構成される。前記協
働関係は締具を弾性装置の作用に抗して長手方向
に移動する場合に解除される。
「ロツク」と呼ばれるスキーに結合した部材と締
具本体の一部との協働により構成される。前記協
働関係は締具を弾性装置の作用に抗して長手方向
に移動する場合に解除される。
本発明の別の特徴によれば、該協働関係は、本
体に対するロツクの作用がスキーの長手方向軸に
垂直な少くとも1の分力を含む応力となるような
ものであり、また、前記協働関係は傾斜装置によ
り行われる。
体に対するロツクの作用がスキーの長手方向軸に
垂直な少くとも1の分力を含む応力となるような
ものであり、また、前記協働関係は傾斜装置によ
り行われる。
本発明の付随的な特徴によれば、スキーに結合
されたロツクはスキーにしつかりと固定されてい
るか或は一時的に施錠される。後者の場合、該ロ
ツクは締具本体内で可動に配設され、且つスキー
の上面の定められた位置に保持手段と協働するた
め弾性装置によつて付勢される。このような配置
構成により、スキー上で締具の長手方向位置を変
えるためにロツクを外すことができる。
されたロツクはスキーにしつかりと固定されてい
るか或は一時的に施錠される。後者の場合、該ロ
ツクは締具本体内で可動に配設され、且つスキー
の上面の定められた位置に保持手段と協働するた
め弾性装置によつて付勢される。このような配置
構成により、スキー上で締具の長手方向位置を変
えるためにロツクを外すことができる。
本発明の別の付随的な特徴によれば、ロツクを
付勢する弾性装置は靴の長手方向保持を確保する
締具を長手方向に移動させるためのものである。
付勢する弾性装置は靴の長手方向保持を確保する
締具を長手方向に移動させるためのものである。
別の特徴によれば、該ロツクは締具本体と直接
または間接に協働する。後者の場合、可動ロツク
はケーシング内に配設され、このケーシングの一
部がロツクと本体との間に挟まつて遊びを確実に
取除く。この配置構成は、締具が長手方向位置を
変える時、ロツクを外すことにより遊びも大きく
なり、調節のための滑動が更に容易となるので、
特に有利である。
または間接に協働する。後者の場合、可動ロツク
はケーシング内に配設され、このケーシングの一
部がロツクと本体との間に挟まつて遊びを確実に
取除く。この配置構成は、締具が長手方向位置を
変える時、ロツクを外すことにより遊びも大きく
なり、調節のための滑動が更に容易となるので、
特に有利である。
以下に添付の図面を参照して本発明の各種実施
態様を説明するが、これにのみ限定されるもので
はない。
態様を説明するが、これにのみ限定されるもので
はない。
第1図乃至第8図は本発明の第一実施例を示
す。ここでは、締具(ビンデイング)1がスキー
2に取付けられている。このようにする為には、
締具本体3は、長手方向に延びるとともに、例え
ばねじ27によりスキーに固定された前部板5と
側部フランジ26とによりスキーに固定された滑
り溝4内を滑動するように配置される。締具1は
スキー上で長手方向位置が調節可能であり、か
つ、締具本体3内に、施錠位置へ向けてばね装置
7により弾性的に付勢される可動ロツク6で構成
される施錠装置を含み、この施錠位置で、該施錠
装置は滑り溝に有利に配置された位置保持手段と
協働する。この目的で、滑り溝の中央部9は順次
互いに長手方向に沿つて配設された一連の凹み又
は孔8を含む。更に、可動ロツク6はその下面に
突起部10を担持する小板より構成される。前記
ロツク6は、とりわけ、前後に伸びる操作部材1
1と垂直に折曲げられた脚部13に設けられたば
ね用支承面12を含む。施錠位置に於いて、ロツ
ク6の突起部10は滑り溝4の凹み8と協働す
る。従つて、ロツク6に付勢力を与えるばね7は
脚部13の面12に支承されると同時に本体3の
面14にも支承される。ばね7はスキーの長手方
向に沿つて配設され、長手方向押圧ばねとして作
用する。
す。ここでは、締具(ビンデイング)1がスキー
2に取付けられている。このようにする為には、
締具本体3は、長手方向に延びるとともに、例え
ばねじ27によりスキーに固定された前部板5と
側部フランジ26とによりスキーに固定された滑
り溝4内を滑動するように配置される。締具1は
スキー上で長手方向位置が調節可能であり、か
つ、締具本体3内に、施錠位置へ向けてばね装置
7により弾性的に付勢される可動ロツク6で構成
される施錠装置を含み、この施錠位置で、該施錠
装置は滑り溝に有利に配置された位置保持手段と
協働する。この目的で、滑り溝の中央部9は順次
互いに長手方向に沿つて配設された一連の凹み又
は孔8を含む。更に、可動ロツク6はその下面に
突起部10を担持する小板より構成される。前記
ロツク6は、とりわけ、前後に伸びる操作部材1
1と垂直に折曲げられた脚部13に設けられたば
ね用支承面12を含む。施錠位置に於いて、ロツ
ク6の突起部10は滑り溝4の凹み8と協働す
る。従つて、ロツク6に付勢力を与えるばね7は
脚部13の面12に支承されると同時に本体3の
