JPH0255047B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0255047B2 JPH0255047B2 JP58138480A JP13848083A JPH0255047B2 JP H0255047 B2 JPH0255047 B2 JP H0255047B2 JP 58138480 A JP58138480 A JP 58138480A JP 13848083 A JP13848083 A JP 13848083A JP H0255047 B2 JPH0255047 B2 JP H0255047B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- frequency pulse
- pulse
- magnetization vector
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 43
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 30
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 claims description 26
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 125000004435 hydrogen atom Chemical class [H]* 0.000 description 9
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000002075 inversion recovery Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 201000011510 cancer Diseases 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、核磁気共鳴(nuclear magnetic
resonance)(以下これを「NMR」と略称する。)
現象を利用して、被検体内における特定原子核分
布等を被検体外部より知るようにした核磁気共鳴
による検査装置に関するものである。特に、医療
用装置に適するNMR画像装置の改良に関する。
resonance)(以下これを「NMR」と略称する。)
現象を利用して、被検体内における特定原子核分
布等を被検体外部より知るようにした核磁気共鳴
による検査装置に関するものである。特に、医療
用装置に適するNMR画像装置の改良に関する。
本発明の説明に先だつて、はじめにNMRの原
理について概略を説明する。
理について概略を説明する。
原子核は、陽子と中性子とからなつており、こ
れらは全体として、核スピン核運動量Iで回転し
ているとみなされる。
れらは全体として、核スピン核運動量Iで回転し
ているとみなされる。
第1図は、水素の原子核 1Hを示したもので、
イに示すように1個の陽子Pからなり、スピン量
子数1/2で表される回転をしている。ここで、陽
子Pは、ロに示すように正の電荷e+を持つている
ので、原子核の回転に従い、磁気モーメントμが
生ずる。すなわち、一つ一つの水素の原子核は、
それぞれ一つ一つの小さな磁石とみなせる。
イに示すように1個の陽子Pからなり、スピン量
子数1/2で表される回転をしている。ここで、陽
子Pは、ロに示すように正の電荷e+を持つている
ので、原子核の回転に従い、磁気モーメントμが
生ずる。すなわち、一つ一つの水素の原子核は、
それぞれ一つ一つの小さな磁石とみなせる。
第2図は、この点を模式的に示した説明図で、
鉄のような強磁性体では、この微小石の方向がイ
に示すように揃つており、全体として磁化が観測
される。これに対して、水素等の場合は、微小磁
石の方向(磁気モーメントの向き)はロに示すよ
うにランダムであつて、全体として磁化は見られ
ない。
鉄のような強磁性体では、この微小石の方向がイ
に示すように揃つており、全体として磁化が観測
される。これに対して、水素等の場合は、微小磁
石の方向(磁気モーメントの向き)はロに示すよ
うにランダムであつて、全体として磁化は見られ
ない。
ここで、このような物質に、Z方向の静磁場
H0を印加すると、各原子核がH0の方向に揃う。
すなわち核のエネルギー準位がZ方向に量子化さ
れる。
H0を印加すると、各原子核がH0の方向に揃う。
すなわち核のエネルギー準位がZ方向に量子化さ
れる。
第3図イは水素原子核についてこの様子を示し
たものである。水素原子核のスピン量子数は1/2
