JPH0253249B2 - - Google Patents

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JPH0253249B2
JPH0253249B2 JP57013045A JP1304582A JPH0253249B2 JP H0253249 B2 JPH0253249 B2 JP H0253249B2 JP 57013045 A JP57013045 A JP 57013045A JP 1304582 A JP1304582 A JP 1304582A JP H0253249 B2 JPH0253249 B2 JP H0253249B2
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JP
Japan
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oil passage
pressure
wheel drive
valve
oil
Prior art date
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JP57013045A
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JPS58128929A (ja
Inventor
Yoichi Hayakawa
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58128929A publication Critical patent/JPS58128929A/ja
Publication of JPH0253249B2 publication Critical patent/JPH0253249B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
    • B60K23/0808Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles for varying torque distribution between driven axles, e.g. by transfer clutch

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、変速装置に連結されて前車軸および
後車軸に動力を伝達する4輪駆動用トランスフア
の油圧制御装置に関する。 [従来の技術] 4輪駆動車両では、原動機に連結された変速装
置の出力軸に4輪駆動用トランスフアを付設し、
該4輪駆動用トランスフアの2つの出力軸からそ
れぞれ前車軸および後車軸に動力を分配する方式
が採用されている。また上記4輪駆動用トランス
フアの2つの出力軸は歯車列またはチエーン等の
伝動装置により所定の回転速度比を保つように連
結されているが、このような車両が接地力の高い
良路において操向輪(通常は前輪、以下前輪とい
う)を操向せしめて旋回すると、前輪の回転半径
は後輪の回転半径よりも大となるため、2つの出
力軸間にねじりの力が生じ、走行性能が低下す
る。このため4輪駆動用トランスフアの前車軸お
よび後車軸を駆動する出力軸間に回転速度差を生
ぜしめる必要がある。 そこで従来よりこの種の4輪駆動用トランスフ
アにおいては2つの出力軸を差動歯車機構を介し
て連結し、前車軸および後車軸を駆動する出力軸
間に回転速度差を生ぜしめる方式が採用され、旋
回時の走行性能を向上せしめている。しかしこの
方式によると1車輪の接地が悪く駆動力が低下す
ると、前車軸および後車軸にもそれぞれ差動歯車
機構が介在しているために他の車輪にも駆動力が
伝わらなくなり、車輪の接地力の低い悪路走行時
の走行性能が低下するという問題を有する。 このため4輪駆動用トランスフアの前記差動歯
車機構に、差動を生ずる2軸間に小さなトルク容
量を有する差動制限装置を並設し、差動歯車機構
をいわゆるリミテツドスリツプ方式のものとして
変速歯車装置からの出力を4輪にある程度伝達す
るようにし、走行不能に陥る危険を回避してい
る。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、トルク容量の小さな差動制限装
置では、車輪の1つが脱輪などして接地力が極め
て低下した場合には容量不足を生じるため、さら
に前記4輪駆動用トランスフアに前後の車軸への
駆動トレーンを機械的にロツクして滑りのない回
転を与える機構を具備させる必要がある。 しかし4輪駆動用トランスフアに、差動歯車装
置、差動制限装置およびロツク機構を具備せしめ
ると、4輪駆動用トランスフアの構造が極めて複
雑且つ大型化してしまう。 本発明は上記の問題点に鑑みて成されたもので
あり、変速装置の出力を車両の前車軸および後車
軸のいずれか一方に伝達する第1の出力軸と、前
記変速装置の出力を車両の前車軸および後車軸の