面14にも支承される。ばね7はスキーの長手方
向に沿つて配設され、長手方向押圧ばねとして作
用する。
該施錠装置は本体3の下部に設けられた凹所1
5内に収容される(第3図、第4図及び第6図参
照)。この凹所15は3区域を含む。第一の区域
18は可動ロツクの後部を収容するためのもの、
第二の区域17はロツクの脚部13に対して本体
3を長手方向に移動させるためのもの、また、第
三の区域16はばね7を収容するためのものであ
る。該可動ロツク6は長手方向に側面折返し部1
9を有する。これら2の折返し部は各々、静止時
に(第1図)、凹所15の第二の区域17内で側
方に対称的に形成された傾斜部21と協働する前
部上方に向けて斜行する傾斜部20を含む。これ
らの傾斜部はスキーの面と角度αを成して下方へ
向けて斜行している。本体3は滑り溝4内を滑動
するように保持されている。この目的のために、
本体3はその下面30と滑り溝部分90との間に
垂直方向の遊間(第7図)を設けるとともに、該
滑り溝の2の折返し部23により保持される2の
側方滑動突起部22を含む。
5内に収容される(第3図、第4図及び第6図参
照)。この凹所15は3区域を含む。第一の区域
18は可動ロツクの後部を収容するためのもの、
第二の区域17はロツクの脚部13に対して本体
3を長手方向に移動させるためのもの、また、第
三の区域16はばね7を収容するためのものであ
る。該可動ロツク6は長手方向に側面折返し部1
9を有する。これら2の折返し部は各々、静止時
に(第1図)、凹所15の第二の区域17内で側
方に対称的に形成された傾斜部21と協働する前
部上方に向けて斜行する傾斜部20を含む。これ
らの傾斜部はスキーの面と角度αを成して下方へ
向けて斜行している。本体3は滑り溝4内を滑動
するように保持されている。この目的のために、
本体3はその下面30と滑り溝部分90との間に
垂直方向の遊間(第7図)を設けるとともに、該
滑り溝の2の折返し部23により保持される2の
側方滑動突起部22を含む。
第1図は締具の非作動位置すなわち靴を装着し
ない場合を示す。この位置では、締具1は、滑り
溝内でスキーに対して位置決めされ、且つ、施錠
されたロツク6に支承されるばね7の応力F4に
よつて矢印F方向に前方へ押圧される。F方向へ
の前方移動は凹所15の傾斜部21が可動ロツク
6の傾斜部20と接触する迄行なわれる。この接
触はばね7の弾性作用により行なわれる。第8図
はこの接触がどのようにして行なわれるかを示す
拡大部分図である。締具本体3に対するロツク6
の作用は本体3の傾斜部21に対してロツク6の
傾斜部20が作用することによつて行なわれる。
傾斜部20の本体に対する作用は斜めに加わり、
且つ、2の分力(すなわち、水平分力F3と垂直
分力F2)を有する力F1である。水平分力F3は、
本体3の面14に対するばね7の作用である力
F4/2(第1図)と同等の大きさで、かつ、反対方 向である。
ない場合を示す。この位置では、締具1は、滑り
溝内でスキーに対して位置決めされ、且つ、施錠
されたロツク6に支承されるばね7の応力F4に
よつて矢印F方向に前方へ押圧される。F方向へ
の前方移動は凹所15の傾斜部21が可動ロツク
6の傾斜部20と接触する迄行なわれる。この接
触はばね7の弾性作用により行なわれる。第8図
はこの接触がどのようにして行なわれるかを示す
拡大部分図である。締具本体3に対するロツク6
の作用は本体3の傾斜部21に対してロツク6の
傾斜部20が作用することによつて行なわれる。
傾斜部20の本体に対する作用は斜めに加わり、
且つ、2の分力(すなわち、水平分力F3と垂直
分力F2)を有する力F1である。水平分力F3は、
本体3の面14に対するばね7の作用である力
F4/2(第1図)と同等の大きさで、かつ、反対方 向である。
従つて、上方へ向う垂直分力F2は本体3を上
方へ向わせる。側方接触個所は2個所あるので、
本体は力F2×2により上方へ持ち上げられ、第
7図に示すように滑り溝内で上方に向つてくさび
固定される。従つて、遊びeは弾性力によつて取
除かれる。靴装着の間、踵当てはそれ自体公知の
仕方で押圧ばね7の作用に抗して後退する。この
後退運動中、傾斜部21はロツクの傾斜部20か
ら離れ空間70を作る。従つて、両傾斜部の間に
はもはや接触は存在せず、よつて接触応力F1も
なく、また、垂直作用F2もない。従つて、垂直
方向の遊びは取り除かれず、また、所望の場合、
本体3は滑り溝4内で垂直に配置する事ができ
る。従つて、本体3の長手方向の滑動は非常に容
易と成る。
方へ向わせる。側方接触個所は2個所あるので、
本体は力F2×2により上方へ持ち上げられ、第
7図に示すように滑り溝内で上方に向つてくさび
固定される。従つて、遊びeは弾性力によつて取
除かれる。靴装着の間、踵当てはそれ自体公知の
仕方で押圧ばね7の作用に抗して後退する。この
後退運動中、傾斜部21はロツクの傾斜部20か
ら離れ空間70を作る。従つて、両傾斜部の間に
はもはや接触は存在せず、よつて接触応力F1も
