JPH0250517B2 - - Google Patents
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- JPH0250517B2 JPH0250517B2 JP60095070A JP9507085A JPH0250517B2 JP H0250517 B2 JPH0250517 B2 JP H0250517B2 JP 60095070 A JP60095070 A JP 60095070A JP 9507085 A JP9507085 A JP 9507085A JP H0250517 B2 JPH0250517 B2 JP H0250517B2
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- Japan
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- coin
- coins
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 65
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 30
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 28
- 238000004064 recycling Methods 0.000 claims description 24
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 17
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 10
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は入金硬貨を選別して機内に貯留すると
ともに出金硬貨として再利用するようにした硬貨
入出金機の改良に関するものである。
ともに出金硬貨として再利用するようにした硬貨
入出金機の改良に関するものである。
「従来の技術」
第3図は、上記硬貨入出金機の一従来例とし
て、特願昭58―33106号に記載された「硬貨自動
入出金機」を示すもので、この硬貨自動入出金機
は次のようにして入金動作、出金動作、および補
給動作を行うことができる。
て、特願昭58―33106号に記載された「硬貨自動
入出金機」を示すもので、この硬貨自動入出金機
は次のようにして入金動作、出金動作、および補
給動作を行うことができる。
入金動作
本体1の上部に設けられた投入口2から硬貨
が投入されると、該硬貨は、第1の硬貨供給機
構3を介して一枚ずつ硬貨判別通路4に送り込
まれ、この硬貨判別通路4の傾斜に沿つて起立
状態で転動しながら判別センサ5によつて真偽
の(受け入れ可能か否かの)判別を受け、振り
分け機構6を通過する際に、前記判別センサ5
の判別結果に応じて一時貯留部7(受け入れ可
の場合)もしくはリジエクトシユート8に振り
分けられる。
が投入されると、該硬貨は、第1の硬貨供給機
構3を介して一枚ずつ硬貨判別通路4に送り込
まれ、この硬貨判別通路4の傾斜に沿つて起立
状態で転動しながら判別センサ5によつて真偽
の(受け入れ可能か否かの)判別を受け、振り
分け機構6を通過する際に、前記判別センサ5
の判別結果に応じて一時貯留部7(受け入れ可
の場合)もしくはリジエクトシユート8に振り
分けられる。
そして、一時貯留部7に収容された硬貨は、
顧客からの指令に応じて振り分けゲート9を作
動させることにより、第2の硬貨供給機構10
を経由して入金され、あるいは、前記リジエク
トシユート8を経由して顧客に返却される。
顧客からの指令に応じて振り分けゲート9を作
動させることにより、第2の硬貨供給機構10
を経由して入金され、あるいは、前記リジエク
トシユート8を経由して顧客に返却される。
すなわち、前記第2の硬貨供給機構10に送
り込まれた硬貨は、分配通路11に一枚ずつ送
り込まれ、該分配通路11内を水平移動しなが
ら金種センサ(図示略)によつて金種判別を受
け、判別結果に応じて、該分配通路11の下方
の硬貨集積筒12A〜12Fに金種毎に収納さ
れている。
り込まれた硬貨は、分配通路11に一枚ずつ送
り込まれ、該分配通路11内を水平移動しなが
ら金種センサ(図示略)によつて金種判別を受
け、判別結果に応じて、該分配通路11の下方
の硬貨集積筒12A〜12Fに金種毎に収納さ
れている。
また、前記リジエクトシユート8に送り込ま
れた硬貨は、前記硬貨集積筒12A〜12Fの
下方に設けられた出金搬送路13に落下し、該
出金搬送路13を介して出金口14内のカルト
ン15上に投入される。
れた硬貨は、前記硬貨集積筒12A〜12Fの
下方に設けられた出金搬送路13に落下し、該
出金搬送路13を介して出金口14内のカルト
ン15上に投入される。
さらに、機内には、リサイクルボツクス15
が設けられており、該リサイクルボツクス15
は、硬貨集積筒12A〜12Fが満杯の場合
に、分配通路11の終端から落下した硬貨を回
収している。
が設けられており、該リサイクルボツクス15
は、硬貨集積筒12A〜12Fが満杯の場合
に、分配通路11の終端から落下した硬貨を回
収している。
出金動作
硬貨集積筒12A〜12Fの下端部に設けら
れた放出機構16を作動させて硬貨を出金搬送
路13に放出し、該出金搬送路13を構成する
搬送ベルト17の水平部17aから傾斜部17
bを経由してカルトン15上に硬貨が放出され
る。
れた放出機構16を作動させて硬貨を出金搬送
路13に放出し、該出金搬送路13を構成する
搬送ベルト17の水平部17aから傾斜部17
bを経由してカルトン15上に硬貨が放出され
る。
補給動作
出金動作によつて硬貨集積筒12A〜12F
のいずれかの収容量が規定値以下になつた場合
には、リサイクルボツクス15の下部を開放し
て、硬貨補給路18に硬貨を放出し、該硬貨補
給路18から前記第2の硬貨供給機構10に硬
貨を送り込み、前記入金動作の場合と同様に分
配通路11を介して各硬貨集積筒12A〜12
