JPH0251511A - 極性基含有環状オレフイン系共重合体およびその製法 - Google Patents

極性基含有環状オレフイン系共重合体およびその製法

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JPH0251511A
JPH0251511A JP20199588A JP20199588A JPH0251511A JP H0251511 A JPH0251511 A JP H0251511A JP 20199588 A JP20199588 A JP 20199588A JP 20199588 A JP20199588 A JP 20199588A JP H0251511 A JPH0251511 A JP H0251511A
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JP
Japan
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formula
group
component
cyclic olefin
derived
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Pending
Application number
JP20199588A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kawasaki
雅昭 川崎
Shuji Minami
南 修治
Akiyoshi Shimizu
清水 昭義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は接着性、相容性を改良した極性基含有環状オレ
フィン系共重合体およびその製法に関する。
[従来の技術] エチレンと特定の嵩高な環状オレフィンとからなる重合
体は公知である(特開昭60−168708号公報)。
かかる重合体は、透明性、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性
、電気的性質、機械的強度にすぐれ、成形性、寸法安定
性にもすぐれているが、他の材料、とくに金属やポリオ
レフィン以外の樹脂やエラストマーとの接着性あるいは
相溶性が悪いという問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、金属との接着性がよくまた他の樹脂やエラス
トマーと混合した場合、相溶性のよい環状オレフィン系
共重合体およびその製法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的は、本発明に従い、 [A1本質的に、 (1)エチレンに由来する1分(a)、(ii)  下
記式[I] ゲンまたは炭化水素基を表わす] の環状オレフィンおよび下記式[I] [式中、mは0または1以上の正の整数を表わし、 aは3以上の整数を表わし、 R1ないしR”は上記と同じ意味を表わす]の環状オレ
フィンからなる群から選択した1種または2種以上の環
状オレフィンに由来する成分(b)、ならびに (ii)  下記式[I] [式中、nは0または1以上の正の整数を表わし、 R1ないしRI!はそれぞれ独立に水素、)λ口E式中
、pは0またはlであり、ql「はOないし2の整数で
あり、q+rは0ではない。
R1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素基
であり、R2は水素または直接結合または、炭素数1以
上の脂肪族炭化水素基を表わし、Xは0および/または
Nを含む官能基を表わす] の官能基含有上ツマ−からなる群から選択した1種また
は2種以上の官能基含有上ツマ−に由来する成分(C)
、 からなる極性基含有環状オレフィン系共重合体であって
、 [B]エチレンに由来する成分(a)の環状オレフィン
に由来する成分(b)に対する比がモル比で40/60
〜9515であり、 [C]官能基含有七ツマ−に由来する成分(c)のエチ
レンに由来する成分(a)と環状オレフィンに由来する
成分(b)の合計に対する比がモル比でo、oot〜0
.2であり、 [D]135℃のデカリン中で測定した極限粘度[vl
が0.0l−10dI2/gであり、[E]ガラス転位
温度が一50〜250℃の範囲にある ことを特徴とする極性基含有環状オレフィン系共重合体
により達成される。
また、上記目的は、本発明に従い、可溶性バナジウム化
合物および有機アルミニウム化合物から形成される触媒
の存在下に炭化水素媒体からなる液相中で、 (鳳) エチレン、 (i)  下記式[I] 1式中、nはOまたは1以上の正の整数を表わし、 R1ないしR′2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまた
は炭化水素基を表わすl の環状オレフィンおよび下記式[I11[式中、mはO
または1以上の正の整数を表わし、 Qは3以上の整数を表わし、 R1ないしRloは上記と同じ意味を表わす]の環状オ
レフィンからなる群から選択した1種または2種以上の
