JPH0254533A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH0254533A JPH0254533A JP63203799A JP20379988A JPH0254533A JP H0254533 A JPH0254533 A JP H0254533A JP 63203799 A JP63203799 A JP 63203799A JP 20379988 A JP20379988 A JP 20379988A JP H0254533 A JPH0254533 A JP H0254533A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、縦型NPNトランジスタと縦型PNPトラ
ンジスタを同一基板上に形成するようにした半導体装置
およびその製造方法に関するものである。
ンジスタを同一基板上に形成するようにした半導体装置
およびその製造方法に関するものである。
(従来の技術)
上記のような半導体装置の従来の製造方法について、第
3図(al〜(e)の断面図を用いて説明する。
3図(al〜(e)の断面図を用いて説明する。
なお、第3図では、左側に縦型NPN)−ランジスタを
形成し、右側に縦型PNP )ランジスタを形成してい
る。
形成し、右側に縦型PNP )ランジスタを形成してい
る。
まず第3図(a)に示すように、P型半導体基板21上
に酸化膜22を0.8〜1.0μm程度の厚さに形成し
、この酸化膜22に公知のホトリソ技術によす炉型埋込
み層形成用の窓23 a、 23 bを形成する。その
後、前記窓23a、23bを通して1200℃〜125
0℃でのアンチモン拡散を行うことにより、接合深さ5
μm、シート抵抗20〜30Ω/口程度のN+型埋込み
層24a、24bを基板21内に形成する。このN+型
埋込み層24a。
に酸化膜22を0.8〜1.0μm程度の厚さに形成し
、この酸化膜22に公知のホトリソ技術によす炉型埋込
み層形成用の窓23 a、 23 bを形成する。その
後、前記窓23a、23bを通して1200℃〜125
0℃でのアンチモン拡散を行うことにより、接合深さ5
μm、シート抵抗20〜30Ω/口程度のN+型埋込み
層24a、24bを基板21内に形成する。このN+型
埋込み層24a。
24bの表面には同時に薄く酸化膜25が形成される。
次に、酸化膜22,25を除去した後、第3図(blに
示すように、厚さ0.8〜1.0μm程度の酸化膜26
を基板21上に新たに形成し、この酸化膜26に、公知
のホトリソ技術により、縦型PNPトランジスタのコレ
クタ領域となるP+型埋込み層形成用の窓27を前記N
+型埋込み層24b上で形成する。そして、その窓27
を通してボロンをドースJl I X 10”cm
、 xネルポー60 kaVでイオン打込みし、その後
900℃、30分程度のアニールを行うことにより、前
記コレクタ領域としてのビ型埋込み層28をN+型埋込
みNJ24b内に形成する。このビ型埋込み層28の表
面には、同時に薄い酸化膜29が形成される。
示すように、厚さ0.8〜1.0μm程度の酸化膜26
を基板21上に新たに形成し、この酸化膜26に、公知
のホトリソ技術により、縦型PNPトランジスタのコレ
クタ領域となるP+型埋込み層形成用の窓27を前記N
+型埋込み層24b上で形成する。そして、その窓27
を通してボロンをドースJl I X 10”cm
、 xネルポー60 kaVでイオン打込みし、その後
900℃、30分程度のアニールを行うことにより、前
記コレクタ領域としてのビ型埋込み層28をN+型埋込
みNJ24b内に形成する。このビ型埋込み層28の表
面には、同時に薄い酸化膜29が形成される。
次に、酸化膜26.29を除去した後、第2図(c)に
示すように、基板21上の全面にCVD法により、比抵
抗1〜1.5Ω・(1)程度、厚さ3〜4μm程度のリ
ンドープのN型エピタキレヤル層30を形成する。
示すように、基板21上の全面にCVD法により、比抵
抗1〜1.5Ω・(1)程度、厚さ3〜4μm程度のリ
ンドープのN型エピタキレヤル層30を形成する。
次に、第3図[dlに示すように、厚さ0.5〜0.7
μm程度の酸化膜31をエピタキシャル層30の表面に
形成し、この酸化膜31に、公知のホトリソ技術により
、アイソレーション層および縦型PNPトランジスタの
