JPH025282B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025282B2 JPH025282B2 JP58049164A JP4916483A JPH025282B2 JP H025282 B2 JPH025282 B2 JP H025282B2 JP 58049164 A JP58049164 A JP 58049164A JP 4916483 A JP4916483 A JP 4916483A JP H025282 B2 JPH025282 B2 JP H025282B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- iron core
- semiconductor circuit
- coil
- recess
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- Expired - Lifetime
Links
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/22—Cooling by heat conduction through solid or powdered fillings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は半導体化されたマグネト点火装置に関
する。
する。
第1図はそのような点火装置を示し、Aの部分
の半導体回路とBの部分の点火コイルとの組合せ
によつて成立している。すなわち閉磁路鉄心1に
巻回された一次コイル2にトランジスタ3が並列
接続され、エンジンの回転に伴なつて回転する永
久磁石の接近により生ずる一次コイル2の両端電
圧が所定の値を超えたときに制御回路4によつて
トランジスタ3のベース電流をバイパスしてトラ
ンジスタ3を通る電流をしや断し、二次コイル5
に高電圧を発生させて高圧コード6に接続された
点火プラグに火花放電を生ずる。このAによつて
示された半導体回路の取り付けには従来二通りの
方法が実施されている。その一つは集積化した半
導体回路をエンジンの一部に取りつけてこれに点
火コイルの配線をリード線によつて接続する方法
である。しかしこの方法では点火コイルと回路と
を結ぶかなり長いリード線が必要である。また点
火コイルの接地電位は第1図に示すように鉄心1
に接続されており、この接地電位がトランジスタ
3のコレクタ電位となつている。従つて例えば第
2図に示すように半導体回路Aの接地電位7を点
火コイル部Bの接地電位8とをエンジンを含む本
体の接地電位部分9とねじその他の手段を用いて
接続する。この部分9には点火プラグ10の接地
電位を接続する。この場合接地電位7と8の接続
個所の間に抵抗11が入りエネルギーのロスが生
ずる。他の方法においては第3図に示すように点
火コイルの鉄心1に巻回された一次コイル2、二
次コイル5をモールドするプラスチツク12中に
半導体回路Aを装着する。この方法では長いリー
ド線は不要になつたものの、プラスチツク12に
装着されているため放熱が悪く、金属板を用いて
放熱を考慮するか、コイル自体にエンジンの回転
によつて生ずる冷却風が当たる必要があつた。ま
た点火コイルの二次コイル5の火花放電時に、容
量放電あるいは火花放電のとび込み13による半
導体回路Aの破損のおそれがある。またこの場合
も点火コイルの鉄心および半導体回路のトランジ
スタのコレクタ電位をそれぞれ接地電位部に接続
せねばならず、その間に抵抗が入ることは上記の
場合と同様である。
の半導体回路とBの部分の点火コイルとの組合せ
によつて成立している。すなわち閉磁路鉄心1に
巻回された一次コイル2にトランジスタ3が並列
接続され、エンジンの回転に伴なつて回転する永
久磁石の接近により生ずる一次コイル2の両端電
圧が所定の値を超えたときに制御回路4によつて
トランジスタ3のベース電流をバイパスしてトラ
ンジスタ3を通る電流をしや断し、二次コイル5
に高電圧を発生させて高圧コード6に接続された
点火プラグに火花放電を生ずる。このAによつて
示された半導体回路の取り付けには従来二通りの
方法が実施されている。その一つは集積化した半
導体回路をエンジンの一部に取りつけてこれに点
火コイルの配線をリード線によつて接続する方法
である。しかしこの方法では点火コイルと回路と
を結ぶかなり長いリード線が必要である。また点
火コイルの接地電位は第1図に示すように鉄心1
に接続されており、この接地電位がトランジスタ
3のコレクタ電位となつている。従つて例えば第
2図に示すように半導体回路Aの接地電位7を点
火コイル部Bの接地電位8とをエンジンを含む本
体の接地電位部分9とねじその他の手段を用いて
接続する。この部分9には点火プラグ10の接地
電位を接続する。この場合接地電位7と8の接続
個所の間に抵抗11が入りエネルギーのロスが生
ずる。他の方法においては第3図に示すように点
火コイルの鉄心1に巻回された一次コイル2、二
次コイル5をモールドするプラスチツク12中に
半導体回路Aを装着する。この方法では長いリー
ド線は不要になつたものの、プラスチツク12に
装着されているため放熱が悪く、金属板を用いて
放熱を考慮するか、コイル自体にエンジンの回転
によつて生ずる冷却風が当たる必要があつた。ま
た点火コイルの二次コイル5の火花放電時に、容
量放電あるいは火花放電のとび込み13による半
導体回路Aの破損のおそれがある。またこの場合
も点火コイルの鉄心および半導体回路のトランジ
スタのコレクタ電位をそれぞれ接地電位部に接続
せねばならず、その間に抵抗が入ることは上記の
場合と同様である。
本発明はこれに対し、不要の配線がなく、接地
箇所が少なくまた放電のとび込みのおそれのない
信頼性の高いマグネト点火装置を提供することを
目的とする。
箇所が少なくまた放電のとび込みのおそれのない
信頼性の高いマグネト点火装置を提供することを
目的とする。
本発明はマグネト点火コイルの閉磁路を形成す
る鉄心の一部に凹部を形成し、該凹部内の底面に
半導体回路を装着し、半導体回路の中の点火コイ
ルの一次側電流を導通し、しや断するトランジス
タはその一面に設けられたコレクタ電極により鉄
心の凹部内の底面に電気および熱に関して良導的
に固着されることによつて上記の目的を達成す
る。
る鉄心の一部に凹部を形成し、該凹部内の底面に
半導体回路を装着し、半導体回路の中の点火コイ
ルの一次側電流を導通し、しや断するトランジス
タはその一面に設けられたコレクタ電極により鉄
心の凹部内の底面に電気および熱に関して良導的
に固着されることによつて上記の目的を達成す
る。
第4図a,bは本発明の実施例を示すもので、
プラスチツク11で覆われた一次コイルおよび二
