JPH05101253A - 循環式硬貨入出金機 - Google Patents

循環式硬貨入出金機

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Publication number
JPH05101253A
JPH05101253A JP3256808A JP25680891A JPH05101253A JP H05101253 A JPH05101253 A JP H05101253A JP 3256808 A JP3256808 A JP 3256808A JP 25680891 A JP25680891 A JP 25680891A JP H05101253 A JPH05101253 A JP H05101253A
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JP
Japan
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coins
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coin
denomination
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP3256808A
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English (en)
Inventor
Hideshi Chitoku
英志 千徳
Toyoki Kimoto
豊基 木許
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体内部における硬貨の管理を明確化するこ
とにより機械の運用の効率化を達成する。 【構成】 本実施例の循環式硬貨入出金機においては、
装填回収金庫17及び装填リジェクトボックス16にお
ける硬貨管理は機械の管理者が行い(管理者管理)、装
填回収金庫17及び装填リジェクトボックス16以外の
機体内部の硬貨管理は機械自体が行う(機械管理)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環式硬貨入出金機に係
り、特に、機体内部における硬貨の管理を明確化するこ
とにより機械の運用の効率化を達成する場合に好適な循
環式硬貨入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入金硬貨を選別して機内に貯留す
ると共に出金硬貨として再利用するようにした循環式硬
貨入出金機が公知である。この種の循環式硬貨入出金機
としては、例えば特開昭61−253595号公報記載
のものが提案されている。前記公報記載の循環式硬貨入
出金機は、入金時に取引口から投入された硬貨を送り出
す送り出し手段と、該送り出し手段により送り出された
硬貨の真偽を判別し計数する判別計数手段と、該判別計
数手段により判別計数された硬貨を一時貯留する一時貯
留手段と、硬貨を金種別に収納する複数の金種別収納手
段と、硬貨の収納が指示された場合は、前記一時貯留手
段から硬貨を送り出し判別計数を行いながら金種別収納
手段へ硬貨を金種別に分類する分類手段と、硬貨の出金
が指示された場合は、指示金額分の硬貨を金種別収納手
段から払い出す金種別出金手段と、前記金種別収納手段
に対する硬貨の分類収納時に金種別収納手段が満杯とな
りオーバーフローする硬貨が出た場合は、オーバーフロ
ー硬貨を収納する着脱可能とされたリサイクルボックス
と、該リサイクルボックスに収納された硬貨を金種別収
納手段へ再度分配するために放出する放出手段とを備え
る構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の循環式硬貨入出金機には下記の問題があった。
機体内部の硬貨の管理を行う場合、前記リサイクルボッ
クスへの硬貨装填時には、何れの金種及び何枚の硬貨が
装填されたかを確認する必要があるため、リサイクルボ
ックス内の全硬貨を放出し、これら放出した硬貨を金種
別に各金種別収納手段へ分配して収納すると共に、金種
別収納手段が満杯状態となった際のオーバーフロー硬貨
についてはリサイクルボックス内へ再度収納している。
従って、前記のような事由から、例えば1日の業務の途
