JPH0252802A - ゴミ収集車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、運転台の後方のシャーシ上にゴミ収集容器を
設置し、運転台の横側又はその前方にゴミ投入装置を備
え、ゴミを作用方向においてゴミ収集容器の前壁のゴミ
送込み孔を通してゴミ収集容器へ押し込むゴミ圧縮手段
をゴミ投入装置内に設置したゴミ収集車に関する。

［従来の技術］ ホッパ部へ投入されたゴミを、ホッパ部の下方に設置さ
れた圧縮室から水平方向にゴミ圧縮プレートによってゴ
ミ収集車のゴミ収集容器へ押し込むゴミ収集車は、西独
特許公報第３４０１０６９号により公知である。投入ホ
ッパ部が、ゴミ圧縮ブレトの水平に作動する作用方向の
上方に配置されているので、ゴミはゴミ収集容器の略１
／３の下方部分へのみ送られる。従って、ゴミ収集容器
の上方部分即ちゴミ収集容器の略２／３では、ゴミは圧
縮されない。ゴミ収集容器の前方上方領域には、ゴミは
全然積み込まれない。従って、公知のゴミ収集車におい
て、ゴミ収集容器の全体として使用出来る容量の大部分
は効果的に活用されない。こうした問題に対処するため
ならば、ゴミ収集容器のサイズから見て十分な活用がさ
れないのでどうしても大型になってしまうゴミ収集車に
は、極めて大きなゴミ収集容器を設置しなければならな
い。

西独公開公報第３４２００５８号により公知のゴミ収集
車は、ゴミを水平の作用方向にゴミ収集容器へ送り込む
ゴミ圧縮プレートを、ゴミ収集容器の下方の１／３の部
分に有する。ゴミ圧縮プレートに結合された押出しプレ
ートにより、ゴミは追加的にゴミ収集容器へ送られる。

この公知のゴミ収集車においてゴミが十分に圧縮されな
いことが、実際明らかになった。ゴミ収集容器の使用出
来る容量は最適に活用されない。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、前方から又は横側からゴミを積載する
ことが出来るゴミ収集車を、投入したゴミをゴミ収集容
器全体に渡って均等に強く圧縮してゴミの収容量゛を増
大させるように構成することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題は、運転台の後方のシャーシ上にゴミ収集容
器を設置し、運転台の横側又はその前方にゴミ投入装置
を備え、ゴミを作用方向においてゴミ収集容器の前壁の
ゴミ送込み孔を通してゴミ収集容器へ押し込むゴミ圧縮
手段をゴミ投入装置内に設置したゴミ収集車において、
ゴミ圧縮手段の作用方向が前方下方から後方上方へ斜め
方向にゴミ収集容器の天井壁へ延びており、ゴミ送込み
孔を狭める突出部がゴミ送込み孔の領域でゴミ収集容器
の底部に設けられていることにより解決される。

ゴミ収集容器の天井壁へ向って前方下方から後方上方へ
斜め方向に延びる作用方向を有するゴミ圧縮手段を配置
することにより、ゴミは、ゴミ収集容器の横断面全体の
領域に且つゴミ収集容器の天井壁に対し早くから圧縮さ
れる。これにより、ゴミ収集容器が金的に利用される。

同時に、ゴミ圧縮手段のゴミ圧縮プレートはその作用面
が小さく構成されているので、高い圧縮を達成すること
が出来る。

更に、ゴミ圧縮手段の作用方向を設定したことにより、
作用方向に延びる前壁に、ゴミ収集容器の取外し前にゴ
ミ収集容器のゴミ送込み孔を閉じる延長部を備えること
が出来る。

本発明の他の重要な点は、ゴミ圧縮手段の上記の作用方
向にあるだけでなく、ゴミ送込み孔を狭める突出部をゴ
ミ送込み孔の領域で、ゴミ収集容器の底部に設置するこ
とにある。鼻部として形成された突出部により、新たに
ゴミを投入する間にゴミ送込み孔が一時的に開いてしま
う時、既にゴミ収集容器へ投入され圧縮されたゴミがゴ
ミ送込み孔を通って戻ってしまうのを防止することが出
来る。突出部は既に投入されたゴミにとって障害であっ
て、投入されたゴミがゴミ送込み孔を通って戻るのを防
止するという作用を有する。

本発明のゴミ収集車では、役人ホッパ部が出来るだけ下
方へシャーシまで達し、ゴミ投入装置全体が前方から運
転台の裏側に密接して設置されており、運転台の後方に
設置された装置、例えばフェンダ、運転台閉鎖部（Ｐａ
ｈｒｅｒｈａｕｓｖｅｒｒｌｅｇｅｌｕｎｇ）モータの
歯車装置にぶつかることがないように、ゴミ圧縮手段を
配置することが出来る。

