JPH02504188A - 複数分析の免疫検定用毛細管装置 - Google Patents

複数分析の免疫検定用毛細管装置

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JPH02504188A JP50626588A JP50626588A JPH02504188A JP H02504188 A JPH02504188 A JP H02504188A JP 50626588 A JP50626588 A JP 50626588A JP 50626588 A JP50626588 A JP 50626588A JP H02504188 A JPH02504188 A JP H02504188A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 前記毛細管内に配置され、それぞれ表面に固定された互いに異る免疫化学試薬を 有する複数の水に不溶の反応セグメントと、 前記毛細管内に配置され、前記反応セグメントを互いに隔置し、前記毛細管内に て前記反応セグメントと交互に配列された反応性を有しない水に不溶のセグメン トと、前記毛細管の両端に設けられ、前記セグメントを前記毛細管内に保持する 機能を有し、それぞれ前記毛細管と連通するボアを有する取付手段と、 流体を前記毛細管内に通す手段と、 を含む装置。
(2)毛細管に接続された注射器を含み、複数個の水に不溶の反応セグメントが 前記毛細管内に配置され、各セグメントの表面には標本の被分析物と特異に結合 する種々の免疫化学試薬が固定されており、反応性を有しないセグメントが前記 毛細管内にて前記反応セグメントと交互に配列された装置を使用して生物学的流 体標本中の複数の被分析物を同時に検出若しくは判定する方法にして、a、前記 毛細管を流体標本にて充填する工程と、b、N記流体標本中の被分析物を前記反 応セグメント上の前記特定の免疫化学試薬と反応させる工程と、C1前記流体標 本を前記毛細管より除去する工程と、d、前記毛細管の内部を洗浄して前記反応 セグメントと特異に結合していない標本成分を除去する行程と、e、各反応セグ メントの表面にて前記工程すに於ける成分のうちの一つと反応し得る標識された 第二の免疫化学試薬にて前記毛細管を充填し、反応を行わせる工程と、f、前記 毛細管より前記標識された第二の免疫化学試薬を除去する工程と、 g、前記毛細管の内部を洗浄し、これにより反応セグメントに特異に結合してい ない前記標識された第二の免疫化学試薬を除去する工程と、 h1反応セグメントと特異に結合した前記標識された第二の免疫化学試薬の量を 測定する工程と、を含む方法。
(3)毛細管に接続された注射器を含み、複数の水に不溶の反応セグメントが前 記毛細管内に配置され、前記反応セグメントのうちの一つには総1gHの判定を 行うためのアンチIgE抗体が固定され、前記反応セグメントのうちの他のセグ メントにはIgE抗体の判定を行うための種々のアレルゲンが固定されており、 反応性を有しないセグメントが前記毛細管内にて前記反応セグメントと交互に配 列された装置を使用して生物学的流体標本中の種々のアレルゲンに対するIgE 抗体及び総IgE免疫グロブリンを同時に検出若しくは判定する方法にして、 前記毛細管を前記流体標本にて充填する工程と、前記流体標本中のIgEを前記 反応セグメントと特異に結合させる工程と、 前記流体標本を前記毛細管より除去する工程と、前記毛細管の内部を洗浄]7、 これにより前記反応セグメントに特異に結合していない標本成分を除去する工程 と、前記毛細管を酵素にて標識されたアンチIgE抗体にて充填し、前記抗体を 前記反応セグメントに特異に結合した被分析物と反応させる工程と、 前記酵素にて標識された抗体を前記毛細管より除去する工程と、 前記毛細管の内部を洗浄し、これにより前記反応セグメントに特異に結合してい ない酵素にて標識された抗体を除去する工程と、 反応セグメントに特異に結合した酵素活性を判定するための基質にて前記毛細管 を充填する工程と、を含む方法。
明細書 複数分析の免疫検定用毛細管装置 発明の背景 本発明はアレルギー性に関する人体の被検物の試験管内スクリーニングのための 装置及び方法に係る。本発明によれば、個人より採取された血清、血漿、又は他 の体液が、種々のアレルゲンに対する抗体の存在及び体液中の総1gE免疫グロ ブリン量について同時に単一の検査装置内に於て固相免疫検定にて検査される。
また本発明は放射性標識、酵素標識、又は螢光標識された試薬を用いて行われる 従来の免疫検定を採用する単一の装置及びそのキット内に於て抗体若しくは抗原 に関する複数の検査を同時に行う方法に係る。
免疫グロブリンクラスの抗体、即ちIgE及びIgEは人間や動物のアレルギー 過敏症の原因であることが知られている。遺伝的要因により或いは環境中のアレ ルゲンに曝されることにより免疫系のアンバランスに起因してアレルギーにかか り昌い人は一般に標準よりも高い総IgE量を有している。従ってアレルギー障 害の適正な診断及び処置を行うためには、総IgE量の測定のみならず特定のア レルゲンに対する抗体の量を測定することが必要である(ドックホーン、アール ・ジエイ(Dockhorn、 R,J、 ) 、Ann。
Allergy、 49、第1頁〜第7頁、1982年)。
アレルゲン及び特定の抗体の検出方法として生体内検定法及び試験管内検定法が ある。生体内検定法はアレルゲンの水性抽出物を直接皮膚に適用したり、アレル ゲンエアゾールを注入することにより患者を刺激することを含んでいる(ネルソ ン、エイチ・ニス(Nelson、 )1. S、 )、Ann、 Aller gL  51 、第411頁〜第417頁、〕9983年、ペリカン、ゼット  (Pelikin、 Z、 ) 、  1bld、、  51 、第395頁〜 第400頁、1983年)。かかる生体内検定法は一般に患者に不快感を与え、 子供、高齢者、皮膚障害を有する患者等には必ずしも適用可能な方法ではない。