Fに金種別に収容する。
のいずれかの収容量が規定値以下になつた場合
には、リサイクルボツクス15の下部を開放し
て、硬貨補給路18に硬貨を放出し、該硬貨補
給路18から前記第2の硬貨供給機構10に硬
貨を送り込み、前記入金動作の場合と同様に分
配通路11を介して各硬貨集積筒12A〜12
Fに金種別に収容する。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上記入出金機におけるリサイク
ルボツクス15の配置は、余剰硬貨の回収という
機能上、分配通路11の後端部に限定されてお
り、この位置にあるリサイクルボツクス15から
分配通路11に再度硬貨を送り込むため、入金、
出金という本来の機能上必要とされる搬送路の他
に、硬貨補給のための搬送路(硬貨補給路18)
が必要となり、この搬送路が機内で大きなスペー
スを占めることとなつて、硬貨集積筒12A〜1
2F、あるいは、リサイクルボツクス15の収容
量が制限されるという問題がある。
ルボツクス15の配置は、余剰硬貨の回収という
機能上、分配通路11の後端部に限定されてお
り、この位置にあるリサイクルボツクス15から
分配通路11に再度硬貨を送り込むため、入金、
出金という本来の機能上必要とされる搬送路の他
に、硬貨補給のための搬送路(硬貨補給路18)
が必要となり、この搬送路が機内で大きなスペー
スを占めることとなつて、硬貨集積筒12A〜1
2F、あるいは、リサイクルボツクス15の収容
量が制限されるという問題がある。
また、機内に収容された硬化を入金硬貨の搬送
路、出金硬貨の搬送路、および補充用硬貨の搬送
路という3系統の搬送路が必要であるとともに、
これらの搬送路の作動条件がそれぞれ異なつてい
るから、装置の駆動系統が複雑化するという問題
ある。
路、出金硬貨の搬送路、および補充用硬貨の搬送
路という3系統の搬送路が必要であるとともに、
これらの搬送路の作動条件がそれぞれ異なつてい
るから、装置の駆動系統が複雑化するという問題
ある。
本発明は、上記事情に鑑みて提案されたもの
で、リサイクルボツクスから硬貨集積筒に硬貨を
補充する機構を小形化して入出金機の機内スペー
スの有効利用を図るとともに、機内の駆動系統の
単純化を図ることを目的とするものである。
で、リサイクルボツクスから硬貨集積筒に硬貨を
補充する機構を小形化して入出金機の機内スペー
スの有効利用を図るとともに、機内の駆動系統の
単純化を図ることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するため、本発明は、機体1の
一方側に配置され、取引口より投入された硬貨を
受け入れるとともにこの受け入れた硬貨を1枚ず
つ送り出すことが可能な第1の硬貨供給機構5A
と、該第1の硬貨供給機構5Aより機体1の中央
側下方に向けて配置され、第1の硬貨供給機構5
Aによつて1枚ずつ送り込まれる硬貨の判別及び
計数を行う硬貨判別機構25と、該硬貨判別機構
25の下方であつて機体1の中央に配置され、硬
貨判別機構25により判別された硬貨を一時的に
貯留するとともに、取引承認の命令に基づいて一
時貯留した硬貨を機体1の他方側上方に向けて搬
送する一方、取り消しの命令に基づいて前記一時
貯留硬貨を前記搬送方向とは逆の方向に搬送する
貯留搬送機構29と、該貯留搬送機構29の機体
1の他方側上方に配置され、貯留搬送機構29に
よつて送り込まれた硬貨を受け入れるとともにこ
の受け入れた硬貨を1枚ずつ送り出すことが可能
な第2の硬貨供給機構32と、該第2の硬貨供給
機構32より機体1の中央側の位置に、前記第1
の硬貨供給機構5A、硬貨判別機構25及び貯留
搬送機構29の幅方向に位置をずらしてほぼ水平
に配置され、前記第2の硬貨供給機構32より送
り出された硬貨を受け入れて搬送しつつ必要に応
じて金種別に分配することが可能な硬貨分配通路
33と、該硬貨分配通路33の下方であつて且つ
前記貯留搬送機構29に対して幅方向に位置をず
らして配置され、硬貨分配通路33により金種別
に分配された硬貨を集積するとともに、それぞれ
出金時に必要枚数の硬貨を放出することが可能な
金種別の硬貨集積筒12A〜12Fと、前記硬貨
分配通路33の終端側に前記硬貨集積筒12A〜
12Fと直列的に配置され、前記硬貨分配通路3
3の終端から放出される硬貨を収納するととも
に、収納された硬貨を載置せしめて必要に応じて
開口部45より放出する搬出コンベア36aを有
するリサイクルボツクス36と、前記硬貨集積筒
12A〜12Fおよび前記リサイクルボツクス3
6の下方に配置された水平搬送部42と、該水平
搬送部42の前記リサイクルボツクス36側の端
部から前記機体1の上部の一方側へ向かつて硬貨
を搬送する上向き搬送部43とから構成され、前
記硬貨集積筒12A〜12Fより放出される硬貨
または前記リサイクルボツクス36より放出され
る硬貨を前記取引口へ搬送可能な出金搬送路41
と より構成され、前記開口部45は、前記出金搬送
路41の水平搬送部42の端部を臨む方向へ向け
て設けられた構成としてなるものである。
一方側に配置され、取引口より投入された硬貨を
受け入れるとともにこの受け入れた硬貨を1枚ず
つ送り出すことが可能な第1の硬貨供給機構5A
と、該第1の硬貨供給機構5Aより機体1の中央
側下方に向けて配置され、第1の硬貨供給機構5
Aによつて1枚ずつ送り込まれる硬貨の判別及び
計数を行う硬貨判別機構25と、該硬貨判別機構
25の下方であつて機体1の中央に配置され、硬
貨判別機構25により判別された硬貨を一時的に
貯留するとともに、取引承認の命令に基づいて一
時貯留した硬貨を機体1の他方側上方に向けて搬
送する一方、取り消しの命令に基づいて前記一時
貯留硬貨を前記搬送方向とは逆の方向に搬送する
貯留搬送機構29と、該貯留搬送機構29の機体
1の他方側上方に配置され、貯留搬送機構29に
よつて送り込まれた硬貨を受け入れるとともにこ
の受け入れた硬貨を1枚ずつ送り出すことが可能
な第2の硬貨供給機構32と、該第2の硬貨供給
機構32より機体1の中央側の位置に、前記第1
の硬貨供給機構5A、硬貨判別機構25及び貯留