何れか他方に伝達する第2の出力軸とを連結する
摩擦クラツチのトルク容量を選択的に変更せしめ
ることにより、摩擦クラツチによつて2つの出力
軸間を連結した簡単な構造であり且つコンパクト
な4輪駆動用トランスフアによつて路面状況にか
かわらず良好な走行性能を得ることのできる4輪
駆動用トランスフアの油圧制御装置の提供を目的
とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の4輪駆動用トランスフアの油圧制御装
置は、変速装置の出力を車両の前車軸および後車
軸のいずれか一方に伝達する第1出力軸と車両の
前車軸および後車軸の何れか他方に伝達する第2
出力軸とを連結する摩擦クラツチを作動する油圧
サーボと、油圧源からの吐出圧が供給されるライ
ン圧油路と、該ライン圧油路に接続したレギユレ
ータ弁と、該レギユレータ弁に接続されて該レギ
ユレータ弁より前記ライン圧油路に生ずる油圧が
減圧されて供給されるレギユレータ圧油路と、前
記油圧サーボに接続した4輪駆動用油路と、前記
ライン圧油路とレギユレータ圧油路とを前記4輪
駆動用油路に選択的に連通する切換装置とを備え
ることを特徴とする。 [作用及び発明の効果] 本発明の4輪駆動用トランスフアの油圧制御装
置は、油圧源からの吐出圧が供給されるライン圧
油路と、ライン圧油路に接続したレギユレータ弁
に接続されて該レギユレータ弁よりライン圧油路
に生ずる油圧が減圧されて供給されるレギユレー
タ圧油路とを、変速装置からの出力を車両の前車
軸および後車軸のいずれか一方に伝達する第1出
力軸と車両の前車軸および後車軸の何れか他方に
伝達する第2出力軸とを連結する摩擦クラツチを
作動する油圧サーボに接続した4輪駆動用油路に
選択的に連通する切換装置を備えており、切換装
置によつて4輪駆動用油路をレギユレータ圧油路
に連通したときには摩擦クラツチを作動する油圧
サーボにレギユレータ弁によつて減圧された低圧
の油圧が供給されて摩擦クラツチが小さなトルク
容量に設定される。 また切換装置によつて4輪駆動用油路をライン
圧油路に連通したときには摩擦クラツチを作動す
る油圧サーボに油圧源からの高圧の油圧が供給さ
れて摩擦クラツチが大きなトルク容量に設定され
る。 よつて接地力の高い良路での旋回走行時および
車輪の接地力の低い悪路走行時には、切換装置を
切換えることによつて摩擦クラツチを小さなトル
ク容量に設定し、摩擦クラツチの滑りによつて2
つの出力軸間の相対回転を許容し、2つの出力軸
間に生じるねじりの力を低減するとともに、1車
輪の接地力が低下したときにおいても他の車輪に
はある程度の駆動力を伝達することができ、接地
力の高い路面および接地力の低い路面での優れた
走行性能が得られる。 また、車輪の1つが脱輪などして接地力が極め
て低下した場合には切換装置を切換えることによ
つて摩擦クラツチを大きなトルク容量に設定して
他の車輪に確実に駆動力を伝達することにより、
容易に脱輪状態より脱出することができる。 よつて本発明の4輪駆動用トランスフアの油圧
制御装置によれば、変速装置の出力を車両の前車
軸および後車軸のいずか一方に伝達する第1の出
力軸と、前記変速装置の出力を車両の前車軸およ
び後車軸の何れか他方に伝達する第2の出力軸と
を連結する摩擦クラツチのトルク容量を選択的に
変更せしめたことにより、摩擦クラツチによつて
2つの出力軸間を連結した簡単な構造であり且つ
コンパクトな4輪駆動用トランスフアによつて路
面状況にかかわらず良好な走行性能を得ることが
できる。 [実施例] 1は自動変速機の歯車変速装置、10は歯車変
速装置1の後部(第2図右方)に連結されたトラ
ンスフア、2は歯車変速装置1の出力軸であると
ともにトランスフア10の入力軸、3は該入力軸
2の後方(第2図右方)に直列的に配されたトラ
ンスフアの第1出力軸、110は入力軸2に固着
されたガバナ弁、4はプラネタリギアセツトであ
り、入力軸2の後部にスプライン嵌合されたサン
ギア41、該サンギア41と歯合するプラネタリ
ギア42、該プラネタリギア42と歯合するリン
グギア43、および該プラネタリギア42を回転
自在に保持するとともに前記トランスフアの第1
出力軸3の先端に連結されたキヤリヤ44からな
る。5はリングギア43をトランスフアケース9
4に係合するための摩擦ブレーキ、50はトラン
スフアケース18内に形成されたシリンダ18A
と該シリンダ18A内に装着されたピストン51
とで構成されるブレーキ5の油圧サーボである。
7はプラネタリギアセツト4の歯車変速装置側に
配置されてサンギア41とキヤリヤ44との断続
を行なう摩擦クラツチ、70はキヤリヤ44に連
結されたシリンダ71と該シリンダ71内に装着
されたピストン72とで構成された摩擦クラツチ
7を作動する油圧サーボである。8はキヤリヤ4
4に連結した第1出力軸3と後記するトランスフ
アの他方の出力軸を駆動するための伝動構成の一
方のスプロケツト12に連結したスリーブ9とを
断続するための摩擦クラツチ、80はトランスフ
