JPH02560A - 転写印刷シート - Google Patents

転写印刷シート

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JPH02560A
JPH02560A JP29186388A JP29186388A JPH02560A JP H02560 A JPH02560 A JP H02560A JP 29186388 A JP29186388 A JP 29186388A JP 29186388 A JP29186388 A JP 29186388A JP H02560 A JPH02560 A JP H02560A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被写体に、所定のパターンをワノタッチで転
写印刷しうる転写印刷シートに関するものである。
従来の技術 従東、転写印刷紙としては、未転写タイプのものとアル
コール転写タイプのものが知られている。
未転写タイプの転写印刷紙は、転写シート(紙の片面全
面に未開を塗布したもの)の未開層の1−。
から所定のパターンを印刷し、ついでその印刷層の1−
からニス塗りし、さらにそのニス層のにからブロッキン
グ防1Fのための剥離紙をかぶせたものである。転写操
作は、まず剥離紙を除いてから全体を水で湿潤して未開
層を膨潤させると共に、転写紙側を被写体に当てながら
転写紙側または印刷層側をずらしていくことによりなさ
れる。
また、アルコール転写タイプの転写印刷紙は複紙転写シ
ート(不透明の紙に!A#加丁を施した7ト透明の薄い
紙の剥離加工面側を貼り、さらにその゛ト透明の紙の表
面に水糊を塗!1した構成を有するもの)の未開層の上
から所定のパターンを印刷し、ついでその印刷層の上か
らアルコール活性型接n剤を前記パターンの輪郭よりも
大きく塗布し、峙後にその上からブロッキング防IFの
ための’iqa紙をかぶせたものである。転写操作は、
転写印刷紙から剥離紙と不透明の紙を除き、被写体側を
アルコールで濡らすと共に、被写体にアルコール活性化
型接着剤塗布面を当て、時間を見はからって接着がなさ
れた頃に半透明の低側に水をつけて未開層を膨潤させた
後、この半透明の紙を除去することによりなされる。
なお、転写印刷紙ではないが、ステッカ−も被写体にパ
ターンを付する目的で広< t−V及している。
ステ・ンカーは、タック紙(剥離紙の片面全面に粘着剤
を塗布し、さらにその粘着剤層の上からフィルムや紙を
貼付したもの)のフィルムまたは紙の表面に所定のパタ
ーンの印刷を施し、さらに必要に応じてその印刷層の上
から、印刷層保護のためにポリプロピレンフィルムなど
をラミネートし、ついで金型で打ち抜きを入れたもので
、使用に際しては、剥離紙からステッカ−を′AX除去
してから、被写体へ粘着剤塗布面側を圧着することによ
り、ワンタッチで貼着が図られる。
このステッカ−をさらに発展させたものに抜き文字ステ
ッカ−がある、抜き文字ステッカ−は。
粘着剤を片面全面に塗布した剥離紙の粘着剤層の1−か
ら印刷層を設け、ついで文字の輪郭形状を有する金型で
打ち抜きを入れると共に1文字の部分以外の不要の部分
を手作業により除去し、ついで印刷層の上からアプリケ
ーションと称される低粘着性の粘着剤を塗布した透明シ
ートをかぶせたものである。使用に際しては、剥離紙を
′A離除去してから、被写体へ粘着剤塗布面側を圧着し
、ついでアプリケーションを2q尊除去することにより
、文字の貼着が図られる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の水転写タイプの転写印刷紙に
あっては、転写操作に際して転写印刷紙を木で湿潤させ
たり、転写紙側または印刷層側をスライドさせる操作が
要求されるため、水に冒される被写体には適用できない
こと、スライド操作に際し、印刷膜が水で柔弱となって
いるため、転写シートと分離しにくく、印刷膜が崩れる
おそれがあること、被写体と一定強度以上の接着力を有
するようになるまでに時間が長くかかること、印刷膜を
保護するニス層を印刷層の輪郭よりも若干大きくしなけ
ればならないため、仕上りが必ずしも美麗でないことな
どの問題点があった。
また、L記従来のアルコール転写タイプの転写印刷紙に
あっては、転写操作に際してアルコールや水で湿潤させ
る操作があるため、アルコールや水に冒される被写体に
は適用できないこと、被写体と一定強度以上の接着力を
有するようになるまでに時間が長くかかること、アルコ
ール活性型接着剤層を印刷層の輪郭よりも若干大きくし
なければならないため(さもないとはみ出た部分の印刷
膜が切れる)、仕上りが必ずしも美麗でないこと、印刷