なく、また、垂直作用F2もない。従つて、垂直
方向の遊びは取り除かれず、また、所望の場合、
本体3は滑り溝4内で垂直に配置する事ができ
る。従つて、本体3の長手方向の滑動は非常に容
易と成る。
第2図は靴25を保持する作動位置を示す。ロ
ツク6の傾斜部20はもはや本体3の傾斜部21
と接触しないことが分る。スキー2が撓む場合、
踵当ては後退運動用ばねの作用に抗して滑り溝4
内を容易に滑動することができる。
ツク6の傾斜部20はもはや本体3の傾斜部21
と接触しないことが分る。スキー2が撓む場合、
踵当ては後退運動用ばねの作用に抗して滑り溝4
内を容易に滑動することができる。
長手方向位置の調節はねじ廻しを用いて可動ロ
ツク6を持上げ、滑り溝の孔8から突起部10を
はずすことにより行なう。このようにして、可動
ロツクを外す。次に、締具1を移動して他の適宜
な長手方向位置を選び、且つ、ロツク6を解除し
てそれを滑り溝に対して再び施錠する。この目的
のために、滑り溝4は等間隔に並んだ一連の孔8
を含む。
ツク6を持上げ、滑り溝の孔8から突起部10を
はずすことにより行なう。このようにして、可動
ロツクを外す。次に、締具1を移動して他の適宜
な長手方向位置を選び、且つ、ロツク6を解除し
てそれを滑り溝に対して再び施錠する。この目的
のために、滑り溝4は等間隔に並んだ一連の孔8
を含む。
第9図は本発明の第二実施例を示す。ここで
は、第一実施例の可動ロツク6の代りにスキー2
に固定した固定ロツク60を使用している。この
目的のために、ロツク60は滑り溝4と一体にな
つており、且つ、ばね7用の支承面12並びに本
体3下部に設けられて下向きに斜行する傾斜部2
10と協働する上向きに斜行する傾斜部200を
含む。
は、第一実施例の可動ロツク6の代りにスキー2
に固定した固定ロツク60を使用している。この
目的のために、ロツク60は滑り溝4と一体にな
つており、且つ、ばね7用の支承面12並びに本
体3下部に設けられて下向きに斜行する傾斜部2
10と協働する上向きに斜行する傾斜部200を
含む。
第10図乃至第14図は本発明の第三実施例を
示す。この場合、締具本体3は第3図、第4図及
び第6図に点線で示した凹所160は別として第
一実施例と同じである。これに反し、調節装置は
更に手が加えられ、2個の押圧ばね7によつて付
勢される可動ロツク6を主として含む。更に、支
承部材31及びピストン32を有する。また更
に、ロツク6、ピストン32、支承部材31及び
ばね7はケーシング33内に配設されており、該
ケーシングは本体3の凹所15内に収容されてい
る。ピストン32はプラスチツク製が望ましく、
全体の形状が平行六面体で、かつ、ばね7用に2
の長手方向の盲孔(ブラインドホール)320を
含す。とりわけ、該ピストンは2の案内用突起部
321と、1のロツク用支承面322と、1のロ
ツク用垂直保持縁部323とを含む。支承部材3
1はばね用支承面310と突起部311とを含
む。ケーシング33は鋼板で作られ、中央滑動路
330と前方には該支承部材31の突起部311
が入り込む孔332とを有する垂直折返し部33
1とを含む。後方において、該ケーシング33は
傾斜を成して上方へ延びる2の側方折返部333
を含む。該折返し部333は本体の傾斜部21と
協働する支承面334とロツク6の傾斜部20と
協働する支承面335とを含む。第10図の非作
動位置において、該折返部333は、ばね7によ
つて付勢されるピストン32の作用により、本体
3の傾斜部21とロツク6の傾斜部20との間に
挟まれることがわかる。また支承部材31の突起
部311は凹所160の底面に支承される。第一
実施例と同じく、本体は力F2×2により上方へ
持上げられる。
示す。この場合、締具本体3は第3図、第4図及
び第6図に点線で示した凹所160は別として第
一実施例と同じである。これに反し、調節装置は
更に手が加えられ、2個の押圧ばね7によつて付
勢される可動ロツク6を主として含む。更に、支
承部材31及びピストン32を有する。また更
に、ロツク6、ピストン32、支承部材31及び
ばね7はケーシング33内に配設されており、該
ケーシングは本体3の凹所15内に収容されてい
る。ピストン32はプラスチツク製が望ましく、
全体の形状が平行六面体で、かつ、ばね7用に2
の長手方向の盲孔(ブラインドホール)320を
含す。とりわけ、該ピストンは2の案内用突起部
321と、1のロツク用支承面322と、1のロ
ツク用垂直保持縁部323とを含む。支承部材3
1はばね用支承面310と突起部311とを含
む。ケーシング33は鋼板で作られ、中央滑動路
330と前方には該支承部材31の突起部311
が入り込む孔332とを有する垂直折返し部33
1とを含む。後方において、該ケーシング33は
傾斜を成して上方へ延びる2の側方折返部333
を含む。該折返し部333は本体の傾斜部21と
協働する支承面334とロツク6の傾斜部20と
協働する支承面335とを含む。第10図の非作
