JPH11346004A - チップ型半導体のパッケージ構造および製造方法 - Google Patents

チップ型半導体のパッケージ構造および製造方法

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JPH11346004A
JPH11346004A JP10164354A JP16435498A JPH11346004A JP H11346004 A JPH11346004 A JP H11346004A JP 10164354 A JP10164354 A JP 10164354A JP 16435498 A JP16435498 A JP 16435498A JP H11346004 A JPH11346004 A JP H11346004A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ型半導体のパッケージの構造に関し、
パッケージ単体における電極間のショート及び発光輝度
の低下、並びに表面実装の際の電極の剥離、断線の改善
を図る。 【解決手段】 半導体チップ10のP層側とN層側の両
端面(10a、10b)にそれぞれ別個の電極(11、
12)が接合され、前記半導体チップの露出面が樹脂1
5で覆われ、前記電極の外面の少なくとも一部は前記樹
脂から露出するように構成されるチップ型半導体のパッ
ケージ構造1において、前記端面(10a、10b)の
少なくとも1つの端面に、前記電極(11、12)が接
合されない部分を残すようにしてその電極が接合されて
いるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、発光ダ
イオード(以下、LEDという)等のチップ型半導体を
回路基板上の配線と電気的に接続するのに適した、チッ
プ型半導体のパッケージ構造に係るものであり、特にプ
リント回路基板への実装に好適な表面実装型のチップ型
半導体のパッケージ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表面実装型のチップ型半導体のパ
ッケージ構造の例としては、図25に示す構造のものが
知られており、例えば回路基板101の上面にワイヤー
ボンド用電極パターン101aとダイボンド用電極パタ
ーン101bとが設けられると共に、両端部には側面か
ら底面に至る側面電極パターン101cが設けられ、一
方の側面電極パターン101cはワイヤーボンド用電極
パターン101aに接続され、他方の側面電極パターン
101cはダイボンド用電極パターン101bに接続さ
れている。そして、前記回路基板101の前記ダイボン
ド用電極パターン101bにはLEDチップ102が導
電性接着材などでダイボンドされ、更に金ワイヤー10
3でワイヤーボンド用電極パターン101aとの配線が
行われた後に、エポキシ樹脂などによる透明樹脂の充填
により、前記LEDチップ102と金ワイヤー103と
を被覆する樹脂封止部104を設けることで、表面実装
型のチップLEDのパッケージ構造100が完成され
る。
【0003】しかしながら、前記の従来のパッケージ構
造100においては、回路基板101上で金ワイヤー1
03による配線を行う必要があり、この金ワイヤー10
3は断線防止のために適切なゆるみをもって引き回すこ
とが必要となり、そのための引き回し寸法などを考慮す
ると、前記カバー104の小型化に限界を生じ、結果と
して、パッケージ構造100の小型化が困難となる。ま
た、前記パッケジ基板101には両端部の側面にも端子
部101cが必要とされ、通常、このような絶縁性の部
分に導電性の皮膜を形成するには無電解メッキなどで別
途に加工を行わなければならない。更に、金ワイヤー1
03による配線が行われることで、少なくともワイヤー
ボンド用電極パターン101aには金メッキを施す必要
を生じ、このパッケージ構造がコストアップするという
問題を生じていた。
【0004】このような欠点を改善したパッケージの構
造およびその製造方法が特開平9ー45964号公報に
記載されている。図26はその製造方法を示す断面図で
あり、図26(a)に示すように、一方の電極板111
の一方の面にはペースト状半田とした導電性接合材11
3が間隔を所定のピッチPとする縦横列にドット状に印
刷手段などにより塗布されていて、複数のLEDチップ
114の各々が一方の極、例えばN層側で接するように
前記各接合材113上に載置される。また、他方の電極
板112の一方の面にもペースト状半田とした導電性の
接合材113が同一のピッチpにより縦横列に塗布され
ていて、一方の電極板111の接合材113上へのLE
Dチップ114の載置が終了した時点で、他方の電極板
112の接合材113の位置にLEDチップ114の他
方の極、例えばP層側を重ねるように載置され、これに
よりLEDチップ114は電極板111と電極板112
とで挟持される。
【0005】上記の状態を保ち、リフロー炉と称されて
いる加熱炉を通過させ、前記接合材113を溶融させ、
LEDチップ114のそれぞれの電極を電極板に接合
し、図26(b)に示すように、電極板111と電極板
112とLEDチップ114とを一体化する。
【0006】次に、図26(c)に示すように前記の電
極板111と電極板112との間にエポキシ樹脂などの
透明樹脂115を注入し、硬化させる。このとき前記L
EDチップ114の露出している4面のすべては前記透
明樹脂115により覆われる。続いて、薄刃のダイヤモ
ンドホイールカッターなどで前記LEDチップ114間
の間隔である所定のピッチPを二等分するように切断す
ることによりチップLEDのパッケージ110が得られ
る。図27はパッケージ110をプリント回路基板12
0に取り付けた状態を示す断面図であり、このプリント
回路基板120上に所定間隔で一対の電極パターン12
1を設け、ペースト状の半田よりなる接合材113を塗
布しておき、該電極パターン121上に前記電極板11
1、112が位置するように前記パッケージ110を載
置し、リフロー炉で加熱して半田113を溶融し、前記
一対の電極パターン121と電極板111、112をそ
れぞれ溶着し、パッケージ110のプリント回路基板1
