JPH0256244B2 - - Google Patents

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JPH0256244B2
JPH0256244B2 JP57054688A JP5468882A JPH0256244B2 JP H0256244 B2 JPH0256244 B2 JP H0256244B2 JP 57054688 A JP57054688 A JP 57054688A JP 5468882 A JP5468882 A JP 5468882A JP H0256244 B2 JPH0256244 B2 JP H0256244B2
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JP
Japan
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overdrive
wheel drive
automatic transmission
solenoid valve
gear
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Application number
JP57054688A
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JPS58170632A (ja
Inventor
Yoichi Hayakawa
Yutaka Taga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP5468882A priority Critical patent/JPS58170632A/ja
Publication of JPS58170632A publication Critical patent/JPS58170632A/ja
Publication of JPH0256244B2 publication Critical patent/JPH0256244B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、オーバドライブ付自動変速装置と該
オーバドライブ付自動変速装置の出力側に連結さ
れた4輪駆動用トランスフアとを備える4輪駆動
用自動変速機の変速制御装置に関するものであ
る。 [従来の技術] 従来より自動変速装置付車両の高速走行時の燃
費を向上させるために、たとえば特開昭56−
31550号公報に記載されるようなオーバドライブ
段を有する自動変速装置が提案されている。 一方、悪路においても優れた走行性能が要求さ
れる車両には変速装置からの出力を前車軸および
後車軸に伝達する4輪駆動用トランスフアが装着
されている。 [発明が解決しようとする問題点] 上記のような4輪駆動車の操作性の向上、およ
び高速走行時の燃費向上をはかるために、4輪駆
動車の変速装置として、上記オーバドライブ付自
動変速装置を用いることが考えられる。 しかし、車両が砂地等の車輪のグリツプ力が低
く且つ走行抵抗の大きな路面上を走行する場合に
は、車輪のスリツプにより変速装置の出力軸回転
数が増加するため、4輪駆動車の変速装置として
上記オーバドライブ付自動変速装置を搭載した場
合には車速が低い場合でもオーバドライブ段に変
速しやすくなり、オーバドライブ段への変速によ
つて走行抵抗が大きいにもかかわらず駆動トルク
が減少し走行性能が低下する。しかも走行抵抗が
大きいにもかかわらず自動変速装置がオーバドラ
イブ段になると、自動変速装置内のトルクコンバ
ータのスリツプが過大になり、これによつて作動
油の温度を激しく上昇させるという欠点があつ
た。 また4輪駆動用トランスフアに変速装置からの
出力を更に減速して出力可能な副変速装置が組み
込まれている場合には、副変速装置が低速段に変
速されるとエンジン回転が上昇し、オーバドライ
ブ段を達成する歯車装置が高速回転でオーバドラ
イブの変速状態となるため、オーバドライブ段を
達成する歯車装置の耐久性が低下する恐れがあ
る。 本発明は上記問題点を解決するために成された
ものであり、4輪駆動車の操作性の向上、および
高速走行時の燃費向上をはかるためオーバドライ
ブ付自動変速装置と該オーバドライブ付自動変速
装置の出力側に連結された4輪駆動用トランスフ
アとを備える4輪駆動用自動変速機において、砂
地等の車軸のグリツプ力が低く且つ走行抵抗の大
きな路面上の走行時には、オーバドライブ付自動
変速装置のオーバドライブ段への変速を阻止する
ことにより、砂地等の路面上における走行性能の
向上、および自動変速装置の作動油温度の安定化
をはかることのできる4輪駆動用自動変速機の制
御装置の提供を目的とする。 また本発明は、オーバドライブ付自動変速装置
と該オーバドライブ付自動変速装置の出力側に連
結された4輪駆動用トランスフアとを備え、4輪