コレクタ領域のコンタクト部となるざ型拡散層形成用の
窓32を形成する。そして、その窓32を通しての公知
のボロン拡散により、接合深さ3〜4μm、シート抵抗
5Ω/口程度のP+型拡散層を33、アイソレーション
層および縦型PNPトランジスタのコレクタ領域のコン
タクj・部としてエピタキシャル層30内に形成する。
μm程度の酸化膜31をエピタキシャル層30の表面に
形成し、この酸化膜31に、公知のホトリソ技術により
、アイソレーション層および縦型PNPトランジスタの
コレクタ領域のコンタクト部となるざ型拡散層形成用の
窓32を形成する。そして、その窓32を通しての公知
のボロン拡散により、接合深さ3〜4μm、シート抵抗
5Ω/口程度のP+型拡散層を33、アイソレーション
層および縦型PNPトランジスタのコレクタ領域のコン
タクj・部としてエピタキシャル層30内に形成する。
この時、P+型埋込み層28に使用したボロンは、虻型
埋込み層24a、24bに使用したアンチモンより拡散
係数が大きいので、ビ型埋込み層28は、N+型埋込み
N24bより上方へ拡散される。
埋込み層24a、24bに使用したアンチモンより拡散
係数が大きいので、ビ型埋込み層28は、N+型埋込み
N24bより上方へ拡散される。
また、アイソレージ璽ン層としてのビ型拡散層33の形
成により、同一基板21上に、エピタキシャルN30を
電気的に分離して、縦型NPNトランジスタ形成領域3
4aと縦型PNP トランジスタ形成領域34bが形成
される。また、ビ型拡散層33形成時、その表面には薄
い酸化膜35が形成されろ。
成により、同一基板21上に、エピタキシャルN30を
電気的に分離して、縦型NPNトランジスタ形成領域3
4aと縦型PNP トランジスタ形成領域34bが形成
される。また、ビ型拡散層33形成時、その表面には薄
い酸化膜35が形成されろ。
次に、第3図Telに示すように、縦型NPNトランジ
スタのベース領域および縦型PNPトランジスタのエミ
ッタ領域となる、接合深さ0.5〜0.7μm、シート
抵抗150〜200Ω/口程度のざ型拡散層36を領域
34a、34b内に形成し、さらに縦型NPNトランジ
スタのエミッタ領域と、コレクタ領域のコンタクト部お
よび縦型PNP l−ランジスタのペース領域のコンタ
クト部となる、接合深さ0.3〜0.6μm、シート抵
抗6〜8Ω/ロ程度のN+型拡散層を37ベース領域P
+型拡散層36内および領域34a、34b内に形成す
る。
スタのベース領域および縦型PNPトランジスタのエミ
ッタ領域となる、接合深さ0.5〜0.7μm、シート
抵抗150〜200Ω/口程度のざ型拡散層36を領域
34a、34b内に形成し、さらに縦型NPNトランジ
スタのエミッタ領域と、コレクタ領域のコンタクト部お
よび縦型PNP l−ランジスタのペース領域のコンタ
クト部となる、接合深さ0.3〜0.6μm、シート抵
抗6〜8Ω/ロ程度のN+型拡散層を37ベース領域P
+型拡散層36内および領域34a、34b内に形成す
る。
その後、その時点でエピタキシャル層30の表面に形成
されている酸化膜38にフンタクトホールを開け、電極
39を形成することにより、縦型NPNトランジスタ、
縦型PNP)ランジスタを完成させる。
されている酸化膜38にフンタクトホールを開け、電極
39を形成することにより、縦型NPNトランジスタ、
縦型PNP)ランジスタを完成させる。
(発明が解決しようとする課W!1)
しかしながら、以上述べた方法では、N+型埋込み1i
24bは、a型PNP)ランジスタのコレクタ領域(P
+型埋込み層28)とP型半導体基板21とを電気的に
分離するための働きをするが、縦型NPN)ランジスタ
の炉型埋込り層24aと同時に同一条件で形成されるた
め高濃度となっており(N+型埋込み層24aは縦型N
PNトランジスタのON抵抗を低くするために高濃度に
する必要がある)、このため、高濃度のN+型埋込み層
24bと高濃度のビ型埋込み層28(wt型PNPトラ
ンジスタのコレクタ領域)が接触することとなるので、
縦型PNP )ランジスタのコレクタ容量が大きくなり
、動作スピードが低下するという問題があった。ここで
、縦型PNPトランジスタのコレクタ領域つまり、ざ型
埋込み層28の濃度を低くすることによりコレクタ容量
を低下させることができるが、縦型PNP トランジス
