JPH0254566B2 - - Google Patents

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JPH0254566B2
JPH0254566B2 JP56024572A JP2457281A JPH0254566B2 JP H0254566 B2 JPH0254566 B2 JP H0254566B2 JP 56024572 A JP56024572 A JP 56024572A JP 2457281 A JP2457281 A JP 2457281A JP H0254566 B2 JPH0254566 B2 JP H0254566B2
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coordinate system
calculating
point
axis
command
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Application number
JP56024572A
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English (en)
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JPS57139810A (en
Inventor
Yasushi Ihara
Masakazu Kobayashi
Eizo Tsuda
Fumio Noguchi
Keiichi Hokaku
Shigeki Fujinaga
Hirotoshi Yamamoto
Hisahiro Fukuoka
Takahiro Asano
Hideo Koyama
Kengo Kuwabara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
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Publication of JPH0254566B2 publication Critical patent/JPH0254566B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/42Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は産業用ロボツトの制御装置に係り、
主として高速移動制御における移動軌跡をより正
確ならしめるように改良したものに関する。
従来産業用ロボツトにおいて、エンドエフエク
タの位置を自動制御するに際し、補間を実行する
ことは周知である。しかしながら、産業用ロボツ
トの各制御軸の出しうる最大速度は、それに取り
付けられた動力によつて定まつてしまう。そのた
め、指令速度が大なる場合は、ある制御軸の速度
が追いつかず、エンドエフエクタの軌跡が所望ど
おりとならぬ場合がおこる。これではエンドエフ
エクタが予期せぬ軌跡を移動し、他と干渉するな
どの不都合が生じる。
そこでこの発明においては、各制御軸のうち、
指令分速度を出し得ない制御軸があつた場合は、
他の制御軸の分速度を減縮して、エンドエフエク
タの移動速度が多少低下しても、移動軌跡をでき
るかぎり正確ならしめ、もつて前述問題点を解決
しうる制御装置を提供することを主たる目的とす
る。この発明の他の目的や特徴は、以下のさらに
詳細な説明によつて逐次明確とされる。
以下、この発明実施例につき、図面を参照しつ
つ詳述する。なおこの実施例は、産業用ロボツト
の制御軸を多関節系としたものであり、そのエン
ドエフエクタは、溶接トーチとしたものである
が、この発明をこの実施の形態に限定するもので
はない。なお、この明細書において、産業用ロボ
ツトの一般的な制御系をX系、直角座標系をx
系、さらに多関節系をα系と称することとする。
第1図はこのような多関節形産業用ロボツトを
用いた自動溶接装置の一例と示す図解図である。
固定部材1がたとえば地面に固定され、その固定
部材1には、高さの比較的低い円筒形ベース3が
