JPH0255029B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0255029B2 JPH0255029B2 JP56138199A JP13819981A JPH0255029B2 JP H0255029 B2 JPH0255029 B2 JP H0255029B2 JP 56138199 A JP56138199 A JP 56138199A JP 13819981 A JP13819981 A JP 13819981A JP H0255029 B2 JPH0255029 B2 JP H0255029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- krill
- crushed
- food
- eggs
- paste
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本明細書で使う「オキアミ類」とはオキアミ目
及びアミ目を含み、主としてオキアミ目に属する
南極オキアミを対象とする。又オキアミ類とは(イ)
水揚げした状態のもの・(ロ)水揚したものを冷凍し
たもの・(ハ)それを解凍したものであつて、(a)オキ
アミ類の全魚体・(b)内臓除去したもの・(c)落し身
(すき身)・(d)むきみの姿のものをいう。
及びアミ目を含み、主としてオキアミ目に属する
南極オキアミを対象とする。又オキアミ類とは(イ)
水揚げした状態のもの・(ロ)水揚したものを冷凍し
たもの・(ハ)それを解凍したものであつて、(a)オキ
アミ類の全魚体・(b)内臓除去したもの・(c)落し身
(すき身)・(d)むきみの姿のものをいう。
人類最後の海洋蛋白源として、農林水産庁資源
開発センターを中心に各大手水産会社が国家的事
業として食品化のために南極へ出漁し「オキア
ミ」の捕獲を始めて早や5〜6年の歳月が流れて
いますが、現状においては持帰つた「オキアミ」
は消費者の食卓にのぼらず、養殖用並びにレジヤ
ー用釣餌としてほとんどが消費されている。これ
が今だに食品として大衆に受入れられない最も大
きな障害は「オキアミ」(生・ボイル)ともにそ
のまま食品として加工し、食用とした場合、内容
としてはすばらしい栄養価はあるものの、オキア
ミのもつ自己消化のため特有の臭気があり、口中
に不快感が残るという欠点があつて、今日迄実用
化できなかつた。
開発センターを中心に各大手水産会社が国家的事
業として食品化のために南極へ出漁し「オキア
ミ」の捕獲を始めて早や5〜6年の歳月が流れて
いますが、現状においては持帰つた「オキアミ」
は消費者の食卓にのぼらず、養殖用並びにレジヤ
ー用釣餌としてほとんどが消費されている。これ
が今だに食品として大衆に受入れられない最も大
きな障害は「オキアミ」(生・ボイル)ともにそ
のまま食品として加工し、食用とした場合、内容
としてはすばらしい栄養価はあるものの、オキア
ミのもつ自己消化のため特有の臭気があり、口中
に不快感が残るという欠点があつて、今日迄実用
化できなかつた。
本発明はこれらの欠点を解消し、更に風味・栄
養価に優れたオキアミ類食品(ペースト状にし
た)を実用化できる製造法を提供せんとするもの
である。
養価に優れたオキアミ類食品(ペースト状にし
た)を実用化できる製造法を提供せんとするもの
である。
本発明の要旨は粉砕しないあるいはある程度粉
砕した状態の生のオキアミ類に、粉砕しないある
いはある程度粉砕した状態のオキアミ類の生の抱
卵を混入して微粒子にまさいしてペースト状とし
たことを特徴とするペースト状オキアミ類食品の
製造法にある。
砕した状態の生のオキアミ類に、粉砕しないある
いはある程度粉砕した状態のオキアミ類の生の抱
卵を混入して微粒子にまさいしてペースト状とし
たことを特徴とするペースト状オキアミ類食品の
製造法にある。
以下詳細に各過程を説明する。
水揚されたオキアミは直ちに本発明の製造処理
に移行してもよいし、一旦冷凍した後、所要期間
経過後船内又は地上工場内において解凍して、又
は凍結したまま本発明の製造処理に移行せしめ
る。
に移行してもよいし、一旦冷凍した後、所要期間
経過後船内又は地上工場内において解凍して、又
は凍結したまま本発明の製造処理に移行せしめ
る。
水揚したままの、あるいは解凍又は冷凍したオ
キアミ類は(a)全魚体のまま・(b)内臓除去したも
の・(c)落し身したもの・(d)むきみの姿の形態のま
ま・あるいはこれら(a)〜(d)の形態のオキアミ類を
ある程度粉砕した状態のものとしておいてよい。
キアミ類は(a)全魚体のまま・(b)内臓除去したも
の・(c)落し身したもの・(d)むきみの姿の形態のま
ま・あるいはこれら(a)〜(d)の形態のオキアミ類を
ある程度粉砕した状態のものとしておいてよい。
次に、この粉砕したあるいは粉砕しない状態の
オキアミ類に、オキアミの抱卵をそのままで又は
粉砕した状態で所定の割合で混入する。オキアミ
の抱卵の混入率が限定がある場合又は不足する場
合は他の魚卵もしくは鶏卵を付加してもよい。
又、卵にかえて抱卵した姿のオキアミそのものを
粉砕して又は粉砕せずに抱卵率を考慮して所定の
割合で混入してもよい。
オキアミ類に、オキアミの抱卵をそのままで又は
粉砕した状態で所定の割合で混入する。オキアミ
の抱卵の混入率が限定がある場合又は不足する場
合は他の魚卵もしくは鶏卵を付加してもよい。
又、卵にかえて抱卵した姿のオキアミそのものを
粉砕して又は粉砕せずに抱卵率を考慮して所定の
割合で混入してもよい。
この様に、オキアミ類にオキアミの抱卵を混入
して微粒子にまさい混練することによつて、オキ
アミ類の抱卵に含まれる酵素成分とオキアミの自
己消化酵素とが作用してオキアミ類のもつ特異臭
が除去でき、エビの香り豊かな美味のペースト状
食品を得ることができた。又そのペースト状オキ
アミ類食品を室温で24時間放置しても変色、発臭
がほとんどみとめられなかつた。
して微粒子にまさい混練することによつて、オキ
アミ類の抱卵に含まれる酵素成分とオキアミの自
