JPH0250169B2 - - Google Patents

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JPH0250169B2
JPH0250169B2 JP62085294A JP8529487A JPH0250169B2 JP H0250169 B2 JPH0250169 B2 JP H0250169B2 JP 62085294 A JP62085294 A JP 62085294A JP 8529487 A JP8529487 A JP 8529487A JP H0250169 B2 JPH0250169 B2 JP H0250169B2
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JP
Japan
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conductor
frequency induction
current
workpiece
induction hardening
Prior art date
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JP62085294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63250414A (ja
Inventor
Hyoshi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electronics Industry Co Ltd filed Critical Fuji Electronics Industry Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、少なくとも一面を未焼入とする必要
があるシヤフト類の移動焼入に使用される高周波
誘導焼入コイルに関する。
従来の技術 以下、被焼入物(ワーク)は長直方体形状をな
しているものとして説明を行う。
第3部乃至第5図は従来の高周波誘導焼入に使
用される高周波誘導焼入コイルの説明図である。
単巻又は多重巻の囲繞型の高周波誘導焼入コイ
ル60を使用した場合において、ワーク61の一
面を非焼入面611とし、他面に高周波誘導焼入
を施すには、第3図に示すようにワークの下面
(この場合、非焼入とする部分)を冷却液62等
で冷却しつつ、他の3面に焼入を施す移動焼入法
方法がある(焼入用冷媒噴射は図示省略)。この
方法においては、冷却液62の噴射の制御が困難
であるとともに、非焼入面611に対して加熱と
冷却とを同時に行うため、エネルギーの損失があ
り、不経済である。
そこで、第4図に示すような非囲繞型の高周波
誘導焼入コイル63が提案されるに至つた。
この非囲繞型の高周波誘導焼入コイル63は、
鞍状をなしており、ワーク61の焼入面のみを囲
うように形成してある。しかし、この非囲繞型の
高周波誘導焼入コイル63は、前記の囲繞型の高
周波誘導焼入コイル60よりもコイル効率が悪
い。
そこで、第5図に示すような、2つのワーク6
1a,61bの非焼入面同士611a,611b
を密着させて2つのワーク61a,61bに同時
に焼入を施す方法が提案された。
なお、612はワーク61に高周波誘導焼入が
施された部分(焼入層)を示している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記したような2つのワークの
未焼入面同士を密着させて2つのワークに同時に
焼入を施す方法は、誘導電流が2つのワークの外
周を流れ、この電流が非焼入面である接触面を横
断し、スパーク発生させ、非焼入面が荒れてしま
うという問題点を拘えている。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、
その目的は2つのワークの非焼入面同士を接触さ
せつつ、高周波誘導焼入を行うことができ、非焼
入面である接触面が荒れることがない高周波誘導
焼入コイルを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明に係る高周波誘導焼入コイルは、上記目
的を達成するために、ワークの焼入面に対応した
形状を有する第1〜第4導体と、前記第1〜第4
導体間を連結する第1〜第4連結導体とを有して
おり、前記第1導体は第1給電導体、前記第4連
結導体は第2給電導体と連結され、第1連結導体
と第3連結導体とには同一方向に電流が流れ、第
2連結導体と第4連結導体とには前記第1連結導
体に流れる電流とは逆の方向に電流が流れる構成
とした。
作 用 本発明に係る高周波誘導焼入コイルに2つのワ
ークの接触面を第1連結導体と第3連結導体との
間に対応させ、当該高周波誘導焼入コイルに電流
を流すと、第1連結導体と第3連結導体とには同
一方向に電流が流れるとともに、第2連結導体と
第4連結導体とには第1連結導体等に流れた電流
とは逆の方向を有する電流が流れる。従つて、ワ
ークの接触面間にスパークが発生しない。
実施例 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を
説明する。
第1図は本発明に係る高周波誘導焼入コイルの
一実施例を示す斜視図、第2図は本発明に係る高
周波誘導焼入コイルを使用して2つのワークに高
周波誘導加熱を施している状態の斜視図である。
本発明に係る高周波誘導焼入コイルは、一本の
中空パイプを折曲して形成されたものであつて、
その中空部分には高周波誘導焼入コイルを冷却す
る冷却液が還流するようになつている。
本発明に係る高周波誘導焼入コイル10は、第
1導体11、第2導体12、第3導体13及び第
4導体14と、第1連結導体21、第2連結導体
22、第3連結導体23及び第4連結導体24と
を有している。
まず、本発明に係る高周波誘導焼入コイルの一
実施例の形状を説明する。
略コ字形状をなした第1導体11の一端には第
1給電導体111が立設されているとともに、当
該第1給電導体111には冷却液を循環させるた
めの第1開口111aが開設されている。当該第
1導体11の他端には第1連結導体21の一端が
ワークWの長手方向に接続されている。
第2導体12は前記第1導体11と平行、かつ
同一方向を向いており、その一端には前記第1連
結導体21の他端が、当該第2導体12の他端に
は前記第1連結導体21と平行に第2連結導体2