駆動用トランスフアに自動変速装置からの出力を
更に減速して出力可能な副変速装置が組み込まれ
た4輪駆動用自動変速機において、砂地等の走行
時におけるオーバドライブ付自動変速装置のオー
バドライブ段への変速を阻止することにより、オ
ーバドライブ付自動変速装置のオーバドライブ段
を達成する歯車装置の耐久性を向上せしめる4輪
駆動用自動変速機の制御装置の提供を目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の4輪駆動用自動変速機の変速制御装置
は、オーバドライブ段を含む複数の変速段を達成
可能なオーバドライブ付自動変速装置と、該オー
バドライブ付自動変速装置の出力を車輌の一方の
車軸に伝達する第1出力軸および前記オーバドラ
イブ付自動変速装置の出力を車輌の他方の車軸に
クラツチを介して選択的に伝達する第2出力軸を
有し前記クラツチの選択的係合によつて2輪駆動
状態と4輪駆動状態とを切換え可能な4輪駆動用
トランスフアとを備える4輪駆動用自動変速機の
変速制御装置において、前記オーバドライブ付自
動変速装置をオーバドライブ段への変速を制御す
るオーバドライブ用ソレノイド弁と、該ソレノイ
ド弁を作動せしめる電気回路とを備え、該電気回
路は、前記4輪駆動用トランスフアのクラツチの
係合が選択されたときに切換えられるスイツチを
有し、該スイツチの切換えにより前記オーバドラ
イブ付自動変速装置のオーバドライブ段への変速
を阻止するように前記オーバドライブ用ソレノイ
ド弁を作動せしめることを特徴とする。 また、本発明の4輪駆動用自動変速機の変速制
御装置は、オーバドライブ段を含む複数の変速段
を達成可能なオーバドライブ付自動変速装置と、
該オーバドライブ付自動変速装置の出力を直接出
力する直結段と減速して出力する減速段とを達成
可能な副変速装置、該副変速装置の出力を車輌の
一方の車軸に伝達する第1出力軸および前記副変
速装置の出力を車輌の他方の車軸にクラツチを介
して選択的に伝達する第2出力軸を有し前記副変
速装置およびクラツチの選択的係合によつて少く
とも2輪駆動直結状態、4輪駆動直結状態および
4輪駆動減速状態を切換え可能な4輪駆動用トラ
ンスフアとを備える4輪駆動用自動変速機の変速
制御装置において、前記オーバドライブ付自動変
速装置のオーバドライブ段への変速を制御するオ
ーバドライブ用ソレノイド弁と、該ソレノイド弁
を作動せしめる電気回路とを備え、前記電気回路
は、前記4輪駆動用トランスフアのクラツチの係
合および前記副変速装置の低速段への変速が選択
されたときに切換えられるスイツチを有し、該ス
イツチの切換えにより前記オーバドライブ付自動
変速装置のオーバドライブ段への変速を阻止する
ように前記オーバドライブ用ソレノイド弁を作動
せしめることを特徴とする。 〔作用及び発明の効果〕 本発明の4輪駆動用自動変速機の変速制御装置
は、4輪駆動車輌が砂地等の車輪のグリツプ力が
低く且つ走行抵抗の大きな路面にさしかかつた時
に、このような路面での走行可能を向上させるた
めに2輪駆動状態から4輪駆動状態に切換えるべ
く、4輪駆動用トランスフアのクラツチの係合が
選択されると、この選択によつて電気回路のスイ
ツチが切換えられ、電気回路は該スイツチの切換
えにより前記オーバドライブ付自動変速装置のオ
ーバドライブ段への変速を阻止するように前記オ
ーバドライブ用ソレノイド弁を作動せしめる。よ
つて砂地等の走行時にオーバドライブ付自動変速
装置がオーバドライブ段へ変速されることがなく
走行性能が向上すると共に、トルクコンバータの
スリツプが低減されて自動変速装置の作動油温度
の上昇が防止される。 また、オーバドライブ付自動変速装置の出力を
直接出力する直結段と減速して出力する減速段と
を達成可能な副変速装置を有し、4輪駆動減速状
態への切換えが可能な4輪駆動用トランスフアで
は、4輪駆動車輌が砂地等の車輪のグリツプ力が
低く且つ走行抵抗の大きな路面にさしかかつたと
きに、このような路面での走行性能を向上させる
ために2輪駆動直結状態から4輪駆動減速状態に
切換えるべく、4輪駆動用トランスフアのクラツ
チの係合および前記副変速装置の低速段への変速
が選択されると、この選択によつて電気回路のス
イツチが切換えられ、電気回路は該スイツチの切
換えにより前記オーバドライブ付自動変速装置の
オーバドライブ段への変速を阻止するように前記
オーバドライブ用ソレノイド弁を作動せしめる。
よつて砂地等の走行時に4輪駆動用トランスフア
が4輪駆動減速状態に切換えられることによりエ
ンジン回転が上昇した状態でオーバドライブ付自
動変速装置がオーバドライブ段へ変速されること
がなく、オーバドライブ付自動変速装置のオーバ
ドライブ段を達成する歯車装置の耐久性が向上す
る。 [実施例] 本発明を図に示す実施例に基づき説明する。 第1図は公知のオーバドライブ付自動変速装置
に4輪駆動用トランスフアを連結した4輪駆動用
自動変速機の骨格図、第2図は4輪駆動用トラン
