JPH02502018A - ポリハロ芳香族酸のジアルキルエステルの高収率製造方法 - Google Patents

ポリハロ芳香族酸のジアルキルエステルの高収率製造方法

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JPH02502018A
JPH02502018A JP63509511A JP50951188A JPH02502018A JP H02502018 A JPH02502018 A JP H02502018A JP 63509511 A JP63509511 A JP 63509511A JP 50951188 A JP50951188 A JP 50951188A JP H02502018 A JPH02502018 A JP H02502018A
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ボーエン,ジョゼフ マイケル
マンキューソー,アントニー ジョン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリハロ芳香族酸のジアルキル エステルの高収率製造方法 発明の背景 1、発明の分野 この発明は、ポリ八口芳香族カルボン酸エステルの製造方法、いくつかのこれら エステルそれ自体、並びにいくつかの該エステルの難燃剤及び(又は)加工助剤 としての使用に関する。
2、関連技術の記載 硫酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸等のような慣用の強酸エステル化触媒を用 いたアルコールからのフタル酸及び無水フタル酸のジエステルの製造のための多 くの方法が開発されている。しかしながら、芳香族環がポリハロゲン化されてい る場合、完全なエステル化は遅く且つ困難になり、その結果低い収率及び悪い生 成物品質をもたらし、これらはこれらの方法を商業的に魅力のないものにする。
ペイプ(Pape) 、サンガー(Sanger)及びネイメッッ(Namet z)は無水テトラブロムフタル酸のジエステルが大きな困難をもって低い収率で のみ製造することができるということを開示している(「ジャーナル・オブ・セ ルラー・プラスチックス(Journal of Ce1lularPlast ics) J、1968年、11月号、第438頁)。ペイプらは中間体のモノ エステルの遊離のカルボキシル基をヒドロキシ置換エステルに転化させるために エポキシドを用いた。
スパッツ(SpatZ)らはテトラブロムフタル酸のジー2−エチルヘキシルエ ステルを製造するための触媒として燐酸を用いたが、収率は60%だけだった( 「インダストリアル・アンド・エンジニアリング・ケミストリー、プロダクト・ リサーチ・アンド・デベロップメント(Industrial and Eng ineering Chemistry、 ProductResearch  and Development) J 、第8巻、第391頁、1969年) 、また、中間体の半エステルの実質的な脱カルボキシルも観察された。
パルプイノ(Baldfno)及びフェルツイン(Feltzin)は米国特許 第3.929.866号に、少な(とも3個のヒドロキシル基を含有するアルコ ールからのジエステルの製造を報告したが、しかしながら生成物は単離されず、 収率の詳細は与えられていない。
フィンレイ(Finley)は米国特許第4.375.551号において、初め に半エステルを製造し、次いでこの半エステルをナトリウム塩に転化させ、次い でこれを相間移動触媒の存在下で塩化アリルで処理することによって無水テトラ ブロムフタル酸のアリルエステルを製造した。
ジエステルを製造するために無水テトラクロルフタル酸の金属塩を使用すること は数人の研究者によって報告されている。ノードランダ−(Nordlande r)及びキャス(Cass)はジエステルを製造するために塩基の存在下でテト ラクロルフタル酸の金属塩又は塩化テトラクロルフタロイルを用いた(「ジャー ナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ4− (Journal of  the AmericanChemical 5ociety) J 、第69 巻、第2670頁、1974年)、収率は悪いものからかムリのものまで(10 〜71%)に渡っていた。
ローラー(Lawlor)は無水テトラクロルフタル酸の中間体半エステルのナ トリウム若しくは銀塩のいずれかから又は酸塩化物、塩化テトラクロルフタロイ ルから低収率のジエステルを得ることができると報告した(「インダストリアル ・アンド・エンジニアリング・ケミストリー」、第39巻、第1419頁、19 47年)。
ノムラらは特公昭50−05701号に、テトラブロムフタル酸又は酸無水物を アルコールでエステル化して対応するジエステルを製造するためにチタン酸アル キルをアルカリ又はアルカリ土類金属塩(水酸化物、炭酸塩1重炭酸塩又は有機 酸の塩)と−緒に使用することを開示している。これらアルカリ又はアルカリ土 類材料は、低い酸価を有する生成物を得るために、この方法の際にチタン酸アル キルと一緒に添加されようと別の時に添加されようと、ノムラらの触媒系の不可 欠な部分である。
及旦j口i五 本発明の方法は、一般式I (a)芳香族環は全ての可能な異性体配置を有することができ、 (b) AはBr又はCβであり、 (c) mは3.4又は5であり、 (d) qは1〜6の整数であり、 (i)置換された若しくは置換されていないC3〜、0(好ましくは01〜0、 特に好ましくは01〜1.)のアルキル又は30(好ましくは22、特に好まし くは18)個までの炭素原子を有するアリール(これらは、1〜4の整数である 原子価Vを有する)、 (ここで、R3はH或いは置換された若しくは置換されていないC2〜、。(好 ましくはC+〜2□、特に好ましくはC1〜8.)のアルキル又は30(好まし くは22、特に好ましくは18)個までの炭素原子を有するアリールであり、R 4はそれぞれH又はCHsであり、 pは1〜5oの整数であり、 tは1〜49の整数である)、 或いは (ここで、R′は置換された若しくは置換されていないC2〜、。(好ましくは C3〜■、特に好ましくは01〜+a)のアルキル又は30(好ましくは22、 特に好ましくは18)個までの炭素原子を有するアリールである) (ここで、q、m及びVは前に定義した通りでのポリハロ芳香族カルボン酸及び 酸無水物のエステルを製造するためのものである。
この方法は、 (i)一般式 (式中、AはBr又はC2であり、 mは3.4又は5であり、 nは3又は4である) の少な(とも1種のポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物、 (ii)一般式 %式%) (式中、R7及びVは一般式Iについて定義した通りである) の少なくとも化学量論的量の少なくとも1種のアルコール又はポリオール 及び R’ z S n Ol R’ Sn (0) (X) 、 ZrO(OR” ) t 又は (a) RはそれぞれH1置換された若しくは置換されていないCI−go(好 ましくはC3〜2□、特に好ましくは01〜1.)のアルキル、置換された若し くは置換されていないC3−0のアルケニル又はC1−1゜のアルキレンである か或いは存在しないかであり、 (b)R’は01〜.のアルキル又は01〜.のシクロアルキルであり、 (d)R”はそれぞれ置換された若しくは置換されていないC8〜、。(好まし くは01〜0、特に好ましくはC、−、、)のアルキル又は置換された若しくは 置換されていないC3〜、2のアルキレンであり、 (e)R’はそれぞれOR’又は次式:(ここで、R6はそれぞれHlOR”又 は置換された若しくは置換されていないCl−1゜(好ましくはC1−11、特 に好ましくはC1〜、8)のアルキルである) の1,3−ジカルボニル化合物の残基であり、(f) a及びbは1又は2であ り、但しa及びbは同一であることはできず、 (g) c及びdはl又は2であり、但しdはCが1であり且つbが2である場 合にのみ2であることができ、 (h) bはRが存在しない場合は2であり、(i) eは1又は2であり、 (j) fは1又は2であり、但しbはfと同等である] である触媒的に有効量の少なくとも1種の金属又は有機金属化合物 を反応させて成る。