米国特許第3,720.760号(ベン−−−/チ、エイチ(、BennIch 、 H,)等)には、特定のアレルゲンに対する抗体を試験管内にて検出するた めの放射性免疫検定法が記載されている。この方法は患者より採取された血清を 水に不溶の固相に固定された一種類のアレルゲンと反応させることを含んでいる 。患者の血清中に存在する抗体は固相−アレルゲンに結合し、患者の抗体に対し 反応する放射性標識された第二の抗体とその後反応させることによって検出され る。
かかる一般的な試験管内検定法は放射性アレルギー吸収検査(Raio−All ergo−8orbent Te5t)を省略してrRA S TJと呼ばれる 。この検査の修正例として、ベーパディスク、セファロースやセルロースの如き 他のセルロース物質、ポリビニル又はポリスチレンの如き重合体材料に対し個々 のアレルゲンを固定することが含まれている。人体のIgHに対する酵素標識さ れた第二の抗体を使用することによりこの検査は非同位体検定に修正されている 。これら試験管内酵素免疫検定及び放射性免疫検定とアレルギーを診断する生体 内診断との間の相互関係に関する文献が多数存在する(アリ、エム(A11.  M、 ) )及びラマナラヤナン、エム・ビー(Rasanarayanan、  M、 P、) 、Ann、 Allergy、  53、第143頁〜第15 0頁、1984年(セルツアー、ジエイーsム(Seltzer、 J、 M、 ) 、マルファーン、ジー・エム(Malpern、 G、 M、) 、  ツ ェイ、ワイ・ジー(Tsay、 Y、 G、 )、 1bid、 54、第25 頁〜第30頁、1985年)。
アレルギーの診断及びその処置に於ては、新規の患者又は引続きアレルギー障害 を有する人は専門家により50又はそれ以上の種々のアレルゲンのパネルについ て行われる生体内又は試験管内検査に付される。検査は患者及び医者の両方にと って非常に高コストでありまた時間を要するものである。メレット、ティージー (Merrett、 T、 G、)等(Allergy 、 35、第491頁 〜第501頁、1980年)は詳細な検査により利益が得られると思われるアレ ルギーのみを選定すべく患者をアレルギーに関しスクリーニングすることを提案 している。効率的で便利なスクリーンによれば、最も軽微なアレルギー患者はア レルギーの診断に要する時間及び金銭の不要の出費を低減することができる。
メレット等は総IgE量及び草、ハウスダストとしてのダニ、猫毛の如き三つの 最も一般的なアレルゲンに対するIgE抗体について患者をスクリーニングする ことにより、425人の総被検者のうちRAST陽性と認定された患者の95% (275人中261人)の高率にてアレルギーを予測することができることを示 している。アレルギースクリーンの概念及び利点はアトキンソン、ビー(Atk lnson。
P、)、ヘンダーソン、ジー・ダブリニ(Henderson、 G、讐、)及 びカーワン、ビー(Hrvan、 P、)  (The Lancet、  i  983年3月26日)により更に支持されており、彼等はスクリーニングパネ ルを10又はそれ以上のアレルゲンに拡大し、これにより誤って陰性の認定がさ れることを低減することを提唱している。
(1)標本と反応し、人体1gHに対する放射性標識又は酵素標識された第二の 抗体と反応するようベーパディスクに固定された一種類又は混合されたアレルゲ ンを使用する商業用のスクリーニングアレルギー検査が現在利用可能になってい る(Kallestad Laboratories、 Inc、) o複数の ディスクに対し一つの標本を検査するためには各ディスクのための独立の反応室 内へ試薬を正確に分配する必要があり、また測定用の高任な機器が必要である。
他の検査に於ては、(2)標本と反応し、人体1gHに対する酵素標識された第 二の抗体と反応するよう開かれたプラスチック製の窪み上にて不溶化された一種 類又は混合されたアレルゲンが使用されるer  (ventrex Labo ratories、 Inc 、 〜Immuno@edics、 Ine、) 。この方法に於ては互いに独立した検査室内へ鉱害を分配し、零れることがない よう検査装置を注意深く取扱うことが必要であり、また長時間の培養中に生じる 蒸発を低減するための湿った室が必要である。
アレルゲンにより形成される抗体について同時に複数の検査を行う努力が従来よ り払われている。米国41y許第3゜941.876号には、一つの検査室内に 固定されたセルロース糸に被覆された多数のアレルゲンに対するアレルギー過敏 性を判定する方法が記載されている。検査室は血清標本にて充填され、16〜2 4時間に亙り培養され、しかる後3回洗浄され、次いで放射性標識されたアンチ IgE抗体試薬にて充填される。16〜24時間に亙る培養が行われた後、検査 室が再度洗浄され、特定のアレルゲンバンドに結合した放射性が写真フィルムに 対し照射することによって測定される。かかる方法の更に発展された方法に於て は、化学ルミネセンス標識されたアンチIgE抗体試薬が使用される(ブラウン 1 シー拳アール(Brown、 C,R,)等、Cl1n Chew、、 3 1 / 9 、第1500頁〜第1505頁。
1985年)。この方法は寧ろ定量的な検定法であり、アレルギースクリーンと して使用するにはあまりにも複雑で高コストである。放射性標識された抗体又は ルミネセンス標識された抗体を使用するこれら両方の修正された方法に於ては測 定機器が必要である。またこれら両方の修正された方法に於ては検査を完了する までに24〜48時間を要する。
チャンドラ−、エイチーエム(Chandler、 H,M、)及びバレル、ジ エイ・ジー・アール(Hurrell、 J、 G、 R,)はC11n、 C his、  Acta 、  121 (第225頁〜第230頁、1982年 )に於て、標本中のY性物質又はハブテン物質又は抗体の存在を検出若しくは判 定するために使用される装置でありで、それぞれ表面に抗体、Y性物質又はハブ テン物質が固定された複数個の管状要素又は毛細管と、それら複数個の毛細管に 流体を同時に又は順次通す手段とを含む装置を記載している。酵素にてリンクさ れた免疫吸着検定によりサンプル中の例えばヘビ毒の如きY性物質又はハブテン 物質の存在を検出し判定するための方法及び検査キットが、抗体−酵素共役体又 は抗原−酵素共役体中の酵素としてウレアーゼを使用し、尿素が酵素基質として 使用され、アンモニアの存在がジブロモ−〇−クレゾールスルホフタレイン指示 薬を使用して検出又は判定されるものとして記載されている。同様の毛細管免疫 検定法がAeta Endocrin。