タのON抵抗が大きくなる問題がある。また上記従来方
法では、高濃度のN+型埋込みR24bからの拡散係数
の差を利用して縦型PNP )ランジスタのコレクタ領
域を形成していることから、ベース幅の制御が難しいた
め、C−EIIl耐圧や電流増幅率の制御が困難である
という問題点もある。
24bは、a型PNP)ランジスタのコレクタ領域(P
+型埋込み層28)とP型半導体基板21とを電気的に
分離するための働きをするが、縦型NPN)ランジスタ
の炉型埋込り層24aと同時に同一条件で形成されるた
め高濃度となっており(N+型埋込み層24aは縦型N
PNトランジスタのON抵抗を低くするために高濃度に
する必要がある)、このため、高濃度のN+型埋込み層
24bと高濃度のビ型埋込み層28(wt型PNPトラ
ンジスタのコレクタ領域)が接触することとなるので、
縦型PNP )ランジスタのコレクタ容量が大きくなり
、動作スピードが低下するという問題があった。ここで
、縦型PNPトランジスタのコレクタ領域つまり、ざ型
埋込み層28の濃度を低くすることによりコレクタ容量
を低下させることができるが、縦型PNP トランジス
タのON抵抗が大きくなる問題がある。また上記従来方
法では、高濃度のN+型埋込みR24bからの拡散係数
の差を利用して縦型PNP )ランジスタのコレクタ領
域を形成していることから、ベース幅の制御が難しいた
め、C−EIIl耐圧や電流増幅率の制御が困難である
という問題点もある。
この発明は、以上述べた問題点を解決し、縦型PNP)
ランジスタの特性を容易に高特性とし得る半導体装置お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
ランジスタの特性を容易に高特性とし得る半導体装置お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明では、N型半導体基板に第1.第2のビ型埋込
み層を形成し、その半導体基板上にP型エピタキシャル
層を形成し、このP型エピタキシャル層に、前記第1の
ざ型埋込み層上に配置されて該埋込み層に接するように
第1のN+型埋込み層を形成し、かつ同エピタキシャル
層に、前記第2のP“型埋込み層を囲んで、かつ前記基
板に達するように第2のN+型埋込み層を形成し、さら
にこれら炉型埋込み層を有する前記PFJlエピタキシ
ャル層上の全面にN型エピタキシャル層を形成し、この
N型エピタキシャル層に、前記第1のN+型埋込み層を
囲んで、かつ前記P型エビタキレヤル層に達するように
第1のざ型拡散層を形成し、かつ同エピタキシャル層に
、前記第2のN4型埋込み層の内側で前記第2のビ型埋
込み層を囲んで、かつ前記P型エピタキンヤル層に達す
るように第2のP+型拡散層を形成する。
み層を形成し、その半導体基板上にP型エピタキシャル
層を形成し、このP型エピタキシャル層に、前記第1の
ざ型埋込み層上に配置されて該埋込み層に接するように
第1のN+型埋込み層を形成し、かつ同エピタキシャル
層に、前記第2のP“型埋込み層を囲んで、かつ前記基
板に達するように第2のN+型埋込み層を形成し、さら
にこれら炉型埋込み層を有する前記PFJlエピタキシ
ャル層上の全面にN型エピタキシャル層を形成し、この
N型エピタキシャル層に、前記第1のN+型埋込み層を
囲んで、かつ前記P型エビタキレヤル層に達するように
第1のざ型拡散層を形成し、かつ同エピタキシャル層に
、前記第2のN4型埋込み層の内側で前記第2のビ型埋
込み層を囲んで、かつ前記P型エピタキンヤル層に達す
るように第2のP+型拡散層を形成する。
(作 用)
上記のようなこの発明においては、!R2のN+型埋込
み層で囲まれた、第2のビ型埋込み層上部分のP型エピ
タキシャル層で縦型PNP)ランジスタのコレクタ領域
が形成され、該コレクタ領域部においては、高濃度のN
型層と′C51m度のP型層が接することがなくなる。
み層で囲まれた、第2のビ型埋込み層上部分のP型エピ
タキシャル層で縦型PNP)ランジスタのコレクタ領域
が形成され、該コレクタ領域部においては、高濃度のN
型層と′C51m度のP型層が接することがなくなる。
また、第2のビ型拡散層で囲まれた部分のN型エピタキ
シャル層が縦型PNP !−ランジスタのベース領域で
あるが、このベース領域と接する縦型PNPトランジス
タのコレクタ領域は、前述のようにP型エビクキシャル
層より形成されるようになる。