スフアの断面図である。 まず4輪駆動用トランスフアの一実施例を第1
図および第2図に基づき説明する。 1はオーバドライブ付4速自動変速装置の歯車
変速装置、10は歯車変速装置の後部(第2図右
方)に連結された4輪駆動用トランスフア、2は
歯車変速装置の出力軸であると共に4輪駆動用ト
ランスフア10の入力軸、3は該入力軸2の後方
(第2図右方)に直列的に配された4輪駆動用ト
ランスフアの第1出力軸、110は入力軸2に固
着されたガバナ弁、10Aは入力軸2と第1出力
軸3との間に連結された副変速装置、17は第1
出力軸3と平行的に配設されたトランスフアの第
2出力軸、14はトランスフアケース19および
20内に第1出力軸と同軸的に回転自在に支持さ
れたスリーブ9と第2出力軸17とを連結する伝
動機構、8は第1出力軸3とスリーブ9とを連結
することにより伝動機構14を介して第1出力軸
3と第2出力軸17とを連結する4輪駆動用油圧
式摩擦係合要素である。 副変速装置10Aは、プラネタリギアセツト
4、減速用油圧式係合装置5および直結用油圧式
係合装置7を有する。 プラネタリギアセツト4は入力軸2の後部にス
プライン嵌合されたサンギヤ41、該サンギア4
1と歯合するプラネタリギア42、該プラネタリ
ギア42と歯合するリングギア43、および該プ
ラネタリギア42を回転自在に支持すると共に前
記トランスフアの第1出力軸3の先端に連結され
たキヤリヤ44から成る。 減速用油圧式係合要素5はリングギア43をト
ランスフアケース94に係合するための摩擦ブレ
ーキであり、トランスフアケース18内に形成さ
れたシリンダ18Aと該シリンダ18A内に装着
されたピストン51とで構成される油圧サーボ5
0により作動される。 直結用油圧式係合要素7はキヤリヤ44に連結
されたシリンダ71と該シリンダ71内に装着さ
れたピストン72とで構成される油圧サーボ70
により作動される摩擦クラツチであり、プラネタ
リギアセツト4の自動変速機の歯車変速装置1側
に配置され、サンギア41とキヤリヤ44との断
続を行なうものである。 4輪駆動用油圧式摩擦係合要素8はキヤリヤ4
4に連結した第1出力軸3とスリーブ9とを断続
するための摩擦クラツチであり、スリーブ9に溶
接されたシリンダ81と該シリンダ81内に装着
されたピストン82とで構成される油圧サーボ8
0により作動される。 伝動機構41はスリーブ9とスプライン嵌合し
たスプロケツト12、第2出力軸17にスプライ
ン嵌合したスプロケツト15およびこれらのスプ
ロケツト間に張設されたチエーン16から成る。 摩擦クラツチ7の油圧シリンダ71の外周側に
は、パーキングギア73が周設されており、自動
変速機のシフトレバーをパーキング位置に選択し
たとき歯止め74がパーキングギア73に噛み合
い第1出力軸3を固定する。 90は自動変速機のオイルパン、200は4輪
駆動用トランスフアのクラツチ7,8およびブレ
ーキ5の油圧サーボ70,80および50に油圧
を給排する変速制御装置、92は該変速制御装置
200のオイルパンである。クラツチ7,8およ
びブレーキ5の油圧サーボ70,80および50
に供給される圧油は、オイルパン90より自動変
速機のケース93とトランスフア94に取付けら
れたパイプ95を介して変速制御装置200を通
して導かれる。 このトランスフアは第3図に示すAの如く車両
の機関Eに装着された自動変速機Tに取付けら
れ、第1出力軸3は後輪駆動用プロペラシヤフト
Cに連結され、他方の出力軸である第2出力軸1
7は前輪駆動用プロペラシヤフトBに連結されて
使用される。通常走行時には油圧サーボ70に自
動変速機の油圧制御装置に供給されるライン圧を
供給してクラツチ7を係合せしめ、油圧サーボ5
0および80を排圧してブレーキ5およびクラツ
チ8を解放せしめる。これによりプラネタリギア
セツト4のサンギア41とキヤリヤ44とは連結
され、動力は入力軸2から後輪駆動用第1出力軸
3に減速比1で伝達され後輪2輪駆動走行が得ら
れる。このとき入力軸2からの動力は、ギア4
1,42,43を介さずにクラツチ7を介してキ
ヤリヤ44より第1出力軸3に伝達されるので、
各ギアの歯面に負荷がかからず、ギアの寿命が増
加する。この2輪駆動走行中4輪駆動走行が必要
となつたときは運転席等に設けた切換えレバーま
たは切換えスイツチ等の手動シフトを操作し、ト
ランスフアの変速制御装置200を作用せしめ、
油圧サーボ80にライン圧を徐々に供給しクラツ
チ8を円滑に係合せしめると、第1出力軸3とス
リーブ9とが連結され、伝動機構14、第2出力
軸17およびプロペラシヤフトBを経て前輪にも
動力が伝達され入力軸2から後輪駆動用第1出力
軸3および前輪駆動用第2出力軸17に減速比1
で動力伝達がなされる4輪駆動直結走行が得られ
る。この4輪駆動走行中急坂路など出力トルクの
増大が必要なときは、油圧サーボへの油圧は高低
切換え弁すなわちインヒビタ弁240およびダウ
ンシフトタイミング弁260を作用せしめ油圧サ