環状オレフィンに由来する成分(b)、ならびに (iii)  下記式[III] 合または、炭素数1以上の脂肪族炭化水素基を表わし、
XはOおよび/またはNを含む官能基を表わす1 の官能基含有モノマー を該官能基と等モル以上の有機金属化合物および/また
はハロゲン含有金属化合物を共存させて共重合すること
を特徴とする極性基含有環状オレフィン系共重合体の製
造方法により達成される。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の極性基含有環状オレフィン系共重合体は、 本質的に、 (i)  エチレンに由来する成分(a)、(■)下記
式[I] [式中、pは0またはlであり、qlrは0ないし2の
整数であり、q+rは0ではない。
R1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素基
であり、R2は水素または直接績[式中、nは0または
1以上の正の整数を表わし、 R1ないしR12はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまた
は炭化水素基を表わす] の環状オレフィンおよび下記式[I] [式中、mは0または1以上の正の整数を表わし、 βは3以上の整数を表わし、 R1ないしRIGは上記と同じ意味を表わす]の環状オ
レフィンからなる群から選択した1種または2種以上の
環状オレフィンに由来する成分(b)、ならびに (ii)  下記式[III] [式中、pは0またはlであり、QSrは0ないし2の
整数であり、q+「はOではない。
R1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素基
であり、R2は水素または直接結合または、炭素数1以
上の脂肪族炭化水素基を表わし、Xは0および/または
Nを含(官能基を表わす] の官能基含有上ツマ−からなる群から選択した1種また
は2種以上の官能基含有上ツマ−に由来する成分(C)
、 からなる極性基含有環状オレフィン系共重合体である。
ここで、「本質的に」とは、本発明の極性基含有環状オ
レフィン系共重合体は、その特性を失わない限り、上記
エチレンに由来する成分(a)、環状オレフィンに由来
する成分(b)、官能基含有上ツマ−に由来する成分(
C)以外に他のσ−オレフィン、ジエン等に由来する成
分を若干量含有していてもよいことを意味する。
本発明の極性基含有環状オレフィン系共重合体において
上記式[I]の環状オレフィンに由来する成分は下記式
[V] 一般式 [式中、nおよびR1−R12は上記と同様の意味を有
する] の構造をとっており、上記式[I1の環状オレフィンに
由来する成分は下記式[VI] E式中、m、 QおよびRI−RIoは上記と同様の意
味を有する] の構造をとっている。
本発明の極性基含有環状オレフィン系共重合体において
、エチレンに由来する成分(a)の環状オレフィンに由
来する成分(b)に対する比は、モル比で表わして、4
0/60〜9515、好ましくは45155〜90/1
0、より好ましくは50150〜85/15である。
本発明の極性基含有環状オレフィン系共重合体において
、官能基含有上ツマ−に由来する成分(C)のエチレン
に由来する成分(a)と環状オレフィンに由来する成分
(b)の合計に対する比は、モル比で表わして、0.0
01〜0.2、好ましくは0.002〜0.18、より
好ましくは0.003〜0.15である。
本発明の極性基含有環状オレフィン系共重合体の135
℃のデカリン中で測定した極限粘度[vlは0.01−
10dQ/g、好ましくは0.03〜8dQ/ g、よ
り好ましくは0.05〜5dQ/gである。
本発明の極性基含有環状オレフィン系共重合体は、可溶
性バナジウム化合物および有機アルミニウム化合物から
形成される触媒の存在下に炭化水素媒体からなる液相中
で、 (i)  エチレン、 (ii)  下記式1’tl aは3以上の整数を表わし、 R1ないしRIOは上記と同じ意味を表わす1の環状オ
レフィンからなる群から選択した1種または2種以上の
環状オレフィンに由来する成分(b)、ならびに (ii)  下記式[nll [式中、nは0または1以上の正の整数を表わし、 R1ないしRI2はそれぞれ独立に水素、ハロゲンまた
は炭化水素基を表わす] の環状オレフィンおよび下記式[I1][式中、mは0
または1以上の正の整数を表わし、 [式中、pは0またはlであり、ql「はOないし2の
整数であり、q十「は0ではない。
R1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素基
であり、R2は水素または直接結合または、炭素数1以
上の脂肪族炭化水素基を表わし、XはOおよび/または
Nを含む官能基を表わす] の官能基含有上ツマ− を該官能基と等モル以上の有機金属化合物および/また
はハロゲン含有金属化合物を共存させて共重合すること
を特徴とする方法により製造することができる。
本発明の方法において、触媒構成成分として使用される
可溶性バナジウム化合物成分は、重合反応系の炭化水素
媒体に可溶性のバナジウム化合物成分であり、具体的に
は一般式VO(OR) aXb又はV (OR) cX
d (但しRは炭化水素基、O≦a≦3.0≦b≦3.