1、5upp1.202 (第33頁〜第35頁、1976年)に記載されてお り、また西独特許公開公報第1,598.224号に記載されている。毛細管を 使用することにより遥かに少量の試薬しか必要でないという米国特許第3,94 1.876号に記載された装置に優る利点が得られ、また容積に対する表面積の 比が遥かに大きいので、反応速度も遥かに迅速である。このチャンドラ及びバレ ルにより記載された毛細管装置に於ては、輸送中及び取扱い中に容易に破損して しまうガラス製の毛細管が使用さ−れている。更に複数個の毛細管よりなるかか る装置を単一の管状チェーンに組込むことは困難であり、時間を要し、それらの 接続部に於て検査中に流体試薬が漏洩し易い。
発明の概要 本発明は複数の抗原に対する抗体の存在又は複数の抗体に対する抗原の存在又は それらの組合せについて流体標本を同時に且迅速に検査するための装置及びその 適用に関するものである。本発明の装置はそれぞれ表面に種々の抗原若しくは抗 体が固定された一連の水に不溶のセグメントを収容する毛細管を含んでいる。標 本中の被分析物はそれが抗体であろうと抗原であろうとセグメントの表面上の特 定の試薬と免疫複合化することによって不動態化され、標識された免疫化学試薬 とその後反応させることによって測定される。結合した被分析物の測定は特定の セグメントの周りに於て毛細管の壁を貫通して放射される放射線を検出すること により可能である。
図面の説明 第1図はアレルギー用のスクリーニングに使用される一つの特定の実施例として 示された装N(倍率1)の断面図である。毛細管3が反応性を有しない水に不溶 のセグメント10により互いに隔置された6個の反応性を有し水に不溶のセグメ ント4.5.6.7.8.9を収容している。
注射器1がコネクタ2を介して毛細管に接続されている。
毛細管の他端には細い管11が取付けられている。第2図は装置の一部を示す拡 大部分図(倍率4倍)である。6個の各反応セグメントはその表面に以下の如く 種々の免疫化学試薬が固定されている。
セグメント4−第一のアレルゲン混合物、例えば基アレルゲン セグメント5−第二のアレルゲン混合物、例えばダニ/カビアレルゲン セグメント6−第三のアレルゲン混合物、例えば雑草アレルゲン セグメント7−第四のアレルゲン混合物、例えば木アレセグメント8−第五のア レルゲン混合物、例えば猫及び大アレルゲン セグメント9−アンチIgX抗体、例えばアンチ人体1gE抗体 詳細な説明 本発明の検査は抗原のパネルに対する抗体の存在若しくは抗体のパネルに対する 抗原の存在について一種類の生体体液を分析するのに特に適している。反応は毛 細管室内にて行われ、毛細管室の容積に対する表面積の比が高いので従来の免疫 検定法の場合に比して試薬の量が少なくてよく、また反応時間も遥かに短い。本 発明の一つの特定の実施例に於ては、本発明の装置は特定のアレルゲンに対する 1gE抗体を検出し、また血清又は血漿中の総IgE量を検出するために使用さ れる。非同位体の酵素免疫検定法に於ては、基質との反応により透明の毛細管を 経て視覚的に記録することのできる色の変化が生じる。本発明の検査はその実施 に殆ど技能を必要とせず、3時間以内に完了し、検査や測定に機器を必要としな いので、医局に於て使用されるに特に適している。
アレルギーに関する検査としての特定の適用例に於ては、種々のアレルゲンに対 する抗体の存在を検出し、また標本中の総IgE量を測定することが好ましい。
メレット(Merrett )などによる発見によれば、主要な草、雑草、木、 動物、゛又はカビのアレルゲンの如き少数の主要なアレルゲンに対する検査によ って激しいアレルギーの臨床的に正確な診断が得られる。RAST装!(マリン コヴイッチ(Harlnkovich))に於けるアレルゲンの数が30〜70 であるのに対し、アレルゲンの数、従って検査装置中のセグメントの数を少数( 10未満)に低減することにより、医者及び患者に課せられる検査費を低減する ことができ、しかも検査の目的、即ち激しいアレルギーの同定を満足することが できる。患者は一つ又はそれ以上のアレルゲンに対する限られたアレルギーしか 有していないことが多いので、固体表面上に不動態化された草、雑草、木、動物 又はダニ/カビ混合物中に2〜4の主要なアレルゲンの混合物を使用することに より、誤って陰性の判断がされる虞れが低減される。
フローラルのアレルゲンは多かれ少なかれ限られた地域に固有のものであり、季 節によって多くなるものであるので、検査装置内の三つのフローラルアレルゲン 混合物、即ち特定の地域のアレルギースクリーン内の草混合物、雑草混合物、及 び水混合物は季節及び地域に固有の主要なフローラルアレルゲンを含んでいる。
残りの猫、犬、ダニ、及びカビのアレルゲンはアメリカ合衆国を横切る地域スク リーンに一般的なものである。世界中の限られた地域に於ける主要なアレルゲン がその地域の患者のIgE抗体、従ってアレルギーを臨床的に診断するための検 査装置に使用されなければならない。一つの装置内に於けるアレルゲンが草のみ 又は雑草、木、カビ、食物、昆虫、とげ針のみに限定された一層特殊なスクリー ンが組立てられてよい。各固体のセグメントに一種類のアレルゲン及びアレルゲ ンの混合物が固定されてよい。
本発明の装置の準備に於ては、水に溶解しない固相の表面にアレルゲン、抗原又 は抗体を固定することが含まれている。固相の物質の例として、ガラスや、ポリ スチレン、ボエチレン、塩化ポリビニル、ポリプロピレン、ナイロンなどの如き 炭化水素ポリマーや、コポリマーがある。固相の表面はそれに試薬が容易に接合 するよう、NH:、C0OH,イソシアネートの如き反応性を有する官能基を形 成するうよう処理される。抗原や抗体は不動態吸着や共有結合の如き公知の技法 により固相の表面に固定されてよい。
