JPH0252436A - ハンダバンプ製造方法 - Google Patents
ハンダバンプ製造方法Info
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- JPH0252436A JPH0252436A JP63203998A JP20399888A JPH0252436A JP H0252436 A JPH0252436 A JP H0252436A JP 63203998 A JP63203998 A JP 63203998A JP 20399888 A JP20399888 A JP 20399888A JP H0252436 A JPH0252436 A JP H0252436A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/11—Manufacturing methods
- H01L2224/1147—Manufacturing methods using a lift-off mask
- H01L2224/11474—Multilayer masks
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えばフリップチップ実装等において、IC
チップと基板との電気的な接続を行うためのハンダバン
プを製造する方法に関する。
チップと基板との電気的な接続を行うためのハンダバン
プを製造する方法に関する。
〈従来の技術〉
フリップチップ実装法等においては、一般に、ハンダバ
ンプはICチップ側に設けられている。
ンプはICチップ側に設けられている。
このようなハンダバンプの製造方法の従来例を第5図を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
まず、ICチップは、通常、ハンダバンプ製造の前工程
において、第5図(a)に示すように、ハンダバンプが
導通すべき部分のみが露呈するようにパッシベーション
膜33が形成されている。
において、第5図(a)に示すように、ハンダバンプが
導通すべき部分のみが露呈するようにパッシベーション
膜33が形成されている。
このようなICチップ31に複数種の金属を一様に蒸着
してバリアメタル層34を形成しく第5図〔b〕)、そ
のバリアメタル層34表面上にハンダバンプ形成部分を
除いてマスク35を施しく第5図〔C〕)、その後、バ
リアメタル層34を電流通路とする電気ハンダメッキに
よりバリアメタル層34表面上に所定量のハンダ36a
を付着させ(第5図〔d〕)、次いで、その付着したハ
ンダ36aを融点以上に加熱し溶解した後硬化(リフロ
ー)することによって表面張力により球状に成形しく第
5図〔e〕)、そして、成形したハンダをマスクとして
、電気メツキ用のマスク35を除去し、次いでバリアメ
タル層34をエツチングにより除去することにより、第
5図Cf)に示すような、チップ電極32にバリアメタ
ル層34を介して導通ずるハンダバンプ36を得ていた
。
してバリアメタル層34を形成しく第5図〔b〕)、そ
のバリアメタル層34表面上にハンダバンプ形成部分を
除いてマスク35を施しく第5図〔C〕)、その後、バ
リアメタル層34を電流通路とする電気ハンダメッキに
よりバリアメタル層34表面上に所定量のハンダ36a
を付着させ(第5図〔d〕)、次いで、その付着したハ
ンダ36aを融点以上に加熱し溶解した後硬化(リフロ
ー)することによって表面張力により球状に成形しく第
5図〔e〕)、そして、成形したハンダをマスクとして
、電気メツキ用のマスク35を除去し、次いでバリアメ
タル層34をエツチングにより除去することにより、第
5図Cf)に示すような、チップ電極32にバリアメタ
ル層34を介して導通ずるハンダバンプ36を得ていた
。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、上述の製造方法によれば、電気ハンダメンキ
時のマスク35は、後のハンダリフロー工程においてバ
ンプ形状を保持する役割も果たしており、ハンダリフロ
ーが終了するまで残しておく必要があり、その材料とし
てはハンダの融点以上の温度においても耐熱性を有する
ものを用いる必要がある。このため、−船釣なポジ型の
フォトレジストは使用できず、従来、ネガ型のフォトレ