本発明の適切な構成において、作用方向は水平線から２
０＠以上８０″以下の角度で後方向に延びている。この
角度領域は、投入されたゴミを均等に圧縮し、投入可能
なゴミの量を増大させるため、実際に適切であることが
判明した。

本発明を有利に展開すれば、ゴミ収集容器の前壁は、ゴ
ミ送込み孔を閉じる入れ子式の延長部を備えている。

このような措置により、ゴミを空にするためゴミ収集容
器が切り離されてゴミ圧縮手段から取り外される前に、
ゴミ収集容器のゴミ送込み孔を閉じることが出来る。

新型のゴミ収集車における重要な観点は、上記の説明と
対応するが、公知のゴミ収集車においてゴミが水平方向
に投入されるのに対し、ゴミ圧縮手段が斜め方向に延び
る作用方向で作動することにある。

ゴミ圧縮手段のために斜めの作用方向を設定することは
公知であるが、ゴミ投入装置全体がゴミ収集車の、詳し
くはゴミ収集容器の後端に設けられている。作用方向は
、ここでは、逆方向に、即ち斜め方向に下方後方から前
方上方へ延びている。

その他の点において、この公知のゴミ投入装置に、本発
明のような突出部はない。このような突出部を用いるこ
とは、公知例では、余り意味がなく、全然役に立たない
。何故ならば、突出部が後端でゴミ収集容器を空にする
ことを妨げるからである。

［実施例］ 第１図は、運転台１２と、シャーシ１４と、ベースフレ
ーム３４上に設置されたゴミ収集容器１６とを有するゴ
ミ収集車１０を示している。

運転台１２の後方にゴミ投入装置１８が設置され、それ
は側面上方に設けられたゴミ投入口２４、又は運転台１
２の後方の上部に取着された前方のゴミ投入口２４−を
備えている。ゴミ投入口２４に接続するホッパ部２６は
、ゴミ収集容器の幅で、好ましくはたらい状に形成され
たゴミ圧縮室２８に連なる。

ゴミ投入装置１８は上部において覆われていると共に、
側面においてゴミ投入口２４の高さまでゴミ収集容器１
６の側壁で面一に覆われている。

それは、公知の装置によりゴミ容器を完全に空にするこ
とが出来るためである。

ゴミ投入装置１８は、ゴミ圧縮手段であるゴミ圧縮プレ
ート２０とプレート支持部２２とを有する。ゴミ圧縮手
段即ちゴミ圧縮プレート２０の作用方向は矢印Ａで示さ
れている。矢印Ａの方向で、ゴミは、ゴミ圧縮プレート
２０によりゴミ収集容器１６の中へ送られる。ゴミ圧縮
プレート２０はプレート支持部２２の下端の回転軸３２
に支持されており、操作手段により回動可能である。図
面が一口瞭然であるように、操作手段は詳細に図示され
ていない。

プレート支持部２２は、操作手段（詳細に図示せず）に
よって、第２図の矢印Ｃ方向にレール３０上を傾斜方向
に向って摺動される。

ゴミ圧縮プレート２０の作用方向Ａは、水平線５４に対
し２０″以上８０°以下の角度αをなす。

ベースフレーム３４によりシャーシ１４上に設置された
ゴミ収集容器１６は、水平な底部３８と、天井壁５０と
、前壁４０とを有する。ゴミ収集容器１６の後端は、ゴ
ミ収集容器１６を空にするため回動可能に形成されてい
る後蓋３６で閉じられている。

ゴミ収集容器１６は、ゴミ投入装置１８の方向へ、前壁
４０によって部分的に閉じられている。

それは、投入されたゴミが、ゴミ収集容器１６からゴミ
投入装置１８のゴミ貯蔵容器へ戻るのを防ぐためである
。

ゴミ収集容器１６の前壁４０に、ゴミ送込み孔６２が連
なる。ゴミはゴミ圧縮プレート２０によりゴミ送込み孔
６２を通って投入される。ゴミ収集容ｒＡ１６の底部３
８は、ゴミ送込み孔６２の領域で、上方へ折曲したフラ
ンジとなっており、これにより突出部５６が形成される
。上縁で、突出部５６はゴミ圧縮室２８の湾曲底部４８
へ連なる。

突出部５６により、ゴミ送込み孔６２の横断面は狭めら
れる。更に、突出部５６は、既にゴミ収集容器１６内へ
投入されたゴミが、ゴミ送込み孔６２を通って戻るのを
防止する。

前壁４０内に入れ子式の延長部４２が移動可能に設けら
れており、これは繰り出された位置（第２図の一点鎖線
の位置）で、回転軸４４により支持され、突出部５６に
下端が接触する。この位置において、延長部４２は、ゴ
ミ送込み孔６２をその全断面に渡って閉じるために、閉
鎖部４６により止められる。次いで、閉じられたゴミ収
集容器１６は、それを空にするために、ゴミ収集車１０
から切り離される。その際、ゴミ投入装置１８はゴミ収
集車１０上に残される。ゴミ収集容器１６を切り離して
、それを別個に空にするために、ゴミ送込み孔６２を閉
じるように矢印Ｂの方向に可動な入れ子式の延長部４２
は極めて重要である。