シャル層が縦型PNP !−ランジスタのベース領域で
あるが、このベース領域と接する縦型PNPトランジス
タのコレクタ領域は、前述のようにP型エビクキシャル
層より形成されるようになる。
(実施例)
以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の半導体装置の一実施例を示す断面図
である。この図において、1はN型半導体基板で、第1
.第2のビ型埋込み層2a、2bが形成される。これら
P+型埋込み層2a、2bが形成された基板1上の全面
にはP型エピタキシャル層3が形成され、このP型エピ
タキシャルFfI3には前記第1のビ型埋込み/1i2
a上に配置されて該埋込み層2aに接する如く第1のN
+型埋込み層4aが形成されろ。さらに、P型エピタキ
シャル層3には、前記第2のざ型埋込み・層2bを囲み
、かつ基板1に達するように第2のN+型埋込み層4b
が形成されろ。これらN+型埋込み層4a、4bが形成
されたP型エピタキシャルR3上の全面にはN型エピタ
キシャル層5が形成され、このN型エピタキシャル層5
には、前記第1のN゛゛埋込み層4aを囲み、前記P型
エピタキシャル層3に達するように第1のビ型拡散16
aが形成されろ。さらに、N型エピタキシャルNI5に
は、前記第2のN+型埋込み層4bの内側で第2のP+
型埋込み層2bを囲み、かつP型エピタキシャル層3に
達するように第2のざ型拡散層6bが形成される。そし
て、このP+型拡散層を6b囲まれたN型エピタキシャ
ル層部分5bにはN+型拡散層を7cP型鉱散層8bが
形成される。一方、第1のビ型拡散層6aで囲まれたN
型エピタキシャル層部分5aにはP型拡散層8aとN4
型拡散層7bが形成され、P型拡散F18a内にはだ型
拡散/!f7aが形成される。また、N型エピタキシャ
ル層5上の全表面には酸化FJ9が形成され、この酸化
膜9にはコンタクトホール10が開けられ、電極11が
設けられている。
である。この図において、1はN型半導体基板で、第1
.第2のビ型埋込み層2a、2bが形成される。これら
P+型埋込み層2a、2bが形成された基板1上の全面
にはP型エピタキシャル層3が形成され、このP型エピ
タキシャルFfI3には前記第1のビ型埋込み/1i2
a上に配置されて該埋込み層2aに接する如く第1のN
+型埋込み層4aが形成されろ。さらに、P型エピタキ
シャル層3には、前記第2のざ型埋込み・層2bを囲み
、かつ基板1に達するように第2のN+型埋込み層4b
が形成されろ。これらN+型埋込み層4a、4bが形成
されたP型エピタキシャルR3上の全面にはN型エピタ
キシャル層5が形成され、このN型エピタキシャル層5
には、前記第1のN゛゛埋込み層4aを囲み、前記P型
エピタキシャル層3に達するように第1のビ型拡散16
aが形成されろ。さらに、N型エピタキシャルNI5に
は、前記第2のN+型埋込み層4bの内側で第2のP+
型埋込み層2bを囲み、かつP型エピタキシャル層3に
達するように第2のざ型拡散層6bが形成される。そし
て、このP+型拡散層を6b囲まれたN型エピタキシャ
ル層部分5bにはN+型拡散層を7cP型鉱散層8bが
形成される。一方、第1のビ型拡散層6aで囲まれたN
型エピタキシャル層部分5aにはP型拡散層8aとN4
型拡散層7bが形成され、P型拡散F18a内にはだ型
拡散/!f7aが形成される。また、N型エピタキシャ
ル層5上の全表面には酸化FJ9が形成され、この酸化
膜9にはコンタクトホール10が開けられ、電極11が
設けられている。
このような半導体装置においては、第1のN+型埋込み
44mがコレクタ埋込み層、第1のざ型拡散層6aで囲
まれたN型エピタキシャル層部分5aがコレクタ領域、
P型拡散1118aがベース領域、虻型拡散層7aがエ
ミッタ領域、N+型拡散層を7bコレクタ領域のコンタ
クト部として、図の左側部分に縦型NPN)ランジスタ
が形成される。
44mがコレクタ埋込み層、第1のざ型拡散層6aで囲
まれたN型エピタキシャル層部分5aがコレクタ領域、
P型拡散1118aがベース領域、虻型拡散層7aがエ
ミッタ領域、N+型拡散層を7bコレクタ領域のコンタ
クト部として、図の左側部分に縦型NPN)ランジスタ
が形成される。
また、第2のP+型埋込み層2bがコレクタ埋込み層、
第2のN+型埋込み層4bで囲まれたP型エピタキシャ
