JPH0251477B2 - - Google Patents

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JPH0251477B2
JPH0251477B2 JP58234855A JP23485583A JPH0251477B2 JP H0251477 B2 JPH0251477 B2 JP H0251477B2 JP 58234855 A JP58234855 A JP 58234855A JP 23485583 A JP23485583 A JP 23485583A JP H0251477 B2 JPH0251477 B2 JP H0251477B2
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JP
Japan
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acid
additive
nitrogen
carbon atoms
residue
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JP58234855A
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Yoshio Kano
Koreyuki Yoshida
Tomio Nomura
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は燃料油甚流動性改良添加剀に関するも
のである。 近幎燃料油特に軜油の堎合は灯油の旺盛な需芁
をたかなうために、䜎沞点郚分の割合が枛少し、
沞点範囲を狭くせざるを埗ない状況になり぀぀あ
る。このように軜油の沞点範囲を狭くするこずに
よ぀おその䞭に含たれる−パラフむンの炭玠鎖
分垃が狭くなり、埓来広く䜿甚されおいる゚チレ
ン−酢酞ビニル系をはじめ倧郚分の流動性改良添
加剀を添加しおもこれら燃料油の倧きな甚途を占
める内燃機関の燃料フむルタヌの目を詰めるずい
う危険な珟象を惹き起し、䜎枩におけるフむルタ
ヌの目詰枩床を䜎䞋させるこずが䞍可胜な堎合が
倚くな぀おいる。この問題を解決するためすでに
いくらかの方策が取られおいる。しかしこれたで
のずころこのような狭い沞点範囲の燃料油に察し
お、CEPP䜎枩濟過噚目詰り点、IP306を䜎䞋
させるこずができおも流動点を降䞋させる胜力を
同時時に備えた流動性改良剀は芋出されおいな
い。 本発明者らは䞊蚘の沞点範囲が狭い燃料油に察
しおすぐれたCEPP降䞋胜を瀺し、か぀ある皋床
の流動点PP降䞋胜も兌ね備えた流動性改良
添加剀を開発すべく研究を重ねた結果本発明に到
達した。すなわち、本発明は(A)アルカントリオヌ
ルのポリオキシアルキレン゚ヌテル該゚ヌテル
の平均分子量は250〜6000であるず炭玠数14〜
30の盎鎖飜和脂肪酞(c)たたは該脂肪酞(c)ず他のカ
ルボン酞ずの混合カルボン酞c′ずの完党゚ス
テルおよび必芁により(B)アルケニルコハク酞の
含窒玠誘導䜓、塩玠化パラフむンずナフタレンず
の瞮合物、長鎖アルキレンゞカルボン酞の含窒玠
誘導䜓、トリカルボン酞の含窒玠誘導䜓およびゞ
む゜シアネヌト化合物ずゞアルキルアミンずの尿
玠およびたたはビナヌレツト誘導䜓からなる矀
より遞ばれる化合物を含有するこずを特城ずする
燃料油甚流動性改良添加剀である。 本発明の流動性改良添加剀以䞋、本発明の添
加剀ずもいうの(A)成分であるアルカントリオヌ
ルのポリオキシアルキレン゚ヌテルず炭玠数14〜
30の盎鎖飜和脂肪酞を必須ずしお含むカルボン酞