己消化酵素とが作用してオキアミ類のもつ特異臭
が除去でき、エビの香り豊かな美味のペースト状
食品を得ることができた。又そのペースト状オキ
アミ類食品を室温で24時間放置しても変色、発臭
がほとんどみとめられなかつた。
配合割合としては、オキアミ類100に対し、抱
卵の卵の混入比は用途に応じて変えるが重量比5
%〜100%を普通とする。
卵の卵の混入比は用途に応じて変えるが重量比5
%〜100%を普通とする。
本発明で得られたペースト状オキアミ類食品
は、それ自体の姿で食品となるばかりでなく、必
要に応じて冷凍処理、乾燥粉抹処理、燻製処理を
施してもよい。又利用目的に応じ、任意形状に成
型したり、シユーマイ、ハンバーグ、ハム、ソー
セージその他の食品の材料として活用できる。
は、それ自体の姿で食品となるばかりでなく、必
要に応じて冷凍処理、乾燥粉抹処理、燻製処理を
施してもよい。又利用目的に応じ、任意形状に成
型したり、シユーマイ、ハンバーグ、ハム、ソー
セージその他の食品の材料として活用できる。
尚、オキアミ類の目にはビタミンAが多量に含
まれ、その目をまさいすることによりビタミンA
の作用が強く引出せ、ビタミンAが酵素補助剤と
して働き、更に好ましい結果をもたらす。更に、
まさいする際の発泡現象を塩、グルタミンソーダ
と糖分によつて凝固発泡安定させ、冷凍による変
成・耐凍性・スポンジ現象をなくし、優れた保水
性を作り出すことができる。ここで生のオキアミ
類と乾燥黄卵を微粉状に粉砕しても消臭効果は充
分に発現できず、生の卵でなくては食品として使
用できる程の消臭効果は表われなかつた。
まれ、その目をまさいすることによりビタミンA
の作用が強く引出せ、ビタミンAが酵素補助剤と
して働き、更に好ましい結果をもたらす。更に、
まさいする際の発泡現象を塩、グルタミンソーダ
と糖分によつて凝固発泡安定させ、冷凍による変
成・耐凍性・スポンジ現象をなくし、優れた保水
性を作り出すことができる。ここで生のオキアミ
類と乾燥黄卵を微粉状に粉砕しても消臭効果は充
分に発現できず、生の卵でなくては食品として使
用できる程の消臭効果は表われなかつた。
以上の様に、本発明によればオキアミ類の特有
な臭いを排除し、オキアミ類の食品化を実用なら
しめたばかりか、栄養価が高く且つ風味も優れた
ペースト状食品とすることが出来た。
な臭いを排除し、オキアミ類の食品化を実用なら
しめたばかりか、栄養価が高く且つ風味も優れた
ペースト状食品とすることが出来た。
Claims (1)
- 1 粉砕しないあるいはある程度粉砕した状態の
生のオキアミ類に、粉砕しないあるいはある程度
粉砕した状態のオキアミ類の生の抱卵を混入して
微粒子にまさいしてペースト状としたことを特徴
とするペースト状オキアミ類食品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56138199A JPS5840071A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | ペ−スト状オキアミ類食品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56138199A JPS5840071A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | ペ−スト状オキアミ類食品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840071A JPS5840071A (ja) | 1983-03-08 |
JPH0255029B2 true JPH0255029B2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=15216391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56138199A Granted JPS5840071A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | ペ−スト状オキアミ類食品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840071A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5876077A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-09 | Katayama Taro | たんぱく質素材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615673A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-14 | Ichimasa Kamaboko Kk | Preparation of processed food in sea urchin paste state obtained from krill |
-
1981
- 1981-09-01 JP JP56138199A patent/JPS5840071A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615673A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-14 | Ichimasa Kamaboko Kk | Preparation of processed food in sea urchin paste state obtained from krill |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5840071A (ja) | 1983-03-08 |
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