であるから、第3図ロに示すように、−1/2と+1/
2の2つのエネルギー準位に分かれる。2つのエ
ネルギー準位間のエネルギー差ΔEは、(1)式で表
される。
たものである。水素原子核のスピン量子数は1/2
であるから、第3図ロに示すように、−1/2と+1/
2の2つのエネルギー準位に分かれる。2つのエ
ネルギー準位間のエネルギー差ΔEは、(1)式で表
される。
ΔE=γ〓H0 …(1)
ただし、γ:磁気回転比
〓=h/2π
h:プランク定数
H0:磁気強度
ここで各原子核には、静磁場H0によつて、
μ×H0
なる力が加わるので、原子核はZ軸のまわりを、
(2)式で示すような角速度ωで歳差運動する。
(2)式で示すような角速度ωで歳差運動する。
ω=γH0(ラーモア角速度) …(2)
この状態の系に角速度ωに対応する周波数の電
磁波(通常ラジオ波)を印加すると、共鳴がおこ
り、原子核は(1)式で示されるエネルギー差ΔEに
相当するエネルギーを吸収して、高い方のエネル
ギー準位に遷移する。核スピン角運動量を持つ原
子核が数種類混在していても、各原子核によつて
磁気回転比γが異なるため、共鳴する周波数が異
なり、したがつて特定の原子核の共鳴のみを取り
出すことができる。また、その共鳴の強さを測定
すれば、原子核の存在量も知ることができる。ま
た、共鳴後、緩和時間と呼ばれる時定数で定まる
時間の後に、高い準位へ励起された原子核は、低
い準位へもどる。
磁波(通常ラジオ波)を印加すると、共鳴がおこ
り、原子核は(1)式で示されるエネルギー差ΔEに
相当するエネルギーを吸収して、高い方のエネル
ギー準位に遷移する。核スピン角運動量を持つ原
子核が数種類混在していても、各原子核によつて
磁気回転比γが異なるため、共鳴する周波数が異
なり、したがつて特定の原子核の共鳴のみを取り
出すことができる。また、その共鳴の強さを測定
すれば、原子核の存在量も知ることができる。ま
た、共鳴後、緩和時間と呼ばれる時定数で定まる
時間の後に、高い準位へ励起された原子核は、低
い準位へもどる。
この緩和時間は、スピン−格子緩和時間(縦緩
和時間)T1と、スピン−スピン緩和時間(横緩
和時間)T2とに分類され、この緩和時間を観測
することにより物質分布のデータを得ることがで
きる。一般に固体では、スピンは結晶格子の上に
決まつた位置にほぼ固定されているので、スピン
同士の相互作用が起こりやすい。したがつて緩和
時間T2は短く、核磁気共鳴で得たエネルギーは、
まずスピン系にゆきたわつてから格子系に移つて
ゆく。したがつて時間T1はT2に比べて著しく大
きい。これに対して、液体では分子が自由に運動
しているので、スピン同士スピンと分子系(格
子)のエネルギー交換の起こりやすさは同程度で
ある。したがつて時間T1とT2はほぼ等しい値に
なる。特に時間T1は、各化合物の結合の仕方に
依存している時定数であり、正常組識と悪性腫瘍
とでは、値が大きく異なることが知られている。
和時間)T1と、スピン−スピン緩和時間(横緩
和時間)T2とに分類され、この緩和時間を観測
することにより物質分布のデータを得ることがで
きる。一般に固体では、スピンは結晶格子の上に
決まつた位置にほぼ固定されているので、スピン
同士の相互作用が起こりやすい。したがつて緩和
時間T2は短く、核磁気共鳴で得たエネルギーは、
まずスピン系にゆきたわつてから格子系に移つて
ゆく。したがつて時間T1はT2に比べて著しく大
きい。これに対して、液体では分子が自由に運動
しているので、スピン同士スピンと分子系(格
子)のエネルギー交換の起こりやすさは同程度で
ある。したがつて時間T1とT2はほぼ等しい値に
なる。特に時間T1は、各化合物の結合の仕方に
依存している時定数であり、正常組識と悪性腫瘍
とでは、値が大きく異なることが知られている。
ここでは、水素原子核 1Hについて説明した
が、この他にも核スピン角運動量をもつ原子核で
同様の測定を行うことが可能であり、水素原子核
以外に、リン原子核( 31P)、炭素原子核(
13C)、ナトリウム原子核( 23Na)、フツ素原子
核( 19F)、酸素原子核( 17O)等に適用可能で
ある。
が、この他にも核スピン角運動量をもつ原子核で
同様の測定を行うことが可能であり、水素原子核
以外に、リン原子核( 31P)、炭素原子核(
13C)、ナトリウム原子核( 23Na)、フツ素原子
核( 19F)、酸素原子核( 17O)等に適用可能で
ある。
このように、NMRによつて、特定原子核の存
在量およびその緩和時間を測定することができる
ので、物質内の特定原子核について種々の化学的
情報を得ることにより、被検体内に種々の検査を
行うことができる。