ジストや熱硬化性ガラス等が用いられている。ところが
、ネガ型のフォトレジストによると、■超高密度化され
たICチップの微細な電極パターンに対応できない、■
除去の際に■cチップ内部に不純物が拡散する虞れがあ
る等の問題があり、−方、熱硬化性ガラスによると、微
細な電極パターンに対応できるものの、バリアメタル層
34の最上層には、通常、酸化保護用のAu製薄膜が形
成されているため、バリアメタル層34との密着性が悪
くクランクが生じる等、良好なマスクが得られないとい
う問題がある。
時のマスク35は、後のハンダリフロー工程においてバ
ンプ形状を保持する役割も果たしており、ハンダリフロ
ーが終了するまで残しておく必要があり、その材料とし
てはハンダの融点以上の温度においても耐熱性を有する
ものを用いる必要がある。このため、−船釣なポジ型の
フォトレジストは使用できず、従来、ネガ型のフォトレ
ジストや熱硬化性ガラス等が用いられている。ところが
、ネガ型のフォトレジストによると、■超高密度化され
たICチップの微細な電極パターンに対応できない、■
除去の際に■cチップ内部に不純物が拡散する虞れがあ
る等の問題があり、−方、熱硬化性ガラスによると、微
細な電極パターンに対応できるものの、バリアメタル層
34の最上層には、通常、酸化保護用のAu製薄膜が形
成されているため、バリアメタル層34との密着性が悪
くクランクが生じる等、良好なマスクが得られないとい
う問題がある。
さらに、上述の製造方法によれば、ICチップ等、前工
程でパッシベーション膜が形成されているチップにはハ
ンダバンプを形成できるものの、チップ電極の面積が大
きい等の理由によりパッシベーション膜を形成できない
センサチップ等については、バリアメタル層をチップ電
極のハンダバンプ導通部分のみに当接させることが不可
能なため、ハンダバンプを形成できないという問題が残
されている。
程でパッシベーション膜が形成されているチップにはハ
ンダバンプを形成できるものの、チップ電極の面積が大
きい等の理由によりパッシベーション膜を形成できない
センサチップ等については、バリアメタル層をチップ電
極のハンダバンプ導通部分のみに当接させることが不可
能なため、ハンダバンプを形成できないという問題が残
されている。
なお、上述の製造方法においては、バリアメタル層34
の除去をエツチングにより行っているので、エツチング
時にハンダバンプも腐食されるため、バンプ部の接続抵
抗が増大するという問題もあった。
の除去をエツチングにより行っているので、エツチング
時にハンダバンプも腐食されるため、バンプ部の接続抵
抗が増大するという問題もあった。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、上記の諸問題点を解決すべくなされたもので
、その製造方法を実施例に対応する第1図を参照しつつ
説明すると、本発明は、電気部品(ICチップ)1の導
電材(チップ電極)2例の面にガラスN7を一様に積層
し、そのガラス層7表面上をハンダバンプ形成部に相応
する部分を除いて第1のフォトレジスト膜8により被覆
し、その第1のフォトレジスト膜8をマスクとしてガラ
ス層7のエツチングを行った後、バリアメタル層4を一
様に積層し、そのバリアメタルN4の表面上をハンダバ
ンプ形成部に相応する部分を除いて第2のフォトレジス
ト膜5により被覆し、その第2のフォトレジスト膜5を
マスクとして電気ハンダメッキを施してバリアメタルH
4上に所定量のハンダ6aを付着させた後、第2のフォ
トレジスト膜5を除去し、バリアメタル層4を、その下
層の第1のフォトレジスト膜8とともに除去した後、バ
リアメタル層4上のハンダ6aをリフローすることを特
徴としている。
、その製造方法を実施例に対応する第1図を参照しつつ
説明すると、本発明は、電気部品(ICチップ)1の導
電材(チップ電極)2例の面にガラスN7を一様に積層
し、そのガラス層7表面上をハンダバンプ形成部に相応
する部分を除いて第1のフォトレジスト膜8により被覆
し、その第1のフォトレジスト膜8をマスクとしてガラ
ス層7のエツチングを行った後、バリアメタル層4を一
様に積層し、そのバリアメタルN4の表面上をハンダバ
ンプ形成部に相応する部分を除いて第2のフォトレジス
ト膜5により被覆し、その第2のフォトレジスト膜5を
