JPH0257627B2 - - Google Patents

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JPH0257627B2
JPH0257627B2 JP59188701A JP18870184A JPH0257627B2 JP H0257627 B2 JPH0257627 B2 JP H0257627B2 JP 59188701 A JP59188701 A JP 59188701A JP 18870184 A JP18870184 A JP 18870184A JP H0257627 B2 JPH0257627 B2 JP H0257627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wallpaper
cut
pasting
water
cut tape
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59188701A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6168962A (ja
Inventor
Tosha Takada
Arata Koroyasu
Yasuaki Matsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Sanki Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Sanki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Sanki Co Ltd filed Critical Kyokuto Sanki Co Ltd
Priority to JP59188701A priority Critical patent/JPS6168962A/ja
Publication of JPS6168962A publication Critical patent/JPS6168962A/ja
Publication of JPH0257627B2 publication Critical patent/JPH0257627B2/ja
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  • Paper (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は、建造物の壁や天井に壁紙を貼るた
めの方法に関する。 (従来の技術) 家屋やビルデイングなど建造物の壁や天井に壁
紙を貼る場合、従来は長尺の壁紙の裏面全体にデ
ンプン糊を一様に塗布し、これを所定の長さに切
断し、しかるのちこの壁紙を、既に貼付済みの壁
紙の隣に側縁部が重なるように貼付け、その重な
つた部分をナイフの刃先で長さ方向に切断し、次
いで重なつた部分をいつたん剥離して双方の壁紙
から上記の切断により分離された切離し片を除去
したのち、双方の壁紙を壁面に圧着し、切断端を
突合せ状に貼付けていた。 しかし、上記の方法では、重合部で下になつた
第1壁紙の側縁部表面に、上になつた第2壁紙の
側縁部裏面のデンプン糊が転写されて第1壁紙が
汚れるので、これを防止するため、第3図に示す
ように、貼付け済みの第1壁紙1Aに次の第2壁
紙1Bを重ねる際に、あらかじめこの第2壁紙1
Bの側縁部裏面に合成樹脂の薄いフイルムからな
る幅30〜80mmのカツトテープ2を仮接着して重
ね、ナイフ3で切断したのち、壁紙1A,1Bの
切離し片1a,1bと共にカツトテープ2を取除
いていた。なお、4は壁である。 (発明が解決しようとする問題点) 壁紙を強固に接着し、その剥離を防止するため
には、所定長に切断された壁紙の上下左右の縁部
に中央部よりも濃い糊を塗布する必要があるにも
かかわらず、上記の方法では、上になつた第2壁
紙1Bの切断端の内側、すなわち切断された第2
壁紙1Bの側縁部のデンプン糊がカツトテープ2
に付着して持ち去られるので、上記側縁部のデン
プン糊が中央部よりも少なくなり、接着力が逆に
低下して剥離し易いという問題があつた。そし
て、上記第2壁紙1Bの側縁部に中央部よりも濃
いデンプン糊を別に塗布することは極めて面倒で
あつた。 (問題点を解決するための手段) 建造物内の壁4等に既に貼付け済みの第1壁紙
1Aに隣接して裏面全体にデンプン糊が塗布され
た第2壁紙1Bを側縁部が重なるように貼付け
し、その重合部のほぼ中央を長さ方向に切断して
第1壁紙1Aおよび第2壁紙1Bの切離し片1
a,1bを剥離除去し、しかるのち第1壁紙1A
および第2壁紙1Bの切断端を突合せて貼付ける
壁紙の貼付け方法において、上記の第2壁紙1B
の側縁部の裏面に、合成樹脂フイルムからなるテ
ープ11aの片面に水で活性化する水溶性接着剤
層11bが設けられたカツトテープ11をその水
溶性接着剤層11bが重なるように仮接着して第
1壁紙1Aの側縁部に重合し、その重合部のほぼ
中央部を長さ方向に切断したのち第1壁紙1Aお
よび第2壁紙1Bの切離し片1a,1bおよび上
記のカツトテープ11を除去する。 カツトテープ11の基材となるフイルム11a
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂
からなる厚さ0.04〜0.1mmのものが好ましく、厚
さが0.04mm未満ではテープ自身の強度が不足して
伸び過ぎ、反対に0.1mmを超えるとテープの剛性
が強過ぎて壁紙との仮接着および剥離の作業が困
難になる。 上記のフイルム11a上の水溶性接着剤層11
bは、水溶性の合成接着剤、例えばPVA(ポリビ
ニルアルコール)、PAAm(ポリアクリルアミ
ド)、イソブテン無水マレイン酸共重合体、PEO
(ポリエチレンオキサイド)等を主成分とする接
着剤を塗布し、乾燥して得られる。この場合、塗
布される水溶性接着剤の固形分付量は8〜20g/
m2、特に10〜15g/m2が好ましく、この固形分付
量が8g/m2未満では効果がほとんどなく、反対
に20g/m2を超えると接着剤が無駄になる。 (作用) 上になる第2壁紙1Bの裏面側縁部にカツトテ