本発明は、本明細書において特定される各種反応成分及び触媒系の使用並びに新 規の場合には各種エステルそれ自体及び(又は)本発明の方法によって製造され る各種エステルを包含する。
本発明の他の具体例は、エステル化するのが困難なポリハロ芳香族カルボン酸及 び酸無水物の新規のエステルを提供することであり、このエステルは難燃剤及び 加工助剤として有用である。これら新規のエステルは一般式(): (a) Aは一般式(1)について定義した通りであり5(b) jは3又は4 であり、 (c) kは1〜50の整数であり。
(cl)R”はH又はCHsであり。
(e)RIOはH,C,−、、のアルキル、又は30個までの炭素原子を有する 置換された若しくは置換されていないアリールである) を有する。
反応条件は、酸又は酸無水物の完全なエステル化が達成され全エステル(半又は セミエステルとの対照として)が生成するようなものであるべきである。これを 達成するためには、反応成分ポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物対アルコー ル又はポリオールのモル比は1:1〜10.O1好ましくは1:1〜5.0であ り、ポリハロカルボン酸又は酸無水物対金属又は有機金属触媒のモル比は1:0 .0005〜0.1、好ましくは1:0.001〜0、O5である。
この反応は、エステル化の副生成物の水を除去することによって完結する。これ を達成するためには、好ましくは、水がさらに生成しなくなるまで副生成物の水 を連続的に除去しながら反応成分を加熱還流する。それより低い温度において、 任意の既知の態様で副生成物の水を除去しながら反応させることによって、同様 の結果を達成することができる。この温度は反応成分及び圧力によって変化し、 一般的には還流温度で充分であるが、ある種の反応成分については部分真空を用 いて還流温度を下げるのが有利であることがある。過剰のアルコール又はポリオ ールは通常反応用溶媒として作用する。これが不適当である場合、即ちアルコー ル又はポリオールが水混和性である場合には、水と共沸混合物を形成し且つ反応 に対して不活性である有機溶媒を添加してもよい、このような溶媒はまた、有効 な反応温度を調節するために有利に作用することもできる。有用な溶媒にはトル エン、キシレン、ヘプタン、テトラヒドロナフタリン等が包含されるが、これら に限定されない、また、撹拌下で反応を実施するのも有利である。何故ならば、 これは反応成分の相互の接触を促進するばかりでなく、副生成物の水を反応塊か ら遊離させ、その除去を容易にするからである。一般的に、副生成物の水が除去 されないと、エステル化は完結まで行かないであろう。前記のノムラらによって 報告されたアルカリ塩のような補助用触媒は本発明においては必要でもなく望ま しくもないということは注目されよう。
日の 細な0Fi 操作例又は特に示されている場合以外は、本明細書において用いられる成分の量 又は反応条件を表わす全ての数は、全ての場合において、用語「約」によって変 更されるものと理解されるべきである。
ある種の金属及び有機金属化合物が達成するのが困難なポリハロ芳香族カルボン 酸及び酸無水物の完全エステル化のための優れた触媒であるということがわかっ た。
これらの触媒はこのエステル化を高収率で高純度で進行させ、かくしてこの方法 を商業的に魅力的なものにする。
ポリハロ芳香族カルボン酸及び酸無水物のエステルを製造するための本発明の方 法は、少なくとも1種のポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物と少な(とも1 種のアルコール又はポリオールとを少なくとも1種の金属又は有機金属触媒化合 物の存在下で反応させて成る。
上記の方法は、下記の反応式(1及び2)の1つによって一般的に表わすことが できる: ArC0*H+ Lo)I −ArC0tR+ + )I宜0 (1)(ここで 、Arはポリハロ芳香族基であり、R,OHはアルコール又はポリオールである )反応の時間は不確定である。何故ならば、より少ない量で存在する反応成分が 実質的に反応するまで続けられるからである。この時間は実験室的調製において 、ある場合には73時間はど長い時間が有効であったが、代表的には2〜22時 間だった。
代表的な金属及び有機金属触媒の例は下記の通りである: (CHm) xsnOC)]5SnOJC4HISn01H(C4HI)!5n OC4H*5nD(Cj) C4)1sSnO+、sTi[0CH(CHs)宜 ]4 Ti[0C4Hs)4Ti (OCH*CH1’CHCH*0) * T i (OC+ sHma)4Ti(OC++Ht*)4 Ti(OC*J*5) nZr(OCJ*)4 Zr(OCiHs)4Zr(OCHtCH”CHCHs )4 Zr(OC+*Hai)aZr(OC+5Hsi)4 Zr(OC+aH x*)4ZrO(QC4L)i ZrrOCH(CHs)t]4好ましい触媒は 下記のものである: (CJ*)*SnOCaH*5nOzHCJsSnO+ 、 s CJ*Sn  (o) (Cj)本発明のポリハロ芳香族カルボン酸エステルの製造において用 いられる触媒の量は選択的にポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物1部につき 0.0001〜5.0(好ましくは0.01〜2.0)部で与えることができ、 アルコール又はポリオールはこの酸又は酸無水物に対して化学量論的量より多い 量で存在させる。
本発明において使用できる芳香族酸及び酸無水物は次式: (式中、mは3〜5の整数であり、 nは3〜4の整数であり、 AはCρ又はBrである) を有する。
代表的なポリハロ芳香族カルボン酸及び酸無水物の例は下記の通りである: 本発明において使用することのできるアルコールは次式: %式%() (式中、R7及びVは一般式1について定義した通りである) を有する。
代表的なアルコール及びポリオールの例は下記の通りである: CHIO(CHICHIO) J C,HIO(CHICHIO) ff1HC ,H,OCH,CH,0)I C,H,tonC)l婁(CHt)x、OHCH s(CHa)xJH(、(CHIOH)4C*HsC(CHtOH)sCH3C (CHIOH) s CHs (CHt) + 10HCHs (OCHmCH *)tOHCHs (OCH*CH□)、。〜3゜0HHO(CH,CH宜)  40HHO(CHICHIO) + 1oHCHaCH*OHCHs(CHa) 40H本発明の触媒を用いることによって高収率で製造することのできる代表的 なエステルの例は下記の通りである(ここで、AはBr又はCI2である):p =4〜50 x>1 本発明のジエステルは種々の易燃性の熱可塑性及び熱硬化性ポリマー中に混合さ れた及び(又は)これらポリマーに適用された場合に難燃剤及び(又は)防炎加 工剤として有用である。