取付けられる。この円筒形ベース3の上端には、
比較的高さの高い円筒形回転体4が回転軸(図示
せず)によつて回転自在に設けられる。この円筒
形回転体4の中空部には、図示しないが、垂直回
転軸が設けられ、この円筒形回転体4の上方には
それと一体的に回転するように支持された回転体
5が設けられる。この円筒形回転体4かつしたが
つて回転体5は、図示しないが、後述のモータに
よつて回動角α1について回動駆動される。回転体
5は、その上面からほぼ垂直にかつ平行に延びる
支持部材7,7を有する。この支持部材7,7に
は、水平方向の軸9によつて、回動腕11が、回
動角α2について回動自在に支持される。なお、こ
の回動腕11は、図示しないが、後述のモータに
よつて回動駆動される。また、回動腕11に関連
して、この回動腕の回動の状態に対してバランス
をとるためのバランス機構13が設けられる。こ
のバランス機構13は、図示しないが、たとえば
引つぱりばねなどを含み、円筒形回転体4と一体
に回転するように構成されている。
回動腕11の先端には、軸9に平行な軸15に
よつて、回動腕17が、この腕11に対してすな
わち回動角α3について回動自在に支持される。そ
して、この回動腕17は、図示しないが、後述の
モータによつて回動駆動される。回動腕17の一
方の自由端には軸9に平行な軸19によつて、回
動軸21が、この回動腕17に対してすなわち回
動角α4について回動自在に支持される。この軸2
1は、図示しないが、後述のモータによつて、軸
19周りに回動駆動される。軸21には、トーチ
取付具25を支持する回転軸23が、軸21に対
して同軸に回動自在に支持される。この軸23
は、図示しないが、後述のモータによつて、軸2
1に対してすなわち回動角α5について回動駆動さ
れる。トーチ取付具25には、エンドエフエクタ
としての溶接トーチ27が取付けられる。このよ
うにして、この自動溶接装置は、回転体5、回動
腕11、回動腕17、軸21および回転軸23の
それぞれの回動角α1、α2、α3、α4およびα5を制御
することによつて、溶接トーチ27の姿勢および
その先端すなわち溶接点Pの位置を制御する。す
なわちこの自動溶接装置は5自由度のα系産業用
ロボツトRである。
第2図はこの発明の制御装置Cの一実施例を示
す概略ブロツク図である。この実施例では、操作
パネル100が設けられる。この操作バネル10
0には、自動溶接装置をどの動作モードで動かす
かを指示するモード切換スイツチ101が設けら
れる。このモード切換スイツチ101は、マニユ
アルモードM、テイーチングモードTおよびオー
トモードAのいずれかのモードを選択的に切換え
て設定できる。操作バネル100には、さらに、
押ボタンスイツチ103,105,107および
109が設けられる。押ボタンスイツチ103
は、オートモードのスタート指令を与えると共
に、テイーチングモードにおけるテイーチング指
令を与えるために操作される。押ボタンスイツチ
105,107および109は、それぞれ、直線
補間動作、ウイービング動作および円弧補間動作
を、自動溶接装置に指令する場合に、操作され
る。さらに、速度設定器111が設けられる。こ
の速度設定器111は、溶接トーチ27かつした
がつて溶接点Pの移動すべき速度を指令するため
のものである。操作バネル100には、2つのグ
ループのマニユアルスイツチ119,121,1
23,125および127ならびに129,13
1,133,135および137が設けられる。
スイツチ119ないし127は、溶接装置を直角
座標系すなわちx系で位置制御するために操作さ
れる。一方、スイツチ129ないし137は、各
回動角度α1ないしα5を直接に制御するために用い
られる。そのために、この操作バネル100には
スイツチ119ないし127のグループかまたは
スイツチ129ないし137のグループのいずれ
を有効にするかを選択する、系切換スイツチ11
7が設けられる。したがつて、この系切換スイツ
チ117を左方(第2図において)に切換えれ
ば、マニユアルスイツチ119ないし127のグ
ループが有効化され、スイツチ117を右方に切
換えることによつてマニユアルスイツチ129な