20への表面実装がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような改良された
パッケージ構造のものによれば、図25に示したパッケ
ージ構造のものに比較し、金ワイヤーを用いない構造と
なるため、小型化ができ、又金ワイヤーのボンデングの
ための金メッキが不要となるため、材料費の低減ができ
る。更には製造工程においてより多くの多数個取りがで
きるので、製造コスト全体としてコストの低減ができ
る。しかし、かかる改良されたパッケージ構造のものは
以下に述べる欠点を有する。
【0008】その欠点の第1のものにつき説明するなら
ば、図27に示すように、パッケーージ110のプリン
ト回路基板120への表面実装において前記接合材11
3を溶融させる際の加熱により、パッケージ110にお
ける透明樹脂115部と電極板111、112は共に膨
張するが、透明樹脂115と電極板111、112とで
は線膨張係数(または熱膨率)がかなり異なるので、透
明樹脂115部と電極板111、112の境界面に大き
な剥離の応力(熱応力)が発生し、剥離が生じ、これに
より透明樹脂115部と一体となっているLEDチップ
114(図26(b)、(c)を参照)から電極板11
1または電極板112が剥がれ、断線によりLEDチッ
プ114は点灯不能となる場合が少なくない。
【0009】その欠点の第2のものにつき説明するなら
ば、図26(a)に示すように、一方の電極板111の
接合材113上へのLEDチップ114の載置が終了し
た時点で、他方の電極板112の接合材113の位置に
LEDチップ114の他方の電極を重ねるように載置
し、これによりLEDチップ114は電極板111と電
極板112とで挟持される。この状態で、リフロー炉の
加熱により、前記接合材113を溶融させ、LEDチッ
プ114のそれぞれの電極を、図26(b)に示すよう
に、電極板111と電極板112とに接合するが、この
際に接合材113として用いるAgペースト等のはみ出
しにより、一方の電極板111と他方の電極板112と
がLEDチップ114の近傍においてショートする場合
がある。これは、LEDチップのサイズは一般的にかな
り小さいにも拘らず、電極板111、112の隙間はか
なり狭いので、電極板111、112に塗布した接合材
113同士がはみだして接触し易いからである。この場
合、図26(c)に示すように透明樹脂115を充填し
た後、切断により、パッケージ110を切り出したと
き、パッケージ110において電極板111と112と
がショートしているのでパッケージ110内のLEDチ
ップ114は点灯不能または点灯不良となる。
【0010】その欠点の第3のものにつき説明するなら
ば、上記に述べたように図26(b)で電極板111と
電極板112とを接合する際に、接合材113として用
いるAgペースト等のはみ出しにより、LEDチップ1
14の近傍において前記のショートには至らないまで
も、LEDチップ114の側面の一部または大部分に接
合材113が、付着又は近接した状態となることがあ
る。この場合、図26(c)に示すように透明樹脂11
5を充填した後、切断により、パッケージ110を切り
出し、プリント基板等に実装してLEDチップ114を
発光させた際、前記のはみだした接合材113により、
その発光が遮られ、パッケージ110の発光強度が低下
してしまう。
【0011】本発明は、従来のチップ型半導体のパッケ
ージ構造における上記の第1、第2、および第3の欠点
の一部またはすべてを除去、改善することを解決すべき
課題とするものである。そして本発明はかかる課題を解
決し、小型で、表面実装に適し、表面実装の際の剥離、
断線がなく、発光性能および信頼性に優れ、且つ製造時
の歩溜まりも高いチップ型半導体のパッケージ構造を提
供すること、およびかかる構造のパッケージを生産性よ
く製造する方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにその第1の手段として本発明は、半導体チップのP
層側とN層側の両端面にそれぞれ別個の電極が接合さ
れ、前記半導体チップの露出面が樹脂で覆われ、前記電
極の外面の少なくとも一部は前記樹脂から露出するよう
に構成されるチップ型半導体のパッケージ構造におい
て、前記端面の少なくとも1つの端面に、前記電極が接
合されない部分を残すようにしてその電極が接合されて
いることを特徴とするチップ型半導体のパッケージ構
造。
【0013】上記の課題を解決するためにその第2の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記電極
の断面は十字形をなし、その十字の交差部の面積は半導
体チップの前記対向面の面積よりも小であり、その十字
の交差部は半導体チップの前記端面に接合されているこ
とを特徴とする。
【0014】上記の課題を解決するためにその第3の手
段として本発明は、前記第2の手段において、前記電極
の断面の十字を構成する縦部分および横部分の長さはそ
れぞれ前記半導体チップの対向面の縦幅および横幅より
も大であることを特徴とする。
【0015】上記の課題を解決するためにその第4の手
段として本発明は、前記第1の手段乃至第3の手段のい
ずれかにおいて、前記パッケージは前記半導体チップの
両端面にそれぞれに対応する一対のパッケージ外面を有
し、該パッケージ外面は段差のない平面であり、該平面
に前記電極の外面が前記樹脂より露出していることを特
徴とする。
【0016】上記の課題を解決するためにその第5の手
段として本発明は、前記第1の手段乃至第3の手段のい
ずれかにおいて、前記パッケージは前記半導体チップの
両端面にそれぞれ対応する一対のパッケージ外面を有
し、該パッケージ外面は段差部を有する面であり、該段
差部に前記電極の外面の一部が前記樹脂より露出してい
ることを特徴とする。
【0017】上記の課題を解決するためにその第6の手
段として本発明は、前記第1の手段乃至第5の手段のい
ずれかにおいて、前記半導体チップはLEDチップであ
り、前記樹脂は透明樹脂であることを特徴とする。
【0018】上記の課題を解決するためにその第7の手
段として本発明は、前記第1の手段乃至第6の手段のい
