JPH0253135B2 - - Google Patents

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JPH0253135B2
JPH0253135B2 JP61135002A JP13500286A JPH0253135B2 JP H0253135 B2 JPH0253135 B2 JP H0253135B2 JP 61135002 A JP61135002 A JP 61135002A JP 13500286 A JP13500286 A JP 13500286A JP H0253135 B2 JPH0253135 B2 JP H0253135B2
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JP
Japan
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tab
adhesive
lid body
metal plate
processing
Prior art date
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Application number
JP61135002A
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English (en)
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JPS62230441A (ja
Inventor
Takashi Shimizu
Hiroshi Matsubayashi
Michio Watanabe
Kazusane Hirota
Naohito Watanabe
Kikuo Matsuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to US06/937,001 priority Critical patent/US4762579A/en
Publication of JPS62230441A publication Critical patent/JPS62230441A/ja
Publication of JPH0253135B2 publication Critical patent/JPH0253135B2/ja
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、易開口性蓋の製造方法、更に詳細に
は、間欠駆動と連続駆動とを最適に組み合わせる
ことによつて、生産効率を著しく上昇せしめるこ
とができる易開口性蓋の製造方法に関する。
従来技術 (リベツト方式) 従来から、蓋本体にタブを連結する方法とし
て、リベツト方式によるものが知られている。
この方式によると、まず、金属板素材から周囲
にカール部分を有する略円盤状のシエル本体は製
造され、このシエル本体に、後に取り付けるタブ
と蓋本体との間に指を入れ易くするための凹凸を
設けるパネル成形加工、開口を規定するスコアを
設けるスコア加工、スコア加工による歪みを除去
するためのビードを設けるビード成形加工を施し
て蓋本体を製造し、このように製造した蓋本体に
タブを機械的に連結する。蓋本体にタブを機械的
に連結するためには、蓋本体に、球面の一部を規
定する形状である突部を形成するバブル加工、こ
の突部の高さを高くするバブルリフオーム加工、
及び突部の高さを更に高くするボタン加工を順次
行い、しかる後、タブの小孔内に上記の通りに形
成された蓋本体の突部を配置して、これを打ちた
たき、蓋本体とタブとを機械的に連結する。タブ
の小孔内に上記突部を配置して上記の通りに機械
的に連結するためには、この突部はある程度の高
さを必要とし、この高さを得るためには単一の工
程ではこの突部を形成することはできず、上記の
通りに例えば、バブル加工、バブルリフオーム加
工及びボタン加工の3つの工程を必要としてい
た。
リベツト方式には、上記の通り多数の工程を必
要とするため、生産効率を上げることができない
という問題があつた。さらに、近年、蓋の開口性
を向上させるため蓋本体を硬質の材料で形成する
ことが提案された。硬質の材料で蓋本体を製造す
ると、開口性は向上せしめることができるのであ
るが、上記の通りの高さの高い突部を蓋本体に設
けるのが不可能乃至困難であるとの問題がある。
(従来の接着方式) 上記の通りのリベツト方式に代え、蓋本体とタ
ブとを接着剤で接着する方式が提案された。
この方式によると、蓋本体には、パネル成形加
工、スコア加工及びビード成形加工が施される
が、蓋本体に突部を設ける必要はない。このた
め、蓋本体自体の製造はかなり迅速にすることが
できる。他方、蓋本体にタブを接着する工程にお
いて、熱可塑性接着剤あるいは瞬間接着剤のいず
れを用いた場合においても、蓋本体とタブとの間
に接着剤を挾んで所定時間押圧する必要がある。
この押圧する時間は上記パネル成形加工、スコア
加工及びビード成形加工の各々の加工時間の数倍
必要である。このため、パネル成形加工、スコア
加工及びビード成形加工を蓋本体を間欠駆動で移
動せしめて加工し、これらの工程と同様に接着工
程を行うと、従来に比べ工程が簡略されたにも拘
わらず、生産速度を上げることはできない。
(改良案) 上記の通りの状況を考慮し、本件発明者らは、
上記の通りの蓋の製造方法の改良案として、パネ
ル成形加工、スコア加工及びビード成形加工と接
着工程とを分離し、且つパネル成形加工、スコア
加工及びビード成形加工を間欠駆動で行い、接着
工程は連続駆動で行えば好適に生産できること見
出だした。
即ち、パネル成形加工、スコア加工及びビード