在量およびその緩和時間を測定することができる
ので、物質内の特定原子核について種々の化学的
情報を得ることにより、被検体内に種々の検査を
行うことができる。
従来より、このようなNMRを利用した検査装
置として、被検体の仮想輪切り部分のプロトンを
励起し、各プロジエクシヨンに対応するNMR共
鳴信号を、被検体の数多くの方向について求め、
X線CTと同様の原理で、被検体の各位置におけ
るNMR共鳴信号強度を再構成法によつて求める
ものがある。
置として、被検体の仮想輪切り部分のプロトンを
励起し、各プロジエクシヨンに対応するNMR共
鳴信号を、被検体の数多くの方向について求め、
X線CTと同様の原理で、被検体の各位置におけ
るNMR共鳴信号強度を再構成法によつて求める
ものがある。
このような装置で、磁化ベクトルMを反転させ
るための高周波パルスを用いる方法がある。その
一例はインバージヨン・リカバリ法であつて、
NMR信号の観測に先立つてひとつのシーケンス
の先頭に、磁化ベクトルMを反転させるための
180゜パルスを被検体に印加する。その後所定の時
間をおいてから、勾配磁界をいろいろに変化させ
て所望のNMR信号を検出するものである。
るための高周波パルスを用いる方法がある。その
一例はインバージヨン・リカバリ法であつて、
NMR信号の観測に先立つてひとつのシーケンス
の先頭に、磁化ベクトルMを反転させるための
180゜パルスを被検体に印加する。その後所定の時
間をおいてから、勾配磁界をいろいろに変化させ
て所望のNMR信号を検出するものである。
第11図は、このインバージヨン・リカバリ法
でのパルス系列波形図を示すものであり、第11
図イに示すように、原子核を励起するための90゜
パルスを印加するとともにz軸方向の勾配磁場
Gzを与え、x軸方向の勾配磁場Gx、y軸方向の
勾配磁場Gyを与えて核磁気共鳴信号を測定する
場合において、90゜パルスを印加するに先立つて
磁場ベルトルMを反転するための180゜パルスを印
加し、所定時間τをおいてから90゜パルスを印加
するものである。
でのパルス系列波形図を示すものであり、第11
図イに示すように、原子核を励起するための90゜
パルスを印加するとともにz軸方向の勾配磁場
Gzを与え、x軸方向の勾配磁場Gx、y軸方向の
勾配磁場Gyを与えて核磁気共鳴信号を測定する
場合において、90゜パルスを印加するに先立つて
磁場ベルトルMを反転するための180゜パルスを印
加し、所定時間τをおいてから90゜パルスを印加
するものである。
この方法では、はじめに磁化ベクトルMを正確
に反転させておくことが必要であるが、励磁コイ
ルの形状その他の影響により、高周波磁界の大き
さが被検体の部分により異なり、被検体のある部
分では磁化ベクトルMが180゜回転しても、別の部
分では回転が不足しあるいは過剰になつて、測定
結果の誤差の原因となることがある。また、印加
する高周波パルスを正しく180゜に設定したつもり
でも、パルス幅やパルスの電力に誤差があると、
磁化ベクトルMは正しく回転しないことになる。
に反転させておくことが必要であるが、励磁コイ
ルの形状その他の影響により、高周波磁界の大き
さが被検体の部分により異なり、被検体のある部
分では磁化ベクトルMが180゜回転しても、別の部
分では回転が不足しあるいは過剰になつて、測定
結果の誤差の原因となることがある。また、印加
する高周波パルスを正しく180゜に設定したつもり
でも、パルス幅やパルスの電力に誤差があると、
磁化ベクトルMは正しく回転しないことになる。
第4図は磁化ベクトルMが180゜パルスにより回
転する様子を説明する図である。いま、磁化ベク
トルMのはじめの方向をz軸にとり、そのz軸に
垂直な直交平面をx,yとすると、第4図Aはは
じめの状態で、同Bは回転が不足した場合を示
し、同Cはちようど正しく180゜回転した場合を示
し、同Dは例えば磁界が大きすぎて回転が過剰に
なつた場合を示す。
転する様子を説明する図である。いま、磁化ベク
トルMのはじめの方向をz軸にとり、そのz軸に
垂直な直交平面をx,yとすると、第4図Aはは
じめの状態で、同Bは回転が不足した場合を示
し、同Cはちようど正しく180゜回転した場合を示
し、同Dは例えば磁界が大きすぎて回転が過剰に
なつた場合を示す。
本発明は、高周波磁界あるいは高周波パルスの
パルス幅や電力に多少の誤差があつても、その誤
差を打ち消して、磁化ベクトルMを正しく180゜回
転させることができる装置を提供することを目的
とする。
パルス幅や電力に多少の誤差があつても、その誤
差を打ち消して、磁化ベクトルMを正しく180゜回
転させることができる装置を提供することを目的