ーボ50へライン圧を徐々に供給するとともに適
切なタイミングで油圧サーボ70の油圧を排圧
し、ブレーキ5を徐々に係合せしめるとともにク
ラツチ7を円滑に解放させる。これによりサンギ
ア41とキヤリヤ44とは解放されるとともにリ
ングギア43は固定され、動力は入力軸2からサ
ンギア41、プラネタリギア42、キヤリヤ44
を介して減速され第1出力軸3および第2出力軸
17に伝達され、トルクの大きな4輪駆動減速走
行状態が得られる。表1にトランスフアの手動シ
フトの設定レンジとブレーキ5、クラツチ7およ
び8の係合および解放と車両の走行状態を示す。
【表】 表1において〇は摩擦係合要素の係合状態を示
し、×は解放状態を示す。減速比(例の3.0)は、
遊星歯車機構のサンギア41とリングギア43と
の歯数比をλとし、歯数比λを0.5とした場合の
減速比=1+λ/λ=3.0で算出したものである。 つぎに本発明の4輪駆動用自動変速機の変速制
御装置を第4図に示す一実施例に基づき説明す
る。 4輪駆動用トランスフアの変速制御装置200
は、第1ソレノイド弁210と、第2ソレノイド
弁220と、ライン圧を4輪駆動用係合圧として
給排する切換え弁230と、直結用係合圧と減速
用係合圧を切換える高低切換え弁すなわち本実施
例ではインヒビタ弁240と、該インヒビタ弁2
40を介した直結用係合圧の排油路207に設け
たダウンシフトタイミング弁250と、以上複数
の弁体および油圧サーボ50,70,80等を連
絡する諸々の油路すなわち、直結用摩擦係合要素
すなわち多板クラツチ7の油圧サーボ70に連絡
する直結用油路201、減速用摩擦係合要素すな
わち多板ブレーキ5の油圧サーボ50に連絡する
減速用油路202、4輪駆動用摩擦係合要素すな
わち多板クラツチ8の油圧サーボ80に連絡する
4輪駆動用油路203、ライン圧油路104、ガ
バナ圧油路111、切換え弁230を介したライ
ン圧をインヒビタ弁240の所定油室を連絡する
油路204、ライン圧油路とオリフイス340,
350を介した第1ソレノイド圧の油路205お
よび第2ソレノイド圧の油路206、前記直結用
油路201、減速用油路202、4輪駆動用油路
203にそれぞれ設けられたチエツク弁310,
320,330から構成される。 第1,2ソレノイド弁210,220はそれぞ
れムービングコア211,221、ソレノイド2
12,222、スプリング213,223、開口
214,224、排油口215,225からな
り、ソレノイド212,222が通電したときム
ービングコア211,221を図示上方に移動さ
せ開口214,224を開き、オリフイス37
0,380によりライン圧油路104と仕切られ
た油路207,208の圧油を排油口215,2
25より排出する。ソレノイド212,222が
非通電のときは、ムービングコア211,221
はスプリング213,223により図示下方に移
動され開口214,224を閉ざし、油路20
7,208にハイレベルのソレノイド油圧(ライ
ン圧)を発生する。 インヒビタ弁240は、図示下方から3個の第
1,第2,第3の順のスプール241,242,
243を有し、第1スプール241は下端にスプ
リング244を背設したスリーブ状ランド245
と2つのランド246,247を有し、下端油室
248、スリーブ状ランド245とランド246
とランド247の間の第1,2中間油室249,
250、第1スプール241と第2スプール24
2の間の第3中間油室251、第2スプール24
2と第3スプールの間の油室252、上端油室2
53が形成されている。該インヒビタ弁240
は、第1スプール241が図示上方に設定された
ときには、下端油室248はスリーブ状ランドの
油口245Aを介してガバナ圧油路111と連通
し、第1中間油室249はライン圧油路104と
減速用油路202を連絡し、第2中間油室250
は直結用油路201と排油路207を連絡し、第
1スプール241が図示下方に設定されたときは
下端油室248はスリーブ状ランドの油口245
Aを介して排油口254と連通し、第1中間油室
249は減速用油路202と排油口255を連絡
し、第2中間油室250はライン圧油路104と
直結用油路201を連絡し、また第3中間油室2
51は常時ガバナ圧油路111と連絡し、油室2
52は常時油路204と連絡し、上端油室253
は常時第2ソレノイド圧の油路206と連絡して
いる。 切換え弁230は、図示下方にスプリング23
2を背設し、3個のランドを設けたスプール23
1を有し、図示下方から下端油室233、第1中
間油室234、第2中間油室235、上端油室2
36が形成されている。該切換え弁230は、第
1ソレノイド圧の油路205が連絡された上端油
室236にハイレベルのソレノイド圧が印加され
るとスプール231は図示下方に移動し、第2中
間油室235を介してライン圧油路104と4輪
駆動用油路203とが連絡されてクラツチ8の油
圧サーボ80にライン圧が供給され、第1中間油