マスクとして電気ハンダメッキを施してバリアメタルH
4上に所定量のハンダ6aを付着させた後、第2のフォ
トレジスト膜5を除去し、バリアメタル層4を、その下
層の第1のフォトレジスト膜8とともに除去した後、バ
リアメタル層4上のハンダ6aをリフローすることを特
徴としている。
く作用〉
メツキ時のマスクの下層に、ハンダリフロー時のバンプ
形状保持層としてのガラス層7を形成しておくことによ
り、ハンダリフロー工程前にメツキ用マスクを除去する
ことが可能になり、従ってメツキ用マスク材料としてポ
ジ型のフォトレジスト膜を使用できる。
形状保持層としてのガラス層7を形成しておくことによ
り、ハンダリフロー工程前にメツキ用マスクを除去する
ことが可能になり、従ってメツキ用マスク材料としてポ
ジ型のフォトレジスト膜を使用できる。
また、カレントメタル層形成前にチップ表面上にガラス
層を積層することにより、チップにパッシベーション膜
が形成されていな(でもガラス層がパッシベーション膜
と同じ役割を果たすことになり、ハンダバンプを形成で
きる。
層を積層することにより、チップにパッシベーション膜
が形成されていな(でもガラス層がパッシベーション膜
と同じ役割を果たすことになり、ハンダバンプを形成で
きる。
〈実施例〉
本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のハンダバンプ製造方法の手順を説明す
る図であって、ICチップに本発明を適用した例を示す
。
る図であって、ICチップに本発明を適用した例を示す
。
まず、第1図(a)に示すように、前工程において、I
Cチップ1のチップ電極2側の面を、チップ電極2のハ
ンダバンプ導通部分のみが露呈するよう、5iOz製の
パッシベーション膜3により被覆しておく。
Cチップ1のチップ電極2側の面を、チップ電極2のハ
ンダバンプ導通部分のみが露呈するよう、5iOz製の
パッシベーション膜3により被覆しておく。
さて、ICチップ1の電極側の面に、例えばシラノール
のアルコール系溶液等、焼成することによりガラスにな
る化合物の溶液を一様に塗布した後、焼成してガラス膜
7を形成し、次いでガラス膜7の表面上にポジ型のフォ
トレジストを一様に塗布してフォトレジスト膜8を形成
した後、ハンダバンプ形成部に相応する部分のフオ[レ
ジスト膜8を除去し、この状態で、残ったフォトレジス
ト膜8をマスクとしてガラス膜7のエツチングを行って
チップ電極2のコンタクトホールを形成する(第1図〔
b〕)。
のアルコール系溶液等、焼成することによりガラスにな
る化合物の溶液を一様に塗布した後、焼成してガラス膜
7を形成し、次いでガラス膜7の表面上にポジ型のフォ
トレジストを一様に塗布してフォトレジスト膜8を形成
した後、ハンダバンプ形成部に相応する部分のフオ[レ
ジスト膜8を除去し、この状態で、残ったフォトレジス
ト膜8をマスクとしてガラス膜7のエツチングを行って
チップ電極2のコンタクトホールを形成する(第1図〔
b〕)。
次に、ICチップ1の電極側の面金域に亘ってCr、C
uおよびAuを順次−様に蒸着して、接着用メタル層と
してのCr層、拡散防止メタル層としてのCu層および
酸化保護メタル層としてのAu層からなるバリアメタル
層4を形成し、そのバリアメタル層4の表面上にポジ型
のフォトレジストを一様に塗布してフォトレジスト膜5
を形成した後、バリアメタル層4の窪み部、つまりハン
ダバンプ形成部分のフォトレジスト膜5を除去する(第
1図〔C〕)。
uおよびAuを順次−様に蒸着して、接着用メタル層と
してのCr層、拡散防止メタル層としてのCu層および
酸化保護メタル層としてのAu層からなるバリアメタル
層4を形成し、そのバリアメタル層4の表面上にポジ型
のフォトレジストを一様に塗布してフォトレジスト膜5
を形成した後、バリアメタル層4の窪み部、つまりハン
ダバンプ形成部分のフォトレジスト膜5を除去する(第
1図〔C〕)。
次に、残ったフォトレジスト膜5をマスクとして、ハン
ダメッキ浴中でバリアメタル層4を電流通路とする電解
メツキにより、露呈しているバリアメタル層4表面上に
所定量のハンダ6aを付着させる(第1図〔d〕)。
ダメッキ浴中でバリアメタル層4を電流通路とする電解
メツキにより、露呈しているバリアメタル層4表面上に
所定量のハンダ6aを付着させる(第1図〔d〕)。
