JPH02501916A - 車輪及び無限軌道用の接地噛合部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 無端軌道及び車輪用の接地噛合面 本発明は車輪、無端軌道等の走行面に関するものである。

本発明は衝撃に対して若干の抵抗力を具備できるよう弾力的に屈曲でき、空気タ イヤを備えてないのでバンクしない車輪、無端軌道等の走行面に関する。

−の具体例において、本発明は基板と複数の長く伸びて基板上に搭載した窪みの ある接地噛合部とからなる走行面に係り、接地噛合部は走行面の移動方向を横切 って伸びており、荷重下で弾力的に変形する構造になっている。

接地噛合部は走行面の移動方向に対して直角方向に伸びることが出来るため、そ の方向に傾斜させられることが望ましい。

その上、各接地噛合部は走行面の全幅に伸張できるが、当該部材は走行面におい て結果的として側面推進力を押し付けないような形（例えば円周列が山形に定型 化されるように配置する）に配列されることが望ましい、山形の定型化では、走 行面の全幅を横切って斜めの形で伸びる管状部材に発生する側面推進力が走行面 に押し付けられずに使用される。

本発明によると走行面が車輪に使用された場合に、基板は単に車輪のリム又はリ ム上に固着させた調帯に置き換えることができる０本発明による走行面が無端軌 道に使用される場合、基板は無端軌道を構成し端末ローラを転回する弾性無端調 帯を包含することができる。

接地噛合部は基板と一体に形成するが、必要に応じて基板と別体又は固定して形 成することも可能である。むしろ接地噛合部は取外可能な固定手段によって基板 に着脱可能に取付けることが望ましい。

接地噛合部は管状部材の形をしており、その端部が開口していることが望ましい 、その端部が開口していることにより、管状部材は通気性を有していて熱の放散 が容易である。

１つの具体例において、管状部材は外見上、凸状表面を表す横断面から成ってい る。この具体例において、管状部材は横断面が部分的に円筒形のアーチ部と全体 に平面ウェブ部を有していることが便利である。アーチ部は前記凸状表面を定め 、ウェブ部は当該部材を前記基板に容易に固定できる０通常、平面ウェブ部は基 板の屈曲に合致する形に形成しである。

また管状部材は横断面を円筒形にすることも可能である。

他の具体例において、管状部材は基板に対する噛合用の長い内面部と、地面に接 触する長い外面部と、内面及び外面部の間にある長い両側面部とを具えた１つの 横断面であり、この側面部は通常の荷重条件下において弾力的復元性を有するよ うに構成されている。各側面部は角度を付けるか、又は屈曲できる周辺にライン を設けるため他の構造にしである。外面部にはタイヤ接地部を備えである。

管状部材はゴム若しくは他の柔軟素材で構成してもよい、ゴム又は他の柔軟素材 は予め補強されることがある。

更に他の具体例において、長く伸びた窪みのある管状部材は山部と谷部を交互に 有して波状構成に配置した一定長さ弾力素材でループを形成し、該一定長さの素 材は少なくとも数個の谷部に相当する個所に固定された基板上に取付けられてい る。

少なくとも更に一列以上のループが備えられ、ループの各列は隣接した列のルー プと互い違いに配列されている。この方法により、接地噛合面は規則正しく地面 を移動することができる。

接地噛合面がタイヤに係合される場合、一定長さの弾力素材は、タイヤを搭載し た車輪の外周上に固定できるし、前記車輪のリム上に設けられた調帯にも固定で きる。

接地噛合面が無端軌道に係合される場合、ある長さの素材は無端軌道の駆動シス テム部分を形成する間隔を有したローラーの周囲に取付けて使用する１つの無端 軌道を構成する柔軟素材からなる内側調帯に固定されている。

富みを有する接地噛合部は、前記基板に着脱可能に取付けた状態の各セグメント の有する走行面の周囲に互いに接近して複数のセグメントを設けることにより形 成しである。

各セグメントは−又はそれ以上の管状部材を搭載できる。

−の具体例において、各セグメントは共通の固定手段を受け止めるため、互いに 連携するフランジの一方が他方の上に配置させる方法により次に接近したセグメ ントの隣りのフランジと各々連携させて連結するように正反対に伸びる一対の取 付フランジを有している。その共通固定手段は、連携するフランジ及び基板上に 一列に並んだ取付孔を通して伸びた一本又はそれ以上のボルトで構成しである。