アケース19および20内に回転自在に保持され
たスリーブ9に溶接されたシリンダ81と該シリ
ンダ81内に装着されたピストン82とで構成さ
れる油圧サーボである。17は前記第1出力軸3
と平行的に配されたトランスフアの第2出力軸、
14はスリーブ9とスプライン嵌合されたスプロ
ケツト12、第2出力軸17にスプライン嵌合さ
れたスプロケツト15およびこれらスプロケツト
間に張設されたチエーン16からなる伝動機構で
ある。 摩擦クラツチ7の油圧シリンダ71の外周側に
は、パーキングギヤ73が周設されており、自動
変速機のシフトレバーパーキング位置に選択した
とき歯止め74がパーキングギヤ73に噛み合い
第1出力軸3を固定する。 90は自動変速機のオイルパン、200は4輪
駆動用トランスフアのクラツチ7,8およびブレ
ーキ5の油圧サーボ70,80および50に油圧
を給排する油圧制御装置、92は該油圧制御装置
200のオイルパンである。クラツチ7,8およ
びブレーキ5の油圧サーボ70,80および50
に供給される圧油は、オイルパン90より図示し
ない自動変速機のオイルポンプ(油圧源)により
汲み上げられた圧油が自動変速機のケース93と
トランスフアケース94に取付けられたパイプ9
5を介して油圧制御装置200を通して導かれ
る。 このトランスフアは第3図に示すAの如く車両
の機関Eに装着された自動変速機Tに取付けら
れ、第1出力軸3は後輪駆動用プロペラシヤフト
Cに連結され、他方の出力軸である第2出力軸1
7は前輪駆動用プロペラシヤフトBに連結されて
使用される。通常走行時には油圧サーボ70に自
動変速機の油圧制御装置に供給されるライン圧を
供給してクラツチ7を係合せしめ、油圧サーボ5
0および80を排圧してブレーキ5およびクラツ
チ8を解放せしめる。これによりプラネタリギア
セツト4のサンギヤ41とキヤリヤ44とは連結
され、動力は入力軸2から後輪駆動用第1出力軸
3に減速比1で伝達され後輪2輪駆動走行が得ら
れる。このとき入力軸2からの動力は、ギヤ4
1,42を介さずにクラツチ7を介してキヤリヤ
44より第1出力軸3に伝達されるので、各ギヤ
の歯面に負荷がかからず、ギヤの寿命が増加す
る。この2輪駆動走行中4輪駆動走行が必要とな
つたときは運転席等に設けた切換えレバーまたは
切換えスイツチ等の手動シフト装置を操作し、ト
ランスフアの油圧制御装置200を作用せしめ、
油圧サーボ80にレギユレータ圧またはライン圧
を徐々に供給しクラツチ8を円滑に係合せしめる
と、第1出力軸3とスリーブ9とが連結され、伝
動機構14、第22出力軸17およびプロペラシヤ
フトBを経て前輪にも動力が伝達され入力軸2か
ら後輪駆動用第1出力軸3および前輪駆動用第2
ト出力軸17に減速比1で動力伝達がなされる4
輪駆動直結走行が得られる。この4輪駆動走行中
急坂路などが出力トルクの増大が必要なときは、
油圧サーボ50へライン圧を徐々に供給するとと
もに適切なタイミングで油圧サーボ70の油圧を
排圧し、ブレーキ5を徐々に係合せしめるととも
にクラツチ7を円滑に解放させる。これによりサ
ンギア41とキヤリヤ44とは解放されるととも
にリングギア43は固定され、動力は入力軸2か
らサンギア41、プラネタリギア42、キヤリヤ
44を介して減速され第1出力軸3および第2出
力軸17に伝達され、トルクの大きな4輪駆動減
速走行状態が得られる。表1にトランスフアの手
動シフト装置の設定レンジとブレーキ5、クラツ
チ7および8の係合および解放と車両の走行状態
を示す。
【表】 表1において〇は摩擦係合要素の係合状態を示
し、×は解放状態を示す。減速比(例の3.0)は、
遊星歯車機構のサンギヤ41とリングギア43と
の歯数比をλとし、歯数比λを0.5とした場合の
減速比=1+λ/λ=3.0で算出されたものであ
る。 4輪駆動用トランスフアの油圧制御装置200
は、上記パイプ95を介して圧油が供給されるラ
イン圧油路104、ライン圧油路104に接続さ
れたレギユレータ弁240、インヒビタ弁260
およびダウンシフトタイミング弁280、レギユ
レータ弁240に接続されてレギユレータ弁によ
り調圧された油圧が供給されるレギユレータ圧油
路105、それぞれオリフイス370,380を
介してライン圧油路104に接続された油路20
7,208、油路207,208にそれぞれ配設
された第1ソレノイド弁210、第2ソレノイド
弁220、レギユレータ圧油路105に接続され
た第2切換え弁250、第2切換え弁250に接
続されて第2切換え弁250の切換えに応じてレ
ギユレータ圧油路105のレギユレータ圧が選択
的に給排される第2レギユレータ圧油路205、
ライン圧油路104および第2レギユレータ圧油
路205に接続された切換装置300、切換装置
300と4輪駆動用摩擦係合要素である多板クラ
ツチ8の油圧サーボ80を連絡する4輪駆動用油
路203、インヒビタ弁260と直結用摩擦係合
要素である多板クラツチ8の油圧サーボ70を連
絡する直結用油路201、インヒビタ弁260お
