JPH0256394A - リフティングマグネット - Google Patents

リフティングマグネット

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JPH0256394A
JPH0256394A JP20691888A JP20691888A JPH0256394A JP H0256394 A JPH0256394 A JP H0256394A JP 20691888 A JP20691888 A JP 20691888A JP 20691888 A JP20691888 A JP 20691888A JP H0256394 A JPH0256394 A JP H0256394A
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adsorption
suction
pieces
coil
workpiece
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Hideo Niwa
英夫 丹羽
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Sanmei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はワークを磁力により吸着して吊り上げ、その
ワークを運搬する為に用いられるリフティングマグネッ
トに関する。
〔従来の技術〕
電磁コイルを巻回した鉄心の両端に夫々平板状の固定ヨ
ークを取付け、それらのヨークに対して夫々多数の吸着
片を上下動自在に取付けたものがある(例えば実開昭5
l−126570)〔発明が解決しようとする課題〕 この従来のリフティングマグネットでは環状のワークを
吸着しようとする場合、上記多数の吸着片のうちの一部
がそのワークと接触できるのみとなる為、吸着状態が不
確実となったり不安定となる問題点があった。
また一種類のコイルからの磁束によって、吸着片に対す
るワークの吸着と、固定ヨークに対する吸着片の吸着に
よる吸着片のすり下がりの阻止とを行なわねばならぬ為
、上記コイルはそれらの両方が満足されるようにせねば
ならず、その設計が難しいという問題点があった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたちので、その
目的とするところは、環状のワークでも極めて確実かつ
安定に吸着でき、その上、ワークの吸着用のコイルと、
吸着片のすり下がりを阻止する為のコイルとの都合二つ
のコイルを備えることができて、各々のコイルに夫々最
適な設計を非常に容易に行ない得るようにしたリフティ
ングマグネットを提供することである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲記
載の通りの手段を講したものであって、その作用は次の
通りである。
〔作用〕
環状のワークを吸着する場合、環状に並んでいる多数の
吸着片における各吸着部を夫々ワークに接触させられる
。その場合、ワークの上面に凹凸があっても各吸着片は
その凹凸に倣って上下に位置替し、いずれの吸着片の吸
着部もワークに接触する。この状態で第1コイルに通電
すると、それからの磁束によって上記ワークは上記吸着
部に吸着される。また各吸着片は吊枠主体部に吸音され
る。また第2コイルへの通電によりそれから発生される
磁束によって、上記各吸着片は吸着枠に吸着される。こ
の状態で吊枠を」:昇させると、上記吊枠主体部及び吸
着枠への吸着片の吸着によって、上記各吸着片のすり下
がりが防止されたままワークが吊り上がる。
〔実施例〕
以下本願の第1の実施例を示す図面第1図乃至第5図に
ついて説明する。1は吊枠を示す。2は吊枠主体部で、
磁性材料例えば軟磁性の鋼材を用いて環状に形成しであ
る。3は吸着枠を示し、夫々磁性材料で環状に形成され
た上側吸着枠3aと下側吸着枠3bとから構成されてい
る。尚下側吸着枠3bは本例では上記主体部2と一体に
形成しであるが、別体に形成しても良い。4は外室内枠
で、非磁性の金属材料でもって筒状に形成されている。
これは樹脂材料で形成しても良い。5は非磁性材料で形
成されたスペーサで、主体部2の外周面2と外室内枠4
との間に後述の外側吸着片が自由に上下動できる空間6
を形成する為のものである。
7は内室内枠で、上記外室内枠4と同様に形成されてい
る。8は上記スペーサ5と同様のスペーサ、9は主体部
2の内周面2”と内室内枠7との間に形成された空間を
示す。10は組み立て用の連結具で、上体部2に対し外
室内枠4及び内室内枠7を夫々スペーサ5.8を介して
固定するものであり、−例・とじてボルトが用いである
が、リベット等を用いても良い。11は搬送装置への連
結体を示し、上方へ延びる取付杆12を上記!最速装置