このようなポリマーは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチル−1 −ペンテン)、ポリ−1−ブテン、ポリスチレン、スチレン−ブタジェンゴム、 ブチルゴム、天然ゴム、ポリイソブチレン、エチレン−プロピレンコポリマー、 cis−1−4−ポリイソプレン、エチレンーブロビレンージシクロペンタジエ ンターポリマーのような飽和、不飽和、線状、アタクチック、結晶質又は非線状 非晶質のポリマー、コポリマー、ターポリマー等を含む炭化水素ポリマー並びに これらポリマー同士のブレンドを含む。
また、不飽和ポリエステル;乾性及び不乾性アルキド樹脂;ポリ(エチレンテレ フタレート)、ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)及び ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)のような綿状−飽和ポリエステル;ポ リウレタン;ポリ(エチレンオキシド)及びポリ(プロピレンオキシド)等のよ うなポリ(アルキレンオキシド);ポリ(フェニレンオキシド)のようなポリ( アリーレンオキシド);ナイロンのようなポリアミド:ポリ(ビニルメチルエー テル)のようなポリ(ビニルアルキルエーテル);エチレン−酢酸ビニルコポリ マー:ポリ(アクリル酸エチル)及びポリ(メタクリル酸エチル):ポリスルホ ン;エポキシ樹脂;ブタジェンターポリマー;可塑化ポリ(塩化ビニル)等のよ うな非炭化水素ポリマーも本発明において有用である。
以下の例は本発明を例証する。
倒」2 頭上機械式撹拌機、ディーン・スターク(Dean 5tark)トラップ、窒 素導入管付き水冷式冷却管及び温度計を備えた1ρの三つロフラスコ内に無水テ トラブロムフタル酸231.86g(0,50モル)、2−エチル−1−ヘキサ ノール390.7g(3,0モル)及び蓚酸第一錫2.32gを装入した。この フラスコ及び内容物を撹拌し、加熱還流(195℃)して、22時間で水9mρ が得られた(理論量の100%)。この内容物を室温に冷却し、濾過して触媒を 除去し、過剰のアルコールを真空蒸留によって除去して、明黄色オイル350g を得た。収率は97%だった。Brの計算値45.3%、Brの実測値44.9 %。分析データは帰属の構造に一致した。生成物の高圧液体クロマトグラフィー (HPLC)は、純度96.2%で中間体の半エステルの脱カルボキシルによる 副生成物が少量だけ(3,3%)であることを示し、これはスパッツらによって 得られた結果(「インダストリアル・アンド・エンジニアリング・ケミストリー 、プロダクト・リサーチ・アンド・デベロップメント」、第8巻、第391頁、  1969年)と対照的である。
匠ユ 例1に概説した操作に従い、無水テトラブロムフタル酸6955.8g(15, 0モル)、2−エチル−1−ヘキサノール11.72kg (90,15モル) 及び蓚酸第一錫69、55 gを用いて、テトラブロムフタル酸ジー2−二チル ヘキシル10.5 k gが得られた(収率99%)。
Brの計算値45.3%、Brの実測値43.5%。分析データは帰属の構造に 一致した。生成物の高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)は、純度97.1 %で中間体の半エステルの脱カルボキシルによる副生成物が少量だけ(2,8% )であることを示した。
医ユ 頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2I2の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフクル酸46 3.72g(1,0モル)、2−エチル−1−ヘキサノール442.78 g  (3,4モル)及びチタンテトライソプロポキシド6.50 g (0,022 モル)を装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(198℃)して、5時 間で水相23.2 gが採集された。(@この水相は触媒から誘導されるイソプ ロピルアルコールを含有していた。全てのイソプロピル基がイソプロピルアルコ ールに転化するとこれは5.3gの量になり、これに所期の水(18g)を加え ると総量23.3 gになる)、過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを真空蒸 留によって除去して、明黄色オイル703.7 gを得た。収率は99.6%だ ったsBrの計算値45.3%、Brの実測値45.0%。分析データは帰属の 構造に一致した。生成物の高圧液体クロマトグラフィーは、純度98.5%で中 間体の半エステルの脱カルボキシルによる副生成物が少量だけ(1,3%)であ ることを示した。
匠A 2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1−ドデカノールを用いることを除い て例1に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
涯1 頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2I2の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸46 3.7 g(1,0モル)、1−才クタノール442.7g(3,4モル)及び 蓚酸第一錫4.6gを装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(210℃ )して、7時間で水相22、5 gが採集された。過剰の1−オクタツールを回 転式蒸発器を用いて除去して、褐色オイル696gを得た。収率は98.6%だ った。
■ 2−エチル−1−ヘキサノールの代わりにイソノニルアルコールを用いることを 除いて例1における操作に従ってこの化合物を製造することができる。
無水テトラブロムフタル酸231.9g(0,5モル)、2−(2−メトキシエ トキシ)エタノール360.5 g(3,0モル)、蓚酸第一錫2.32 g及 びキシレン200m12を18時間還流(温度160℃)し、この時間の間に理 論量の水が採集された。キシレン及び過剰の2−(2−メトキシエトキシ)エタ ノールを減圧下で蒸留して、湿った白色固体として粗精製物332gを得た。こ の物質256 gをトルエン1000mρ中に再溶解させ、200mρの7.5 %重炭酸カリウム溶液で3回抽出し、次いで200mAの水で1回抽出した。有 機相を無水硫酸マグネシウムを用いて一晩乾燥させた。硫酸マグネシウムを濾過 によって除去した後に、トルエンを蒸留によって除去して、黄色の液状生成物を 得た。Brの計算値46.6%、Brの実測値45.7%。分析データは帰属の 構造に一致した。
例7aにおける収率は低すぎると思われたので、僅かに異なるパラメーターを用 いてより長い還流時間で部分的に繰り返した。
無水テトラブロムフタル酸231.9g(0,5モル)、2−(2−メトキシエ トキシ)エタノール360.5 g(3,0モル)、蓚酸第一錫2.32g、K OAco、2g及びキシレン100mβを73時間還流(温度171℃)し、こ の時間の間に理論量の水が採集された。この反応混合物にトルエン150mβを 添加し、次いでこれを15%NaCρ溶液で洗浄した。この洗浄された有機相を 200mρの7.5%重炭酸カリウム溶液で2回抽出し、次いで15%NaCρ 溶液で2回抽出した。有機相を無水硫酸マグネシウムを用いて一晩乾燥させた。
