JPH0255748B2 - - Google Patents

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JPH0255748B2
JPH0255748B2 JP23288986A JP23288986A JPH0255748B2 JP H0255748 B2 JPH0255748 B2 JP H0255748B2 JP 23288986 A JP23288986 A JP 23288986A JP 23288986 A JP23288986 A JP 23288986A JP H0255748 B2 JPH0255748 B2 JP H0255748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
coil
press
lead wire
around
Prior art date
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Expired
Application number
JP23288986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6385366A (ja
Inventor
Mitsuru Kawakami
Shunji Kobayashi
Seiji Takeuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP23288986A priority Critical patent/JPS6385366A/ja
Publication of JPS6385366A publication Critical patent/JPS6385366A/ja
Publication of JPH0255748B2 publication Critical patent/JPH0255748B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、可動磁石式計器の組立て方法に関す
る。
(従来の技術) 一般に、可動磁石式計器は、例えば実開昭59−
11681号公報等に開示されているように、合成樹
脂製の上部フレームと下部フレームとでボビンを
形成し、このボビンに可動磁石を内蔵し、この可
動磁石に貫挿した指針軸の下端を下部フレームで
軸支し、上端を上部フレームから突出させて先端
に指針を装着し、前記ボビンの周縁に対角線上に
突設された複数の脚部に電源端子など外部と電気
的に接続する棒状端子の胴部を貫挿保持し、ボビ
ンに交差して巻回されたコイルの引き出し線を前
記胴部に連設された半田付け部に巻き付けた後半
田付けにより固着して構成され、前記コイルを流
れる電流に応じて生じる合成磁界により可動磁石
を角度運動させ指針にて表示を行うようになつて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、前記可動磁石式計器は一般に専用の
機械によつて自動組立されているが、コイルをボ
ビンに巻回したりコイルの端部である引き出し線
を半田付け部に巻き付ける工程においては、コイ
ルに一定のテンシヨンを与えながら処理している
ため、ボビンに巻回した後、続いてコイルの引き
出し線を半田付け部に巻き付けると、ボビンと半
田付け部との間で引き出し線が張設された状態に
なる。これは機械による巻き付けの場合、垂みを
設けるために一時的にテンシヨンを緩めながら半
田付け部に巻き付けることが不可能なためであ
る。そして、引き出し線が張設されたまま車輌等
に搭載されると、特に冬期などの温度の低い時に
は収縮によつてより緊張するため、振動等の衝撃
によつてコイルが切断され易くなると言う問題点
があつた。
本発明は前記問題点に基づいてなされたもので
あり、自動組立てによつてもコイルの引き出し線
に垂みを持たせコイルが切断されにくい可動磁石
式計器の組立て方法を提供することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ボビンに交差して巻回されたコイル
の合成磁界で可動磁石を角度運動するようにした
可動磁石式計器の組立て方法において、指針軸を
貫挿した前記可動磁石を収納するよう合成樹脂製
の上部フレームと下部フレームとを組み付けて前
記ボビンを形成し、このボビンの周縁に対角線上
に設けた複数の脚部に棒状端子の胴部を所定の仮
止め位置まで圧入し、前記ボビンに交差して巻回
したコイルの引き出し線を前記胴部の上方に連設
した半田付け部に巻き付けて半田付けした後に、
前記胴部をさらに所定の貫挿位置まで圧入するも
のである。
(作用) 脚部に棒状端子の胴部をその仮止め位置まで圧
入し、次いでボビンにコイルを巻回しこのコイル
の引き出し線を棒状端子の上方の半田付け部に固
着した後に、再度胴部をその所定の貫挿位置まで
圧入する2段階の圧入工程により、これらの圧入
位置の差の分張設された引き出し線に垂みが形成
される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を詳述
する。
第1図〜第4図において、1は上部フレーム2
と下部フレーム3に分割形成した合成樹脂製のボ
ビンであり、上部フレーム2と下部フレーム3と
を組み立てる際、指針軸4を貫挿した可動磁石5
を内蔵し、指針軸4の下端を下部フレーム3に軸
支すると共に、上端を上部フレーム2の上端から
突出し、この先端に指針6を固定して組み立てら
れる。
7は前記ボビン1周縁の対角線上に形成された
複数の脚部8に貫挿保持される導電性の金属から
成る棒状端子であり、脚部8に貫挿される胴部9
と、この胴部9より径小な首部10を介して胴部
9の上方に連設され二重のフランジ11,12及
びこのフランジ11,12の上方に突設され電源
端子や外部部品等と電気的に接続可能な突起13
から成る半田付け部14とから構成されている。
15はボビン1に交差して巻回されるコイルで
あり、その端部等における引き出し線16は半田
付け部14のフランジ11,12間に巻き付けら
れた後、半田(図示しない)にて半田付けされ
る。尚、17は地磁気などの影響を受けないよう
にボビン1を収納する磁性材料から成る略円筒状
のケースである。