搬送機構29の幅方向に位置をずらしてほぼ水平
に配置され、前記第2の硬貨供給機構32より送
り出された硬貨を受け入れて搬送しつつ必要に応
じて金種別に分配することが可能な硬貨分配通路
33と、該硬貨分配通路33の下方であつて且つ
前記貯留搬送機構29に対して幅方向に位置をず
らして配置され、硬貨分配通路33により金種別
に分配された硬貨を集積するとともに、それぞれ
出金時に必要枚数の硬貨を放出することが可能な
金種別の硬貨集積筒12A〜12Fと、前記硬貨
分配通路33の終端側に前記硬貨集積筒12A〜
12Fと直列的に配置され、前記硬貨分配通路3
3の終端から放出される硬貨を収納するととも
に、収納された硬貨を載置せしめて必要に応じて
開口部45より放出する搬出コンベア36aを有
するリサイクルボツクス36と、前記硬貨集積筒
12A〜12Fおよび前記リサイクルボツクス3
6の下方に配置された水平搬送部42と、該水平
搬送部42の前記リサイクルボツクス36側の端
部から前記機体1の上部の一方側へ向かつて硬貨
を搬送する上向き搬送部43とから構成され、前
記硬貨集積筒12A〜12Fより放出される硬貨
または前記リサイクルボツクス36より放出され
る硬貨を前記取引口へ搬送可能な出金搬送路41
と より構成され、前記開口部45は、前記出金搬送
路41の水平搬送部42の端部を臨む方向へ向け
て設けられた構成としてなるものである。
「発明の実施例」
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、図中従来例と共通の部分には同一符号
を付し、説明を簡略化する。
る。なお、図中従来例と共通の部分には同一符号
を付し、説明を簡略化する。
第1図は、本発明の一実施例を示すものであ
る。
る。
この入出金機の機体1の上部には、操作者との
間で硬貨の受け渡しを行うための開口部、すなわ
ち、取引口20が設けられており、該取引口20
は、シヤツター21を水平方向に移動させること
により開閉されるようになつている。また、該取
引口20の内側には、硬貨を収容する受け皿22
が軸22aに支持されて垂直回動自在に設けられ
ている。
間で硬貨の受け渡しを行うための開口部、すなわ
ち、取引口20が設けられており、該取引口20
は、シヤツター21を水平方向に移動させること
により開閉されるようになつている。また、該取
引口20の内側には、硬貨を収容する受け皿22
が軸22aに支持されて垂直回動自在に設けられ
ている。
前記受け皿22の下方には、該受け皿22から
落下した硬貨を一旦受け入れて送り出す第1の硬
貨供給機構5Aが設けられている。この硬貨供給
機構5Aには、例えば、実願昭58―195104号に記
載された硬貨供給装置が採用されており、ホツパ
ー23に受け取られた硬貨は、回転円板24によ
つて1枚ずつ硬貨判別通路4Aに送り込まれ、こ
の判別通路4Aの傾斜に沿つて転がりながら、そ
の途中に設けられた硬貨判別機構25によつて真
偽の判別および計数を受けている。
落下した硬貨を一旦受け入れて送り出す第1の硬
貨供給機構5Aが設けられている。この硬貨供給
機構5Aには、例えば、実願昭58―195104号に記
載された硬貨供給装置が採用されており、ホツパ
ー23に受け取られた硬貨は、回転円板24によ
つて1枚ずつ硬貨判別通路4Aに送り込まれ、こ
の判別通路4Aの傾斜に沿つて転がりながら、そ
の途中に設けられた硬貨判別機構25によつて真
偽の判別および計数を受けている。
そして、判別の結果受け入れ可能と判断された
硬貨は、判別通路4Aの先端(第1図右側の端
部)から一時貯留部26へ向つて落下するように
なつている。該一時貯留部26は、硬貨が載置さ
れる傾斜板27と該傾斜板27の下端部に設けら
れた開閉蓋28とから構成されており、該開閉蓋
28を図示時計方向に回動動作させることによ
り、傾斜板27上の硬貨を下方の貯留搬送機構2
9へ落下させるようになつている。
硬貨は、判別通路4Aの先端(第1図右側の端
部)から一時貯留部26へ向つて落下するように
なつている。該一時貯留部26は、硬貨が載置さ
れる傾斜板27と該傾斜板27の下端部に設けら
れた開閉蓋28とから構成されており、該開閉蓋
28を図示時計方向に回動動作させることによ
り、傾斜板27上の硬貨を下方の貯留搬送機構2
9へ落下させるようになつている。
この貯留搬送機構29は、水平搬送部30と傾
斜搬送部31とを有するベルトコンベアであつ
て、このベルトコンベアの走行とともに傾斜搬送
部31の上端部(第1図右側の端部)から送り出
された硬貨は、前記第1の硬貨供給機構5Aとほ
ぼ同様に構成された第2の硬貨供給機構32を介
して水平な硬貨分配通路33に送り込まれる。こ
の硬貨分配通路33は、チエインホイール33
a,33bに巻回されて走行するエンドレスチエ
インに設けたピンによつて硬貨を押しながら第1
図右から左へ搬送するもので、搬送される硬貨
は、硬貨分配通路33の入り口部に設けられた金
種判別機構34によつて、磁気的あるいは光学的
に金種判別を受けるようになつている。そして、
前記硬貨は、硬貨分配通路33に沿つて設けられ
た選別ゲート35A〜35Fを択一的に開閉動作
させることにより、各選別ゲート35A〜35F
の下方にそれぞれ設けられた硬貨集積筒12A〜
12Fにそれぞれ落下して集積状態で貯留される
ようになつている。
斜搬送部31とを有するベルトコンベアであつ
て、このベルトコンベアの走行とともに傾斜搬送
部31の上端部(第1図右側の端部)から送り出
された硬貨は、前記第1の硬貨供給機構5Aとほ
ぼ同様に構成された第2の硬貨供給機構32を介
して水平な硬貨分配通路33に送り込まれる。こ
の硬貨分配通路33は、チエインホイール33
a,33bに巻回されて走行するエンドレスチエ
インに設けたピンによつて硬貨を押しながら第1
図右から左へ搬送するもので、搬送される硬貨
は、硬貨分配通路33の入り口部に設けられた金
種判別機構34によつて、磁気的あるいは光学的
に金種判別を受けるようになつている。そして、
前記硬貨は、硬貨分配通路33に沿つて設けられ
た選別ゲート35A〜35Fを択一的に開閉動作