いし137のグループが有効化される。
これらマニユアルスイツチ119ないし127
および129ないし137は、それぞれ3つの位
置をとることができ、この第2図において実線で
示す位置がニユートラル位置である。そして、ス
イツチ119,121,123は、それぞれx
軸、y軸およびz軸を制御するために用いられ、
その直角座標の原点から遠ざかる方向がアツプ方
向Uとして、その原点に近づく方向がダウン方向
Dとして、規定されている。また、スイツチ12
5は溶接トーチ27の配向角φを制御するために
用いられ、スイツチ127は溶接トーチ27の姿
勢角θを制御するために用いられる。そして、こ
れらスイツチ125,127は、溶接トーチに関
連する角度φおよびθを、それぞれ、時計方向C
または反時計方向CCに制御することができる。
同様に、α系のマニユアルスイツチ129ないし
137も、各腕ないし軸の回動角α1ないしα5を、
それぞれ、時計方向Cまたは反時計方向CCに制
御することができる。これら各コンポーネントを
含む操作パネル100とデータバス55との間
で、インタフエース(図示せず)を介してデータ
のやりとりが行なわれる。
このデータバス55には、さらに、制御手段を
構成するCPU31と、メモリ33とが連結され
る。メモリ33には、CPU31のシステムプロ
グラムやユーザプログラムを記憶しておくための
ROMや、CPU31における演算その他の処理に
必要な記憶領域やフラグ領域を有するRAMが含
まれる。データバス55には、複数の(この実施
例では5つの回動角α1ないしα5に対応して5つ
の)駆動回路351,352,353,354お
よび355と、これらに対応する複数の(この実
施例では5つの)インクリメンタルエンコーダ5
31,532,533,534および535が、
それぞれ連結される。この第2図においては、駆
動回路351が、他を代表してより詳細に描かれ
ている。ここで、この駆動回路351の構成につ
いて説明するが、残りの駆動回路352ないし3
55についても、同様の構成をとり得ることを予
め指摘しておく。
駆動回路351には、CPU31からの指令位
置情報がロードされる指令位置バツフア37と、
対応のインクリメンタルエンコーダ531からの
パルス信号をカウントするためのフイードバツク
カウンタ39が設けられる。指令位置バツフア3
7の内容が被減数として、またフイードバツクカ
ウンタ39の内容が減数として、減算器41の2
つの入力として与えられる。減算器41の出力は
D/A変換器43に与えられる。したがつて、こ
のD/A変換器43からは、指令位置と現在位置
との差に応じた電圧信号が導出されることにな
る。D/A変換器43の出力は、サーボアンプ4
5、コマンドリミツタ47を介して、サーボモー
タ49の駆動信号として与えられる。なお、コマ
ンドリミツタ47の出力は、さらに、Null信号
検知回路51に与えられる。このNull信号は、
サーボ系によつて位置制御されたときにサーボア
ンプ45から得られる零信号であり、目標位置の
ごく近い領域すなわちモータ49がほとんど停止
するタイミングで導出される。したがつて、この
Null信号検知回路51の出力は、サーボモータ
49によつて制御される被制御体が、指令位置バ
ツフア37にロードされた指令位置に達したこと
を示す信号として、データバス55を介して
CPU31に与えられる。
以上のような構成において、以下に、第3図に
示すフローダイヤグラムと第4図ないし第7図に
示す模式図を参照して、第2図かつしたがつて第
1図の実施例の操作ないし動作について説明す
る。
最初に、テイーチングのためのマニユアルモー
ドについて説明する。CPU31は、その内部に
設けられたクロツクソースからのクロツクを受け
るタイマを有し、そのタイマはクロツクに応じて
或る一定時間ごとに出力を発生する。そして、
CPU31では、そのタイマの出力があれば、そ
れによつてインタラプトがかかる。そして操作パ
ネル100の各軸のマニユアルスイツチ119,
121,123,125および127が、すべ
て、ニユートラル位置に保たれているかどうかを
判断する。換言すれば、このステツプでは、これ
らマニユアルスイツチ119ないし127のいず
