JPH0250475B2 - - Google Patents

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JPH0250475B2
JPH0250475B2 JP17879784A JP17879784A JPH0250475B2 JP H0250475 B2 JPH0250475 B2 JP H0250475B2 JP 17879784 A JP17879784 A JP 17879784A JP 17879784 A JP17879784 A JP 17879784A JP H0250475 B2 JPH0250475 B2 JP H0250475B2
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JP
Japan
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upper electrode
dot matrix
semiconductor chip
electrode
light emitting
Prior art date
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JP17879784A
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English (en)
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JPS6156385A (ja
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Shoji Takechi
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、発光ダイオードなどの発光表示素子
を用いて使用されるドツトマトリクス発光表示体
の改良及びその製造方法に関する。 従来の技術 この種の発光表示体は、マトリクス状に配列さ
れた発光素子のうち任意のものを通電点灯して任
意の文字、記号、模様などをドツトパターンとし
て表示できるようにしたものである。 このようなマトリクス表示体の基本的な構造
は、絶縁層を挟んで互いに立体格子状に配列され
た複数の上部電極と下部電極との重合部分に半導
体チツプを配置して構成されており、更に具体的
にその一般的な構造を示すと、例えば第3図、第
4図に示すごとく、上部電極100と下部電極1
01とが絶縁層を挟んで互いに立体格子状に配列
されるようにして、上部電極100を形成した絶
縁板102と、下部電極101を形成した絶縁板
103とを貼合わせ、さらに上部電極100を含
んだ絶縁板102の下部電極101と重合せる部
分に透孔104を穿孔し、その透孔104の各々
に、半導体チツプ105の下部(他方の端子)が
下部電極101に銀ペーストなどを用いて接続さ
れるように配置させ、さらに各々の半導体チツプ
105の上部(一方の端子)をボンデイングワイ
ヤ106により逐一上部電極100に独立して接
続させた構造にしてある。 しかるに、このような構造のものでは超音波振
動を利用して1つ1つの半導体チツプ105の上
部、つまり半導体チツプ105の一方の端子にワ
イヤ106をボンデイングし、これを引き出し上
部電極100に逐一ボンデイング接続させている
ために、特に半導体チツプ105にワイヤ106
をボンデイングする際、半導体チツプ105の下
部(他方の端子)を下部電極101に接着させた
導電性銀ペーストが硬化してからでなければボン
デイング作業をおこなうことができず(この導電
性銀ペーストが硬化しないうちにボンデイング作
業を行うと導電性ペーストが超音波振動を受けた
時に半導体チツプ105の下部より移動してしま
うなどして充分な接合強度が得られなくなる)、
製造に手間を要するばかりでなく、ボンデイング
ワイヤ106に切損を生じたりすることがあり、
出来上がつた製品の信頼性について改善すべき問
題点を有していた。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、叙上の問題点を解決するもので、特
に信頼性が良い上に生産性の点でも改善されたド
ツトマトリクス発光表示体及びその製造方法を提
供することを目的とするものである。 問題点を解決するための手段 本発明のドツトマトリクス発光表示体は、発光
表示素子を構成する半導体チツプのうち、上部電
極を共通にしたもの同士の一方の端子を、それら
の上方に直線上に走らせた共通のリードワイヤに
より、互いに橋渡しするように連結して上部電極
