JPH0250428A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0250428A
JPH0250428A JP19984788A JP19984788A JPH0250428A JP H0250428 A JPH0250428 A JP H0250428A JP 19984788 A JP19984788 A JP 19984788A JP 19984788 A JP19984788 A JP 19984788A JP H0250428 A JPH0250428 A JP H0250428A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に半導体集
積回路を構成する絶縁膜の形成に適用して有効な技術に
関するものである。
〔従来の技術〕
半導体集積回路の絶縁材料として用いられる窒化シリコ
ン膜の形成技術については、例えば株式会゛社サイエン
スフォーラム、昭和58年11月28日発行、「超LS
IハンドブックJPIOI〜P102に記載がある。
半導体集積回路を構成する絶縁膜には、ゲート絶縁膜、
素子分離用絶縁膜、層間絶縁膜、パッシベーション膜な
どがある。これらの絶縁膜材料には、主として5102
やS 1.l’tJ、が用いられている。
例えば、MOS−FETのゲート絶縁膜は、シリコン基
板の表面を熱酸化して得られるSigh膜、シリコン基
板の表面を直接窒化して得られる513N4膜、あるい
はCVD法を用イタSi、N。
膜などによって構成されている。
MO3O3形半導体装部造プロセスでは、いかに高品質
のゲート絶縁膜を形成できるかが、デバイスの性能を決
定する上での最大のポイントになり、上記ゲート絶縁膜
には、膜厚が薄いこと(1〜lonm)、膜質が均一で
欠陥がないこと、経時変化によって膜の電気的特性が劣
化しないことなど、種々の特性が要求される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、本発明者の検討によれば、従来の絶縁膜
形成技術では、高品質のシリコン酸化膜やシリコン窒化
膜を得ることが困難であるという問題がある。
すなわち、熱酸化法、直接窒化法、CVD法など、従来
の絶縁膜形成方法は、いずれも成膜時にシリコン基板が
高温に曝されるため、熱による集積回路素子の損傷や不
純物プロファイルのばらつきなどが避けられない。
特に、集積回路の微細化に伴って、ゲート絶縁膜の膜厚
が10 n m、あるいはそれ以下になってくると、ゲ
ート絶縁膜表面に形成される自然酸化膜の影響が無視で
きなくなり、膜質および膜厚の制御が困難となってくる
本発明は、上記した問題点に着目してなされたものであ
り、その目的は、高品質の絶縁膜を形成することのでき
る技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明
細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、請求項1記載の半導体装置の製造方法は、半
導体基板の表面に被着された絶縁膜の表面に、真空雰囲
気中で第一の光を照射することによって、上記絶縁膜の
表面を活性化した後、上記絶縁膜の表面に窒素または窒
素化合物からなる反応ガスを供給するとともに、上記反
応ガスを分解する第二の光を照射することによって、上
記絶縁膜の表面に窒素化合物からなる第二の絶縁膜を形
成するものである。
また、請求項2記載の半導体装置の製造方法は、半導体
基板の表面に被着された絶縁膜の表面に、真空雰囲気中
で第一の光を照射することによって、上記絶縁膜を分解
除去して下地を露出した後、上記下地の表面に窒素また
は窒素化合物からなる反応ガスを供給するとともに、上
記反応ガスを分解する第二の光を照射することによって
、上記下地の表面に窒素化合物からなる第二の絶縁膜を
形成するものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、光エネルギーを利用したラジカ
ル反応で膜形成がなされるため、品質の高い絶縁膜を得
ることができる。
また、絶縁膜の形成が低温でなされるため、半導体基板
への損傷や不純物プロファイルのばらつきを抑制するこ
とができる。
〔実施例1〕 第1図(a)〜(C)は、本発明の一実施例である半導
体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である
第1図(a)に示すように、p形またはn形シリコン単
結晶からなる半導体基板(以下、基板という)lの表面
には、LOCO3法(選択酸化法)によってフィールド
絶縁膜2が形成され、このフィールド絶縁膜2で囲まれ
た活性素子領域の表面には、湿式酸化法などによって5
〜20nm程度の極く薄いSin、膜3が形成されてい
る。
そこで、第1図ら)に示すように、まず、活性素子領域
以外の領域をホトレジストマスク4で被覆した後、常温
の真空雰囲気中で、基板1の上方からSiO2膜3の表
面に光(hν1)を照射する。
この光の波長は、Sin、膜3の5i−0結合エネルギ
ーく3〜7eV)と同等以上のエネルギーを有するもの
であり、光源は、例えば低圧水銀ランプやレーザ光であ
る。
この光の照射により、Sin、膜3の5i−0結合の一
部が切断されてダングリングボンドが生じ、5iOz膜
3の表面近傍が活性化される。
その際、光は基板1の表層にのみ作用するため、基板1
の内部はほとんど損傷を受けない。
次に、基板1の表面にN2 またはNH,からなる反応
ガスを供給するとともに、基板1の上方からこの反応ガ
スを分解する光(hν2)を照射する。
すると、この光の照射によって反応ガスがラジカル化さ
れ、活性化された5I02 膜3の表面に極く薄いS 
l O++ Ny (シリコンオキシナイトライド)膜
5が形成され、その結果、5ins膜3とS + OX
 N y膜5との二層構造からなる薄いゲート絶縁膜6
が得られる(第1図(C))。
また、5iCh膜3の表面での膜形成工程は、反応律速
系であることから、得られたSlO,N。
膜5は、極めて均一性の高い絶縁膜である。
このように、本実施例1によれば、誘電率が高く、かつ
、絶縁耐圧の高いゲート絶縁膜6を得ることができ、し
かも、Si OX N y膜5を形成する際、熱による
基板1の損傷や不純物プロファイルのばらつきも少ない