れかが操作されているかどうかを検出する。な
お、マニユアルモードにおいては、直角座標系
(x系)で指令したほうが、ワークピースの溶接
線が相互に直角方向に延長されている場合が多い
ので、オペレータにとつてトーチ27をこの溶接
線に沿つて移動させ易く、また補間演算等がやり
易いので、操作パネル100に設けられる系切換
スイツチ117は、x系に切換えておく。続い
て、CPU31は、操作パネル100からの信号
に基づいて、操作されたマニユアルスイツチの操
作方向(UもしくはDまたはCもしくはCC)と
速度設定器111で設定された速度に基づいて上
述のタイマ時間に対応した指令値(基本量)を増
減する。
かくしてトーチ27はオペレータの操作によつ
て、そのθ角およびφ角が必要角度に遠隔操作さ
れる。なお角θは第1図2点鎖線図示のように垂
直迄変化させうる。さらにオペレータは溶接点P
の位置を、図示しないワークWの溶接線WL上の
テイーチングすべき位置、例えば点PK-1に移動さ
せ、さらにオートモードにおいてトーチTを移動
させるべき指令速度Vに速度設定器111を設定
したうえで、スイツチ103を操作すれば、各回
路351ないし355のカウンタ39の内容が、
設定器111の設定値と共にメモリ33に取り込
まれる。
同様にして、テイーチング点PK、PK+1、およ
びPK+2をテイーチングする。この際、点PK+1をテ
イーチングするときに、スイツチ105も操作し
て、すなわち直線補間指令を与えておく。
かくして、一連の溶接線WLにつき、テイーチ
ングが完了したなれば、スイツチ101を操作し
てテストモードとし、スイツチ103を操作すれ
ば、トーチTはテイーチングされたとおり、しか
しながらトーチ27は作動せず(電極に電圧が印
加されず)、その位置が自動制御され、オペレー
タは記憶させたユーザプログラムをチエツクし、
不都合個所があれば修正しておく。
そのうえで、オペレータはスイツチ101を操
作して、オートモードとし、スイツチ103を操
作すれば、トーチ27は作動しながら溶接線WL
を自動溶接する。
前述テストモードおよびオートモードにおける
トーチ27の位置制御については、この発明の要
旨にかかわるところであるので、以下、特に詳述
する。
まずステツプS1において、x系で表現された教
示点PK、PK+1間の距離Dを演算する。
ステツプS2においては、距離Dをあらかじめ指
令された指令速度Vで除して、点PK、PK+1間の
移動時間Tを演算する。
ステツプS3において、点PK+1のテイーチングに
おいて直線補間指令があることに応じて、時間T
を、x系でのきざみ時間△Tで除して補間きざみ
数Nを演算する。この実施例では時間△Tは
200msecに定めるものとする。なおNの値は小数
点以下は切り上げる。
ステツプS4において、補間きざみ点のx系の位
置情報をPMとし、 PM=〔(N−M)×PK+M×PK+1〕/N を演算する。
ステツプS5において、補間きざみ各点のx系の
位置情報PM(x)をα系の位置情報pM(α)に関
数変換する。このような関数変換については、特
に第5図ないし第12図を参照しつつ詳述する。
なお、この実施例では、CPU31として、たと
えばマイクロコンピユータを用いるわけである
が、最近のマイクロコンピユータは性能が向上
し、高速演算が可能になつてきた。そこで、この
実施例では、従来近似計算で処理していたもの
を、正規の計算を行ない精度良く処理するように
している。
第5図は、第1図の自動溶接装置の模式図を示
す。この第5図におけるα1ないしα5は、第1図に
おけるそれと対応する。そして、この第5図にお
いて、a1は固定部材1の下端から軸9までの長さ
成分を示し、a2は軸9から軸15までの長さを示
し、a3は軸15から軸19までの長さ成分を示
し、a4は軸19から溶接トーチ27の延長線と軸
21の延長線との交わる点Bまでの長さ成分を示
す。そして、点Fは軸15の位置を示し、点Qは
軸19の位置を示し、点Pは溶接トーチ27の先
端すなわち溶接点を示す。そして、角度α1は、回
転体5の回転角度を示し、α2は回動腕11の回動
角度を示し、α3は回動腕17の回動角度を示す。