成形加工は通常プレス加工で行なわれる。プレス
加工は、蓋本体を間欠駆動し金型を固定的に設置
することによつて迅速に生産することができる。
他方、接着工程においては、蓋本体を上記の通
り比較的長時間押圧状態に保持する必要があるた
め、押圧装置を静止状態で設置し、蓋本体を間欠
駆動すると、静止している間に押圧する必要があ
り、このため、その加工速度が非常に遅くなる。
加工速度を上げるため、押圧装置を蓋本体と共に
間欠的に駆動するように構成することも考えられ
るが、押圧装置は比較的重いため、これらを迅速
には間欠駆動できず、効率良く生産できないとい
う問題が生ずる。
これに対して、蓋本体を連続的に駆動し、複数
個の押圧装置を設け、これらを蓋本体を共に連続
的に移動せしめれば、迅速に接着することができ
る。更に、連続移動であるが故に、比較的重い押
圧装置も高速で移動せしめることができる。
上記の通りにパネル成形加工、スコア加工及び
ビード成形加工は間欠駆動で行い、接着工程は連
続駆動で行えば好適に生産できるのである。
しかし、ここで新たな問題が生じた。この新た
な問題とは、蓋本体の接着面とタブの接着面の間
に狂いがなく接着剤を配置する必要があることで
ある。
その方法として、成形されたタブの接着面にま
ず接着剤を接着しておき、この後蓋の接着面にタ
ブの接着面を合致させて、押圧接着する方法があ
る。
しかし、タブの接着面に接着剤を接着する際
に、やはり所定の時間押圧する必要があり、この
押圧時間は前記パネル成形加工、スコア加工、ビ
ート加工等機械加工の数倍必要であり、効率良く
生産できない。
問題を解決するための手段 本発明に従うと、上記した問題が、シエルを間
欠的に移動せしめ、パネル成形加工、開口すべき
部分を画定するスコア加工、及びビート成形加工
を施す蓋本体製造工程と、金属板素材に接着剤を
貼着し、該接着剤が貼着されたこの金属板素材か
らタブを成形するタブ製造工程と、該蓋本体と該
タブを連続的に移動せしめて、該接着剤によつて
該蓋本体と該タブとを接着する接着工程とを含む
ことを特徴とする易開口性蓋の製造方法を提供す
ることによつて解決される。
具体例 次に添付図面を参照して本発明の好適具体例を
説明する。
(概要) まず、第1図乃至第14図を参照して、本発明
の一具体例に従う製造方法の概要を説明する。
この具体例に従う易開口性蓋の製造方法を実施
する装置は、第1図に示した如くタブ製造セクシ
ヨン10、蓋本体製造セクシヨン12、方向合わ
せセクシヨン14及び接着セクシヨン16を備え
ている。
タブ製造セクシヨン10においては、金属板素
材に接着剤を貼着し、例えば、第2図に示した如
き帯状部材45を製造し、この帯状部材からタブ
20(第3a図及び第3b図)を製造する。
蓋本体製造セクシヨン12は、シエル18(第
4a図及び第4b図)が供給されて、パネル成形
加工(第5a図及び第5b図)、スコア加工(第
6a図及び第6b図)、ビード成形加工(第7a
図及び第7b図)を順次行ない、上下反転して方
向合わせセクシヨン14に送る。
方向合わせセクシヨン14は、蓋本体製造セク
シヨン12から供給された蓋本体22を、方向合
わせ装置24の保持部材216に所定の角度位置
関係にて保持して、接着セクシヨン16に供給す
る。
接着セクシヨン16は、蓋本体22とタブ20
とを接着して、蓋26(第8a図及び第8b図)
を製造する。
(タブ製造セクシヨン) タブ製造セクシヨン10を第1図乃至第3b
図、第9図及び第10図を参照して説明する。
タブ製造セクシヨン10は、接着装置11とタ
ブプレス装置13とタブ供給機構201とを備え
ている。
第9図に示した如く、接着装置11は、第1支
持ロール27と、テンシヨンロール28と、第1
加熱コイル30と、接着剤テープ支持ロール31
と、第1案内ロール32と、第2案内ロール34
と、ラミネートロール36と、第2加熱コイル3
8と、第3案内ロール40と、冷却ロール42
と、ドライブロール44と、第2支持ロール43
とを備えている。
テンシヨンロール28は、コイル状にて支持ロ
ール27に支持された帯状金属板素材46を案内
すると共に、この帯状金属板素材46の進行に抵
抗するようになつている。他方、ドライブロール
44は、フイルム状接着剤48が貼付された帯状
金属板素材46を駆動し進行せしめるようになつ
ている。従つて、テンシヨンロール28及びドラ
イブロール44によつて、帯状金属板素材46
は、接着装置11内においては、所定の張力が加
えられた状態で連続的に進行する。
第1及び第2案内ロール32,34は、接着剤
テープ支持ロール31によつて支持されたフイル
ム状接着剤48を、ラミネートロール36へと案
内する。
第1の加熱コイル30は、帯状金属素材46を
実質的にフイルム状接着剤48の帯状金属板素材
46に対する接着表面のみが粘着する温度まで加
熱する。その後ラミネートロール36は帯状金属
板素材46とフイルム状接着剤48を圧接して仮
接着を行なう。
第2加熱コイル38が前記仮接着された帯状金
属板素材46をフイルム状接着剤48の全体が十
分溶融する温度まで加熱して本接着が行なわれ
る。これによつて、帯状金属板素材46とフイル
ム状接着剤48とが堅固に連結される。
しかる後、第3案内ロール40を介して、帯状
金属板素材46とフイルム状接着剤48とは冷却
ロール42に供給され冷却され、ドライブロール
44によつて、接着装置11から排出され、そし
て第2支持ロール43にコイル状に保持される。
フイルム状接着剤48は、第2図に示した如
く、帯状金属板素材46よりも狭い幅を有し、帯
状金属板素材46の中央に連結されるのが好まし
い。この場合、第1及び第2加熱コイル30及び
38は、帯状金属板素材46の中央部分のみを加