させることにより、各選別ゲート35A〜35F
の下方にそれぞれ設けられた硬貨集積筒12A〜
12Fにそれぞれ落下して集積状態で貯留される
ようになつている。
また、各硬貨集積筒12A〜12Fには、硬貨
が投入されるたびに作動する計数センサ、および
硬貨集積筒12A〜12Fが満杯になつたことを
検出する満杯センサ(ともに図示略)が設けられ
ており、これらのセンサによつて、硬貨集積筒1
2A〜12F内の収容状態が測定されるようにな
つている。
が投入されるたびに作動する計数センサ、および
硬貨集積筒12A〜12Fが満杯になつたことを
検出する満杯センサ(ともに図示略)が設けられ
ており、これらのセンサによつて、硬貨集積筒1
2A〜12F内の収容状態が測定されるようにな
つている。
また、前記硬貨分配通路33の搬送方向前方に
は、選別ゲート35Gが設けられており、該選別
ゲート35Gを作動させることにより、硬貨分配
通路33上の硬貨がリサイクルボツクス36に送
り込まれるようになつている。このリサイクルボ
ツクス36は、例えば、実願昭59―18817号に記
載された収納ボツクスであつて、硬貨を貯留する
機能を発揮する一方、内部の搬出コンベア36a
を作動させることにより、後述する出金搬送路4
1へ硬貨を送り出す機能を持つている。また、リ
サイクルボツクス36の内部には、傾斜状態の案
内板36bが設けられていて、投入された硬貨を
前記搬出コンベア36aへ案内している。さら
に、硬貨分配通路33の第1図左側の端部の下側
には、硬貨回収ボツクス37が設けられており、
前記各選別ゲート35A〜35Gを作動させるこ
となく移動した硬貨は、硬貨分配通路33の端部
から落下して前記硬貨回収ボツクス37に収容さ
れるようになつている。これらのリサイクルボツ
クス36および硬貨回収ボツクス37は、機体1
に脱着可能に取り付けられる一種の金庫であつ
て、前記硬貨集積筒12A〜12Fが満杯のとき
に硬貨を収容、貯留する機能を果たしている。な
お、前記リサイクルボツクス36および硬貨回収
ボツクス37は、この一実施例では一体に形成さ
れて本体に対して一体に脱着されるが、別体とし
て別々に脱着し得るよう構成してもよい。
は、選別ゲート35Gが設けられており、該選別
ゲート35Gを作動させることにより、硬貨分配
通路33上の硬貨がリサイクルボツクス36に送
り込まれるようになつている。このリサイクルボ
ツクス36は、例えば、実願昭59―18817号に記
載された収納ボツクスであつて、硬貨を貯留する
機能を発揮する一方、内部の搬出コンベア36a
を作動させることにより、後述する出金搬送路4
1へ硬貨を送り出す機能を持つている。また、リ
サイクルボツクス36の内部には、傾斜状態の案
内板36bが設けられていて、投入された硬貨を
前記搬出コンベア36aへ案内している。さら
に、硬貨分配通路33の第1図左側の端部の下側
には、硬貨回収ボツクス37が設けられており、
前記各選別ゲート35A〜35Gを作動させるこ
となく移動した硬貨は、硬貨分配通路33の端部
から落下して前記硬貨回収ボツクス37に収容さ
れるようになつている。これらのリサイクルボツ
クス36および硬貨回収ボツクス37は、機体1
に脱着可能に取り付けられる一種の金庫であつ
て、前記硬貨集積筒12A〜12Fが満杯のとき
に硬貨を収容、貯留する機能を果たしている。な
お、前記リサイクルボツクス36および硬貨回収
ボツクス37は、この一実施例では一体に形成さ
れて本体に対して一体に脱着されるが、別体とし
て別々に脱着し得るよう構成してもよい。
一方、前記判別通路4Aの途中には、該判別通
路4Aに沿つて移動する硬貨を第1図の紙面と交
差する方向へ押圧して落下せしめるリジエクトゲ
ート38が設けられており、該リジエクトゲート
38は、前記硬貨判別機構25が異常を判別して
から一定時間(判別機構25を通過した硬貨がリ
ジエクトゲート38に至るに要する時間)経過し
た後作動して、受け入れ不能硬貨を排除する機能
を持つている。そして、判別通路4Aから排除さ
れた硬貨は傾斜状態に配設されたリジエクトシユ
ート39を経由して下方に落下して、後述する出
金搬送路41を経由して取引口20に返却される
ようになつている。
路4Aに沿つて移動する硬貨を第1図の紙面と交
差する方向へ押圧して落下せしめるリジエクトゲ
ート38が設けられており、該リジエクトゲート
38は、前記硬貨判別機構25が異常を判別して
から一定時間(判別機構25を通過した硬貨がリ
ジエクトゲート38に至るに要する時間)経過し
た後作動して、受け入れ不能硬貨を排除する機能
を持つている。そして、判別通路4Aから排除さ
れた硬貨は傾斜状態に配設されたリジエクトシユ
ート39を経由して下方に落下して、後述する出
金搬送路41を経由して取引口20に返却される
ようになつている。
また、前記硬貨集積筒12A〜12Fの底部に
は、それぞれ放出ゲート40が設けられており、
該放出ゲート40から放出された硬貨は、出金搬
送路41によつて取引口20に搬送されるように
なつている。
は、それぞれ放出ゲート40が設けられており、
該放出ゲート40から放出された硬貨は、出金搬
送路41によつて取引口20に搬送されるように
なつている。
次に、この出金搬送路41について説明する。
この出金搬送搬送路41は、水平搬送部42と上
向き搬送部43とを有するエンドレスベルトから
構成されており、前記硬貨集積筒12A〜12F
から放出された硬貨は、水平搬送部42上に落下
した後、上向き搬送部43によつて上方へ向けて
搬送され、上端部のベルトローラ41aと、繰出
しローラ44との間から押し出されて、前記受け
皿22に落下せしめられる。なお、符号44aは
案内板を示し、該案内板44aは、第1図実線で
示す姿勢から若干下方に回動した状態にある受け
皿22に向けて硬貨を案内している。また、上記
案内板44aは、受け皿22が第1図鎖線で示す
如き位置まで回動した場合において、出金搬送路
41から送り出された硬貨を直接ホツパー23、
および第1の硬貨供給機構24に案内する機能を
持つている。
この出金搬送搬送路41は、水平搬送部42と上