次に本発明の組立て方法について詳述する。
先ず、第1図のように分割形成された上部フレ
ーム2と下部フレーム3とを指針軸4を設けた可
動磁石5を内蔵するよう一体に組み立ててボビン
1を形成する。
次に、ボビン1の脚部8に棒状端子7の胴部9
を圧入するが、この際、第3図に示すように棒状
端子7は最終の貫挿位置である下側のフランジ1
1の下面位置Aより約4mm程下方の仮止め位置B
まで圧入される。
この状態で、ボビン1に交差してコイル15が
巻回され、コイル15の端部の引き出し線16は
ボビン1に巻回後、半田付け部14に巻き付けら
れる。尚、このコイル15の巻回や巻き付けは従
来の機械と同様に一定のテンシヨンを与えながら
行われるため、この時点では従来と同様に第3図
に示すように巻回されたコイル15と巻き付けら
れたコイル15は張設された状態にある。
次に、棒状端子7先端の突起13に図示しない
電源端子や抵抗などの外部部品を配置し、引き出
し線16を巻き付けているフランジ11,12と
ともに図示しない半田にて半田付けを行う。
最後に、再び棒状端子7を圧入し、棒状端子7
を所定の貫挿位置Aまで脚部8に圧入することに
より、半田付け部14が下方すなわち巻回された
コイル15側へと移動するため、それまで張設さ
れていたコイル15の引き出し線16には垂みが
生じる。
このようにして、棒状端子7の脚部8への圧入
工程を2段階に処理し、先ず仮止め位置Bまで圧
入し、コイル15の巻回及び引き出し線16の半
田付け部14への固着が終了した後に、再び所定
の貫挿位置Aまで棒状端子7を圧入することによ
り、機械にて一定のテンシヨンを加えながらコイ
ル15の巻回及び引き出し線16の巻き付けを行
つても、この2段階に圧入する位置の差によつて
引き出し線16に垂みを形成することができ、振
動等の衝撃によつて、コイル15が切断されこと
を防止できる。従つて、このような圧入工程を導
入すれば可動磁石式計器を自動組立てしてもコイ
ルの引き出し線16の垂みを形成できる。
以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明
の要旨の範囲内で適宜変形可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、ボビンの
脚部への棒状端子における圧入工程を、先ず棒状
端子を仮止め位置まで圧入し、次にボビンに巻回
されたコイルの引き出し線を棒状端子の半田付け
部に固着した後に所定の貫挿位置まで圧入する2
段階に処理することにより、自動組立てによつて
も引き出し線に垂みを形成することができ、振動
等の衝撃によるコイルの切断を低減できる可動磁
石式計器の組立て方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は組立て後の正面図、第3図及び第4図は
組立て工程を示す第2図のA−A線断面図であ
る。 1……ボビン、2……上部フレーム、3……下
部フレーム、4……指針軸、5……可動磁石、7
……棒状端子、8……脚部、9……胴部、14…
…半田付け部、15……コイル、16……引き出
し線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボビンに交差して巻回されたコイルの合成磁
    界で可動磁石を角度運動するようにした可動磁石
    式計器の組立て方法において、指針軸を貫挿した
    前記可動磁石を収納するよう合成樹脂製の上部フ
    レームと下部フレームとを組み付けて前記ボビン
    を形成し、このボビンの周縁に対角線上に設けた
    複数の脚部に棒状端子の胴部を所定の仮止め位置
    まで圧入し、前記ボビンに交差して巻回したコイ
    ルの引き出し線を前記胴部の上方に連設した半田
    付け部に巻き付けて半田付けした後に、前記胴部
    をさらに所定の貫挿位置まで圧入することを特徴
    とする可動磁石式計器の組立て方法。
JP23288986A 1986-09-29 1986-09-29 可動磁石式計器の組立て方法 Granted JPS6385366A (ja)

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JP23288986A JPS6385366A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 可動磁石式計器の組立て方法

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JP23288986A JPS6385366A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 可動磁石式計器の組立て方法

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JPS6385366A JPS6385366A (ja) 1988-04-15
JPH0255748B2 true JPH0255748B2 (ja) 1990-11-28

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JP23288986A Granted JPS6385366A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 可動磁石式計器の組立て方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725709Y2 (ja) * 1990-07-12 1995-06-07 矢崎総業株式会社 クロスコイル形指示計器
SE515957C2 (sv) * 2000-01-14 2001-11-05 Paul Liu Återställningsmekanism för en magnetskivedriven mätare

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JPS6385366A (ja) 1988-04-15

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