中において、機体からリサイクルボックスを取り出して
リサイクルボックス内の硬貨を回収したり、あるいはリ
サイクルボックス内へ硬貨の補充を行う場合、機体から
リサイクルボックスが取り出された際のリサイクルボッ
クス内における現金在り高や、機体にリサイクルボック
スが再度装填された際のリサイクルボックス内の現金在
り高を正確に算出しなければ、機体内部における硬貨の
管理を的確に行うことができず、トラブルの原因となる
という問題があった。
【0004】本発明は前記課題を解決するもので、機体
内部における硬貨の管理を明確化することにより機械の
運用の効率化を達成することを達成した循環式硬貨入出
金機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、硬貨の投入あるいは硬貨の取出しが行われる
取引口へ投入された硬貨を真偽判別した結果に基づく受
入れ可能な硬貨を一時貯留する一時貯留部と、該一時貯
留部の硬貨を金種判別した結果に基づく各金種の硬貨を
金種別に収納する金種別硬貨収納部と、該金種別硬貨収
納部が満杯状態の時にオーバーフローした硬貨を収納す
るオーバーフロー収納部と、前記金種別硬貨収納部への
装填硬貨あるいは前記金種別硬貨収納部及び前記オーバ
ーフロー収納部からの回収硬貨を収納する装填回収金庫
と、該装填回収金庫の硬貨を前記金種別硬貨収納部へ装
填する際にリジェクトされた硬貨を収納する装填リジェ
クト収納部とを具備してなり、前記装填回収金庫及び前
記装填リジェクト収納部内の硬貨の管理は操作者により
行われ、前記装填回収金庫及び前記装填リジェクト収納
部以外の機体内の硬貨の管理は機械自体により行われる
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、装填回収金庫及び装填リジェ
クト収納部における硬貨管理は操作者が行い、装填回収
金庫及び装填リジェクト収納部以外の機体内部における
硬貨管理は機械が自動的に行うため、従来と比較した場
合、機体内部における硬貨の管理を明確化することがで
きる。これにより、機械の運用の効率化を達成すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2は本実施例の循環式硬貨入出金機の斜
視図及び概略図であり、機体1の上部一側には、入金硬
貨の投入または出金硬貨の取出しを行うための取引口2
が配設されており、該取引口2はシャッタ3により開閉
可能とされている。前記取引口2の内側には、入金硬貨
または出金硬貨を収容する取引皿4が軸(図示略)に支
持された状態で垂直方向(図中破線箇所)へ回動可能に
配設されている。また、前記取引皿4の下方には、水平
状態で回転駆動される回転円盤5が配設されており、取
引皿4から落下した硬貨を受入れるようになっている。
そして、前記回転円盤5と搬送ベルトから構成される入
金判別の硬貨送り出し機構は、入金判別部6へ硬貨を1
枚ずつ送り出すようになっている。前記取引皿4へ投入
された入金硬貨を一時貯留部7へ一時貯留する『入金振
分処理』に際しては、入金判別部6は硬貨の直径及び材
質に基づきその真偽を判別すると共に計数を行い、受入
れ可能と判別された硬貨は一時貯留部7へ一時貯留され
る一方、受入れ不能と判別された硬貨はリジェクト通路
8を落下し、出金コンベア9により搬送された後、取引
皿4へ返却されるようになっている。
【0008】更に、前記機体1の幅方向一側には、オー
バーフロー収納部10が固着状態に配設されており、該
オーバーフロー収納部10は、後述の『装填振分処理』
及び『収納振分処理』に際して、当該出金筒が満杯状態
の場合には、オーバーフローした硬貨を収納するように
なっている。他方、前記機体1の上部他側には、水平状
態で回転駆動される回転円盤11が配設されており、出
金コンベア9の垂直搬送部分に配設された桟(図示略)
に係合した状態で該出金コンベア9により搬送されてく
る硬貨を受入れるようになっている。そして、前記回転
円盤11と搬送ベルトから構成される出金判別の硬貨送
り出し機構は、出金判別部12へ硬貨を1枚ずつ送り出
すようになっている。入金判別の硬貨送り出し機構及び
出金判別の硬貨送り出し機構を上記構成とすることによ
り、入金判別処理及び出金判別処理の高速化を図るよう
になっている。
【0009】また、前記一時貯留部7の硬貨を後述の金