ずれかにおいて、前記電極の一方には、前記半導体チッ
プのジャンクシヨン側の端面に接続するための突起が設
けられていることを特徴とする。
【0019】上記の課題を解決するためにその第8の手
段として本発明は、複数の窓を有する導電材よりなる一
方の基板上に複数の半導体チップを配列して導電接合材
により接合する工程、前記接合された複数の半導体チッ
プ上に複数の窓を有する導電材よりなる他方の基板を導
電接合材により接合する工程、前記複数の半導体チップ
の露出面および前記一方の基板および他方の基板の外面
以外の部分を被覆するように樹脂を充填する工程、樹脂
が充填された後に前記半導体チップを避けて囲むように
前記上下の基板と前記樹脂を共に複数の切断面において
切断し、個々の半導体チップに対応するチップ型半導体
のパッケージに分離する工程とを有する製造方法により
チップ型半導体のパッケージを製造することを特徴とす
る。
【0020】上記の課題を解決するためにその第9の手
段として本発明は、前記第8の手段において、前記一方
の基板の下面、他方の基板上面に耐熱シートを貼着し、
前記一方の基板と他方基板の側面に一部を残して耐熱テ
ープを貼着して、充填空間を形成した状態で樹脂を充填
し、充填後に前記耐熱シートおよび耐熱テープを剥離す
る製造方法によりチップ型半導体のパッケージを製造す
ることを特徴とする。
【0021】上記の課題を解決するためにその第10の
手段として本発明は、複数の窓を有する導電材よりなる
一方の基板上に複数の半導体チップを配列して導電接合
材により接合する工程、前記接合された複数の半導体チ
ップ上に複数の窓を有する導電材よりなる他方の基板を
導電接合材により接合する工程、前記複数の半導体チッ
プの露出面および前記一方の基板および他方の基板の外
面も含めた露出面を被覆するように成型型を用いて樹脂
を充填する工程、樹脂充填後、幅の広いハーフダイシン
グにより、上下面から前記一方の基板および他方の基板
にそれぞれ達する溝を形成する工程、前記ハーフダイシ
ングによる溝に金属メッキをする工程、前記金属メッキ
7をされた溝の略中央部で前記ハーフダイシングよりも
幅の狭いダイシングを行うことにより、個々の半導体チ
ップに対応するチップ型半導体のパッケージに分離する
工程とを有する製造方法によりチップ型半導体のパッケ
ージを製造することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を一実施例について説明する。図1は本実施
例に係るチップ型半導体のパッケージ1の構造を示す図
であり(a)は斜視図、(b)は断面図である。図1に
おいて10はP層とN層が接合してなる半導体チップで
あり、例えばLEDチップである。11、12は銅、金
等の金属よりなる電極板であり、それぞれ前記半導体チ
ップ10のP層側およびN層側の端面のいずれか一方で
ある端面10a、10bにそれぞれAgペースト、AC
F(異方導電フィルム)等の導電性の接合材13により
接合されている。15は前記半導体チップ10を封止す
るための樹脂である。図1に示すように、前記電極板1
1および12は断面が十字型の形状を有し、その十字の
交差部の面積は前記半導体チップ10の端面10aおよ
び10bの面積よりも小である。本例においては十字の
交差部が前記端面10aおよび10bのそれぞれの略中
央部に位置し、十字の縦部および横部がそれぞれ、前記
端面10aおよび10bのそれぞれの縦の辺および横の
辺に略平行となる位置関係において前記電極板11、1
2が半導体チップ10の前記端面10a、10bに取り
付けられている。
【0023】前記半導体チップ10および電極板11、
電極板12の露出面は電極11の外表面11a、外端面
11bならびに電極12の外表面12a、外端面12b
を残して前記樹脂15により被覆されている。半導体チ
ップ10およびそのパッケージ構造1の外形は略直方体
(または立方体)の形状をなしている。パッケージ1の
縦寸法および横寸法はそれぞれ半導体チップ10の縦寸
法および横寸法よりも大であり、且つそれぞれ電極1
1、12の十字の縦部および横部の長さに等しい。
【0024】図2は図1に示したチップ型半導体のパッ
ケージ1の変形例の構造を示す断面図である。図2に示
すように、本例のパッケージにおいては、半導体チップ
10の一方の端面10bが、ジャンクション10j側の
端面となっており、ジャンクション側の端面10bの接
合される電極板12はその中央部の十字の交差部に突起
部12dを有している。そして、この突起部12dの先
端部において、前記接合材13により端面10bとの接
合がなされている。他の点に関しては図1に示したチッ
プ型半導体のパッケージ1の構造と同様である。
【0025】図1または図2に示したチップ型半導体の
パッケージ1の構造によれば、電極板11、12と半導
体チップ10との接合面積が十字形の範囲に限定される
ので、後述する接合工程の際の接合材13のはみ出し量
は、図26に示した従来例のように半導体チップの端面
全体が接合面となる場合に比べ、大幅に減少する。従っ
て接合の際、各半導体チップ10の両側の端面からはみ
だした前記Agペースト又はACFよりなる導電性の接
合材13が互いに接続してショートするという現象はほ
ぼ完全に阻止される。
【0026】更に、上記の理由により、各半導体チップ
10としてLEDチップを用いた場合、従来のように両
側の端面からはみだした前記Agペースト又はACFよ
りなる導電性の接合材13がショートには至らないまで
もLEDチップの側面からの発光を遮り、パッケージ1
の発光強度が低下するような現象を実質的に起こさない
ようにすることができる。特に、図2に示すパッケージ
1の構造においては、半導体チップ10のジャンクショ
ン10j側の端面10bと電極板12との接合は電極板
12の断面積の小さな突起部12dにおいて接合材13
で接合されているので、接合面積および接合材13のは
み出しは顕著に小さく抑えられ、ジャンクション10j
の近傍の側面および端面10bからの発光が阻止されに
くく、パッケージ1としての発光強度を顕著に高める効
果が得られる。
【0027】図3は図1に示したチップ型半導体のパッ
ケージ1がプリント回路基板に表面実装された状態を示