を逆刷りで行わなければならないため、誤認するおそれ
があることなどの1問題点があった。
さらにまた、通常のステッカ−にあっては、印刷パター
ンより広い面積のシートが残るため美麗さを欠くこと、
被写体の要求物性に十分対応できるシート素材が得られ
にくいことなどの問題点があり、抜き文字ステッカ−に
あっては、文字抜きを行う金型が多数必要となるため全
型代がかさむこと、金型で打ち抜きを入れた後の文字以
外の部分を除去する作業が手作業によるため、生産性が
劣り、人件費も高くつくこと、文字を金型で打ち抜くた
め小さな文字や複雑な文字には適用できないことなどの
問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を根本的に解決する
ことを目的になされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明の転写印刷シートは、離型性を有する剥離シート
(A)の離型性保有面に、界面活性剤を配合した接着剤
組成物による所定のパターンの印刷層(B)が設けられ
た構成を有するものであり、このような特定の構成を見
出すことにより、1−記のような問題点を一挙に解決す
るに至つた。
本発明における離型性を有する剥離シート(A)として
は、紙やプラスチックスシートなどのシートの片面を剥
離剤で処理したものが用いられる。I離削としては、長
鎖アルキルアクリレート共重合体、硬鉛アルキルビニル
エステル共用合体、長鎖アルキルビニルエーテル共重合
体、長鎖アルキルアクリルアミド共を合体、長鎖アルキ
ル7 ’Jルエステル共重合体、マレイン酸の長鎖アル
キル誘導体の共重合体、長鎖アルキルエステル化したポ
リマー、長鎖アルキルカルバメート化したポリマー、ポ
リエチレンイミン誘導体、過フッ化アルキル基含有化合
物(フッ素系樹脂を含む)、シリコーン、パラフィン類
などが例示できる。そのほか、シート自体が離型性を有
する素材で形成されたもの、あるいは、シート製造時に
!A離剤を内部添加したものも用いることができる。
そして本発明においては、と記の2II#シート(A)
の離型性保有面に、界面活性剤を配合した接着剤組成物
による所定のパターン、たとえば文字、図形、模様、ベ
タなどの印刷層(B)を設けることにより、転写印刷シ
ートが作製される。
この転写印刷シートは、たとえば接着剤組成物として着
色剤を配合したものを用いることにより、それ自体で転
写印刷の目的に用いることができるし、また、後述する
ように、その接着剤組成物印刷層の上からインクによる
印刷層、さらに必要に応じて保護シートを設けて転写印
刷シートを製造する際のノ、(材シートとして用いるこ
ともできる。
ここで接着剤組成物としては、感圧接着剤(粘着剤)M
I成物が好適に使用されるが、場合によっては感熱接着
剤組成物、再湿接着剤Ml成物も使用される。
接着剤組成物は、接着主要素を主体とし、これに必要に
応じて粘着付与剤、軟化剤、名化防1に剤、充填剤、加
硫剤、架橋剤、着色剤、その他の添加剤を適当な比率で
配合したものからなる。
接着主要素としては、天然ゴム、インプレンゴム、スチ
レン−ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェンブロック
共重合体、スチレン−インプレンブロック共重合体、ブ
チルゴム、ポリイソフチレン、シリコーンゴム、ポリビ
ニルイソブチルエーテル、クロロプレンゴム、ニトリル
ゴム、グラフトコム、再生ゴムなどのエラストマー;α
、β−エチレン性不飽和化合物の重合体または共重合体
、たとえば、オレフィン(エチレン、プロピレン、ブチ
レンなど)、スチレン系モノマー(スチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエンなど)、アクリロニトリル
またはメタクリレートリル、ビニルエステル(酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなど)、ビニルエーテル(ビニ
ルイソブチルエーテルなど)、不飽和カルボン酸系モノ
マー(アクリル酸、メタクリル酸、それらのエステル、
ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキル
メタクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート、1.4−ブタンジオールジアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリト
ールのモノないしペンタアクリレート、クロトン酸また