抽出の工程は固定されるべき物質の組成や濃度及び水に溶解しない固相の表面に 対する親和力次第である。かくして能力又は濃度の高いアレルゲンは不動態吸着 によりプラスチックの表面に容易に固定することができるが、能力又は被覆性の 低いアレルゲンは化学的カップリング剤により共有結合させることが必要である 。共有結合のプロセスの例として、アレルゲンの抽出溶液と反応させる前にポリ マーの表面を二段階の工程にてグルタルアルデヒドと反応させる方法や、アレル ゲン及びグルタルアルデヒドの混合物を一工程にてポリマーと反応させる方法が ある。アl/ルゲンの抽出物はロフトによってまたアレルゲンによってその能力 が異るので、各抽出溶液は種々の濃度にて固相に固定されなければならず、また 最大の反応性を達成する条件を郭定するためにはそのアレルゲンに対する抗体を 含有する血清を使用して検査されなければならない。アレルゲンの混合物が一つ の固相の表面に被覆される必要がある場合には、その混合物中の個々のアレルゲ ン成分の濃度が同様に最適化されなければならない。混合物中のアレルゲン成分 の数を2〜4の主要なアレルゲンに限定することにより、何れか一つの成分に対 する抗体の結合の立体的干渉が最少限に抑えられる。必須というわけではないが 、同相の表面に対し抗原又は抗体を固定した後、その表面をゼラチンやアルブミ ンの如き不活性の物質にて処理し、これにより表面上の残留する活性領域を飽和 させることが好ましい。この処理は被覆された表面を安定化させ検査中に於ける 同相の表面に対する不必要な吸着を低減するために使用されてよい。
本発明の装置の特定の実施例に於ては、長さ1c111、直径0.18−の塩化 ポリビニル(PVC)よりなる固体の棒状セグメントが1%(V/V)のグルタ ルアルデヒド水溶液にて活性化され、洗浄され、しかる後16〜24時間に亙す アレルゲン又は抗体の溶液と反応され、しかる後洗浄され、不動態化されたアレ ルゲン又は抗体を安定化させるために後被覆が行われる。種々のアレルゲン及び アンチIgE抗体にて被覆されたセグメント(これ以降「反応セグメント」と呼 ばれる)が、それらの反応セグメントを互いに隔置するスペーサとして作用する 不活性のセグメント10と共に内径0.230!11の透明のPvCよりなる毛 細管3内に挿入される。不活性のセグメントは反応セグメントと同一のPVC材 料より切断によって形成されたものであってよいが、処理されることなくスペー サとして使用される。
毛細管の一端には細い管11が取付けられる。この管11はセグメントを保持し 、装置内へ試薬を吸引するだめの手段として作用する。毛細管の根元側端部は装 置内を試薬にて充填したり試薬を装置より排出させるために使用される注射器に 接続される。セグメントの断面の寸法は毛細管内にてセグメントが互いに重なり 合うことを防止するに十分な大きさでなければならない。毛細管の長さは互いに 端部を当接して配列された複数個のセグメントを収容するに十分な長さでなけれ ばならない。毛細管3の内径は、反応を迅速に行わせ、また検査に必要な試薬の 量を低減すべく小さい値であることが好ましい。装置内の反応セグメントに於け る色又は螢光の陽性変化を容易に検aし得るよう、毛細管は透明の物質にて形成 されていることが好ましい。色又は螢光の変化が毛細管内の液体基質試薬内にて 生じる酵素免疫検定に於ては、各セグメントを互いに隔置する不活性のスペーサ が好ましく、スペーサは色の変化を生じた生成物が一つの反応セグメントより他 のセグメントへ拡散し、そのため所定の測定時間内に誤って陽性の判定が行われ ることを抑制するに十分な長さを有していなければならならない。一つの特定の 例として、毛細管を基質にて充填した後の少なくとも1時間までの範囲に於て特 異の確徴を判定し得るよう長さ1.50のスペーサが使用された。これに対し反 応セグメントの長さは重要ではなく、0.5〜2備の長さであってよい。反応セ グメントの表面に結合された標識された試薬が測定される定量的放射性免疫検定 に於ては、各セグメントの長さは互いに等しくなければならず、不活性のスペー サは省略されてよい。
酵素免疫検定に於けるアレルギースクリーニングに使用される第1図に示された 本発明の装置の一つの典型的な実施例に於ては、毛細管3は長さ18.5an、 内径0.23■の寸法を有し、1.5XO,18aoの7個の不活性のスペーサ 10により互いに隔置されたIXo、18cmの6個の反応セグメント4〜9を 収容しCいる。出口管1〕は長さ6cxas外径0. 230!11、内径0. 15CI11の寸法を有し、試薬の漏洩を防止すべく毛細管3に対し接着により 固定されている。また注射器コネクタ2も試薬の漏洩を防止すべく毛細管に接着 されていてよい。
本発明の一つの実施例に於ては、第1図に示されている如く、草アレルゲン混合 物、雑草アレルゲン混合物、木アレルゲン混合物、猫及び犬の毛のアレルゲンの 混合物、/\ウスダストとしてのダニ及びカビのアレルゲンの混合物、及びアン チIgE抗体にて被覆された6個の反応セグメントを内部に有する毛細管内へ標 本流体が吸引によって導入される。装置はIgE抗体がアレルゲン混合物にて被 覆されたセグメントと反応してそれらの表面に不溶性の免疫複合体を形成するよ う所定の時間周囲温度に維持される。反応時間及び温度は0℃にて5分〜50℃ にて24時間の範囲に亙り変化されてよい。毛細管内に於ける反応速度は迅速で あるので(フリーデル、アール(Fr1edel 、 R,) ActaEnd ocrlnol、 、 5upp+、 202 (1976年)の第33頁〜第 35頁参照)、反応は18〜30℃にて5〜60分間行われることが特に好まし い。次いで注射器により標本液体が排出され、装置の内部が水、中性(p)15 〜9)の緩衝液、水又は緩衝液に溶解された洗剤にて洗浄され、これにより装置 内の反応セグメントの表面に特異に吸着されなかった蛋白質が除去される。次い で反応面に対し複合化されていない標本よりのIgHに対し特異性を有する標識 された第二の抗体が装置内に吸引され、毛細管内が充填される。反応は主として 第二の抗体の親和力及び濃度により決定される所定の時間に亙り周囲温度にて行 われる。親和力の高い抗体は5〜30分程度の短い反応時間しか必要としないが 、親和力の低い抗体はこれよりも長い時間を要する。標識された抗体が単クーロ ン性の抗体である場合には、混合物を装置内へ吸引するに先立ってこの試薬を標 本と予め混合してもよい。かかる修正により標識された抗体との間にて行われる 第二の反応時間の必要を排除することができる。