す断面図である。20はプリント回路基板であり、回路
基板21とこの回路基板21上に所定間隔で設けられた
銅、金等よりなる一対の電極パターン22を有してい
る。ぺースト状の半田よりなる接合材23を塗布してお
き、該電極パターン22上に前記電極板11、12が位
置するように前記パッケージ1を載置し、リフロー炉で
例えば220゜C〜240゜Cに加熱して前記半田より
なる接合材23を溶融し、前記一対の電極パターン22
と電極板11、12をそれぞれ溶着し、パッケージ1の
プリント回路基板20への表面実装がなされる。このと
き、電極板11、12の熱膨張係数(電極板が銅の場合
1.62×10−5/k)と封止の樹脂15の熱膨張係
数(透明エポキシ樹脂の場合4〜6×10−5/゜C)
の差により、電極板11、12と樹脂15の界面に互い
に引き離そうとする熱応力が発生する。
【0028】しかしこの熱応力自体は、電極板11、1
2の図1(a)に示す十字を除く四隅の半導体チップ1
0を直に樹脂封止する15dの存在により緩和される。
更に、その樹脂15dは電極板11、12の十字の側面
に密着して入り組んでいるので熱応力による電極板1
1、12と樹脂15の相対的な移動を効果的に阻止して
いる。従って本実施例においては、従来問題とされてい
たチップ型半導体のパッケージ構造をプリント回路基板
に表面実装する際の樹脂と電極板の剥がれにより発生す
るLEDチップ等半導体チップと電極板との剥離および
これによる点灯不能をほぼ完全に阻止し、表面実装にお
ける信頼性の高いチップ型半導体のパッケージ構造を実
現することができる。
【0029】次に、図1または図2に示した本実施例に
係るチップ型半導体のパッケージ1の製造方法につき図
面を用いて説明する。図4に示すように、下面に耐熱シ
ート26を貼着した一方の電極基板31の上面に半導体
チップ10を実装する。ここで、前記電極基板31は銅
または金等の金属よりなり、マトリクス状に設けられた
複数の略正方形又は矩形の逃げ孔16を有している。電
極基板31の上面又は半導体チップ10の対応面には予
めAgペースト又はACF(異方導電フィルム)を塗
布、貼付して取り付けておく。隣合う4個の前記逃げ孔
16に1個の半導体チップ10が跨り、前記半導体チッ
プ10のP層側の端面またはN層側の端面が前記隣合う
4個の前記逃げ孔16により電極基板31に形成される
十字形の残肉部により保持され、該十字形の中央部(ま
たは交差部)に搭載するように半導体チップ10を電極
基板31に載置し、所定温度に加熱することにより、A
gペースト又はACFよりなる導電性の接合材13で電
極基板31と半導体チップ10を接合し、電気的に導通
させる。
【0030】次に、図5(a)に示すようにこのように
して接合された複数の半導体チップ10の上側の端面に
他方の電極基板32を載置し、同様の方法により接合を
行う。他方の電極基板32の上面には図示しない耐熱シ
ートを貼着してある。ここで、他方の電極基板32は、
図2に示したパッケージ1の製造を行う際には、図5
(b)の断面図に示すように他方の電極基板32として
複数の突起部32dを有するものを用い、各突起部32
dを各半導体チップ10のジャンクション側の端面10
bに接合材13により接合する。前記突起部32dは電
極基板32の十字形の残肉部の交差部等にエッチング等
により設けられている。なお、半導体チップ10を電極
基板31および32に接合するための加熱は、場合によ
り、半導体チップ10を電極基板31および32で挟持
した後に同時に行ってもよい。
【0031】次に、図6に示すように、一方の電極基板
31と他方の電極基板32により半導体チップ10が上
下から挟持され、一方の電極基板31の下面および他方
の電極基板32の上面に耐熱シート26が貼着されてい
る状態で、一方の電極基板31と他方の電極基板32の
外側面に一部を残して耐熱テープ17を貼着して充填空
間を形成する。ここで、耐熱テープ17が貼着されない
部分は、樹脂封入口18となる。なお、図6において
は、前記他方の他方の電極基板32の上面に貼着されて
いる耐熱シート(26)の図示は省いてある。
【0032】次に、図7に示すように、前記樹脂封入口
18より封止用の樹脂15を注入した後、硬化する。な
お、図7においては、図5及び図6と同様に前記他方の
他方の電極基板32の上面に貼着されている耐熱シート
(26)の図示は省いてある。
【0033】次に、図8に示すように、樹脂15が冷
却、硬化した後、一方の電極基板31の下面および他方
の電極基板32の上面に貼着されている耐熱シート26
とこれら電極基板の外側面に貼着されている耐熱テープ
17を剥離する。これにより封止ブロック30が得られ
る。
【0034】次に、図9に示すように、ダイヤモンドホ
イール、マルチワイヤーソー等を用いて、図8に示す封
止ブロック30の前記電極基板31、32の前記十字形
の各交差部(図5(a)参照)を囲む、縦横の所定の位
置のダイシングラインLに沿って、樹脂15および電極
基板31、32を一体として同時に切断する。これによ
り、図1または図2に示したパケージ1が個々に分離さ
れて切り出され、本実施例に係るチップ型半導体のパッ
ケージ1の構造が完成する。ここで前記電極基板31お
よび32は個々のチップ型半導体のパッケージ1におい
て、それぞれ図1または図2に示す電極板11、12と
なる。
【0035】このようにして、上記の製造方法によれ
ば、多数個取りにより生産能率をあげつつ、図1または
図2に示し説明した優れたチップ型半導体のパッケージ
を製造することができる。
【0036】以下図面に基づいて本発明の好適な実施の
形態を他の一つの実施例について説明する。図10は本
実施例に係るチップ型半導体のパッケージ1の構造を示
す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
図10において10はP層とN層が接合してなる半導体
チップであり、例えばLEDチップである。11、12
は銅、金等の金属よりなる電極板であり、それぞれ前記
半導体チップ10のP層側の端面およびN層側の端面の
いずれか一方及び他方に、Agペースト等の導電性の接
合材13により接合されている。15は前記半導体チッ