はそのエステル、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン
酸、それらのエステルまたは無水物、ジアリルフタレー
ト、ジビニルベンゼン、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、ビニルアルコール、塩化ビニルなど)の化合物の
重合体または共重合体;エポキシ化ポリブタジェンなど
が例示できる。
これらの中では、アクリル系粘着剤、すなわち、炭素数
4〜12のアルキル基を有するアクリル酸エステルまた
はメタクリル酸エステル(X)、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステ
ル、無水マレイン酸、イタコン酸、イタコン酸モノエス
テル、無水イタコン酸などの不飽和カルボン酸(Y)お
よび短鎖アルキル基を有するアクリル酸エステルまたは
メタクリル酸エステル、ヒドロキシアルキルアクリレー
ト、ヒドロキシアルキルメタクリレート、酢酸ビニル、
ジアリルフタレートなどの不飽和化合物(Z)を共重合
したアクリル系感圧接、?7削が、粘着特性、#候性、
透明性等の性質がすぐれているので、特に実用性が大き
い。
、粘R付与剤としては、ロジン、エステルガムエステル
ガムH、ポリテルペン樹脂、石油樹脂スチレン系樹脂、
アルキルフェノール樹脂、テルペンフェノール系樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などが例示できる。
軟化剤としては、各種の可塑剤、ポリブテン、液状粘着
付与樹脂、ポリイソブチレン低重合物、ポリビニルイソ
ブチルエーテル低重合物、ラノリン、解重合ゴム、プロ
セスオイル、加硫オイルなどが例示できる。
充填剤としては、酸化チタン、亜鉛華、シリカ、水酸化
アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー
、タルク、マイカ、酸化鉄、各種岩石、デンプンをはじ
め、各種の充填剤が用1.)られる。
名化防IL剤としては、2.6−ジーt−ブチル−4−
メチルフェノール、2.5−ジーE−ブチルヒドロキノ
ン、メルカプトベンツ゛イミダゾール、1.1−ビス(
4−ヒドロキシフェノール)シケロヘキサン、フェニル
−β−ナフチルアミンをはじめ、各種の老化防Iに剤が
用いられる。
そのほか、ある種の高分子、たとえばセルロース誘導体
、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、エボギシ
樹脂、ゼラチンなどを配合することもできる。
」二足のような接着剤組成物に配合する界面活性剤とし
ては、石峙、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、ジアルキルスルホコ/\り酸1!よ、ナフタレ
ンスルホン酸塩またはその重合体。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルのスルホン酸1i
2.ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸塩な
どの7ニオン界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルギルフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキ
シエチレンとポリオキシプロピレンのブロックポリマー
、ソルビタンモノアルキレートなどのノニオン界面活性
剤;アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、第4級
アンモニウム系などのカチオン界面活性剤があげられる
。そのほか、有機ケイ素系化合物、すなわちジアルキル
シロキサン構造で示される各種のシリコーンオイル、エ
ポキシ化シリコーンオイル、カルボキシ変性シリコーン
オイル、その他品種の変性シリコーンオイルなど、フッ
素系化合物、すfthちパーフルオロアルギル基を含有
スるスルホン酸m、カルボン酸塩、エチレンオキサイド
付加物、トリメチルアンモニウム塩、リン酸エステル、
これらのオリゴマー、ウレタン誘導体なども用いられる
。これらの界面活性剤は2挿具にを併用することも多い
これらの界面活性剤の中では、ジアルキルスルホ」ハタ
酸fil、有機ケイ素系化合物、フッ素系化合物よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の界面活性剤を、配合
する界面活性剤の少なくとも一部として用いることが、
本発明の目的にとって特に好ましい。
界面活性剤の配合罎は、接着剤組成物全丑に対し、0.