に対して取付は得るようにしである。次に14.14・
・・は多数の外側吸着片で、磁性材料例えば軟磁性の鋼
材を用いて形成されている。この吸着片14の断面形状
は、主体部2の外周面2°に沿った弧状に形成しである
。】5はワークの吸着部で、外側吸着片14の下端面を
もって構成しである。16.17は夫々外側吸着片14
に備えられた抜止用の保合部を示す。次に18は内側吸
着片で、上記外側吸着片14と同様の材料で形成されて
いる。また断面形状は、主体部2の内周面2″に沿った
弧状に形成しである。19はワークの吸着部、20.2
1は係合部を夫々示す。
次に23は環状の第1コイルを示し、上記外側吸着片1
4と内側吸着片18との間において主体部2の下側に配
設されている。この第1コイル23は周知の如くボビン
24に巻線25を施して構成されている。
尚26は巻線25のリード線を示す。次に27は環状の
第2コイルで、図示される如く外側吸着片14と内側吸
着片18との間において主体部2の上側に配設されてい
る。このコイルも上記第1コイル23と均等の構成で、
28はボビン、29は巻線、30はリード線を夫々示す
。上記各コイル23.27の巻数は、夫々所定のアンペ
アターンが得られて後述の作用が適正に行われ得るよう
に設定しである。
上記構成のリフティングマクネットにあっては、吊枠主
体部2、下側吸着枠3b、上側上側枠3aの各々の外周
面2°、 3b’ 、 3a’に沿って多数の外側吸着
片14が夫々上下動自在の状態で並び、又上記主体部2
、下側吸着枠3b、上側吸着枠3aの各々の内周面に2
1,3b”+3a”に沿って多数の内側吸着片1日が夫
々上下動自在の状態に並ぶ。
上記のようにして形成されたリフティングマグネットを
用いて例えば第1図に示される如き中高の磁性材料製の
環状のワーク31を吸着する場合について説明する。上
記環状のワークとしては、円板状、皿状、椀状等がある
。本例で示されるワーク31はその周囲部分が環状の低
段部32となっており、その中心側が中高部33となっ
ている。その関係は反対でもよい、また各コイル23.
27のリード線26.30は例えば共通の励磁用電源(
一般に直流であるが交流を利用してもよい)に対して、
各コイルに逆向きの電流が流れるように接続する。この
状態でもって、上記のようなワークを吸着する場合には
、第1及び第2コイル23.27へは非通電の状態にお
いて上記構成のリフティングマグネットをワーク31に
向けて下降させる。その下降の場合、吊枠1を充分に下
降させて外側吸着片14の吸着部15も、又内側吸着片
18の吸着部19も何れもワーク31の夫々低段部32
、中高部33に当接する状態にする。この状態において
第1及び第2コイル23゜27に夫々通電する。その通
電によりコイル23は符号Φ1で示される磁束を発生し
、コイル27はΦ2で示される磁束を発生する。上記磁
束Φ1は第1図に示される如く吸着部15.19を通し
てワーク31に至る。その結果吸着部15.19がワー
ク31を吸着する。父上起磁束Φ1は主体部2の外周面
2′に外側吸着片14を又内周面2”に内側吸着片18
を夫々吸着する作用もなす。一方、磁束Φ2は第1図に
示されるように吸着枠3a、 3bと外側吸着片14、
内側吸着片18とを図示されるように通る。その結果外
側吸着片14は吸着片3a、 3bの外周面3a’、3
b″ に又内側吸着片18は吸着枠3a、 3bの内周
面3a”、3ビに夫々吸着される。この状態において吊
枠lを上昇させると上記吸着部15.19に吸着された
ワーク31は吊り上がる。この場合、磁束Φ1によって
外側及び内側の吸着片14.18が主体部2に吸着され
る他、磁束Φ2によってもそれらの吸着片14.18は
吸着枠3a、 3bに吸着される為、吊枠1に対して外
側吸着片14や内側吸着片18が下方へずり下がること
は確実に防止される。上記のようにワーク31を吸着し
たならば、搬送装置を移動させてワーク31を搬送予定
位置まで移動させる。そしてそこでコイル23.27へ
の通電を断つ。するとワーク31は吸着部15.19か
ら解放される。また、外側吸着片14及び内側吸着片1
8は主体部2及び吸着枠3a、 3bから解放されて、
各々の保合部17.21が外側及び内側の案内枠4,7
の上端に係合する位置まで下降する。
上記のようにワーク31を吸着し、搬送し、搬送予定位
置て゛解放する場合吸着片14.18のずり下がりが防
止されているから、連結体11が連結されている搬送装
置と上記吸着されたワーク31との位置関係は、吸着時
の状態のままに維持される。その結果、上記搬送装置を
所定位置まで動かすことにより、ワーク3】は予め定め
られた位置に正確に至る。
次に、上記第1コイル23と第2コイル27は夫々個別
の励磁用電源に接続しても良い。その場合には各々の電
源から各コイル23.27への供給電圧或いは電流を変
えることによって、上記磁束Φ1によるワーク31の吸