熱するように構成するのが好ましい。
この代わりに、フイルム状接着剤48を、帯状
金属板素材46の全面に接着するように構成する
こともできる。
更に、接着装置11に、フイルム状接着剤48
を切断する装置を設け、これによつて、フイルム
状接着剤48の例えば円形部片を帯状金属板素材
46に所定の間隔を置いて配置することもでき
る。
又、所望により第1加熱コイル30により帯状
金属素材46を接着剤の融点温度以上に加熱し、
第2加熱コイル38を省略してもよい。
接着装置11によつて、フイルム状接着剤48
が貼着された金属板素材46は、上記の通り、例
えばコイル状にされ、一時的に保持され、しかる
後下記するタブプレス装置13(第10図)に供
給される。
第10図に示した如く、タブプレス装置13
は、従来の装置と同様に、例えば、支持ロール4
7、潤滑油塗布装置49、タブ材送り出し量検出
バー51、単一の押圧装置52、この押圧装置5
2に設置された複数個のダイ54、ガイド56及
び送り装置58を備えている。
支持ロール47は、上記接着装置11によつて
形成されコイル状の、フイルム状接着剤48が貼
着された金属板素材46を支持し、この金属板素
材46は、タブ材送り出し量検出バー51を介し
て潤滑油塗布装置49に送られる。タブ材送り出
し量検出バー51は金属板素材46のたわみ量を
検出し、その信号は送り出しを調整するのに利用
される。潤滑油塗布装置49は、金属板素材46
に潤滑油を供給して、好適にプレス加工ができる
ようにする。
送り装置58は、フイルム状接着剤48が貼着
された金属板素材46を間欠的に移動せしめ、こ
の移動に同期して、押圧装置52はダイ54を駆
動する。
ダイ54は、従来の装置の如く、支持ロール4
7から供給されるフイルム状接着剤48が貼着さ
れた金属板素材46を順次加工し、最後のダイで
ある打ち抜きダイ60によつて、最終的に加工さ
れた、第3a図及び第3b図に示した如きタブ2
0を打ち抜く。このタブ20は打ち抜きダイ60
の下に配置されたガイド56を介してタブ供給機
構201のタブスタツカー202へと送られる
(第1図)。
タブ供給機構201は、タブスタツカー202
と複数個のクランプ部材204を備えたローラ2
06とを備えている。
タブスタツカー202は上記した通りに、タブ
プレス装置13のガイド56から、第3a図及び
第3b図に示した通りの、タブ20が接着剤が上
になるように積み重ねられる。タブ20は、図示
しないタブセパレートパンチによつて、1つずつ
ローラ206の方に押し出される。ローラ206
は連続的に回転しており、そのクランプ部材20
4がタブ20を支持して、接着セクシヨンの方に
進める。
(蓋本体製造セクシヨン) 蓋本体製造セクシヨン12を、第1図、第4a
図乃至第7b図及び第11図を参照して更に詳細
に説明する。
蓋本体製造セクシヨン12は、シエル供給装置
128と、設置台130と、コンベアベルト13
2と、駆動ホイール134と、遊転ホイール13
6と、プレス装置138と、第1移動コンベア装
置140と、反転装置142と、第2移動コンベ
ア装置144と、供給装置146とを備えてい
る。
シエル供給装置128は、設置台130に設置
されており、予め製造したシエル18のスタツカ
ーからシエル18を1つずつコンベアベルト13
2の動きに連動してコンベアベルト132の所定
位置に供給する。このようなシエル供給装置12
8に代えて、金属板素材からシエル18を製造す
る装置をコンベアベルト132に組み合わせて配
置することもできる。
コンベアベルト132は、それぞれ設置台13
0に設置された駆動ホイール134及び遊転ホイ
ール136に支持されており、駆動装置(図示せ
ず)によつて間欠的に駆動される駆動ホイール1
34により間欠的に駆動される。コンベアベルト
132には、同間隔に配置された円形開口148
が形成されている。この開口148は、シエル1
8(第4a図及び第4b図)の底部150の直径
より若干大きい直径を有する。これによつて、シ
エル供給装置128からコンベアベルト132の
開口148に供給されるシエル18は、そのカー
ル部分152にてコンベアベルト132によつて
支持され、その底部150は開口148から突出
することになる。
プレス装置138は、3組の型154,156
及び158並びにこれらの型154,156及び
158を支持し加圧する加圧装置160を有す
る。
第1の型154は、シエル供給装置128から
供給されコンベアベルト132の開口148に配
置された、第4a図及び第4b図に示した通りの
形状を有するシエル18にパネル成形加工をし
て、第5a図及び第5b図に示した通りの形状に
する。このような加工をする目的は、後に取り付
けるタブと蓋本体との間に指を入れ易くし、蓋を
開口し易くすることである。
第2の型156は、上記の通りにパネル成形加
工されたシエル18にスコア加工をして、第6a
図及び第6b図に示した通り2本のスコア162
及び164を形成する。外側の第1のスコア16
2は蓋の開口を規定する。即ち、蓋の完成後タブ
を引くと、この第1のスコア162に沿つて蓋が
切断されて開口が形成される。内側の第2のスコ
ア164は、第1のスコア162の底部と蓋の裏
面との間に亀裂が生ずるのを防止する働きをす
る。もちろん、スコアを1本のみ設けるだけでも
よい。
第3の型158は、上記の通りにスコア加工さ
れたシエル18にビート加工をして、第7a図及
び第7b図に示した通りにビート166を形成し
て、蓋本体22に形成する。上記スコア加工によ
つてスコアを設けると、蓋本体22の底部150
が第7b図の下側に突出するように歪む傾向があ
る。ビート166はこの歪を吸収して形を整える
働きをする。ビート166は図示した例では略C