00001〜20重量%の範囲から選ぶことが望ましく
、さらには0.0001〜5改に%の範囲から選択する
ことが好ましい、界面活性剤の配合賃が余すに少ないと
、剥離シート(A)上に印刷したとき印刷面にハジキ、
ヘコミ等を生じて安定した品質が得られず、一方、その
配合廿が余りに多いと、接着剤塗膜としての耐水性、#
溶剤性が劣り、また、被写体との接着強度や上面に設け
たインク皮■々との接着強度が低下するようになる。
接着剤組成物の剥離シート(A)上への印刷は、各種平
凹刷印刷によっても行われるが、シルクスクリーン印刷
(スクリーン印刷)によることが多い。シルクスクリー
ン印刷を行うときは、印刷1程での発泡を防IFするた
めしばしば消泡剤やその他の添加剤を混和することが多
く、これは印刷面のハジキ、ヘコミの原因となりやすい
。しかしながら、上記のように特定量の界面活性剤を配
合することにより、この種のトラブルは回避される。
接着剤組成物を剥離シート(A)−ヒにシルクスクリー
ン印刷により印刷する場合、接着剤組成物の粘度は広く
変えうるものの5通常は粘度を1〜300ボイズ(BH
型回転粘度計表示、25℃)に調整することが多い。l
ボイズ未満ではハジキ、ヘコミ等が生じやすく、一方3
00ボイズを越えるときは5版から接着剤組成物が塗着
されに<〈、かつ印刷表面の平滑性も得られにくくなる
ため、印刷作業効率が低下する傾向がある。
印刷層(B)は、2層以上の複層に形成することができ
る。多層に形成する場合は、接着特性の異なる接着剤組
成物を用いることもできる。
−1;述のようにして、雌型性を有する21層シート(
A)の離型性保有面に界面活性剤配合接着剤組成物によ
る所定のパターンの印刷層(B)を設けた後は、さらに
必要に応じその接着剤組成物印刷層(B)上に、前記と
実質状同一のパターンを描くようにインクによる単色ま
たは多色の印刷層(C)を設けることができる。インク
としては色材非配合インク、色材配合インク、紫外線硬
化型インク、電子線硬化型インク、機能性(導電性、示
温性、蛍光性、蓄光性、反射性、芳香性、磁性、0CR
1減感、レジスト、転写捺染等)インクをはじめ、従来
使用されている種々のインクが用いられる6印刷にあた
っては1重ね刷りを行ってもよい、印刷層をパターンの
全体にわたってまたは部分的に肉厚に形成すれば、立体
感が得られる。なお、印刷最−ヒ層を無色のインクによ
るオーバーコート層とすることも望ましく、この層は転
写後に印刷層に光沢を付与したり、印刷層を保護したり
する役割を果たす。
界面活性剤配合接着剤組成物印刷層(B)およびインク
による単色または多色の印刷層(C)のパターンの面積
が広いときは、必要に応じ該パターンを分割するハーフ
カットを施すこともできる。
そして本発明においては、もし必要なら、さらに上記の
印刷層(C)の上から、前記パターンよりも広い面積を
覆う剥離可能な保護シート(D)を貼付等の手段により
設けることができる。この保護シー) (D)の設置に
より、目的とする転写印刷シートの製造が完了する保護
シート(D)としては、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリイ
ミド、セルロース系誘導体、ポリアセタールなどの透明
なフィルムまたはシートの表面に、必要に応じ軽度の粘
着力を有する接着剤によるコーティング処理を全面にま
たは部分的に施したものが好適に使用される。保護シー
ト(D)を複数枚重ねて腰を強くすることもできる。特
殊な場合は紙を保護シート(D)として用いることもで
きる。
転写操作を容易にするため、剥離シート(A)と界面活
性剤配合接着剤組成物印刷層(B)との間の密着強度F
ab、インクによる印刷層(C)と保護シー) (D)
との間の密着強度Fed、被写体と界面活性剤配合接着
剤組成物印刷層(B)との間の密着強度Fbxは、 Fbz  >  Fcd  >  Fabの関係を満足
するように留意する。
第1図は本発明の転写印刷シートの一例を示した模式断
面図である。
第2図は本発明の転写印刷シートの応用例の一例を示し
た一部切欠き斜視図、第3図はその模式断面図、第4図
はその分解図である。
図中、(A)は雌型性を有する剥離シート、(B)は界
面活性剤配合接着剤組成物印刷層。
(C)はインクによる中色または多色の印刷層。
(D)は保護シートである。
このようにして作成された転写印刷シートを用いて被写
体に転写印刷を行う、被写体の材質は、金属、プラスチ
ックス、木竹類、セラミックス、紙、織布、不織布、皮
革、無機質をはじめ材質を問わない、陶磁器を形成する
焼入れ前の素面にも適用が可能である。
転写操作は、まず剥離シート(A)を静かに剥ぎ取って
から接着剤組成物印刷層(B)面を被写体に貼着して圧
着し、ついで保護シート(D)を1りぎ取るだけでよい
次に実施例をあげて1本発明をさらに詳細に説明する。
以下、°「部」、r%」とあるのは、重量基べ(で表わ
したものである。
実施例1 かくはん機、温度計、コンデンサー、滴下ロートおよび
窒素ガス吹き込み装置を備えたフラスコにキシレン50
0部を仕込み、かくはんおよび窒素ガスの吹き込みを続
けなから110°Cまで昇温し、ついで温度を105〜
110℃に保ちながら、2−エチルへギシルアクリレー
)300部、ブチルアクリレート250部、メタクリル
酸30部、ヒドロキシエチルアクリレート20部よりな
る混合液を滴下ロートより3時間かけて滴下し、別のロ
ートからし一ブチルハイドロパーオキサイド(重合IM
J始剤)5部を 3.5時間かけて滴下した。さらに同
温度で3時間反応を続けることによって、数平均分子q
taooo、不揮発分50%のアクリルJl、 ff!