に接続させた構造体になつている。 また、本発明のドツトマトリクス発光表示体を
製造する方法は、発光素子を構成する半導体チツ
プのうち、上部電極を共通にしたもの同士の一方
の端子を上部電極に接続する時に、上部電極の上
方に共通のリードワイヤを直線状に走らせて、半
導体チツプの各々の一方の端子を上部電極に互い
に橋渡させて接続することを特徴としている。 発明の作用及び効果 本発明のドツトマトリクス発光表示体によれ
ば、従来のもののように、発光表示素子を構成す
る半導体チツプの各々の一方の端子を上部電極に
独立してボンデイング接続させる構造を採らず
に、上部電極を共通にした半導体チツプの各々の
上方に直線状に走る共通のリードワイヤを橋渡
し、このリードワイヤにより半導体チツプの一方
の端子を上部電極に連結接続した構造にしてある
ので、実質的には2本のリードワイヤにより半導
体チツプの各々が上部電極に接続された構成にな
つている。このため、半導体チツプと上部電極を
接続した一方のリードワイヤが断線しても他方の
リードワイヤで上部電極が接続されているので、
通電が不能になるようなことがなく信頼性の高い
ドツトマトリクス発光表示体が得られる。 また、本発明の製造方法によれば、半導体チツ
プの各々を上部電極に接続する時に、各半導体チ
ツプの上方に共通のリードワイヤを走らせて、こ
のワイヤにより半導体チツプのうち上部電極を共
通にしたもの同士の一方の端子をリードワイヤに
より互いに橋渡連結し、導電性ペーストで上部電
極に接続させるので、ウエツジボンダーやボール
ボンダーのように超音波振動を用いて半導体チツ
プと上部電極とを接続する従来方法と異なり、半
導体チツプ下部の導電性ペーストの各々を下部電
極に接着硬化させてからでなければ作業ができな
いといつた不便さはなく、したがつて半導体チツ
プの各々の一端を上部電極に接続する作業の途中
において導電性ペーストが接着硬化するまで作業
を断続させるという不便さがなく、作業を連続的
に行うことができる。 またウエツジボンダーやボールボンダーを用い
た従来の方法に比べて作業スピードが速いので、
特に大型の発光表示体の生産に適用した場合に生
産性を著しく向上できる利点がある。 発明の実施例 以下に、本発明のドツトマトリクス発光表示体
をその製造方法とともに添付図を参照しながら説
明する。 第1図は、本発明のドツトマトリクス発光表示
体の構造を示す斜視図、第2図は第1図の−
線断面である。 第1図を参照して説明すると、1は上部電極、
2は下部電極、3はその重合部に形成された透
孔、4はガリウムりん(GaP)、ガリウム砒素
(GaAs)などによつて代表される発光表示素子
を形成する半導体チツプ、5,6は絶縁層を形成
する上、下部の絶縁基板、7は共通のリードワイ
ヤである。 上部電極1と下部電極2とは、いずれも上、下
部の絶縁基板5,6の表面に互いに平行に多列状
に配列されており、上部電極1と下部電極2とが
互いに立体格子状に配列されるようにして上、下
部の絶縁基板5,6を貼合わせて複合板Aとなし
ている。そして、この複合板Aの上部電極1の下
部電極2と重合する部分には、上部電極1から下
部電極2に通じる透孔3が穿孔されており、半導
体チツプを構成するpn接合チツプ4の下部、つ
まり他方の端子は対応した透孔3内に配置され、
導電性ペースト、例えば銀ペースト8などにより
下部電極2の上面に接続されている。 一方、上部電極1に穿孔された透孔3内に配置
されたpn接合チツプ4の各々の上方にはワイヤ
7が上部電極1に沿つて直線状に走つている。こ
のワイヤ7は上部電極1の上面で長手方向に沿つ
て形成された浅いガイド溝(不図示)内に嵌入さ
れて位置決めされており、各々の接合チツプ4の
上部に対応する部分を銀ペースト9により接合チ
ツプ4に接続して上部電極1に配列された接合チ
ツプ4の各々を橋渡し連結するとともに、隣接す
る接合チツプ4間に存在する個所を銀ペースト1
0を用いて上部電極1に接続させている。 つまり、第1図及び第2図より明らかなよう
に、pn接合チツプ4のうち、上部電極1を共通
にしたもの同士の上部は、各々の接合チツプ4の
上方を直線状に走る共通リードワイヤ7によつて
互いに橋渡させて上部電極1に接続された構成に
なつている。 なお、図には示されていないが、接合チツプ4
とリードワイヤ7を保護するために上部電極1の
露出した複合板Aの少なくとも上面部をエポキ
シ、シリコンなどの透光性樹脂で形成した保護被
膜で覆うことは望ましく、実際の製造工程におい
てはこのような方法が好ましく採用される。 また、必要に応じて透孔3の内面にニツケルメ
ツキなどを施して反射面を形成することも望まし