次いで装置は再度洗浄され、これにより溶液中の過剰の標識された抗体又は反応 面に特異に吸着されいない過剰の標識された抗体が除去される。
使用される標識が   I、HS  Cの如き放射性同位体である場合には、反 応セグメントが取出され、特異に結合した放射性物質が適当なガンマカウンタ又 はシンチレーションカウンタにて計測される。
使用される標識が第二の抗体に接合された酵素である場合には、標識された第二 の抗体にて培養が行われ洗浄された後、基質試薬が装置内に吸引によって導入さ れ、毛細管内が充填される。反応面上にてIgEと複合化された酵素−抗体は、 標本よりのIgE抗体が複合化された反応セグメント近傍に於て色素体の存在下 にて可視的な色変化を生じる生成物に基質が転換する際に触媒作用を与える。検 査に於ては幾つかの酵素−基質系が使用されてよい。その典要約な例は過酸化水 素(基質)及びテトラメチルデンジディン(色素体)と共に無色より青色への色 変化を生じる抗体−ワサビダイコンペルオキシダーゼ共役体、尿素(基質)及び ブロモクレゾールパープル(色素体)と共に黄色より紫色への色変化を生じる抗 体−尿素共役体である。
アレルギーについての定性的検査に於ては、例えば毛細管内が基質試薬にて充填 された後、装置内部に貯容された液体試薬が機械的に混合されることを防止すべ く静止された状態にて色の変化について数分間観察される。生じる色の強さは反 応面に対し複合化された酵素−第二の抗体の量に比例しており、その量は反応セ グメントの表面に対し結合された試薬(アレルゲン)に対し複合化された被分析 物(この場合1gE)の量に比例している。強い陽性の反応は毛細管内にて特定 の反応セグメントの近傍に於ける迅速で強い色変化として容易に観察することが できる。逆に弱い陽性の反応は緩慢な色変化となって現れる。反応セグメント及 び不活性のスペーサの近傍に於ける陰性の反応は所定の観察時間内に色変化を示 さない。
可視的な色変化を生じる免疫検定システムに加えて、反応セグメントの表面上又 はその周りに検出可能な螢光、ルミネセンス、又は色彩を有する反応生成物を生 じる他の免疫検定システムが使用されてもよい。螢光又は色彩を有する生成物の 場合の如く、視覚的観察によって確徴を記録し得る定性的検査に本発明の装置を 適用することができる。
また毛細管の壁を貫通して放射される光エネルギを計測する適当な計測機器を使 用することにより、本発明の装置を定量的検査に適用することも可能である。
一般に、本発明の装置は種々の免疫検定に適用され得るものであり、以下の例は かかる例のうちの幾つかを示して(、a )セグメントに固定された抗原又は低 分子量のハブテンが標本中の第一の抗体と反応し、該第−の抗体はそれに対し特 異性を有する標識された第二の抗体と反応せしめられる。
(b)サンドイツチ法。検査標本よりの抗体が不溶性の抗原又はハブテンと反応 した後標識された抗原又は/\ブテンと反応せしめられる点に於て1(a)と異 る。複数スクリーンに於ては、標識された試薬はその検査に於て使用される既に 標識された種々の抗原又はハブテンの混合物である。
2、抗原又はハブテンの検出 (a)サンドイツチ法。標本中の抗原が固体の表面上に対し不溶化された特定の 抗体と反応せしめられ、標識された抗原−特定の抗体との反応により計測される 。複数スクリーンに於ては、標識された試薬はそれぞれ検出されるべき抗原に対 する特異性を有する抗体の混合物である。
(b)競合的抑制法。標本中の抗原又はハブテンが不溶化された抗原−特定の抗 体又は7〜ブテン−特定の抗体に対し結合する標識された抗原又はハブテンと競 合し、標識された抗原又はハブテンが特定のセグメント上の同種の抗体に対する 結合を抑制する程度により計測される。
かくして本発明の装置及び方法は、アレルギーを惹起す抗体に関してのみならず 、癌抗原のパネル、A型及びB型肝炎、HTLV−111の如きウィルス性抗原 、バクテリア抗原、薬の乱用の如き低分子又はハブテンについて、またこれらの 抗原やハブテンに対する抗体の存在について行われる定性検査及び定量検査とし て使用されてよいものである。
また本発明は総1gEJl及び種々のアレルゲンに対するIgE抗体に関し標本 を検査するためのキットにも係る。
キットは互いに組立てられた毛細管装置及び注射器、標識された第二の抗体試薬 (ERAの場合には標識された第二の抗体試薬及び基質試薬)、洗浄試薬、及び 使用説明書を含んでいることが好ましい。
以下の例により本発明を更に説明する。
例  1 この例は毛細管装置の準備を説明するものである。
(a)反応セグメントの準備 アレルゲン抽出物の50%グリセリン水溶液(アメリカ合衆国ワシントン用、ス ボカン所在の)lolllster−8tier )がMW  Co  350 0の薄膜を使用してpH7の0.01Mのリン酸エステル緩衝液に対し透析され 、これによりグリセリン及び低分子の物質が除去される。次いで長さ1■、直径 0.18cmの固体の棒状の塩化ポリビニルよりなるセグメントがpH7の0. 01Mのリン酸エステル緩衝液中にて洗浄され、pH7の緩衝液中にてゆっくり と回転させつつ周囲温度(18〜30℃)にて60出10分間1%(ν/V ) のグルタルアルデヒドと反応せしめられる。次いでセグメントはpH7の緩衝液 中にて迅速に洗浄され、これにより過剰のグルタルアルデヒドが除去され、しか る後セグメントをゆっくりと回転させつつ周囲温度にて24出4時間に亙りpH 7の0.01Mの緩衝液中にて適当に希釈されたアレルゲン又はアレルゲン混合 物と反応せしめられる。次いでセグメントはpH7の緩衝液中にて洗浄され、し かる後周囲温度にて4時間までの時間に亙り0.1%(V/V)の人体の血清ア ルブミン(ISA)と反応され、これによりセグメントの表面上に残留するグル タルアルデヒド−活性領域がブロックされる。最後にセグメントは周囲温度にて 4時間までの時間に亙り生理食塩水中に溶解された2、5%(W/V)のスクロ ース溶液にて処理される。
