JPH025086Y2 - - Google Patents

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JPH025086Y2
JPH025086Y2 JP15883583U JP15883583U JPH025086Y2 JP H025086 Y2 JPH025086 Y2 JP H025086Y2 JP 15883583 U JP15883583 U JP 15883583U JP 15883583 U JP15883583 U JP 15883583U JP H025086 Y2 JPH025086 Y2 JP H025086Y2
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JP
Japan
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transistor
capacitor
resistor
fuel
fuel pump
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JP15883583U
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JPS6066869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフユーエルカツトリレーに関するもの
で特に構成簡単、安価なフユーエルカツトリレー
を提供するものである。フユーエルカツトリレー
は、自動車の安全装置の一つであり、衝突事故な
どにより燃料パイプが切断されてしまつた場合に
ガソリンが噴出し火災などの大事故を未然に防止
するためにエンジンの回転が停止した場合、ただ
ちにフユーエルポンプを停止させる装置である。
第1図は従来回路である。
第1図において、1はバツテリー、2はイグニ
ツシヨンスイツチ、13はイグニツシヨンコイ
ル、12は出力用トランジスタで、これらにより
閉回路を形成し、前記トランジスタ12のオン、
オフ動作によりイグニツシヨンコイルに高電圧パ
ルスを発生せしめて、スパークプラグ14に大花
を生じせしめる。次に3はフユーエルポンプでト
ランジスタ4と直列に接続されて、前記バツテリ
ーの一端とアースG間に接続されている。又、前
記トランジスタ4のベースは抵抗5及びコンデン
サ6の直列回路を介して接地されている。又、前
記抵抗5とコンデンサ6の接続点とアース間には
トランジスタ7のコレクタ・エミツタが接続さ
れ、そのベースはコンデンサ10及び抵抗11よ
り成る微分回路を介してイグニツシヨンコイル1
3とトランジスタ12の接続点に接続されてい
る。この動作は先ずイグニツシヨンスイツチ2の
投入により、エンジンが回転すると該回転と同期
して、トランジスタイグナイタの出力トランジス
タ12がオン(ON)、オフ(OFF)動作を繰返
す。この為に前記トランジスタ12のOFF時に
イグニツシヨンコイル13に発生するパルス電圧
を抵抗11及びコンデンサ10により微分しなが
らトランジスタ7をONさせ、コンデンサ6の電
荷を放電させ、トランジスタ4をONとし、フユ
ーエルポンプ3に電力を供給している。従つて、
トランジスタ12のON、OFF動作が停止する
と、コンデンサ6はトランジスタ4のベースを通
して電荷が充電され、トランジスタ4はカツトオ
フとなりフユーエルポンプ3の動作を停止せしめ
る。(なお、1図中9はコンデンサ10の放電回
路形成用ダイオード、8はトランジスタ7の動作
安定用抵抗、16はフユーエルカツトリレーであ
る。)このようにフユーエルカツトリレーは事故
等を未然に防止し得る優れた機能を発揮するがそ
の反面回路構成が複雑であり特に使用回路部品数
が多く組立工数を要する等高価となる難点があ
る。
本考案は、以上の点を鑑み部品点数を削減した
安価経済的なフユーエルカツトリレーを提供する
もので以下図面を用いて本考案を詳細に説明す
る。
第2図及び第3図は本考案の一実施例を示す回
路図及び各部動作波形図で第1図と同一符号は同
等部分を示す。
本考案は従来例と対比して明らかなようにトラ
ンジスタ7、抵抗8、ダイオード9、コンデンサ
10、抵抗11を削除すると共にこれに代えてト
ランジスタ4のベース側に接続された抵抗5及び
コンデンサ6の接続点とイグニツシヨンコイル1
3及びトランジスタ12の接続点間にダイオード
15を接続したことを特徴とするものである。即
ち、第2図において、エンジンが回転する事によ
りトランジスタイグナイタの出力トランジスタ1
2がON、OFFしこれによりトランジスタ12の
ON時にコンデンサ6の電荷がダイオード15を
通して放電し、その結果トランジスタ4のベース
電流が抵抗5を通して流れ、トランジスタ4は導
通状態となり、フユーエルポンプ3に電力を供給
する。(なお、第3図aは出力トランジスタ12
の両端電圧波形を示す。)又、トランジスタ12
のOFF時、コンデンサ6は第3図b波形となり
トランジスタ4のベース電流が抵抗5を通して、
コンデンサ6に充電され、トランジスタ4は導通
状態を続けフユーエルポンプ3に電力を供給し続
ける。エンジンが停止すると、トランジスタ12
はOFF状態を続けるのでコンデンサ6は満充電
となり、トランジスタ4はカツトオフし、フユー
エルポンプに電力を供給しなくなる。
本考案の特徴は、従来はトランジスタ12の
OFF時の電圧を微分し、トランジスタ7をON
し、コンデンサ6の電荷を放電していたものを、
コンデンサ6の電荷を直接外部トランジスタイグ
ナイタの出力トランジスタ12を介して放電させ
た所にある。
なお、車の点火装置(イグナイダ)にコンタク
トブレーカを使用したものは衝突等の異常が発生
しエンジン停止時、必ずコンタクトブレーカは
OFFとなるとは限らず(エンジンの停止角度に
よりONの時がある。)本考案の如き外部を利用
した放電方式は使用が出来なかつたが、近年点火
装置は、ほとんどトランジスタナイタとなり、本
考案は、トランジスタイグナイタの出力トランジ
スタ12がエンジン停止時にOFFとなることに
着目し、これによつてエンジン停止時フユーエル
ポンプを停止させることを可能とし、回路の簡素
化を計るようにしたものである。
以上の説明から明らかなように本考案によれば
簡素な構成により動作の確実なフユーエルカツト
リレーが提案できるので安価、経済的である等実
用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路図、第2図は本考案の一実施
例回路図、第3図は各部の動作時電圧波形であ
る。図において1はバツテリー、2はイグニツシ
ヨンスイツチ、3はフユーエルポンプ、4,7,
12はトランジスタ、5,8,11は抵抗、6,
10はコンデンサ、9,15はダイオード、13
はイグニツシヨンコイル、14はスパークプラ
グ、16,16′はフユーエルカツトリレーであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツテリーとイグニツシヨンコイル及びトラン
    ジスタ(第1)により閉回路を形成すると共に前
    記バツテリーの一端とアース間にトランジスタ
    (第2)とフユーエルポンプの直列回路を接続し、
    前記第1のトランジスタのオン、オフ動作により
    エンジンが回転していることを検出し、前記検出
    出力により前記第2のトランジスタを介して前記
    フユーエルポンプを動作せしめるように構成され
    たフユーエルカツトリレーにおいて、前記第2の
    トランジスタのベースとアース間に抵抗とコンデ
    ンサの直列回路を接続すると共に、前記抵抗及び
    コンデンサの接続点と前記イグニツシヨンコイル
    及び第1トランジスタの接続点間にダイオードを
    接続したことを特徴とするフユーエルカツトリレ
    ー。
JP15883583U 1983-10-14 1983-10-14 フューエルカットリレー Granted JPS6066869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15883583U JPS6066869U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 フューエルカットリレー

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JP15883583U JPS6066869U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 フューエルカットリレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6066869U JPS6066869U (ja) 1985-05-11
JPH025086Y2 true JPH025086Y2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=30349809

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JP15883583U Granted JPS6066869U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 フューエルカットリレー

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JPS6066869U (ja) 1985-05-11

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