また、角度α4は軸21の回動角度を示し、垂直軸
に対する角度を示す。角度α5は、垂直軸方向で0
度になるように設定された、軸23の回動角度を
示す。
第6図は第1図すなわち第5図の装置を上から
見た状態を模式的に示す図である。この第6図に
おいて、「絶対系」とは、固定部材1(第1図)
下端のほぼ中心をその座標軸の原点とする直角座
標系をいう。また、「ロボツト系」とは、装置の
或る点を原点とした直角座標系を示す。さらに、
「トーチ系」とは、第7図の点Bを原点とした直
角座標系を示す。なお、第7図は点QとBとの間
をより詳細に示す図であり、この第7図における
角度成分α6は一定である。ここで、直角座標系は
各併進軸成分および角度成分すなわち(x,y,
z,φ,θ)で表わされ、多関節座標系は角度成
分すなわち(α1,α2,α3,α4,α5)で表わされ
る。
第5図において各角度α1ないしα5が与えられた
ときの各点F,Q,Pの直角座標系の位置を求め
ると、点Fのx軸成分、y軸成分、z軸成分、
Fx、Fy、Fzは、それぞれ次のようになる。
Fx=−e1sinα1+a2sinα2・cosα1 Fy=e1cosα1+a2sinα2・sinα1 Fz=a1+a2cosα2 同様に、点Qの各軸成分Qx、Qy、Qzおよび点
Bの各軸成分Bx、By、Bzはそれぞれ次のように
なる。
Qx=Fx+a3sin(α2+α3)・cosα1 Qy=Fy+a3sin(α2+α3)・sinα1 Qz=Fz+a3cos(α2+α3) Bx=Qx+a4sinα4・cosα1 By=Qy+a4sinα4・sinα1 Bz=Qz+a4cosα4 ただし、α4=α2+α3+α4Eで表わされる。そし
て、点Pの各軸成分と溶接トーチ27の配向角φ
および姿勢角θを求めるために、点Qでのロボツ
ト系からトーチ系への座標変更を行なう。なお、
以下の各式において、「Ci」は「cosαi」を意味
し、「si」は「sinαi」を意味するものとする。上
述の座標変換のために、次式(1)が与えられる。
そして、溶接点Pの位置を求めるために、(α
β r 1)=(0 0 −a5 0)を与える。
そうすると、点Pの各軸成分Px、Py、Pzは、
それぞれ、次のようになる。
Px=−a5(c1c4c5c6 -s1s5s6 +c1s4c6)+Bx Py=−a5(s1c4c5s6 +c1s5s6 +s1s4c6)+By Pz=−a5(−s4c5s6+c4+c6)+Bz これをまとめると、 Px=a2s2c1 -e1s1+a3s2+3c1+a4s4c1 −(c1c4c5s6 -s1s5s6+c1s4c6)a5 =c1(a2s2+a3s2+3+a4s4−c4c5e4−s4a7) +s1(e4s5 -e1) =c1{a2s2+a3s2+3+(a4−a7)s4−e4c4c5} +s1(e4s5 -e1) Py=e1c1+a2s2s1+a3s2+3s1+a4s4s1−s1c4c5e4 −e4c1s5 -a7s1s4 =c1(e1−e4s5)+s1{a2s2+a3s2+3 +(a4−a7)s1s4−e4c4c5} Pz=a1+a2c2+a3+c2+3+a4c4+e4s4c5−a7c4 =a1+a2c2+a3c2+3+(a4−a7)c4+e4s7c5 そして、溶接トーチ27の角度φおよびθを求
めるために、(α β r 1)=(0 0 1
0)を、上記(1)式に代入して、各軸への方向余弦
(tx、ty、tz)を求める。
tx=c1c4c5c6−s1s5s6+c1s1c6 ty=s1c4c5c6−c1s5s6+s1s1c6 tz=c4c6−s4c5s6 txy=(tx2+ty2)1/2 溶接トーチ27の角度φおよびθは、それぞ
れ、 φ=tan-1(ty/tx) θ=tan-1(txy/tz) となる。ここで、点FおよびQについてもまとめ
ると、 Fx=a2s2c1−e1s1 Fy=a2s2s1+e1c1 Fz=a2c2+a1 Qx=a3s2+3c1+a2s2c1−e1s1 Qy=a3s2+3s1+a2s2s1+e1c1 Qz=a3s2+3+a2s2+a1 となる。このようにして、各点の直角座標系(ロ
ボツト系)での位置情報が求められる。次に、ス
テツプS5のような直角座標系(ロボツト系)から