更に別の具体例に於いて、各セグメントは一つの管状部材を有し、管状部材に沿 って伸びる開口部と、その開口部の長（伸びて各側面に設けた取付フランジと、 複数の間隔を有したフランジ部分を構成する状態にある各取付フランジと、その フランジ部分及びフランジ部分を補足する一つの取付フフランジの間に存する間 隔並びに他の取付フランジの間に存する間隔と、前記開口部から外側に伸びる部 分を含む各フランジ部分及び前記開口部内へ伸びて内側に伸びる部分とを含む各 フランジ部分からなり、これにより連携する取付フランジのフランジ部分は、他 の取付フランジのフランジ部分の間の間隔に各取付フランジのフランジ部分が設 置できるよ〉に相互に係合する。できるなら前記セグメントは前記管状部材に着 脱可能に配置された固定手段により、また前記セグメントのフランジ部の内部に 向かって伸びたフランジ部の係合により、更に各々隣接するセグメントの連携す るフランジの外部に向けて伸びたフランジ部分の保合によって前記基板に固定で きる。

もう一つの実施態様において、本発明は外見上、凸状表面を有する横断面を有し た弾力的復元力のある管状部材からなる車輪又は無限軌道の接地噛合部に係るも のである。

接地噛合部の管状部材は凸状表面を形成するアーチ部を前記凸状部分に交差して 伸び、全体に平面ウェブ部を形成する。

尚、他の実施態様において、本発明は内面部が車輪又は無端軌道と係合し、外面 部が接地し且つ内面及び外面部の中間に側面部を有し、その側面部は復元力のあ る弾性を有して形成された管状部材で構成される車輪や無端軌道の接地噛合部に 係るものである。

また別の実施態様において、本発明は少なくとも１個の細長く伸びた接地噛合部 を備えたセグメントに係り、セグメントは少なくとも前記細長く伸びた接地噛合 部を包含して主要部を構成し、その主要部の反対側には取付面と一対の取付フラ ンジを有し、少なくとも１つの前記接地噛合部が長く伸びて前記取付面と同平面 となる平面を有した１つのフランジ及び前記一つのフランジの厚みに相当する間 隔のみ前記取付面から一定間隔をおいた当該平面を有したもう一個のフランジを 構成している。

前記した少なくとも１つの細長く伸びた接地噛合部の内部は前記取付面上に開口 されることが望ましい。

前記した少なくとも１つの細長く伸びた接地噛合部の内部が当該接地噛合部の全 長にわたり前記取付面上に開口されることが望ましい。

さらに他の実施態様において、本発明は車輪或いは無端軌道用の接地噛合部を搭 載するセグメントに係り、前記セグメントは管状部材にそって長く伸びる開口部 と、その開口部の各側面上に長く設けられた取付フランジと、一定の間隔をおい た複数のフランジ部分を構成する各取付フランジと、フランジ部分及びそのフラ ンジ部分を補足する一つの取付フランジ間に存する一定の間隔並びに他の取付フ ランジ間に存する一定間隔と、前記開口部から外側に伸びる部分及び前記開口部 の中に伸びる部分を包含する各フランジ部分を夫々包含している。

本発明は添付図面に示した各々の特定した実施例を説明することにより一層理解 できよう。

第１図は第１実施例の走行面を具えた車輪の斜視図、第２図は第１図の走行面の 端面図、 第３図は管状部材の輪郭を示す第１実施例の走行面の部分図、第４図は第３図と 同じく別の形状をした管状部材の輪郭を示した部分図、 第５図は第３図と同じく更に別の形状をした管状部材の輪郭を示した部分図、 第６図は第２図に示した第１実施例の型式に代わって配置させた管状部材の断片 図、 第７図はさらに応用可能な型式を示す管状部材の断片図、第８図は別個に応用可 能な型式を示す管状部材の断片図、第９図は別な形状をした管状部材の端面図、 第１０図は第９図に示した管状部材の平面図、第１１図は第１０図の線１１−１ １部分の横断面図、第１２図は他の実施例において構成された走行面を具えた車 輪の斜視図、 第１３図は第１２図を更に詳細に表した車輪の走行面の一部を示す断片図、 第１４図は第１２図において走行面の一部分を形成するセグメントの端面図、 第１５図は第１４図に示されたセグメントの斜視図、第１６図は第１２図に示し た車輪が障害物に遭遇して変形した走行面を示す側面図、 第１７図はさらに改良された車輪の走行面の部分断片図、第１８図は第１７図の 線１８−１８上の断面図で、取付フランジを明示するためセグメントの固定手段 を省略している。