硫酸マグネシウムを濾過によって除去した後に、トルエン及びキシレンを蒸留に よって除去して、黄色の液状生成物246、6 gを72%の収率で得た。Br の計算値46.6%、Brの実測値46.9%0分析データは例7aについての 帰属の構造に一致した。
匠上 2−(2−メトキシエトキシ)エタノールの代わりに2−(2−エトキシエトキ シ)エタノールを用いたことを除いて例7aにおいて概説した操作によってこの 化合物を製造した。収率は良好だった。
匠慮 2−(2−メトキシエトキシ)エタノールの代わりにイソデシルアルコールを用 いることを除いて例3において概説した操作によってこの化合物を製造すること ができる。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりにn−ブチルアルコールを用い且つ触媒 として蓚酸第一錫の代わりにブチル第二錫酸を用いることを除いて例1に概説し た操作に従ってこの化合物を製造することができる。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1−オクタデカノールを用いることを 除いて例1に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えたII2の三つロフラスコ内に無水テトラクロルフタル駿28 5.9g(1,0モル)、2−エチル−1−ヘキサノール442.7g(3,4 モル)及びチタンテトラキスイソプロポキシド6.5gを装入した。このフラス コ及び内容物を加熱還流(200℃)して、2時間で水相23gが採集された。
過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル 528gを得た。収率は100%だった。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりにシクロヘキサノールを用いることを除 いて例3に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
無水テトラブロムフタル酸の代わりに無水トリブロムフタル酸を用いることを除 いて例1に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1.12−ドデカンジオールを用い且 つ蓚酸第一錫の代わりにジブチル錫ジラウレートを用いることを除いて例1に概 説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
触媒として蓚酸第一錫の代わりにジルコニウムテトラアセチルアセトネートを用 いることを除いて例1に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができ る。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2ρの三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸927 .5 g(2モル)、2−エチル−1−ヘキサノール780g(6モル)及びチ タンテトラブトキシド9.27 gを装入した。このフラスコ及び内容物を56 0mmの圧力において185℃に加熱還流して、10時間で水相73gが採集さ れた。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、 オイル1350gを得た。収率は96%だった0分析データは帰属の構造に一致 した。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1−オクタノールを用い且つ触媒とし て蓚酸第一錫の代わりにオレイン酸第−錫を用いることを除いて例2に概説した 操作に従ってこの化合物を製造することができる。
触媒として蓚酸第一錫の代わりにジルコニウムテトラプロポキシドを用いること を除いて例2に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500m12の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル 酸185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1, 36モル)及びトリス(2−二チルヘキサン酸)アンチモン1.85gを装入し た。このフラスコ及び内容物を加熱還流(192℃)して、7時間で水相7.8 gが採集された。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて 除去して、オイル253.7gを得た。収率は90%だった0分析データは帰属 の構造に一致した。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1−オクタツールを用い且つ触媒とし て蓚酸第一錫の代わりにチタンテトラブトキシドを用いることを除いて例2に概 説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
無水テトラブロムフタル酸の代わりに2.3.5.6−チトラブロムテレフタル 酸を用いることを除いて例3に概説した操作に従ってこの化合物を製造すること ができる。
無水テトラブロムフタル酸の代わりに2.4.5.6−チトラブロムイソフタル 酸を用いることを除いて例3に概説した操作に従ってこの化合物を製造すること ができる。
2−エチル−1−ヘキサノールの4分の3を等モル量の1−ブタノールに置き換 え、残りのアルコールの添加に先立って2−エチル−1−ヘキサノールを2〜3 時間還流することを除いて例3に概説した操作に従ってこの化合物を製造するこ とができる。
伝じし旦 2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1−ヘキサノールを用い且つ1−ブタ ノールの代わりに2−エトキシエトキシエタノールを用いることを除いて例24 に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
1−ブタノールの代わりにシクロヘキサノールを用いることを除いて例24に概 説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。
2−エチル−1−ヘキサノールの代わりに1−デカノールを用いることを除いて 例24に概説した操作に従ってこの化合物を製造することができる。さらに、無 水テトラブロムフタル酸の代わりに無水テトラクロルフタル酸を、触媒として蓚 酸第一錫の代わりにブチル第二錫酸を用いなければならない。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500mj2の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル 酸185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノールx77g(x、 36モル)及び蓚酸アンチモン1.85gを装入した。このフラスコ及び内容物 を加熱還流(195℃)して、6時間で水相7.7gが採集された。
