JPH0255878A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

Info

Publication number
JPH0255878A
JPH0255878A JP63204515A JP20451588A JPH0255878A JP H0255878 A JPH0255878 A JP H0255878A JP 63204515 A JP63204515 A JP 63204515A JP 20451588 A JP20451588 A JP 20451588A JP H0255878 A JPH0255878 A JP H0255878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
discharge
discharge port
closing valve
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63204515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2521332B2 (ja
Inventor
Kenji Ogawa
健二 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP63204515A priority Critical patent/JP2521332B2/ja
Priority to US07/394,034 priority patent/US4983103A/en
Publication of JPH0255878A publication Critical patent/JPH0255878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2521332B2 publication Critical patent/JP2521332B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、微量の液体を吐出するポンプに係り、はんだ
用ペースト、アルコール等の溶剤および接着剤等の吐出
ポンプに利用できる。
〔従来の技術〕
従来より、各種基板にチップ等を固定する、いわゆるチ
ップマウンタ等においては、はんだ付は用のペーストを
基板に付着してからチップを取付け、その後炉に入れて
チップを基板に固定していた。
この際、基板にペーストを付着する方法としては、注射
器状のペースト供給装置にペーストを入れておき、まず
供給装置をペーストの付着位置の上方まで移動し、その
後、圧縮空気等により所定時間圧力をかけて供給装置の
針状の先端からペーストを出し、このペーストがノS(
反に1妾触するまで供給装置を下方に移動して、ペース
トを基板に付着していた。
続いて他の箇所にペーストを併行する時には、flu給
装置を上方に移動し、次の付着位置の上方まで移動して
前記同様の手11iにより行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような方lJ=では、基板にm給装置の先
0セ;のペーストが接触するまで供給装置を移動するた
め、供給装置の移動に時間がかかり、作業時間が長くな
るという問題Qがあった。
その上、供給装置の先端を基板に接触させてペーストを
付着させているので、ペース1のfl給が不確実であり
、液切れも悪くなってペーストの供給量も一定しないと
いう問題点があった。
そこで、<JL給装置を基板に接触させずに、ペースト
付着位置の上方から、圧縮空気により圧力を掛けてペー
ストをスプレー状に吐出して基板に付着させる方法も考
えられる。
しかしながら、この方法では供給装置を上下方向に移動
しないので移動時間は短くなるが、ペーストがスプレー
状に吐出されるため、基板上の広い範囲にペーストが付
着してしまうという問題点があった。特に基板に固定す
るチップ等は極めて小さいために、基板上に付着させる
ペーストもチップ等の大きさに合わせて極めて小さな範
囲に付着させる必要があり、広い範囲にペーストが付着
すると不良発生の原因になることがあった。
また、ペーストを圧縮空気等でスプレー状に吐出するた
め、吐出量の精度を高くできないという問題点があった
。特に吐出液が粘性の高い液である場合には、吐出量の
精度を高くすることは非常に困難であった。
さらに、はんだ用のペースト以外に、アルコール等の溶
剤、接着剤等においても、微量かつ高精度で液体を吐出