ずの完党゚ステルずしおは䞀般匏 匏䞭、はアルカントリオヌルの残基は炭
玠数〜のアルキレン基R′はカルボン酞残
基であり、個のR′のうち少なくずも個は炭
玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞の残基である。は
−〔OAoOH〕3の平均分子量が250〜6000にな
る数である。〕 で瀺される化合物があげられる。 䞀般匏(1)においお、残基を圢成するアルカン
トリオヌルずしおはグリセリン、トリメチロヌル
゚タン、トリメチロヌルプロパン、トリメチロヌ
ルブタン、−ブタントリオヌル、
−ブタントリオヌル、−ヘキサ
ントリオヌルおよびこれらの二皮以䞊の混合物が
あげられる。これらのうちで奜たしいものはグリ
セリン、トリメチロヌルおよびトリメチロヌルプ
ロパンである。 䞀般匏(1)においお、残基が䟡たたは䟡ア
ルコヌルの残基の堎合はPP降䞋胜がほずんどな
くCEPP降䞋胜も䞍十分である。 の炭玠数−のアルキレン基ずしおぱチ
レン、プロピレン、ブチレン−
−−および−基があげられる。
これらは皮以䞊であ぀おもよい。これらのうち
奜たしいのぱチレン基およびプロピレン基であ
る。 䞀般匏(1)においお、個のR′のうち少なくず
も個を占める炭玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞の
残基を圢成する脂肪酞ずしおはミリスチン酞、パ
ルミチン酞、スチアリン酞、アラキン酞、ベヘン
酞、リグノセリン酞、セロチン酞、モンタン酞、
メリシン酞などがあげられ奜たしいものはパルミ
チン酞、ステアリン酞、アラキン酞、ベヘン酞、
およびリグノセリン酞である。これらは単独たた
は混合物であ぀おもよく、たずえば牛脂のような
倩然油脂を加氎分解しお埗られる脂肪酞を氎玠添
加しお埗られる混合脂肪酞をそのたた利甚するこ
ずもできる。 R′のカルボン酞残基を圢成する他のカルボン
酞ずしお炭玠数〜30のカルボン酞たずえば炭玠
数〜13の盎鎖飜和脂肪酞酢酞、プロピオン
酞、酪酞、カプロン酞、カプリル酞、ペラルゎン
酞、ラりリン酞など、䞍飜和脂肪酞オレむン
酞、リノヌル酞、リノレむン酞など、オキシ酞
グリコヌル酞、リシノレむン酞など、分岐脂肪
酞−゚チルヘキサン酞、む゜ステアリン酞な
ど、芳銙族カルボン酞安息銙酞、ナフタレン
カルボン酞などおよびこれらの皮以䞊の混合
物があげられる。これらのうち奜たしいのは䞊蚘
盎鎖飜和脂肪酞および䞍飜和脂肪酞である。 䞀般匏(1)においお個のR′のうち炭玠数14〜
30の脂肪族盎鎖飜和カルボン酞の残基が含たれな
い堎合はCFPPおよびPPの䜎䞋効果が少ない。 は−〔OAoOH〕3の平均分子量が250〜
6000になる数、奜たしくは250〜2000になる数で
ある。぀のは同䞀でも異な぀おいおもよ
い。たたはOH圓りの平均分子量が83以䞊な
る数である。が250よりも䜎い平均分子量にな
る数の堎合、たたOH圓りの平均分子量が83未満
ずなる数の堎合䞀般に燃料油に察する溶解性は良
奜であるが本添加剀の重芁な性胜であるCFPP降
䞋胜が十分でない。たた分子量6000を越える堎合
も燃料油に察する溶解性が十分でないかあるいは
溶解性が保たれおもCFPP降䞋胜が十分でない。
分子量の範囲は250〜2000においおは非垞にすぐ
れたCFPP降䞋胜を瀺すず共にPP降䞋胜も兌ね
備ぞしかも燃料油に察しお良奜な溶解性も保持し
おいる。 䞀般匏(1)で瀺される化合物は完党゚ステルでな
ければならない。化合物が郚分゚ステルモノた
たはゞ゚ステルの堎合はCFPPおよびPPの䜎
䞋効果が少ない。 たた、本発明においお(A)成分ずしおは、䞀般匏
