JPH0256488B2 - - Google Patents
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- JPH0256488B2 JPH0256488B2 JP6562484A JP6562484A JPH0256488B2 JP H0256488 B2 JPH0256488 B2 JP H0256488B2 JP 6562484 A JP6562484 A JP 6562484A JP 6562484 A JP6562484 A JP 6562484A JP H0256488 B2 JPH0256488 B2 JP H0256488B2
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- JP
- Japan
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- surge tank
- intake
- intake pipe
- bank
- engine
- Prior art date
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 16
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000001595 flow curve Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B27/00—Use of kinetic or wave energy of charge in induction systems, or of combustion residues in exhaust systems, for improving quantity of charge or for increasing removal of combustion residues
- F02B27/005—Oscillating pipes with charging achieved by arrangement, dimensions or shapes of intakes pipes or chambers; Ram air pipes
- F02B27/006—Oscillating pipes with charging achieved by arrangement, dimensions or shapes of intakes pipes or chambers; Ram air pipes of intake runners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B27/00—Use of kinetic or wave energy of charge in induction systems, or of combustion residues in exhaust systems, for improving quantity of charge or for increasing removal of combustion residues
- F02B27/008—Resonance charging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10006—Air intakes; Induction systems characterised by the position of elements of the air intake system in direction of the air intake flow, i.e. between ambient air inlet and supply to the combustion chamber
- F02M35/10026—Plenum chambers
- F02M35/10045—Multiple plenum chambers; Plenum chambers having inner separation walls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、V型エンジンの吸気装置に関し、特
に、サージタンクの上下流の吸気管の接続構造に
関するものである。
に、サージタンクの上下流の吸気管の接続構造に
関するものである。
(従来技術)
従来より、直列多気筒エンジンにおいて、各気
筒に対し接続された吸気管の集合部における吸気
干渉を防止するとともに、サージタンク上流側の
吸気管の影響による圧力振動に伴う過給効果(以
下、共鳴過給効果と呼ぶ)を利用するようにした
吸気装置は、例えば、特公昭57−2892号によつて
提案されている。
筒に対し接続された吸気管の集合部における吸気
干渉を防止するとともに、サージタンク上流側の
吸気管の影響による圧力振動に伴う過給効果(以