く、このようなものでは接合チツプ4の発光時に
発光効率の低下を防止できる利点がある。 しかして、このような構造の本発明のドツトマ
トリクス発光表示体によれば、例えば図に示した
ように、上部電極1をプラス極、下部電極2をマ
イナス極とし、これら2つの極の選択によつて規
定される接合チツプ4に通電すれば、通電された
接合チツプ4が点灯して任意の文字、記号、模様
をドツトパターン表示できるものである。 次に、このような構造を特徴とした本発明のマ
トリクス表示体を製造する方法を説明すると、複
数の上部電極1を互いに平行に配列して形成した
絶縁基板5と、複数の下部電極2を互いに平行に
配列して形成した絶縁基板6とを形成する。そし
て、上部電極1の形成された絶縁基板5に、各々
の上部電極1より基板側に抜ける透孔3を所定間
隔を保持して形成し、上部電極1の形成された絶
縁基板5と下部電極2の形成された絶縁基板6と
を貼合わせ複合板Aを形成するが、この時、上部
電極1と下部電極2とが互いに立体格子状に配列
されるようにする。かくして、形成された複合板
Aには、上部電極1の形成された上部の絶縁基板
5の透孔3の開口部より下部電極2が露顕するこ
とになるので、ダイボンデイングなどによりpn
接合チツプ4をその対応した各々の開口部より差
し入れ、pn接合チツプ4の下部、つまり他方の
端子を銀ペースト8などを用いて下部電極2に接
続する。 しかして、pn接合チツプ4の各々を下部電極
2の上に接続させた後は、ワイヤ7をpn接合チ
ツプ4の上方に直線状に走らせた後、銀ペースト
9を用いるなどして上部電極1を共通にしたpn
接合チツプ4同士の一方の端子を互いに橋渡しさ
せ、更に別の銀ペースト10などを用いて共通の
リードワイヤ7を介してpn接合チツプ4を上部
電極1に連結接続させる。 この場合において、前述したリードワイヤ7の
ガイド溝(不図示)を上部電極1に設けておくこ
とは望ましく、これによつて本発明の製造方法を
一層作業性の良いものにできることはいうまでも
ない。
【発明の詳細な説明】
第1図は本発明のドツトマトリクス発光表示体
の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の−
線拡大断面図、第3図は従来公知のドツトマト
リクス発光表示体の一例を示す斜視図、第4図は
第3図の−線拡大断面図である。 符号の説明、図において、1は上部電極、2は
下部電極、3は上、下部電極の重合部に形成され
た透孔、4は半導体チツプ、5,6は絶縁層を形
成する上、下部の絶縁基板、7は共通のリードワ
イヤである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁層を挟んで互いに立体格子状に配列され
    た複数の上部電極と下部電極との重合部分に、発
    光素子を構成する半導体チツプを配置させたドツ
    トマトリクス発光表示体において、 上記半導体チツプのうち、上部電極を共通にし
    たもの同士の一方の端子を直線状に走る共通のリ
    ードワイヤによつて互いに橋渡させて上部電極に
    接続してあることを特徴とするドツトマトリクス
    発光表示体。 2 絶縁層を挟んで互いに立体格子状に配列され
    た複数の上部電極と下部電極との重合部分に、発
    光素子を構成する半導体チツプを配置させたドツ
    トマトリクス発光表示体の製造方法において、 上記半導体チツプのうち、上部電極を共通にし
    たもの同士の一方の端子を上記上部電極に接続す
    る時に、上記上部電極の上方に共通のリードワイ
    ヤを直線上に走らせて、上記半導体チツプの一方
    の端子の各々を上部電極に互いに橋渡させて接続
    することを特徴とするドツトマトリクス発光表示
    体の製造方法。
JP17879784A 1984-08-28 1984-08-28 ドツトマトリクス発光表示体及びその製造方法 Granted JPS6156385A (ja)

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JP2531756B2 (ja) * 1988-08-08 1996-09-04 日本電気株式会社 平面表示板用陽極基板の製造方法
JP2020085952A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 株式会社ブイ・テクノロジー マイクロled表示装置及びマイクロled表示装置の配線方法

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