第１９図は第１７図に図示した実施例における走行面のセグメントを示した斜視 図、 第２０図は第１９図の線２０−２０上の断面図、第２１図はタイヤを車輪に装着 し、更に車輪に搭載した走行面の斜視図、 第２２図は第２１図の側面図、 第２３図は第２１図に示した配列の端面図、第２４図は第２２図の線２４−２４ 上の断面図、第２５図は他の実施例における無端軌道の第１の形式の部分断面図 、そして 第２６図は第２５図に示した実施例の軌道の第２の形式の部分断面図である。

第１．２及び３図に示した実施例は、土砂運搬機又は農業機械のような作業車輛 の車輪の走行面１１を具えた本体１０を示している。

走行面１１は、車の車輪リム１６に固定された無端基板１５の外面上に一定間隔 毎に複数取付けた管状部材１２で構成されている。この管状部材１２は第１及び ２図に明示した如く、定走行面の移動方向に対して横切って伸びている。

管状部材は、通常の荷重条件下で弾力的に変形できる構造である。この実施例に 於いて管状部材は各々円形の横断面を有し、一定の長さをした堅牢な鉱業用注水 管で形成しである。各管状部材は第３図に明示されている通り、管状部材内に位 置した補強板１７によって基板１５に固定され、更に基板１５及びナツトとボル トを組合せた固定部１８によりリム１６に強固に締付けである。

第４図において、第２実施例による走行面は管状部材１２の横断面が円形よりむ しろ略三角形であることを除けば、第１実施例の管状部材に類似している。

第５図において、第３実施例の走行面もまた管状部材１２がアーチ部１３及び管 状部材が基板１５に固定された個所に位置したウェブ部１４を有し、横断面が半 円形であることを除けば、第１実施例に類似している。

前記した実施例による走行面上で第２図に示すごとく、管状部材１２は走行面の 全幅にわたって移動方向に対して横切って伸びている。このような配列は、管状 部材の特殊な配列によって地面に接した走行面部分に負担が加わる側面推進力と いう移動時の欠点を有している。

第６図は山形型式に配列した部分を有する管状部材の他の配列を示している。こ の配列は地面と係合する走行面部分に対して結果的に負担となる側面推進力が移 動時に発生しないという利点を有している。別個の管状部材を山形の各アーム部 に設け、或いは管状部材の山形の２個のアーム部に形成するように配列すること もできる。

第７及び８図は管状部材の別の配列を図示したものである。

管状部材１２は通常の荷重条件下で弾力的に変形する構成になっているため、走 行面は少なくとも部分的緩衝能力を有しており、さらに地面移動時に直面する不 整面を平らにする能力も育する。管状部材の弾力的性質は、例えば緩んだ土のよ うに不安定な地面に遭遇する状況下における粘着摩擦力を備えている一方で、完 成道路面でも走行面は可動することができる。

第９、ｌＯ及び１１図に示した管状部材は、基板と着脱可能に係合する内面部２ ０と、接地のための外面部２１及びその内外両面の間にある側面部２２とで構成 されている。

側面部２２は通常の荷重条件下で弾力的に変形できる構成になっている。特に、 各側面部２２は屈曲可能な表面にそって伸び、符号２３で示したラインを構成す るために角度を付けた構造になっている。