できるポンプが望まれており、また、−工程あたりの作
業時間を短縮するために、液体の供給を高速で行えるポ
ンプも望まれていた。
本発明の目的は、ペースト等の高粘度の液体であっても
高精度、微量および高速で吐出できるボ/ブを提供する
ことにある。
[課題を解決するだめの手段] 本発明は、液体を吸入する吸入路および液体を吐出する
吐出口を有するポンプであって、前記吐出口を開閉する
吐出口開閉バルブ、液体を吐出する吐出用部材および液
体吸入路を開閉する吸入路開閉バルブを備えるとともに
、これらを内側から外側に向かって吐出口開閉バルブ、
吐出用部材、吸入路開閉バルブの順に同心円状に配置し
、これらの吐出口開閉バルブ、吐出用部材および吸入路
開閉バルブをそれぞれ所定動作で駆動する駆動機構を備
えたことを特1衣とするポンプである。
この駆動機構は、前記吸入路開閉バルブを開き吐出用部
材を吐出口より離れる方向に移動させて液体を吸入させ
る吸入動作と、この吸入動作後に吸入路開閉バルブを閉
じて吐出液を計量する計量動作と、この計量動作後に吐
出口開閉バルブを開いて吐出用部材を吐出口側に移動さ
せて液体を吐出させる吐出動作と、この吐出動作後に吐
出口開閉バルブを閉める吐出口閉塞動作を行うように構
成されている。
〔作用] このような本発明における作用は例えば次のようになる
圧縮空気等を用いた駆動機構により、吸入路開閉バルブ
を開いて液体を吸入路より吸入路開閉バルブの内側に供
給可能な状態にし、さらに、吐出用部材を吐出口より離
れる方向に移動させて、この移動により形成される空間
に液体を吸入する。
この吸入動作後に、吸入路開閉バルブを閉じて液体を吸
入路開閉バルブの内側に封入して、吐出量を所定の呈に
計量する。
この計量動作後に、吐出口開閉バルブを開いて液体を吐
出可能な状態にして、吐出用部材を吐出口の方向に移動
させて吐出口より液体を吐出する。
この吐出動作後に、吐出口開閉バルブを閉めて吐出口を
閉塞する。
以上の動作を繰り返して、所定闇ごとの液体を吐出口よ
り吐出する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づい″ζ説明する。
第1図には、本発明のポンプlの断面間が示されている
ポンプLは、4つのボンプブaツク2,3,4゜5が第
1回中、上下方向に連結されて形成されている。この各
ポンプブロック2〜4の連結には、第2図に示すように
ポンプブロック2〜4の四隅に通された連結部材6が用
いられている。
この4つのポンプブロックの内、ポンプlの上端に設け
られたポンプブロック2の内部には、段差が付けられて
大径部10Aおよび小径部10Bが設けられた第1シリ
ンダ10が形成されている。
また、ポンプブロック2に連設されたポンプブロック3
の内部およびポンプブロック3に連設されたポンプブロ
ック4の内部にも、それぞれ第2シリンダ11および第
3シリンダ12が形成されている。
第1シリンダ10の大径部10Aの上面と、第2シリン
ダ11および第3シリンダ12の各上面とには、各シリ
ンダ10,11.12に圧縮空気を供給するシリンダボ
ート13,14.15がそれぞれ連通されている。
一方、ポンプlの下端に設けられたポンプブロック5に
は、下面に向かってテーパ状に形成されてノズルとして
作用する吐出口16を有する液体吸入路I7が形成され
ている。この液体吸入路17よりポンプブロック5の側
面に向かって液体導入孔18が貫通されており、この液
体導入孔18には、液体供給パイプ19の一端が螺合さ
れている。この液体供給パイプ19は、はんだ用のペー
スト等の液体21が収納されたタンク22に接続されて
いる。
ポンプブロック2の第1シリンダ10の大径部10Aに
は、第1ピストン23が軸方向摺動可能に挿入されてい
る。この第1ピストン23は、第1シリンダ10よりポ
ンプブロック3、第2シリンダll、第3シリンダ12
を介して液体吸入路17まで延長され、第2図にも示す
ように断面円形に形成された第1ピストンロツド24を
備えている。
このピストンロッド24の下端24 Aは、テーパ状に
形成されており、吐出口16に当接あるいは離れること
で吐出口16を開閉する。従って、この下端24Aによ
って吐出口開閉バルブ25が構成される。
また、第1ピストン230摺動面には、0リング26が
介装されて第1シリンダlOに供給された圧縮空気が漏
れないようにシールしている。
第1ピストン23およびポンプブロック3間には、コイ
ルばね27が介在されて第1ピストン23を第1シリン