字形状であるが、例えば円形にビートを形成して
もよい。
第1移動コンベア装置140は、持ち上げ部材
168と、ベルト172と、マグネツト174
と、図示しない駆動手段によつて連続的に駆動せ
しめられる駆動ホイール176と、遊転ホイール
178とを備えている。マグネツト174はベル
ト172の下側部分に沿つて途中まで延びてい
る。従つて、マグネツト174の吸引力によつ
て、ベルト172の下面に支持された蓋本体22
は、マグネツト174から外れた時に落下するこ
とになる。
反転装置142は、内部に螺旋状案内通路を有
していて、第1移動コンベア装置140から供給
された蓋本体22の上下を反転する。
第2移動コンベア装置144は、ベルト180
と、このベルト180を支持する駆動ホイール1
82及び遊転ホイール84とを備えている。駆動
ホイール182は、ベルト180を連続的に駆動
して、反転装置142から受け取つた蓋本体22
を供給装置146に送る。
供給装置146(第1図及び第11図)は、ス
タツカー186と、セパレータ187と、複数本
のバー188とを有するローラ190と、案内部
材192とを有する。
スタツカー186は、第2移動コンベア装置1
44から蓋本体22を受け取り、これを重ねて保
持する。
ローラ190は、ベルト180と同期して、連
続的に回転しており、上記の通りにスタツカー1
86に保持された蓋本体22を、セパレーター1
87が1つずつ切り出した後、蓋本体22を案内
部材192に移動せしめる。
案内部材192は、回転するローラ190のバ
ー188の外側端に部分的に沿つて延びている側
壁194と底壁196上面198とを有し、ロー
ラ190と共に蓋本体22を方向合わせセクシヨ
ン14に供給する。
蓋本体製造セクシヨン12においては、コンベ
アベルト132及びそれに支持されたシエル18
が間欠的に駆動され、プレス装置138の加圧装
置160に支持された3組の型154,156及
び158が同時に駆動され、シエル18をそれぞ
れ加工する。プレス装置138は被加工物即ちシ
エル18を間欠的に駆動せしめることによつて、
好適に且つ迅速に加工することができる。また、
間欠駆動されるものが、比較的軽重量のコンベア
ベルト132及びシエル18であり、慣性が比較
的小さいので間欠的に且つ高速で駆動すること可
能である。
尚、この具体例においては、蓋本体製造セクク
シヨン12と方向合わせセククシヨン14とが連
結されてるが、この代わりに、これらを分離して
配置することもできる。この場合、蓋本体製造セ
クシヨン12にて製造された蓋本体22は、一時
的にたくわえておき、方向合わせセククシヨン1
4に運ぶことができ、第1移動コンベア装置14
0、反転装置142及び第2移動コンベア装置1
44を省略することができる。
(方向合わせセクシヨン) 方向合わせセクシヨン14を、第1図、第12
図及び第13図を参照して詳細に説明する。
方向合わせセクシヨン14は、方向合わせ装置
210と、転送装置212とを具備する。
方向合わせ装置210(第12図及び第13
図)は、連続的に回転する回転板(ターンテーブ
ル)211と、この回転板211に設置された複
数個の保持部材216と、回転板214に設置さ
れた摩擦板218とを備えている。
回転板211は、蓋本体製造セクシヨン12の
コンベアベルト132及びローラ190と同期し
て連続的に回転して、供給装置146から、1つ
ずつ蓋本体22が、1組の保持部材216及び摩
擦板218の間に供給されるようになつている。
保持部材216の上面は、蓋本体22の下面と
相補的形状を有する。保持部材216は、その一
端が保持部材216の上面の中央部分にて開口し
ている孔220を有する。孔220の他端は真空
装置(図示せず)に制御装置(図示せず)を介し
て連通している。
摩擦板218は、駆動装置(図示せず)によつ
てその中心軸線の回りを回転し、保持部材216
は第12図及び第13図の上下に移動せしめられ
る。これとは逆に、摩擦板218を上下に移動す
るように構成することもできる。
方向合わせセクシヨン14は次の通りに作動す
る。即ち、蓋本体製造セクシヨン12の供給装置
146から保持部材216と摩擦板218との間
に蓋本体22が供給される。この時保持部材21
6は下降しており、保持部材216と摩擦板21
8とは離間している。そして、保持部材216の
孔220が真空装置に連通される。しかる後、保
持部材216が上昇し、蓋本体22と回転摩擦板
218が接触をはじめる。保持部材216の上面
と蓋本体22の下面がぴつたり一致する回転方向
以外では、第12図に示した通り、保持部材21
6の上面と蓋本体22の下面との間にある程度の
〓間が空いている。このため、孔220を介して
蓋本体22に真空力が加わつても、回転している
摩擦板218が蓋本体22の上面に接触すると、
蓋本体22は摩擦板218と共に回転する。そし
て、第13図に示した通り、所定の角度方向に回
転せしめられると、孔220にから蓋本体22の
下面に十分な真空力が加わり、蓋本体22は保持
部材216に固定され、蓋本体22の上面と摩擦
板218との間に滑動が生ずることになる。供給
装置146から蓋本体22が保持部材216と摩
擦板218との間にどのような回転方向にて供給
されようとも、方向合わせ装置210から転送装
置212に蓋本体22が送られる十分前に、蓋本
体22が保持部材216に所定の角度位置に固定
されるように、摩擦板218の回転速度等が決め
られている。
方向合わせ装置は、上記した態様に限定され
ず、例えば次の通りに構成することもできる。
上記態様においては、保持部材216に、真空
装置に接続される孔220を設け真空力を作用さ
せるが、この代わりに、保持部材216に磁石を