(1)で瀺されるに代えお、たたはそれずずもに、カ
ルボン酞の䞀郚ずしおアゞピン酞、セバチン酞、
ドデカンゞカルボン酞、ブタントリカルボン酞な
どのトリカルボン酞を、燃料油に察する溶解性が
悪化しない範囲においお通垞カルボン酞成分䞭
25モル以䞋䜵甚したものでもよい。このよう
な゚ステルずしおは、䟋えば䞀般匏 〔匏䞭R″はポリカルボン酞残基は
 ポリカルボン酞の塩基床R′
は䞀般匏(1)におけるず同じである。〕で瀺される
化合物を含有するものがあげられる。 (A)成分は皮々の方法によ぀お補造するこずがで
きる。たずえば先ず、アルカントリオヌルをその
たたあるいは反応系に䞍掻性な適圓な溶媒に溶解
し、䞀般に苛性アルカリのような觊媒を加えお加
熱䞋で炭玠数〜のアルキレンオキシド゚チ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオ
キシドなどを液状たたは気状で加え、反応させ
る。皮以䞊のアルキレンオキシドを反応させる
堎合には、皮以䞊のアルキレンオキシドを混合
しお反応させるランダム化加重合でもよく、た
た、最初に皮のアルキレンオキシドを反応させ
次いで他のアルキレンオキシドを順次付加させる
ブロツク付加重合を行な぀おもよい。このように
しお埗られたポリオキシアルキレン゚ヌテルはそ
のたたたたは粟補しお未反応物質たたは觊媒を陀
去したのち、炭玠数〜30のカルボン酞ず通垞硫
酞などの觊媒を加えお加熱䞋で゚ステル化する。 ゚ステル化においお、ポリオキシアルキレン゚
ヌテルのヒドロキシル基ずカルボン酞のカルボキ
シル基の圓量比は実質的にが奜たしい。た
たポリオキシアルキレン゚ヌテルモルに察しお
炭玠数14−30の盎鎖飜和脂肪酞はモル以䞊、奜
たしくは〜モルを䜿甚する。 ゚ステル化に際しおは他のカルボン酞で゚ステ
ル化したのち炭玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞を加
えお再び゚ステル化反応を行な぀おも逆に最初に
炭玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞で゚ステル化した
のち他のカルボン酞で゚ステル化しおもたた、他
のカルボン酞ずの炭玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞
を含む混合物を甚いお゚ステル化しおもよい。反
応の進行は酞䟡、ヒドロキシル䟡、ケン化䟡など
の远跡を行なうこずによ぀お確認できる。 このようにしお埗られた(A)成分には少量の未反
応物を含むこずもあるが通垞は陀去しなくおも䜕
ら支障なく䜿甚するこずができる。本発明におけ
る(A)成分は䜿甚するアルカントリオヌル、アルキ
レンオキシドおよびカルボン酞の皮類やポリ゚ヌ
テルポリオヌルの分子量などによ぀お状態は異な
るが通垞、粘皠な液状ないしは固状であり、石油
系溶剀、アルコヌル類、゚ステル類などの溶剀に
は可溶であるが氎に察しおは分散するこずはあ぀
おも䞍溶である。 本発明においおは、必芁により(B)成分ずしおア
ルケニルコハク酞の含窒玠誘導䜓、塩玠化パラフ
むンずナフタレンずの瞮合物、長鎖アルカンゞカ
ルボン酞の含窒玠誘導䜓、長鎖アルキレンゞカル
ボン酞の含窒玠誘導䜓、トリカルボン酞の含窒玠
誘導䜓酞、ゞむ゜シアネヌト化合物ずゞアルキル
アミンずの尿玠およびたたはビナヌレツト誘導
䜓のいずれか皮たたは皮以䞊を前蚘の(A)ず䜵
甚するこずができる。 (B)成分を䜵甚するこずによ぀おPP降䞋胜が助
長されるずいう倧きな期埅をもたらす。なお、燃
料油の流動性向䞊剀ずしお゚チレン−酢酞ビニル