次いで、バリアメタル層4上のフォトレジスト膜5を除
去し、さらに、フォトレジスト膜8の除去とともに、ハ
ンダが付着した部分以外のバリアメタル層4を除去する
。つまり、リフトオフ法によりバリアメタル層4を除去
しく第1図〔e〕)、そして、バリアメタル層上のハン
ダ6aをリフローすることにより、ハンダ6aはガラス
膜7によってその形状が保持されつつ、表面張力により
、第1図(f)に示すような球状のハンダバンプ6とな
る。
去し、さらに、フォトレジスト膜8の除去とともに、ハ
ンダが付着した部分以外のバリアメタル層4を除去する
。つまり、リフトオフ法によりバリアメタル層4を除去
しく第1図〔e〕)、そして、バリアメタル層上のハン
ダ6aをリフローすることにより、ハンダ6aはガラス
膜7によってその形状が保持されつつ、表面張力により
、第1図(f)に示すような球状のハンダバンプ6とな
る。
ここで、バリアメタル層4の除去は、そのメタル層が、
メツキ時に電流経路となるのでコンタクトホール部の段
差のところにおいても切れ目のないように形成されてい
るため、通常のリフトオフ法では困難であるが、バリア
メタル層4の膜厚を、メツキ電流が均一に流れ得る程度
にまで可能な限り薄<シておき、除去時にバリアメタル
層4に超音波を印加しつつフォトレジスト剥離溶剤を塗
布するか、もしくは剥離溶剤をスプレーガン等によりス
プレー塗布することにより、ハンダ6aが付着していな
い部分を機械的に分離してゆくことによって可能となる
。
メツキ時に電流経路となるのでコンタクトホール部の段
差のところにおいても切れ目のないように形成されてい
るため、通常のリフトオフ法では困難であるが、バリア
メタル層4の膜厚を、メツキ電流が均一に流れ得る程度
にまで可能な限り薄<シておき、除去時にバリアメタル
層4に超音波を印加しつつフォトレジスト剥離溶剤を塗
布するか、もしくは剥離溶剤をスプレーガン等によりス
プレー塗布することにより、ハンダ6aが付着していな
い部分を機械的に分離してゆくことによって可能となる
。
次に、他の実施例を第2図を参照しつつ説明する。第2
図はセンサチップにハンダバンプを形成する手順を説明
する図である。
図はセンサチップにハンダバンプを形成する手順を説明
する図である。
まず、第2図(a)に示すように、チップ電極22を、
最上層22aをW、TiもしくはCr等、ガラス材と密
着性の良い金属とする、複数の金属層により形成してお
く。
最上層22aをW、TiもしくはCr等、ガラス材と密
着性の良い金属とする、複数の金属層により形成してお
く。
次に、センサチップ21の電極側の面に、シラノールの
アルコール系溶液を一様に塗布した後、焼成してガラス
膜27を形成し、そのガラス膜27の表面上にポジ型の
フォトレジストを一様に塗布してフォトレジスト膜28
を形成した後、ハンダバンプ形成部に相応する部分のフ
ォトレジスト膜28を除去し、この状態で、残ったフォ
トレジスト膜28をマスクとしてガラス膜27のエツチ
ングを行ってチップ電極22のコンタクトホールを形成
する(第2図〔b〕)。
アルコール系溶液を一様に塗布した後、焼成してガラス
膜27を形成し、そのガラス膜27の表面上にポジ型の
フォトレジストを一様に塗布してフォトレジスト膜28
を形成した後、ハンダバンプ形成部に相応する部分のフ
ォトレジスト膜28を除去し、この状態で、残ったフォ
トレジスト膜28をマスクとしてガラス膜27のエツチ
ングを行ってチップ電極22のコンタクトホールを形成
する(第2図〔b〕)。
以下、先の実施例と同様にして、バリアメタル層24お
よびフォトレジスト膜25を形成しく第2図〔C〕)、
次に、バリアメタル層24表面上に所定量のハンダ26
aを付着させ(第2図〔d〕)、次いで、バリアメタル
層24上のフォトレジスト膜25を除去し、さらに、フ
ォトレジスト膜28の除去とともに、ハンダ26aが付
着した部分以外のバリアメタル層24を除去しく第2図
〔e〕)、そして、ハンダ26aをリフローすることに
より、第2図(f)に示すようなハンダバンプ26を得
る。
よびフォトレジスト膜25を形成しく第2図〔C〕)、
次に、バリアメタル層24表面上に所定量のハンダ26
aを付着させ(第2図〔d〕)、次いで、バリアメタル
層24上のフォトレジスト膜25を除去し、さらに、フ
ォトレジスト膜28の除去とともに、ハンダ26aが付