よびダウンシフトタイミング弁280と減速用摩
擦係合要素である多板ブレーキ5の油圧サーボ5
0を連絡する減速用油路202、三方向チエツク
弁320を介して第1ソレノイド圧油路207、
第2ソレノイド圧油路208に連絡すると共に切
換装置300に接続して第1ソレノイド圧油路2
07と第2ソレノイド圧油路208との何れか高
いほうの油圧が生ずる油路に連通する油路207
A、三方向チエツク弁330を介して第2ソレノ
イド圧油路208、切換装置300に接続した油
路209に連絡すると共にインヒビタ弁に接続し
て第2ソレノイド圧油路208と油路209との
何れか高いほうの油圧が生ずる油路に連通する油
路208A、油路201,202,203にそれ
ぞれ設けられたチエツク弁340,350,36
0、およびガバナ圧が供給されるガバナ圧油路1
11とからなる。 第1、2ソレノイド弁210,220はそれぞ
れムービングコア211,221、ソレノイド弁
212,222、スプリング213,223、開
口214,224、排油口215,225からな
り、ソレノイド212,222が通電したときム
ービングコア211,221を図示上方に移動さ
せ開口214,224を開き、オリフイス37
0,380によりライン圧油路104と仕切られ
た油路207,208の圧油を排油口215,2
25より排出する。ソレノイド212,222が
非通電のときは、ムービングコア211,221
はスプリング213,223により図示下方に移
動され開口214,224を閉ざし、油路20
7,208にハイレベルのソレノイド油圧(ライ
ン圧)を発生する。 インヒビタ弁260は、図示下方から2個の第
1、第2の順のスプール261,262を有し、
第1スプール261は下端にスプリング263を
背設したスリーブ状ランド264と2つランド2
65,266を有し、下端油室267、スリーブ
状ランド264とランド265とランド266の
間の第1、2中間油室268,269、第1スプ
ール261と第2スプール262の間の第3の中
間油室270、上端油室271が形成されてい
る。該インヒビタ弁260は、第1スプール26
1が図示上方に設定されたときには、下端油室2
67はスリーブ状ランドの油口264Aを介して
ガバナ圧油路111と連通し、第1中間油室26
8はライン圧油路104と減速用油路202を連
絡し、第2中間油室269は直結用油路201と
排油路206を連絡し、また第1スプール261
が図示下方に設定されたときは、下端油室267
はスリーブ状ランドの油口264Aを介して排油
口272と連通し、第1中間油室268は減速用
油路202と排油口273を連絡し、第2中間油
室269はライン圧油路104と直結用油路20
1を連絡し、また油室270は常時ガバナ圧油路
111と連絡し、上端油室271は常時油路20
8Aと連絡している。 レギユレータ弁240は、図示下方にスプリン
グ242を背設し、3つのランドが設けられたス
プール241を有し、図示下方から下端油室24
3、中間の油室244、中間油室245、上端油
室246が形成されている。該レギユレータ弁2
40は、上端油室246に常時ライン圧が導入さ
れ、下端油室243に常時オリフイス247を介
したレギユレータ圧が導入され、ライン圧とレギ
ユレータ圧およびスプリング242の力とにより
バランスされたスプール241の作動により、油
路104から中間油室245に導入されるライン
圧が減圧調整され、所定のレギユレータ圧として
レギユレータ圧油路105に出力される。 第2切換え弁250は、図示下方にスプリング
252を背設し、3個のランドを設けたスプール
251を有し、図示下方から下端室253、第1
中間油室254、第2中間油室255、上端油室
256が形成されている。該第2切換え弁250
は、第1ソレノイド圧の油路207または第2ソ
レノイド圧の油路208が三方向チエツク弁32
0を介して連絡する油路207Aが連絡された上
端油室256にハイレベルのソレノイド圧が印加
される、すなわち第1ソレノイド弁210または
第2ソレノイド弁220の少なくとも一方が非通
電(OFF)であるとスプール231は図示下方
に移動し、第2中間油室255を介して第2係合
油路205と排油口258とが連絡され、第1中
間油室254を介して油路209と排油口257
とが連通され、また上端油室256に印加される
ソレノイド圧がローレベルに転ずる、すなわち第
1ソレノイド弁210および第2ソレノイド弁2
20がともに通電(ON)であると、スプリング
252によりスプール251は図示上方に移動
し、第2中間油室255を介してレギユレータ圧
油路105と第2レギユレータ圧油路205とが
連絡されて切換装置300にレギユレータ圧すな
わち第2係合圧が供給され、第1中間油室254
を介してライン圧油路104と油路209とが連
通されて三方向チエツク弁330、油路208を
介してインヒビタ弁260の上端油室271にラ
イン圧が供給される。 切換装置300はライン圧油路104に接続し