ダlOの小径部10Bの方向、第1図上方に付勢してい
る。
第2シリンダ11には、第2ピストン3oが軸方向摺動
可能に挿入されている。この第2ピストン30は、第2
シリンダ11よりポンプブロック4、第3シリンダ12
を介して液体吸入路17まで延長された第2ピストンロ
ツド31を備えている。この第2ピストンロツド31の
下端31Aには、テフロン(商品名)製の吐出用部材3
2が嵌合されている。
第2ピストン30、第2ピストンロツド31および吐出
用部材32は、軸方向の中心に貫通孔33を有するパイ
プ状に形成されており、この貫通孔33に前記第1ピス
トンロツド24が摺動可能に嵌挿されている。従って、
吐出口開閉バルブ25の外側かつ同心円状に吐出用部材
32が配置されることになる。
第2ピストン30と、ポンプブロック3および第1ピス
トンロツド24との各摺動面は、エア漏れ防止用の0リ
ング34.35によりシールされている。同様に、ポン
プブロック2および第1ピストンロツド24の摺動面も
、0リング36によリシールされている。
また、第2ピストン30およびポンプブロック4間には
、コイルばね37が介在されて第2ピストン30をポン
プブロック2の方向に付勢している。
第3シリンダ12には、第3ピストン40が軸方向摺動
可能に挿入されている。この第3ピストン40は、第3
シリンダ12から液体吸入路17まで延長された第3ピ
ストンロツド41を備えている。
この第3ピストンロツド41には、軸方向略中央部に設
けられた段差を境に、前記液体吐出路17に摺動可能と
された大径部41Aと、大径部41Aよりも小径にされ
た小径部41Bとが形成されている。この小径部41B
の下端は、液体吸入路17のテーパ面に当接可能なテー
バ状に形成されており、液体吸入路17に当接あるいは
離れることで液体吸入路17を開閉する。従って、第3
ピストンロツド41の小径部41Δにより、吸入路開閉
バルブ42が構成される。
また、第3ピストン40および第3ピストンロンド41
は、軸中心に貫通孔43を有するパイプ状に形成されて
おり、この貫通孔43に前記第2ピストンロツド31が
摺動可能に嵌挿されている。
従って、吐出用部材32の外側かつ同心円状に吸入路開
閉バルブ42が配置されることになる。
第3ピストン40と、ポンプブロック4および第2ピス
トンロツド31との各摺動面は、0リング44.45に
よりシールされている。同様に、ボンブフ゛口・ツク4
および第2ピストンロンド31の慴動面も、0リング4
6によりシールされている。
さらに、ボンブフ゛ロンク5および第3ピストンロツド
41の大径部41Aの摺動面には、液体吸入路17内に
供給された液体21の漏れ防止用の○リング47が介装
されている。また、前記吐出用部材32の下部には、ス
テンレス製のばね48が介装されており、吐出用部材3
2を第1ピストンロンド24および第3ピストンロツド
41に押しつけている。このため、第1〜第3ピストン
ロンド24.31.41が互いに摺動しても、第1ピス
トンロンド24と第2ピストンロツド31との間および
第2ピストンロンド31と第3ピストンロツド41との
間を液体21が漏れないようにシールできる。
第3ピストン40およびポンプブロック5間には、コイ
ルばね49が介在されて第3ピストン40をポンプブロ
ック3の方向に付勢している。
ポンプブロック2の上部には、嫡み5oとこの摘み50
を回転することで第1シリンダ10の軸方向に進退する
スピンドル51が取付けられている。このスピンドル5
1は、第1シリンダIOの小径部10B内に突出されて
おり、第1シリンダ10の小径部10B内に設けられた
吐出NiA整部材部材を上下方向に移動可能としている
この吐出量調整部材52のド面には、第1ピストン23
およびポンプブロック3を貫通して第2ピストン30に
当接可能な調整ロッド52Aが形成されている。
さらに吐出ffl 41!1整部材52とポンプブロッ
ク2との摺動面、調整ロッド52Aと第1ピストン23
との摺動面および調整ロッド52Aとポンプブロック3
との摺動面は、それぞれOリング5354.55により
シールされている。
第1シリンダ10の大径部10Aおよび小径部10B、
第2シリンダ11、第3シリンダ12には、ポンプ1外
に連通されたドレンボート56゜57.58.59がそ
れぞれ形成されて、各0リングによりシールされたシー
ル部を通過した圧縮空気や液体21があったとしてもポ
ンプl外に排出できるようにされている。
また、第2ピストンロンド31および第3ピストンロン