着した部分以外のバリアメタル層24を除去しく第2図
〔e〕)、そして、ハンダ26aをリフローすることに
より、第2図(f)に示すようなハンダバンプ26を得
る。
この実施例では、チップ電極22を複数の金属層として
いるが、W、TiもしくはCr等、ガラス材と密着性の
良い金属の単体層としてもよいことは言うまでもない。
いるが、W、TiもしくはCr等、ガラス材と密着性の
良い金属の単体層としてもよいことは言うまでもない。
なお、以上説明した二つの実施例によれば、本発明の効
果に加えて、メツキ後不要な部分のバリアメタル層を機
械的なリフトオフ法により除去するので、その除去時に
ハンダバンプ部が腐食されることはなく、例えばフリッ
プチップ実装等を行なうに当り、その接続の信幀性をよ
り高めることができるという効果もある。
果に加えて、メツキ後不要な部分のバリアメタル層を機
械的なリフトオフ法により除去するので、その除去時に
ハンダバンプ部が腐食されることはなく、例えばフリッ
プチップ実装等を行なうに当り、その接続の信幀性をよ
り高めることができるという効果もある。
次に、他の実施例を第3図を参照しつつ説明する。第3
図はICチップにハンダバンプを形成する手順を説明す
る図である。
図はICチップにハンダバンプを形成する手順を説明す
る図である。
まず、第3図(a)に示すように、前工程において、I
Cチップ1のチップ電極2側の面を、チップ電極2のハ
ンダバンプ導電部分のみが露呈するよう、SiC2製の
パッシベーション膜3により被覆し、さらに、第3図(
b)に示すように、ICチップ1の電極側の面に、例え
ばA1等、エッチャントとしてハンダが腐食され難いも
のを使用できる金属を一様に蒸着してカレントメタル層
109を形成しておく。
Cチップ1のチップ電極2側の面を、チップ電極2のハ
ンダバンプ導電部分のみが露呈するよう、SiC2製の
パッシベーション膜3により被覆し、さらに、第3図(
b)に示すように、ICチップ1の電極側の面に、例え
ばA1等、エッチャントとしてハンダが腐食され難いも
のを使用できる金属を一様に蒸着してカレントメタル層
109を形成しておく。
さて、カレントメタル層109の上面に、シラノールの
アルコール系溶液を一様に塗布した後、焼成してガラス
膜107を形成し、次いでガラス膜107の表面上にポ
ジ型のフォトレジストを一様に塗布してフォトレジスト
膜108を形成した後、ハンダバンプ形成部に相応する
部分のフォトレジスト膜108を除去し、この状態で、
残ったフォトレジスト膜108をマスクとしてガラス膜
107のエツチングを行なう(第3図〔Cr)。
アルコール系溶液を一様に塗布した後、焼成してガラス
膜107を形成し、次いでガラス膜107の表面上にポ
ジ型のフォトレジストを一様に塗布してフォトレジスト
膜108を形成した後、ハンダバンプ形成部に相応する
部分のフォトレジスト膜108を除去し、この状態で、
残ったフォトレジスト膜108をマスクとしてガラス膜
107のエツチングを行なう(第3図〔Cr)。
次に、先の実施例の第1図(C)と同様な手順によりバ
リアメタル層104を形成し、そのバリアメタルN10
4の表面上をハンダバンプ形成部に相応する部分を除い
てフォトレジスト膜105によって被覆する(第3図〔
d〕)。
リアメタル層104を形成し、そのバリアメタルN10
4の表面上をハンダバンプ形成部に相応する部分を除い
てフォトレジスト膜105によって被覆する(第3図〔
d〕)。
次に、フォトレジスト膜105をマスクとして、ハンダ
メッキ浴中でカレントメタル層109を電流通路とする
電界メツキにより、露呈しているバリアメタル層104
表面上に所定量のハンダ106aを付着させる(第3図
〔e〕)。
メッキ浴中でカレントメタル層109を電流通路とする
電界メツキにより、露呈しているバリアメタル層104
表面上に所定量のハンダ106aを付着させる(第3図
〔e〕)。
次いで、パリアメクル層104のフォトレジスト膜10
5を除去し、さらにバリアメタル層104をその下層の
フォトレジスト膜108とともにリフトオフ法により除
去する(第3図〔f〕)。そして、バリアメタル層10
4上のハンダ106aをリフローすることにより球状の
ハンダバンプ106を得た後(第3図〔g〕)、そのハ
ンダバンプ106をマスクとしてガラス膜107および