とする。
本発明は、核磁気共鳴を与える高周波パルスの
印加に先立ち磁場ベクトルMを回転させるための
高周波パルスを与える核磁気共鳴による検査装置
において、z軸方向に磁化ベクトルMを180゜回転
させるためのパルスは、x軸の周りに90゜回転さ
せるパルスと、y軸の周りに180゜回転させるパル
スと、さらにx軸の周りに90゜回転させるパルス
とを順次印加させるものであることを特徴とす
る。
印加に先立ち磁場ベクトルMを回転させるための
高周波パルスを与える核磁気共鳴による検査装置
において、z軸方向に磁化ベクトルMを180゜回転
させるためのパルスは、x軸の周りに90゜回転さ
せるパルスと、y軸の周りに180゜回転させるパル
スと、さらにx軸の周りに90゜回転させるパルス
とを順次印加させるものであることを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明実施例を説明する。
第5図は本発明の実施例による磁化ベクトルM
の回転を説明するための図である。第5図1は磁
化ベクトルMのはじめの状態を示す。はじめの磁
化ベクトルMの方向をz軸の方向とし、このz軸
に直交する平面をx,y平面とする。本発明で
は、この磁化ベクトルMを反転させて−zの方向
に向かせるために、180゜パルスを一度に印加する
のではなく、x軸の周りに90゜回転させる第一の
高周波パルスと、y軸の周りに180゜回転させる第
二の高周波パルスと、z軸の周りにさらに90゜回
転させる第三の高周波パルスとの3段階にパルス
を印加する。
の回転を説明するための図である。第5図1は磁
化ベクトルMのはじめの状態を示す。はじめの磁
化ベクトルMの方向をz軸の方向とし、このz軸
に直交する平面をx,y平面とする。本発明で
は、この磁化ベクトルMを反転させて−zの方向
に向かせるために、180゜パルスを一度に印加する
のではなく、x軸の周りに90゜回転させる第一の
高周波パルスと、y軸の周りに180゜回転させる第
二の高周波パルスと、z軸の周りにさらに90゜回
転させる第三の高周波パルスとの3段階にパルス
を印加する。
まず、高周波磁界が所定の強度よりやや小さい
場合について説明すると、第一の高周波パルスで
磁化ベクトルMはx軸の周りにほぼ90゜回転する
が、高周波磁界がやや小さいために、第5図2に
示すように90゜よりやや少なめの角度に回転して
いる。次に、第二の高周波パルスが印加されてこ
れをy軸の周りに180゜回転させると、第5図3に
示すようになる。さらに第三の高周波パルスによ
り、さらにx軸の周りに90゜回転させると、この
場合にも同様に高周波磁界が小さいので、その回
転角度が小さくなり、ちようど180゜回転したよう
な状態になる。
場合について説明すると、第一の高周波パルスで
磁化ベクトルMはx軸の周りにほぼ90゜回転する
が、高周波磁界がやや小さいために、第5図2に
示すように90゜よりやや少なめの角度に回転して
いる。次に、第二の高周波パルスが印加されてこ
れをy軸の周りに180゜回転させると、第5図3に
示すようになる。さらに第三の高周波パルスによ
り、さらにx軸の周りに90゜回転させると、この
場合にも同様に高周波磁界が小さいので、その回
転角度が小さくなり、ちようど180゜回転したよう
な状態になる。
第5図5〜7は高周波磁界の大きさが正しい場
合である。この場合は、第一の高周波パルスで正
しく90゜回転し、その次に第二の高周波パルスが
印加されてy軸の周りに180゜回転を与えても実効
的に変化がなく、さらに第三の高周波パルスによ
り90゜回転させることにより、正しく180゜回転す
ることになる。
合である。この場合は、第一の高周波パルスで正
しく90゜回転し、その次に第二の高周波パルスが
印加されてy軸の周りに180゜回転を与えても実効
的に変化がなく、さらに第三の高周波パルスによ
り90゜回転させることにより、正しく180゜回転す
ることになる。
次に、高周波磁界が所定の強度よりやや大きい
場合について説明すると、第5図8に示すように
第一の高周波パルスにより磁化ベクトルMは90゜
より大きく回転する。つづいて第二の高周波パル
スによりy軸の周りに180゜回転を与えると、第5
図9のように戻りを与えた形になる。さらに、第
三の高周波パルスによりx軸の周りに90゜の回転
を与えると、この場合にも高周波磁界の大きさは
所定の大きさより大きいので、磁化ベクトルMは
所定の90゜より大きく回転して、第5図に示す
ように正しく180゜回転したことになる。
場合について説明すると、第5図8に示すように
第一の高周波パルスにより磁化ベクトルMは90゜
より大きく回転する。つづいて第二の高周波パル