室234を介して油路204とオリフイス239
を備える排油口237とが連通されてインヒビタ
弁の油室252は排圧され、また上端油室236
に印加されるソレノイド圧がローレベルに転ずる
と、スプリング232によりスプール231は図
示上方に移動し、第1中間油室234を介してラ
イン圧油路104とが連絡されてインヒビタ弁の
油室252にライン圧が供給され、第2中間油室
235を介して4輪駆動用油路203と排油口2
38とが連通されて油圧サーボ80は排圧され
る。 ダウンシフトタイミング弁260は、図示下方
にスプリング262を背設し、2つのランドが設
けられたスプール261を有し、図示下方から下
端油室263、中間の油室264、上端油室26
5が形成されている。該ダウンシフトタイミング
弁260は、下端油室263が常時減速用油路2
02と連絡し、上端油室265が常時ライン圧油
路104と連絡し、中間の油室264は常時排油
路207およびオリフイス267を設けたゆつく
り排圧するための排油口266と連絡するととも
に、スプール261が図示上方に設定されるとす
みやかに排圧するための排油口268とも連絡す
る。なおスプール261が図示上方に設定される
のは、上端油室265に印加されるライン圧が設
定値以下(すなわちスロツトル開度が小さい)で
スプリング262のばね荷重より弱いとき、また
は下端油室263に多板ブレーキ5の係合圧が導
入されるときである。 またオーバドライブ(OD)用ソレノイド弁2
70は、前述の特開昭56−31550号公報に符号9
5で示されるソレノイド装置であり、その作動に
よつて発生する油圧信号がオーバドライブ付自動
変速機をオーバドライブ段へ変速させるシフト弁
に作用してオーバドライブ付自動変速機のオーバ
ドライブ段への変速の可能または不可能が決定さ
れる。OD用ソレノイド弁270は4輪駆動用ト
ランスフアの第1ソレノイド弁210と並列的に
通電回路280に接続されており、OD用ソレノ
イド弁270が通電されていると自動変速機はオ
ーバドライブ段への変速が可能となり、非通電さ
れていると自動変速機はオーバドライブ段へ変速
されなくなる。また、4輪駆動用トランスフア1
0の作動との関連において、該OD用ソレノイド
弁270は、その通電回路に設けられた運転席の
OD(オーバドライブ)スイツチ290がON(接
続)されている場合、後記する表2に示すよう
に、第1ソレノイド弁210が通電されて、トラ
ンスフアのギアがH2(2輪駆動直結状態)になる
と、OD用ソレノイド弁270もまた通電状態に
なり、車両走行条件に応じてオーバドライブ段に
よる走行が可能となり、また、第1ソレノイド弁
210が非通電されて、トランスフアのギアが
H4(4輪駆動直結状態)またはL4(4輪駆動減
速状態)になるとOD用ソレノイド弁270もま
た非通電状態になり、自動変速機はオーバドライ
ブ段に変速されなくなる。運転席の手動シフト
(本実施例の場合切換えスイツチ)を操作して、
H2,H4、またはL4レンジを設定すると後記す
る電気回路により表2に示す如く第1,第2ソレ
ノイド弁210,220がON,OFF制御され、
トランスフアの変速制御装置200から各油圧サ
ーボ50,70,80に選択的に送られる作動圧
油により各摩擦係合要素5,7,8が働いて、ト
ランスフア10は各変速状態(H2,H4またはL
4)に変速される。 ソレノイド弁210,220の作動は表2に示
すとおりである。ONは通電、OFFは非通電であ
り、〇はライン圧レベルの作動油圧による係合、
×は解放の状態を示す。
【表】 自動変速機のマニユアル弁の設定レンジ(P,
R,N,D,2,L)およびトランスフア10の
手動シフトの設定レンジ(H2,H4,L4)に応
じて第1,第2ソレノイド弁210,220、
OD用ソレノイド弁270を表2に示す如く開閉
作動する電気回路の例1,2を第5,6図にそれ
ぞれ示す。 (例 1)400はイグニツシヨンスイツチ、4
10はスタータモーター、420はバツテリー、
500はトランスフア10の手動シフトすなわち
切換えスイツチであり、H2,H4,L4レンジを
有し、H2レンジでは第1ソレノイド弁210の
通電回路に接続され、H4レンジでは接続されず、
L4レンジでは第2ソレノイド弁210に接続さ
れている。また、第1ソレノイド弁210はリレ
ー接点602を介してイグニツシヨンスイツチ4
00に短絡され、さらに、OD用ソレノイド弁2
70の通電回路が、第1ソレノイド弁210の通
電回路に並列接続されている。600はN,Pレ
ンジでのみ、エンジン始動が可能となるように設
けられているニユートラルセーフテイスイツチで
あり、自動変速機のシフトレバーがNまたはPレ
ンジに設定されるとONになつてリレー601が
作動し、リレー接点602および603がONさ
れて、第1ソレノイド弁210が切換えスイツチ
500の設定レンジ(H2レンジ、H4レンジ、L