カレントメタル層109を順次エツチングすることによ
って第3図(h)に示すような、チップ電極2にカレン
トメタル層109およびバリアメタル層104を介して
導通ずるハンダバンプ106を得る。
5を除去し、さらにバリアメタル層104をその下層の
フォトレジスト膜108とともにリフトオフ法により除
去する(第3図〔f〕)。そして、バリアメタル層10
4上のハンダ106aをリフローすることにより球状の
ハンダバンプ106を得た後(第3図〔g〕)、そのハ
ンダバンプ106をマスクとしてガラス膜107および
カレントメタル層109を順次エツチングすることによ
って第3図(h)に示すような、チップ電極2にカレン
トメタル層109およびバリアメタル層104を介して
導通ずるハンダバンプ106を得る。
次に、他の実施例を第4図を参照しつつ説明する。第4
図はセンサチップにハンダバンプを形成する手順を説明
する図である。
図はセンサチップにハンダバンプを形成する手順を説明
する図である。
この例では、前工程において、センサチップ21の表面
に、先の実施例の第2図(a)と同様にチップ電極22
を形成し、次いでセンサチップ21の表面をガラス膜2
03により選択的に被覆してチップ電極22のコンタク
トホールを形成した後(第4図〔a))、AIを一様に
蒸着してカレントメタル層209.を形成しておく(第
4図〔b〕)。
に、先の実施例の第2図(a)と同様にチップ電極22
を形成し、次いでセンサチップ21の表面をガラス膜2
03により選択的に被覆してチップ電極22のコンタク
トホールを形成した後(第4図〔a))、AIを一様に
蒸着してカレントメタル層209.を形成しておく(第
4図〔b〕)。
そして、先に説明した第3図の実施例と同様な手順によ
り、カレントメタル層209上にガラス膜207および
フォトレジスト膜208を形成しく第4図〔Cr)、さ
らにバリアメタル層204およびフォトレジスト膜20
5を形成する(第4図〔d〕)。次いで、バリアメタル
層204表面上に所定量のハンダ206aを付着させた
後(第4図〔e〕)、バリアメタル層204上のフォト
レジスト膜205を除去し、さらに、バリアメタル層2
04をその下層のフォトレジスト膜208とともにリフ
トオフ法により除去した後(第4図〔f〕)、ハンダ2
06aをリフローする(第4図〔g〕)。その後、ガラ
ス膜207およびカレントメタル層209をエツチング
により除去することによって、第4図(h)に示すよう
なハンダバンプ206を得る。
り、カレントメタル層209上にガラス膜207および
フォトレジスト膜208を形成しく第4図〔Cr)、さ
らにバリアメタル層204およびフォトレジスト膜20
5を形成する(第4図〔d〕)。次いで、バリアメタル
層204表面上に所定量のハンダ206aを付着させた
後(第4図〔e〕)、バリアメタル層204上のフォト
レジスト膜205を除去し、さらに、バリアメタル層2
04をその下層のフォトレジスト膜208とともにリフ
トオフ法により除去した後(第4図〔f〕)、ハンダ2
06aをリフローする(第4図〔g〕)。その後、ガラ
ス膜207およびカレントメタル層209をエツチング
により除去することによって、第4図(h)に示すよう
なハンダバンプ206を得る。
以上説明した第3図および第4図の実施例においては、
バリアメタル層とは別に、メツキ時の電流通路としての
カレントメタル層を形成し、かつ、そのカレントメタル
層の除去をエツチングにより行なうので、カレントメタ
ル層の膜厚を、メツキ電流を充分均一に供給できる程度
にまで厚くすることが可能で、従って、チップ表面上の
複数のチップ電極それぞれのハンダ付着量を均一にする
ことができる。その結果、各チップ電極に形成されるハ
ンダバンプそれぞれのバンプ高さを揃えることが可能に
なる。ここで、この二つの実施例の場合、カレントメタ
ル層をエツチングにより除去するので、その除去工程に
おいてハンダも腐食されるものの、カレントメタル層の
材料としてAI等を用いることにより、除去時にハンダ
が腐食され難いエッチャントを使用できることがら、そ
の腐食の度合は従来に比して低く抑えることができる。
バリアメタル層とは別に、メツキ時の電流通路としての
カレントメタル層を形成し、かつ、そのカレントメタル
層の除去をエツチングにより行なうので、カレントメタ
ル層の膜厚を、メツキ電流を充分均一に供給できる程度