プ10および電極板11、12を封止するための樹脂で
ある。前記電極板11および12は断面が十字型の形状
を有し、その十字の交差部の面積は前記半導体チップ1
0のP層およびN層側のいずれか一方の端面10aおよ
び他方の端面10bの面積よりも小である。本例におい
ては十字の交差部が前記端面10aおよび10bのそれ
ぞれの略中央部に位置し、十字の縦部および横部がそれ
ぞれ、前記端面10aおよび10bのそれぞれの縦の辺
および横の辺に略平行となる位置関係において、前記電
極板11、12が半導体チップ10の前記端面10a、
10bに取り付けられている。
【0037】前記半導体チップ10および電極板11、
電極板12の露出面は電極板11、電極板12の一部を
除き前記樹脂15により被覆されて、パッケージ1が構
成されている。パッケージ1の外形は全体としては略直
方体(または立方体)の形状をなしているが、半導体チ
ップ10の前記端面10a及び10bにそれぞれ対向す
るパッケージ1の端面1aおよび1bの周辺部には4辺
に沿って、それぞれ段差部1adおよび1bdが設けら
れている。段差部1ad、1bdは後に詳述するように
前記樹脂15及び電極板11、12の一部を削り取るこ
とにより形成されるものであり、形成された際には段差
部1ad、1bdの表面には電極11および12がそれ
ぞれ、露出しており、その後、銅、金等よりなる電極膜
35、36がメッキにより段差部1ad、1bdも含め
前記のパッケージの端面1aおよび1bの全表面に形成
されている。従って、これら電極膜35、36はそれぞ
れ前記電極板11、電極板12に接続、導通している。
【0038】図11は図10に示したチップ型半導体の
パッケージ1の変形例の構造を示す断面図である。本例
においては、図11に示すように電極板12が突起部1
2dを有し、半導体チップ10のジャンクション10j
側の端面10bは突起部12bの先端部に接合材13に
より接合されている。他の点については図10に示した
チップ型半導体のパッケージ1と同様である。
【0039】図12は図10または図11に示したパッ
ケージ1がプリント回路基板に表面実装された状態を示
す図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。
図12において20はプリント回路基板であり、回路基
板21とこの回路基板21上に所定間隔で設けられた
銅、金等よりなる一対の電極パターン22を有してい
る。ぺースト状の半田よりなる接合材23を塗布してお
き、該電極パターン22上に前記電極膜35、36が位
置するように前記パッケージ1を載置し、リフロー炉で
例えば220゜C〜240゜Cに加熱して前記半田より
なる接合材23を溶融し、前記一対の電極パターン22
と電極膜35、36をそれぞれ溶着し、パッケージ1の
プリント回路基板20への表面実装がなされる。
【0040】このとき、電極膜35、36は段差部1a
d、1bdによりその長手方向に十分な量の半田を保持
しつつ前記電極パターン22と接合するため、固着力の
極めて強い強固な表面実装がなされる。また、本例のパ
ッケージ1は対向する前記端面1a、1bの4辺すべて
に電極膜(35、36)を備えた段差部1ad、1bd
を有しているので、4個の側面のいずれが下側となった
場合でも表面実装をすることができ、自動化等における
ハンドリングが容易となる利点を有する。その他の点に
関しては図10に示したパッケージについては、図1に
示したパッケージと同様の効果を得ることができ、図1
1に示したパッケージについては、図2に示したパッケ
ージと同様の効果を得ることができる。
【0041】次に、図10または図11に示した本実施
例に係るチップ型半導体のパッケージ1の製造方法につ
き図面を用いて説明する。図13に示すように、一方の
電極基板31の上面にAgペーストやACF(異方導電
フィルム)を接合材13として半導体チップ10を実装
する。ここで、前記電極基板31は銅または金等の金属
よりなり、マトリクス状に設けられた複数の略正方形又
は矩形の逃げ孔16を有している。電極基板31の上面
又は半導体チップ10の対応面には予めAgペースト又
はACFを塗布等により取り付けておく。隣合う4個の
前記逃げ孔16に1個の半導体チップ10が跨り、前記
半導体チップ10のP層側の端面またはN層側の端面が
前記隣合う4個の前記逃げ孔16により電極基板31に
形成される十字形の残肉部により保持されるよう、該十
字形の中央部(または交差部)に対応して複数の半導体
チップ10を電極基板31に載置し、所定温度で加熱す
ることにより、Agペースト又はACFよりなる導電性
の接合材13で電極基板31と半導体チップ10を接合
し、電気的に導通させる。
【0042】次に、図14(a)に示すように、このよ
うにして接合された複数の半導体チップ10の上側の端
面に他方の電極基板32を載置し、同様の方法により実
装を行う。ここで、他方の電極基板32は前記一方の電
極基板31と同一の材料よりなり、同様の形状をなして
いる。そして、その十字形の残肉部の中央部(または交
差部)が前記複数の半導体チップ10の上側の端面に対
応する位置となるように他方の電極基板32を載置し、
同様の方法により接合材13で電極基板32と半導体チ
ップ10を接合し、電気的に導通させる。なお、場合に
よっては、半導体チップ10を電極基板31に載置した
後、半導体チップ10上に電極基板32を載置して半導
体チップ10を挟み、その後加熱を行い上下の電極につ
いての接合を同時に行うようにしてもよい。
【0043】ここで、図11に示したパッケージ1の製
造を行う際には、図14(b)の断面図に示すように他
方の電極基板32として複数の突起部32dを有するも
のを用い、各突起部32dを各半導体チップ10のジャ
ンクション側の端面10bに接合材13により接合す
る。前記突起部32dは電極基板32の十字形の残肉部
の交差部にエッチング等により設けられている。
【0044】次に、図15に示すように半導体チップ1
0が電極基板により上下より接合、挟持された結合体
を、これよりも若干大きな収納空間を有する金型、樹脂
型等の型37に入れる。型37の収納空間は前記結合体
を収納して、なお4つの側面に若干の隙間を有し、前記
