JPH0257712B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0257712B2
JPH0257712B2 JP2998085A JP2998085A JPH0257712B2 JP H0257712 B2 JPH0257712 B2 JP H0257712B2 JP 2998085 A JP2998085 A JP 2998085A JP 2998085 A JP2998085 A JP 2998085A JP H0257712 B2 JPH0257712 B2 JP H0257712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper foil
copper
aluminum
foil
thickness
Prior art date
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Expired
Application number
JP2998085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61189689A (ja
Inventor
Osao Kamata
Masaomi Koga
Sadahiko Sanki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPS61189689A publication Critical patent/JPS61189689A/ja
Publication of JPH0257712B2 publication Critical patent/JPH0257712B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/382Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the metal

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、プリント回路に使用される金属箔に
関するものである。 [従来の技術] 銅箔の片面あるいは両面に絶縁体基材を積層し
てなる銅張積層板はプリント回路用として多用さ
れてきている。 一般に金属銅は接着に最も不向きなものの一つ
に数えられてきており、その理由は銅表面に発生
する酸化銅(酸化第1銅および酸化第2銅よりな
る)と母金属銅間の接合が極めて脆弱であるた
め、外部より如何に強力な接着剤を施しても表面
の酸化銅との接着を強化するのみで、酸化銅〜銅
母材の接合力は依然低い値にとどまるため、総合
的に低い接着性を示すものと考えられている。 このため、プリント回路用銅張積層板において
は、電解法によつて表面粗化された銅箔、いわゆ
る電解銅箔を製造し、これに人工的に亜酸化銅を
含む層の粗面化を行つて、物理的な投錨効果によ
り銅箔と絶縁体基材との接着力保持せしめている
のである。 一方、フイルムキヤリアあるいはフレキシブル
プリント回路(EPC)の進歩に伴つて、可撓性
に著しく欠ける電解銅箔は忘避され、圧延銅箔の
必要性が急速にクローズアツプされてきている。
ところが、上述のように銅の接着欠陥のため圧延
銅箔の表面を電着、交流エツチング等の方法で粗
化処理を施してはじめて接着力を保持している現
状である。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、これら粗化処理は経済性に欠けるばか
りでなく、UHF→SHFという高周波領域に対し
てインダクタンスの増加による電気的損失をもた
らすことになり、できる限り平面接着が望まれ
る。 本発明は上記に基づいてなされたものであつ
て、銅箔の表面を粗化することなく絶縁体基材と
の接着力を向上できる金属箔の提供を目的とする
ものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明のプリント回路用金属箔は、圧延銅箔の
少なくとも一方面に気相めつき法によつて400Å
以上の厚さのアルミニウム薄膜を形成してなるこ
とを特徴とするものである。 銅に比較してアルミニウムの接着力の優れてい
ることはよく知られていることであるが、その理
由は表面に生成するアルミニウム酸化物と母金属
アルミニウムの接合力か極めて大きいことによ
る。 例えば、ガラス/エポキシ基材をエポキシ/ナ
イロン系接着剤を介して銅箔と接着した場合と、
アルミニウム箔と接着した場合とでは、直角剥離
力において第1表に示すような差がある。
【表】 なお、電解銅箔および圧延銅箔は35μm厚さの
ものを、アルミニウム箔は50μm厚さのものを用
いた。 従つて、圧延銅箔にアルミニウムをめつきすれ
ば接着力を向上できることが推定されるが、イオ
ン化傾向の差により化学めつきは不可能である。 かくして、発明者等は気相めつき法によつて厚
さ400Å以上のアルミニウム薄膜を形成すること
を見い出した。 アルミニウム薄膜の厚さは、400Å以上でない
と銅母材の影響により十分な接着効果が得られな
い。 アルミニウム薄膜は圧延銅箔の一方面のみに形
成してもよく、また、双方面に形成してもよい。 [実施例] 第1図は本発明の金属箔の一実施例を示したも
ので、1は圧延銅箔、2は気相めつき法により形
成したアルミニウム箔である。 第2図は、本発明の金属箔を製造する装置の一
例の概略説明図である。 3は筐体であり、内部と外部とを遮断して内部
の気密性を保持するようになつている。4は銅箔
1の送り出し部、5はめつきを施した銅箔の巻き
取り部である。6は蒸着用アルミニウム、7はる
つぼ、8は高周波電源、9は高周波コイル、10
は回転ロールである。 筐体3の内部にはアルゴンガスが約4×
10-4Torr.の圧力を保持するように導入され、銅
箔1は約−1600Vのバイアス電圧が印加された状
態で蒸着用アルミニウム6から約300mmの上部を
送り出し部4から巻き取り部5に向つて連続的に
移動するようになつている。 電源8から13.56MHz、400Wの高周波出力をコ
イル9に供給することにより、銅箔にアルミニウ
ムがめつきされることになる。 第2表は、アルミニウム薄膜の厚さと接着力の
関係を示したもので、厚さ35μmの圧延銅箔に気
相めつき法によつてアルミニウム薄膜を形成した
金属箔に、ガラス/エポキシ基材をエポキシ/ナ
イロン系接着剤を介して接着したものについて測
定した結果である。
【表】 第2表より、アルミニウム薄膜の厚さが400Å
以上になれば銅母材の影響が消滅してアルミニウ
ムの強固な接着力が現出し、20℃接着強度2.0
Kg/cm以上かつ150℃接着強度1.5Kg/cmという要
求特性を満足するものである。 [発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明によれば圧延銅
箔の表面粗化操作なしに絶縁体基材との接着性に
優れたプリント回路用金属箔が得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の説明図、第2図
は本発明の金属箔を製造するための装置の一例の
説明図。 1……圧延銅箔、2……アルミニウム薄膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧延銅箔の少なくとも一方面に気相めつき法
    によつて400Å以上の厚さのアルミニウム薄膜を
    形成してなることを特徴とするプリント回路用金
    属箔。
JP2998085A 1985-02-18 1985-02-18 プリント回路用金属箔 Granted JPS61189689A (ja)

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JP2998085A JPS61189689A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 プリント回路用金属箔

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Publication Number Publication Date
JPS61189689A JPS61189689A (ja) 1986-08-23
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JPS6390890A (ja) * 1986-10-03 1988-04-21 株式会社 潤工社 プリント基板
JP6604669B1 (ja) 2018-09-06 2019-11-13 neten株式会社 骨振動体感装置及びそれを使用する方法

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JPS61189689A (ja) 1986-08-23

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