にまで厚くすることが可能で、従って、チップ表面上の
複数のチップ電極それぞれのハンダ付着量を均一にする
ことができる。その結果、各チップ電極に形成されるハ
ンダバンプそれぞれのバンプ高さを揃えることが可能に
なる。ここで、この二つの実施例の場合、カレントメタ
ル層をエツチングにより除去するので、その除去工程に
おいてハンダも腐食されるものの、カレントメタル層の
材料としてAI等を用いることにより、除去時にハンダ
が腐食され難いエッチャントを使用できることがら、そ
の腐食の度合は従来に比して低く抑えることができる。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、チップ表面上に
、ハンダリフロー時のバンプ形状保持層としてのガラス
膜、およびフォトレジスト膜を順次積層した後バリアメ
タル層を形成するので、ハンダメッキ時のバリアメタル
層のマスク材料としてポジ型のフォトレジスト膜を使用
でき、微細なハンダバンプを得ることが可能になる結果
、ICチップのフリップチップ実装等を、従来に比して
より高密度に行うことが可能になる。
、ハンダリフロー時のバンプ形状保持層としてのガラス
膜、およびフォトレジスト膜を順次積層した後バリアメ
タル層を形成するので、ハンダメッキ時のバリアメタル
層のマスク材料としてポジ型のフォトレジスト膜を使用
でき、微細なハンダバンプを得ることが可能になる結果
、ICチップのフリップチップ実装等を、従来に比して
より高密度に行うことが可能になる。
しかも、バリアメタル層形成前にチップ表面上にガラス
層を積層するので、パンベーション膜が形成されていな
いチップにおいても、そのガラス層がパッシベーション
膜と同じ役割を果たすことになり、ハンダバンプを形成
できる結果、センサチップのフリップ実装等が実現可能
となる。
層を積層するので、パンベーション膜が形成されていな
いチップにおいても、そのガラス層がパッシベーション
膜と同じ役割を果たすことになり、ハンダバンプを形成
できる結果、センサチップのフリップ実装等が実現可能
となる。
第1図は本発明実施例の手順を説明する図、第2図乃至
第4図は本発明の他の実施例の手順を説明する図、 第5図はハンダバンプ製造方法の従来例を説明する図で
ある。 ICチップ チップ電極 バリアメタル層 フォトレジスト膜 ハンダバンプ ガラス膜 フォトレジスト膜
第4図は本発明の他の実施例の手順を説明する図、 第5図はハンダバンプ製造方法の従来例を説明する図で
ある。 ICチップ チップ電極 バリアメタル層 フォトレジスト膜 ハンダバンプ ガラス膜 フォトレジスト膜
Claims (1)
- ICチップ等の電気部品表面に沿う導電材に導通するハ
ンダバンプを形成する方法であって、上記電気部品の上
記導電材側の面にガラス層を一様に積層し、そのガラス
層表面上をハンダバンプ形成部に相応する部分を除いて
第1のフォトレジスト膜により被覆し、その第1のフォ
トレジスト膜をマスクとして上記ガラス層のエッチング
を行った後、所定のメタル層を一様に積層し、そのメタ
ル層の表面上をハンダバンプ形成部に相応する部分を除
いて第2のフォトレジスト膜により被覆し、その第2の
フォトレジスト膜をマスクとして電気ハンダメッキを施
して上記メタル層上に所定量のハンダを付着させた後、
上記第2のフォトレジスト膜を除去し、次いで上記メタ
ル層を、その下層の第1のフォトレジスト膜とともに除
去した後、上記メタル層上のハンダをリフローすること
を特徴とする、ハンダバンプ製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203998A JPH0252436A (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | ハンダバンプ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203998A JPH0252436A (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | ハンダバンプ製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252436A true