2≦a+b≦3.0≦C≦4.0≦d≦4.3≦c+d
≦4)で表わされるバナジウム化合物、あるいはこれら
の電子供与体付加物を代表例として挙げるこトカテキル
。ヨリ具体的にはVOC(Is、VO(OC2Hs)C
(22、VO(OC2Hs)zcL VO(0−iso
C3H7)Ca2、VO(0−n−CaHs)Ca2、
VO(OC2H5)3、VOBr2、VCl24%VO
C(2,、VO(0−n−C4Hり3などを例示するこ
とができる。
また、該可溶性バナジウム触媒成分の調製に使用される
ことのある電子供与体としては、アルコール、フェノー
ル類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、有機酸又は無
機酸のエステル、エーテル、酸アミド、酸無水物、アル
コキシシランの如き含酸素電子供与体、アンモニア、ア
ミン、ニトリル、イソシアネートの如き含窒素電子供与
体などを用いることができる。より具体的には、メタノ
ール、エタノール、プロパツール、ペンタノール、ヘキ
サノール、オクタツール、ドデカノール、オクタデシル
アルコール、オレイルアルコール、ベンジルアルコール
、フェニルエチルアルコール、クミルアルコール、イソ
プロピルアルコール、アミルアルコール、1゛ソプロピ
ルベンジルアルコールなどの炭素数1ないし18のアル
コール類;フェノール、クレゾール、キシレノール、エ
チルフェノール、プロピルフェノール、ノニルフェノー
ル、クミルフェノール、ナフトールなどの低級アルキル
基を有してよい炭素数6ないし20のフェノール類;ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾキノンなど
の炭素数3ないし15のケトン類;アセトアルデヒド、
プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズア
ルデヒド、トルアルデヒド、ナツトアルデヒドなどの炭
素数2ないし15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メ
チル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸
シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉
草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、
メタクリル酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘキサ
ンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチル
、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オクチ
ル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニル、安息
香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチル、
トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス酸メ
チル、マレイン酸n−ブチル、メチルマロン酸ジイソブ
チル、シクロヘキセンカルシボン酸ジn−ヘキシル、ナ
ジック酸ジエチル、テトラヒドロ7タル酸ジイソプロピ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタル
酸ジn−ブチル、7タル酸ジ2−エチルヘキシル、γ−
ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フタ
リド、炭酸エチレンなどの炭酸数2ないし30の有機酸
エステル類ニアセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、
トルイル酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2
ないし15の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエ
ーテル、イングロビルエーテル、ブチルエーテル、アミ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフェ
ニルエーテルなどの炭酸類2ないし20のエーテル類;
アセトアミド、安息香酸アミド、トルイル酸アミドなど
の酸アミド類;メチルアミン、エチルアミン、ジエチル
アミン、トリブチルアミン、ピペリジン、トリベンジル
アミン、アニリン、ピリジン、ピコリン、テトラメチレ
ンジアミンなどのアミン類;アセトニトリル、ベンゾニ
トリル、トルニトリルなどのニトリル類;ケイ酸エチル
、ジフェニルジメトキシシランなどのアルコキシシラン
類などを挙・げろことができる。これらの電子供与体は
、2種以上用いることができる。
本発明に使用される有機アルミニウム化合物触媒成分と
しては、少なくとも分子内に1個のAQ炭素結合を有す
る化合物が利用でき、例えば、(i)  −数式 R’
 m AQ(OR2) n Hp Xq(ここでR1お
よびR2は炭素原子数通常lないし15個、好ましくは