ル層3部分がコレクタ領域、第2のP+型拡散Nl6b
がコレクタ領域のコンタクト部、この第2のビ型拡散層
6bで囲まれたN型エピタキシャル層部分5bがベース
領域、N+型拡散層を7Cベース領域のコンタクト部、
P型拡散層8bがエミッタ領域として、図の右側部分に
縦型PNPトランジスタが形成される。
第2のN+型埋込み層4bで囲まれたP型エピタキシャ
ル層3部分がコレクタ領域、第2のP+型拡散Nl6b
がコレクタ領域のコンタクト部、この第2のビ型拡散層
6bで囲まれたN型エピタキシャル層部分5bがベース
領域、N+型拡散層を7Cベース領域のコンタクト部、
P型拡散層8bがエミッタ領域として、図の右側部分に
縦型PNPトランジスタが形成される。
そして、この縦型PNPトランジスタにおいては、第2
のN+型埋込み層4bで囲まれたP型エピタキシャルl
113部分が前述のようにコレクタ領域であるが、との
コレクタ領域部においては、高濃度のN型層と高濃度の
P型層が接することがなくなる。したがって、縦型PN
PI−ランジスタのコレクタ容量が大き(なり、動作ス
ピードが低下するということはない。
のN+型埋込み層4bで囲まれたP型エピタキシャルl
113部分が前述のようにコレクタ領域であるが、との
コレクタ領域部においては、高濃度のN型層と高濃度の
P型層が接することがなくなる。したがって、縦型PN
PI−ランジスタのコレクタ容量が大き(なり、動作ス
ピードが低下するということはない。
また、第2のビ型拡散層6bで囲まれたN型エピタキシ
ャル層部分5bが前述のようにベース領域であるが、こ
のベース領域と接するコレクタ領域は前述のようにP型
エピタキシャル層3で形成されているので、ベース幅の
制御が難しいことや、C−El’ll耐圧や電流増幅率
の制御が困難であるという問題点が除去される。
ャル層部分5bが前述のようにベース領域であるが、こ
のベース領域と接するコレクタ領域は前述のようにP型
エピタキシャル層3で形成されているので、ベース幅の
制御が難しいことや、C−El’ll耐圧や電流増幅率
の制御が困難であるという問題点が除去される。
また、コレクタ領域のP型エピタキシャル層3はある程
度高濃度とでき、かつある程度厚くし得るので、縦型P
NPトランジスタのON抵抗を小さくし得る。
度高濃度とでき、かつある程度厚くし得るので、縦型P
NPトランジスタのON抵抗を小さくし得る。
上記のような半導体装置は、第2図(この発明の製造方
法の一実施例)に示すようにして製造される。
法の一実施例)に示すようにして製造される。
まず第2図falに示すように、比抵抗10〜2゜Ω・
傭のN型半導体基板1上に酸化膜12を0.8〜1.0
μm程度の厚さに形成し、この酸化膜12に、公知のホ
トリソ技術により、第1.第2のど型埋込み層形成用の
窓13a、13bを形成する。
傭のN型半導体基板1上に酸化膜12を0.8〜1.0
μm程度の厚さに形成し、この酸化膜12に、公知のホ
トリソ技術により、第1.第2のど型埋込み層形成用の
窓13a、13bを形成する。
ソシテ、ソノ窓13 a、 13 bラミLi”l
OO0〜1100℃でボロン拡散を行うことにより、基
板1に接合深さ2〜3μm、シート抵抗100〜200
Ω/口程度の第1.第2のビ型埋込み層2a。
OO0〜1100℃でボロン拡散を行うことにより、基
板1に接合深さ2〜3μm、シート抵抗100〜200
Ω/口程度の第1.第2のビ型埋込み層2a。
2bを形成する。このざ型埋込み層2a、2bの表面に
は同時に薄い酸化膜14が形成される。
は同時に薄い酸化膜14が形成される。
次に、酸化膜12,14を除去した後、基板1上の全面
に第2図(blに示すように、cvD法により、比抵抗
1〜1,5Ω・伽程度、厚さ2〜3μm程度のボロンド
ープのP型エピタキシャル層3を形成する。
に第2図(blに示すように、cvD法により、比抵抗
1〜1,5Ω・伽程度、厚さ2〜3μm程度のボロンド
ープのP型エピタキシャル層3を形成する。
次に、このP型エピタキシャル層3上に第2図(c1に
示すように酸化膜15を0.8〜1.0μm程度の厚さ
に形成し、この酸化膜15に、公知のホトリソ技術によ
り、第1.第2のN+型埋込み層形成用の窓16 a、
16 bを形成する。そして、その窓16 a、
16 bを通して1200〜1250℃でアンチモン拡
散を行うことにより、接合深さ3.5〜4μm、シート