スによりy軸の周りに180゜回転を与えると、第5
図9のように戻りを与えた形になる。さらに、第
三の高周波パルスによりx軸の周りに90゜の回転
を与えると、この場合にも高周波磁界の大きさは
所定の大きさより大きいので、磁化ベクトルMは
所定の90゜より大きく回転して、第5図に示す
ように正しく180゜回転したことになる。
このように、高周波磁界の大きさが多少相違し
ても、結果的には磁化ベクトルMの回転は自動的
に補償されて、180゜だけ正しく回転することにな
る。高周波磁界に限らず、パルス幅あるいはパル
ス電力その他の影響で、磁化ベクトルMがやや少
なくあるいはやや大きく回転する場合についても
同様である。
ても、結果的には磁化ベクトルMの回転は自動的
に補償されて、180゜だけ正しく回転することにな
る。高周波磁界に限らず、パルス幅あるいはパル
ス電力その他の影響で、磁化ベクトルMがやや少
なくあるいはやや大きく回転する場合についても
同様である。
第6図は本発明実施例装置の構成を示すブロツ
ク図である。図において、1は一様静磁場H0(こ
の場合の方向をZ方向とする。)を発生させるた
めの静磁場用コイル、2はこの静磁場用コイル1
の制御回路で、例えば直流安定化電源を含んでい
る。静磁場用コイル1によつて発生する磁束の密
度H0は、0.1T程度であり、また均一度は10-4以
上であることが望ましい。
ク図である。図において、1は一様静磁場H0(こ
の場合の方向をZ方向とする。)を発生させるた
めの静磁場用コイル、2はこの静磁場用コイル1
の制御回路で、例えば直流安定化電源を含んでい
る。静磁場用コイル1によつて発生する磁束の密
度H0は、0.1T程度であり、また均一度は10-4以
上であることが望ましい。
3は勾配磁場用コイルを総括的に示したもの、
4はこの勾配磁場用コイル3の制御回路である。
4はこの勾配磁場用コイル3の制御回路である。
第7図イは勾配磁場用コイル3の一例を示す構
成図で、Z勾配磁場用コイル31、y勾配磁場用
コイル32,33、図示してないがy勾配磁場用
コイル32,33と同じ形であつて、90゜回転し
て設置されるx勾配磁場用コイルを含んでいる。
この勾配磁場用コイルは、一様静磁場H0と同一
方向磁場で、x,y,z軸方向にそれぞれ直線勾
配をもつ磁場を発生する。60は制御回路4のコ
ントローラである。
成図で、Z勾配磁場用コイル31、y勾配磁場用
コイル32,33、図示してないがy勾配磁場用
コイル32,33と同じ形であつて、90゜回転し
て設置されるx勾配磁場用コイルを含んでいる。
この勾配磁場用コイルは、一様静磁場H0と同一
方向磁場で、x,y,z軸方向にそれぞれ直線勾
配をもつ磁場を発生する。60は制御回路4のコ
ントローラである。
5は被検体に細い周波数スペクトルfのRFパ
ルスを電磁波として与える励磁コイルで、その構
成を第7図ロに示す。
ルスを電磁波として与える励磁コイルで、その構
成を第7図ロに示す。
6は測定しようとする原子核のNMR共鳴条件
に対応する周波数(例えばプロトンでは、42.6M
Hz/T)の信号を発生する発振器で、その出力
は、コントローラ60からの信号によつて開閉が
制御されるゲート回路61、パワーアンプ62を
介して励磁コイル5に印加されている。7は被検
体におけるNMR共鳴信号を検出するための検出
コイルで、その構成は第7図ロに示す励磁コイル
と同じで、励磁コイル5に対して90゜回転して設
置されている。なお、この検出コイルは、被検体
にできるだけ近接して設置されることが望ましい
が、必要に応じて、励磁コイルと兼用させてもよ
い。
に対応する周波数(例えばプロトンでは、42.6M
Hz/T)の信号を発生する発振器で、その出力
は、コントローラ60からの信号によつて開閉が
制御されるゲート回路61、パワーアンプ62を
介して励磁コイル5に印加されている。7は被検
体におけるNMR共鳴信号を検出するための検出
コイルで、その構成は第7図ロに示す励磁コイル
と同じで、励磁コイル5に対して90゜回転して設
置されている。なお、この検出コイルは、被検体
にできるだけ近接して設置されることが望ましい
が、必要に応じて、励磁コイルと兼用させてもよ
い。
71は検出コイル7から得られるNMR共鳴信
号(FID:free induction decay)を増幅する増
幅器、72は位相検波回路、73は位相検波され
た増幅器71からの波形信号を記憶するウエーブ
メモリ回路で、A/D変換器を含んでいる。8は
ウエーブメモリ回路73からの信号を例えば光フ
アイバで構成される伝送路74を介して入力し、
所定の信号処理を施して断層像を得るコンピユー
タ、9は得られた断層像を表示するテレビジヨン