た第1切換え弁230、第1切換え弁230に接
続されて第1切換え弁230の切り換えに応じて
ライン圧油路104の油圧が選択的に給排される
係合油路204、該係合用油路204、第2レギ
ユレータ圧油路205および4輪駆動用油路20
3に接続して係合用油路204と第2レギユレー
タ圧油路205との何れか高いほうの油圧が生ず
る油路を4輪駆動用油路203に連通する三方向
チエツク弁310とからなる。 第1切換え弁230は、図示下方にスプリング
232を背設し、2個のランドを設けたスプール
231を有し、図示下方から下端油室233、中
間油室234、上端油室235が形成されてい
る。該第1切換え弁230は、第1ソレノイド圧
の油路207が連絡された上端油室235にハイ
レベルのソレノイド圧が印加されるとスプール2
31は図示下方に移動し、中間油室234を介し
てライン圧油路104と係合油路204とが連絡
され、また上端油室235に印加されるソレノイ
ド圧がローレベルに転ずると、スプリング232
によりスプール231は図示上方に移動し、中間
油室234を介して係合油路204と排油口23
6とが連通される。 以上の構成よりなる切換装置300は、油路2
07の油圧がロウレベルのときには第2レギユレ
ータ圧油路205を4輪駆動用油路203に連通
し、油路207の油圧がハイレベルのときにはラ
イン圧油路104を4輪駆動用油路203に連通
する。 ダウンシフトタイミング弁280は、図示下方
にスプリング282を背設し、2つのランドが設
けられたスプール281を有し、図示下方から下
端油室283、中間の油室284、上端油室28
5が形成されている。該ダウンシフトタイミング
弁280は、下端油室283が常時減速用油路2
02と連絡し、上端油室285が常時ライン圧油
路104と連絡し、中間の油室284は常時排油
路206およびオリフイス287を設けたゆつく
り排圧するための排油口286と連絡するととも
に、スプール281が図示上方に設定されるとす
みやかに排圧するための排油口288とも連絡す
る。なおスプール281が図示上方に設定される
のは、上端油室285に印加されるライン圧が設
定値以下(すなわちスロツトル開度が小さい)で
スプリング282のばね荷重より弱いとき、また
は下端油室283に多板ブレーキ5の係合圧が導
入されるときである。 運転席の手動シフト装置(本実施例の場合切換
えスイツチ)を操作して、H2、H4S、H4Lまた
はL4レンジを設定すると電気油路(図示しない)
により表2に示す如く第1、2ソレノイド弁21
0,220がON、OFF制御され、トランスフア
の油圧制御装置200から各油圧サーボ50,7
0,80に選択的に送られる作動圧油により各摩
擦係合要求5、7、8が働いて、トランスフア1
0は各変速状態(H2、H4S、H4LまたはL4)に
変速される。 ソレノイド弁210,220の作動は表2に示
すとおりである。ONは通電、OFFは非通電であ
り、〇はライン圧レベルの作動油圧による係合、
△はレギユレータ圧レベルの作動油圧による係
合、×は解放の状態を示す。
【表】 つぎにトランスフアの手動シフト装置の各設定
レンジにおける油圧制御装置200とトランスフ
ア10の作動を説明する。 A) トランスフアの手動シフト装置がH2レン
ジに設定されると電気回路により、 第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF されるので、ライン圧は圧油104よりオリフ
イス370,380を通り油路207,208
に導かれるが、油路207は排油口215から
ドレーンされてロウレベルとなり、油路208
に供給されたライン圧は三方向チエツク弁32
0を介して導かれて油路207Aはハイレベル
となる。第2切換え弁250の上端油室256
がハイレベルになることにより第2切換え弁2
50のスプール251が図示下方に設定され
て、第2レギユレータ圧油路205は排油口2
58に連通されて排圧される。また切換装置3
00は、第1切換え弁230の上端油室235
がロウレベルになることにより第1切換え弁2
30のスプール231が図示上方に設定されて
係合油路204が排圧されるが、第2レギユレ
ータ圧油路205も排圧されているので、4輪
駆動用油路203を第1切換え弁230の排油
口236、第2切換え弁250の排油口258
に連通して油圧サーボ80を排圧し、クラツチ
8を解放する。また油路208に供給されたラ
イン圧は三方向チエツク弁330および油路2
08Aを介して導かれてインヒビタ弁260の
上端油室271に印加され、インヒビタ弁26
0の第1スプール261および第2スプール2
62は図示下方に設定される。したがつて減速
用油路202は排油口273に連通されて油圧
サーボ50が排圧され、ブレーキ5が解放され
ると共に、直結用油路201はライン圧油路1
04に連通されてチエツク弁340を介して油
圧サーボ70にライン圧が供給されてクラツチ
7が係合される。よつてトランスフア10は第