動位置において、該折返部333は、ばね7によ
つて付勢されるピストン32の作用により、本体
3の傾斜部21とロツク6の傾斜部20との間に
挟まれることがわかる。また支承部材31の突起
部311は凹所160の底面に支承される。第一
実施例と同じく、本体は力F2×2により上方へ
持上げられる。
第11図は押圧ばね7の作用に抗して本体を後
退させて靴を装着した締具を示す。この後退中
に、傾斜部21はロツク6から離間し、先の場合
と同じく空間70を作る。従つて、応力F2はも
はや無くなり、本体も上方への付勢力を受けなく
なる。従つて、後退運動は更に容易になる。この
実施態様によれば、調節装置は、調節を行う目的
でその長手方向移動を更に容易にするために締具
本体を垂直方向に解放すると言う特徴を持つ。
退させて靴を装着した締具を示す。この後退中
に、傾斜部21はロツク6から離間し、先の場合
と同じく空間70を作る。従つて、応力F2はも
はや無くなり、本体も上方への付勢力を受けなく
なる。従つて、後退運動は更に容易になる。この
実施態様によれば、調節装置は、調節を行う目的
でその長手方向移動を更に容易にするために締具
本体を垂直方向に解放すると言う特徴を持つ。
第12図は調節の為に長手方向移動を行う目的
で解錠した調節装置を示す。この調節装置を解錠
するためには、押圧ばね7によつて付勢されるピ
ストン32の圧力に抗して矢印Pの方向にケーシ
ング33内でロツクを傾動させながら持ち上げる
だけで良い。従つて、この運動に際して、突起部
10は対応する凹み(又は孔)8を離れること、
ピストン32は矢印Fに沿つて前方に押圧される
こと、及び、ケーシング33は矢印Pに沿つて上
方へ傾動し、該ケーシングと滑り溝との間に遊び
71を作ることが分る。これにより締具の長手方
向移動が更に容易となる。何故ならば、第14図
に示す調節装置はもはや調節部分9と係合しない
からである。ケーシング33がP方向に傾動する
際、このケーシング33は同時に前方F方向へ並
進したことが分る(第12図)。この目的のため
に、突起部311は支承部材31の壁312が本
体の支承面14からLの距離にあるように、ま
た、Lはケーシング33の壁331の厚さlより
大きくなるように定められる。
で解錠した調節装置を示す。この調節装置を解錠
するためには、押圧ばね7によつて付勢されるピ
ストン32の圧力に抗して矢印Pの方向にケーシ
ング33内でロツクを傾動させながら持ち上げる
だけで良い。従つて、この運動に際して、突起部
10は対応する凹み(又は孔)8を離れること、
ピストン32は矢印Fに沿つて前方に押圧される
こと、及び、ケーシング33は矢印Pに沿つて上
方へ傾動し、該ケーシングと滑り溝との間に遊び
71を作ることが分る。これにより締具の長手方
向移動が更に容易となる。何故ならば、第14図
に示す調節装置はもはや調節部分9と係合しない
からである。ケーシング33がP方向に傾動する
際、このケーシング33は同時に前方F方向へ並
進したことが分る(第12図)。この目的のため
に、突起部311は支承部材31の壁312が本
体の支承面14からLの距離にあるように、ま
た、Lはケーシング33の壁331の厚さlより
大きくなるように定められる。
第7図に於て、長手方向に延びる滑り溝の2つ
の折返し部23はスキー面の上方に位置する点A
に向つて互いに収斂し、これにより2つの折返し
部23は鋭角を形成することが分る。従つて、本
体3が矢印F6に沿つて上方向に付勢される時、
本体3の滑動用側方突起部(脚部)22が滑り溝
の収斂する折返し部23内に楔固定される事によ
り側方の遊びも取除かれることになる。
の折返し部23はスキー面の上方に位置する点A
に向つて互いに収斂し、これにより2つの折返し
部23は鋭角を形成することが分る。従つて、本
体3が矢印F6に沿つて上方向に付勢される時、
本体3の滑動用側方突起部(脚部)22が滑り溝
の収斂する折返し部23内に楔固定される事によ
り側方の遊びも取除かれることになる。
以上詳述してきた各種の実施態様に於て、締具
本体内に設けた傾斜部21は下方及び前方へ向け
られる。これらの傾斜部21は、逆に上方及び後
方へ向けられたロツクの傾斜部20と協働する。
従つて、この傾斜部装置はもう1つの傾斜部と協
働する1つの傾斜部により実現されるが、他のや
り方で実現することもできる。事実、ただ1個の
傾斜部を本体上(第15図)或はロツク上(第1
6図)に設けて、両者(本体と傾斜部)間の接触
を点80の個所で行うようにすることもできる。
遊びを取除こうとする力があれば、傾斜部の方式
がどのようなものであつても、本発明の範囲を逸
脱することはない。
本体内に設けた傾斜部21は下方及び前方へ向け
られる。これらの傾斜部21は、逆に上方及び後
方へ向けられたロツクの傾斜部20と協働する。
従つて、この傾斜部装置はもう1つの傾斜部と協
働する1つの傾斜部により実現されるが、他のや
り方で実現することもできる。事実、ただ1個の
傾斜部を本体上(第15図)或はロツク上(第1