過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル 242.8gを得た。収率は86%だった0分析データは帰属の構造に一致した 。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500mβの三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及び錫(rV)オキシド1,85gを装入した。このフラスコ及び内容 物を加熱還、流(190℃)して、10時間で水相7.7gが採集された。過剰 の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル22 5.6 gを得た。収率は80%だった0分析データは帰属の構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500rnj2の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタ ル酸185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1 ,36モル)及びジブチル錫オキシド1.85gを装入した。このフラスコ及び 内容物を加熱還流(195℃)して、10時間で水相8.Ogが採集された。過 剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル2 34gを得た。収率は83%だった0分析データは帰属の構造に一致した。
伝≦L上 頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500mAの三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及び無水ブチル第二錫酸1.88gを装入した。このフラスコ及び内容 物を加熱還流(198℃)して、4,5時間で水相7.7gが採集された。過剰 の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル27 3gを得た。収率は96.8%だった1分析データは帰属の構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500mρの三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及びジブチル錫ジアセテー)1.86gを装入した。このフラスコ及び 内容物を加熱還流(192℃)して、12時間で水相8.4gが採集された。過 剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル2 28gを得た。収率は81%だった0分析データは帰属の構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500mβの三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及び2−エチル−1−ヘキサン酸錫(II)1.85gを装入した。こ のフラスコ及び内容物を加熱還流(198℃)して、8.5時間で水相6、Og が採集された。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除 去して、オイル260gを得た。収率は92.1%だった。分析データは帰属の 構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500mβの三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及びジブチル錫ジラウレー)1.85gを装入した。このフラスコ及び 内容物を加熱還流(194℃)して、7時間で水相8.Ogが採集された。過剰 の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル26 0.3 gを得た。収率は92.3%だった0分析データは帰属の構造に一致し た。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500m℃の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及びチタンビス(エチルアセテート)ジイソプロポキシルイソプロパノ ール1.85gを装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(194℃)し て、3時間で水相が採集された。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式 蒸発器を用いて除去して、オイル248gを得た。収率は88%だった。分析デ ータは帰属の構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500m℃の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及びチタンテトラキス(2−エチル−1−ヘキサノール1.85gを装 入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(195℃)して、6時間で水相7 ,9gが採集された。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用 いて除去して、オイル254gを得た。収率は90%だった0分析データは帰属 の構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500m℃の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及び1−ペンタノール中のジルコニウムペンチルオキシドの50%溶液 3.7gを装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(172℃)して、4 34時間で水相8.2gが採集された。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを 回転式蒸発器を用いて除去して、オイル214gを得た。収率は76%だった0 分析データは帰属の構造に一致した。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた500m℃の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸 185.5g(0,4モル)、2−エチル−1−ヘキサノール177g(1,3 6モル)及び蓚酸ジルコニウム1.85gを装入した。このフラスコ及び内容物 を加熱還流(180℃)して、6時間で水相7.5gが採集された。
過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル 253.8 gを得た。収率は90%だった0分析データは帰属の構造に一致し た。
頭上機械式撹拌機、ディージ・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた1ρの三つロフラスコ内に無水テトラクロルフクル酸285 .9 g(1,0モル)、l−オクタノール442.7g(3,4モル)及び無 水ブチル第二錫酸3.Ogを装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(2 16℃)して、2時間で水相18.8gが採集された。過剰の1−オクタツール を回転式蒸発器を用いて除去して、オイル522gを得た。収率は99%だった 。