下、共鳴過給効果と呼ぶ)を利用するようにした
吸気装置は、例えば、特公昭57−2892号によつて
提案されている。
しかるに、上記のようなサージタンク上流側の
吸気管の圧力変動を利用するようにしたもので
は、このサージタンク上流部の吸気管の長さを比
較的長く設定したいという要求がある。そして、
サージタンクそのものも比較的大きい容積を有し
ていることから、これらの吸気装置が大型化して
エンジンの全高が大きくなつてエンジンのコンパ
クト化の障害となる。特に、V型エンジンでは両
側のバンクの間にスペースがあつて、この部分に
サージタンクを配設することが行なわれるが、レ
イアウト上で吸気管の長さを十分に取ることがで
きない問題を有する。
吸気管の圧力変動を利用するようにしたもので
は、このサージタンク上流部の吸気管の長さを比
較的長く設定したいという要求がある。そして、
サージタンクそのものも比較的大きい容積を有し
ていることから、これらの吸気装置が大型化して
エンジンの全高が大きくなつてエンジンのコンパ
クト化の障害となる。特に、V型エンジンでは両
側のバンクの間にスペースがあつて、この部分に
サージタンクを配設することが行なわれるが、レ
イアウト上で吸気管の長さを十分に取ることがで
きない問題を有する。
(発明の目的)
本発明は上記事情に鑑み、V型エンジンの構造
に対応し、エンジン全高を大きくすることなく十
分な容積のサージタンクを確保すると同時にサー
ジタンク上流の吸気管長を充分に長くして、サー
ジタンク上流側の吸気管の圧力振動に伴う前記共
鳴過給効果による出力向上が良好に得られるよう
にしたV型エンジンの吸気装置を提供することを
目的とするものである。
に対応し、エンジン全高を大きくすることなく十
分な容積のサージタンクを確保すると同時にサー
ジタンク上流の吸気管長を充分に長くして、サー
ジタンク上流側の吸気管の圧力振動に伴う前記共
鳴過給効果による出力向上が良好に得られるよう
にしたV型エンジンの吸気装置を提供することを
目的とするものである。
(発明の構成)
本発明の吸気装置は、V型エンジンの両側のバ
ンクの略中央部にサージタンクを配設し、このサ
ージタンクから両側のバンクにそれぞれ吸気管を
接続するにおいて、サージタンク内を仕切壁によ
つて一方のバンク用の第1室と他方のバンク用の
第2室とに区画形成するとともに、サージタンク
上流の吸気管もサージタンク内の各室に独立して
吸気を供給する独立通路に区画し、この独立通路
に互いに同期して開閉する絞り弁を介設するとと
もに、該独立通路をサージタンクに対して長手方
向の一端面にエンジン出力軸方向から接続し、さ
らに、サージタンク下流の両側のバンクに接続す
る前記吸気管をサージタンクに対して両側面に接
続したことを特徴とするものである。
ンクの略中央部にサージタンクを配設し、このサ
ージタンクから両側のバンクにそれぞれ吸気管を
接続するにおいて、サージタンク内を仕切壁によ
つて一方のバンク用の第1室と他方のバンク用の
第2室とに区画形成するとともに、サージタンク
上流の吸気管もサージタンク内の各室に独立して
吸気を供給する独立通路に区画し、この独立通路
に互いに同期して開閉する絞り弁を介設するとと
もに、該独立通路をサージタンクに対して長手方
向の一端面にエンジン出力軸方向から接続し、さ
らに、サージタンク下流の両側のバンクに接続す
る前記吸気管をサージタンクに対して両側面に接
続したことを特徴とするものである。
(発明の効果)
本発明によれば、サージタンクを一方のバンク
に対する吸気管に接続した第1室と他方のバンク
に対する吸気管に接続した第2室とに区画形成
し、このサージタンク上流の吸気管も上記各室に
独立して吸気を供給するそれぞれ絞り弁を備えた
独立通路に区画してサージタンクに対してその長
手方向の一端面に接続し、このサージタンクの両
側面に下流側の吸気管を接続したことにより、サ
ージタンク上流および下流の吸気管の長さをエン
ジンの全高を大きくすることなく長くとることが
でき、しかも、同じ高さのものでも十分な容積の
サージタンクを確保することができ、両側のバン
ク間のスペースを有効に活用して、長い吸気管長
による前記共鳴過給効果並びに慣性過給効果の大
きいコンパクトなV型エンジンを得ることができ
る。
に対する吸気管に接続した第1室と他方のバンク
に対する吸気管に接続した第2室とに区画形成
し、このサージタンク上流の吸気管も上記各室に
独立して吸気を供給するそれぞれ絞り弁を備えた
独立通路に区画してサージタンクに対してその長
手方向の一端面に接続し、このサージタンクの両
側面に下流側の吸気管を接続したことにより、サ
ージタンク上流および下流の吸気管の長さをエン
ジンの全高を大きくすることなく長くとることが
でき、しかも、同じ高さのものでも十分な容積の
サージタンクを確保することができ、両側のバン
ク間のスペースを有効に活用して、長い吸気管長
による前記共鳴過給効果並びに慣性過給効果の大
きいコンパクトなV型エンジンを得ることができ
る。
(実施例)