外面部２１　（図示せず）にはタイヤ接地面を形成しである。

管状部材は、前記した如く弾力的に変形させるため、当該部材を補強する内部補 強材２４（第１１図参照）を具えている。

管状部材は車輪に山形の型式を形成するため、Ｖ形に配列されている（１１０図 参照）。

第１２〜１６図に示した実施例は、リム２７を有した車輪の走行面を表している 。この走行面はリム２７上に着脱可能に装着させた複数の管状部材３０を具えて いる。管状部材３０は、走行面の移動方向に対して横切って伸び、車輪に山形の 型式を形成するためＶ形に配置されている。

管状部材３０は荷重下で緩衝性を有し、弾力的に変形するように屈曲できる材質 で出来ている。それらは通常円形横断面を有し、その底部にそって縦方向に伸び た開口部３４を有する。

管状部材の端部は開口している。

管状部材３０は、走行面の周囲にそって一個毎に隣接して車輪リム２７に連結自 在の状態で、且つそのリムに対して配置された各セグメントの内部面３６と一緒 に取付けられたセグメント３５によ・り取付けられている。本実施例において、 複数の部材を特定するために、各セグメント３５は一個の管状部材３０を限定し ている。各セグメントは反対側に突き出た一対のフランジ３７．３８を有してお り、互いのフランジは共通の固定材（図示せず）によつて上下に配置させながら 隣接するセグメントのフランジに連結される。さらに詳しく言うと、フランジ３ ７及び３８は管状部材の縦方向に伸びている。フランジ３７は、セグメント３５ の内部面３６と共通面上に在り、更にリム２７に固定する取付面３９を設けであ る。フランジ３８は、フランジ３７の厚みに相当する分だけセグメントの内部面 ３６から外側に間隔をおいて取付面４１を設ける。前記したフランジ３８の取付 面４１とセグメント３５の内部面３６の平面との間に、隣接するセグメントのフ ランジ３７を収納する空間４３を設けである。前記した方法により任意のセグメ ントのフランジ３８と隣接したセグメントのフランジ３７とが連結する。

フランジ３７及び３８には各々縦方向に一定間隔を保った取付孔４５を設けであ る０重ねたフランジの取付孔４５は、リム２７にフランジを固定するボルトを前 記共通固定材として受け入れるため相互に１本づつ１列に並ぶように設けである 。この取付方法によりセグメントが破損すると、個別に容易に交換することがで きる。

数個の管状部材３０が車輪の通路にある障害物に遭遇して変形した状態を第１６ 図に図解している。

第１７〜２０図に示した実施例は、セグメント３５の構造上の相違点を除いて前 記した実施例と類似した走行面を示す。

本実施例において、セグメント３５は縦方向に伸びた開口部５３を冑した管状部 材５１を夫々構成する。開口部５３の縦方向の両側面には、フランジ５５及び５ ７を有している。フランジ５５及び５７は空間５８で分離されており、車輪リム ２７の外周面と噛み合わせる取付面５９を限定している。

フランジ５５は一定間隔を有した複数のフランジ部分６１により構成されている 。連続する各フランジ部分６１間の間隔を参照番号７１示す、同様にしてフラン ジ５７は、フランジ５５のフランジ部分６１に対して形式的に一定間隔を保った 複数のフランジ部分６３によって構成されている。連続した各フランジ部分６３ 間の間隔を参照番号７２で示す。

フランジ部分６１は、開口部内に伸びる内炎部６７と管状部材の開口部５３から 外側に伸びる外突部６５を有している。同様に各フランジ部分６３は、開口部５ ３から外側に伸びる外突部６６と開口部内へ伸びる内炎部６８を有している。

セグメントが車軸リムの外周に隣接させて順番に取付けると、各セグメントのフ ランジ５５は隣接するセグメントのフランジ５７と連結する。更に詳しくは、各 フランジのフランジ部分は、隣接する各フランジと外側に突出したフランジ部分 とフランジの内側に突出したフランジ部分が連結することにより、他方のフラン ジのフランジ部分との間に空間を設ける。このようにして空間５８の各側面に一 組のフランジ部分が存し、−組はフランジ部分６６及び６７からなり、他の一組 のフランジ部分は６５及び６８で構成されることが第１８図に示されている。