JPH0252436A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16483084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63203998A Pending JPH0252436A (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | ハンダバンプ製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0252436A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0675532A2 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-04 | Du Pont Kabushiki Kaisha | Method for forming solder bump in IC mounting board |
EP0749157A2 (en) * | 1995-06-15 | 1996-12-18 | AT&T IPM Corp. | Method of solder bonding |
EP1032030A2 (en) * | 1999-02-23 | 2000-08-30 | Lucent Technologies Inc. | Flip chip bump bonding |
US6962003B2 (en) | 2002-02-18 | 2005-11-08 | Kyowa Kako Co., Ltd. | High-speed drying apparatus |
JP2015179730A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 新光電気工業株式会社 | 配線基板及びその製造方法と半導体装置 |
-
1988
- 1988-08-17 JP JP63203998A patent/JPH0252436A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0675532A2 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-04 | Du Pont Kabushiki Kaisha | Method for forming solder bump in IC mounting board |
EP0675532A3 (en) * | 1994-03-31 | 1996-04-17 | Pont Kabushiki Kaisha Du | Manufacturing method of solder bumps on IC mounting plate. |
EP0749157A2 (en) * | 1995-06-15 | 1996-12-18 | AT&T IPM Corp. | Method of solder bonding |
EP1032030A2 (en) * | 1999-02-23 | 2000-08-30 | Lucent Technologies Inc. | Flip chip bump bonding |
EP1032030A3 (en) * | 1999-02-23 | 2002-01-02 | Agere Systems Optoelectronics Guardian Corporation | Flip chip bump bonding |
KR100712772B1 (ko) * | 1999-02-23 | 2007-04-30 | 루센트 테크놀러지스 인크 | Ic 칩을 지지 기판에 본딩하는 방법 |
US6962003B2 (en) | 2002-02-18 | 2005-11-08 | Kyowa Kako Co., Ltd. | High-speed drying apparatus |
JP2015179730A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 新光電気工業株式会社 | 配線基板及びその製造方法と半導体装置 |
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