以下、図面により本発明の実施例を説明する。
第1図はV型エンジンを一部断面にして示す全体
正面図、第2図はその吸気装置の断面図、第3図
は第2図の−線に沿う断面平面図である。
第1図はV型エンジンを一部断面にして示す全体
正面図、第2図はその吸気装置の断面図、第3図
は第2図の−線に沿う断面平面図である。
6気筒V型エンジン1はシリンダブロツク2上
に第1のシリンダヘツド3aおよび第2のシリン
ダヘツド3bが傾斜配設されて、互いに角度をも
つてそれぞれ気筒4a,4bを有する第1のバン
ク1Aと第2のバンク1Bとが形成されてなる。
に第1のシリンダヘツド3aおよび第2のシリン
ダヘツド3bが傾斜配設されて、互いに角度をも
つてそれぞれ気筒4a,4bを有する第1のバン
ク1Aと第2のバンク1Bとが形成されてなる。
上記両側の第1および第2のバンク1A,1B
の各気筒4a,4bに吸気を供給する吸気通路5
は、両側のバンク1A,1Bの間の上部に配設さ
れたサージタンク6を備えている。このサージタ
ンク6と第1および第2のバンク1A,1Bの各
吸気ポート7a,7bとを接続する第1および第
2の吸気管8A,8Bは、上記サージタンク6の
下側で、左側の第1バンク1Aの吸気ポート7a
に下流端が接続された第1の吸気管8Aの下流側
部分の交差部9aと、右側の第2バンク1Bの吸
気ポート7bに下流端が接続された第2の吸気管
8Bの下流側部分の交差部9bとが互いに交差
し、上記交差部9a,9bの上流側はそれぞれU
字状に曲折し、第1の吸気管8AのU字部10a
の上流端はサージタンク6の右側部に接続され、
第2の吸気管8BのU字部10bの上流端はサー
ジタンク6の左側部に接続されて構成されている
ものである。
の各気筒4a,4bに吸気を供給する吸気通路5
は、両側のバンク1A,1Bの間の上部に配設さ
れたサージタンク6を備えている。このサージタ
ンク6と第1および第2のバンク1A,1Bの各
吸気ポート7a,7bとを接続する第1および第
2の吸気管8A,8Bは、上記サージタンク6の
下側で、左側の第1バンク1Aの吸気ポート7a
に下流端が接続された第1の吸気管8Aの下流側
部分の交差部9aと、右側の第2バンク1Bの吸
気ポート7bに下流端が接続された第2の吸気管
8Bの下流側部分の交差部9bとが互いに交差
し、上記交差部9a,9bの上流側はそれぞれU
字状に曲折し、第1の吸気管8AのU字部10a
の上流端はサージタンク6の右側部に接続され、
第2の吸気管8BのU字部10bの上流端はサー
ジタンク6の左側部に接続されて構成されている
ものである。
また、上記サージタンク6の内部空間は、前後
方向(エンジンの出力軸方向と平行方向)に延び
る仕切壁11によつて右左に独立した第1室6a
と第2室6bとに区画形成されている。右側の第
1室6aには、右側面に開口した連通口6cを介
して左側の第1バンク1Aに接続される第1吸気
管8Aが連通し、左側の第2室6bには、左側面
に開口した連通口6dを介して右側の第2バンク
1Bに接続される第2吸気管8Bが連通し、この
サージタンク6の長手方向の後端開口部には流入
側の吸気管12がエンジン出力軸方向から接続さ
れ、この流入側の吸気管12内にも上記仕切壁1
1に連続する隔壁延長部12cが設けられ、サー
ジタンク6の第1および第2室6a,6bに連通
して吸気を供給する独立通路12a,12bに区
画されている。この各独立通路12a,12bに
はそれぞれ絞り弁13a,13bが配設され、こ
の両絞り弁13a,13bは同じ角度で開閉する
よう同期作動される。
方向(エンジンの出力軸方向と平行方向)に延び
る仕切壁11によつて右左に独立した第1室6a
と第2室6bとに区画形成されている。右側の第
1室6aには、右側面に開口した連通口6cを介
して左側の第1バンク1Aに接続される第1吸気
管8Aが連通し、左側の第2室6bには、左側面
に開口した連通口6dを介して右側の第2バンク
1Bに接続される第2吸気管8Bが連通し、この
サージタンク6の長手方向の後端開口部には流入
側の吸気管12がエンジン出力軸方向から接続さ
れ、この流入側の吸気管12内にも上記仕切壁1
1に連続する隔壁延長部12cが設けられ、サー
ジタンク6の第1および第2室6a,6bに連通
して吸気を供給する独立通路12a,12bに区
画されている。この各独立通路12a,12bに
はそれぞれ絞り弁13a,13bが配設され、こ
の両絞り弁13a,13bは同じ角度で開閉する
よう同期作動される。
また、上記隔壁延長部12cの長さすなわちサ
ージタンク6から合流部までの長さは、所望のエ
ンジン回転数でこのサージタンク6より上流部分
の吸気管12の影響によつて発生する圧力振動が
それぞれの気筒4a,4bの吸気過程に影響する
現象による前記共鳴過給効果がピークとなつて出
力向上が得られるように任意に設定されるもので
ある。この流入側の吸気管12は、サージタンク
6に連接され絞り弁13a,13bが配設された
スロツトルボデイ部分と、これより上流側の可撓
性パイプ部分(鎖線で示す)とで構成されてい