種別出金筒13A〜13Fへ振分け収納する『収納振分
処理』、後述の金種別出金筒13A〜13Fの硬貨を取
引皿4へ出金する『出金振分処理』、後述の装填回収金
庫17の硬貨を金種別出金筒13A〜13Fへ振分け収
納する『装填振分処理』に際しては、出金判別部12は
硬貨の直径と材質に基づき硬貨の金種判別を行い、金種
判別された硬貨は金種別(1円、5円、10円、50
円、100円、500円)に機体幅方向へ配列された金
種別出金筒13A〜13Fへ積層状態で収納されるよう
になっている。前記金種別出金筒13A〜13Fには、
出金筒内への硬貨の投入枚数を計数する計数センサ、出
金筒内が満杯となったことを検出する満杯センサ(以上
図示略)が配設されており、該満杯センサの検出結果に
基づき出金筒が満杯状態と判断した場合には、オーバー
フローした硬貨は前記オーバーフロー収納部10へ送り
込まれるようになっている。
【0010】また、前記取引皿4から取り忘れた出金硬
貨は、入金判別部6で一旦入金計数すると共に直ちに出
金コンベア9により搬送した後、取忘れ回収ボックス1
4へ回収するようになっている。この場合、取忘れ硬貨
の管理は機械自体が行うようになっている(機械管
理)。また、金種別出金筒13A〜13Fの硬貨を取引
皿4へ出金する『出金振分処理』でリジェクトされた硬
貨は、出金リジェクトボックス15へ収納するようにな
っている。また、後述の装填回収金庫17の硬貨を金種
別出金筒13A〜13Fへ振分け収納する『装填振分処
理』でリジェクトされた硬貨は、装填リジェクトボック
ス16へ収納するようになっている。更に、前記機体1
の幅方向他側には、装填回収金庫17が機体1に対し着
脱可能に配設されている。該装填回収金庫17は、金種
別出金筒13A〜13Fに装填する硬貨を収納する一
方、金種別出金筒13A〜13F及びオーバーフロー収
納部10から回収した硬貨を収納するようになってい
る。『装填振分処理』に際して装填回収金庫17から装
填コンベア18へ放出された硬貨は、更に出金コンベア
9により回転円盤11へ搬送され、出金判別部12で金
種判別が行われた後、金種別出金筒13A〜13Fへ振
分け収納されるようになっている。
【0011】前記機体1内部の全硬貨を回収する場合に
は、金種別出金筒13A〜13F内の硬貨を出金コンベ
ア9により出金し、出金判別部12により硬貨の金額を
チェックしながら装填回収金庫17へ回収すると共に、
オーバーフロー収納部10内の硬貨を出金コンベア9に
より出金し、出金判別部12により硬貨の金額をチェッ
クしながら装填回収金庫17へ回収するようになってい
る。この場合、機体内部から回収した全硬貨の管理は機
械の管理者が行うようになっている(管理者管理)。
【0012】ここで、硬貨を一時貯留部7もしくはオー
バーフロー収納部10の群と、リジェクト通路8との何
れかへ振分ける入金振分機構、及び、硬貨を金種別出金
筒13A〜13Bと、取忘れ回収ボックス14、出金リ
ジェクトボックス15、装填リジェクトボックス16も
しくは装填回収金庫17の群との何れかへ振分ける出金
振分機構は、図3に示す如く構成されている。即ち、硬
貨搬送面20と搬送ベルト21との間に挟持されて搬送
されてくる硬貨Cを図中矢印方向へそのまま搬送する場
合は、軸22に支持された扇形状の振分ローラ23を図
中実線位置まで回動させる一方、搬送硬貨Cを図中垂直
方向へ振分け搬送する場合は、振分ローラ23を図中破
線位置まで回動させるようになっている。入金振分機構
及び出金振分機構を上記構成とすることにより、入金振
分処理及び出金振分処理の高速化を図るようになってい
る。なお、上記した振分ローラ23により振分けられた
硬貨を、さらに上記した一時貯留部7もしくはオーバー
フロー部10へ、または、取忘れ回収ボックス14、出
金リジェクトボックス15、装填リジェクトボックス1
6もしくは装填回収金庫へと振り分ける際には、振分ロ
ーラ23の下方の図示せぬシュートの途中に設けられた
ゲート板により振り分けられるものである。
【0013】また、図4は機体1の上段に配設された出
金搬送系の平断面図であり、回転円盤11、搬送路2
4、取引口2の取引皿4等は機体幅方向に図示の如く配
置されている。また、図5は機体1の中段に配設された
入金搬送系の平断面図であり、装填回収金庫17、取忘