フランジ部分は固定帯７４の固定材７３によって車輪リムに着脱可能に取付けら れ、この固定帯が管状部材にそって伸びていて二組のフランジを連結している。

固定帯７４は車輪リムの外周にボルト締めされるか又は他の方法で固定される。

フランジ部分を図解するため第１８図には固定手段が示されていない。

各フランジ５５及び５７は取付面５９の反対側の端部に隣接する隆起部７５を有 している。隆起部７５は固定帯７４とフランジの間の確実な連結を容易にする。

外方に向いている各フランジ部分６５及び６６は、一定間隔を有してフランジ部 分６１及び６３を連結するために管状部材の部分７７を係止する座部７６を設け である。

どのセグメントも破損した場合には容易に交換できるように取付けである。

第２１から２４ｒｇＪに示した実施例は、車輪８３の接地噛合方法がタイヤ８１ の形状になっていることを示している。

タイヤ８１は、この実施例に示された三列の状態で、多数の窪んだ接噛合部８５ ０列を構成する。各部分８５は弾力性素材から成るループを具えている。

各列のループは複数の山部と谷部を持つ波状構成部を構成した一定長さの弾力的 素材８７により成形されている。その長い材質は、各々の谷部に相当する個所に おいて固定材８９によって車輪８３の外周上のリムに固定されている。固定材８ ９はボルトで車輪のリム上に固定されて各自補強板９０の形状をしている。

各列の接地噛合部は第２１図に明示されている通り、隣接列の接地噛合部と関連 して相互に高低差を埋合わせている。この方法に於いては、各々の列のタイヤ接 地部が横一列に整列した場合、該タイヤは本来の能力以上の画一化した様態で回 転する円周面を有している。

素材の起伏部分は車輪の円周リム上に直接配置できるので。

本実施例に於いては、車輪のリムに固着した内側調帯９１上に配置されている。

接地噛合部８５は、不安定な地面上で運転する時には牽引力付車輪を供する。こ れらの弾力的性質により、タイヤ接地部は完成道路面上での車輪の運転時には変 形が可能である。このことは、完成道路面を破損する可能性を低減し、衝突した り車輪部分が遭遇する他の不規則な面から生ずる衝撃力を少なくとも部分的に吸 収するかなりの強さのバネの作用を具えている。

第２５図及び第２６図に示した実施例は、土砂運搬車両および軍用車両のような 無端軌道により支えられている現在の軌道を有した車輌に応用可能な接地噛合部 を示している。本実施例の一機能は、無端軌道車輛が路面に損傷を与えずして路 面上を走行できる車輌に転換する手段を具えたものである。このような転用は、 道路外の環境で現存の転用システムを利用する時より、泥地にはまり込む可能性 を減じて車輌を使用することが可能である。無端軌道を道路上で走行できる形に 転換する近年の技術により、軌道の有する積極性が多大に排除されており、且つ 車輌が道路外の条件下で再使用可能とする為には軌道が再転用される必要性が大 である。

この実施例は、管状構造体及び部分的な円形切断面から構成される接地噛合部の 利用から成っている。当該部材１０１は実質的に平板部１０３と相互に連結され たアーチ部１０２を以て形成されている。平板部の内面は平板１０３の全幅に沿 って十分に伸びて補強調帯１０４と連結している。多数の穴（図示せず）は、平 板部１０３の長さ部分に設けられ無端軌道に固定可能の補強板１０４に設けられ ている０図に示されている通り、接地噛合部１０１は無端軌道１０５を横断して 交差する平行関係に並行して応用され、これによりアーチ部１０２は軌道に対し て保持面を備えている。

粗い板（ｇｒｏｕｓｅｒ　ｐｌａｔｅ）　１０６で形成される車輌の場合に於い て、接地噛合部１０１は部材に設けた立上りブ１０５の間に固定されている。チ ェーン部分１０８を利用する土砂運搬車両の場合に於いては、当該部分は車輌の 無端軌道のチェーン上に搭載されている。

実施例の結果、一定の弾力性のある接地噛合部は、軍用及び土砂運搬車輛に利用 される一般的非保護無端軌道の利用により発生する道路面への損傷を回避するよ うに装備されている。加えて転換車輛が即時に道路外での使用を必要とする際に 、転換軌道は泥地にはまり込む可能性が減じ、その利用に対応する固有の積極性 を有する０軍用車輛の場合には、車輌を道路外での使用から路面での使用に転換 する場合や、その逆の場合にも即座に対応できる。