る。この絞り弁13a,13bは、図示のように
サージタンク6に近い位置に設置して、絞り弁1
3a,13b下流側の容積の低減を図つて応答性
を向上するのが好ましい。
ージタンク6から合流部までの長さは、所望のエ
ンジン回転数でこのサージタンク6より上流部分
の吸気管12の影響によつて発生する圧力振動が
それぞれの気筒4a,4bの吸気過程に影響する
現象による前記共鳴過給効果がピークとなつて出
力向上が得られるように任意に設定されるもので
ある。この流入側の吸気管12は、サージタンク
6に連接され絞り弁13a,13bが配設された
スロツトルボデイ部分と、これより上流側の可撓
性パイプ部分(鎖線で示す)とで構成されてい
る。この絞り弁13a,13bは、図示のように
サージタンク6に近い位置に設置して、絞り弁1
3a,13b下流側の容積の低減を図つて応答性
を向上するのが好ましい。
前記サージタンク6下流の吸気管8A,8Bの
各交差部9a,9bには、各気筒4a,4bの吸
気ポート7a,7bに対して燃料を噴射する燃料
噴射ノズル14,14が配設されている。その
他、第1,2図において、15は吸気弁、16は
ロツカーアーム、17はカムシヤフト、18はピ
ストンである。
各交差部9a,9bには、各気筒4a,4bの吸
気ポート7a,7bに対して燃料を噴射する燃料
噴射ノズル14,14が配設されている。その
他、第1,2図において、15は吸気弁、16は
ロツカーアーム、17はカムシヤフト、18はピ
ストンである。
上記の如き実施例によれば、両側のバンク1
A,1Bの各気筒4a,4bに対する吸気の供給
は、絞り弁13a,13bを経て、吸気管12の
各通路12a,12bによつてサージタンク6の
各室6a,6bに流入した吸気が、サージタンク
6側面の連通口6c,6dからそれぞれ両側の吸
気管8A,8BのU字部10a,10bに流れ、
このU字部10a,10bに沿つてサージタンク
6の下側に湾曲して流れ、続いて、交差部9a,
9bによつて互いに交差してそれぞれ各シリンダ
ヘツド3a,3bの吸気ポート7a,7bから各
気筒4a,4bに供給されるものである。
A,1Bの各気筒4a,4bに対する吸気の供給
は、絞り弁13a,13bを経て、吸気管12の
各通路12a,12bによつてサージタンク6の
各室6a,6bに流入した吸気が、サージタンク
6側面の連通口6c,6dからそれぞれ両側の吸
気管8A,8BのU字部10a,10bに流れ、
このU字部10a,10bに沿つてサージタンク
6の下側に湾曲して流れ、続いて、交差部9a,
9bによつて互いに交差してそれぞれ各シリンダ
ヘツド3a,3bの吸気ポート7a,7bから各
気筒4a,4bに供給されるものである。
よつて、サージタンク6の内部と上流の吸気管
12を、合流部に至る所定の長さだけ第1および
第2室6a,6bと独立通路12a,12bに区
画していることにより、吸気干渉を抑制するとと
もに低速域でも良好な前記共鳴過給効果が得ら
れ、出力向上が図れる。つまり、上記合流位置ま
での長さに対応してトルク特性が変化するので、
要求トルク特性に合わせて上記長さを設定するも
のである。
12を、合流部に至る所定の長さだけ第1および
第2室6a,6bと独立通路12a,12bに区
画していることにより、吸気干渉を抑制するとと
もに低速域でも良好な前記共鳴過給効果が得ら
れ、出力向上が図れる。つまり、上記合流位置ま
での長さに対応してトルク特性が変化するので、
要求トルク特性に合わせて上記長さを設定するも
のである。
また、サージタンク6に対し流入側の吸気管1
2を長手方向の一端部にエンジン出力軸方向から
接続するとともに、上記サージタンク6と吸気管
12内の区画構造の採用によりエンジンの全高を
大きくすることなく吸気装置が構成できる。さら
に、サージタンク6下流においても、このサージ
タンク6の両側面から接続した上記交差部9a,
9bとU字部10a,10bとによりサージタン
ク6の設置位置を大幅に高くしなくても、サージ
タンク6下流の吸気管8A,8Bの長さが大き
く、中・低速域においても慣性過給効果の大きい
コンパクトなエンジンを得ることができるもので
ある。
2を長手方向の一端部にエンジン出力軸方向から
接続するとともに、上記サージタンク6と吸気管
12内の区画構造の採用によりエンジンの全高を
大きくすることなく吸気装置が構成できる。さら
に、サージタンク6下流においても、このサージ
タンク6の両側面から接続した上記交差部9a,
9bとU字部10a,10bとによりサージタン
ク6の設置位置を大幅に高くしなくても、サージ
タンク6下流の吸気管8A,8Bの長さが大き
く、中・低速域においても慣性過給効果の大きい
コンパクトなエンジンを得ることができるもので
ある。
なお、上記サージタンク6下流の吸気管構造は
上記実施例のものに限定されることなく、両側の
バンク1A,1Bへの接続構造は適宜設計変更可
能である。特に、上記実施例のものはサージタン
ク6と交差部9a,9bを一体に設けているの