1ないし4個を含む炭化水素基テ互いに同一でも異なっ
ていてもよい。Xはハロゲン、mはO≦m≦3、nはO
≦n<3、pは0≦n<3、qは0≦q<3の数であっ
て、しかもm+n+p+ q −3である)で表わされ
る有機アルミニウム化合物、(ii)  一般弐 M’
Al2R’ (ここでMlはLi、 Na、 Kであり、R1は前記
と同じ)で表わされる第1族金属とアルミニウムとの錯
アルキル化物などを挙げることができる。
前記の(i)に属する有機アルミニウム化合物としては
、次のものを例示できる。
−数式 R’ m Al2(OR”)3− m(ここで
R1およびR2は前記と同じ。mは好ましくは1.5≦
m≦3の数である)。
一般式 R’mA(IX、−m (ここではR1は前記と同じ。Xはハロゲン、mは好ま
しくは0<m<3である)。
一般式 R’ rtr AQH,−m (ここでR1は前記と同じ。mは好ましくは2≦m<3
である)。
一般式 R’ m Aff(OR”) n Xq(ここ
でR1およびR2は前と同じ。Xはハロゲ′ン、0〈m
≦3.0≦n<3.0≦q<3で、m+n+q−3であ
る)で表わされるものなどを例示できる。
(i)に属するアルミニウム化合物において、より具体
的にはトリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウ
ムなどのトリアルキルアルミニウム;トリイソプレニル
アルミニウムのようなトリアルケニルアルミニウム;ジ
エチルアルミニウムエトキシド、ジブチルアルミニウム
ブトキシドなどのジアルキルアルミニウムアルコキシド
;エチルアルミニウムセスキエトキシド、ブチルアルミ
ニウムセスキブトキシドなどのアルキルアルミニウムセ
スキアルコキシドのほかに R1゜、5AQ(oR”)
。、、などで表わされる平均組成を有する部分的にアル
コキシ化されたアルキルアルミニウム:ジエチルアルミ
ニウムクロリド、ジブチルアルミニウムクロリド、ジエ
チルアルミニウムプロミドのようなジアルキルアルミニ
ウムハライド:エチルアルミニウムセスキクロリド、ブ
チルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウム
セスキプロミドのようなアルキルアルミニウムセスキハ
ライド、エチルアルミニウムジクロリド、プロピルアル
ミニウムジクロリド、ブチルアルミニウムジブロミドな
どのようなアルキルアルミニウムシバライドなどの部分
的にハロゲン化されたアルキルアルミニウム;ジエチル
アルミニウムヒドリド、ジブチルアルミニウムヒドリド
などのジアルキルアルミニウムヒドリド、エチルアルミ
ニウムジクドリド、プロビルアルミニウムジヒドリドな
どのアルキルアルミニウムジヒドリドなどの部分的に水
素化されたアルキルアルミニウム;エチルアルミニウム
エトキシクロリド、ブチルアルミニウムブトキシクロリ
ド、エチルアルミニウムエトキシプロミドなどの部分的
にアルコキシ化およびハロゲン化されたアルキルアルミ
ニウムを例示できる。
また(i)に類似する化合物として、酸素原子や窒素原
子を介して2以上のアルミニウムが結合した有機アルミ
ニウム化合物であってもよい。このような化合物として
例えば、(CJs)zAI201Q(CzHi)*、(
C+Hs)*AffOA(2(CJs)x、CC2Hs
)zAI Nhl (C2Hs)zすC,H。
どを例示できる。前記(i)に属する化合物としては、
LiAQ(C,H,)いLiAQ(Cyl(ta)iな
どを例示できる。
これらの中では、とく―アルキルアルミニウムハライド
、アルキルアルミニウムシバライド又はこれらの混合物
を用いるのが好ましい。
本発明の方法において官能基含有モノマーと共存させる
有機金属化合物としては、有機アルミニウム化合物、有
機亜鉛化合物などを例示することができる。
有機金属化合物としてさらに具体的には、トリメチルア
ルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリブチルアル
ミニウムなどのトリアルキルアルミニウム、トリイソプ
レニルアルミニウムのようなトリアルケニルアルミニウ
ム、ジメチル亜鉛、ジエチル亜鉛、ジブチル亜鉛などの
ジアルキルアルミニウムを例示することができる。
本発明の方法において官能基含有上ツマ−と共存させる
ハロゲン含有金属化合物として具体的には、ハロゲン含
有有機アルミニウム化合物、ノ10ゲン含有有機ケイ素
化合物、ハロゲン含有ケイ素化合物、ハロゲン含有スズ
化合物、/%ロゲン含有ホウ素化合物、ハロゲン含有チ
タン化合物、ノ\ロゲン含有バナジウム化合物、ハロゲ
ン含有ジルコニウム化合物、ハロゲン含有タングステン
化合物、ハロゲン含有ニオブイ化合物、ハロゲン含有ノ
\フニウム化合物、ハロゲン含有タンタル化合物などを
例示することができる。
ハロゲン含有金属化合物としてさらに具体的には、たと
えば、ジエチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミ
ニウムクロリド、ジエチルアルミニウムプロミドのよう
なジアルキルアルミニウムハライド;エチルアルミニウ
ムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリド
、エチルアルミニウムセスキプロミドのようなアルキル