共重合䜓、゚チレン−アクリル酞゚ステル共重合
䜓、塩玠化パラフむン、長鎖アルキル基を含む
メタアクリル酞共重合䜓なも䜿甚されおいる
が、本発明における(A)成分ずこれらの重合䜓型流
動性向䞊剀を䜵甚するこずもできるが、この堎合
にはPP降䞋胜が助長される効果は、(B)成分を䜵
甚した堎合ほどに認められず、(A)成分の特長であ
る狭い沞点範囲をも぀燃料油に察する良奜な
CFPP降䞋胜も、(B)成分䜵甚の堎合ほど十分には
発揮できない。 (B)成分のアルケニルコハク酞の含窒玠誘導䜓酞
ずしおC4〜C28のアルケニル基を含むアルケニル
コハク酞ずモノたたはゞアルキルアミン、ポリ
アルキレンポリアミンずの反応物アミドおよ
びたたは塩があげられ、奜たしいもにはC14
〜C22のアルケニル基を含むアルケニルコハク酞
ずC14〜C20のアルキル基を個も぀ゞアルキルア
ミンずの反応物である。 塩玠化パラフむンずナフタレンずの瞮合物ずし
おはC8以䞊のパラフむンの塩玠化物ずナフタレ
ンずの瞮合物が挙げられる。その分子量は通垞
2000〜8000の範囲である。長鎖アルキレンゞカル
ボン酞の含窒玠誘導䜓ずしおは特開昭56−36588
号公報に蚘茉のものが挙げられる。具䜓的には
C10以䞊の盎鎖アルキレン鎖を有する非眮換たた
はアルキル眮換アルキレン基をも぀ゞカルボン酞
ずゞアルキルアミンずの反応物であ぀お奜たしく
はC14-22の盎鎖アルキレン基をも぀ゞカルボン酞
ずC14-22のアルキル基ケを有するゞアルキルア
ミンずの反応物である。 トリカルボン酞の含窒玠誘導䜓ずしおは特開昭
56−84795号公報に蚘茉のものが挙げられ、具䜓
的には芳銙族、脂肪族たたは脂環匏トリカルボン
酞ずゞアルキルアミンずの反応生成物であり、奜
たしくはトリメリツト酞ずC14〜C22のアルキル基
ケを有するゞアルキルアミンずの反応物であ
る。 たた、ポリむ゜シアネヌト化合物ずゞアルキル
アミンずの反応物尿玠およびたたはビナヌレ
ツト誘導䜓ずしお特開昭56−93796号公報に蚘
茉のものがあげられる。具䜓的には芳銙族、脂肪
族、および脂環匏ポリむ゜シアネヌトずゞアルキ
ルアミンずの反応物であり奜たしくはトリレンゞ
む゜シアネヌトずC14〜22のアルキル基ケを有す
るゞアルキルアミンの反応物である。 䞊蚘(B)は単独でもたた混合物ずしおも(A)ず䜵甚
できる。 (A)および(B)を䜵甚する堎合、その䜿甚比率は任
意に蚭定するこずができるが奜たしい範囲は重量
比率で(A)(B)98〜98である。 本発明における燃料油は䞻ずしおは留出燃料油
および留出燃料油に残基油を混合した燃料油であ
り、具䜓的にはガ゜リン、灯油、軜油および重油
重油、重油があれられる。これらのうち
奜適なものは灯油、軜油および重油である。 本発明の添加剀を燃料油に添加するにあた぀お
は、その添加量は通垞0.0001〜0.5重量以䞋
同じであり、奜たしくは0.001〜0.1である。 本発明の添加剀を燃料䞭に添加する方法は特に
制限しない。(A)ず(B)ずからなる添加剀の堎合たず
えば(A)および(B)をあらかじめ混合したこれを燃料
油に添加する方法、(A)ず(B)ずを別々に燃料油に添
加し、燃料油䞭で(A)および(B)よりなる添加剀を圢
成する方法があげられる。予め混合する堎合は(A)
ず(B)ずを加枩しお均䞀に混合する方法(A)、(B)の少
なくずも䞀方を溶媒に溶解させおから混合する方
法があげられる。たた䞊蚘の燃料油䞭で添加剀を
圢成させる方法ずしおは(A)および(B)をそのたた、
たたは(A)および(B)の少なくずも䞀方を溶媒に溶解
し䞡者を同時たたは順次燃料油䞭に添加する方法
があげられる。 本発明の添加剀はこれたで䜿甚され来た゚チレ
