JPH0252405A - チップ抵抗器 - Google Patents
チップ抵抗器Info
- Publication number
- JPH0252405A JPH0252405A JP63202780A JP20278088A JPH0252405A JP H0252405 A JPH0252405 A JP H0252405A JP 63202780 A JP63202780 A JP 63202780A JP 20278088 A JP20278088 A JP 20278088A JP H0252405 A JPH0252405 A JP H0252405A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance value
- resistor
- resistors
- chip resistor
- parallel
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 18
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子機器等に使用される面実装部品の1つで
あるチップ抵抗器に関するものである。
あるチップ抵抗器に関するものである。
(従来の技術)
近年、電子機器の小型化に伴い、これに使用する面実装
部品の採用が進んでいる。
部品の採用が進んでいる。
これと共に、電気回路系を構成する部品に起因する機能
特性値のバラツキを、機能特性値の変数となっている任
意のチップ抵抗器上の抵抗体をレーザー等の方法でトリ
ミングすることにより、所望の機能特性値に合わせると
いう機能トリミングの採用が進んでいる。
特性値のバラツキを、機能特性値の変数となっている任
意のチップ抵抗器上の抵抗体をレーザー等の方法でトリ
ミングすることにより、所望の機能特性値に合わせると
いう機能トリミングの採用が進んでいる。
従来、機能トリミング用抵抗器としては、第2図に示す
ようなチップ抵抗器が使用されていた。
ようなチップ抵抗器が使用されていた。
第2図は、従来のチップ抵抗器の斜視図である。
同図において、11はチップ抵抗器、12はアルミナ等
に代表される基板、13aは抵抗体であり、14は外部
接続用電極である。
に代表される基板、13aは抵抗体であり、14は外部
接続用電極である。
実際の機能トリミングにおいては、第2図に示す抵抗体
13aをレーザー等でトリミングし、抵抗体13aの抵
抗値を可変させて所望の機能特性値を得ている。
13aをレーザー等でトリミングし、抵抗体13aの抵
抗値を可変させて所望の機能特性値を得ている。
(発明が解決しようとする課題)
従来のチップ抵抗器を用いて機能トリミングを行う場合
、第2図に示すように、抵抗体13aの長手方向に直角
なX方向から抵抗体13aをトリミングすると、抵抗体
13aの切削距離dと得られる抵抗値Rとの関係は R=ρXL/(W−d) で表わされる。
、第2図に示すように、抵抗体13aの長手方向に直角
なX方向から抵抗体13aをトリミングすると、抵抗体
13aの切削距離dと得られる抵抗値Rとの関係は R=ρXL/(W−d) で表わされる。
ここで、ρは抵抗体13aのシート抵抗値、Lは抵抗体
13aの有効長、Wは抵抗体13aの有効幅である。従
って、切削距離dと得られる抵抗値Rとの関係は、第3
図に示すように双曲線関数の関係になり、切削圧fid
が長くなればなるほど単位切削距離当たりの抵抗値の変
化率は大きくなる。
13aの有効長、Wは抵抗体13aの有効幅である。従
って、切削距離dと得られる抵抗値Rとの関係は、第3
図に示すように双曲線関数の関係になり、切削圧fid
が長くなればなるほど単位切削距離当たりの抵抗値の変
化率は大きくなる。
なお、切削前の抵抗値R6は
Ro=ρXL/W
で表わされる。
通常、機能トリミングにおいては、上記のごとく抵抗体
を切削し、電気回路系が所望の機能特性値に至った時点
で電気的にトリミング停止信号が出され、抵抗体のトリ
ミングを停止する。
を切削し、電気回路系が所望の機能特性値に至った時点
で電気的にトリミング停止信号が出され、抵抗体のトリ
ミングを停止する。
しかし、機能トリミング装置においては、電気系9機械
系に起因する遅れが必ず発生するため、従来のチップ抵
抗器では、第3図に示すように、R0点より抵抗値が大
きくなる所では単位切削距離当たりの抵抗値変化率が急
増し、上述の遅れにより正確な機能トリミングができな
い欠点があった。また、切削距離が大きすぎると、抵抗
体の残り幅が小さくなり、電力上の問題が発生したり。
系に起因する遅れが必ず発生するため、従来のチップ抵
抗器では、第3図に示すように、R0点より抵抗値が大
きくなる所では単位切削距離当たりの抵抗値変化率が急
増し、上述の遅れにより正確な機能トリミングができな
い欠点があった。また、切削距離が大きすぎると、抵抗
体の残り幅が小さくなり、電力上の問題が発生したり。
レーザーによる抵抗体のマイクロクラックによる抵抗値
ドリフト等の品質上の影響が出てくる欠点があった。
ドリフト等の品質上の影響が出てくる欠点があった。
一方、電気回路系においては、機能特性値を決定する変
数は、通常複数個存在する。例として、第4図に示すよ