閉鎖部４６と延長部４２との操作のために、操作用の作
動シリンダが用いられる。その際、ゴミ圧縮プレート２
０がその圧縮位置にない時にのみ、入れ子式の延長部４
２を確実に繰り出すシーケンス回路が、この場合望まし
い。更に、回転軸４４が、第２図に示された繰り出した
位置で支持され、延長部４２が閉鎖部４６に接触する場
合にのみ、延長部４２は閉じられる。

第３図はゴミ収集車１０の他の実施例の図である。この
実施例では、回転軸５８を中心に回転自在に支持され、
湾曲底部４８の面に沿って圧縮位置へ回動する圧縮プレ
ート６０が設けられている。

これにより、再び、水平線５４に対し２０″以上８０°
以下の角度αを有する作用方向Ａが達成される。

この実施例を第２図の実施例と比較すると、圧縮プレー
ト６０が移動不能に回転自在に設けられており、従って
、レール３０を有するプレート支持部２２は、第３図の
実施例で不要であるという相違がある。

ゴミ投入装置１８及びプレート支持部２２のために作用
方向Ａが選択され、その結果、湾曲底部４８が実現され
たので、ホッパ部２６は、前方下方領域５２で、ベース
フレームの上方にありシャーシ１４から突出した装置、
例えばフェンダ、運転台の閉鎖部、歯車装置を変える必
要のない構造になっている。従って、新型のゴミ収集車
に、標準的なシャーシが用いられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例に基づくゴミ収集車の略
側面図、第２図は第１図に基づくゴミ収集車の詳細図、
第３図はゴミ収集車の他の実施例の詳細図である。 １６・・・ゴミ収集容器、２０．２１・・・ゴミ圧縮手
段、３８・・・底部、５０・・・天井壁、５６・・・突
出部、６２・・・ゴミ送込み孔、Ａ・・・作用方向。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、運転台の後方のシャーシ上にゴミ収集容器を設置し
   、横側又は前方にゴミ投入装置を備え、ゴミを作用方向
   において前記ゴミ収集容器の前壁のゴミ送込み孔を通し
   て前記ゴミ収集容器へ押し込むゴミ圧縮手段を前記ゴミ
   投入装置内に設置したゴミ収集車において、前記ゴミ圧
   縮手段（２０、２１）の作用方向（Ａ）が前方下方から
   後方上方へ斜め方向に前記ゴミ収集容器（１６）の天井
   壁（５０）に向って延びており、前記ゴミ送込み孔（６
   ２）を狭める突出部（５６）が前記ゴミ送込み孔（６２
   ）の領域で前記ゴミ収集容器（１６）の底部（３８）に
   設けられていることを特徴とするゴミ収集車。 ２、前記ゴミ収集容器（１６）の前記前壁（４０）が、
   前記ゴミ送込み孔（６２）の上方で斜め方向に、前記ゴ
   ミ圧縮手段（２０、２１）の前記作用方向（Ａ）に延び
   ていることを特徴とする請求項１に記載のゴミ収集車。 ３、前記作用方向（Ａ）が、水平線（５４）から２０°
   以上８０°以下の角度（α）で後方へ延びていることを
   特徴とする請求項１又は２に記載のゴミ収集車。 ４、前記ゴミ圧縮手段（２０、２１）が、前記ゴミ収集
   容器（１６）の、斜め方向に延びる前記前壁（４０）に
   設けられていることを特徴とする請求項２又は３に記載
   のゴミ収集車。 ５、前記前壁（４０）が前記ゴミ送込み孔（６２）を閉
   じる入れ子式の延長部（４２）を有することを特徴とす
   る請求項２乃至４のいずれかの１に記載のゴミ収集車。 ６、前記延長部（４２）が、繰り出された最終位置で、
   回転軸（４４）を中心に回転自在に支持されており、前
   記ゴミ送込み孔（６２）を閉じるため、前記ゴミ収集容
   器（１６）の底部（５６）に下端で接触することを特徴
   とする請求項５に記載のゴミ収集車。 ７、前記ゴミ収集容器（１６）が前記ゴミ収集車に着脱
   自在に設置されていることを特徴とする請求項１乃至６
   のいずれかの１に記載の記載のゴミ収集車。 ８、前記ゴミ圧縮手段は、前記作用方向（Ａ）で前記前
   壁（４０）に設けられたプレート支持部（２２）を有し
   、前記プレート支持部（２２）は作用方向（Ｃ）で移動
   可能であり、下端でゴミ圧縮プレート（２０）を支持す
   ることを特徴とする請求項１乃至７のいずれかの１に記
   載のゴミ収集車。