次いでスクロース溶液が除去され、セグメントは周囲温度にて乾燥される。
同様に長さ1cI11のセグメントが、1%のグルタルアルデヒドにて活性化し 、適当に希釈されたIgE抗体と反応させ、しかる後ISA及びスフ−ロス溶液 にて処理することにより、モノ特異性を有するアンチ(人体1gE)IgG抗体 にて被覆され、しかる後乾燥される。
かくして各ロフトのセグメントが(1)ギツウギシバ、ナガハグサ、オオアワガ エリ、ライグラスの各アレルゲンの混合物、(2)ブタフサ、オオバコ、シロザ の各アレルゲンの混合物、(3)ポプラ、ニレ、メスキード、マウンテンシーダ の各アレルゲンの混合物、(4)D、ファリナダニ及び互生のカビのアレルゲン の混合物、(5)猫及び犬のアレルゲンの混合物、(6)アンチIgE抗体にて 被覆される。
反応セグメントの分析性能を最適化するために、アレルゲン又は抗体溶液が濃度 が次第に増大する態様にてセグメントに連結され、しかる後適当な特異性又は総 IgE量を有するアレルギー性の高い人体血清及び標識(I標識又はウレアーゼ 酵素標識)されたモノ特異性を有するアンチIgEを用いて検査され、これによ りアレルゲン又は抗体溶液の最適の被覆濃度が決定される。
(b)装置の組立 長さ18.5(!11、内径0.23CI!+の光学的に透明の半硬質のpvc IRの毛細管の一端に注射器コネクタが装着される。次いで草混合物、ダニ/カ ビ混合物、雑草混合物、水混合物、猫/犬混合物、アンチIgE抗体にてそれぞ れ被覆された乾燥された反応セグメントが毛細管内に挿入される。次いで毛細管 内へ試薬を導入し得るよう長さ6叩の細い管が毛細管の他端に取付けられる。最 後に容i/11 mlの注射器が毛細管装置に接続される。かくして組立てられ た装置が第1図に図示されている。
毛細管装置が酵素免疫検定に使用される場合には、反応セグメントと同−又は同 様の材料にて形成された長さ1゜5cmの不活性の未飽和のPVC製のセグメン トがそれらが反応セグメントの間に於てスペーサとして作用するよう反応セグメ ントと交互に挿入される。また毛細管装置が放射性免疫検定に使用される場合に は、不活性のスペーサは省略されてよい。
例  2 この例は放射性免疫検定に於けるアレルギーに対する定量スクリーンとして本発 明の装置を適用する例を説明するPvC製のセグメントがアレルゲンの混合物及 びアンチIgE抗体にて被覆され、次いで例1の場合と同様スクリーニング装置 として組立てられる。セス力(Ceska )及びランドクヴイスト(Lund kvlst )により著されている通り(Igvunochei、 9:102 i−30,1972年)、アレルゲン混合物は警hatman No、541フ イルタベーパより切取られた直径5■の臭化シアンにて活性化されたベーパディ スクに固定される。
アフィニティ精製された山羊のアンチ人体1gE抗体(アメリカ合衆国メイン用 、スカボロー所在の(AtlantieAntjbod!es )がクロラミン T法を使用して   工にて標識された。125ニ一抗体は5ephadex  G25ゲル濾過により分離され、CNBrにて活性化されたセファロース(Ph armacla、 Ltd)に結合された正常な人体血清の熱にて不活性化され た免疫吸着剤にて吸着することにより人体Ig E l:対しモノ特異性を有す るようにされる。
人体の血清標本はアトピー性を育しない個人及び穏やかなアレルギー、中程度の アレルギー、激しいアレルギーを有する個人より選定され、放射性アレルギー吸 収検査(RAST)に於ける定量検定により検定される。
(b)手続 (i)定量的ベーパディスクRAST 100μmの各血清標本が周囲温度にて3時間に亙りアレルゲン−ディスクと反 応せしめられ、0.05Mの食塩水に溶解された1 mlの0.2%(v/v) のTr)ton X−100溶液にて3回洗浄され、しかる後周囲温度にて16 ・〜24時間に亙り100μlの〕25I−アンチ人体1gE試薬と反応せしめ られる。ディスクは再度3回洗浄され、各ディスクに結合した放射性物質が計測 される。
(ji)定量的装置RAST 取付けられた注射器を使用して標本が注射器コネクタまで装置内へ吸引によって 導入される。装置は周囲温度に2時間維持される。次いで毛細管より標本が排出 され、注射器のプランジャが引抜かれる。次いで油差しを用いて食塩水に溶解さ れた1 mlのTrlton X洗浄溶液が注射器のシリンダ内に導入され、こ れにより装置内に洗浄溶液が通され、各セグメントが洗浄される。
次いでプランジャが注射器に差込まれ、毛細管が1251−アンチ人体1gEに て充填される。次いで装置は16〜24時間に亙り周囲温度に維持される。トレ ーサが排出され、注射器のプランジャが引抜かれ、装置が1mlの洗浄溶液にて 3回洗浄される。
次いで各セグメントが順次毛細管内より注意深く取出され、試験管内に配置され 、結合した放射性物質の計測が行ベーパディスク及び装置の反応セグメント上に 於て計測された結合した放射性物質(1分間当りのカウント数(CPM))を三 つの血清標本について下記の表1(a)に示す。混合物中の個々のアレルゲン成 分及び標本1及び3の混合物に関する従来のベーパディスクRASTに於ける0 2M値は、単一の固相上にアレルゲンの混合物を使用することにより、検査され るアレルゲンに対するIgE抗体の量についての代表値を得ることができること を示している。
かくして標本1の結果は草に対するアレルギー性が高く、雑草や木に対するアレ ルギー性が中程度乃至低く、猫、犬、ダニ、カビに対するアレルギー性がないこ とを示している。
またこれら5種類アレルゲン混合物に関する装置RASTに於ても同様の傾向が ある。