設け磁気力によつて蓋本体22を吸引するように
することもできる。
あるいは、保持部材上に蓋本体22を設置し、
この保持部材をサーボモータによつて回転せし
め、特定の角度位置を電気的あるいは光学的に検
出し、サーボモータを停止して、所定の角度位置
に蓋本体22を保持するように構成することもで
きる。特定の角度位置を電気的に検出する方法と
しては、近接スイツチを用いる方法等があり、光
学的に検出する方法としては、光センサーを用い
る方法、あるいは蓋本体22のパネルパターンを
画像処理してこれを利用して蓋の方向合せをする
方法などがある。
あるいは、蓋本体22に第12図及び第13図
の下方に突出した突部を設け、この突部の円周方
向の一方の側においては鋭く突出し、円周方向の
他方の側においては緩やかに突出するように構成
する。保持部材には、この突部に合致した凹部を
設ける。このように構成して、保持部材上にて蓋
本体を一方向に回転せしめれば、蓋本体はその突
部が保持部材の上記凹部に嵌まり込むと、その回
転ができなくなる。このようにして、蓋本体を保
持部材上の所定の角度位置に配置することもでき
る。
転送装置212は、上記の通りに保持部材21
6に対して角度方向が定まつた蓋本体22を受け
取り、所定の角度方向にて蓋本体22を接着セク
シヨン16に供給する。
(接着セクシヨン) 接着セクシヨン16を、第1図及び第14図を
参照して詳細に説明する。
接着セクシヨン16は、接着装置222を具備
し、この接着装置222は、回転板(ターンテー
ブル)224、タブ・クランプ装置226、蓋本
体クランプ装置228、加熱装置230及び押圧
装置232を備えている。
接着装置222の回転板224は、方向合わせ
装置210の回転板211及び転送装置212の
回転に同期して矢印にて示した方向に連続的に回
転する。
タブ・クランプ装置226は、タブ製造セクシ
ヨン10から供給されたタブを、第14図に示し
た如く接着剤層246を上に所定の位置にて保持
する。
蓋本体クランプ装置228は、方向合わせセク
シヨン14の転送装置212から蓋本体22を受
け取る。上記した通り、この転送装置212にお
いては、蓋本体22は所定の角度方向に保持され
ているので、蓋本体クランプ装置228にも、順
次供給される総ての蓋本体22が同じ角度方向に
保持される。
従つて、タブ・クランプ装置226及び蓋本体
クランプ装置228によつて、タブ20と蓋本体
22とは適切な左右上下位置及び角度位置に位置
付けられる。
加熱装置230は、支持体234と、この支持
体234によつて支持されたフエライト部材23
6と、フエライト部材236に固定された高周波
コイル238と、高周波コイル238内に配置さ
れた導管240とを備えている。
支持体234は、駆動装置(図示せず)によつ
て第14図の上下に移動せしめされる。高周波コ
イル238によつて生成された高周波の電磁波は
フエライト部材236によつて蓋本体22に効果
的に送られる。導管240には冷却用媒体が流さ
れて、高周波コイル238等の過熱を防ぐ。
押圧装置232は、駆動装置(図示せず)によ
つて第14図の上下方向に移動せしめられ、加熱
装置230との間に、蓋本体22及びタブ20を
挾み込み加圧及び加熱する。
接着セクシヨン16の接着装置222において
は、回転板224が連続的に回転し、この回転板
224にタブ・クランプ装置226、蓋本体クラ
ンプ装置228、加熱装置230及び押圧装置2
32が設置されている。
タブ20の蓋本体22への接着は、間に接着剤
を挾んで押圧しながら比較的長時間保持する必要
がある。上記の通りに回転板224に加熱装置2
30等を設置すれば、これらを押圧しながら比較
的長時間保持することができる。他方、回転板2
24に加熱装置230等を設置すると、加熱装置
230等の重量が大きいので高速で間欠的に回転
することはできない。本発明によると、この回転
板224が連続的に回転せしめられるので、回転
板224を高速で回転することができ、従つて、
高速で接着工程を行うことができる。
(修正蓋本体製造セクシヨン) 上記した蓋本体製造セクシヨンの代わりに適用
することができる修正蓋本体製造セクシヨンを次
に説明する。
例えば、蓋の開ける方法についての図面乃至は
説明文を蓋の上面に表示することが必要である場
合がある。このような場合、一般に、顔料及びニ
スを含む塗料によつて、上記図面乃至は説明文が
印刷される。
このように印刷された印刷面上に、接着剤を用
いてタブを接着せしめると、塗料に顔料、ニスを
含んでいることによつて、十分な接着強度を得る
ことはできない。
このため、上記した蓋本体製造セクシヨンによ
つて製造する場合には、例えば、上記図面及び説
明文を、接着面の半径方向内側又は外側に印刷し
て、どのような配置方向でパネル成形加工、スコ
ア加工及びCビード加工が行なわれても、上記図
面乃至は説明文と接着面とが一致しないようにす
る。
しかしながら、このようにすると上記図面及び
説明文を印刷できる面積が限られることになり、
所望の印刷をすることができなくなることがあ
る。
この修正蓋本体製造セクシヨンによると、ま
ず、蓋本体を形成するシート材に、接着面に合致
しないように所望の印刷をしておく。そして、シ
ート材に、蓋本体となる部分と他の部分との間に
切り込みを入れ、後の加工が容易にできるように
する。この場合、蓋本体となる部分と他の部分と
を完全には切り離さない。
しかる後、例えば、ダブルダイプレスによつ
て、絞り加工を行い、第4a図及び第4b図に示
した如きシエル部を形成する。更に、パネル成形
加工を行い第5a図及び第5b図に示した如き形
状にし、Cビード加工を行う。このように加工さ
れたシエル部は、第7a図及び第7b図に示した