多関節座標系への座標変換を第8図ないし第12
図を参照して、考えてみる。テイーチング時や補
間制御などの目標位置は、点Pのそれとして与え
られる。したがつて、この直角座標系に基づい
て、各回動軸への駆動量を計算する必要がある。
(Px、Py、Pz、φ、θ)から、その溶接トー
チ27の延長点Bを座標を求めると、B点の各軸
成分Bx、By、Bzはそれぞれ次のようになる。
Bx=Px+a5sinθcosφ By=Py+a5sinθsinφ Bz=Pz+a5cosθ このBx、By、Bzに基づいて、第8図および第
12図の各角度成分W1,W2とW3が求められる。
W1=tan-1By/Bx W2=(By2+Bx2−e2 11/2 W3=tan-1e1/W2 したがつて、角度α1は、 α1=W1−W2 で与えられる。
次に、与えられるトーチ角度φ、θとα1から、
点Qを求める。第9図参照。この場合には、((α
β r)系から(x′y′z′)系への変換を行な
う。
そして、α2+β2=e2 3、r=−a8の円とy′=0の
平面の交点を求める。なお、以下の式において
「θc」は「cosθ」を示し、「θs」は「sinθ」を示す

同様に「φc」は「cosφ」を示し、「φs」は
「sinφ」を示す。
したがつて、α,βおよびrは、それぞれ次式
で与えられる。
α=θcφcx′−θcφsy′−θsz′ β=φsx′+φcy′ r=θsφcx′−θsφsy′+θcz′ そして、y′=0から、α,β,rは、さらに次
のようになる。
α=θcφcx′−θsz′ β=φsx′ r=θsφcx′+θcz′ また、r=−a8から、次式(2)が与えられ、α2
β2=e3 2から、次式(3)が与えられる。
θsφcx′+θcz′+a8=0 ……(2) θ2 Cφ2 cx′2−2θcφcθsx′z′ +θ2 sz′2+φ2 s′x2=e2 3 ……(3) 上記(3)式に、z′=−(θsφcx′+a8)/θcを代入
する と、次式が得られる。
(φ2 c+θ2 cφ2 s)x′2+2a8θsφcX′ +(a2 8θ2 s−e2 3θ2 c)=0 上記式における判別式WDを求めると、判別式
WDは次のようになる。
WD=a2 8θ2 sφ2 c−(φ2 c+θ2 cφ2 s)(a2 8θ2 s−e2 3
θ2 c) =a2 8θ2 sφ2 c−a2 8θ2 sφ2 c+e2 3θ2 cφ2 c −a2 8θ2 sθ2 cφ2 S+e2 3θ4 cφ2 s =e2 3θ2 c(φ2 c+θ2 cφ2 s)−a2 8θ2 sθ2 cφ2 s =θ2 c{e2 3(φ2 c+φ2 sθ2 c)−a2 8θ2 sφ2 s} したがつて、この判別式WDの値が負になれ
ば、点Qは存在し得ないことになる。また、 WA=φ2 c+θ2 cφ2 s WB=a8θsφc WC=a2 8θ2 s−e2 3θ2 c とすれば、点Qのx′座標は x′=−WB±(WB2−WA×WC)1/2/WA で与えられる。これに対応するz′の値は z′=−(θsφcx′+a8)/θc で決定される。
一方、θ≦45゜の領域では、x′を求め、0>45゜
の領域ではz′を求めるとすれば、上記(2)式から
x′=−(θcz′+a8)/θsφcを得て、これを上記(3)

に代入する。そうすると、次式が得られる。
(φ2 c+θ2 cφ2 s)z′2+2a8θcz′ +φ2 c(a2 8θ2 c−e2 3θ2 s)+a2 8φ2 s=0 そして、x′を求めたのと同様にして、 Wa=φ2 c+θ2 cφ2 s Wb=a8θc Wc=φ2 c(a2 8θ2 c−e2 3θ2 s)+a2 8φ2 s とおけば、判別式WDは次式で与えられる。
WD=Wb 2−Wa×Wc したがつて、点Qのx軸成分Qx、Z軸成分Qz
は、それぞれ次式で与えられる。
Qz=z′=−Wb±√WD/Wa Qx=x′=−(θcz′+a8)/θsφc で示される。いずれの場合も、点Qの座標は、
Q1(x′1、z′2)、Q2(x′2,z′2)の2点が存在する

この実施例においては、そのいずれか1点に限定
するものと理解されたい。
原点を点Bとして、ロボツト系の座標(x′,
y′,z′)と点Qの座標(Qx′,Qy′,Qz)から、角