モニタのような表示器である。
号(FID:free induction decay)を増幅する増
幅器、72は位相検波回路、73は位相検波され
た増幅器71からの波形信号を記憶するウエーブ
メモリ回路で、A/D変換器を含んでいる。8は
ウエーブメモリ回路73からの信号を例えば光フ
アイバで構成される伝送路74を介して入力し、
所定の信号処理を施して断層像を得るコンピユー
タ、9は得られた断層像を表示するテレビジヨン
モニタのような表示器である。
このように構成した装置の動作を第8図を参照
して説明する。第8図は本実施例におけるパルス
系列波形図である。
して説明する。第8図は本実施例におけるパルス
系列波形図である。
まず、はじめに制御回路2は静磁場用コイル1
に電流を流し、被検体(被検体は各コイルの円筒
内に設置される。)に静磁場H0を与えた状態とす
る。この状態において、コントローラ60はゲー
ト回路61を開とし、発振器6からの信号を増幅
器62を介して励磁コイル5に印加し、第8図イ
に示すように高周波パルスは被検体を励起する。
に電流を流し、被検体(被検体は各コイルの円筒
内に設置される。)に静磁場H0を与えた状態とす
る。この状態において、コントローラ60はゲー
ト回路61を開とし、発振器6からの信号を増幅
器62を介して励磁コイル5に印加し、第8図イ
に示すように高周波パルスは被検体を励起する。
ここで本発明の特徴とするところは、この高周
波パルスが、x軸の周りに90゜の回転を与える第
一の高周波パルスと、y軸の周りに180゜の回転を
与える第二の高周波パルスと、さらにx軸の周り
に90゜の回転を与える第三の高周波パルスとの3
個の異なる高周波パルスが順次印加されるところ
にある。
波パルスが、x軸の周りに90゜の回転を与える第
一の高周波パルスと、y軸の周りに180゜の回転を
与える第二の高周波パルスと、さらにx軸の周り
に90゜の回転を与える第三の高周波パルスとの3
個の異なる高周波パルスが順次印加されるところ
にある。
この高周波パルスの印加の後に、所定の時間τ
が経過してから、第8図ロ,ハ,ニに示すように
勾配磁界Gz,GxおよびGyを与えるとともに、高
周波パルスを印加して被検体に核磁気共鳴を励起
させて、第8図ホに示すようなNMR信号を観測
する。この手法については本発明の要旨ではない
ので、ここでは詳しい記述を省略する。
が経過してから、第8図ロ,ハ,ニに示すように
勾配磁界Gz,GxおよびGyを与えるとともに、高
周波パルスを印加して被検体に核磁気共鳴を励起
させて、第8図ホに示すようなNMR信号を観測
する。この手法については本発明の要旨ではない
ので、ここでは詳しい記述を省略する。
第9図は本発明の別の実施例についてのパルス
系列波形図である。この例はインバージヨン・リ
カバリ法による被検体の緩和時間T1を測定する
ものであつて、第9図イに示すようにはじめに高
周波パルスを与えてから、次に90゜の高周波パル
スを印加するまでの時間τを変化させて、このと
きのNMR信号を観測するものであつて、この場
合にもはじめの180゜パルスが、x軸の周りに90゜
の回転を与える第一の高周波パルスと、y軸の周
りに180゜の回転を与える第二の高周波パルスと、
さらにx軸の周りに90゜の回転を与える第三の高
周波パルスとの3個の異なる高周波パルスにより
構成される。
系列波形図である。この例はインバージヨン・リ
カバリ法による被検体の緩和時間T1を測定する
ものであつて、第9図イに示すようにはじめに高
周波パルスを与えてから、次に90゜の高周波パル
スを印加するまでの時間τを変化させて、このと
きのNMR信号を観測するものであつて、この場
合にもはじめの180゜パルスが、x軸の周りに90゜
の回転を与える第一の高周波パルスと、y軸の周
りに180゜の回転を与える第二の高周波パルスと、
さらにx軸の周りに90゜の回転を与える第三の高
周波パルスとの3個の異なる高周波パルスにより
構成される。
この他、高周波パルスとして磁化ベクトルMを
反転させるパルスを印加する方法はさまざまな応
用があり、これらの応用についても同様に本発明
を実施することができる。
反転させるパルスを印加する方法はさまざまな応
用があり、これらの応用についても同様に本発明
を実施することができる。
次に、本発明の方法の効果についてシミユレー
シヨンを行つた結果を示す。第10図は横軸に印
加する高周波パルスの振幅を基準化した値で示
し、縦軸に磁化ベクトルMのz成分を示す。第1
0図の曲線Aは本発明実施例により3段階に高周
波パルスを印加した場合であり、同Bは比較例と
して、従来方法で180゜パルスを一度に与える方法