うに、機能トリミング用抵抗体の抵抗値Rと機能特性値
yの関係が、平均特性曲線aを中心としてbからCまで
バラツク場合を考える。
数は、通常複数個存在する。例として、第4図に示すよ
うに、機能トリミング用抵抗体の抵抗値Rと機能特性値
yの関係が、平均特性曲線aを中心としてbからCまで
バラツク場合を考える。
今、機能トリミングにより機能特性値を第4図のyoを
目標値としてyuからy、の範囲に入れようとすると、
抵抗体の抵抗値をR3からR2までカバーしなければな
らなくなる。一般に、これを従来のチップ抵抗器で行う
場合、上記の切削距離と抵抗値変化率の問題、抵抗体の
残り幅に起因する問題から、第3図に示すRoとRoと
の比は2〜3倍が限度となる。従って、上記の例で所望
の機能特性値を得るために、Rz / Rtが3を越え
るような場合には、新たな抵抗値を有するチップ抵抗器
を準備する必要があり、゛結果として、何種類ものチッ
プ抵抗器を準備して製品毎に最適な抵抗値をもったチッ
プ抵抗器により機能トリミングを行わなければならなく
、工程が極めて複雑になる欠点があった。
目標値としてyuからy、の範囲に入れようとすると、
抵抗体の抵抗値をR3からR2までカバーしなければな
らなくなる。一般に、これを従来のチップ抵抗器で行う
場合、上記の切削距離と抵抗値変化率の問題、抵抗体の
残り幅に起因する問題から、第3図に示すRoとRoと
の比は2〜3倍が限度となる。従って、上記の例で所望
の機能特性値を得るために、Rz / Rtが3を越え
るような場合には、新たな抵抗値を有するチップ抵抗器
を準備する必要があり、゛結果として、何種類ものチッ
プ抵抗器を準備して製品毎に最適な抵抗値をもったチッ
プ抵抗器により機能トリミングを行わなければならなく
、工程が極めて複雑になる欠点があった。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、極めて広い抵抗
値可変範囲を有し、かつ品質的にも安定な機能トリミン
グ用チップ抵抗器を提供することである。
値可変範囲を有し、かつ品質的にも安定な機能トリミン
グ用チップ抵抗器を提供することである。
(課題を解決するための手段)
本発明のチップ抵抗器は、チップ抵抗器を構成する同一
基板上に2個以上の抵抗体を並列に接続配置したもので
ある。
基板上に2個以上の抵抗体を並列に接続配置したもので
ある。
(作 用)
本発明は上記構成により、チップ抵抗器の抵抗値を、並
列合成抵抗値から各抵抗体を接続している外部接続用電
極を抵抗体が直列に接続されるように切断することによ
り得られる直列抵抗値まで可変することができる。
列合成抵抗値から各抵抗体を接続している外部接続用電
極を抵抗体が直列に接続されるように切断することによ
り得られる直列抵抗値まで可変することができる。
また、抵抗体自身をトリミングすることがないため、抵
抗体の残り幅に起因する耐電力、抵抗値ドリフト等の問
題、抵抗体の切削距離と抵抗値変化率に起因するトリミ
ング精度の問題等、従来のチップ抵抗器の問題が解決さ
れ、品質が安定で。
抗体の残り幅に起因する耐電力、抵抗値ドリフト等の問
題、抵抗体の切削距離と抵抗値変化率に起因するトリミ
ング精度の問題等、従来のチップ抵抗器の問題が解決さ
れ、品質が安定で。
可変抵抗値範囲の広い機能トリミング用チップ抵抗器を
得ることができる。
得ることができる。
(実施例)
本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は、本発明のチップ抵抗器の斜視図である。
同図において、1はチップ抵抗器本体、2はアルミナ等
で代表される基板、3aは抵抗体で、この実施例では3
個並列に接続されている。4a、 4bは各々外部接続
用電極である。
で代表される基板、3aは抵抗体で、この実施例では3
個並列に接続されている。4a、 4bは各々外部接続
用電極である。
説明をわかり易くするため、3個の抵抗体3aは抵抗値
が総て等しくRとすると、初期の抵抗値はR/3となる
。さらに、X方向に抵抗を順次完全切断した場合、抵抗
値はR/2.Rという値をとる。一方、外部接続用電極
の形状を採用し、外部接続用電極4aの一部を(イ)の
方向に完全切断し、外部接続用電極4bの一部を(ロ)
の方向に完全切断することにより、3Rという抵抗値を
とることができる。
が総て等しくRとすると、初期の抵抗値はR/3となる
。さらに、X方向に抵抗を順次完全切断した場合、抵抗
値はR/2.Rという値をとる。一方、外部接続用電極
の形状を採用し、外部接続用電極4aの一部を(イ)の
方向に完全切断し、外部接続用電極4bの一部を(ロ)
の方向に完全切断することにより、3Rという抵抗値を
とることができる。
従って、第1図の場合には、R/3から3Rまでの抵抗
値を段階的に可変することができる。
値を段階的に可変することができる。
なお、可変範囲をさらに細かくしたい場合は。
並列に接続する抵抗体の数を増やせばよい。−船釣に、
各抵抗体の抵抗値を等しくRとし、並列接続する抵抗体
の本数をnとした場合、本発明によれば、R/nからn
Rまでの抵抗値を段階的に得ることができる。
各抵抗体の抵抗値を等しくRとし、並列接続する抵抗体
の本数をnとした場合、本発明によれば、R/nからn