素導入管付き水冷式冷却管及び温度計を備えたII2の三つロフラスコ内に無水 テトラクロルフタル酸285.9 g(1,0モル)、2−エチル−1−ヘキサ ノール442.7g(3,4モル)及び蓚酸第一錫3.3gを装入した。このフ ラスコ及び内容物を加熱還流(2oO℃)して、3時間で水相19.8gが採集 された。過剰の2−エチル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して 、明色オイル508gを得た。収率は96.2%だった。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた1ρの三つロフラスコ内に無水テトラクロルフタル酸285 .9 g(1,0モル)、2−エチル−1−ヘキサノール442.7g(3,4 モル)及び無水ブチル第二錫酸3.3gを装入した。このフラスコ及び内容物を 加熱還m (200℃)して、2時間で水相20gが採集された。過剰の2−エ チル−1−ヘキサノールを回転式蒸発器を用いて除去して、明色オイル527g を得た。収率は100%だった。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2iの三つロフラスコ内に無水テトラクロルフタル酸572 g(2,0モル)、2−エチル−1−ヘキサノール885g(6,8モル)及び 蓚酸第一錫6.6gを装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(196℃ )して、6時間で水相40. Ogが採集された。過剰の2−エチル−1−ヘキ サノールを回転式蒸発器を用いて除去して、明色オイル952gを得た。収率は 90%だった。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2ρの三つロフラスコ内に無水テトラクロルフタル酸285 .9 g(1,0モル)、2−エチル−1−ブタノール347.5 g(3,4 モル)、テトラヒドロナフタリン(有機溶媒)400g及び蓚酸第一錫3.3g を装入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(178℃)して、10時間で 水相19.Ogが採集された。過剰の2−エチル−1−ブタノール及びテトラヒ ドロナフタリンを回転式蒸発器を用いて除去して、オイル474gを得た。収率 は100%だった。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2J2の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸46 3.7 g(1,0モル)、2−エチル−1−ブタノール408g(4,0モル )、テトラヒドロナフタリン450g及び無水ブチル第二錫酸4.64 gを装 入した。このフラスコ及び内容物を加熱還流(170℃)して、9時間で水相2 0gが採集された。過剰の2−エチル−1−ブタノール及びテトラヒドロナフタ リンを回転式蒸発器を用いて除去して、明黄色オイル624gを得た。収率は9 6%頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷 却管及び温度計を備えた2℃の三つロフラスコ内に無水テトラクロルフタル酸2 85.9g(1,0モル)、1−ヘキサノール347.5g(3,4モル)、テ トラヒドロナフタリン300g及び無水ブチル第二錫酸3.Ogを装入した。こ のフラスコ及び内容物を加熱還流(180℃)して、4時間で水相18.Ogが 採集された。過剰の1−ヘキサノール及びテトラヒドロナフタリンを回転式蒸発 器を用いて除去して、オイル466gを得た。収率は99%だった。
頭上機械式撹拌機、ディーン・スタークトラップ、窒素導入管付き水冷式冷却管 及び温度計を備えた2℃の三つロフラスコ内に無水テトラブロムフタル酸463 .7g(1,0モル)、1−へキラノール347.5g(3,4モル)、テトラ ヒドロナフタリン300g及び無水ブチル第二錫酸6,6gを装入した。このフ ラスコ及び内容物を加熱還流(180℃)して、6.5時間で水相21.6gが 採集された。過剰の1−ヘキサノール及びテトラヒドロナフタリンを回転式蒸発 器を用いて除去して、オイル623gを得た。収率は96%だった。
147〜49 び C−1 下記の例及び比較例は本発明に従うジエステルの優れた難燃特性を示すために用 意した。
例47〜49及び比較例C−1に用いるための樹脂ブレンドは、下記のように調 製した。下記の成分を示した順で高速ミキサー中で5分間混合した。
例47〜49のそれぞれ及び比較例C−1において、上記樹脂ブレンド120. 6重量部をエステル60重量部とブレンドし、次いで下記の態様で試験した。( ブレンド120.6重量部はポリ塩化ビニル100重量部、二塩基性フタル酸鉛 7重量部、クレー10重量部、ビスフェノールA013重量部、165″Fワッ クス0.3重量部、及び駿化アンチモン3重量部に等しい、) 樹脂ブレンド及 びエステルを手動式に約1分間攪拌し、次いで356下(180℃)において約 4分間、二本ロール機を用いて圧延してシートにした0次いでこのシートを圧縮 成形して厚さ178インチ(約0.32cm)、幅1/4インチ(約6.4cm )、長さ5インチ(約12.7cm)のストリップにした。このストリップにつ いて、ASTM((アメリカン・ソサエティ・フォー・テスティング・マテリア ルズ(American 5ociety for Testing Mate rials) )試験方法D2863−77を用いて、極限酸素指数値LOIを 得た。被検エステル及び試験結果を下記の表に示す。
容易にわかるように、フタル酸ジオクチル(当技術分野において公知の臭素も塩 素も含有しないフタル酸アルキルエステル)は許容できない難燃性をもたらした 。最低許容LOI値は40であり、45以上が好ましく、50以上が特に好まし い。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼[I]{式中、 (a)芳香族環は全ての可能な異性体配置を有することができ、 (b)AはBr又はClであり、 (c)mは3、4又は5であり、 (d)qは1〜6の整数であり、 (e)R7は (i)置換された若しくは置換されていないC1〜20のアルキル又は30個ま での炭素原子を有するアリール(これらは、1〜4の整数である原子価vを有す る)、 (ii)▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等がありま す▼ (ここで、R3はH或いは置換された若しくは置換されていないC1〜20のア ルキル又は30個までの炭素原子を有するアリールであり、R4はそれぞれH又 はCH3であり、 pは1〜50の整数であり、 tは1〜49の整数である)、 或いは (iii)▲数式、化学式、表等があります▼(ここで、R6は置換された若し くは置換されていないC1〜20のアルキル又は30個までの炭素原子を有する アリールである) であり、 (f)Sはq(6−m)/v (ここで、q、m及びvは前に定義した通りである) である} のポリハロ芳香族カルボン酸及び酸無水物のエステルの製造方法であって、 (I)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[IIa]又は ▲数式、化学式、表等があります▼[IIb](式中、A及びmは前に定義した 通りであり、nは3又は4である) の少なくとも1種のポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物、 (II)一般式 R7(OH)v (式中、R7及びvは前に定義した通りである)の少なくとも化学量論的量のア ルコール又はポリオール 及び (iii)▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま す▼、 R12SnO、 R1Sn(O)(X)、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 Ti(OR2)4、 ZrO(OR2)2、 又は Zr(R8)4 {式中、 (a)RはそれぞれH、置換された若しくは置換されていないC1〜20のアル キル、置換された若しくは置換されていないC2〜22のアルケニル又はC1〜 10のアルキレンであるか或いは存在しないかであり、 (b)R1はC1〜8のアルキル又はC1〜aのシクロアルキルであり、 (c)XはOH、O■R、O0.5又はClであり、(d)R2はそれぞれ置換 された若しくは置換されていないC1〜30のアルキル又は置換された若しくは 置換されていないC2〜22のアルキレンであり、 (e)R8はそれぞれOR2又は次式:▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R8はそれぞれH、OR2又は置換された若しくは置換されていない C1〜30のアルキルである) の1,3−ジカルボニル化合物の残基であり、(f)a及びbは1又は2であり 、但しa及びbは同一であることはできず、 (g)c及びdは1又は2であり、但しdはcが1であり且つbが2である場合 にのみ2であることができ、 (h)bはRが存在しない場合は2であり、(i)eは1又は2であり、 (j)fは1又は2であり、但しbはfと同等である} である触媒的に有効量の少なくとも1種の金属又は有機金属触媒化合物 を反応させて成る前記製造方法。 2.R、R2、R3若しくはR6の1種以上がC1〜22のアルキルであり且つ (又は)R3、R6若しくはR7の1種以上がC1〜22のアルキル若しくは2 2個までの炭素原子を有するアリールである請求の範囲第1項記載の方法。 3.R、R2、R3若しくはR6の1種以上がC1〜10のアルキルであり且つ (又は)R3、R5若しくはR7の1種以上がC1〜10のアルキル若しくは2 2個までの炭素原子を有するアリールである請求の範囲第1項記載の方法。 4.前記触媒が (1)SnC2O4 (2)▲数式、化学式、表等があります▼(3)(C4H9)2SnO (4)C4H9SnO2H (5)▲数式、化学式、表等があります▼(6)▲数式、化学式、表等がありま す▼(7)▲数式、化学式、表等があります▼又は (8)Ti(OC4H9) の少なくとも1種である請求の範囲第1項記載の方法。 5.前記ポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物が▲数式、化学式、表等があり ます▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲ 数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化 学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表 等があります▼の少なくとも1種である請求の範囲第1項記載の方法。 6.前記ポリハロ芳香族カルボン酸又は酸無水物が▲数式、化学式、表等があり ます▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲ 数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化 学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表 等があります▼の少なくとも1種である請求の範囲第4項記載の方法。 7.前記アルコール又はポリオールが (1)▲数式、化学式、表等があります▼(2)C12H25OH (3)C18H27OH (4)CH3OCH2CH2OH (5)イソ−C9H19OH (6)CH3O(CH2CH2O)2H(7)C4H9OCH2CH2OH (8)HO(CH2CH2O)4H (9)イソ−C10H21OH (10)HO(CH2CH2O)5H (11)HO(CH2CH3O)12H又は (12)CH2O(CH2CH2O)7Hの少なくとも1種である請求の範囲第 1項記載の方法。 8.前記アルコール又はポリオールが (1)▲数式、化学式、表等があります▼(2)C12H25OH (3)C18H27OH (4)CH3OCH2CH2OH (5)イソ−C9H19OH (6)CH2O(CH2CH2O)2H(7)C4H9OCH2CH2OH (8)HO(CH2CH2O)4H (9)イソ−C10H21OH (10)HO(CH2CH2O)6H (11)HO(CH2CH2O)12H又は (12)CH3O(CH2CH2O)7Hの少なくとも1種である請求の範囲第 6項記載の方法。 9.反応成分1の酸又は酸無水物が 無水テトラブロムフタル酸 無水テトラクロルフタル酸 2,3,5,6−テトラプロムテレフタル酸2,4,5,6−テトラブロムイソ フタル酸又は無水トリプロムフタル酸 の少なくとも1種である請求の範囲第1項記載の方法。 10.反応成分IIのアルコール又はポリオールが2−エチル−1−ヘキサノー ル 1−ドデカノール 1−オクタノール イソノニルアルコール 2−(2−メトキシエトキシ)エタノール2−(2−エトキシエトキシ)エタノ ールイソデシルアルコール n−ブタノール 1−オクタデカノール シクロヘキサノール 1,12−ドデカンジオール 1−ヘキサノール 2−エトキシエトキシエタノール 1−デカノール 又は 2−エチル−1−ブタノール の少なくとも1種である請求の範囲第1項記載の方法。 11.反応成分IIのアルコール又はポリオールが2−エチル−1−ヘキサノー ル 1−ドデカノール 1−オクタノール イソノニルアルコール 2−(2−メトキシエトキシ)エタノール2−(2−エトキシエトキシ)エタノ ールイソデシルアルコール n−ブタノール 1−オクタデカノール シクロヘキサノール 1,12−ドデカンジオール 1−ヘキサノール 2−エトキシエトキシエタノール 1−デカノール 又は 2−エチル−1−ブタノール の少なくとも1種である請求の範囲第9項記載の方法。 12.反応成分IIIの触媒が 蓚酸第一錫 チタンテトライソプロポキシド ブチル第二錫酸 無水ブチル第二錫酸 ジブチル錫ジラウレート ジルコニウムテトラアセチルアセトネートチタンテトラブトキシド オレイン酸第一錫 ジルコニウムテトラプロポキシド ジルコニウムテトラブトキシド チタンテトラ(2−エチル−1−ヘキソキシド)トリス(2−エチルヘキサン酸 )アンチモン蓚酸アンチモン 錫(IV)オキシド ジブチル錫オキシド ジブチル錫ジアセテート 2−エチル−1−ヘキサン酸錫(II)チタンビス(エチルアセテート)−ジイ ソプロポキシルイソプロパノール チタンテトラキス(2−エチル−1−ヘキサノール)ジルコニウムペンチルオキ シド 又は 蓚酸ジルコニウム の少なくとも1種である請求の範囲第1項記載の方法。 13.反応成分IIIの触媒が 蓚酸第一錫 チタンテトライソプロポキシド ブチル第二錫酸 無水ブチル第二錫酸 ジブチル錫ジラウレート ジルコニウムテトラアセチルアセトネートチタンテトラブトキシド オレイン酸第一錫 ジルコニウムテトラプロポキシド ジルコニウムテトラブトキシド チタンテトラ(2−エチル−1−ヘキソキシド)トリス(2−エチルヘキサン酸 )アンチモン蓚酸アンチモン 錫(IV)オキシド ジブチル錫オキシド ジブチル錫ジアセテート 2−エチル−1−ヘキサン酸錫(II)チタンビス(エチルアセテート)−ジイ ソプロポキシルイソプロパノール チタンテトラキス(2−エチル−1−ヘキサノール)ジルコニウムペンチルオキ シド 又は 蓚酸ジルコニウム の少なくとも1種である請求の範囲第9項記載の方法。 