度α4とα5を決定する。まず、Qy′=0であるの
で、α4は次式で与えられる。
α4=tan-1−Qx/−Qz そして、角度α5を求めるために、先のロボツト
座標系(x′,y′,z′)からさらに各(x″,y″,z″

を求める。そして、この(x″,y″,z″)系で(α
β r)=(0 0 −1)とする。
したがつて、x″およびy″はそれぞれ次式で与
えられる。
x″=c4φcθs+s4θc y″=φsθs そして、角度α5の基準線を、第10図のよう
に、垂直線からの角度とすれば、この角度α5は次
式で与えられる。
α=tan-1(−φsθs/c4φcθ5−s4θc) 次に、角度α2およびα3を求めるために、まず、
絶対座標系で点Qの位置を求めると、このQの各
軸成分Qx、Qy、Qzは、それぞれ次式で与えられ
る。
Qx=Bx+x′cosα1 Qy=By+x′sinα1 Qz=Bz+z′ 一方、点G(第12図参照)は、(−e1sin1
e1cosα1、a1)であるので、長さ成分l1、l2および
角度成分W1は、それぞれ、次式で表わされる。
l1={(Qx+e1s12+(Qy−e1c12}1/2 l2={l2 12+(Qz−a12}1/2 W1=tan-1(Qz−a1/l1) そして、WA=(a2 2−l2 2−a2 3)/2a2l2とすれば、
角度成分W2は次式で与えられる。
W2=cos-1(WA)=tan-1{(1−Wa2)/WA1/2} また、WB=(a2 2+a2 3−l2 2)/2a2a3とすれば、
角度成分W3は次式で与えられる。
W3=tan-1{(1−WB21/2/WB} したがつて、角度α2およびα3は、それぞれ次式
で与えられる。
α2=x/2−W1±W2 α3=±(x−W3) このようにして、直角座標から多関節座標への
変換が行なわれる。
次にステツプS6において、α系の第i番目の軸
について、PMPM+1をその第i番目の軸の出しう
る最大速度Vmax(i)で動いたときの、所要時間を
t(i)とし、 t(i)=〔αM+1(i)−αM(i)〕/Vmax(i)を演算す
る。
ステツプS7において、α系でのきざみ時間を△
tとし、第i番目の軸でのきざみ数n(i)を、 n(i)=t(i)/△t と演算する。この実施例においては、△tと
10msecとする。
ステツプS8において、α系でのきざみ数nを、 n=max〔n(i)、no〕 できめる。但し、n=△T/△tで、この実施例
の場合no=20となる。
ステツプS9において、α系でのきざみ点の位置
をpnとし、 pm〔(n−m)×pM+(m×pM+1)〕/nを演算。
ステツプS10において、かくして求めたpnの各
軸の位置情報を指令値として出力する。
ステツプS11において、メモリ33における
「m」の値に「1」を加える。
ステツプS12において、m>nを判断する。そ
うでなければステツプS9に戻る。そうであればス
テツプS13を実行する。
ステツプS13では△T時間毎に、メモリ33に
おける「M」の値に「1」を加える。
ステツプS14で、M>Nを判断する。もうそう
でなければステツプS3に戻る。もしそうであれば
次のステツプに進む。
ステツプS15ではメモリ33における「K」の
値に「1」を加える。
ステツプS16では「K」の値が最終点の値か否
か判断する。そうでなければステツプS1に戻る。
もしそうであればこの一連のステツプSは終了す
る。
なお前述ステツプS10において、pnの各制御軸
毎の位置情報を、指令位置として出力したことに
伴ない、各制御軸に対応する駆動回路351ない
し355におけるサーボモータ49が駆動され、
各制御軸毎に移動し、指令点に達したなれば、各
駆動回路351ないし355における検知回路5
1からのNull信号により、CPU31は、次の
pn+1の位置情報を指令するものである。但し、第
2図に示すように、点P間の軌跡は、正確な直線
とはならず、ロボツトのX系特有の曲線をえが
く。しかしながら、点P間の時間が短いから、点
PKと点PK+1間は実質的には直線補間がなされる
ものと理解されたい。
この発明は前述実施例の他、下記する種々の変
形も可能である。
() ロボツトの機構上のX制御系は、この実施