ものと類似した形状であるが、スコアは有してお
らず、シート材の残りの部分に部分的に連結され
ている。
シート材の残りの部分に部分的に連結されてい
ることによつて、接着面に対して適切に位置決め
されることが必要なパネル成形加工及びCビード
加工等を容易に実施することができる。
上記の通りに加工した後、シート材からシエル
を切り離し、方向を特定する必要がない同心円形
状の加工であるスコア加工等を行い、蓋本体を製
造する。同心円状の加工であると、どのような配
置方向であつても適切に加工することができる。
上記した方法に代えて、シート材の残りの部分
に部分的に連結された状態において、絞り加工、
パネル成形加工、スコア加工、Cビード加工等を
行い、しかる後に、シート材からシエルを切り離
して、蓋本体を製造することもできる。
上記の通りに製造された蓋本体は、上記した場
合と同様に、方向合わせセクシヨン14及び接着
セクシヨン16の送られ、タブ20が所定位置に
接着される。
(第2の修正蓋本体製造セクシヨン) 上記した修正蓋本体製造セクシヨンの代わりに
適用することができる第2の修正蓋本体製造セク
シヨンを次に説明する。
この第2の修正蓋本体製造セクシヨンによる
と、間欠的に移動せしめられている間に、シート
材に、絞り加工、パネル成形加工及びビード加工
が同時に施されて、シート材から分離しているシ
エルが形成される。
上記の通りに加工すると、印刷されていない部
分、即ち接着面に対して、適切に位置付された、
非同心円状の加工であるパネル成形加工及びビー
ド加工を施すことができる。
上記の通りに加工されたシエルは、間欠的に移
動せしめられ、同心円状の加工であるスコア加工
が施されて、第6a図及び第6b図に示した通り
の蓋本体が形成される。
所望により、上記の通りにシエルを形成する
際、スコア加工の際、又はこれらの加工の前後
に、製造される蓋本体の特性を改良するための
種々の加工を加えることができる。例えば、上記
スコア加工によつて、歪みが生ずることがある。
この歪みを修正するために、スコア加工と同時又
はその後に、補足的なプレス加工を施すことがで
きる。
上記した場合においては、第6a図及び第6b
図に示した通り、パネル成形加工及びビード加工
が非同心円状の加工であるが、これらの加工のど
ちらか一方が、同心円状の加工である場合もあ
る。即ち、例えば、ビード加工が上記の通りの非
同心円状の加工であるCビードを形成する加工で
はなく、同心円状の加工である円形のビードを形
成する加工である場合もある。このような場合、
非円形状の加工を、絞り加工と同時に行い、シー
ト材から分離したシエルを形成し、しかる後に、
同心円状の加工を施すことができる。
この態様において重要なことは、非同心円状の
加工を、シート材からシエルを形成する際に行う
ことであり、同心円状の各加工は、非同心円状の
加工と同時に行つても、シエルとして分離した後
に行つてもよい。
(各構成の基材) 蓋本体に使用される金属板としては、ぶりき、
TFS等の表面処理綱板、アルミニウム等を用い
ることができる。この金属板の厚さは、5μm乃
至5mmであることが好ましい。
接着剤として用いるアミド反復単位及び/又は
エステル反復単位含有樹脂としては、融点或いは
軟化点が50乃至300℃、特に80乃至270℃の範囲に
あるホモ乃至コポリアミド、コポリエステル或い
はこれらの2種以上のブレンド物が使用される。
ホモ−乃至コポリアミドとしては、炭化数100
当りのアミド反復単位の数が4乃至14、特に5乃
至12の範囲にあるような脂肪族ホモ−乃至コポリ
アミドが適当であり、特にコポリアミドの場合ア
ミド反復単位の少なくとも3モル%以上が主たる
アミド反復単位と異なるアミド反復単位から成る
ことが好適である。その適当なものの例は、これ
に限定されないが、ナイロン13、ナイロン12、ナ
イロン11、ナイロン6−12、ナイロン12/ナイロ
ン6、ナイロン12/ナイロン10ナイロン6−12あ
るいはダイマー酸ベースのポリアミド類等であ
る。
コポリエステルとしては、全エステル単位中の
3乃至70モル%が主たるエステル反復単位と異な
るエステル反復単位から成るコポリエステルであ
り、例えば、これに限定されないが、ポリエチレ
ン・テレフタレート/イソフタレート、ポリテト
ラメチレン・テレフタレート/イソフタレート、
ポリエチレン・テレフタレート/アジペート、ポ
リテトラメチレン・テレフタレート/アジペー
ト、ポリテトラメチレン/エチレン・テレフタレ
ート/ドデカノエート等を挙げることができる。
勿論、これらの接着剤は、フイルムを形成するに
足る分子量を有するべきであり、ポリアミド同
志、コポリエステル同志、或いはポリアミドをコ
ポリエステルとのブレンド物であつてよく、更に
改質等の目的で、他の樹脂例えばアイオノマー、
キシレン樹脂、エポキシ樹脂等がブレンドされて
いても何等差支えない。また更にこれらの接着剤
には充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、造核剤、顔
料、可塑剤、滑剤等のそれ自体周知の配合剤を公
知の処方に従つて配合することができる。
また、シアノアクリレート系その他のいわゆる
瞬間接着剤を使用することもできる。
この蓋本体の金属板に、使用する種類の接着剤
に応じて必要なプライマー塗膜を予め設けること
ができる。
プライマー塗膜としては、前述した表面処理鋼
板に対して優れた密着性を示すと共にアミド及
び/又はエステル反復単位から成る熱可塑性接着
剤にも優れた接着性を示すそれ自体公知の任意の
プライマー塗料が使用される。この塗料として
は、熱硬化性或いは熱可塑性の樹脂塗料、例えば
フエノール・エポキシ塗料、アミノ・エポキシ塗