である。この図からパルス振幅に±20%程度の誤
差があつても、磁化ベクトルMの反転にはほとん
ど誤差が発生することなく、本発明がきわめて有
効であることがわかる。この効果については、パ
ルスの振幅による場合も、高周波パルスの磁界の
大きさについても、そのほか高周波パルスにより
磁化ベクトルMを反転させる作用に影響を与える
あらゆる要素について同様である。
シヨンを行つた結果を示す。第10図は横軸に印
加する高周波パルスの振幅を基準化した値で示
し、縦軸に磁化ベクトルMのz成分を示す。第1
0図の曲線Aは本発明実施例により3段階に高周
波パルスを印加した場合であり、同Bは比較例と
して、従来方法で180゜パルスを一度に与える方法
である。この図からパルス振幅に±20%程度の誤
差があつても、磁化ベクトルMの反転にはほとん
ど誤差が発生することなく、本発明がきわめて有
効であることがわかる。この効果については、パ
ルスの振幅による場合も、高周波パルスの磁界の
大きさについても、そのほか高周波パルスにより
磁化ベクトルMを反転させる作用に影響を与える
あらゆる要素について同様である。
以上説明したように、本発明によれば、高周波
パルスの大きさあるいは高周波パルスの幅などに
多少の誤差があつても、磁化ベクトルMは正しく
180゜反転する。したがつて、測定の精度が向上す
るとともに、高周波パルスを印加するための装置
の精度は緩やかになり経済化される。特に、被検
体の部分によつて高周波パルスの強度が相違する
場合にきわめて有効であり、被検体の部分により
測定の誤差が相違するようなことがなくなつて、
測定の結果が正確になる。
パルスの大きさあるいは高周波パルスの幅などに
多少の誤差があつても、磁化ベクトルMは正しく
180゜反転する。したがつて、測定の精度が向上す
るとともに、高周波パルスを印加するための装置
の精度は緩やかになり経済化される。特に、被検
体の部分によつて高周波パルスの強度が相違する
場合にきわめて有効であり、被検体の部分により
測定の誤差が相違するようなことがなくなつて、
測定の結果が正確になる。
第1図は水素原子のスピンを説明する図。第2
図は水素原子の磁気モーメントを模式化した図。
第3図は水素原子の原子核が磁場の方向に揃う状
態を説明する図。第4図は180゜パルスにより磁化
ベクトルMを反転させる従来例方法を示す図。第
5図は本発明実施例の磁化ベクトルMの反転を説
明する図。第6図は本発明を実施する装置の構成
例を示す図。第7図は磁場用コイルの一例を示す
構造図。第8図は本発明実施例パルス系列波形
図。第9図は本発明実施例パルス系列波形図。第
10図は本発明の効果をシミユレーシヨンにより
求めた一例を示す図。Aは本発明実施例、Bは従
来方法による比較例を示す。第11図は従来例の
パルス系列波形図。
図は水素原子の磁気モーメントを模式化した図。
第3図は水素原子の原子核が磁場の方向に揃う状
態を説明する図。第4図は180゜パルスにより磁化
ベクトルMを反転させる従来例方法を示す図。第
5図は本発明実施例の磁化ベクトルMの反転を説
明する図。第6図は本発明を実施する装置の構成
例を示す図。第7図は磁場用コイルの一例を示す
構造図。第8図は本発明実施例パルス系列波形
図。第9図は本発明実施例パルス系列波形図。第
10図は本発明の効果をシミユレーシヨンにより
求めた一例を示す図。Aは本発明実施例、Bは従
来方法による比較例を示す。第11図は従来例の
パルス系列波形図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被検体に一様な静磁場を印加する手段と、 被検体の組織を構成する原子の原子核を励起し
て核磁気共鳴を与えるための高周波パルスの印加
を行う手段と、 上記原子核に生じる核磁気共鳴信号の測定を行
い、この原子核が共鳴している高いエネルギーレ
ベルから熱平衡状態の低いエネルギーレベルに戻
るまでの自由誘導振動を測定する手段と を備え、 上記核磁気共鳴を与えるための高周波パルスの
印加に先立つて磁化ベルトルを反転するための高
周波パルスを印加する手段を備えた 核磁気共鳴による検査装置において、 上記磁化ベクトルを反転するための高周波パル
スを印加する手段は、 上記磁化ベクトルを反転するための高周波パル
スの反転すべきベクトルの方向をz軸方向とし、
そのz軸に直交する平面直交座標軸をそれぞれx
軸およびy軸とするとき、 x軸のまわりに90゜回転させる高周波パルスと、 y軸のまわりに180゜回転させる高周波パルス
と、 さらにx軸のまわりに90゜回転させる高周波パ