4レンジ)にかかわらず通電(ON)される。 (例 2)2回路用のセーフテイスイツチ600
Aを用いてリレー601およびリレー接点60
2,603を省略している。 自動変速機のマニユアル弁およびトランスフア
の手動シフトの各設定レンジにおける作動を説明
する。 1 マニユアル弁がD,2,L,Rのいずれかの
レンジに設定されている場合、すなわちガバナ
圧が車両速度に応じて出力する場合。 a 手動シフトがH2レンジで、トランスフア
がH2(2輪駆動直結状態)のときは 第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF OD用ソレノイド弁270→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリ
フイス340を通り油路205に導かれるが
通電されている第1ソレノイド弁210によ
りドレーンされ、上端油室236に出力しな
いので、切換え230はスプール231がス
プリング232により図示上方に設定され、
ライン圧は油路104、油室234、油路2
04を通り油室252に印加され、インヒビ
タ弁の第2スプール242および第1スプー
ル241を図示下方に設定する。したがつて
ライン圧は油路104、油室250、直結用
油路201およびチエツク弁310を介して
クラツチ7の油圧サーボ70に導入される。
また油圧サーボ80および50の油圧はそれ
ぞれ排油口238および255からドレーン
される。したがつてトランスフア10はH2
(2輪駆動直結状態)になる。また自動変速
機はオーバドライブ段への変速が可能とな
る。 b 手動シフトがH4レンジで、トランスフア
H4(4輪駆動直結状態)のときは、第4図に
おいて 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→OFF OD用ソレノイド弁270→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリ
フイス340を通り油路205に導かれる
が、第1ソレノイド弁210が非通電である
ので、上端油室236に出力し、切換え弁2
30はスプール231が図示下方に設定され
る。したがつてライン圧は油路104、第2
中間油室235、チエツク弁330を設けた
4輪駆動用油路203を介してクラツチ8の
油圧サーボ80に導入される。一方ライン圧
は油路104よりオリフイス350を通り油
路206にも導かれるが、第2ソレノイド弁
220が非通電であるので、上端油室253
に出力し、インヒビタ弁240は第3,第
2,第1スプール243,242,241が
図示下方に設定される。したがつてクラツチ
7の油圧サーボ70にライン圧が導入され
る。また油圧サーボ50の油圧は排油口25
5からドレーンされる。したがつてトランス
フア10はH4(4輪駆動直結状態)になる。
また自動変速機はオーバドライブ段への変速
が不可能になる。 c 手動シフトがL4レンジで、車速が設定値
以上で、H4(4輪駆動直結状態)のとき、 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→ON OD用ソレノイド弁270→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリ
フイス340を通り油路205に導かれる
が、第1ソレノイド弁210が非通電である
ので、上端油室236に入力し、切換え弁2
30はスプール231が図示下方に設定され
る。したがつてライン圧はクラツチ8の油圧
サーボ80に導入される。一方ライン圧は油
路104よりオリフイス350を通り油路2
06にも導かれるが、通電されているソレノ
イド弁220によりドレーンされ、インヒビ
タ弁240の上端油室253に入力しない。
また油室252にもライン圧は入力していな
い。ここで油室251にガバナ圧が入力して
いるので、第2,3スプール242,243
は図示上方に移動し、またガバナ圧が設定値
以上であるのでスプリング244のばね荷重
に打勝つて第1スプール241は図示下方に
設定される。したがつてライン圧はクラツチ
7の油圧サーボ70に導入される。また油圧
サーボ50の油圧は排油口255からドレー
ンされる。したがつてトランスフア10は
H4(4輪駆動直結状態)になる。また自動変
速機はオーバドライブ段への変速が不可能に
なる。 d 手動シフトがL4レンジで、車速が設定値
以下で、L4(4輪駆動減速状態)のとき 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→ON OD用ソレノイド弁270→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリ
フイス340を通り油路205に導かれる
が、第1ソレノイド弁210が非通電である
ので、上端油室236に入力し、切換え弁2
30はスプール231が図示下方に設定され
る。したがつてライン圧はクラツチ8の油圧