料、エポキシ・エステル塗料等の変性エポキシ塗
料;例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩
化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合
体、エポキシ変性−、エポキシアミノ変性−或い
はエポキシフエノール変性−ビニル樹脂塗料等の
ビニル又は変性ビニル塗料;アクリル樹脂系塗
料;油性塗料;アルキツド塗料;ポリエステル塗
料;スチレン−ブタジエン系共重合体等の合成ゴ
ム系塗料等が使用される。
密着性と耐腐食性とに優れたプライマー塗料の
代表的なものは、種々のフエノール類とホルムア
ルビトから誘導されるレゾール型フエノール−ア
ルデヒド樹脂と、ビスフエノール型エポキシ樹脂
とから成るフエノール−エポキシ系塗料であり、
特にフエノール樹脂とエポキシ樹脂とを90:10乃
至5:95の重量比で含有する塗料である。この塗
料は更に加工性にも優れており、スコア加工に付
した場合にも、スコア加工部の耐腐食性が良好で
あるという利点を有している。このタイプの塗料
は、ポリアミド系接着剤の使用に特に適してい
る。
密着性及び耐腐食性に優れたプライマー塗料の
他の代表例は、極性基を有する塩化ビニル共重合
樹脂塗料である。この塗料は、カルボキシル基、
酸無水物基、エポキシ基等の極性基を、樹脂100
g当り50乃至2000ミリモルの濃度で含有するので
あり、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸、アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシ−
プロピル又はエチルエステル、グリシジルアクリ
レート(メタクリレート)等を、必要に応じ酢酸
ビニル等の他のコモノマーと共に、塩化ビニルと
共重合させることにより得られる樹脂を含有する
塗料である。水酸基は、共重合体中の酢酸ビニル
単位をケン化することによつても供給されうる
し、またエポキシ樹脂やエポキシフエノール塗料
で共重合体を変性することによつて供給し得る。
勿論、これらのプライマー塗膜は、単層構成で
もよく、またベースコートとトツプコートとの組
合せのように複層構成であつても何等差支えな
い。
プライマー塗膜の厚みは、前述した目的が達成
される限り、特に制限はないが、一般的に言つ
て、0.2乃至30μm、特に1乃至20μmの範囲にあ
るのが好ましい。
タブに使用される金属板としては蓋と同様ブリ
キ、TFS等の表面処理鋼板アルミニウム或いは
アルミニウム合金のような軽金属板から形成され
ていてもよい。また十分な剛性を有するものであ
れば、プラスチツク材料から形成されるものであ
つてもよい。
更に、タブの接着剤側には蓋本体と同様のプラ
イマー塗膜を設けることができる。
(効果) 本発明に従うと、金属板素材に接着剤が貼付さ
れ、接着剤が貼付された金属板素材からタブが成
形される。従つて、金属板素材への接着剤の貼付
を迅速に行うことができ、且つこの位置決めが非
常に容易である。このため、異開口性蓋を迅速に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一具体例に従う易開口性蓋
を製造する方法を実施する装置の平面図。第2図
は、タブ製造セクシヨンによつて金属板素材にフ
イルム状接着剤を貼付して成形された帯状部材の
平面図。第3a図及び第3b図は、タブの平面図
及び横断面図。第4a図及び第4b図は、第1図
の装置で加工されるシエルの平面図及び部分横断
面図。第5a図及び第5b図は、パネル成形加工
されたシエルの平面図及び部分横断面図。第6a
図及び第6b図は、スコア加工されたシエルの平
面図及び部分横断面図。第7a図及び第7b図
は、ビード加工されたシエルの平面図及び横断面
図。第8a図及び第8b図は、第1図の装置によ
つて製造された蓋の平面図及び部分横断面図。第
9図は、第1図の装置のタブ製造セクシヨンの接
着装置の側面図。第10図は、第1図の装置のタ
ブ製造セクシヨンのタブプレス装置の側面図。第
11図は、第1図の装置の蓋本体製造セクシヨン
及び方向合わせセクシヨンの一部の側面図。第1
2図及び第13図は、第1図の装置の方向合わせ
セクシヨンの要部の側面図。第14図は、第1図
の装置の接着セクシヨンの要部の側面図。 10……タブ製造セクシヨン、11……接着装
置、12……蓋本体製造セクシヨン、13……タ
ブプレス装置、14……方向合わせセクシヨン、
16……接着セクシヨン、18……シエル、20
……タブ、22……蓋本体、26……蓋、28…
…テンシヨンロール、30……第1加熱コイル、
38……第2加熱コイル、42……冷却ロール、
44……ドライブロール、48……フイルム状接
着剤、128……シエル供給装置、138……プ
レス装置、140……第1移動コンベア装置、1
44……第2移動コンベア装置、146……供給
装置、162,164……スコア、166……ビ
ード、186……スタツカー、90……ローラ、
210……方向合わせ装置、218……摩擦板、
222……接着装置、230……加熱装置、23
2……押圧装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シエルを間欠的に移動せしめた状態で、パネ
    ル成形加工、開口すべき部分を画定するスコア加
    工、及びビード成形加工を施して、剛性の蓋本体
    を製造する蓋本体製造工程と、 金属板素材に接着剤を貼着し、該接着剤が貼着
    されたこの金属板素材から剛性のタブを成形する
    タブ製造工程と、 該蓋本体と該タブを連続的に移動せしめた状態
    で、接着剤によつて該蓋本体と該タブとを密着す