次コイルを貫通する鉄心1に凹部14を設け、そ
の底面に例えばセラミツク基板上に集積された制
御回路4およびパワートランジスタ3をはんだ付
け等によつて固定する。トランジスタ3の下面に
はコレクタ電極が存在するので、トランジスタ3
はコレクタにより鉄心1に接続され、その熱は鉄
心1に放熱される。制御回路4は短いリード線1
5,16によりトランジスタ3および一次コイル
5と接続されている。凹部14には半導体回路の
保護のための樹脂17が満たされている。この結
果第5図に示すような接続ができ上がり、接地電
位部9との接続は鉄心1の接地電位8および点火
プラグ10の接地電位のみでトランジスタ3のコ
レクタは接続する必要がない。従つて第2図に示
した抵抗11が入らずエネルギー・ロスがない。
プラスチツク11で覆われた一次コイルおよび二
次コイルを貫通する鉄心1に凹部14を設け、そ
の底面に例えばセラミツク基板上に集積された制
御回路4およびパワートランジスタ3をはんだ付
け等によつて固定する。トランジスタ3の下面に
はコレクタ電極が存在するので、トランジスタ3
はコレクタにより鉄心1に接続され、その熱は鉄
心1に放熱される。制御回路4は短いリード線1
5,16によりトランジスタ3および一次コイル
5と接続されている。凹部14には半導体回路の
保護のための樹脂17が満たされている。この結
果第5図に示すような接続ができ上がり、接地電
位部9との接続は鉄心1の接地電位8および点火
プラグ10の接地電位のみでトランジスタ3のコ
レクタは接続する必要がない。従つて第2図に示
した抵抗11が入らずエネルギー・ロスがない。
以上述べたように本発明によれば、マグネト点
火装置の半導体回路部を鉄心の凹部内の底面に装
着し、点火コイル電流導通、しや断用トランジス
タのコレクタ電極を直接鉄心に固着することによ
り次の効果が得られる。
火装置の半導体回路部を鉄心の凹部内の底面に装
着し、点火コイル電流導通、しや断用トランジス
タのコレクタ電極を直接鉄心に固着することによ
り次の効果が得られる。
(1) 半導体回路の接地のための接続が必要なく、
また配線による電圧降下を小さくすることがで
き点火装置の効率がよくなる。
また配線による電圧降下を小さくすることがで
き点火装置の効率がよくなる。
(2) トランジスタの放熱がよくなる。
(3) トランジスタを支える機能を鉄心が受け持つ
ので、トランジスタのためのケースが不要で、
材料を節減できる。
ので、トランジスタのためのケースが不要で、
材料を節減できる。
(4) 接地電位である鉄心の凹部内に半導体回路を
装着するため、点火コイル二次側に発生する容
量放電成分のとび込みを防ぐことができる。
装着するため、点火コイル二次側に発生する容
量放電成分のとび込みを防ぐことができる。
従つて性能がよく信頼性の高いマグネト点火装
置が低い費用で得ることができるので本発明によ
り得られる効果はすこぶる大きい。
置が低い費用で得ることができるので本発明によ
り得られる効果はすこぶる大きい。
第1図はマグネト点火装置の回路図、第2図は
従来の点火装置の一例を概念的に示す回路図、第
3図は別の従来例の断面図、第4図a,bは本発
明の一実施例を示し、aは正面図、bはaのX−
Y線断面図、第5図はその概念的回路図である。 A…半導体回路、B…点火コイル、1…鉄心、
2…一次コイル、3…トランジスタ、4…制御回
路、5…二次コイル、14…凹部。
従来の点火装置の一例を概念的に示す回路図、第
3図は別の従来例の断面図、第4図a,bは本発
明の一実施例を示し、aは正面図、bはaのX−
Y線断面図、第5図はその概念的回路図である。 A…半導体回路、B…点火コイル、1…鉄心、
2…一次コイル、3…トランジスタ、4…制御回
路、5…二次コイル、14…凹部。
Claims (1)
- 1 点火コイルの一次側電流を導通、しや断する
トランジスタとそのトランジスタを制御する半導
体回路を有するものにおいて、点火コイルの閉磁
路を形成する鉄心の一部に凹部を形成し、前記半
導体回路が該凹部内の底面に装着され、かつ前記
トランジスタがその一面に設けられたコレクタ電
極により前記凹部内の底面に電気および熱に関し
て良導的に固着されたことを特徴とするマグネト
点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58049164A JPS59175112A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | マグネト点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58049164A JPS59175112A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | マグネト点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175112A JPS59175112A (ja) | 1984-10-03 |
JPH025282B2 true JPH025282B2 (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=12823436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58049164A Granted JPS59175112A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | マグネト点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175112A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6409484B2 (ja) * | 2014-10-10 | 2018-10-24 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火コイル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126625Y2 (ja) * | 1977-09-14 | 1986-08-09 |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP58049164A patent/JPS59175112A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59175112A (ja) | 1984-10-03 |
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