着力と、磁束Φ2による吸着枠3a。
3bに対しての吸着片14.18の吸着力を各々別々に
制御することができる。又そのようにした場合、ワーク
31を搬送予定位置まで運んだ後は第1コイル23への
通電を断ってワーク31を開放し、コイル27へのi1
1電は継続したまま各吸着片を下降させないようにして
も良い。
次に、上記構成のリフティングマグネットにあっては、
第2図に示されるように中心から外側吸着片14までの
半径R1に比べ中心から内側吸着片18までの半径R2
が小さい。この為第1図に示される外側吸着片14と内
側吸着片1日の各々の厚みMl、 W2を同一に形成す
ると、多数の内側吸着片18全体での磁路断面積が多数
の外側吸着片14全体での磁路断面積に比べて小さくな
る為、そのようなことが無いように上記賀2を匈1に比
べて大きく設定すると良い。又吸着部15.19に関し
ても同様で、第1図の寸法W3に比べて讐4を大きく設
定すると良い。
次に第6図は本願の異なる実施例を示すもので、吊枠主
体部2eが環状の形状の異なる例として矩形(−例とし
て正方形を示すが、長方形でも良い。
また矩形に代えて他の多角形でもよい)に形成されてい
る例を示すものである。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファベントのeを
付して重複する説明を省略した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にあっては、環状のワーク31を吊
上げたいとき、夫々環状に並んでいる多数の外側及び内
側吸着片14.18における吸着部15゜19を環状の
形状に沿ってワーク31に接触させられるから、それら
多数の吸着部15.19を有効に働かせてワーク31を
吸着でき、ワーク31の確実、安定な吊上を可能にでき
る効果がある。
しかもその場合ワーク31の上面に凹凸があっても、多
数の吸着片14.18はその凹凸に倣って上下に位置替
できるから、上記各吸着部15.19のいずれもがワー
ク31に夫々接触でき、ワーク31を確実に吸着できる
効果がある。
その上上記外側及び内側吸着片14.18を環状に並べ
た構成だから、それらに磁束を与える為の第1及び第2
コイル23.27は、それらの吸着片14゜18の環状
の並びに沿って配設できる特長がある。
即ち、第1と第2の二つのコイル23.27ヲ、ツレら
の軸線が上下方向を向く状態で吊枠主体部2の下側と上
側に夫々配置できる特長がある。
このことは次に二つの効果を生み出すことができる。
その一つは、第1コイル23はワーク吊上用の吸着力だ
けを考慮したもので良くて、それに足る最小限の能力の
もの即ち消費電力の小さいもので足り、また第2コイル
27に関しても同様で、ワーク吊上時における多数の吸
着片14.18のすり下がりを、上記第1コイル23に
よるすり下がりの防止の機能の不足分を補なって、防止
することだけを考慮したもので良くて、それに足る最小
限の能力のもの即ち消費電力の小さいもので足りる効果
がある。
もつ一つは、上記のように第1及び第2コイル2327
は各々の独自の機能のみを考慮したもので良いことから
、各々のコイル23.27に夫々最適な設計を非常に容
易に行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は縦断面図(
第2図のI−1線断面図)、第2図は水平断面図(第1
図の■−■線断面図)、第3図は正面図、第4図は平面
図、第5図は吊枠主体部、吸着枠、外側及び内側吸着片
、第1及び第2コイルの分解斜視図(外側及び内側吸着
片は多数のうらの一部のみを示した)、第6図は異なる
実施例を示す水平断面図。 2・・・吊枠主体部、3・・・吸着枠、14・・外側吸
着片、18・・・内側吸着片、23・・・第1コイル、
27・・・第2コイル。 第 ? 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁性材料製の環状の吊枠主体部の外周面と内周面に沿っ
    ては、夫々磁性材料製でしかも下端がワークの吸着部と
    なっている夫々多数の外側吸着片と内側吸着片とを、夫
    々吊枠主体部に対し上下動自在の状態で並設し、上記多
    数の外側吸着片と多数の内側吸着片との間においては、
    上記吊枠主体部の下側に、上記吸着部にワーク吸着用の
    磁束を及ぼす為の環状の第1コイルを配設する一方、上
    記吊枠主体部の上側に、自体の外周面と内周面とが夫々
    上記外側吸着片用と内側吸着片用の吸着面となっている
    磁性材料製の環状の吸着枠と、上記両吸着面に吸着片吸
    着用の磁束を及ぼす為の環状の第2コイルを配設したリ
    フティングマグネット。
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