結合体は型37の収納空間の底面にから若干離れた位置
に図示しないスペーサ等により保持される。なお、型3
7の図示しない底板には、必要に応じて図示しない押し
棒を設けることもできる。
【0045】次に、図16に示すように、型37内に溶
融した樹脂15を注入した後キュアーする。これによ
り、前記半導体チップ10および電極基板31、32を
樹脂15が被覆し封止した状態となる。
【0046】次に、図17に示すように前記の封止樹脂
15の封止ブロック30を型37から外す。この際、必
要に応じて前記押し棒を用いて封止ブロック30を型3
7から外部に取り出すこともできる。
【0047】次に、図18はハーフダイシングの工程を
示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。図14(a)に示すように電極基板31および32
に設けてある前記マトリクス状に配列した全ての逃げ孔
16のそれぞれの略中央を通る縦横の複数の切断線に沿
って前記封止ブロック30の上面および下面からそれぞ
れ前記電極基板32および電極基板31に達する比較的
幅広の複数の長溝L1、L2を、比較的幅広のダイシン
グブレードを用い、ハーフダイシングにより形成する。
長溝L1、L2の内面にはそれぞれ前記封止樹脂15の
切断面と前記電極基板32および電極基板31の切断面
が露出している。
【0048】次に、図19は電極膜形成の工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図1
9に示すように、ハーフダイシングにより形成された長
溝L1、L2の内面を含む封止ブロック30の上下の表
面にそれぞれ銅、金等の電極膜36、35を鍍金により
形成する。これにより、前記電極基板32および電極基
板31はそれぞれ電極膜36、35に接続し、導通す
る。
【0049】次に、図20は完成品を切り出す切断工程
を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。図20に示すように、ハーフダイシングのブレード
よりもブレード幅の狭いダイシングブレードをもちい
て、電極基板31および32に設けてある前記マトリク
ス状に配列した全ての逃げ孔16(図14(a)に示
す。)のそれぞれの略中央を通り、縦横に前記長溝L
1、L2よりも幅の狭い複数の分離溝L3を形成するこ
とにより、個々の完成品のパッケージ1を切り出す。こ
のとき、図20(b)に示すように、溝幅の広い長溝L
1、L2の略中央部において、完全に切断する分離溝L
3が形成され、これにより、図10または図11に示し
た段差部1ad、1bdが形成され、段差部1ad、1
bdを含め端面1a、1bの表面は、それぞれ電極基板
32および電極基板31にそれぞれ導通する電極膜3
5、36により被覆された状態となる。このようにし
て、図10または図11に示した本実施例に係るチップ
型半導体のパッケージ1が完成する。
【0050】以下図面に基づいて図10または図11に
示したチップ型半導体のパッケージの変形例について説
明する。図21は本実施例に係るチップ型半導体のパッ
ケージ1の構造を示す斜視図である。図21に示すよう
に本例のパッケージ1の構造は、パッケージ1の対向面
1a、1bにはそれぞれ上辺のみに段差部1ac、1b
cが設けられ、これらの段差部1ac、1bcのみにそ
れぞれ、電極膜35、36が取り付けられている。その
他の構造については図10または図11に示したチップ
型半導体のパッケージと同様である。
【0051】図21に示す本実施例のパッケージ1をプ
リント回路基板に実装する際には段差部1ac、1bc
を下にした姿勢で、図12に示した表面実装と同様の方
法により実装することができる。
【0052】次に、図21に示した本実施例に係るチッ
プ型半導体のパッケージ1の製造方法につき図面を用い
て説明する。半導体チップ10を電極基板31、32に
より上下より接合、挟持した後に型37に入れ、型37
に樹脂15を注入し、キュアーした後、樹脂15の封止
ブロック30を型37から取り外す迄の工程は、本例に
おいても同様で、すでに、図13〜17図に示し、説明
した通りである。
【0053】本例においては、その次に、以下に説明す
るハーフダイシングをおこなう。図22は本例における
ハーフダイシングの工程を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。図14(a)に示すような
電極基板31および32に設けてある前記逃げ孔16の
略中央を一列おきに横切り、逃げ孔16のマトリクスの
一方の配列ラインに平行な切断線に沿って封止ブロック
30の上面および下面からそれぞれ前記電極基板32お
よび電極基板31に達する比較的幅広の複数の長溝L
4、L5を、比較的幅広のダイシングブレードを用い、
ハーフダイシングにより形成する。長溝L4、L5の内
面にはそれぞれ前記封止樹脂15の切断面と前記電極基
板32および電極基板31の切断面が露出している。
【0054】次に、図23は電極膜形成の工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図2
3に示すように、ハーフダイシングにより形成された長
溝L4、L5の内面のみを鍍金し銅、金等の電極膜(3
6、35)を形成する。これにより、前記電極基板32
および電極基板31はそれぞれ電極膜36、35に接続
し、導通する。
【0055】次に、図24は完成品を切り出す切断工程
を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。図24に示すように、ハーフダイシングのブレード
よりもブレード幅の狭いダイシングブレードをもちい
て、電極基板31および32に設けてある前記マトリク
ス状に配列した全ての逃げ孔16(図14(a)参照)
のそれぞれの略中央を通り、縦横に前記長溝L4、L5
よりも幅の狭い複数の分離溝L6を形成することによ
り、個々の完成品のパッケージ1を切り出す。このと
き、図24(b)に示すように、溝幅の広い長溝L4、
L5の略中央部において、完全に切断する分離溝L6が
形成され、これにより、図21に示した段差部1ac、