    るように押圧しながら、接着を完了する接着工程
    と を含むことを特徴とする易開口性蓋の製造方法。 2 該タブ製造工程が、該金属板素材に間隔をお
    いて接着剤を貼着することを含む特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 該タブ製造工程が、該金属板素材に連続的な
    帯状に接着剤を貼着することを含む特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 4 該タブ製造工程が、該接着剤が貼着された金
    属板素材を、プレスで打ち抜き及び曲げ加工を行
    うことによつて、タブを成形することを含む特許
    請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記
    載の方法。 5 該接着剤が熱可塑性接着剤である特許請求の
    範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載の方
    法。 6 シート材の蓋本体を形成する部分がシート材
    の残りの部分に部分的に連結されており且つ間欠
    的に移動せしめられている状態にて行なわれる、
    絞り加工、パネル成形加工及びビート加工と、蓋
    本体を形成する部分が間欠的に移動せしめられて
    いる状態で行なわれる開口すべき部分を画定する
    スコア加工とを含む、剛性の蓋本体を製造する蓋
    本体製造工程と、 金属板素材に接着剤を貼着し、該接着剤が貼着
    されたこの金属素材から剛性のタブを成形するタ
    ブ製造工程と、 該蓋本体と該タブを連続的に移動せしめて、接
    着剤によつて該蓋本体と該タブとを密着するよう
    に押圧しながら、接着を完了する接着工程と を含むことを特徴とする易開口性蓋の製造方法。 7 シート材の蓋本体を形成する部分がシート材
    の残りの部分から完全に分離された状態で、開口
    すべき部分を画定するスコア加工が行なわれる特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8 シート材の蓋本体を形成する部分がシート材
    の残りの部分に部分的に連結されている状態で、
    開口すべき部分を画定するスコア加工が行なわれ
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。 9 該タブ製造工程が、該金属板素材に間隔をお
    いて接着剤を貼着することを含む特許請求の範囲
    第6項〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10 該タブ製造工程が、該金属板素材に連続的
    な帯状に接着剤を貼着することを含む特許請求の
    範囲第6項〜第8項のいずれか1項に記載の方
    法。 11 該タブ製造工程が、該接着剤が貼着された
    金属板素材を、プレスで打ち抜き及び曲げ加工を
    行うことによつて、タブを成形することを含む特
    許請求の範囲第6項乃至第10項のいずれか1項
    に記載の方法。 12 該接着剤が熱軟化接着剤である特許請求の
    範囲第6項乃至第11項のいずれか1項に記載の
    方法。 13 材料を間欠的に移動せしめ、絞り加工、パ
    ネル成形加工、ビード加工及び開口すべき部分を
    画定するスコア加工を施して蓋本体を製造する工
    程であつて、該パネル成形加工及び該ビード加工
    の少なくとも一方が非同心円状の加工であり、シ
    ート材に上記絞り加工と上記非同心円状の加工と
    を同時に施してシエルを形成することを含む、剛
    性の蓋本体を製造する蓋本体製造工程、 金属板素材に接着剤を貼着し、該接着剤が貼着
    されたこの金属素材から剛性のタブを成形するタ
    ブ製造工程と、 該蓋本体と該タブを連続的に移動せしめて、接
    着剤によつて該蓋本体と該タブとを密着するよう
    に押圧しながら、接着を完了する接着工程と を含むことを特徴とする易開口性蓋の製造方法。 14 該パネル成形加工及び該ビード加工が非同
    心円状の加工であり、シート材に該絞り加工、該
    パネル成形加工及び該ビード加工を同時に施し
    て、シエルを形成する特許請求の範囲第13項記
    載の方法。 15 該タブ製造工程が、該金属板素材に間隔を
    おいて接着剤を貼着することを含む特許請求の範
    囲第13項又は第14項記載の方法。 16 該タブ製造工程が、該金属板素材に連続的
    な帯状に接着剤を貼着することを含む特許請求の
    範囲第13項又は第14項記載の方法。 17 該タブ製造工程が、該接着剤が貼着された
    金属板素材を、プレスで打ち抜き及び曲げ加工を
    行うことによつて、タブを成形することを含む特
    許請求の範囲第13項乃至第16項のいずれか1
    項に記載の方法。 18 該接着剤が熱可塑性接着剤である特許請求
    の範囲第13項乃至第17項のいずれか1項に記
    載の方法。
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WO2004065241A1 (ja) * 2003-01-24 2004-08-05 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. リシール性を備えた易開封性容器蓋及びその製法

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