ド41にも、ドレンボート60.61が形成されて、第
1ピストンロツド24と第2ピストンロンド31との間
、および第2ピストンロツド31と第3ピストンロツド
41との間に圧縮空気や液体21が漏れた場合でも排出
可能としている。
前記各シリンダポート13〜15は、それぞれ配管70
,71.72を介して電磁式の切換弁73.74.75
に接続され、これらの切換弁73〜75はコンプレッサ
等の圧力源76に接続されている。また、前記切換弁7
3〜75は制御装置77によりそれぞれ独立に制御され
ている。
ここにおいて、前記各シリンダ10〜12.シリンダポ
ート13〜15、第1〜第3ピストン23.30,40
、第1〜第3ピストンロツド24゜31.41、コイル
ばね27,37,49、配管70〜72)切換弁73〜
75、圧力源76および制御装置77により吐出口開閉
パルプ25、吐出用部材32)吸入路開閉パルプ42の
駆動機構80が構成されている。
次に、本実施例の作用につき第3図の動作説明図をも参
照して説明する。
運転開始前即ちポンプ1の停止状態においては、第4図
(A)に示すように、第1ピストンロツド24の下端2
4Aは、下方に移動されて吐出口16に当接しており、
吐出口開閉バルブ25は閉じられた状態にある。この吐
出口開閉バルブ25の閉塞は、切換弁73を介して第1
シリンダ10内に圧縮空気が供給されることでなされて
いる。−方、吐出用部材32および第3ピストンロツド
41は上方ストロークエンドの位置にあり、よって吸入
路開閉パルプ42は開いた状態にある。
この際、液体吸入路17内は、クンク22から液体21
が供給された状態となっている。
次いで、切換弁75を制御装置77により切損えて第3
シリンダ12内に圧縮空気を供給すると、第3ピストン
40が下方に移動しこの移動に伴って、第4図(B)に
示すように、第3ピストンロツド41が下方に移動され
て、吸入路開閉パルプ42が閉鎖された状態になる。こ
れにより、吸入路開閉パルプ42の内側に液体21が封
入され、液体21か所定量に計量されることとなる。
この後、制御装置77により切換弁73を切換えると、
第1シリンダ10内は大気開放状態とされ、第1ピスト
ン23はコイルばね27の作用により上方に移動し、こ
の移動に伴い第1ピストンロツド24は吐出口16より
離れる方向に移動される。従って、第4図(C)に示す
ように、吐出口開閉パルプ25が開いて吐出口16が開
放され、液体21は吐出可能な状態となる。
この後、制御装置77により切換弁74を切換えて、第
2シリンダll内に圧縮空気を供給すると、第4図(D
)に示すように、吐出用部材32が下方に移動されて、
吸入路開閉パルプ42の内側に収納されていた液体21
が吐出口16から吐出される。
次いで、切換弁73を切換え゛C1吐出ロ開閉バルブ2
5を閉めると、第4図(E)に示すように・吐出口16
が閉塞される。この際、吐出口16に第1ピストンロツ
ド24の下端24Aが当接するので、液体21は液切れ
よく吐出される。
この後、切換弁75を切換えて、第3シリンダ12内が
大気に開放されると、第4図(F)に示すように、コイ
ルばね49の作用により第3ピストン40および第3ピ
ストンロツド41が上方に移動されて、吸入路開閉パル
プ42が開かれる。
次いで、切換弁74を切換えて、第2シリンダ11が大
気に開放されると、第4図(G)に示すように、コイル
ばね37の作用により第2ピストン30および第2ピス
トンロツド31が上方に移動されて、吐出用部材32も
吐出口16より離れる方向に移動される。この際、吐出
用部材32の移動に伴って形成される空間に液体21が
供給される。この第4図(C,)は、第4図(A)と同
じ状態であって、この後(B)〜(F)の動作が繰り返
されることによって、順次吐出口16から液体21が所
定量づつ吐出されることになる。
また、第4図(B)に示す吸入路開閉パルプ42の内側
に形成される空間に吸入された液体21の量から、第4
図(E)に示す吐出口16が閉塞された時に吸入路開閉
パルプ42の内側に残った空間、いわゆるデッドスペー
スに残った液体21の量を除いた量が吐出量となる。従
って、吐出量の調整は、吐出用部材33の移動量、つま
り第2ピストン30の移動量を、摘み50による移動量
調整部材52の位置により調整することで行われる。
前述のような本実施例によれば、次のような効果がある
即ち、吐出用部材32)つまり第2ピストン30の移動
量および吸入路開閉バルブ42の閉鎖により、液体21
を吸入路開閉バルブ42内に閉じ込めて計量、つまり容