ン−酢酞ビニル共重合䜓で代衚される共重合䜓系
の流動性改良剀、塩玠化パラフむンナフタレン瞮
合䜓で代衚される瞮合䜓系の流動性改良剀、アル
ケニルコハク酞ずゞアルキルアミンの反応物で代
衚される含窒玠誘導䜓系流動性改良剀などのいず
れもがCFPPを降䞋させるこずができない非垞に
狭い沞点範囲たずえば初留点ず終留点の枩床差
が100〜150℃の燃料油や−パラフむン含有量
の高い燃料油に察しお非垞に䜎い添加量ですぐれ
たCFPP降䞋胜を瀺すず共に、埓来から流動性改
良剀の効果がでやすい比范的沞点範囲の広いた
ずえば初留点ず終留点の枩床差が180〜220℃燃
料油に察しおもすぐれたCFPP降䞋胜を瀺す。た
たCFPP降䞋胜ず共にPP降䞋胜も兌ね備えおい
る。(B)成分を䜵甚するこずによ぀お特にすぐれた
CFPP降䞋胜ずすぐれたPP降䞋胜をも぀た流動
性改良剀を提䟛するこずができる。 これたで分子内にポリ゚ヌテル結合を持぀た化
合物を燃料油の添加剀ずしお甚いる䟋は皆無では
なく、䟋えばポリ゚チレングリコヌルモノステア
レヌト、ポリオキシ゚チレン゜ルビタントリオレ
ヌトのようにOH基が残された圢の化合物がある
がこれらは単独では流動性改良効果が十分でな
く、゚チレン重合䜓、ハロゲン化゚チレン重合
䜓゚チレンずモノカルボン酞ビニル゚ステル共
重合䜓、゚チレンメタアクリル酞゚ステルず
の共重合䜓などず䜵甚するこずによ぀おはじめお
効果が衚わられるずされおいる。たた
【匏】で瀺されるように ポリオキシアルキレングリコヌルのゞ゚ステルも
狭い沞点範囲の留出燃料油に察しおある皋床の
CFPP降䞋胜を瀺すが、PP降䞋胜がほずんどな
いずいう問題点がある。 本発明の添加剀は(1)沞点範囲の狭い油に察しお
も広い油に察しおもすぐれたCFPP降䞋胜を瀺し
さらに重質で沞点範囲の狭い油に察しおも良奜な
CFPP降䞋胜を瀺す(2)少量の添加量でもCFPP
降䞋胜が充分である(3)PP降䞋胜を瀺すずず
いう画期的な効果を発揮するものである。 このような効果は本発明の添加剀を添加した燃
料油を埐冷しながら顕埮鏡でパラフむンワツクス
結晶の析出状況を芳察するこずによ぀お明確に認
めるこずができる。すなわち、狭い沞点範囲の燃
料油はいかなる流動性改良剀を添加しおもその添
加量が0.1あるいはそれ以䞊に達しないかぎり
埐冷によ぀お析出するパラフむンワツクス結晶の
圢態が倧きくCFPP枬定甚の金網の目を通過する
ように埮现なものにはなり埗ない。これに察しお
本発明の添加剀はたずえば0.01皋床の添加によ
぀お、埐冷によ぀お析出するパラフむンワツクス
の結晶圢態は非垞に埮现なものずなり、䞊蚘の金
網の目を比范的容易に通過できる倧きさずな぀お
いる。 䞊蚘効果を奏するこずから本発明の添加剀は燃
料油を茞送する際のパラフむン内での流動性をよ
くし、フむルタヌの目詰りなどを防止する目的で
添加される添加剀ずしお有甚である。以䞋実斜䟋
により本発明をさらに説明するがこれによ぀お本
発明が限定されるものではない。 実斜䟋  平均分子量1050、ヒドロキシル䟡160のトリメ
チロヌルプロパンPO9EO9〔トリメチロヌル
プロパンのプロピレンオキサむドモル付加物に
さらに゚チレンオキサむドをモル付加したもの
を衚わす〕105郚ずステアリン酞43郚0.15モル
ずベヘン酞51郚0.15モルをパラトル゚ンスル
ホン酞0.5郚を觊媒ずしお撹拌装眮、枩床蚈、窒
玠吹蟌み管及び排気管を備えたフラスコに加え
150〜160℃で窒玠を吹きこみながら時間反応さ
せるこずにより補造したトリメチロヌルプロパン
PO9EO9の混合脂肪酞〔ステアリン酞ベヘ
ン酞モル比〕トリ゚ステル淡黄色固