本発明の範囲は前記した実施例の範囲に何等限定されることはない、特に、−の 出願にのみに関連して記述された各実施例は、車輪或いは無端軌道のいずれにも 応用して実施することができる。

国際調査報告 ０１　５６０６２４　ＰＲ２３２９１３２ｒｒ９９４５６９ｔＥ　３８１９２４ ０　ＦＲ２１３０Ｂ２７　ＦＲ２１７６２３４

Claims (37)

【特許請求の範囲】
1. １．基板と、その基板上に搭載された複数の伸長した起伏を有する接地噛合部と 、その接地噛合部が走行面の移動方向に対し横切って伸び、荷重下で弾力的に変 形する構造体を構成する車輪及び無端軌道用の走行面。
2. ２．接地噛合部が走行面の移動方向に各々傾斜する特許請求の範囲第１項に記載 の装置。
3. ３．接地噛合部が山型に設定されている特許請求の範囲第２項に記載の装置。
4. ４．接地噛合部が取外可能な固定手段に依り基板に脱着可能に固着される特許請 求の範囲第１、２又は３項に記載の装置。
5. ５．各接地噛合部は管状部材を形成している特許請求の範囲いずれか１つに記載 の装置。
6. ６．管状部材はその端部が開口している特許請求の範囲第５項に記載の装置。
7. ７．管状部材は外側に向かって凸型表面を有した切断面の各部材で構成されてい る特許請求の範囲第５又は６項に記載の装置。
8. ８．各管状部材は前記凸型表面を形成するアーチ部と基板に対して噛み合せる平 面ウエブ部を構成している特許請求の範囲第７項に記載の装置。
9. ９．各管状部材は横断面が実質的に円形である特許請求の範囲第７項に記載の装 置。
10. １０．各管状部材は横断面が実質的に三角形である特許請求の範囲第５又は６項 に記載の装置。
11. １１．端管状部材は、基板に対して噛み合せのため細長い内面部と、接地のため 細長い外面部と、内面及び外面部の間には細長い側部面とを有しており、該側面 部は通常の荷重条件下で弾力的に可撓自在に構成されている特許請求の範囲第５ 又は６項に記載の装置。
12. １２．各側面部は、角度付か或いはその周辺で可撓可能なラインを設けた構成か らなる特許請求の範囲第１１項に記載の装置。
13. １３．外面部は、タイヤ接地部のように形成されている特許請求の範囲第１２項 に記載の装置。
14. １４．窪みのある接地噛合部は走行面の周辺に個々に隣接配置された複数のセグ メントにより定められ、各セグメントは少なくとも一個の接地噛合部を具え、前 記基板に着脱可能に固定される特許請求の範囲のいずれか１つに記載の装置。
15. １５．各セグメントは、共通の固定手段を受け止めるため互いに連携するフラン ジの一方が他方の上に配置する方法により、次に接近したセグメントの隣りのフ ランジに協力して各々取付けられた正反対に伸びる一対の取付フランジを有する 特許請求の範囲第１４項に記載の装置。
16. １６．各セグメントは一つの管状部材を搭載し、そのセグメントは管状部材に沿 って伸びる開口部と、その開口部の長く伸びた各側面に設けられた取付フランジ と、複数の間隔を有するフランジ部分を構成する状態にある各取付フランジと、 その他の取付フランジを補足する一つの取付フランジの間に存する間隔及び他の 取付フランジとの間に存する間隔、前記開口部から外側へ伸びる部分を含む各フ ランジ及び前記開口部の内側に伸びる部分を含み、これにより連携して取付フラ ンジのフランジ部分は他の取付フランジのフランジ部分の間の間隔に各取付フラ ンジのフランジ部分が設置されるよう相互に係合する特許請求の範囲第１４項に 記載の装置。
17. １７．セグメントは、管状部材に配置された固定手段で、又、セグメントの内部 に向かって伸びるフランジ部分の係合に依り且つ、各々隣接してセグメントの外 部に伸びるフランジ部分と係合することにより基板に脱着可能に固定される特許 請求の範囲第１６項に記載の装置。