反応セグメントに於けるCPM値ははるかに低い。何故ならば、(1)プラスチ ック製の反応セグメントに比してディスク上に於けるアレルゲンの密度が高<、 (2)ベーパディスクRASTに於ける試薬(標本及びトレーサ)の体積が装置 内の各セグメントとの反応に含まれる試薬の体積の6倍以上であるからである。
CPM値が特に1251−抗体の総CPM値の何%であるかにて表現される場合 には、緊密な相互関係が明瞭になる(表1b)。
かくして125工にて標識された抗体を使用することにより、単一の検査プロセ スにて行われる種々のアレルゲンに対するIgE抗体による定量検定に本発明の 装置を使用することができ、徴候の強さや特異性に関し従来のRASTに良好に 対応しており、しかも処理時間が遥かに短く、処理に必要な技能が遥かに低減さ れる。
表1 (a)ベーパRASTと装置RASTとの間に於ける徴候(CPM(iりの比較 アレルゲン    ベーパ 装置 ベーパ 装置 ベーパ 装置RAST  R AST  RAST  RAST  RAST  RASTギョウギシバ     48969              31584ナガハグサ     3 3190             23973オオアワガエリ   3508 9             31554ライグラス     40170              31283草混合物      51743 882E i   8130  179  43Ei98  858Bブタクサ       13950               8930オオバコ      6 877              7514シロザ       1.931               3170雑草混合物     13382 13 23  750  197  12748  1329ポプラ         876  、            3197ニレ        5142               8696メスキート     4818               5715マウンテンシーダ  2758               5722木混合物      6993  688   Ei58   145  9987  101B猫          524               5202犬          550               13929動物混合物      894  286  571   306  11198  1474ダニ         638               33006互生のカと      441                1493ダニ/力ビ混合物   928  395  875   146  28824  6181(b)ベーパRASTと装置RASTとの間 に於ける徴候(総結合数の%)の比較アレルゲン ベーパ 装置 ベーパ 装置  べ−・、?  装置RAST   RAST  RAST   RAST   RAST   I?AST草混合物  311.3 45.3 0.64  0 .92 32.4 44.0雑草混合物 9.90 6.78 0.56  1 ゜81 9.44 6.H木理合物  5.1B  3.53 0.49  0 .74 7.40 5.21動物混合物 0.68 1.36 0,42  1 .57  B、29 7.56ダニ/     0.69 2.02 0.50   0.75 21.4 31.7力ビ混合物 例  3 この例は酵素免疫検定(E I A)に於て視覚的アレルギースクリーンとして 毛細管装置を適用する例を示して(する。
(a)酵素−抗体共役体の形成 硫酸アンモニウム析出及びAcA34コラムによる分子ふるいにより血清より分 離されたモノ特異性を有するアンチ(人体1gE)山羊1gGが、N−サクシニ ミジル、3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネート<5PDP)を用いてタイ プ■ウレアーゼ酵素に結合される。この活性を有する共役体はAc A22 ( 1゜5X120G)のコラム上にて反応生成物を濾過することにより精製される 。共役体は検査に必要な最適の濃度になるまで蛋白質安定化剤、洗剤、及びED TAを含有する生理食塩水にて希釈される。
基lR/指示薬溶液が40rngのブロモクレゾールパープル指示薬を7.4m lの0゜OIMのNa OHに溶解し脱イオン水にて450 zlにまで希釈す ることにより形成される。
次いでこの溶液に500 mgの尿素基質及び37mgのジナトリウムEDTA が添加され、その体積が水にて500011に調整される。この基質/指示薬溶 液のpHは必要ならば4゜8に調整される。
(b)血清標本 酵素免疫検定に於て本発明の装置により検査される血清標本が、定量的ベーパデ ィスクRASTにより種々のアレルゲンに対するIgE抗体の量が求められ、ま た市販のキット0fallestad Quar+tt CLONE l?lA  for Total IgE)により総IgE量が求められる。
(e)検査プロセス 1、取付けられた注射器により注射器コネクタまで毛細管を標本にて充填する。
2、装置を周囲温度(18〜30℃)1:60分間維持することにより反応させ る。
3、標本を排出させ、注射器のプランジャを引抜き、1mlの洗剤及び食塩を含 む洗浄溶液を注射器のシリンダ内に供給することにより装置を洗浄する。次いで 注射器のプランジャを挿入する。
4、毛細管を酵素にて標識された抗体共役体にて充填し、周囲温度にて60分間 に亙り反応させる。
5、共役体を排出させ、工程3と同様1 mlの洗浄溶液にて装置を4回洗浄す る。しかる後注射器にプランジャを挿入する。
6、毛細管を基質/指示薬溶液にて充填し、装置をベンチ上に配置し、次の1時 間以内に各反応セグメントに於て溶液中に生じる黄色より紫色への色変化を観察 する。
表2に示されたデータに関連して、RASTに於て得られた信号(CPM値)に 対し以下の如く評任基準が与えら25000以上      4 15000〜25(10Ω        35000〜15000         21000〜5000        11000以下      0 かくしてRASTに於て得られた定量的結果をアレルギースクリーンEIAに於 て0〜4点の基準にて視覚的に記録された半定量的な結果とより一層容易に比較 することができ&。RASTの結果は基質/指示薬にて30分の培養後に記録さ れたEIAの結果と比較される。