向き搬送部43とを有するエンドレスベルトから
構成されており、前記硬貨集積筒12A〜12F
から放出された硬貨は、水平搬送部42上に落下
した後、上向き搬送部43によつて上方へ向けて
搬送され、上端部のベルトローラ41aと、繰出
しローラ44との間から押し出されて、前記受け
皿22に落下せしめられる。なお、符号44aは
案内板を示し、該案内板44aは、第1図実線で
示す姿勢から若干下方に回動した状態にある受け
皿22に向けて硬貨を案内している。また、上記
案内板44aは、受け皿22が第1図鎖線で示す
如き位置まで回動した場合において、出金搬送路
41から送り出された硬貨を直接ホツパー23、
および第1の硬貨供給機構24に案内する機能を
持つている。
また、前記リサイクルボツクス36には、収容
硬貨を払い出すための開口部45が設けられてお
り、該開口部45は、前記出金搬送路41の水平
搬送部42と上向き搬送部43との間の方向変換
個所(水平搬送部42の第1図左側の端部)の上
方位置に配設されて、該水平搬送部42に臨まさ
れている。なお、リサイクルボツクス36は、出
金搬送路41に対して、ベルトの幅方向にずれた
位置(第1図に紙面の裏側に向かう方向に離れた
位置)に設けられており、したがつて、前記開口
部45の内側には、硬貨を出金搬送路41のベル
トの幅方向(第1図の紙面の裏側から表側へ向か
う方向)に向けて送り出す案内板(図示略)が傾
斜状態(第1図の紙面の裏側から表側へ次第に低
くなる如き傾斜を持つた状態)に設けられてい
る。
硬貨を払い出すための開口部45が設けられてお
り、該開口部45は、前記出金搬送路41の水平
搬送部42と上向き搬送部43との間の方向変換
個所(水平搬送部42の第1図左側の端部)の上
方位置に配設されて、該水平搬送部42に臨まさ
れている。なお、リサイクルボツクス36は、出
金搬送路41に対して、ベルトの幅方向にずれた
位置(第1図に紙面の裏側に向かう方向に離れた
位置)に設けられており、したがつて、前記開口
部45の内側には、硬貨を出金搬送路41のベル
トの幅方向(第1図の紙面の裏側から表側へ向か
う方向)に向けて送り出す案内板(図示略)が傾
斜状態(第1図の紙面の裏側から表側へ次第に低
くなる如き傾斜を持つた状態)に設けられてい
る。
以上のように構成された入出金機は、下記の如
き動作を行う。
き動作を行う。
入金動作
この入金動作は、シヤツター21が開いて硬
貨が投入されるとともに、受け皿3の底板に設
けられた磁気的もしくは光学的な硬貨検出器
(図示略)が硬貨の存在を検出して“ON”と
なつたことを条件として、さらには、投入完了
ボタン(図示略)が操作されたことを条件とし
て開始される。
貨が投入されるとともに、受け皿3の底板に設
けられた磁気的もしくは光学的な硬貨検出器
(図示略)が硬貨の存在を検出して“ON”と
なつたことを条件として、さらには、投入完了
ボタン(図示略)が操作されたことを条件とし
て開始される。
(i) まずシヤツター21が閉じられ、次いで、
受け皿22が軸22aを中心として第1図反
時計方向へ回動し、受け皿22内の硬貨ガ第
1の硬貨供給機構5Aに送り込まれる。
受け皿22が軸22aを中心として第1図反
時計方向へ回動し、受け皿22内の硬貨ガ第
1の硬貨供給機構5Aに送り込まれる。
(ii) 第1の硬貨供給機構5Aに投入された硬貨
は、判別通路4A内を移動しながら受け入れ
可能か否かの判別を受け、受け入れ可能と判
断されたものは、判別通路4Aの下端から一
時貯留部26(または貯留搬送機構29)に
投入されて一時貯留され、受け入れ不能と判
断されたものは、リジエクトゲート38を第
1図の紙面の表側へ向けて突出させる動作に
よりリジエクトシユート39上に落下させら
れ、さらに、出金搬送路41を介して受け皿
22に送り込まれる。なお、受け皿22は、
前記(i)において硬貨を放出した後、第1図実
線で示す位置から若干下方下がつた位置に回
動して、出金搬送部42から放出される受け
入れ不能硬貨を受け取つている。
は、判別通路4A内を移動しながら受け入れ
可能か否かの判別を受け、受け入れ可能と判
断されたものは、判別通路4Aの下端から一
時貯留部26(または貯留搬送機構29)に
投入されて一時貯留され、受け入れ不能と判
断されたものは、リジエクトゲート38を第
1図の紙面の表側へ向けて突出させる動作に
よりリジエクトシユート39上に落下させら
れ、さらに、出金搬送路41を介して受け皿
22に送り込まれる。なお、受け皿22は、
前記(i)において硬貨を放出した後、第1図実
線で示す位置から若干下方下がつた位置に回
動して、出金搬送部42から放出される受け
入れ不能硬貨を受け取つている。
(iii) 一時貯留された硬貨の金額を顧客に告知し
た後、顧客の判断に応じて一時貯留硬貨を貯
留搬送機構29を介して第2の硬貨供給機構
32に受け入れ、あるいは出金搬送路41を
介して受け皿22に返却する。
た後、顧客の判断に応じて一時貯留硬貨を貯
留搬送機構29を介して第2の硬貨供給機構
32に受け入れ、あるいは出金搬送路41を
介して受け皿22に返却する。
(iv) 第2の硬貨供給機構32に受け入れられた
硬貨は、分配通路33に一枚ずつ送り込ま
れ、この分配通路33内を移動しながら各硬
貨集積筒12A〜12Fに金種別に収納され
る。
硬貨は、分配通路33に一枚ずつ送り込ま
れ、この分配通路33内を移動しながら各硬
貨集積筒12A〜12Fに金種別に収納され
る。
また、各硬貨集積筒12A〜12Fに設け
られているセンサ(図示略)からの信号によ
り、いずれかの硬貨集積筒12A〜12Fが
満杯であることが検知された場合には、当該
金種の選別ゲート35A〜35Fを作動させ
ずに、選別ゲート35Gを作動させ、当該金
種の硬貨をリサイクルボツクス36に送り込
む。なお、さらに、リサイクルボツクス36
も満配の場合には、選別ゲート35Gも作動
させず、硬貨分配通路33の終端部から硬貨
回収ボツクス37に硬貨を送り込む。
られているセンサ(図示略)からの信号によ
り、いずれかの硬貨集積筒12A〜12Fが
満杯であることが検知された場合には、当該