6図)に設けて、両者(本体と傾斜部)間の接触
を点80の個所で行うようにすることもできる。
遊びを取除こうとする力があれば、傾斜部の方式
がどのようなものであつても、本発明の範囲を逸
脱することはない。
一時的な側方の遊びを除去する目的で横断方向
の力F2を発生させるようにロツクをスキー面に
平行に延ばしても本発明の範囲を逸脱するもので
はない。
の力F2を発生させるようにロツクをスキー面に
平行に延ばしても本発明の範囲を逸脱するもので
はない。
第1図は靴を保持しない非作動位置にある本発
明による締具の第一実施例を示す一部縦断側面
図。第2図は靴を保持している作動位置にある締
具の一部縦断側面図。第3図は本発明による締具
本体のみを示す底面図。第4図は第3図の−
線に沿つて見た縦断側面図、および、可動ロツク
並びにばねを示す側面図および縦断面図。第5図
は可動ロツクの斜視図。第6図は調節装置を所定
位置に配置した本体の底面図。第7図は非作動位
置にある締具の背面図。第8図はロツクが締具本
体に対してどのように作用するかを示す拡大部分
図。第9図は本発明の第二実施例を示す第2図と
類似の一部縦断側面図。第10図は本発明の第三
実施例で、締具が靴を保持しない非作動位置にあ
る場合の調節装置を示す拡大部分縦断面図。第1
1図は締具が、靴を保持する作動位置にある場合
の調節装置を示す、第10図に類似した拡大部分
縦断面図。第12図は、ロツクが調節装置を長手
方向に移動させる間に解錠される状態を示す第1
0図に類似の拡大部分縦断面図。第13図は調節
装置の分解斜視図。第14図は調節装置の斜視
図。第15図及び第16図は傾斜装置の別の態様
を示す拡大図。 〔主要部分の符号の説明〕 2……スキー、3
……締具本体、4……滑り溝、6……可動ロツ
ク、7……ばね(弾性手段)、13……ロツクの
前部壁、14……締具本体の面、15……凹所、
19……折返し部、20……ロツクの傾斜部、2
1……締具本体の傾斜部、31……支承部材、3
2……ピストン、33……ケーシング、160…
…支承用凹部、311……突起部、331……ケ
ーシングの前部壁、334,335……ケーシン
グの傾斜部。
明による締具の第一実施例を示す一部縦断側面
図。第2図は靴を保持している作動位置にある締
具の一部縦断側面図。第3図は本発明による締具
本体のみを示す底面図。第4図は第3図の−
線に沿つて見た縦断側面図、および、可動ロツク
並びにばねを示す側面図および縦断面図。第5図
は可動ロツクの斜視図。第6図は調節装置を所定
位置に配置した本体の底面図。第7図は非作動位
置にある締具の背面図。第8図はロツクが締具本
体に対してどのように作用するかを示す拡大部分
図。第9図は本発明の第二実施例を示す第2図と
類似の一部縦断側面図。第10図は本発明の第三
実施例で、締具が靴を保持しない非作動位置にあ
る場合の調節装置を示す拡大部分縦断面図。第1
1図は締具が、靴を保持する作動位置にある場合
の調節装置を示す、第10図に類似した拡大部分
縦断面図。第12図は、ロツクが調節装置を長手
方向に移動させる間に解錠される状態を示す第1
0図に類似の拡大部分縦断面図。第13図は調節
装置の分解斜視図。第14図は調節装置の斜視
図。第15図及び第16図は傾斜装置の別の態様
を示す拡大図。 〔主要部分の符号の説明〕 2……スキー、3
……締具本体、4……滑り溝、6……可動ロツ
ク、7……ばね(弾性手段)、13……ロツクの
前部壁、14……締具本体の面、15……凹所、
19……折返し部、20……ロツクの傾斜部、2
1……締具本体の傾斜部、31……支承部材、3
2……ピストン、33……ケーシング、160…
…支承用凹部、311……突起部、331……ケ
ーシングの前部壁、334,335……ケーシン
グの傾斜部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弾性手段の作用に抗して滑り溝に沿い長手方
向に可動な本体を含むスキー用安全締具におい
て、該安全締具は前記本体3と前記滑り溝4間の
遊びを取り除く手段6とを含み、且つ、前記遊び
除去手段は、前記弾性手段7の作用に抗して前記
本体3が長手方向に移動する場合、前記遊びを大
きくできることを特徴とするスキー用安全締具。 2 前記遊び除去手段3,6がスキーに結合され
たロツク6と前記締具本体3との間の直接または
間接的協働によつて実現されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のスキー用安全締具。 3 前記協働関係が、スキーの長手方向軸に垂直
な少なくとも1分力を含む応力を伴なつて、前記
ロツク6が前記締具本体3に作用することにより
実現されることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載のスキー用安全締具。 4 前記協働関係が傾斜部20,21により行わ
れることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は