Rまでの抵抗値を段階的に得ることができる。
(発明の効果)
本発明によれば、品質的にも安定で、可変抵抗値範囲の
広い機能トリミング用チップ抵抗器を実現することがで
き、その実用上の効果は大である。
広い機能トリミング用チップ抵抗器を実現することがで
き、その実用上の効果は大である。
第1図は本発明の一実施例によるチップ抵抗器の斜視図
、第2図は従来のチップ抵抗器の斜視図、第3図は従来
のチップ抵抗器の抵抗体切断距離と抵抗値の関係を示す
グラフ、第4図は機能トリミング用抵抗体の抵抗値と機
能特性値を示すグラフである。 1・・・チップ抵抗器、 2・・・基板、 3a・・・
抵抗体、 4a、 4b・・・外部接続用電極。 3a・・・氷訊捧 4a t 4b 外ざや訪暁用電極
、第2図は従来のチップ抵抗器の斜視図、第3図は従来
のチップ抵抗器の抵抗体切断距離と抵抗値の関係を示す
グラフ、第4図は機能トリミング用抵抗体の抵抗値と機
能特性値を示すグラフである。 1・・・チップ抵抗器、 2・・・基板、 3a・・・
抵抗体、 4a、 4b・・・外部接続用電極。 3a・・・氷訊捧 4a t 4b 外ざや訪暁用電極
Claims (1)
- 同一基板上に2個以上の抵抗体を並列に接続してなる
ことを特徴とするチップ抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202780A JPH0252405A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | チップ抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202780A JPH0252405A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | チップ抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252405A true JPH0252405A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16463066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63202780A Pending JPH0252405A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | チップ抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0252405A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0550825A1 (de) * | 1991-12-19 | 1993-07-14 | MURATA EUROPE MANAGEMENT GmbH | Trimmbarer, hochenergiefester Widerstand in Dickschichttechnik |
JP2002043717A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品およびその製造方法 |
JPWO2005025029A1 (ja) * | 2003-09-03 | 2006-11-16 | 松下電器産業株式会社 | 蓄電装置及び配線パターン |
JP2009231359A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Hitachi Ltd | 厚膜抵抗器 |
-
1988
- 1988-08-16 JP JP63202780A patent/JPH0252405A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0550825A1 (de) * | 1991-12-19 | 1993-07-14 | MURATA EUROPE MANAGEMENT GmbH | Trimmbarer, hochenergiefester Widerstand in Dickschichttechnik |
JP2002043717A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品およびその製造方法 |
JP4547781B2 (ja) * | 2000-07-28 | 2010-09-22 | パナソニック株式会社 | 多連チップ抵抗器の製造方法 |
JPWO2005025029A1 (ja) * | 2003-09-03 | 2006-11-16 | 松下電器産業株式会社 | 蓄電装置及び配線パターン |
JP4732897B2 (ja) * | 2003-09-03 | 2011-07-27 | パナソニック株式会社 | 蓄電装置及び配線パターン |
JP2009231359A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Hitachi Ltd | 厚膜抵抗器 |
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