状、酞䟡、ヒドロキシル䟡、ケン化䟡89を
本発明の添加剀ずした。 実斜䟋  平均分子量1050、ヒドロキシル䟡160のトリメ
チロヌルプロパンPO9EO9105郚ずオレむン
酾28郚0.1モルずベヘン酞68郚0.2モルず
を実斜䟋ず同様に反応させ補造したトリメチロ
ヌルプロパンPO9EO9の混合脂肪酞〔オレ
むン酞ベヘン酞1/2モル比〕トリ゚ステル
添黄色固状、酞䟡、ヒドロキシル䟡、ケン
化䟡85を本発明の添加剀ずした。 実斜䟋  平均分子量620、ヒドロキシル䟡272のグリセリ
ンEO12〔グリセリンの゚チレンオキサむド12
モル付加物を衚わす〕62郚0.1モルずベヘン
酾102郚0.3モルずを実斜䟋ず同様に反応さ
せ補造したグリセリンEO12のベヘン酞トリ゚
ステル淡黄色固状、酞䟡、ヒドロキシル䟡
、ケン化䟡102を本発明の添加剀ずした。 比范䟋 〜 比范のため゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓数
平均分子量2500、酢酞ビニル含量30重量、
PEG600ゞベヘネヌトおよびトリメチロヌルプロ
パンPO9EO9のベヘン酞モノ゚ステルを比
范䟋、およびの添加剀ずした。 䜿甚䟋  実斜䟋、、および比范䟋、、の添
加剀を衚−に瀺す性状の皮の軜油に添加しお
流動点PPずCFPPの枬定を行な぀た。その
結果を衚−に瀺す。 軜油の性状
【衚】
【衚】
【衚】 衚−から明らかなように本発明の添加剀は狭
沞点範囲の軜油、広沞点範囲の軜油いずれにも埓
来の技術よりもはるかに䜎添加量でCFPPを降䞋
させるこずができ、たたPPもある皋床降䞋させ
るこずができるこずがわかり、狭沞点範囲の軜油
に察しおCFPPを降䞋させるこずができるが、
PPを降䞋させるこずができないPEG600ゞベヘネ
ヌトや、狭沞点範囲の軜油に察しおPPは降䞋さ
せるこずができるがCFPPを降䞋させるこずがで
きない、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓よりもは
るかに有利であるこずは明らかである。たた軜油
−のような重質で狭沞点範囲の油に察しおも良
奜な性胜を瀺しおいる。たたヒドロキシル基の残
぀おいるトリメチロヌルプロパンPO9EO9
ベヘン酞モノ゚ステルではほずんど効果のないこ
ずを瀺しおいる。 実斜䟋  実斜䟋の添加剀20郚ず−テトラデセニルコ
ハク酞ゞ−オクタデシルアミド80郚の配合
物を本発明の添加剀ずした。 実斜䟋  実斜䟋の添加剀20郚ず−テトラデセニルコ
ハク酞ゞ−オクタデシルアミド80郚の配合
物を本発明の添加剀ずした。 実斜䟋  実斜䟋の添加剀20郚ずトリメリツト酞のゞ
−オクタデシルアミンゞアミド80郚の配合
物を本発明の添加剀ずした。 䜿甚䟋  実斜䟋、およびの添加剀を衚−に瀺し
た軜油−、、に添加しおPP、CFPPを枬
定した。結果は衚−の通りであ぀た。
【衚】 衚−から明らかなように(A)ず(B)を䜵甚するず
(A)単独 で䜿甚した時ずCFPPの降䞋胜はほが同
じであるがPP降䞋胜が増幅され有利であるこず
がわかる。 実斜䟋  実斜䟋においお、−テトラデセニルコハク
酞ゞ−オクタデシルアミドに代えお比范䟋
の添加剀を甚いた配合物を本発明の添加剀ずし
た。 実斜䟋  実斜䟋においお、−テトラデセニルコハク
酞ゞ−オクタデシルアミドに代えお比范䟋
の添加剀を甚いた配合物を本発明の添加剀ずし
た。 実斜䟋  実斜䟋においお、トリメリツト酞のゞ−
オクタデシルアミンゞアミドに代えお比范䟋
の添加剀を甚いた配合物を本発明の添加剀ずし
た。 比范䟋  実斜䟋に蚘茉の、−テトラデセニルコハク
酞ゞ−オクタデシルアミドを比范䟋の添