第3項記載のスキー用安全締具。 5 前記ロツク6及び/又は前記締具本体3が1
の傾斜部を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第4項記載のスキー用安全締具。 6 前記ロツクに形成された傾斜部20が本体の
方へ向いていることを特徴とする特許請求の範囲
第5項記載のスキー用安全締具。 7 前記締具本体3に形成された傾斜部21がロ
ツク6の方へ向いていることを特徴とする特許請
求の範囲第5項記載のスキー用安全締具。 8 前記ロツク6がスキーに固定されることを特
徴とする特許請求の範囲第2項、第3項、第4
項、第5項、第6項または第7項記載のスキー用
安全締具。 9 前記ロツク6が締具本体3内で可動に配設さ
れ、かつ、鎖錠位置へ向けて弾性的に付勢され、
該鎖錠位置でスキー2の上面に固定された位置保
持手段と協働することを特徴とする特許請求の範
囲第8項記載のスキー用安全締具。 10 前記可動ロツク6が締具本体3を収容して
いるケーシング33を介して該締具本体と協働す
ることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の
スキー用安全締具。 11 前記ケーシング33が締具本体内で長手方
向並びに垂直方向に可動であることを特徴とする
特許請求の範囲第10項記載のスキー用安全締
具。 12 前記ロツク6が締具の可動本体を長手方向
に移動させるための弾性手段7により弾性的に付
勢されていることを特徴とする特許請求の範囲第
9項、第10項、第11項または第12項記載の
スキー用安全締具。 13 前記ロツク6及び前記弾性手段7が締具本
体3の下部に設けられた凹部15内に配設されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第2項、第
3項、第4項、第5項、第6項、第7項、第8
項、第9項、第10項、第11項または第12項
記載のスキー用安全締具。 14 前記可動ロツク6の鎖錠が弾性手段の作用
により互に嵌合する2つの断面輪郭を有する手段
により行われ、前記断面輪郭の一方は突出し、か
つ、他方は窪んでおり、また、その一方は滑り溝
4の一部を構成し、他方は可動ロツク6と一体に
なつていることを特徴とする特許請求の範囲第9
項、第10項、第11項、第12項または第13
項記載のスキー用安全締具。 15 前記ロツク6はスキーの長手方向軸の両側
面に配設された2の傾斜部20を含み、前記傾斜
部は同じくスキーの長手方向軸の両側面に配設さ
れた本体3と一体の2の傾斜部21と協働するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第9項、第10
項、第11項、第12項、第13項または第14
項記載のスキー用安全締具。 16 前記傾斜部20が可動ロツク6の側方折返
し部19に形成され、かつ、締具の上方及び後方
に向くように斜行していることを特徴とする特許
請求の範囲第15項記載のスキー用安全締具。 17 前記ケーシング33が弾性手段7をも含
み、前記弾性手段は支承部材31の両側面に支承
され、また可動ロツク6に作用を及ぼすピストン
32に支承されていることを特徴とする特許請求
の範囲第10項、第11項、第12項、第13
項、第14項、第15項または第16項記載のス
キー用安全装置。 18 前記支承部材31が本体3上に支承される
ことを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の
スキー用安全締具。 19 前記ロツクがケーシング内で可動であり、
且つ、ロツクの傾斜部20がケーシングの傾斜部
335と協働し、又、前記ケーシング33が本体
3の傾斜部21と協働する傾斜部334を含むこ
とを特徴とする特許請求の範囲第10項、第11
項、第12項、第13項、第14項、第15項、
第16項、第17項または第18項記載のスキー
用安全装置。 20 前記支承部材31が本体内に形成した支承
用凹部160内で支承されるよう前記ケーシング
の前部壁331を貫通する突起部311を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第10項、第1
1項、第12項、第13項、第14項、第15
項、第16項、第17項、第18項または第19
項記載のスキー用安全締具。 21 前記突起部311の厚味が前記ケーシング
の前方移動を可能とするために該ケーシングの前
部壁331の厚味よりも大であることを特徴とす
る特許請求の範囲第20項記載のスキー用安全締
具。 22 前記弾性手段7が、一方では、締具本体上
の面14に支承され、他方では、ロツク6の前部
壁13に支承されることを特徴とする特許請求の
範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、
第6項、第7項、第8項、第9項、第10項、第