アルミニウムセスキハライド、エチルアルミニウムジク
ロリド、プロピルアルミニウムジクロリド、ブチルアル
ミニウムジブロミドなどのようなアルキルアルミニウム
シバライドなどのハロゲン含有有機アルミニウム化合物
、 R’SiHX m       n  p (ここでR1は炭素原子数通常lないし15個、好まし
くは1ないし4個を含む炭化水素基で互いに同一でも異
なっていてもよく、Xはハロゲン、mはO< m < 
3、nは0≦n < 3、pは0くpく4の数であって
、しかもm+ n + p = 4である)で表わされ
るハロゲン含有有機ケイ素化合物である。より具体的に
は、CH,S i C1,、CH,5iHC12、CH
3CH25i CI 3、(CH3)2S ’C1□、
CHs CH2S i HCl□、(CH,)2SiH
CI、CH,CH2CH25i CI、、(CH3)(
CH3CR2) S I CI 2、CH3(CH2)
 sS IC1,、CH3CRCH2S I CI 3
、」 CR3 (CH,CH,) 2S i CI 2、(CH,CH
,CR2)(CR3) S i Cl 2、(CH3C
H2)S i HCl。
CH3(CH2) 4 S i C] iなどのハロゲ
ン含有有機ケイ素化合物、S iC1,,5iBr、、
HSiCl3、H2SiCl2、H,S i Clなど
のケイ素化合物、5nClい5nBr、などのスズ化合
物、BCl、、BB r、、BF、などのホウ素化合物
、T1Cl、5TiBr、、Ti1.などのチタン化合
物、VCIいVOC+、などのバナジウム化合物、Z 
rCl、、MoC15、WC1,、NbC15、HfC
1,、TaC15などの金属化合物を例示することかで
きる。なかでも、有機金属化合物、ハロゲン含有有機ア
ルミニウム化合物、ケイ素化合物、ハロゲン含有有機ケ
イ素化合物が好ましい。
本発明の方法において、重合原料として使用される環状
オレフィンは、−数式[I]及び−数式[II]で表わ
される不飽和単量体からなる群から選ばれた少なくとも
1種の環状オレフィンである。
−数式(I)で表わされる環状オレフィンはシクロペン
タジェン類と相応するオレフィン類とをディールス・ア
ルダ−反応で縮合させることにより容易に製造すること
ができ、また−数式(n)で表わされる環状オレフィン
も同様にシクロペンタジェン類と相応する環状オレフィ
ンとをディールス・アルダ−反応によって縮合させるこ
とにより容易に製造することができる。−数式(1)で
表わされる環状オレフィンとして具体的には、たとえば
、2−ノルボルネン、5−メチル−2−ノルボルネン、
5.6−シメチルー2−ノルボルネン、l−メチル−5
−ノルボルネン、5−エチル−2−ノルボルネン、5−
プロピル−2−ノルボルネン、5−ブチル−2−ノルボ
ルネン、5−ヘキシル2−ノルボルネン、l 、4.5
.8−ジメタノ−1゜2.3.4.4a、5,8.8a
−オクタヒドロナフタレン、2−メチル−1,4,5,
8−ジメタノ1.2.3,4.4a、5,8.8a−オ
クタヒドロナフタレン、2−エチル−1,4,5,8−
ジメタノ1.2.3.4.4a、5,8,8a−オクタ
ヒドロナフタレン、2−プロピル−1,4,5,8−ジ
メタノ−1,2,3,4,4a15,8,8a−オクタ
ヒドロナフタレン、2−へキシル−1,4,5,8ジメ
タノ−1,2,3,4,4a、5,8,8a−オクタヒ
ドロナフタレン、2−ステアリル−1,4,5。
8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5.8.8a−
オクタヒドロナフタレン、2,3−ジメチル−1゜4.
5.8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5.8゜8
a−オクタヒドロナフタレン、2−メチル−3エチル−
1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,4゜4 a、
5.8,8 a−オクタヒドロナフタレン、2−クロロ
−1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,4゜4a、
5.8.8a−オクタヒドロナフタレン、2ブロモ−1
,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,4゜4a、5,
8,8a−オクタヒドロナフタレン、2−フルオロ−1
,4,5,8−ジメタノ−1,2,3゜4.4 a、5
.8.8 a−オクタヒドロす7タレン、2.3−ジク
ロロ−1,4,5,8−ジメタノ−1゜2.3.4.4
a、5,8.8a−オクタヒドロナフタレン、2−シク
ロへキシル−1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,
4,4a、5.8.8a−オクタヒドロナフタレン、2
−n−ブチル−1,4,5。
8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5,8.8a−
オクタヒドロナフタレン、2−イソブチル−1゜4.5
.8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5.8゜8a
−オクタヒドロナフタレンなどのオクタヒドロナフタレ
ン類、および表1に記載した化合物を例示することがで
きる。