サーボ80に導入される。一方ライン圧は油
路104よりオリフイス350を通り油路2
06にも導かれるが、通電されているソレノ
イド弁220によりドレーンされ、インヒビ
タ弁240の上端油室253に入力しない。
また油室252にもライン圧は入力しない。
ここで油室251にガバナ圧が入力している
ので、第2,3スプール242,243は図
示上方に移動し、またガバナ圧が設定値以下
であるのでスプリング244のばね荷重に負
けて第1スプール241は図示上方に設定さ
れ、スリーブの油口245Aを介して下端油
室248にガバナ圧が入力する。したがつて
ライン圧は油路104、油室249、減速用
油路202およびチエツク弁320を介して
多板ブレーキ5の油圧サーボ50に導入され
る。また油圧サーボ70の油圧は直結用油路
201、第2中間油室250、排油路20
7、ダウンシフトタイミング弁の中間の油室
264を介して排油口266,268からド
レーンされる。したがつてトランスフア10
はL4(4輪駆動減速状態)になる。また自
動変速機はオーバドライブ段への変速が不可
能になる。 またインヒビタ弁240の第1スプール2
41は油室251と下端油室248とに面す
る上下端面の面積が同じであるので、図示上
方に移動して油室251と下端油室248の
両方にガバナ圧が導入されるとガバナ圧(車
速)が大きくなつても図示下方に移動せず、
手動シフトをH2レンジまたはH4レンジに設
定して油室252あるいは上端油室253に
ライン圧が導入されないかぎり、スプリング
244のばね荷重で図示上方に設定されたま
まである。したがつて手動シフトがL4レン
ジに設定され、一旦車速(ガバナ圧)が所定
値以下になつてL4になると、車速(ガバナ
圧)が大きくなつてもL4が維持される。 2 マニユアル弁がNまたはPレンジに設定され
た場合、すなわちガバナ圧が出力しない場合、 e 手動シフトがL4レンジのとき 第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→ON OD用ソレノイド弁270→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリ
フイス340を通り油路205に導かれる
が、通電されている第1ソレノイド弁により
ドレーンされ、上端油室236に出力しない
ので、切換え弁230はスプール231がス
プリング232により図示上方に設定され、
ライン圧は油路104、油室234、油路2
04を通りインヒビタ弁の油室252に印加
され、インヒビタ弁の第2スプール242お
よび第1スプール241を図示下方に設定す
る。したがつてライン圧はクラツチ7の油圧
サーボ70に導入される。また油圧サーボ8
0および50の油圧はそれぞれ排油口238
および255からドレーンされる。したがつ
てトランスフア10はH2(2輪駆動直結状
態)になる。 f 手動シフトがH2レンジのとき g 手動シフトがH4レンジのとき ともに第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF OD用ソレノイド弁270→ON eの場合に加えてインヒビタ弁240の上端油
室253にライン圧が導入されるが切換え弁23
0およびインヒビタ弁240の作動は同様とな
り、ライン圧はクラツチ7の油圧サーボ70に供
給され、油圧サーボ50および80は排圧され、
トランスフア10はH2になる。 以上のように、オーバドライブ用ソレノイド弁
270を作動せしめる電気回路に4輪駆動用トラ
ンスフア10の切換スイツチ500を設け、運転
者が切換スイツチ500をH4レンジおよびL4
レンジに切り換えたときにオーバドライブ用ソレ
ノイド弁270を非通電となるように構成したこ
とにより、4輪駆動車両が砂地等の車輪のグリツ
プ力が低く且つ走行抵抗の大きな路面にさしかか
つたときに、このような路面での走行性能を向上
させるために運転者が4輪駆動用トランスフア1
0を2輪駆動直結状態(H2)から4輪駆動直結
状態(H4)または4輪駆動減速状態(L4)に
切り換えるべく切換スイツチ500をH4レンジ
またはL4レンジに操作すると、該切換スイツチ
500の切り換えによりオーバドライブ用ソレノ
イド弁270は非通電とされ、オーバドライブ付
自動変速装置1のオーバドライブ段への変速が禁
止される。 よつて砂地等の走行時にオーバドライブ付自動
変速装置1がオーバドライブ段へ変速されること
がなく走行性能が向上すると共に、トルクコンパ
ータのスリツプが低減されて自動変速装置の作動
油温度の上昇が防止される、しかも4輪駆動用ト
ランスフア10が4輪駆動減速状態(L4)に切
り換えられることによりエンジン回転が上昇した
状態でオーバドライブ付自動変速装置1がオーバ
ドライブ段へ変速されることがなく、オーバドラ
イブ付自動変速装置1のオーバドライブ段を達成