1出力軸3に減速比1で動力が伝達される2輪
駆動直結状態になる。 B) トランスフアの手動シフト装置がH4Sレン
ジに設定されると電気回路により、 第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→ON されるので、ライン圧は圧油104よりオリフ
イス370,380を通り油路207,208
に導かれるが、油路207,208は排油口2
15,225からドレーンされてロウレベルと
なり、両油路207,208に三方向チエツク
弁320を介して連絡された油路207Aもロ
ウレベルとなる。これにより第2切換え弁25
0の上端油室256がロウレベルになることに
より第2切換え弁250のスプール251が図
示上方に設定されて、第2レギユレータ圧油路
205にレギユレータ圧が供給される。また切
換装置300は、第1切換え弁230の上端油
室235がロウレベルになることにより4輪駆
動用油路230を第2レギユレータ圧油路20
5に連通して油圧サーボ80にレギユレータ圧
を供給し、クラツチ8を係合する。このときク
ラツチは、クラツチ8の係合力が油圧サーボ8
0に供給される減圧されたレギユレータ圧によ
り与えられるので、小さなトルク容量に設定さ
れる。また第2切換え弁250が図示上方に設
定されることに伴い、油路209がライン圧油
路104に連通されるので、油路208Aには
油路209より三方向チエツク弁330を介し
てライン圧が供給され、インヒビタ弁260の
上端油室271に印加されてインヒビタ弁26
0の第1スプール261および第2スプール2
62は図示下方に設定される。したがつて減速
用油路202は排油口273に連通されて油圧
サーボ50が排圧され、ブレーキ5が解放され
ると共に、直結用油路201はライン圧油路1
04に連通されてチエツク弁340を介して油
圧サーボ70にライン圧が供給されてクラツチ
7が係合される。よつてトランスフア10は第
1出力軸3および第2出力軸17に減速比1で
動力が伝達され、且つ旋回走行時等の第1出力
軸3と第2出力軸17との間にねじり力が作用
するときに第1出力軸3と第2出力軸17間の
相対回転が可能なフルタイム4輪駆動直結状態
になる。 C) トランスフアの手動シフト装置がH4Lレ
ンジに設定されると、電気回路により 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→OFF されるので、ライン圧は油路104よりオリフ
イス370,380を通り油路207,208
に導入されて油路207,208はハイレベル
となり、両油路207,208に三方向チエツ
ク弁320を介して連絡された油路207Aも
ハイレベルとなる。これにより第2切換え弁2
50の上端油室256がハイレベルになること
により第2切換え弁250のスプール251が
図示下方に設定されて第2レギユレータ圧油路
205を排圧し、また切換装置300は、第1
切換え弁230の上端油室235がハイレベル
になることにより、4輪駆動用油路203をラ
イン圧油路104に連通して油圧サーボ80に
ライン圧を供給し、クラツチ8を係合する。こ
のときクラツチは、クラツチ8の係合力が油圧
サーボ80に供給されるライン圧により与えら
るので、大きなトルク容量に設定される。また
三方向チエツク弁330を介して油路209が
ライン圧油路104に連通されるので、油路2
08Aには油路209より三方向チエツク弁3
30を介してライン圧が供給され、インヒビタ
弁260の上端油室271に印加されてインヒ
ビタ弁260の第1スプール261および第2
スプール262は図示下方に設定される。した
がつて減速用油路202は排油口273に連通
されて油圧サーボ50が排圧され、ブレーキ5
が解放されると共に、直結用油路201はライ
ン圧油路104に連通されてチエツク弁340
を介して油圧サーボ70にライン圧が供給され
てクラツチ7が係合される。よつてトランスフ
ア10は第1出力軸3および第2出力軸17に
減速比1で動力が伝達され、且つ第1出力軸3
と第2出力軸17間の相対回転を許容しない4
輪駆動直結状態になる。 D) トランスフアの手動シフト装置がL4レン
ジに設定されると、電気回路により 第1ソレノイド弁210→OFF 第2ソレノイド弁220→ON されるので、ライン圧は圧油104よりオリフ
イス370,380を通り油路207,208
に導入されるが、油路209は排油口225か
らドレーンされてロウレベルとなり、油路20
7に三方向チエツク弁320を介して連絡され
た油路207Aもハイレベルとなる。これによ
り 第2切換え弁250の上端油室256がハイ
レベルになることにより第2切換え弁250の
スプール251が図示下方に設定されて第2レ
ギユレータ圧油路205を排圧し、また切換装
置300は第1切換え弁230の上端油室23
5がハイレベルになることにより4輪駆動用油
路203をライン圧油路104に連通して油圧
サーボ80にライン圧を供給し、クラツチ8を