金種の選別ゲート35A〜35Fを作動させ
ずに、選別ゲート35Gを作動させ、当該金
種の硬貨をリサイクルボツクス36に送り込
む。なお、さらに、リサイクルボツクス36
も満配の場合には、選別ゲート35Gも作動
させず、硬貨分配通路33の終端部から硬貨
回収ボツクス37に硬貨を送り込む。
出金動作
金額(あるいは金種)を指定して顧客から出
金指令が発せられると、出金搬送路41が作動
し、さらに、各硬貨集積筒12A〜12Fの下
部のゲート40が作動して所定金種の硬貨が所
定枚数ずつ出金搬送路41に送り出され、該出
金搬送路41を介して受け皿22に送り込まれ
る。
金指令が発せられると、出金搬送路41が作動
し、さらに、各硬貨集積筒12A〜12Fの下
部のゲート40が作動して所定金種の硬貨が所
定枚数ずつ出金搬送路41に送り出され、該出
金搬送路41を介して受け皿22に送り込まれ
る。
補給動作
補給動作は、硬貨集積筒12A〜12Fの少
なくとも一つの収容量が規定値以下になつたこ
とを条件として開始される。
なくとも一つの収容量が規定値以下になつたこ
とを条件として開始される。
(i) シヤツター21を閉じるとともに、受け皿
22を第1図の実線で示す状態から鎖線で示
す位置まで回動させておき、この状態で出金
搬送路41を作動させながら、リサイクルボ
ツクス36の搬出コンベア36aを作動さ
せ、リサイクルボツクス36内の硬貨を出金
搬送路41に送り出して上方へ搬送し、案内
板44aを介して第1の硬貨供給機構24に
送り込む。
22を第1図の実線で示す状態から鎖線で示
す位置まで回動させておき、この状態で出金
搬送路41を作動させながら、リサイクルボ
ツクス36の搬出コンベア36aを作動さ
せ、リサイクルボツクス36内の硬貨を出金
搬送路41に送り出して上方へ搬送し、案内
板44aを介して第1の硬貨供給機構24に
送り込む。
(ii) 第1の硬貨供給機構24に投入された硬貨
は、判別通路4A、一時貯留部26、貯留搬
送機構29、第2の硬貨供給機構32を経由
して硬貨分配通路33に送り込まれ、金種判
別センサ34の判別結果に応じて、各硬貨集
積筒12A〜12Fに送り込まれる。
は、判別通路4A、一時貯留部26、貯留搬
送機構29、第2の硬貨供給機構32を経由
して硬貨分配通路33に送り込まれ、金種判
別センサ34の判別結果に応じて、各硬貨集
積筒12A〜12Fに送り込まれる。
なお、リサイクルボツクス36に貯留され
ている硬貨は、すでに受け入れ可能か否かを
判別する処理を受けているから、前記判別通
路4Aにおける判別、あるいは、一時貯留部
26、貯留搬送部29における一時貯留動作
は不要である。したがつて、これらの機構
は、単なる硬貨の通路ととして機能すること
になる。また、この硬貨補給において、硬貨
集積筒12A〜12Fが満杯になつた場合に
は、前記入金の場合と同様に、満杯となつた
硬貨集積筒12A〜12Fの上方にある選別
ゲート35A〜35Fを停止状態とするとと
もに、選別ゲート35Gを作動させて当該硬
貨をリサイクルボツクス36に送り込む。
ている硬貨は、すでに受け入れ可能か否かを
判別する処理を受けているから、前記判別通
路4Aにおける判別、あるいは、一時貯留部
26、貯留搬送部29における一時貯留動作
は不要である。したがつて、これらの機構
は、単なる硬貨の通路ととして機能すること
になる。また、この硬貨補給において、硬貨
集積筒12A〜12Fが満杯になつた場合に
は、前記入金の場合と同様に、満杯となつた
硬貨集積筒12A〜12Fの上方にある選別
ゲート35A〜35Fを停止状態とするとと
もに、選別ゲート35Gを作動させて当該硬
貨をリサイクルボツクス36に送り込む。
また、上記動作の説明では、受け皿22を第1
図鎖線で示す如く下方へ回動させて出金搬送路4
1から第1の硬貨供給機構5Aに硬貨を送り込む
ようにしたが、出金搬送路41から送り出された
硬貨を受け皿22に一旦受け入れて、間欠的に第
1の硬貨供給機構5Aに送り込むようにしてもよ
く、この場合、硬貨供給機構5Aに収容される硬
貨の量を一定に保つて、該硬貨供給機構5A内に
おける硬貨の詰まりを防止することができる。
図鎖線で示す如く下方へ回動させて出金搬送路4
1から第1の硬貨供給機構5Aに硬貨を送り込む
ようにしたが、出金搬送路41から送り出された
硬貨を受け皿22に一旦受け入れて、間欠的に第
1の硬貨供給機構5Aに送り込むようにしてもよ
く、この場合、硬貨供給機構5Aに収容される硬
貨の量を一定に保つて、該硬貨供給機構5A内に
おける硬貨の詰まりを防止することができる。
次いで第2図は本発明の他の実施例を示すもの
である。
である。
図中符号1Aは機体を示しており、該機体1A
の上部には、操作者との間における硬貨の受け渡
しの窓口となる取引口20Aが設けられている。
の上部には、操作者との間における硬貨の受け渡
しの窓口となる取引口20Aが設けられている。
上記取引口20Aは、シヤツター21Aの水平
動作により開閉されるものであつて、その下部に
は、硬貨が載置される傾斜板46が設けられてお
り、該傾斜板46に載置された硬貨は、軸47に
支持された開閉板48を第2図鎖線で示す如く反
時計方向に回動させることにより落下して、入金
搬送路49に受け入れられるとともに、該入金搬
送路49を構成するエンドレスベルト50、およ
び傾斜板51を経由して第1の硬貨供給機構24
に投入され、以下前記一実施例と同様に入金処理
を受けるようになつている。
動作により開閉されるものであつて、その下部に
は、硬貨が載置される傾斜板46が設けられてお
り、該傾斜板46に載置された硬貨は、軸47に
支持された開閉板48を第2図鎖線で示す如く反
時計方向に回動させることにより落下して、入金
搬送路49に受け入れられるとともに、該入金搬
送路49を構成するエンドレスベルト50、およ
び傾斜板51を経由して第1の硬貨供給機構24
に投入され、以下前記一実施例と同様に入金処理
を受けるようになつている。
一方、出金処理においては、硬貨集積筒12A
〜12Fに収容された硬貨を、前記一実施例の出
金搬送路41と同様の構成とされた第1の出金搬