本発明の方法において使用される官能基含有モノマーは
下記式[I[I] [式中、pはO又はlであり、Qs  rは0ないし2
の整数であり、q+rは0ではない。
R1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素基
であり、R2は水素または直接結合または炭素数1以上
の脂肪族炭化水素基を表わし、Xは0および/またはN
を含む官能基を表わす] で表わされる官能基含有上ツマ−からなる群から選ばれ
る1種または2種以上の官能基含有モノマーである。
上記式[I[I]において、R2、R3は好ましくは直
接結合または炭素数が1−1Oの炭化水素基であり、X
は好まシくハ、−0R1−GOOR。
OO 水素または炭化水素基)、−CミN、−OH。
C0OH,NH2である。
上記式[I11]においてXが一0R(Rは水素または
炭化水素基)である官能基含有上ツマ−として具体的に
は、 などの炭化水素部分が二環状のモノエーテル類、などの
炭化水素部分が二環状のジエーテル類、例示することが
できる。
上記式 [I1] %式% 素または炭化水素基) である官能基含有上ツマ− として具体的には、 などの炭化水素部分が四環状モノエーテル類、などの炭
化水素部分が四環状ジエーテル類などをなどの炭化水素
部分が二環状のジカルボン酸エステル類、 などの炭化水素部分が二環状のジカルボン酸エステル類
、 酸無水物などを例示することができる。
上記式 [I[] %式% である官能基含有モノマーとして具体的には、 などの炭化水素部分が四環状のモルカルボン酸エステル
類、 などの炭化水素部分が四環状のジカルボン酸エステル類
、 などの炭化水素部分が二環状のケトン類、などの炭化水
素部分が二環状のジケトン類、例示することができる。
上記式 [[] %式% または炭素水素基) である官能基含有モノマーと して具体的には、 などの炭化水素部分が四環状のケトン類、などの炭化水
素部分が四環状のジケトン類などをなどの炭化水素部分
が二環状のジアミン類、などの炭化水素部分が二環状の
アミン類、などの炭化水素部分が四環状のアミン類、な
どの炭化水素部分が四環状のジアミン類などを例示する
ことができる。
上記式 [[] i:オイテxが−CNR,(Rは水 素または炭化水素基) である官能基含有上ツマ− として具体的には、 などの炭化水素部分が二環状のアミ ド類、 などの炭化水素部分が四環状のアミ ド類、 などの炭化水素部分が二環状のジアミ ド類、 などの炭化水素部分が四環状のジアミ ド類などを 例示することができる。
上記式 [I1] %式% または炭化水素基) である官能基含有モノマ と して具体的には、 などの炭化水素部分が二環状のエステル類、などの炭化
水素部分が四環状のエステル類、などの炭化水素部分が
二環状のジエステル類、などの炭化水素部分が四環状の
ジエステル類などを例示することができる。
上記式 [I1 においてXが−CENである官能 基含有上ツマ−として具体的には、 などの炭化水素部分が二環状のニトリル類、などの炭化
水素部分が四環状のニト リル類、 などの炭化水素部分が二環状のジニトリル類、などの炭
化水素部分が四環状のジニトリル類などを例示すること
ができる。
上記式 [[] %式% 0Hである官能基 含有モノマーとして具体的には、 などの炭化水素部分が二環状のアルコール類、などの炭
化水素部分が二環状のジオール類、などの炭化水素部分
が四環状のジオール類などを例示することができる。
上記式 [[I] においてXが−COOHである官 能基含有モノマーとして具体的には、 などの炭化水素部分が四環状のアルコール類、などの炭
化水素部分が二環状のモノカルボン酸類、などの炭化水
素部分が二環状のジカルボン酸類、などの炭化水素部分
が四環状のジカルボン酸類などを例示することができる
上記式 [[] においてXが−CH0である官能 基含有上ツマ−として具体的には、 などの炭化水素部分が四環状のカルボン酸類、などの炭
化水素部分が二環状のアルデヒド類、 などの炭化水素が二環状のジアルデヒ ド類、 などを例示することができる。
上記式 [I111 においてXが−NH,である官能 基含有上ツマ−として具体的には、 などの炭化水素部分が四環状のアルデヒド類、 などの炭化水素部分が四環状のジアルデヒド酸類 などの炭化水素部分が二環状のモノアミン類、などの炭
化水素が二環状のジアミン類、などの炭化水素部分が四
環状のモノアミン類、などの炭化水素部分が四環状のジ
アミン類などを例示することができる。
本発明の方法においては、エチレン、前記環状オレフィ
ンおよび前記官能基含有モノマーが共重合されるが、該
必須の三成分の他に本発明の目的を損わない範囲で必要
に応じて他の共重合可能な不飽和単量体成分を共重合さ
せることもできる。
該共重合可能な不飽和単量体として具体的には、たとえ
ば生成するランダム共重合体中のエチレン成分単位と等
モル未満の範囲のプロピレン、■−ブテン、4−メチル
−1−ペンテン、l−ヘキセン、l−オクテン、【−デ
セン、l−ドデセン、l−テトラデセン、l−へキサデ
セン、■−オクタデセン、l−エイコセンなどの炭素原
子数が3ないし20のa−オレフィン、l、4−へキサ
ジエン、4−メチル−1,4−へキサジエン、5−メチ
ル−1,4−ヘキサジエン、■、7−オクタジエン、ジ