係合する。このときクラツチは、クラツチ8の
係合力が油圧サーボ80に供給されるライン圧
により与えらるので、大きなトルク容量に設定
される。また第2切換え弁250が図示下方に
設定されることに伴い、油路209が排油口2
57に連通されて排圧され、また上記のように
油路208も排圧されるので、両油路208,
209に三方向チエツク弁330および油路2
08Aを介して連通208Aを介して連通する
インヒビタ弁260の上端油室は排圧され、イ
ンヒビタ弁260の第2スプール262は図示
上方に設定される。 したがつて、H2、H4S、H4Lの他のレンジ
からL4レンジに手動されたときにインヒビタ
弁260の第1スプール261の作動は油路1
11に供給されるガバナ圧すなわち車両速度に
よつて以下のように変化する。 (1) 車両速度が所定値以上で他のレンジから
L4レンジに手動シフトされた場合には、第
3中間油室270に常時印加されているガバ
ナ圧が所定値以上であり、第1スプール26
1を図示下方に押圧するガバナ圧による力が
スプリング263の力よりも大きくなり、第
1スプール261は図示下方に設定される。
したがつて減速用油路202は排油口273
に連通されて油圧サーボ50が排圧され、ブ
レーキ5が解放されると共に、直結用油路2
01はライン圧油路104に連通されてチエ
ツク弁340を介して油圧サーボ70にライ
ン圧が供給されてクラツチ7が係合される。
よつてトランスフア10は第1出力軸3およ
び第2出力軸17に減速比1で動力が伝達さ
れ、且つ第1出力軸3と第2出力軸17間の
相対回転を許容しない4輪駆動直結状態にな
る。 (3) 車両速度が所定値以下で他のレンジから
L4レンジに手動シフトされた場合には、第
3中間油室270に常時印加されているガバ
ナ圧が所定値以下であり、第1スプール26
1を図示下方に押圧するガバナ圧による力が
スプリング263の力よりも小さく、第1ス
プール261はスプリング263の力により
図示上方に設定され、したがつて減速用油路
202はライン圧油路104に連通されて油
圧サーボ50にチエツク弁350を介してラ
イン圧が供給され、ブレーキ5が係合され
る。また直結用油路201は排油路206を
介してダウンシフトタイミング弁280に連
通され、油圧サーボ70はダウンシフトタイ
ミング弁280によつて車両走行条件に応じ
たタイミングで排圧されてクラツチ7が解放
される。よつてトランスフア10は第1出力
軸3および第2出力軸17に減速比3.0で動
力が伝達され、且つ第1出力軸3と第2出力
軸17間の相対回転を許容しない4輪駆動減
速状態になる。 またインヒビタ弁260の第1スプール2
61は第3中間油室270と下端油室267
とに面する上下端面の面積が同じであるの
で、図示上方に移動して第3中間油室270
と下端油室267の両方にガバナ圧が導入さ
れるとガバナ圧が大きくなつても図示下方に
は移動せず、手動シフト装置が他のレンジに
設定されて上端油室271にライン圧が導入
されない限りスプリング263のばね荷重で
図示上方に設定されたままであり、したがつ
て手動シフト装置がL4レンジに設定され、
一旦車両速度が所定値以下になつてトランス
フア10が4輪駆動減速状態になると、車両
速度が高くなつてもトランスフア10の4輪
駆動減速状態が維持される。 以上述べた如く、上記本発明の実施例の4輪駆
動用トランスフアの油圧制御装置200は、油圧
源から吐出圧が供給されるライン圧油路104
と、ライン圧油路104に接続したレギユレータ
弁240に接続されて該レギユレータ弁240よ
りライン圧油路104に生ずる油圧が減圧されて
供給されるレギユレータ圧油路105,205と
を、エンジンからの出力を車両の後車軸に伝達す
る第1出力軸3と車両の前車軸に伝達する第2出
力軸17とを連結する摩擦クラツチ8を作動する
油圧サーボ80に接続した4輪駆動用油路203
に選択的に連通する仕切装置300を備えてお
り、切換装置300によつて4輪駆動用油路20
3をレギユレータ圧油路105,205に連通し
たときには摩擦クラツチ8を作動する油圧サーボ
80にレギユレータ弁240によつて減圧された
低圧の油圧が供給されて摩擦クラツチ8が小さな
トルク容量に設定され、また切換装置300によ
つて4輪駆動用油路203をライン圧油路104
に連通したときには摩擦クラツチ8を作動する油
圧サーボ80に油圧源からの高圧の油圧が供給さ
れて摩擦クラツチ8が大きなトルク容量に設定さ
れる。 よつて接地力の高い良路での旋回走行時および
車輪の接地力の低い悪路走行時には、切換装置3
00を切換えることによつて摩擦クラツチ8を小
さなトルク容量に設定し、摩擦クラツチ8の滑り
によつて2つの出力軸3,17間の相対回転を許
容し、2つの出力軸3,17間に生じるねじりの
力を低減するとともに、1車輪の接地力が低下し
たときにおいても他の車輪にはある程度の駆動力
を伝達することができ、接地力の高い路面および
接地力の低い路面での優れた走行性能が得られ