ため、MOS−FETの信頼性を向上させることができ
る。
〔実施例2〕 第2図(a)〜(C)は、本発明の他の実施例である半
導体装置°の製造方法を示す半導体基板の要部断面図で
ある。
第2図(a)に示すように、p形またはn形シリコン単
結晶からなる基板1の表面には、LOCO3法(選択酸
化法)によってフィールド絶縁膜2が形成され、このフ
ィールド絶縁膜2の上層には、MO3O3子メモリャパ
シタを構成するプレート電極7が形成されている。この
プレート電極7は、CVD法で被着したポリシリコンに
リン(P)またはヒ素(As)などの不純物を添加し、
その後アニールを行って、低抵抗化したものである。
このようにして得られたプレート電極7の表面には、2
0〜50人程度の成長薄い自然酸化膜8が形成されるが
、この自然酸化膜8が形成されると、プレート電極7の
膜質および膜厚の制御が困難となるため、高品質のプレ
ート電極7を得るためには、この自然酸化膜8を除去す
る必要がある。
そこで、第2図ら)に示すように、常温の真空雰囲気中
でプレート電極7の表面に選択的に高エネルギー、高出
力のレーザ光(hν、)を照射することによって、自然
酸化膜8を分解除去し、プレート電極7を構成するポリ
シリコンを露出させる。
その際、光は基板10表層にのみ作用するため、基板1
の内部はほとんど損傷を受けない。
次に、基板lの表面にN2 またはNH,からなる反応
ガスを供給するとともに、この反応ガスを分解する光(
hν4)を照射する。すると、この光の照射により、N
2またはNH3がラジカル化され、プレート電極7の表
面に極く薄いSiNx膜9が形成される(第2図(C)
)。
上記、SiNx膜9の膜形成反応は、反応律速系である
ことから、得られたSiN++膜9は、極めて均一性の
高い絶縁膜である。
このように、本実施例2によれ11表面に自然酸化膜8
のない高品質のプレート電極7を得ることができ、しか
も、SiN、膜9を形成する際、熱による基板1の損傷
や不純物プロファイルのばらつきも少ないため、MO3
形半導体装置の信頼性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前記実施例1.2に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施例1.2では、MO3形集積回路を構
成する絶縁膜に適用した場合について説明したが、バイ
ポーラ形集積回路を構成する絶縁膜に適用できることは
いうまでもない。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
(1)、基板の表面に被着された絶縁膜の表面に、真空
雰囲気中で第一の光を照射することによって、上記絶縁
膜の表面を活性化した後、上記絶縁膜の表面に窒素また
は窒素化合物からなる反応ガスを供給するとともに、上
記反応ガスを分解する第二の光を照射することによって
、上記絶縁膜の表面に窒素化合物からなる第二の絶縁膜
を形成する請求項1記載の半導体装置の製造方法によれ
ば、半導体基板に損傷を与えたり、不純物プロファイル
にばらつきが生じたりすることなく、高品質の絶縁膜を
形成することができる。
(2)、また、基板の表面に被着された絶縁膜の表面に
、真空雰囲気中で第一の光を照射することによって、上
記絶縁膜を分解除去して下地を露出した後、上記下地の
表面に窒素または窒素化合物からなる反応ガスを供給す
るとともに、上記反応ガスを分解する第二の光を照射す
ることによって、上記下地の表面に窒素化合物からなる
第二の絶縁膜を形成する請求項2記載の半導体装置の製
造方法によれば、半導体基板に損傷を与えたり、不純物
プロファイルにばらつきが生じたりすることなく、高品
質の絶縁膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)〜(C)は、本発明の一実施例である半導
体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図、第2
図(a)〜(C)は、本発明の他の実施例である半導体
装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 1・・・半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜、3・
・・5102膜、4・・・ホトレジストマスク、5・・
・S IOw N y膜、6・・・ゲート絶縁膜、7・
・・プレート電極、8・・・自然酸化膜、9・・・5i
NX膜、hν1〜hν、・・・光。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の表面に被着された絶縁膜の表面に、真
    空雰囲気中で第一の光を照射することによって、前記絶
    縁膜の表面を活性化した後、前記絶縁膜の表面に窒素ま
    たは窒素化合物からなる反応ガスを供給するとともに、
    前記反応ガスを分解する第二の光を照射することによっ
    て、前記絶縁膜の表面に窒素化合物からなる第二の絶縁
    膜を形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。 2、半導体基板の表面に被着された絶縁膜の表面に、真
    空雰囲気中で第一の光を照射することによって、前記絶
    縁膜を分解除去して下地を露出させた後、前記下地の表
    面に窒素または窒素化合物からなる反応ガスを供給する
    とともに、前記反応ガスを分解する第二の光を照射する
    ことによって、前記下地の表面に窒素化合物からなる第
    二の絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128924A (ja) * 2005-09-02 2007-05-24 Univ Of Miyazaki 被膜窒化方法、被膜形成基板および窒化処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007128924A (ja) * 2005-09-02 2007-05-24 Univ Of Miyazaki 被膜窒化方法、被膜形成基板および窒化処理装置

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