で、両者を別体に組付けるものに比べて、共通壁
部の肉厚を薄くでき、その結果エンジン全高が低
く形成できるとともに軽量化できる点で好まし
い。
上記実施例のものに限定されることなく、両側の
バンク1A,1Bへの接続構造は適宜設計変更可
能である。特に、上記実施例のものはサージタン
ク6と交差部9a,9bを一体に設けているの
で、両者を別体に組付けるものに比べて、共通壁
部の肉厚を薄くでき、その結果エンジン全高が低
く形成できるとともに軽量化できる点で好まし
い。
第1図はV型エンジンを一部断面にして示す全
体正面図、第2図はその吸気装置の断面図、第3
図は第2図の−線に沿う断面平面図である。 1……V型エンジン、1A,1B……バンク、
4a,4b……気筒、5……吸気通路、6……サ
ージタンク、7a,7b……吸気ポート、8A,
8B……下流側吸気管、11……仕切壁、12…
…上流側吸気管、12a,12b……独立通路、
12c……隔壁延長部、13a,13b……絞り
弁。
体正面図、第2図はその吸気装置の断面図、第3
図は第2図の−線に沿う断面平面図である。 1……V型エンジン、1A,1B……バンク、
4a,4b……気筒、5……吸気通路、6……サ
ージタンク、7a,7b……吸気ポート、8A,
8B……下流側吸気管、11……仕切壁、12…
…上流側吸気管、12a,12b……独立通路、
12c……隔壁延長部、13a,13b……絞り
弁。
Claims (1)
- 1 それぞれ複数の気筒を有する2つのバンクが
角度をもつて配されたV型エンジンにおいて、両
側のバンクの略中央部にサージタンクを配設し、
このサージタンク内をエンジン出力軸方向に2室
に区画する仕切壁を設け、サージタンクの第1室
と一方のバンクの気筒の吸気ポートとを連結する
第1の吸気管を設けると同時に、上記サージタン
クの第2室と他方のバンクの気筒の吸気ポートと
を連結する第2の吸気管を設け、上記サージタン
ク上流の吸気管には該サージタンク内の仕切壁に
連続して合流通路に至るまでの通路を独立した通
路に仕切る隔壁延長部を設け、上記独立通路に互
いに同期して開閉する絞り弁をそれぞれ介設し、
上記独立通路はサージタンクに対して長手方向の
一端面にエンジン出力軸方向から接続し、さら
に、前記第1の吸気管および第2の吸気管はサー
ジタンクに対して両側面に接続したことを特徴と
するV型エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59065624A JPS60209623A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | V型エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59065624A JPS60209623A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | V型エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60209623A JPS60209623A (ja) | 1985-10-22 |
JPH0256488B2 true JPH0256488B2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=13292354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59065624A Granted JPS60209623A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | V型エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60209623A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5016578A (en) * | 1989-09-08 | 1991-05-21 | Showa Aluminum Corporation | Intake manifold |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58129063U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-01 | 日産自動車株式会社 | 燃料噴射式多気筒内燃機関の吸気路装置 |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP59065624A patent/JPS60209623A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60209623A (ja) | 1985-10-22 |
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