ルスと を順次印加する手段を含む ことを特徴とする核磁気共鳴による検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138480A JPS6029686A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 核磁気共鳴による検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138480A JPS6029686A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 核磁気共鳴による検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029686A JPS6029686A (ja) | 1985-02-15 |
JPH0255047B2 true JPH0255047B2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=15223054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58138480A Granted JPS6029686A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 核磁気共鳴による検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029686A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136152A (en) * | 1981-01-07 | 1982-08-23 | Picker Int Ltd | Method of inspecting test slice by nuclear magnetic resonator |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP58138480A patent/JPS6029686A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136152A (en) * | 1981-01-07 | 1982-08-23 | Picker Int Ltd | Method of inspecting test slice by nuclear magnetic resonator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6029686A (ja) | 1985-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5946546A (ja) | 核磁気共鳴による検査方法及び検査装置 | |
US4684892A (en) | Nuclear magnetic resonance apparatus | |
JPH0357774B2 (ja) | ||
JPS5991344A (ja) | 核磁気共鳴の方法および装置 | |
JPH03224538A (ja) | 一次の静磁場不均一を補正して計測する過程を備えたmri装置 | |
JPH0222648B2 (ja) | ||
JPS6240658B2 (ja) | ||
US4703269A (en) | Nuclear magnetic resonance imaging methods and apparatus | |
JPH0685766B2 (ja) | 流体流速測定装置 | |
JPH0252497B2 (ja) | ||
JPH0255047B2 (ja) | ||
JPS59231438A (ja) | 核磁気共鳴による検査装置 | |
JPS60146140A (ja) | 核磁気共鳴による検査方法及びその装置 | |
JPS6249577B2 (ja) | ||
JPH0250729B2 (ja) | ||
JPS5983039A (ja) | 核磁気共鳴による検査方法及び検査装置 | |
JPS6240657B2 (ja) | ||
JPH0470013B2 (ja) | ||
JPS6029684A (ja) | 核磁気共鳴による検査方法及び検査装置 | |
JPH0228820B2 (ja) | ||
JPS6218863B2 (ja) | ||
JPH0245450B2 (ja) | ||
JPS6020140A (ja) | 核磁気共鳴による検査装置 | |
JPH01141653A (ja) | 核磁気共鳴画像診断装置のrfパルス調節法 | |
JPH0311223B2 (ja) |