れ回収ボックス14、出金リジェクトボックス15、装
填リジェクトボックス16、金種別出金筒13A〜13
F、回転円盤5等は機体幅方向に図示の如く配置されて
いる。また、図6は機体1の下段に配設された装填搬送
系の平断面図であり、装填回収金庫17、該装填回収金
庫17内の硬貨を装填コンベア18へ放出する回転円盤
25等から成る放出機構、装填コンベア18、出金コン
ベア9、オーバーフロー収納部10、該オーバーフロー
収納部10内の硬貨を出金コンベア9へ放出する回転円
盤26等から成る放出機構等は機体幅方向に図示の如く
配置されている。前記オーバーフロー収納部10及び装
填回収金庫17に回転円盤25、26等から成る放出機
構を配設すると共に、入金搬送系及び出金搬送系の回転
円盤5、11の配置を上記構成とすることにより、機体
幅の大型化を抑えコンパクト化を図るようになってい
る。
【0014】本実施例の循環式硬貨入出金機は上記の如
く構成されているが、その特徴点は下記の通りである。 『装填時』 装填時には、装填回収金庫17の硬貨は装填コンベア1
8、出金コンベア9により出金判別部12へ送り込まれ
た後、硬貨の直径及び材質等に基づき金種が判別され、
各金種の硬貨は金種別出金筒13A〜13Fへ金種別に
収納され、オーバーフロー硬貨はオーバーフロー収納部
10へ収納され、金種判別不能硬貨あるいは汚損硬貨は
装填リジェクトボックス16へ収納されるようになって
いる。該装填時においては、装填回収金庫17、装填リ
ジェクトボックス16における硬貨管理は機械の管理者
が行い(管理者管理)、出金判別部12、金種別出金筒
13A〜13F、オーバーフロー収納部10における硬
貨管理は機械自体が行うようになっている(機械管
理)。 『補充時』 補充時には、オーバーフロー収納部10から金種別出金
筒13A〜13Fへの硬貨の補充が可能か否かを判断
し、硬貨の補充が可能な場合は、オーバーフロー収納部
10の硬貨は出金コンベア9により出金判別部12へ送
り込まれた後、硬貨の直径及び材質等に基づき金種が判
別され、各金種の硬貨は金種別出金筒13A〜13Fへ
金種別に収納され、オーバーフロー硬貨はオーバーフロ
ー収納部10へ収納されるようになっている。他方、硬
貨の補充が不能な場合は、装填回収金庫17の硬貨は装
填コンベア18、出金コンベア9により出金判別部12
へ送り込まれた後、硬貨の直径及び材質等に基づき金種
が判別され、金種判別された硬貨は金種別出金筒13A
〜13Fへ金種別に収納され、オーバーフロー硬貨はオ
ーバーフロー収納部10へ収納され、金種判別不能硬貨
あるいは汚損硬貨は装填リジェクトボックス16へ収納
されるようになっている。該補充時においては、装填回
収金庫17、装填リジェクトボックス16における硬貨
管理は機械の管理者が行い(管理者管理)、出金判別部
12、金種別出金筒13A〜13F、オーバーフロー収
納部10における硬貨管理は機械自体が行うようになっ
ている(機械管理)。 『入金時』 入金時には、取引皿4へ投入された硬貨は入金判別部6
へ送り込まれた後、硬貨の直径及び材質等に基づき真偽
が判別されると共に計数され、受入れ可能硬貨は一時貯
留部7へ一時貯留される一方、受入れ不能硬貨は取引皿
4へ返却されるようになっている。該入金時において
は、入金判別部6、一時貯留部7における硬貨管理は機
械自体が行うようになっている(機械管理)。 『出金時』 出金時には、金種別出金筒13A〜13Fの硬貨は出金
コンベア9により出金判別部12へ送り込まれた後、硬
貨の直径及び材質等に基づき金種が判別され、該当金種
の硬貨は取引皿4へ払い出される一方、リジェクト硬貨
は出金リジェクトボックス15へ収納されるようになっ
ている。該出金時においては、金種別出金筒13A〜1
3F、出金判別部12、出金リジェクトボックス15に
おける硬貨管理は機械自体が行うようになっている(機
械管理)。
【0015】即ち、本実施例の循環式硬貨入出金機で
は、装填回収金庫17、装填リジェクトボックス16の
硬貨管理は機械の管理者が行い(管理者管理)、それ以
外の機体内部の硬貨管理は機械自体が行うようになって
いる(機械管理)。
【0016】次に、上記の如く構成した本実施例の循環
式硬貨入出金機における『装填振分処理』『入金振分処
理』『収納振分処理』『出金振分処理』について説明す
る。
【0017】『装填振分処理』(図7) 装填回収金庫17の硬貨を金種別出金筒13A〜13F