抵抗20〜30Ω/口程度の第1゜第2のN“型埋込み
層4a、4bをP型エピタキシャル層3に形成する。こ
こで第1のN+型埋込み層4aは、第1のビ型埋込み層
2a上に配置されて該第1のビ型埋込み層2aに接する
ように形成される。また、第2の炉型埋込み層4bは、
第2のビ型埋込み層2bを囲み、基板1に達するように
形成される。さらに、この第1.第2のN+型埋込み層
4a、4bの形成と同時に、その表面には、薄い酸化膜
17が形成される。
示すように酸化膜15を0.8〜1.0μm程度の厚さ
に形成し、この酸化膜15に、公知のホトリソ技術によ
り、第1.第2のN+型埋込み層形成用の窓16 a、
16 bを形成する。そして、その窓16 a、
16 bを通して1200〜1250℃でアンチモン拡
散を行うことにより、接合深さ3.5〜4μm、シート
抵抗20〜30Ω/口程度の第1゜第2のN“型埋込み
層4a、4bをP型エピタキシャル層3に形成する。こ
こで第1のN+型埋込み層4aは、第1のビ型埋込み層
2a上に配置されて該第1のビ型埋込み層2aに接する
ように形成される。また、第2の炉型埋込み層4bは、
第2のビ型埋込み層2bを囲み、基板1に達するように
形成される。さらに、この第1.第2のN+型埋込み層
4a、4bの形成と同時に、その表面には、薄い酸化膜
17が形成される。
次に、酸化膜15,17を除去した後、第2図(dlに
示すようにP型エピタキシャル層3上に、CVD法によ
り、比抵抗1〜1.5Ω・歯程度、厚さ3〜4μm程度
のリンドープのN型エピタキシャル層5を形成する。
示すようにP型エピタキシャル層3上に、CVD法によ
り、比抵抗1〜1.5Ω・歯程度、厚さ3〜4μm程度
のリンドープのN型エピタキシャル層5を形成する。
次いで、第2図(elに示すようにN型エピタキシャル
層5上に、厚さ0.5〜0.7μm程度の酸化膜18を
形成し、この酸化膜18に、公知のホトリソ技術により
、第1.第2のビ型拡散層形成用の窓19a、19bを
形成する。そして、その窓19a。
層5上に、厚さ0.5〜0.7μm程度の酸化膜18を
形成し、この酸化膜18に、公知のホトリソ技術により
、第1.第2のビ型拡散層形成用の窓19a、19bを
形成する。そして、その窓19a。
19bを通して公知のボロン拡散を行うことにより、接
合深さ4〜5μm程度、シート抵抗5Ω/口程度の第1
.第2のざ型拡散層6a、6bをN型エピタキシャル層
5内に形成する。ここで、第1のP“型拡散層6aは、
第1のN+型埋込み層4aを囲み、P型エピタキシャル
NI5に達するように形成される。また、第2のざ型拡
散層6bは、第2のN+型埋込みl14bの内側で第2
のビ型埋込み層2bを囲み、P型エピタキシャル層5に
達するように形成される。さらに、この第1.第2のざ
型拡散層6a、6bの形成と同時に、その表面には、薄
い酸化g120が形成される。
合深さ4〜5μm程度、シート抵抗5Ω/口程度の第1
.第2のざ型拡散層6a、6bをN型エピタキシャル層
5内に形成する。ここで、第1のP“型拡散層6aは、
第1のN+型埋込み層4aを囲み、P型エピタキシャル
NI5に達するように形成される。また、第2のざ型拡
散層6bは、第2のN+型埋込みl14bの内側で第2
のビ型埋込み層2bを囲み、P型エピタキシャル層5に
達するように形成される。さらに、この第1.第2のざ
型拡散層6a、6bの形成と同時に、その表面には、薄
い酸化g120が形成される。
その後は、第2図(f)に示すように、第1のざ型拡散
層6aで囲まれたN型エピタキシャル層部分5aと、第
2のP+型拡散層6bで囲まれたN型エピタキシャル層
部分5bに、接合深さ0,5〜0.7μm。
層6aで囲まれたN型エピタキシャル層部分5aと、第
2のP+型拡散層6bで囲まれたN型エピタキシャル層
部分5bに、接合深さ0,5〜0.7μm。
シート抵抗150〜200Ω10程度のP型拡散層8a
、8bを形成する。さらに、N型エピタキシャル層部分
5m、5bをP型拡散層8a内にN1型拡散層7a、7
b、7aを形成する。さらに、N型エピタキシャル層5
上の全面に新たに形成された酸化膜9に公知のホトリソ
技術によりコンタクトホール10を開孔し、電極11を
形成する。
、8bを形成する。さらに、N型エピタキシャル層部分
5m、5bをP型拡散層8a内にN1型拡散層7a、7