表2のデータは、−晩かけて行われる従来の定量RASTとアレルギースクリー ンとして適用された場合に於ける本発明の装置に於て実施されるより迅速な半定 量的EIAとの間に良好な相互関係があることを示している。標本中のIgE抗 体の量が高いことにより毛細管を基質/指示薬にて充填するとほぼすぐに特定の 反応セグメントの近傍に於て黄色より紫色への強い色変化が生じる。中程度乃至 低レベルのIgE抗体による色変化はゆっくりとしたものであり、より一層長い 時間を要する。本発明の装置のかかる特定の用途に於ては、システムは基質/指 示薬を用いて30分後に低レベルより高レベルへIgE抗体の相対レベルが変化 するよう最適化された。総IgEセグメントは正常なレベルのIgE(50〜1 501. U、 /ml)が30分後に3点になるよう最適化された。従って本 発明の装置の使用者は標本の総IgE量が低レベル、通常のレベル又は高レベル の何れであるかを推定することができる。
表  2 RAST (R)とアレルギースクリーンEIA(、E)との間の相互関係 標本 草 ダニ/カビ 雑草  木゛′ 動物  総fgENo、RE  RE    RE  RE  RE   RE(1,υ、11) 1 44  3 4、  11 0000  225 43 44  2 2   1、J、  1123  370 44 44  2 2  34  g31 .0  330 46、 23  3 8  12 1.1.11  1135  38341.232    ロ  00125041、  Go   4 4   12 1.1.12  660 412 44  1 1  44 214 4  800 4]444  00  0[10000552装置が長時間放置 されると、酵素による基質の触媒作用及び拡散が継続的に行われることにより装 置内全体の液体が紫色に変化し、従って装置内に配置され−る不活性のスペーサ の長さ及び基質/指示薬にて充填された後に於ける測定のための観察時間が確定 される必要がある。
また各反応工程の最適の培養時間は含まれる抗体のアフィニティ及び検査に使用 される試薬の濃度次第であることは、免疫学的反応の免疫化学の当業者には明ら かである。
高濃度の被分析物の測定は非常に短い培養時間、例えば5〜10分にて達成する ことができるが、この検査に於けるIgE抗体の如き非常に濃度の低い被分析物 の測定には長時間の培養が必要である。
国際調査報告

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生物学的流体標本中の複数の被分析物を同時に検出し若しくは定量検定す る装置にして、 毛細管と、 前記毛細管内に配電され、それぞれ表面に固定された互いに異る免疫化学試薬を 有する複数の水に不溶の反応セグメントと、 前記毛細管内に配置され、前記反応セグメントを互いに隔置し、前記毛細管内に て前記反応セグメントと交互に配列された反応性を有しない水に不溶のセグメン トと、前記毛細管の両端に設けられ、前記セグメントを前記毛細管内に保持する 機能を有し、それぞれ前記毛細管と連通するボアを有する取付手段と、 流体を前記毛細管内に通す手段と、 を含む装置。
  2. (2)毛細管に接続された注射器を含み、複数個の水に不溶の反応セグメントが 前記毛細管内に配置され、各セグメントの表面には標本の按分析物と特異に結合 する種々の免疫化学試薬が固定されており、反応性を有しないセグメントが前記 毛細管内にて前記反応セグメントと交互に配列された装置を使用して生物学的流 体標本中の複数の被分析物を同時に検出若しくは判定する方法にして、a.前記 毛細管を流体標本にて充填する工程と、b.前記流体標本中の被分析物を前記反 応セグメント上の前記特定の免疫化学試薬と反応させる工程と、c.前記流体標 本を前記毛細管より除去する工程と、d.前記毛細管の内部を洗浄して前記反応 セグメントと特異に結合していない標本成分を除去する行程と、e.各反応セグ メントの表面にて前記工程bに於ける成分のうちの一つと反応し得る標識された 第二の免疫化学試薬にて前記毛細管を充填し、反応を行わせる工程と、f.前記 毛細管より前記標識された第二の免疫化学試薬を除去する工程と、 g.前記毛細管の内部を洗浄し、これにより反応セグメントに特異に結合してい ない前記標識された第二の免疫化学試薬を除去する工程と、 h.反応セグメントと特異に結合した前記標識された第二の免疫化学試薬の量を 測定する工程と、を含む方法。
  3. (3)毛細管に接続された注射器を含み、複数の水に不溶の反応セグメントが前 記毛細管内に配置され、前記反応セグメントのうちの一つには総IgEの判定を 行うためのアンチIgE抗体が固定され、前記反応セグメントのうちの他のセグ メントにはIgE抗体の判定を行うための種々のアレルゲンが固定されており、 反応性を有しないセグメントが前記毛細管内にて前記反応セグメントと交互に配 列された装置を使用して生物学的流体標本中の種々のアレルゲンに対するIgE 抗体及び総IgE免疫グロブリンを同時に検出若しくは判定する方法にして、 前記毛細管を前記流体標本にて充填する工程と、前記流体標本中のIgEを前記 反応セグメントと特異に結合させる工程と、 前記流体標本を前記毛細管より除去する工程と、前記毛細管の内部を洗浄し、こ れにより前記反応セグメントに特異に結合していない標本成分を除去する工程と 、前記毛細管を酵素にて標識されたアンチIgE抗体にて充填し、前記抗体を前 記反応セグメントに特異に結合した被分析物と反応させる工程と、 前記酵素にて標識された抗体を前記毛細管より除去する工程と、 前記毛細管の内部を洗浄し、これにより前記反応セグメントに特異に結合してい ない酵素にて標識された抗体を除去する工程と、 反応セグメントに特異に結合した酵素活性を判定するための基質にて前記毛細管 を充填する工程と、を含む方法。
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