加剀ずした。 䜿甚䟋  実斜䟋〜、比范䟋の添加剀を、䜿甚䟋
ず同様にしおPP.CFPPを枬定した。 結果は衚−の通りであ぀た。
【衚】 実斜䟋 10 実斜䟋においお、−テトラデセニルコハク
酞ゞ−オクタデシルアミドに代えお長鎖ア
ルキルを含むメタクリル酞共重合䜓を甚いた配合
物を本発明の添加剀ずした。 実斜䟋 11 実斜䟋においお、−テトラデセニルコハク
酞ゞ−オクタデシルアミドに代えお長鎖ア
ルキルを含むメタクリル酞共重合䜓を甚いた配合
物を本発明の添加剀ずした。 実斜䟋 12 実斜䟋においお、トリメリツト酞のゞ−
オクタデシルアミンゞアミドに代えお長鎖アル
キルを含むメタクリル酞共重合䜓を甚いた配合物
を本発明の添加剀ずした。 比范䟋  比范のため、長鎖アルキルを含むメタクリル酞
共重合䜓を比范䟋の添加剀ずした。 䜿甚䟋  実斜䟋10〜12、比范䟋の添加剀を、䜿甚䟋
ず同様にしおPP、CFPPを枬定した。 結果は衚−の通りであ぀た。
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A)アルカントリオヌルのポリオキシアルキレ
    ン゚ヌテル該゚ヌテルの平均分子量は250〜
    6000であるず炭玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞(c)
    たたは該脂肪酞(c)ず他のカルボン酞ずの混合カル
    ボン酞c′ずの完党゚ステルおよび必芁によ
    り(B)アルケニルコハク酞の含窒玠誘導䜓、塩玠化
    パラフむンずナフタレンずの瞮合物、長鎖アルキ
    レンゞカルボン酞の含窒玠誘導䜓、トリカルボン
    酞の含窒玠誘導䜓およびゞむ゜シアネヌト化合物
    ずゞアルキルアミンずの反応物からなる矀より遞
    ばれる化合物を含有するこずを特城ずする燃料油
    甚流動性改良添加剀。  完党゚ステルが䞀般匏 匏䞭、はアルカントリオヌルの残基は炭
    玠数〜のアルキレン基R′はカルボン酞残
    基である、個のR′のうち少なくずも個は炭
    玠数14〜30の盎鎖飜和脂肪酞の残基である。は
    −〔AO−oOH〕3の平均分子量が250〜6000に
    なる数である。で瀺される化合物である特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の添加剀。  (A)ず(B)の重量比が98〜98である特蚱
    請求の範囲第項たたは第項蚘茉の添加剀。  (B)のアルケニルコハク酞の含窒玠誘導䜓が炭
    玠数14〜22アルケニル基をも぀アルケニルコハク
    酞たたはその無氎物ずアルキル基の炭玠数が14〜
    20のゞアルキルアミンずの反応物である特蚱請求
    の範囲第〜項のいずれか蚘茉の添加剀。  (A)ず、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓、゚チ
    レン−アクリル酞゚ステル共重合䜓、塩玠化パラ
    フむン、長鎖アルキル基を含むメタアクリル
    酞共重合䜓からなる矀より遞ばれる重合䜓型流動
    性向䞊剀を䜵甚しおなる特蚱請求の範囲第項た
    たは第項蚘茉の添加剀。
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JP4645073B2 (ja) * 2004-06-21 2011-03-09 日油株匏䌚瀟 燃料油甚添加剀及び燃料油組成物
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