する歯車装置の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のオーバドライブ付4速自動変速
機と本発明に関係する4輪駆動用トランスフアの
骨格図、第2図はその4輪駆動用トランスフアの
断面図、第3図は車両の動力伝達系を示す概略
図、第4図は本発明にかかる4輪駆動用自動変速
機の変速制御装置の回路図、第5図は変速制御装
置の制御用電気回路図、第6図は他の制御用電気
回路図である。 図中、1…オーバドライブ付自動変速装置の歯
車変速装置、10…4輪駆動用トランスフア、1
0A…副変速装置、3…第1出力軸、17…第2
出力軸、5…減速用摩擦係合要素である多板ブレ
ーキ、7…直結用摩擦係合要素である多板クラツ
チ、8…4輪駆動用摩擦係合要素である多板クラ
ツチ、50,70,80…油圧サーボ、104…
ライン圧油路、111…ガバナ圧油路、200…
4輪駆動用トランスフアの変速制御装置、201
…直結用油路、202…減速用油路、203…4
輪駆動用油路、204…油路、207…排油路、
210…第1ソレノイド弁、220…第2ソレノ
イド弁、230…切換え弁、240…インヒビタ
弁、241…第1スプール、242…第2スプー
ル、243…第3スプール、260…ダウンシフ
トタイミング弁、270…OD用ソレノイド弁、
290…ODスイツチ、500…切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オーバドライブ段を含む複数の変速段を達成
    可能なオーバドライブ付自動変速装置と、該オー
    バドライブ付自動変速装置の出力を車輌の一方の
    車軸に伝達する第1出力軸および前記オーバドラ
    イブ付自動変速装置の出力を車輌の他方の車軸に
    クラツチを介して選択的に伝達する第2出力軸を
    有し前記クラツチの選択的係合によつて2輪駆動
    状態と4輪駆動状態とを切換え可能な4輪駆動用
    トランスフアとを備える4輪駆動用自動変速機の
    変速制御装置において、前記オーバドライブ付自
    動変速装置をオーバドライブ段への変速を制御す
    るオーバドライブ用ソレノイド弁と、該ソレノイ
    ド弁を作動せしめる電気回路とを備え、該電気回
    路は、前記4輪駆動用トランスフアのクラツチの
    係合が選択されたときに切換えられるスイツチを
    有し、該スイツチの切換えにより前記オーバドラ
    イブ付自動変速装置のオーバドライブ段への変速
    を阻止するように前記オーバドライブ用ソレノイ
    ド弁を作動せしめることを特徴とする4輪駆動用
    自動変速機の変速制御装置。 2 オーバドライブ段を含む複数の変速段を達成
    可能なオーバドライブ付自動変速装置と、該オー
    バドライブ付自動変速装置の出力を直接出力する
    直結段と減速して出力する減速段とを達成可能な
    副変速装置、該副変速装置の出力を車輌の一方の
    車軸に伝達する第1出力軸および前記副変速装置
    の出力を車輌の他方の車軸にクラツチを介して選
    択的に伝達する第2出力軸を有し前記副変速装置
    およびクラツチの選択的係合によつて少くとも2
    輪駆動直結状態、4輪駆動直結状態および4輪駆
    動減速状態を切換え可能な4輪駆動用トランスフ
    アとを備える4輪駆動自動変速機の変速制御装置
    において、前記オーバドライブ付自動変速装置の
    オーバドライブ段への変速を制御するオーバドラ
    イブ用ソレノイド弁と、該ソレノイド弁を作動せ
    しめる電気回路とを備え、前記電気回路は、前記
    4輪駆動用トランスフアのクラツチの係合および
    前記副変速装置の低速段への変速が選択されたと
    きに切換えられるスイツチを有し、該スイツチの
    切換えにより前記オーバドライブ付自動変速装置
    のオーバドライブ段への変速を阻止するように前
    記オーバドライブ用ソレノイド弁を作動せしめる
    ことを特徴とするとする4輪駆動用自動変速機の
    変速制御装置。
JP5468882A 1982-03-31 1982-03-31 4輪駆動用自動変速機の変速制御装置 Granted JPS58170632A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5583617A (en) * 1978-12-19 1980-06-24 Aisin Warner Ltd Four-wheel drive apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5583617A (en) * 1978-12-19 1980-06-24 Aisin Warner Ltd Four-wheel drive apparatus

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