シクロペンタジェン、5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン きる。
本発明の方法による共重合反応は炭化水素媒体中で行わ
れる。炭化水素媒体としては、たとえばヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、灯油のような脂肪族炭化水素、シクロ
ヘキサン、メチルシクロヘキサンのような脂環族炭化水
素、ベンゼン、トルエン1キシレンのような芳香族炭化
水素、前記重合性不飽和単量体などを例示することがで
き、これらの2@以上の混合媒体であっても差しつかえ
ない。
本発明の方法において、共重合反応は連続法で実施され
る。その際の重合反応系に供給される可能性バナジウム
化合物の濃度は重合反応系内の可溶性バナジウム化合物
の濃度の10倍以下、好ましくは7ないし1倍、さらに
好ましくは5ないしl@の範囲であり、重合反応系内の
バナジウム原子に対するアルミニウム原子の比(AQ 
/V)は2以上、好ましくは2ないし50、とくに好ま
しくは3ないし20の範囲である。該可溶性バナジウム
化合物の共重合反応系への供給濃度が共重合反応系内の
濃度の10@より高くなると、本発明の目的とする均一
にして分子量分布、組成分布の狭い共重合体が得られな
い。また、共重合反応系内のバナジウム原子に対するア
ルミニウム原子の比(Au /V)が2より小さくなる
と重合活性が低く、本発明の目的とする共重合体が得ら
れない。
該可溶性バナジウム化合物及び該有機アルミニウム化合
物はそれぞれ通常前記炭化水素媒体で希釈して供給され
る。ここで、該可溶性バナジウム化合物は前記濃度範囲
に希釈することが必要であるが、有機アルミニウム化合
物は重合反応系における濃度の例えば50倍以下の任意
の濃度に調製して重合反応系に供給する方法が採用され
る。
本発明の方法において、共重合反応系内の可溶性バナジ
ウム化合物の濃度はバナジウム原子として通常は0.O
lないし18グラム原子/Q,好ましくは0.05ない
し5グラム原子/Qの範囲である。
また、本発明の方法において、共重合反応は−50ない
し100℃、好ましくは−30ないし80℃さらに好ま
しくは−20ないし60℃の温度で実施される。本発明
の方法において、共重合反応は連続法で実施される。重
合厚料のエチレン、環状オレフィン、官能基含有モノマ
ー、必要に応じて共重合される他のモノマー、触媒成分
の可溶性バナジウム化合物成分、有機アルミニウム化合
物成分、有機金属化合物および/またはハロゲン含有金
属化合物および炭化水素媒体が重合反応系内に連続的に
供給され、共重合反応混合物が重合反応系から連続的に
抜き出される。有機金属化合物および/またはハロゲン
含有金属化合物の供給に際して、あらかじめ官能基含有
モノマート接触させた後に供給されることが好ましい。
共重合反応の際の平均帯留時間は重合原料の種類、触媒
成分の濃度および温度によっても異なるが、通常は5分
ないし5時間、好ましくは10分ないし3時間の範囲で
ある。共重合反応の際の圧力は通常は0を越えて50k
g/cm”、好ましくは0を越えて20kg/cm2に
維持され、場合によっては窒素、アルゴンなどの不活性
ガスを存在させてもよい、また、共重合体の分子量を調
整するために、適宜、水素などの分子量調節剤を存在さ
せることもできる。
供給されるモノマーの割合は変化し得るが、環状オレフ
ィンの量は、環状オレフィンが生成共重合体の5〜70
モル%、好ましくは10〜60モル%を構成するような
レベルに維持することが望ましい。官能基含有上ツマ−
は、生成物の0.1〜20モル%を構成するような量で
供給される。
供給される有機金属化合物および/またはハロゲン含有
金属化合物の量は少くとも供給されるヒドロキシ基含有
上ツマ−の量に対して、1.0モル以上、好ましくは1
.0〜2.0モル量である。
[発明の効果1 本発明は透明性、耐候性、耐薬品性、耐溶剤性、電気的
性質、機械的強度、成形性、寸法安定性などにすぐれ、
しかも他の材料、とくに金属やポリオレフィン以外の樹
脂との接着性、相溶性がよい極性基含有環状オレフィン
系共重合体およびその製法を与える。
次に、実施例によって本発明の方法を具体的に説明する
実施例 l (イ)七ツマー溶液の調製 窒素置換した1012の反応器にヘキサン5128よび
1.Q3molのエチルアルミニウムセスキクロライド
を添加し、撹拌下lO°Cに冷却しながら5ノルボルネ
ン−2−メタノール成分1.03molヲ30分間で滴
下し、更に30分間窒素バブリングを行なった。
(ロ) 重  合 撹拌翼を備えた2Qガラス製重合器を用いて、a統的に
エチレン、2−ノルボルネンおよび5−ノルボルネン−
2−メタノール共重合を行なった。
すなわち、重合器上部から(イ)で調製した七ツマー溶
液を重合器内での七ツマー濃度が33mmol/Qとな
るように毎時0.4Q、2−ノルボルネンのシクロヘキ
サン溶液を重合器内での濃度が0.21 mol/12
となるように毎時0.812.触媒としてVO(OH2
H5)CIのシクロヘキサン溶液を重合器内でのバナジ
ウム濃度が0 、7 mmol/ Qとなるように毎時
0.5α、エチルアルミニウムセスキクロライドのヘキ
サン溶液を毎時0.3α重合器内に連続的に供給し、ま
た重合器上部からエチレンを毎時70Q水素を毎時0.