1bcが形成され、段差部1ac、1bcの表面は、そ
れぞれ電極基板32および電極基板31にそれぞれ導通
する電極膜35、36により被覆された状態となる。こ
のようにして、図21に示した本例に係るチップ型半導
体のパッケージ1が完成する。
【0056】図21に示した本例に係るチップ型半導体
のパッケージ1は、段差部1ac、1bcを下にした一
つの姿勢でないと表面実装ができないので、図10また
は図11に示したチップ型半導体のパッケージ1に比較
すれば、自動化等におけるハンドリングの点では不利と
なる。しかし、段差部1ac、1bcのみに電極膜を設
ければよいので、材料費が低減され、更には、図22に
示したハーフダイシングの工程においては、図18に示
したハーフダイシングの工程に比しダイシングの工数が
略1/4に低減するので、その分だけ、パッケージ1の
製造コストは低減し有利となる。なお、その他の点に関
しては、図10または図11に示したチップ型半導体の
パッケージと同様の効果を得ることができる。
【0057】以上に説明したチップ型半導体のパッケー
ジ構造の実施例においては半導体チップ10の対向する
端面に接合される電極板として断面が十字型のものにに
ついて説明してきたが、本発明はこれに限らず、半導体
チップ10の端面に対する前記電極板の接合面がその端
面を完全にはカバーせず、その端面の一部が露出してい
る状態で接合が行われるような形状の電極板を用いたパ
ッケージ構造のものにおいても、上記の実施例のものと
同等または類似の効果を有するものである。
【0058】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、小
型で、表面実装に適し、表面実装の際の剥離、断線がな
く、発光性能および信頼性に優れ、且つ製造時の歩溜ま
りも高い構造のチップ型半導体のパッケージを提供する
こと、および、かかる構造のパッケージを生産性よく製
造する方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一つであるチップ型半導
体のパッケージの構造を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。
【図2】図1に示すチップ型半導体のパッケージの構造
の変形例を示す断面図である。
【図3】図1に示すチップ型半導体のパッケージの表面
実装の方法を示す断面図である。
【図4】図1または図2に示すチップ型半導体のパッケ
ージの製造方法において、耐熱シートを貼着した一方の
電極基板に半導体チップを実装する工程を示す斜視図で
ある。
【図5】図1または図2に示すチップ型半導体のパッケ
ージの製造方法において、一方の電極基板に実装された
半導体チップの上面に耐熱シートを貼着した他方の電極
基板を接合する工程を示す斜視図である。
【図6】図1または図2に示すチップ型半導体のパッケ
ージの製造方法において、一方および他方の電極基板間
に耐熱テープを貼着し、充填空間を形成する工程を示す
斜視図である。
【図7】図1または図2に示すチップ型半導体のパッケ
ージの製造方法において、形成された充填空間に封止樹
脂を注入、硬化する工程を示す斜視図である。
【図8】図1または図2に示すチップ型半導体のパッケ
ージの製造方法において、硬化した封止樹脂のブロック
から耐熱シートおよび耐熱テープを剥離する工程を示す
斜視図である。
【図9】図1または図2に示すチップ型半導体のパッケ
ージの製造方法において、封止樹脂のブロックから個々
のチップ型半導体のパッケージを切り出す工程を示す斜
視図である。
【図10】本発明の実施の形態の一つであるチップ型半
導体のパッケージの構造を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。
【図11】図10に示すチップ型半導体のパッケージの
構造の変形例を示す断面図である。
【図12】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの表面実装の方法を示す図であり、(a)は
側面図、(b)は上面図である。
【図13】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、一方の電極基板に半導
体チップを実装する工程を示す斜視図である。
【図14】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、一方の電極基板に実装
された半導体チップの上面に他方の電極基板を接合する
工程を示す斜視図である。
【図15】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、半導体チップが電極基
板により挟持されてなる結合体を型の内部に収納する工
程を示す斜視図である。
【図16】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、半導体チップが電極基
板により挟持されてなる結合体を収納した型の内部に樹
脂を注入、硬化する工程を示す斜視図である。
【図17】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、樹脂により封止された
封止ブロックを型から外した状態を示す斜視図である。
【図18】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、封止ブロックをハーフ
ダイシングする工程を示す斜視図である。
【図19】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、ハーフダイシングされ
た封止ブロックに電極膜を形成する工程を示す斜視図で
ある。
【図20】図10または図11に示すチップ型半導体の
パッケージの製造方法において、ハーフダイシングさ
れ、電極膜を形成された封止ブロックから個々のチップ
型半導体のパッケージを切り出す工程を示す斜視図であ
る。
【図21】本発明の実施の形態の一つであるチップ型半
導体のパッケージの構造を示す斜視図である。
【図22】図21に示すチップ型半導体のパッケージの
製造方法をにおいて、封止ブロックをハーフダイシング