積計量をしているので、たとえ吐出量が微量であっても
吐出量の精度を高くできる。
吐出用部材32により、液体21を吐出しているので、
液体21がスプレー状に吐出されず、液体21供給位置
の上方より所定位置だけに液体21を付着させることが
できる。よって、吐出口16を液体21供給位置に接触
させる必要がないので、作業時間を短くできる。
また、吐出口開閉バルブ25を吐出口16のテーパ面に
当接させて吐出口16を閉塞しているので、液体21の
液切れをよくでき、吐出量の精度をより高くできる。
ペーストのように高粘度の液体21では、ポンプ部と吐
出口が離れていると液体21の吐出に遅れが生しるが、
本実施例によれば、液体21を吐出する吐出用部材32
等を有するポンプ部と、吐出口16が極めて近いので、
液体21の吐出の遅れがない。
また、沸点が低く気化しやすいアルコール等の溶剤は、
ポンプ内への吸入時あるいはチエツク弁通過時等、流れ
が複雑になる時に泡が発生しやすく、この泡が溜まって
しまい液体21が吐出されない場合がある。しかし、本
実施例によればポンプ部と吐出口が極めて近く、液体2
1の流れも複雑でないので、泡が発生することもな(、
液体21を正常に吐出できる。
液体21の種類によっては、ポンプlの部材が腐食する
ことがあるため、接液部には単価の高いステンレス等を
用いる必要がある。しかし、本実施例によれば、接液部
の部分がポンプブロック5、第1ピストンロツド24、
吐出用部材32および第3ピストンロツド41と少ない
のでコストを押さえることができ、ポンプ1を低価格で
提供することができる。
吸入路開閉バルブ42を吐出口開閉バルブ25の外側か
つ同心円状に設けたので、液体吸入路17より吸入路開
閉バルブ42内に液体を吸入する際の吸入面積を広くす
ることができ、液体21の吸入時間、つまりは作業時間
を短くできる。
また、吐出用部材33を吐出口開閉バルブ25および吸
入路開閉バルブ42間に同心円状に配置したので、前述
したデッドスペースを小さくできて作業効率が向上する
高粘度の液体21を高速で吐出するには、液体21を高
圧で押し出す必要があるが、各ピストン23.30,4
0、ピストンロンド24,31゜41等を同心円状に配
置したので、耐圧性が高くなり、液体21を高速で吐出
できる。
液体21の吐出量は、前述したように摘み50を回すだ
けで容易に調整できる。
駆動機構80は、いわゆるエアシリンダ式としたので、
ポンプlを小型化でき、特に微量の液体21を吐出する
のに好適である。
また、この駆動機構80は、3つの切換弁73〜75の
切換えだけを制御すればよいので、制御が容易である。
各摺動面は、0リングによりシールしたので、液体21
や圧縮空気の漏れを極めて少なくでき、更に各ドレンボ
ートを設けたので、たとえ液体21や圧縮空気が漏れた
としてもポンプ1外に排出でき、液体21と圧縮空気と
の混合を防くことができる。
液体21を基板等の被付着物より離れた上方か吐出でき
るので、ポンプ1外に赤外線等のセンサを設けることに
より、吐出が行われたかを確認できる。
ポンプ1には、チエツク弁を設けていないので、液体2
1を加圧して送ることができる。従って、粘性の高い液
体21であってもポンプ1内への供給が容易である。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、本発明の目的を達成できる範囲の変形は本発明に
含まれるものである。
例えば、前記実施例ではコイルばね27,37゜49に
より各ピストン23,30.40を図中上方に移動して
いたが、圧縮空気により移動してもよい、この際、シリ
ンダポートを4つ設ければ前記と同一の動作を行うこと
ができる。
さらに、モータ等で駆動されるカムやステップモータ等
で、吐出口開閉バルブ25、吐出用部材32)吸入路開
閉バルブ42を駆動してもよく、要するに、駆動機構8
0は、吐出口開閉バルブ25、吐出用部材32および吸
入路開閉バルブ42をそれぞれ独立に駆動でき、かつ、
前記動作を行えるものであればよい。
また、吐出口開閉バルブ25、吐出用部材32および吸
入路開閉バルブ42の形状等は、nη記実施例のものに
限定されず他の形状等でもよく、要するに、吐出口開閉
バルブ25、吐出用部材32)吸入路開閉バルブ42の
順に内側から外側に同心円状に配置されていればよい。
前記実施例では、第4図(A)に示す状態をポンプ1の
停止状態、つまり基準状態としていたが、吐出する液体
21の種類等によっては、第4■(C)に示す状態をポ