2が接続されている。
第3導体13は前記第1導体11と対向し、か
つ逆方向を向いている。当該第3導体13の一端
には前記第2連結導体22の他端が接続されてい
るとともに、当該第3導体13の他端には第3連
結導体23が前記第1連結導体21と平行に連結
されている。
また、第4導体14は、前記第3導体13と同
一方向を向き、かつ前記第2導体12と対向する
位置に設置されており、当該第4導体14の一端
には前記第3連結導体23の他端が接続されてい
る。さらに、当該第4導体14の一端には、第4
連結導体24の一端が接続されている。この第4
連結導体24の他端には第2給電導体241が立
設されているとともに、前記第1開口111aと
同様の第2開口241aが開設されている。
つまり、本発明に係る高周波誘導焼入コイルの
全体的な形状は、第1〜第4導体11,12,1
3,14が四隅に位置し、その第1〜第4導体1
1,12,1314が第1〜第4連結導体21,
22,23,24にて連結された形状をなしてお
り、従つて、側面側からみると2つの導体が開放
側を向かい合わせになつており、上側からみると
『コ』の字が背中合わせになつたような形状をな
している。
次に本発明に係る高周波誘導焼入コイルを使用
して、2つのワークに高周波誘導焼入を施す方法
について説明する。
なお、高周波誘導焼入が施されるワークは、ワ
ークW1、ワークW2の2つとし、それぞれの非焼
入面をN1,N2とする。
まず、ワークW1の非焼入面N1とワークW2
非焼入面N2とを接触させて、2つのワークW1
ワークW2で1組のワーク群Wを構成する。
このワーク群Wの接触面(つまり、非焼入面
N1と非焼入面N2との接触面)を第1連結導体2
1と第3連結導体23との間に位置するように、
ワーク群Wを高周波誘導焼入コイル10に挿入す
る。このワーク群Wは図示しないロールによつて
図面手前側から奥側に向かつて駆動されているも
のとする。
当該高周波誘導焼入コイル10には、図示しな
い高周波電源が第1給電導体111、第2給電導
体241に接続されている。例として、第1給電
導体111方向から第2給電導体241に向かつ
て高周波電流が流れる場合を挙げる。
図面手前側からみて電流Aが時計回りに流れ
る。この電流Aは、電流Bとして第1連結導体2
1を図面手前側から奥側に向かつて流れる。さら
に第2導体12では電流Cが反時計回り方向に流
れ、第2連結導体22では電流Dが図面奥側から
手前側に流れる。この電流Dは電流Eとして第3
導体13を反時計回り方向に流れ、電流Fは第3
連結導体23を前記電流Bと同一方向に流れる。
さらに、第4導体14では電流Gが時計回り方向
に流れ、第4連結導体24では電流Hが前記電流
Dと同一方向に流れる。
つまり、互いに隣りあう第1連給導体21、第
3連結導体23では同一方向(手前側から奥側)
に電流が流れ、第2連結導体22、第4連結導体
24でも同一方向(奥側から手前側)に電流が流
れることになる。従つて、第1連結導体21、第
3連結導体23を流れる電流と、第2連結導体2
2、第4連結導体24を流れる電流とは逆方向に
流れることになるので、これらの電流によつて発
生する誘導電流は、非焼入面N1、非焼入面N2
を流れることがない。従つて、、両非焼入面N1
N2には高周波誘導加熱が施されないとともに、
スパークが発生することがない。
しかしながら、互いに対向する第1の導体1
1、第3導体13とでは電流で逆方向に流れるの
で第1導体11がワークW2の3面には誘電電流
が発生し、高周波誘導加熱が施され、第3導体1
3がワークW1の3面に高周波誘導加熱を施すこ
とになる。なお、第2導体12と第4導体14と
も前記した第1導体11と第3導体13と同様の
作用にて高周波誘導加熱がワークW1及びワーク
W2に施されることになる。
その後、ワーク群Wが移動して図示しない焼入
液を加熱されたワーク群Wに噴射して、当該ワー
ク群Wを順次冷却し、高周波誘導焼入が完了す
る。
なお、上記実施例では第1〜第4導体の形状を
略コ字形状とし説明したが、本発明は上記実施例
に限定されずワークの焼入断面に対応した形状、
例えば略く字形状、略U字形状等にしてもよい。
発明の効果 本発明に係る高周波誘導焼入コイルによると、
2つのワークの非焼入面同士を接触させて2つの
ワークに同時に高周波誘導加熱を施すことができ
るとともに、非焼入面には誘導電流が流れないの
で、誘導電流によるスパークが発生しない。従つ
て、非焼入面がスパークによつて荒れることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高周波誘導焼入コイルの
一実施例を示す斜視図、第2図は本発明に係る高
周波焼入コイルを使用して2つのワークに高周波
誘導加熱を施している状態の斜視図、第3部乃至
第5図は従来の高周波誘導焼入に使用される高周
波誘導焼入コイルの説明図である。 10……高周波誘導焼入コイル、11……第1
導体、111……第1給電導体、12……第2導
体、13……第3導体、14……第4導体、21
……第1連結導体、22……第2連結導体、23
……第3連結導体、24……第4連結導体、24
1……第2給電導体。W1,W2,W……ワーク
(ワーク群)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワークの焼入面に対応した形状を有する第1
    〜第4導体と、前記第1〜第4導体間を連結する
    第1〜第4連結導体とを具備しており、前記第1
    導体は第1給電導体、前記第4連結導体は第2給
    電導体と連結され、第1連結導体と第3連結導体
    とには同一方向に電流が流れ、第2連結導体と第
    4連結導体とには前記第1連結導体に流れる電流
    とは逆の方向に電流が流れる構成とすることを特
    徴とする高周波誘導焼入コイル。
JP62085294A 1987-04-07 1987-04-07 高周波誘導焼入コイル Granted JPS63250414A (ja)

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JPS63250414A JPS63250414A (ja) 1988-10-18
JPH0250169B2 true JPH0250169B2 (ja) 1990-11-01

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