18. １８．取付フランジは、固定手段で確実に係合するよう隆起リブと連結されてい る特許請求の範囲第１６又は１７項に記載の装置。
19. １９．外部に向けたフランジ部分は、間隔を保った隣接するセグメントのフラン ジ部分を連結する隣接セグメントの管状部材の一部分を受け止める為に各々の座 部を設けている特許請求の範囲第１６、１７又は１８項に記載の装置。
20. ２０．細長く伸びて窪みのある接地噛合管状部は、ループ状に成っている特許請 求の範囲第１項に記載の装置。
21. ２１．ループは、交互に山部及び谷部の起伏した形状に設置され弾力性を有する 一定長さの素材で形成され、その素材は少なくとも数個の谷部に相当する個所に 在る基板に固定される特許請求の範囲第２０項に記載の装置。
22. ２２．少なくとも更にもう一列のループを具えており、各列のループは隣接する 列のループと互い違いに配列されている特許請求の範囲第２０又は２１項に記載 の装置。
23. ２３．前記特許請求の範囲の何れか１つに記載されている走行面を有する車輪。
24. ２４．基板が車輪のリム外周の輪郭を構成している特許請求の範囲第２３項に記 載の車輪。
25. ２５．基板が車輪のリム上に取付けた調帯を構成している特許請求の範囲第２４ 項に記載の車輪。
26. ２６．特許請求の範囲第１から２２項のいずれか一つに記載の走行面を有する無 端軌道。
27. ２７．基板が端部ローラー周囲を通る無端可撓性調帯を構成する特許請求の範囲 第２６項に記載の無端軌道。
28. ２８．弾力的可撓自在な管状部材を構成し、横断面が凸状表面の外形を有する車 輪或いは無端軌道用の接地噛合部。
29. ２９．管状部材が凸状表面を定めるアーチ部を形成し、凸面部分を交差して伸び る平面ウエブ部を構成する特許請求の範囲第２８項に記載の接地噛合部。
30. ３０．車輪又は無端軌道の一部分と噛合する縦長の内面部を設け、地面と接触す る縦長の外面部を有して内面部及び外面部の間に縦長の側面部を設け、該側面部 は弾力的可撓可能に形成された管状部材を構成する車輪又は無端軌道用の接地噛 合部。
31. ３１．各側面部は、その周辺で弾力的に可撓可能なラインを設けた構成からなる 特許請求の範囲第３０項に記載の接地噛合部。
32. ３２．外面部がタイヤ接地部を形成している特許請求の範囲第３０又は３１項に 記載の接地噛合部。
33. ３３．車輪又は無端軌道用に供する細長く伸びて窪んだ形状の接地噛合部を具え たセグメントは、細長く伸びた接地噛合部を包含する主要部を構成し、その主要 部は取付面を有し、一対の取付フランジが主要部の反対側に設けられ、少なくと も一個の接地噛合部が縦長に伸びており、一方のフランジは取付面と同平面にな っているが他方のフランジは取付面から前記フランジ一個分の厚さに相当する間 隔を保っている。
34. ３４．接地噛合部は管状を呈しており、接地噛合部の長さに沿って開口部が伸び て、取付フランジは開口部の各側面部に配置された特許請求の範囲第３３項に記 載のセグメント。
35. ３５．車輪又は無端軌道用に供する管状接地噛合部を搭載し、管状部材に沿って 伸びている開口部と、開口部の各々縦長の側面部上に設けられた取付フランジと 、複数の間隔を保ったフランジ部分から構成されている各取付フランジと、フラ ンジ部分を補強している一個のフランジが存する間隔部分及び他の取付フランジ が存する間隔と、前記開口部から外部方向に伸びている部分を含むフランジ部分 及び前記開口部の内部方面に伸びている部分とを夫々包括したセグメント。
36. ３６．取付フランジは、固定手段で確実な噛合させる隆起リブと一緒に具えられ ている特許請求の範囲第３４項に記載のセグメント。
37. ３７．外部方向へ向けられたフランジ部分は、隣接するセグメントの管状部分の 一部を受けるために各々その部分を有しており、セグメントの間隔を保ったフラ ンジ部分とが連結される特許請求の範囲第３５又は３６項に記載のセグメント。