11項、第12項、第13項、第14項、第15
項、第16項、第17項、第18項、第19項、
第20項または第21項記載のスキー用安全締
具。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7911794A FR2454822A1 (fr) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Fixation de securite pour ski |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS568078A JPS568078A (en) | 1981-01-27 |
JPH0123148B2 true JPH0123148B2 (ja) | 1989-05-01 |
Family
ID=9225262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5609380A Granted JPS568078A (en) | 1979-04-26 | 1980-04-26 | Safety binder for ski |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS568078A (ja) |
CH (1) | CH640421A5 (ja) |
DE (1) | DE3015478A1 (ja) |
FR (1) | FR2454822A1 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT370326B (de) * | 1981-04-28 | 1983-03-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Vorrichtung zur laengsverstellung von skibindungs- teilen |
AT371348B (de) * | 1981-06-12 | 1983-06-27 | Tyrolia Freizeitgeraete | Vorrichtung zur laengsverstellung von skibindungs- teilen |
DE3201319A1 (de) * | 1982-01-18 | 1983-07-28 | ess GmbH Skibindungen, 8978 Burgberg | Skibindungsbacken |
DE3360842D1 (en) * | 1982-07-05 | 1985-10-24 | Tmc Corp | Device for changing the longitudinal position of ski bindings |
AT377701B (de) * | 1983-03-04 | 1985-04-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Vorrichtung zur laengsverstellung |
AT387151B (de) * | 1987-03-13 | 1988-12-12 | Tyrolia Freizeitgeraete | Sicherheitsskibindung |
AT388877B (de) * | 1987-12-23 | 1989-09-11 | Tyrolia Freizeitgeraete | Sicherheitsskibindung |
FR2626485B1 (fr) * | 1988-01-28 | 1991-02-15 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
FR2635465B1 (fr) * | 1988-08-17 | 1990-11-16 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
FR2638653B1 (fr) * | 1988-11-07 | 1991-01-25 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
FR2638654B1 (fr) * | 1988-11-08 | 1991-02-08 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
FR2640152B1 (fr) * | 1988-12-13 | 1991-03-29 | Salomon Sa | Fixation arriere de ski alpin |
FR2645758B1 (fr) * | 1989-04-12 | 1991-06-14 | Salomon Sa | Dispositif de fixation d'une chaussure a un ski de fond |