る。 また、車輪1つが脱輪などして接地力が極めて
低下した場合には切換装置300を切換えること
によつて摩擦クラツチ8を大きなトルク容量に設
定して他の車輪に確実に駆動力を伝達することに
より、容易に脱輪状態より脱出することができ
る。 よつて、変速装置1の出力を車両の後車軸に伝
達する第1の出力軸3と、変速装置1の出力を車
両の前車軸に伝達する第2の出力軸17とを連結
する摩擦クラツチ8のトルク容量を選択的に変更
せしめたことにより、摩擦クラツチ8によつて2
つの出力軸3,17間を連結した簡単な構造であ
り且つコンパクトな4輪駆動用トランスフア10
によつて路面状況にかかわらず良好な走行性能を
得ることができる。 また上記実施例に示したように、切換装置30
0をライン圧油路104に接続されて運転者の操
作に応じて切り換えられる第1切換え弁230
と、第1切換え弁230に接続されて第1切換え
弁230の切り換えに応じてライン圧油路104
の油圧が選択的に給排される係合油路204と、
係合油路204、レギユレータ圧油路105,2
05および4輪駆動用油路203に接続されて係
合油路204とレギユレータ圧油路105,20
5との何れか高いほうの油圧が生ずる油路を4輪
駆動用油路203に連通する三方向チエツク弁3
10とからら構成するとともに、レギユレータ圧
油路105を運転者の操作に応じてレギユレータ
圧を選択に給排する第2切換え弁250を介して
三方向チエツク弁310に接続すれば、運転者の
操作によつて4輪駆動用油路203を第1切換え
弁230および第2切換え弁250から排圧し、
摩擦クラツチ8を解放してトランスフア10の2
輪駆動状態を選択することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速機に4輪駆動用トランスフア
を連結した骨格図、第2図は4輪駆動用トランス
フアの断面図、第3図は車両の動力伝達系を示す
概略図、第4図は本発明にかかる4輪駆動用トラ
ンスフアの油圧制御装置の回路図である。 図中、10……4輪駆動用トランスフア、3…
…第1出力軸、17……第2出力軸、8……摩擦
クラツチ、80……摩擦クラツチの油圧サーボ、
200……4輪駆動用トランスフアの油圧制御装
置、104……ライン圧油路、240……レギユ
レータ弁、105,205……レギユレータ圧油
路、203……4輪駆動用油路、300……切換
装置、230……第1切換え弁、204……係合
油路、310……三方向チエツク弁、250……
第2切換え弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変速装置の出力を車両の前車軸および後車軸
    のいずれか一方に伝達する第1出力軸と車両の前
    車軸および後車軸の何れか他方に伝達する第2出
    力軸とを連結する摩擦クラツチを作動する油圧サ
    ーボと、油圧源からの吐出圧が供給されるライン
    圧油路と、該ライン圧油路に接続したレギユレー
    タ弁と、該レギユレータ弁に接続されて該レギユ
    レータ弁より前記ライン圧油路に生ずる油圧が減
    圧されて供給されるレギユレータ圧油路と、前記
    油圧サーボに接続した4輪駆動用油路と、前記ラ
    イン圧油路とレギユレータ圧油路とを前記4輪駆
    動用油路に選択的に連通する切換装置とを備える
    ことを特徴とする4輪駆動用トランスフアの油圧
    制御装置。 2 前記切換装置は、前記ライン圧油路に接続さ
    れて運転者の操作に応じて切り換えられる切換え
    弁と、該切換え弁に接続されて該切換え弁の切り
    換えに応じて前記ライン圧油路の油圧が選択的に
    給排される係合油路と、前記係合油路、レギユレ
    ータ圧油路および4輪駆動用油路に接続されて前
    記係合油路とレギユレータ圧油路との何れか高い
    ほうの油圧が生ずる油路を前記4輪駆動用油路に
    連通する三方向チエツク弁とを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の4輪駆動用
    トランスフアの油圧制御装置。 3 前記切り換え弁の切り換えは運転者の操作に
    応じて作動するソレノイド弁により給排される油
    圧によりなされることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の4輪駆動用トランスフアの油圧
    制御装置。 4 前記レギユレータ圧油路は前記三方向チエツ
    ク弁に運転者の操作に応じて前記レギユレータ圧
    を前記三方向チエツク弁に給排する第2切換え弁
    を介して接続されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項に記載の4輪駆動用トランスフア
    の油圧制御装置。
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