合体を得た。
次に、上記で得たアクリル共用合体100部に対し、エ
マルジョン型のシリコーンである信越シリコーン株式会
社製のKM85を0.5部、溶剤としてのイソホロンを
501、ジメチルシリコーンオイルである信越シリコー
ン株式会社製のKF69を0.2部混合し、2種のシリ
コーンを含む界面活性作用、消泡作用、レベリング作用
を併せ有する界面活性剤配合接着剤組成物を得た。
711濱シー) (A)として不二紙玉株式会社製8E
アイポリ−を酔備し、その離型性保有面に−に記で得た
接着剤組成物を用いてパターンをシルクスクリーン印刷
後、70°Cで5分間乾燥し、界面活性剤配合接着剤組
成物印刷層(B)を形成させた。
次に、その界面活性剤配合接着剤組成物印刷層(B)の
上から、シルクスクリーン用イン午白(1[1巾インキ
化学工業株式会社製ビニールグロス)を用いて、1−記
の印刷パターンに正確に重ねてシルクスクリーン印刷を
施し、70℃で10分間乾僅してインクによる印刷層(
C)を形成させた。
ついで、■−2インク印刷層(C)のヒからアプリケー
ション(軽度の粘着性を有する感圧接着剤を塗布したポ
リプロピレンフィルム)と称される保護シート(D)の
粘着処理側を重ね合せてゴムローラーで圧着し、目的と
する転写印刷シートを得た。
このようにして得られた転写印刷シートから剥離シート
を剥離除去し、その21離した面(界面活性剤配合接着
剤組成物印刷層(B)を設けた面)をABS板に貼着し
、指で数回押さえつけた後。
静かに保護シー) (D)を剥離除去したところ、AB
S板には(B)/ (C)からなるパターンのみが残存
し、転写が完了した。
保護シート(D) 21fll後、室温に7日間放置し
、被写体であるABS板への付着性、耐水性。
耐湿性等を調べた。結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1で得たアクリル共用合体100部に対し、エマ
ルジョン型のシリコーンである信越シリコーン株式会社
製KM85を0,5部、溶剤としてのイソホロンを50
部、界面活性剤としてのジアルキルスルホコハク酸塩系
界面活性剤(第−工業製薬株式会社製ネオコール5WC
)を1部混合して接着剤組成物を得、以下、実施例1と
同様にして実験を行った。結果を第1表に合せて示す。
実施例3 実施例1で得たアクリル共心合体100部に対し、エマ
ルシコン型のシリコーンである信越シリコーン株式会社
製KM85を0.5部、溶剤としてのイソホロンを50
部、界面活性剤としてのポリオキシエチレンとポリオキ
シプロピレンのブロックポリマー(第−T業製薬株式会
社製エパン420)を1部混合して接着剤組成物を得、
以ド、実施例1と同様にして実験を行った。結果を第1
表に併せて示す。
第1表 印刷適性は、接着剤組成物をシルクスクリーン印刷し、
70°Cで5分間乾燥後の印刷面で目視判定した。
仕上り性は、接着剤組成物印刷層上に白インキを印刷し
、70’C!で10分間乾燥後に、表面のハジキ、フク
レ、ヘコミ等の外観を目視判定した。
付着性は、貼着インク層上にカミソリ刃でX印に切口を
入れ、セロハン′P1着テープにて2IIMテストした
耐水性は、転写印刷を施した被写体を常温水中に48時
間浸漬し、引−ヒげ直後の状態を目視判定した。
耐湿性は、転写印刷を施した被写体を40℃、95%R
Hの条件下に24時間放訝し、取出し直後の状態を目視
判定した。
比較例1 接着剤組成物の調製に際し界面活性剤の配合を省略した
ほかは、実施例1と同様にして実験を行ったが。
接着剤の印刷適性  ハジキ多い 印刷後の仕とり性  へコミ多い 被写体への付着性  弱い 1#水性       ハガレあり 耐湿性       フクレあり という結果が得られた。
実施例4 かくはん機、温度計、コンデンサー、滴下ロートおよび
窒素ガス吹き込み装置を備えたフラスコに水340部と
乳化剤としてのネオゲンR(第−E業製薬株式会社製)
を仕込み、かくはんおよび:’+:>kガスの吹き込み
を続けながら80℃まで昇温し、ついで温度を78〜8
2℃に保ちながら、2−エチルへキシルアクリレート3
15部、ブチルアクリレート250部、メタクリル酸2
9部、ヒドロキシエチルアクリレート5部、ジアリルフ