14.反応成分IIIの触媒が 蓚酸第一錫 チタンテトライソプロポキシド ブチル第二錫酸 無水ブチル第二錫酸 ジブチル錫ジラウレート ジルコニウムテトラアセチルアセトネートチタンテトラブトキシド オレイン酸第一錫 ジルコニウムテトラプロポキシド ジルコニウムテトラブトキシド チタンテトラ(2−エチル−1−ヘキソキシド)トリス(2−エチルヘキサン酸 )アンチモン蓚酸アンチモン 錫(IV)オキシド ジブチル錫オキシド ジブチル錫ジアセテート 2−エチル−1−ヘキサン酸錫(II)チタンビス(エチルアセテート)−ジイ ソプロポキシルイソプロパノール チタンテトラキス(2−エチル−1−ヘキサノール)ジルコニウムペンチルオキ シド 又は 蓚酸ジルコニウム の少なくとも1種である請求の範囲第11項記載の方法。 15.反応成分Iが無水テトラブロムフタル酸又は無水テトラクロルフタル酸で あり、 反応成分IIが2−エチル−1−ヘキサノールであり且つ 反応成分IIIが蓚酸第一錫、チタンテトラブトキシド又はチタンテトライソプ ロポキシドである請求の範囲第1項記載の方法。 16.反応と同時にエステル化の副生成物の水の除去を行なう請求の範囲第1項 記載の方法。 17.反応を還流温度においてエステル化の副生成物の水を除去しながら実施す る請求の範囲第1項記載の方法。 18.反応成分に対して不活性であり且つ副生成物の水と共沸混合物を形成し得 る有機溶媒を添加し、次いでこの有機溶媒を副生成物の水と共に除去する請求の 範囲第17項記載の方法。 19.反応の際に撹拌する請求の範囲第18項記載の方法。 20.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対アルコール又はポリオールのモル比が 約1:1〜10.0である請求の範囲第1項記載の方法。 21.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対アルコール又はポリオールのモル比が 約1:1〜5.0である請求の範囲第1項記載の方法。 22.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対アルコール又はポリオールのモル比が 約1:1〜10.0である請求の範囲第8項記載の方法。 23.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対アルコール又はポリオールのモル比が 約1:1〜5.0である請求の範囲第11項記載の方法。 24.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.0005〜 0.1である請求の範囲第1項記載の方法。 25.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.001〜0 .05である請求の範囲第1項記載の方法。 26.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.0005〜 0.1である請求の範囲第6項記載の方法。 27.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.001〜0 .05である請求の範囲第11項記載の方法。 28.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.001〜0 .05である請求の範囲第14項記載の方法。 29.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.0005〜 0.1である請求の範囲第22項記載の方法。 30.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比が約1:0.001〜0 .05である請求の範囲第23項記載の方法。 31.反応を還流温度において撹拌しながら実施し、そしてエステル化の副生成 物の水をこの水がもはや生成せず且つ反応が完結するまで連続的に除去する請求 の範囲第8項記載の方法。 32.ポリハロカルボン酸又は酸無水物対アルコール又はポリオールのモル比が 約1:1〜10.0であり且つポリハロカルボン酸又は酸無水物対触媒のモル比 が約1:0.0005〜0.1である請求の範囲第31項記載の方法。 33.請求の範囲第1項記載の方法によって製造される、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、jは3又は4であり、 kは1〜50の整数であり、 R9はそれぞれH又はCH3であり、 R10はそれぞれH、置換された若しくは置換されていないC1〜30のアルキ ル、又は30個までの炭素原子を有する置換された若しくは置換されていないア リールである) を有するジエステル。 34.R9が両方の場合において同一であり且つR10が両方の場合において同 一である請求の範囲第33項記載のジエステル。 35.AがBrであり、 jが4であり、 kが1〜10であり、 R9がHであり 且つ R10がC1〜1〜のアルキル又はフェニルである請求の範囲第34項記載のジ エスチル。 36.R1〜がCH2、C2H5、n−C3H7、イソ−C3H7、n−C4H 9、イソ−C4H9、sec−C4H9、n−C8H17又はフェニルである請 求の範囲第35項記載のジエステル。 37.R10がCH3、C2H8、n−C3H7又はn−C4H9である請求の 範囲第35項記載のジエステル。 38.kが1又は2である請求の範囲第35項記載のジエステル。 39.kが1又は2である請求の範囲第36項記載のジエステル。 40.kが1又は2である請求の範囲第37項記載のジエステル。 41.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、jは3又は4であり、 kは1〜50の整数であり、 R9はそれぞれH又はCH3であり、 R10はそれぞれ置換された若しくは置換されていないC1〜30のアルキル、 又は30個までの炭素原子を有する置換された若しくは置換されていないアリー ルである) のジエステル。 42.R9が両方の場合において同一であり且つR10が両方の場合において同 一である請求の範囲第41項記載のジエステル。 43.AがBrであり、 jが4であり、 kが1〜10であり、 R9がHであり 且つ R10がC1〜10のアルキル又はフェニルである請求の範囲第42項記載のジ エステル。 44.R10がCH3、C2H5、n−C2H7、イソ−C3H7、n−C4H 9、イソ−C4H9、sec−C4H9、n−C8H17又はフェニルである請 求の範囲第43項記載のジエステル。 45.R10がCH3、C2H5、N−C37、又はn−C4H9である請求の 範囲第43項記載のジエステル。 46.kが1又は2である請求の範囲第43項記載のジエステル。 47.kが1又は2である請求の範囲第44項記載のジエステル。 48.kが1又は2である請求の範囲第45項記載のジエステル。 49.請求の範囲第1項記載の方法によって製造されたエステル。 50.請求の範囲第14項記載の方法によって製造されたエステル。
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