b、7aを形成する。さらに、N型エピタキシャル層5
上の全面に新たに形成された酸化膜9に公知のホトリソ
技術によりコンタクトホール10を開孔し、電極11を
形成する。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、この発明では、N型半導体
基板にビ型埋込み層を形成し、その基板上にP型エピタ
キシャル層を形成し、このP型エピタキレヤル層に、P
NPトランジスタ部分では前記ざ型埋込み層を囲むよう
に分離用のN+型埋込み層を形成して、この炉型埋込み
層で囲まれたP型エピタキシャル層部分を縦型PNP
)ランジスタのコレクタ領域としたから、該コレクタ領
域部においては高濃度のN型層と高濃度のP型層が接す
ることがなくなり、したがって、縦型PNPトランジス
タのコレクタ容量が大きくなり、動作スピードが低下す
るという問題を除去できる。
基板にビ型埋込み層を形成し、その基板上にP型エピタ
キシャル層を形成し、このP型エピタキレヤル層に、P
NPトランジスタ部分では前記ざ型埋込み層を囲むよう
に分離用のN+型埋込み層を形成して、この炉型埋込み
層で囲まれたP型エピタキシャル層部分を縦型PNP
)ランジスタのコレクタ領域としたから、該コレクタ領
域部においては高濃度のN型層と高濃度のP型層が接す
ることがなくなり、したがって、縦型PNPトランジス
タのコレクタ容量が大きくなり、動作スピードが低下す
るという問題を除去できる。
また、P型エピタキシャル層上に形成されるN型エピ多
キシャル層で縦型PNP )ランジスタのペース領域が
形成されるが、該ペース領域と接触する縦型PNPトラ
ンジスタのコレクタ領域は上述のようにP型エピタキシ
ャル層で形成されるので、ベース幅の制御が難しいこと
や、C−E間耐圧や電流増幅率の制御が困難であるとい
う問題点を除去できる。
キシャル層で縦型PNP )ランジスタのペース領域が
形成されるが、該ペース領域と接触する縦型PNPトラ
ンジスタのコレクタ領域は上述のようにP型エピタキシ
ャル層で形成されるので、ベース幅の制御が難しいこと
や、C−E間耐圧や電流増幅率の制御が困難であるとい
う問題点を除去できる。
さらに、コレクタ領域のP型エピタキシャル層はある程
度高濃度とでき、かつある程度厚くシ得るので、縦型P
NPトランジスタのON抵抗を小さくし得る。
度高濃度とでき、かつある程度厚くシ得るので、縦型P
NPトランジスタのON抵抗を小さくし得る。
このように、この発明によれば、縦型PNP )ランジ
スタの特性を容易に高特性とし得る。
スタの特性を容易に高特性とし得る。
第1図はこの発明の半導体装置の一実施例を示す構造断
面図、第2図はこの発明の半導体装置の製造方法の一実
施例を示す工程断面図、第3図は従来の製造方法を示す
工程断面図である。 1・・・N型半導体基板、2a・・第1のざ型埋込み層
、2b・・第2のビ型埋込み層、3・・・P型エピタキ
シャル層、4a・・・第1のN+型埋込み層、4b・第
2のN1型埋込み層、5・・・N型エピタキシャル層、
5a、5b・・N型エピタキシャル層部分、6a・・・
第1のP+型拡散層、6b・第2のど型拡散層、7 a
、 7 b、 7 c−N+型拡散層を8a、8b−=
P型拡散層を 第 図 2ホ、究シロp+ニイら5本外! 第1図 PN Tr NP Tr
面図、第2図はこの発明の半導体装置の製造方法の一実
施例を示す工程断面図、第3図は従来の製造方法を示す
工程断面図である。 1・・・N型半導体基板、2a・・第1のざ型埋込み層
、2b・・第2のビ型埋込み層、3・・・P型エピタキ
シャル層、4a・・・第1のN+型埋込み層、4b・第
2のN1型埋込み層、5・・・N型エピタキシャル層、
5a、5b・・N型エピタキシャル層部分、6a・・・
第1のP+型拡散層、6b・第2のど型拡散層、7 a
、 7 b、 7 c−N+型拡散層を8a、8b−=
P型拡散層を 第 図 2ホ、究シロp+ニイら5本外! 第1図 PN Tr NP Tr
Claims (2)
- (1)(a)N型半導体基板と、 (b)このN型半導体基板に形成された第1、第2のP
^+型埋込み層と、 (c)このP^+型埋込み層上を含む前記基板上の全面
に形成されたP型エピタキシャル層と、 (d)このP型エピタキシャル層に、前記第1のP^+
型埋込み層上に配置されて該埋込み層に接して形成され