タレート1部よりなる混合液を滴下ロートより3時間か
けて滴下し、別のCI−)から過硫醜アンモニウム2%
液(利金開始剤)150部を3.5時間かけて滴下した
。さらに同温度で3時間反応を続けることによって、数
平均分子1152000.不揮発分50%のアクリル共
重合体を得た。
次に、上記で得たアクリル共重合体100部に対し、消
泡剤としてノプコ8034 (サンノプコ株式会社製)
を0.2部、ヒドロキシエチルセルロース3%水溶液を
20部、界面活性剤としてフン素糸界面活性剤の1%水
溶液を10部混合し、界面活性剤配合接着剤組成物を得
た。
以下、実施例1と同様にして実験を行った。ただし、シ
ルクスクリーン印刷によるインクの印刷は、多色の重ね
刷りとし、また最上層は無色のインクを用いて行った。
結果を第2表に示す。
実施例5 実施例2で得たアクリル共重合体100部に対し、消泡
剤としてノプコ8034 (サンノプコ株式会社製)を
0.2部、ヒドロキシエチルセルロース3%水溶液を2
0部、界面活性剤としてジアルキルスルホコハク酸塩系
界面活性剤を1混合合して接着剤組成物を得、以下、実
施例4と同様にして実験を行った。結果を第2表に合せ
て示す。
実施例6 実施例2で得たアクリル共重合体100部に対し、消泡
剤としてノプコ8034 (サンノプコ株式会社製)を
0.2部、ヒドロキシエチルセルロース3%水溶液を2
0部、界面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェ
ノールエーテルt−3i’fllG合して接着剤組成物
を得、以下、実施例4と同様にして実験を行った。結果
を第2表に合せて示す。
第  2  表 比較例2 接着剤組成物の調製に際し界面活性剤の配合を省略した
ほかは、実施例4と同様にして実験を行ったが。
接着剤の印刷適性  ハジキ多い 印刷後の仕上り性  へコミ多い 被写体への付着性  弱い 耐水性       ハガレ、フクレあり耐湿性   
    ハクリ という結果が得られた。
発明の効果 本発明においては、次に列挙するようなすぐれた効果が
奏される。
被写体に、所定のパターンをワンタッチで転写印刷でき
る。
剥離シート七に接着剤組成物を印刷しているにもかかわ
らず、印刷をたとえばシルクスクリーン印刷で行っても
、印刷面にハジキ、ワレ、収縮、ヘコミ等を生じない。
保護シートを設けるときであっても、被写体に貼着後直
ちに保護シートの剥離除去ができるので、転写に要する
時間が極めて短かくてすみ、しかも転写操作に熟練を要
しない。
事前に転写印刷シートや被写体を水やアルコールで湿潤
させておく必要がないので、水やアルコールに冒される
被写体にも適用できる。
印刷によって構成された層のみが転写されるため、屋外
耐候性、柔軟性、耐熱性など被写体の要求性能に応じた
設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転写印刷シートの一例を示した模式断
面図である。 第2図は本発明の転写印刷シートの応用例の一例を示し
た一部切欠き斜視図5第3図はその模式断面図、第4図
はその分解図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、離型性を有する剥離シート(A)の離型性保有面に
    、界面活性剤を配合した接着剤組成物による所定のパタ
    ーンの印刷層(B)が設けられた構成を有する転写印刷
    シート。 2、界面活性剤の配合量が、接着剤組成物全量に対し0
    .00001〜20重量%である特許請求の範囲第1項
    記載の転写印刷シート。 3、接着剤組成物に配合する界面活性剤の少なくとも一
    部に、ジアルキルスルホコハク酸塩、有機ケイ素系化合
    物、フッ素系化合物よりなる群から選ばれた少なくとも
    1種の界面活性剤を用いることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の転写印刷シート。
JP29186388A 1988-11-18 1988-11-18 転写印刷シート Granted JPH02560A (ja)

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