ンプ1の停止状態、つまり基準状態としてもよい、この
場合、第1ピストンロツド24の移動により負圧が発生
し、液体21がポンプl内に吸引されるので、吐出口1
6より液体21が漏れる恐れがなく、さらに、ポンプ1
駆動と同時に液体21を吐出できるという効果がある。
この基準状態の選択は、制御装置77で制御できるよう
にすれば、種々の液体21に対応できる。
吐出口16に注射針状のノズルを取付けて、より小さな
ポイントにより少量の液体21を吐出でき・るようにし
てもよい。
前記実施例では、各0リングによりシールしていたが、
例えばUパツキン等でシールしてもよい。
また、吐出用部材32には、ステンレス製のばね48の
代わりに0リング等を介装してシールしてもよい。
その他、ポンプブロック2)第1ピストン23等の形状
等は前記実施例の形状等に限定されるものではなく、他
の形状等でもよい。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、高粘度の液体であっても
、高精度、微量および高速で吐出できるという効果があ
る。
第2図
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一部をブ
ロックで示した全体構成の断面図、第2図は第1図の■
−■線に沿った断面図、第3図は動作説明図である。 l・・・ポンプ、16・・・吐出口、17・・・液体吸
入路、21・・・液体、25・・・吐出口開閉バルブ、
32・・・吐出用部材、42・・・吸入路開閉バルブ、
80・・・駆動機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体を吸入する吸入路および液体を吐出する吐出
    口を有するポンプであって、前記吐出口を開閉する吐出
    口開閉バルブと、この吐出口開閉バルブの外側に同心円
    状に配置され液体を吐出する吐出用部材と、この吐出用
    部材の外側に同心円状に配置され液体吸入路を開閉する
    吸入路開閉バルブと、これらの吐出口開閉バルブ、吐出
    用部材および吸入路開閉バルブをそれぞれ所定動作で駆
    動させる駆動機構とを備えることを特徴とするポンプ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記駆動機構は
    、前記吸入路開閉バルブを開き吐出用部材を吐出口より
    離れる方向に移動させて液体を吸入させる吸入動作と、
    この吸入動作後に吸入路開閉バルブを閉じて吐出液を計
    量する計量動作と、この計量動作後に吐出口開閉バルブ
    を開いて吐出用部材を吐出口側に移動させて液体を吐出
    させる吐出動作と、この吐出動作後に吐出口開閉バルブ
    を閉める吐出口閉塞動作とを行うように構成されたこと
    を特徴とするポンプ。
JP63204515A 1988-08-16 1988-08-16 ポンプ Expired - Fee Related JP2521332B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63204515A JP2521332B2 (ja) 1988-08-16 1988-08-16 ポンプ
US07/394,034 US4983103A (en) 1988-08-16 1989-08-15 Annular plunger pump

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63204515A JP2521332B2 (ja) 1988-08-16 1988-08-16 ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0255878A true JPH0255878A (ja) 1990-02-26
JP2521332B2 JP2521332B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=16491810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63204515A Expired - Fee Related JP2521332B2 (ja) 1988-08-16 1988-08-16 ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2521332B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467655B1 (en) 2001-11-28 2002-10-22 Neuberg Company Limited Pump dispenser