送路41Aにより上方へ搬送し、さらに、第2、
第3の出金搬送路52・53を経て取引口20A
に放出する。
〜12Fに収容された硬貨を、前記一実施例の出
金搬送路41と同様の構成とされた第1の出金搬
送路41Aにより上方へ搬送し、さらに、第2、
第3の出金搬送路52・53を経て取引口20A
に放出する。
また、各硬貨集積筒12A〜12Fに硬貨を補
充する場合には、第2図鎖線で示すように開閉板
48を開放状態にしておくとともに、前記一実施
例の場合と同様に、リサイクルボツクス36の搬
出ベルト36aを作動させて第1の出金搬送路4
1Aに硬貨を放出し、該第1の出金搬送路41A
から、第2・第3の出金搬送路52,53を経由
して取引口20Aに放出し、該取引口20Aの傾
斜板46に沿つて下方に落下させて入金搬送路4
9に落下させ、以下、前記一実施例の場合と同様
に、入金硬貨の処理と同一の経路を経て、各硬貨
集積筒12A〜12F、リサイクルボツクス3
6、あるいは硬貨収納ボツクス37に送り込めば
よい。
充する場合には、第2図鎖線で示すように開閉板
48を開放状態にしておくとともに、前記一実施
例の場合と同様に、リサイクルボツクス36の搬
出ベルト36aを作動させて第1の出金搬送路4
1Aに硬貨を放出し、該第1の出金搬送路41A
から、第2・第3の出金搬送路52,53を経由
して取引口20Aに放出し、該取引口20Aの傾
斜板46に沿つて下方に落下させて入金搬送路4
9に落下させ、以下、前記一実施例の場合と同様
に、入金硬貨の処理と同一の経路を経て、各硬貨
集積筒12A〜12F、リサイクルボツクス3
6、あるいは硬貨収納ボツクス37に送り込めば
よい。
なお、入出金機の構成は上記両実施例に限定さ
れるものではなく、適宜変更するようにしてもよ
い。
れるものではなく、適宜変更するようにしてもよ
い。
すなわち、入金硬貨を取り込む搬送路と出金硬
貨を送り出す搬送路とを連結することが可能な構
造の入出金機であれば、出金用の搬送路を臨む位
置にリサイクルボツクスの放出口を配置すること
により、格別な搬送路を設けることなくリサイク
ルボツクス内の硬貨を硬貨集積筒に補充すること
ができる。
貨を送り出す搬送路とを連結することが可能な構
造の入出金機であれば、出金用の搬送路を臨む位
置にリサイクルボツクスの放出口を配置すること
により、格別な搬送路を設けることなくリサイク
ルボツクス内の硬貨を硬貨集積筒に補充すること
ができる。
「発明の効果」
以上の説明で明らかなように、本発明は、硬貨
入出金機の取引口を利用して、入金硬貨の搬送路
と出金硬貨の搬送路とを連結するとともに、出金
硬貨の搬送路を臨む位置にリサイクルボツクスの
硬貨放出口を設けるようにしたから、リサイクル
ボツクス内の硬貨を出金硬貨の搬送路に送り出す
ことにより入金硬貨の搬送路を経由して硬貨集積
筒に送り込んで該硬貨集積筒を補充することがで
き、格別の搬送路を設けることなくリサイクルボ
ツクス内の硬貨を出金用硬貨をして再使用して、
硬貨入出金機の機内スペースを有効に利用するこ
とができるという効果を奏する。
入出金機の取引口を利用して、入金硬貨の搬送路
と出金硬貨の搬送路とを連結するとともに、出金
硬貨の搬送路を臨む位置にリサイクルボツクスの
硬貨放出口を設けるようにしたから、リサイクル
ボツクス内の硬貨を出金硬貨の搬送路に送り出す
ことにより入金硬貨の搬送路を経由して硬貨集積
筒に送り込んで該硬貨集積筒を補充することがで
き、格別の搬送路を設けることなくリサイクルボ
ツクス内の硬貨を出金用硬貨をして再使用して、
硬貨入出金機の機内スペースを有効に利用するこ
とができるという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図は本発明の他の実施例を示す側面図、第3図は
硬貨入出金機の一従来例を示す側面図であある。 1……機体、4A……判別通路、12A〜12
F……硬貨集積筒、20,20A……取引口、2
2……受け皿、24……第1の硬貨供給機構、2
6……一時貯留部、29……貯留搬送機構、32
……第2の硬貨供給機構、33……硬貨分配通
路、35A〜35F……選別ゲート、36……リ
サイクルボツクス、36a……搬出コンベア、3
6b……案内板、40……放出ゲート、41……
出金搬送路、44a……案内板、45……放出
口、46……傾斜板、48……開閉板、49……
入金搬送路、41A……第1の出金搬送路、52
……第2の出金搬送路、53……第3の出金搬送
路。
図は本発明の他の実施例を示す側面図、第3図は
硬貨入出金機の一従来例を示す側面図であある。 1……機体、4A……判別通路、12A〜12
F……硬貨集積筒、20,20A……取引口、2
2……受け皿、24……第1の硬貨供給機構、2
6……一時貯留部、29……貯留搬送機構、32
……第2の硬貨供給機構、33……硬貨分配通
路、35A〜35F……選別ゲート、36……リ
サイクルボツクス、36a……搬出コンベア、3
6b……案内板、40……放出ゲート、41……
出金搬送路、44a……案内板、45……放出
口、46……傾斜板、48……開閉板、49……
入金搬送路、41A……第1の出金搬送路、52
……第2の出金搬送路、53……第3の出金搬送
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 機体1の一方側に配置され、取引口より投入
された硬貨を受け入れるとともにこの受け入れた
硬貨を1枚ずつ送り出すことが可能な第1の硬貨
供給機構5Aと、 該第1の硬貨供給機構5Aより機体1の中央側
下方に向けて配置され、第1の硬貨供給機構5A
によつて1枚ずつ送り込まれる硬貨の判別及び計
数を行う硬貨判別機構25と、 該硬貨判別機構25の下方であつて機体1の中
央に配置され、硬貨判別機構25により判別され
た硬貨を一時的に貯留するとともに、取引承認の
命令に基づいて一時貯留した硬貨を機体1の他方
側上方に向けて搬送する一方、取り消しの命令に
基づいて前記一時貯留硬貨を前記搬送方向とは逆
の方向に搬送する貯留搬送機構29と、 該貯留搬送機構29の機体1の他方側上方に配
置され、貯留搬送機構29によつて送り込まれた