FR2646093B1 (fr) * | 1989-04-19 | 1993-04-16 | Salomon Sa | Dispositif de fixation pour ski alpin |
DE58904223D1 (de) * | 1989-04-25 | 1993-06-03 | Look Sa | Sicherheitsskibindung. |
JPH0537986Y2 (ja) * | 1989-10-18 | 1993-09-27 | ||
FR2671288B1 (fr) * | 1991-01-04 | 1993-03-12 | Salomon Sa | Fixation de securite de ski alpin. |
AT398701B (de) * | 1992-10-23 | 1995-01-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibindung mit einem fersenteil |
JPH06156991A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | Furukawa Co Ltd | 重機械運搬車両のジャッキ制御装置 |
FR2775195B1 (fr) | 1998-02-26 | 2000-04-21 | Look Fixations Sa | Fixation de ski |
FR2825285B1 (fr) | 2001-06-05 | 2003-09-19 | Salomon Sa | Ensemble de retenue d'une chaussure sur un engin de glisse |
FR2897276B1 (fr) * | 2006-02-13 | 2008-04-25 | Look Fixations Soc Par Actions | Dispositif de fixation sur une planche de glisse avec ressort de recul |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925853A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-03-07 | ||
JPS5221944A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-18 | Riedel Tilo | Safety ski binding |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2123966A5 (ja) * | 1971-02-05 | 1972-09-15 | Salomon & Fils F | |
AT322418B (de) * | 1973-08-27 | 1975-05-26 | Heinrichtung Wunter K G | Einrichtung zur abstützung eines niederhalters für skibindungen |
-
1979
- 1979-04-26 FR FR7911794A patent/FR2454822A1/fr active Granted
-
1980
- 1980-04-22 DE DE19803015478 patent/DE3015478A1/de active Granted
- 1980-04-24 CH CH316080A patent/CH640421A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1980-04-26 JP JP5609380A patent/JPS568078A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925853A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-03-07 | ||
JPS5221944A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-18 | Riedel Tilo | Safety ski binding |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2454822B1 (ja) | 1982-04-02 |
DE3015478A1 (de) | 1980-11-06 |
JPS568078A (en) | 1981-01-27 |
DE3015478C2 (ja) | 1988-03-31 |
CH640421A5 (en) | 1984-01-13 |
FR2454822A1 (fr) | 1980-11-21 |
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