例のような多関節系にかぎることはなく、例え
ば直角座標系であつてもよく、また例えば極座
標系であつても、円筒座標系であつても同様実
施しうる。X制御系が直角座標系の場合は、制
御のために他の座標系に座標変換する手段は通
常不要となろう。
() 教示点間の補間は、直線補間のみならず、
例えば3点を教示しての円補間を行なう場合
も、さらに教示点間のピツチを小として、補間
を行なわせない場合も、いずれもこの発明を実
施して有効である。
() その他この発明の技術的思想の範囲内にお
ける、各構成の均等物との置換えも、またこの
発明の技術的範囲に含まれるものである。
この発明は前述したとおりであるから、ロボツ
トのエンドエフエクタを高速移動させるときなど
に、予期せぬ軌跡をえがくことを、自動的に防止
しうるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれもこの発明一実施例を示し、第1
図は、この発明に実施されうる多関節形産業用ロ
ボツトの斜視図、第2図は制御装置のブロツク
図、第3図はフローダイアグラム、第4図ないし
第12図はいずれも作用説明模式図である。 R……産業用ロボツト、C……制御装置、S1
…(イ)および(ト)手段、S2……(チ)手段、S3……(ロ)お

び(リ)手段、S4……(ヌ)手段、S5……(ル)手段、S6
……(ハ)および(ヲ)手段、S7……(ニ)および(ワ)
手段、S8……(ホ)、(カ)および(ヨ)手段、S……(ヘ)
および(タ)手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ある座標系の産業用ロボツトの制御装置にお
    いて、下記する各手段をそなえてなる、制御装
    置。 (イ) 通過点Pと次の通過点P間の移動距離Dを演
    算する手段。 (ロ) 指令速度V、およびあらかじめ定めたきざみ
    時間ΔTから、通常のきざみ数N0=D/V×
    ΔT、を演算する手段。 (ハ) 前記点PKと点PK+1との間を、前記座標系の
    第i番目の制御軸の出しうる最大速度Vmax(i)
    で動いたときの所要時間T(i)=〔PK+1(i)−PK
    (i)〕/Vmax(i)、を演算する手段。 (ニ) 前記第i番目の制御軸でのきざみ数N(i)=T
    (i)/ΔT、を演算する手段。 (ホ) 決定きざみ数N=max〔N(i)、N0〕、を演算
    する手段。 (ヘ) 指令きざみ位置PM=〔(N−M)×PK+M×
    PK+1〕/N、を演算する手段。 2 ある座標系の産業用ロボツトの制御装置であ
    り、かつ直角座標系との座標交換手段を含んでい
    るものにおいて、下記する各手段をそなえてな
    る、制御装置。 (ト) 直角座標系で表現された教示点PKおよび
    PK+1間の距離Dを演算する手段。 (チ) 移動時間T=距離D/指令速度V、を演算す
    る手段。 (リ) 補間きざみ数N=時間T/直角座標系でのき
    ざみ時間ΔT、を演算する手段。 (ヌ) 補間きざみ点の直角座標系での位置PM=
    〔(N−M)×PK+M×PK+1〕/N、を演算する
    手段。 (ル) 前記各位置PMを前記ある座標系の位置PM
    に変換する手段。 (ヲ) 前記ある座標系の第i番目の制御軸につ
    き、PM、PM+1点間を、前記第i番目の制
    御軸の出しうる最大速度Vmax(i)で動いたとき
    の所要時間t(i)=〔αM+1(i)−αM(i)〕/Vmax(i)、
    を演算する手段。 (ワ) 前記ある座標系でのきざみ時間をΔtとし、
    前記第i番目の制御軸でのきざみ数n(i)=t
    (i)/Δt、を演算する手段。 (o) n0=ΔT/Δt、を演算する手段。 (ヨ) 前記ある座標系でのきざみ数n=max(n
    (i)、n0〕、を演算する手段。 (タ) 前記ある座標系での指令きざみ点の位置
    pm=〔(n−m)×pM+m×pM+1〕/n、を演
    算する手段。
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