硬貨を受け入れるとともにこの受け入れた硬貨を
1枚ずつ送り出すことが可能な第2の硬貨供給機
構32と、 該第2の硬貨供給機構32より機体1の中央側
の位置に、前記第1の硬貨供給機構5A、硬貨判
別機構25及び貯留搬送機構29の幅方向に位置
をずらしてほぼ水平に配置され、前記第2の硬貨
供給機構32より送り出された硬貨を受け入れて
搬送しつつ必要に応じて金種別に分配することが
可能な硬貨分配通路33と、 該硬貨分配通路33の下方であつて且つ前記貯
留搬送機構29に対して幅方向に位置をずらして
配置され、硬貨分配通路33により金種別に分配
された硬貨を集積するとともに、それぞれ出金時
に必要枚数の硬貨を放出することが可能な金種別
の硬貨集積筒12A〜12Fと、 前記硬貨分配通路33の終端側に前記硬貨集積
筒12A〜12Fと直列的に配置され、前記硬貨
分配通路33の終端から放出される硬貨を収納す
るとともに、収納された硬貨を載置せしめて必要
に応じて開口部45より放出する搬出コンベア3
6aを有するリサイクルボツクス36と、 前記硬貨集積筒12A〜12Fおよび前記リサ
イクルボツクス36の下方に配置された水平搬送
部42と、該水平搬送部42の前記リサイクルボ
ツクス36側の端部から前記機体1の上部の一方
側へ向かつて硬貨を搬送する上向き搬送部43と
から構成され、前記硬貨集積筒12A〜12Fよ
り放出される硬貨または前記リサイクルボツクス
36より放出される硬貨を前記取引口へ搬送可能
な出金搬送路41と より構成され、 前記開口部45は、前記出金搬送路41の水平
搬送部42の端部を臨む方向へ向けて設けられた
ことを特徴とする硬貨入出金機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60095070A JPS61253595A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 硬貨入出金機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60095070A JPS61253595A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 硬貨入出金機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61253595A JPS61253595A (ja) | 1986-11-11 |
JPH0250517B2 true JPH0250517B2 (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=14127729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60095070A Granted JPS61253595A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 硬貨入出金機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61253595A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569464U (ja) * | 1992-02-25 | 1993-09-21 | 内山工業株式会社 | シール装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01163891A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-28 | Omron Tateisi Electron Co | 硬貨入出金装置 |
TW208747B (ja) * | 1991-10-03 | 1993-07-01 | Roreru Bank Machine Kk | |
JP6012559B2 (ja) * | 2013-07-23 | 2016-10-25 | ローレル機械株式会社 | 貨幣処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5659382A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-22 | Nippon Signal Co Ltd | Coin circulation*replenishment device |
JPS59159493A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-10 | トヨタ車体株式会社 | 排水管の取付方法 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP60095070A patent/JPS61253595A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5659382A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-22 | Nippon Signal Co Ltd | Coin circulation*replenishment device |
JPS59159493A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-10 | トヨタ車体株式会社 | 排水管の取付方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569464U (ja) * | 1992-02-25 | 1993-09-21 | 内山工業株式会社 | シール装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61253595A (ja) | 1986-11-11 |
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