へそれぞれ振分け収納する場合には、装填回収金庫17
の硬貨を回転円盤25(図6参照)等から成る放出機構
により装填コンベア18上へ放出すると、硬貨は装填コ
ンベア18上を搬送され、該装填コンベア18の端部か
ら出金コンベア9へ落下した後、出金コンベア9上を搬
送され回転円盤11内へ供給される。次いで、回転円盤
11と搬送ベルトから構成される出金判別の硬貨送り出
し機構により、回転円盤11内の硬貨を出金判別部12
へ送り出すと、出金判別部12は硬貨の直径及び材質等
に基づき硬貨の金種を判別する。この後、前記出金判別
部12で金種判別された硬貨は、上述した満杯センサに
よる検出結果に基づき当該硬貨の金種に対応する金種別
出金筒13A〜13Fに硬貨収納容量がある場合には、
図中実線で示す経路を通り該当する出金筒内へ積層状態
で収納される一方、当該硬貨の金種に対応する金種別出
金筒13A〜13Fが満杯状態の場合には、図中1点鎖
線で示す経路を通りオーバーフロー収納部10へ収納さ
れる。他方、前記出金判別部12で金種判別不能あるい
は汚損硬貨と判断された硬貨は、図中破線で示す経路を
通り装填リジェクトボックス16へ収納される。該装填
時に際しては、装填回収金庫17、装填リジェクトボッ
クス16における硬貨収納状況の管理は機械の管理者が
行い、出金判別部12、金種別出金筒13A〜13F、
オーバーフロー収納部10における硬貨収納状況の管理
は機械が行う。
【0018】『入金振分処理』(図8) 取引口2の取引皿4へ投入された入金硬貨を一時貯留部
7へ一時貯留する場合には、硬貨の投入に伴い取引皿4
が垂直方向へ回動することにより、投入硬貨は回転円盤
5内へ供給される。次いで、回転円盤5と搬送ベルトか
ら構成される入金判別の硬貨送り出し機構により、回転
円盤5内の硬貨を入金判別部6へ送り出すと、入金判別
部6は硬貨の直径及び材質に基づきその真偽を判別す
る。この後、前記入金判別部6で真貨と判別された硬貨
は、図中実線で示す経路を通り一時貯留部7へ一時貯留
される。他方、前記入金判別部6で偽貨あるいは判別不
能と判断された硬貨は、図中破線で示す経路を通り元の
取引皿4へ返却される。該入金時に際しては、入金判別
部6、一時貯留部7における硬貨管理は機械自体が行
う。
【0019】『収納振分処理』(図9) 一時貯留部7の硬貨を金種別出金筒13A〜13Fへ振
分け収納する場合には、一時貯留部7の硬貨を出金コン
ベア9上へ放出すると、硬貨は出金コンベア9上を搬送
されて図中実線で示す経路を通り回転円盤11内へ供給
される。次いで、回転円盤11と搬送ベルトから構成さ
れる出金判別の硬貨送り出し機構により、回転円盤11
内の硬貨を出金判別部12へ送り出すと、出金判別部1
2は硬貨の直径及び材質に基づき硬貨の金種を判別す
る。この後、前記出金判別部12で金種判別された硬貨
は、上述した満杯センサによる検出結果に基づき当該硬
貨の金種に対応する金種別出金筒13A〜13Fに硬貨
収納容量がある場合には、図中実線で示す経路を通り該
当する出金筒内へ積層状態で収納される。他方、当該硬
貨の金種に対応する金種別出金筒13A〜13Fが満杯
状態の場合には、図中1点鎖線で示す経路を通りオーバ
ーフロー収納部10へ収納される。
【0020】『出金振分処理』(図10) 金種別出金筒13A〜13Fの硬貨を取引皿4へ出金す
る場合には、金種別出金筒13A〜13Fのうち該当す
る出金筒の硬貨を出金コンベア9上へ放出すると、硬貨
は出金コンベア9上を搬送されて図中実線で示す経路を
通り回転円盤11内へ供給される。次いで、回転円盤1
1と搬送ベルトから構成される出金判別の硬貨送り出し
機構により、回転円盤11内の硬貨を出金判別部12へ
送り出すと、出金判別部12は硬貨の直径及び材質に基
づき硬貨の金種を判別する。この後、前記出金判別部1
2で金種判別された硬貨は、図中実線で示す経路を通り
搬送され取引皿4へ出金される。他方、前記出金判別部
12でリジェクトされた硬貨は、図中破線で示す経路を
通り出金リジェクトボックス15へ収納される。そし
て、該出金時に際しては、金種別出金筒13A〜13
F、出金判別部12、出金リジェクトボックス15にお
ける硬貨管理は機械自体が行う。
【0021】即ち、上記実施例による循環式硬貨入出金
機によれば、装填回収金庫17及び装填リジェクトボッ