た第1のN^+型埋込み層と、 (e)同じく前記P型エピタキシャル層に、前記第2の
P^+型埋込み層を囲んで、かつ前記基板に達して形成
された第2のN^+型埋込み層と、(f)これらN^+
型埋込み層上を含む前記エピタキシャル層上の全面に形
成されたN型エピタキシャル層と、 (g)このN型エピタキシャル層に、前記第1のN^+
型埋込み層を囲んで、かつ前記P型エピタキシャル層に
達して形成された第1のP^+型拡散層と、(h)同じ
く前記N型エピタキシャル層に、前記第2のN^+型埋
込み層の内側で前記第2のP^+型埋込み層を囲んで、
かつ前記P型エピタキシャル層に達して形成された第2
のP^+型拡散層と、(i)前記第1のP^+型拡散層
で囲まれた前記N型エピタキシャル層内に形成されたP
型拡散層およびこのP型拡散層内に形成されたN^+型
拡散層と、(j)前記第2のP^+型拡散層で囲まれた
前記N型エピタキシャル層内に形成されたP型拡散層と
を具備してなる半導体装置。 - (2)a)N型半導体基板に第1、第2のP^+型埋込
み層を形成する工程と、 (b)そのP^+型埋込み層上を含む前記基板上の全面
にP型エピタキシャル層を形成する工程と、(c)その
P型エピタキシャル層に、前記第1のP^+型埋込み層
上に配置されて該埋込み層に接するように第1のN^+
型埋込み層を形成すると同時に、同エピタキシャル層に
、前記第2のP^+型埋込み層を囲んで、かつ前記基板
に達するように第2のN^+型埋込み層を形成する工程
と、 (d)それらN^+型埋込み層上を含む前記エピタキシ
ャル層上の全面にN型エピタキシャル層を形成する工程
と、 (e)そのN型エピタキシャル層に、前記第1のN^+
型埋込み層を囲んで、かつ前記P型エピタキシャル層に
達するように第1のP^+型拡散層を形成すると同時に
、同エピタキシャル層に、前記第2のN^+型埋込み層
の内側で前記第2のP^+型埋込み層を囲んで、かつ前
記P型エピタキシャル層に達するように第2のP^+型
拡散層を形成する工程と、(f)それら第1、第2のP
^+型拡散層で囲まれた前記各N型エピタキシャル層内
にP型拡散層を形成し、さらに第1のP^+型拡散層で
囲まれたN型エピタキシャル層内の前記P型拡散層内に
N^+型拡散層を形成する工程とを具備してなる半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203799A JPH0254533A (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203799A JPH0254533A (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0254533A true JPH0254533A (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=16479933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63203799A Pending JPH0254533A (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0254533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5368994A (en) * | 1992-05-06 | 1994-11-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver halide photographic material |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP63203799A patent/JPH0254533A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5368994A (en) * | 1992-05-06 | 1994-11-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver halide photographic material |
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