ープ11の水溶性接着剤層11bを重ねると、こ
の水溶性接着剤層11bが上記第2壁紙1Bの裏
面のデンプン糊中の水に接して活性化し、この活
性化した水溶性接着剤層11bが第2壁紙1Bの
裏面側縁部に転写される。したがつて、第2壁紙
1Bの裏面側縁部の接着力が強化され、この部分
を壁4の表面に圧着した後において、剥離が生じ
なくなる。しかも、貼付済みの第1壁紙1Aの表
面側縁部には、カツトテープ11のフイルム11
aが重ねられるので、第1壁紙1Aの表面側縁部
に第2壁紙1Bの裏面が直接に接触することが防
止され、第1壁紙1Aの表面側縁部がデンプン糊
で汚されることがない。 (実施例) ポリエチレンからなる厚さ0.05mmの二軸延伸フ
イルム11aの片面にPVAを主成分とする水溶
性接着剤を固形分付量10g/m2となるようにロー
ラで塗布し、乾燥したのち、幅5cmに切断し、第
1図に示すようにカツトテープ11とし、紙管1
2に巻取つた。 糊付ローラを有する壁紙糊付機を使用し、長尺
の壁紙の裏面にデンプン糊を塗布し、所定長に切
断して第1壁紙1Aとし、壁4に貼付する。続く
第2壁紙1Bの裏面側縁部に沿つて上記のカツト
テープ11を重ね、第2図に示すように、第1壁
紙1Aの隣に一部が重なるように貼付する。次
に、ナイフ3で切断し、壁紙1A,1Bの切離し
片1a,1bおよびカツトテープ11を取除き、
第2壁紙1Bの切断端側を壁4に圧着する。 上記のカツトテープ11を使用した場合(実施
例)と、使用しない場合(比較例)との接着力を
比較するため、上記のデンプン糊を塗布した第2
壁紙1Bを幅38mm、長さ60mmの大きさに切断し、
デンプン糊のみのものと、その塗布面に上記のカ
ツトテープ11を重ねたものとをそれぞれ多数枚
用意し、10分間養生したのちベニヤ板に貼付けて
放置し、次いで上記の第2壁紙1Bの一端に引掛
具を固定し、この引掛具にぜんまい秤のフツクを
引掛けて上記第2壁紙1Bの剥離に要した荷重を
測定した。その5枚の平均値(g)を下記の表に
示す。ただし、経過時間は、貼付けてから測定す
るまでの時間である。
【表】 上の表を一見して明らかなように、貼付け直後
の剥離荷重は、実施例と比較例に大きな差がな
く、実施例が比較例の1.5倍程度であるが、実施
例は時間の経過と共に剥離荷重が増大するのに対
し、比較例は若干低下する傾向を示し、5時間後
には実施例がその30分後の3.6倍に増大し、比較
例の6.9倍になつた。 (発明の効果) 第2壁紙のカツトテープを仮接着した部分の接
着力が著しく強化されるので、壁面から壁紙の剥
離されることがほとんど無くなる。しかも、貼付
け済みの第1壁紙の表面に第2壁紙の裏面が直接
に接触することが上記のカツトテープで防止さ
れ、このカツトテープが合成樹脂のフイルム製で
あるため、第1壁紙の表面が糊で汚れることはな
い。そして、壁紙を貼る作業は、従来のカツトテ
ープを用いる場合とほとんど同じであり、特別の
作業を付加する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に使用するカツトテープの斜
視図、第2図はこの発明の実施態様を説明するた
めの壁紙貼付け部の断面図、第3図は従来方法を
説明するための壁紙貼付け部の断面図である。 1A……第1壁紙、1B……第2壁紙、1a,
1b……切離し側縁部、3……ナイフ、4……
壁、11……カツトテープ、11a……フイル
ム、11b……水溶性接着剤層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 建造物内の壁等に既に貼付け済みの第1壁紙
    に隣接して裏面全体にデンプン糊が塗布された所
    定長の第2壁紙を側縁部が重なるように貼付け
    し、その重合部のほぼ中央を長さ方向に切断して
    第1壁紙および第2壁紙の切離し片を剥離除去
    し、しかるのち第1壁紙および第2壁紙の切断端
    を突合せて貼付ける壁紙の貼付け方法において、
    上記の第2壁紙の側縁部の裏面に、合成樹脂のフ
    イルムからなるテープの片面に水で活性化する水
    溶性接着剤層が設けられたカツトテープをその水
    溶性接着剤層が重なるように仮接着して第1壁紙
    の側縁部に重合し、その重合部のほぼ中央を長さ
    方向に切断したのち第1壁紙および第2壁紙の切
    離し片および上記カツトテープを除去することを
    特徴とする壁紙の貼付け方法。 2 カツトテープが固形分付量8〜20g/m2の水
    溶性接着剤層を有するものである特許請求の範囲
    第1項記載の壁紙の貼付け方法。 3 水溶性接着剤がPVAである特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の壁紙の貼付け方法。 4 第2壁紙の裏面のデンプン糊がほぼ均一に塗
    布される特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれかに記載の壁紙の貼付け方法。
JP59188701A 1984-09-07 1984-09-07 壁紙の貼付け方法 Granted JPS6168962A (ja)

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JPS6168962A JPS6168962A (ja) 1986-04-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235159A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Kyokuto Sanki Kk 表装紙の貼付け方法
JPH0434166A (ja) * 1990-05-30 1992-02-05 Takeo Tomiyama 表装紙施工用下敷テープとその使用方法
JP7143987B2 (ja) * 2018-07-10 2022-09-29 三正通商株式会社 複層型下敷きテープ

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