クス16における硬貨管理は機械の管理者が行い、装填
回収金庫17及び装填リジェクトボックス16以外の機
体内部における硬貨管理は機械自体が行うため、従来と
比較し、機体内部における硬貨の管理を明確化すること
ができ、機械の運用の効率化を図ることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、硬
貨の投入あるいは硬貨の取出しが行われる取引口へ投入
された硬貨を真偽判別した結果に基づく受入れ可能な硬
貨を一時貯留する一時貯留部と、該一時貯留部の硬貨を
金種判別した結果に基づく各金種の硬貨を金種別に収納
する金種別硬貨収納部と、該金種別硬貨収納部が満杯状
態の時にオーバーフローした硬貨を収納するオーバーフ
ロー収納部と、前記金種別硬貨収納部への装填硬貨ある
いは前記金種別硬貨収納部及び前記オーバーフロー収納
部からの回収硬貨を収納する装填回収金庫と、該装填回
収金庫の硬貨を前記金種別硬貨収納部へ装填する際にリ
ジェクトされた硬貨を収納する装填リジェクト収納部と
を具備してなり、前記装填回収金庫及び前記装填リジェ
クト収納部内の硬貨の管理は操作者により行われ、前記
装填回収金庫及び前記装填リジェクト収納部以外の機体
内の硬貨の管理は機械自体により行われる構成としたの
で、下記の効果を奏することができる。装填回収金庫及
び装填リジェクト収納部における硬貨管理は操作者が行
い、装填回収金庫及び装填リジェクト収納部以外の機体
内部における硬貨管理は機械が自動的に行うため、従来
と比較した場合、機体内部における硬貨の管理を明確化
することができる。これにより、機械の運用の効率化を
達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の循環式硬貨入出金機の斜視図
である。
【図2】本実施例の循環式硬貨入出金機の概略図であ
る。
【図3】本実施例の入金振分機構、出金振分機構の要部
の側面図である。
【図4】本実施例の出金搬送系の平断面図である。
【図5】本実施例の入金搬送系の平断面図である。
【図6】本実施例の装填搬送系の平断面図である。
【図7】本実施例の装填振分処理を説明するための概略
図である。
【図8】本実施例の入金振分処理を説明するための概略
図である。
【図9】本実施例の収納振分処理を説明するための概略
図である。
【図10】本実施例の出金振分処理を説明するための概
略図である。
【符号の説明】
1 機体 2 取引口 4 取引皿 7 一時貯留部 10 オーバーフロー収納部 13A〜13F 金種別出金筒(金種別硬貨収納部) 14 取忘れ回収ボックス 15 出金リジェクトボックス 16 装填リジェクトボックス(装填リジェクト収納
部) 17 装填回収金庫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨の投入あるいは硬貨の取出しが行わ
    れる取引口へ投入された硬貨を真偽判別した結果に基づ
    く受入れ可能な硬貨を一時貯留する一時貯留部と、該一
    時貯留部の硬貨を金種判別した結果に基づく各金種の硬
    貨を金種別に収納する金種別硬貨収納部と、該金種別硬
    貨収納部が満杯状態の時にオーバーフローした硬貨を収
    納するオーバーフロー収納部と、前記金種別硬貨収納部
    への装填硬貨あるいは前記金種別硬貨収納部及び前記オ
    ーバーフロー収納部からの回収硬貨を収納する装填回収
    金庫と、該装填回収金庫の硬貨を前記金種別硬貨収納部
    へ装填する際にリジェクトされた硬貨を収納する装填リ
    ジェクト収納部とを具備してなり、 前記装填回収金庫及び前記装填リジェクト収納部内の硬
    貨の管理は操作者により行われ、前記装填回収金庫及び
    前記装填リジェクト収納部以外の機体内の硬貨の管理は
    機械自体により行われることを特徴とする循環式硬貨入
    出金機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029318A1 (ja) * 2005-09-07 2007-03-15 Fujitsu Limited 硬貨処理装置、硬貨処理装置制御プログラム、硬貨処理装置制御方法
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