!M、窒素を毎時70の速度で供給し、一方重合器の下
部から重合液を重合器内の重合液が常にIQになるよう
に連続的に抜きだした。共重合反応は、重合器外部に取
り付けられたジャケットに冷媒を循環させることにより
10℃で行なった。上記条件で共重合反応を行なうエチ
レン・2−ノルボルネン・5−ノルボルネン−2−メタ
ノール共重合体を含む重合反応混合物が得られる。重合
器下部から抜き出した重合液に少量のメタノールを添加
して重合反応を停止し、NaOH水溶液で脱灰後、大量
のメタノール中に投入して生成共重合体を析出させた。
得られた共重合体を80℃で一昼夜圧乾燥した。共重合
体が毎時45gの速度で得られた。
”C−NMRで測定した共重合体のエチレン成分は64
.2モル%、5−ノルボルネン−2−メタノール成分は
1.0モル%、30℃のトルエン中で測定した[9]は
0.43d(1/lであった。
実施例 2〜5 重合体およびモノマーの組みあわせを変え実施例1と同
様に行なった。
その結果を表3に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)[A]本質的に、 (i)エチレンに由来する成分(a)、 (ii)下記式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、nは0または1以上の正の整数を表わし、 R^1ないしR^1^2はそれぞれ独立に水素、ハロゲ
    ンまたは炭化水素基を表わす] の環状オレフィンおよび下記式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] [式中、mは0または1以上の正の整数を表わし、 lは3以上の整数を表わし、 R^1ないしR^1^0は上記と同じ意味を表わす]の
    環状オレフィンからなる群から選択した1種または2種
    以上の環状オレフィンに由来する成分(b)、ならびに (iii)下記式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] [式中、pは0または1であり、q、rは0ないし2の
    整数であり、q+rは0ではない。 R^1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素
    基であり、R^2は水素または直接結合または、炭素数
    1以上の脂肪族炭化水素基を表わし、XはOおよび/ま
    たはNを含む官能基を表わす] の官能基含有モノマーからなる群から選択した1種また
    は2種以上の官能基含有モノマーに由来する成分(c)
    、 からなる極性基含有環状オレフィン系共重合体であって
    、 [B]エチレンに由来する成分(a)の環状オレフィン
    に由来する成分(b)に対する比がモル比で40/60
    〜95/5であり、 [C]官能基含有モノマーに由来する成分(c)のエチ
    レンに由来する成分(a)と環状オレフィンに由来する
    成分(b)の合計に対する比がモル比で0.001〜0
    .2であり、 [D]135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]
    が0.01〜10dl/gであり、[E]ガラス転位温
    度が−50〜250℃の範囲にある ことを特徴とする極性基含有環状オレフィン系共重合体
  2. (2)可溶性バナジウム化合物および有機アルミニウム
    化合物から形成される触媒の存在下に炭化水素媒体から
    なる液相中で、 (i)エチレンに由来する成分(a)、 (ii)下記式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、nは0または1以上の正の整数を表わし、 R^1ないしR^1^2はそれぞれ独立に水素、ハロゲ
    ンまたは炭化水素基を表わす] の環状オレフィンおよび下記式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] [式中、mは0または1以上の正の整数を表わし、 lは3以上の整数を表わし、 R^1ないしR^1^0は上記と同じ意味を表わす]の
    環状オレフィンからなる群から選択した1種または2種
    以上の環状オレフィンに由来する成分(b)、ならびに (iii)下記式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] [式中、pは0または1であり、q、rは0ないし2の
    整数であり、q+rは0ではない。 R^1は直接結合または炭素数1以上の脂肪族炭化水素
    基であり、R^2は水素または直接結合または、炭素数
    1以上の脂肪族炭化水素基を表わし、XはOおよび/ま
    たはNを含む官能基を表わす] の官能基含有モノマー、 を該官能基と等モル以上の有機金属化合物および/また
    はハロゲン含有金属化合物を共存させて共重合すること
    を特徴とする極性基含有環状オレフィン系共重合体の製
    造方法。
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