する工程を示す斜視図である。
【図23】図21に示すチップ型半導体のパッケージの
製造方法をにおいて、ハーフダイシングされた封止ブロ
ックに電極膜を形成する工程を示す斜視図である。
【図24】図21に示すチップ型半導体のパッケージの
製造方法をにおいて、ハーフダイシングされ、電極膜を
形成された封止ブロックから個々のチップ型半導体のパ
ッケージを切り出す工程を示す斜視図である。
【図25】従来のチップ型半導体のパッケージの構造を
示す断面図である。
【図26】従来のチップ型半導体のパッケージの製造方
法を示す斜視図である。
【図27】図26に示す製造方法により製造された従来
のチップ型半導体のパッケージの表面実装の方法を示す
断面図である。
【符号の説明】 1 パッケージ 1a、1b、10a、10b 端面 1ad、1bd 段差部 10 半導体チップ 10j ジャンクション 11、12 電極板 12d 突起部 13 接合材 15 樹脂 16 逃げ孔 17 耐熱テープ 26 耐熱シート 31、32 電極基板 35、36 電極膜 37 型

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップのP層側とN層側の両端面
    にそれぞれ別個の電極が接合され、前記半導体チップの
    露出面が樹脂で覆われ、前記電極の外面の少なくとも一
    部は前記樹脂から露出するように構成されるチップ型半
    導体のパッケージ構造において、前記端面の少なくとも
    1つの端面に、前記電極が接合されない部分を残すよう
    にしてその電極が接合されていることを特徴とするチッ
    プ型半導体のパッケージ構造。
  2. 【請求項2】 前記電極の断面は十字形をなし、その十
    字の交差部の面積は半導体チップの前記対向面の面積よ
    りも小であり、その十字の交差部は半導体チップの前記
    端面に接合されていることを特徴とする請求項1に記載
    のチップ型半導体のパッケージ構造。
  3. 【請求項3】 前記電極の断面の十字を構成する縦部分
    および横部分の長さはそれぞれ前記半導体チップの対向
    面の縦幅および横幅よりも大であることを特徴とする請
    求項2に記載のチップ型半導体のパッケージ構造。
  4. 【請求項4】 前記パッケージは前記半導体チップの両
    端面にそれぞれに対応する一対のパッケージ外面を有
    し、該パッケージ外面は段差のない平面であり、該平面
    に前記電極の外面が前記樹脂より露出していることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のチッ
    プ型半導体のパッケージ構造。
  5. 【請求項5】 前記パッケージは前記半導体チップの両
    端面にそれぞれ対応する一対のパッケージ外面を有し、
    該パッケージ外面は段差部を有する面であり、該段差部
    に前記電極の外面の一部が前記樹脂より露出しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のチップ型半導体のパッケージ構造。
  6. 【請求項6】 前記半導体チップはLEDチップであ
    り、前記樹脂は透明樹脂であることを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれかに記載のチップ型半導体のパ
    ッケージ構造。
  7. 【請求項7】 前記電極の一方には、前記半導体チップ
    のジャンクシヨン側の端面に接続するための突起が設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載のチップ型半導体のパッケージ構造。
  8. 【請求項8】 複数の窓を有する導電材よりなる一方の
    基板上に複数の半導体チップを配列して導電接合材によ
    り接合する工程、前記接合された複数の半導体チップ上
    に複数の窓を有する導電材よりなる他方の基板を導電接
    合材により接合する工程、前記複数の半導体チップの露
    出面および前記一方の基板および他方の基板の外面以外
    の部分を被覆するように樹脂を充填する工程、樹脂が充
    填された後に前記半導体チップを避けて囲むように前記
    上下の基板と前記樹脂を共に複数の切断面において切断
    し、個々の半導体チップに対応するチップ型半導体のパ
    ッケージに分離する工程とをを有することを特徴とする
    チップ型半導体のパッケージの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記一方の基板の下面、他方の基板上面
    に耐熱シートを貼着し、前記一方の基板と他方基板の側
    面に一部を残して耐熱テープを貼着して、充填空間を形
    成した状態で樹脂を充填し、充填後に前記耐熱シートお
    よび耐熱テープを剥離することを特徴とする請求項7に
    記載のチップ型半導体のパッケージの製造方法。
  10. 【請求項10】 複数の窓を有する導電材よりなる一方
    の基板上に複数の半導体チップを配列して導電接合材に
    より接合する工程、前記接合された複数の半導体チップ
    上に複数の窓を有する導電材よりなる他方の基板を導電
    接合材により接合する工程、前記複数の半導体チップの
    露出面および前記一方の基板および他方の基板の外面も
    含めた露出面を被覆するように成型型を用いて樹脂を充
    填する工程、樹脂充填後、幅の広いハーフダイシングに
    より、上下面から前記一方の基板および他方の基板にそ
    れぞれ達する溝を形成する工程、前記ハーフダイシング
    による溝に金属メッキをする工程、前記金属メッキ7を
    された溝の略中央部で前記ハーフダイシングよりも幅の
    狭いダイシングを行うことにより、個々の半導体チップ
    に対応するチップ型半導体のパッケージに分離する工程
    とを有することを特徴とするチップ型半導体のパッケー
    ジの製造方法。
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