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4621692B2 (ja) * 2005-01-24 2011-01-26 ノイベルク有限会社 液体吐出装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108279U (ja) * 1982-08-17 1983-07-23 ダイキン工業株式会社 ピストンポンプ
JPS63189674A (ja) * 1987-02-03 1988-08-05 Maruyama Seisakusho:Kk 強制弁式ピストンポンプの吸入弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108279U (ja) * 1982-08-17 1983-07-23 ダイキン工業株式会社 ピストンポンプ
JPS63189674A (ja) * 1987-02-03 1988-08-05 Maruyama Seisakusho:Kk 強制弁式ピストンポンプの吸入弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467655B1 (en) 2001-11-28 2002-10-22 Neuberg Company Limited Pump dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
JP2521332B2 (ja) 1996-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1029626B1 (en) Method and apparatus for dispensing small amounts of liquid material
CA2260155C (en) Device for dispensing small amounts of material
US9186667B2 (en) Discharge device and liquid dispensing device, and method for dispensing liquid
US8597592B2 (en) Microvalve controlled precision fluid dispensing apparatus with a self-purging feature and method for use
CN106984489B (zh) 模块化喷射装置
WO2000024526A1 (fr) Procede et dispositif de distribution de liquide a vitesse constante
JPH1135003A (ja) 充填ノズル及び液体充填方法
WO2000029128A1 (fr) Procede de formation d'une pate
CA1219843A (en) Adhesive dispenser
JPH0255878A (ja) ポンプ
KR20040010718A (ko) 액체의 정량 토출장치
US4646676A (en) Adhesive dispenser
JP3342841B2 (ja) 液体定量吐出方法および装置
JPH059099Y2 (ja)
JPH0449912B2 (ja)
CN216756993U (zh) 一种自动定位点胶设备
JPH0427570Y2 (ja)
JPH0735046A (ja) ダイヤフラムポンプ
JP3523311B2 (ja) ポンプ
CN113813544A (zh) 一种消防喷头的密封性检测装置
JPS5826348Y2 (ja) 計量プランジャポンプ
JPH03123655A (ja) 高い定量吐出精度をもつディスペンサー
RU2016719C1 (ru) Устройство для нанесения жидкого паяльного материала
JPS62197181A (ja) 定量供給バルブ
JPH1077960A (ja) ポンプ及びそのポンプを利用した液体吐出方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees