JPS63274712A - 高周波誘導表面焼入れ方法 - Google Patents

高周波誘導表面焼入れ方法

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JPS63274712A
JPS63274712A JP62107161A JP10716187A JPS63274712A JP S63274712 A JPS63274712 A JP S63274712A JP 62107161 A JP62107161 A JP 62107161A JP 10716187 A JP10716187 A JP 10716187A JP S63274712 A JPS63274712 A JP S63274712A
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JP
Japan
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hardened
quenching
frequency induction
works
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JP62107161A
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Hiyoshi Watanabe
渡邊 日吉
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Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童にΔ■且分■ 本発明は、側面の一部を非焼入れとする必要があるシャ
フト類の被焼入れ物(以下ワークという)の高周波誘導
表面焼入れ方法に関する。
丈来互伎丘 第6図乃至第8図は、長立方体形状をなすワークを従来
の方法で高周波誘導表面焼入れする場合の説明図である
単巻或いは多重巻の囲繞型の高周波誘導焼入れコイル(
以下焼入れコイルと記す) 60を使用した場合におい
て、ワーク61の一面を非焼入れ面611とし、他面に
高周波誘導表面焼入れを施すには、第6図に示すように
ワークの下面(この場合、非焼入れ面とする部分)を冷
却液62等で冷却しつつ、他の3面に高周波誘導表面焼
入れを施す移動焼入れ方法がある。(焼入れ用冷媒噴射
は図示省略)。
この方法においては、冷却液62の噴射の制御が困難で
あるとともに、非焼入れ面611に対して加熱と冷却と
を同時に行うため、エネルギーの損失があり、不経済で
ある。
そこで、第7図に示すような非囲繞型の焼入れコイル6
3が提案されるに至った。
この非囲繞型の焼入れコイル63は、綾状をなしており
、ワーク61の燐入れ面のみを囲うように形成しである
。しかし、この非囲繞型の焼入れコイル63は、前記の
囲繞型の焼入れコイル60よりも焼入れコイルとしての
効率が劣り何れも単数個焼入れである。
そこで、第8図に示すような2つのワーク618161
bの非焼入れ面同志611a、611bを密着させて2
つのワーク61a 、61bに同時に焼入れを施す方法
が提案された。なお、612はワーク61に高周波誘導
表面焼入れが施された部分(焼入れii)を示している
■(フゴ゛1占 しかしながら、上記したような2つのワークの非焼入れ
面同志を密着させて2つのワークに前記の焼入れコイル
を用いて同時に高周波誘導表面焼入れを施す方法は、誘
導電流が2つのワークを一体とみなしたときの外周を流
れ、この電流が非焼入れ面である接触面を横断し、スパ
ークを発生させ、非焼入れ面が荒れてしまうという問題
点を抱えている。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、非
焼入れ面である接触面が荒れることがない高周波誘導表
面焼入れ方法を提供することを目的としている。
。 占 ”るための 。
本発明による高周波誘導表面焼入れ方法は、断面が多角
形をなす長柱状のワークの一つ以上の側面を残し、或い
は断面が閉曲線をなす長柱状のワークの全長にわたる一
部側面を残し、他の側面を移動焼入れによって同時に複
数個のワークに対して高周波誘導表面焼入れをする方法
において、すべての非焼入れ面を接合ブロックに密着さ
せるとともに、すべての被焼入れ面を囲繞するコイルを
使用して移動焼入れを行うことにより前記長柱状のワー
クを連続的に表面焼入れすることを要旨とする。
1旦 すべての非焼入れ面が接合ブロックに密着され、すべて
の被焼入れ面がコイルによって囲繞されて高周波誘導表
面焼入れが行われるので、ワークの接触面にスパークが
発生しない。
爽施皿 第1図(a)は本発明の一実施例の断面図を示し、第1
図(b)は接合ブロックの斜視図を示す。
断面が略長方形形状である長柱状のワークllaの非焼
入れ面111aと、同じく断面が略長方形形状である長
柱状のワークllbの非焼入れ面111bとの間には、
断面が略長方形形状で導電性の接合ブロック12が非焼
入れ面111aおよび111bに密着して固定されてい
る。また、ワークllaおよびllbを囲繞して焼入れ
コイル10が設けられている。
いま、焼入れコイル10に矢印Aの方向の電流を通電す
ると、ワークIla 、 flbおよび接合ブロック1
2が導電性であるので、ワークlla 、 Ilbおよ
び接合ブロック12を通して矢印Bの方向の電流(以下
B電流と記す)が流れる。前記のように接合ブロック1
2は非焼入れ面111aおよび111bに密着している
ので、接合ブロック12と非焼入れ面111aとの間お
よび接合ブロック12と非焼入れ面111bとの間には
、Bii流によるスパークが発生することばない。
第2図(a)は本発明の他の実施例の断面図を示し、第
2図(b)は接合ブロックの斜視図を示す。
断面が略長方形形状である長柱状のワーク21aの非焼
入れ面211aと、同じく断面が略長方形形状である長
柱状のワーク21bの非焼入れ面211bとの間には、
断面が略長方形形状でセラミック等の耐火性且つ絶縁性
の接合ブロック22が、非焼入れ面211aおよび21
1bに密着して固定されている。また、ワーク21aお
よび21bを囲繞して焼入れコイル20が設けられてい
る。
いま、焼入れコイル20に矢印Aの方向の電流が流れた
とき、接合ブロック22が絶縁性であるので、ワーク2
1aおよび21bには、それぞれ矢印B方向の電流(以
下B電流と記す)および矢印C方向の電流(以下C電流
と記す)が流れる。即ち、接合ブロック22と非焼入れ
面211aとの間および接合ブロック22と非焼入れ面
211bとの間には、それぞれB電流およびC電流によ
るスパークが発生することはない。
この場合、B電流によってワーク21aの非焼入れ面2
11aが、またC電流によってワーク21bの非焼入れ
面211bがそれぞれ加熱されるが、非焼入れ面211
aおよび211bは接合ブロック22に密着しているの
で冷却液がかからないため、これらの非焼入れ面に高周
波誘導表面焼入れが行われることはない。
第3図は、本発明の高周波誘導表面焼入れ方法を採用し
た焼入れラインの平面図を示す。
この焼入れラインには、ガイドロール301、送りロー
ル302、押圧ロール303、焼入れコイル30および
冷却ジャケット33が設けられている。ワーク31aお
よび31bは、それぞれの非焼入れ面311aおよび3
11bが接合ブロック32に密着固定され、ワーク31
a 、 31bおよび接合ブロック32でワークブロッ
ク31を構成している。
押圧ロール303はバネ、空圧、液圧などを利用したも
のであって、ワークブロック31の曲がりを矯正するも
のである。また焼入れコイル30はワークブロック31
を囲繞している。冷却ジャケット33からは、ワークブ
ロック31に冷却液331が注がれる。
ガイドロール301を通ったワークブロック31は、送
りロール302および押圧ロール303によって順次こ
の焼入れライン上を送られ、焼入れコイル3゜によって
加熱され、次いで冷却液331によって冷却されてワー
ク31aおよび31bの被焼入れ面に高周波誘導表面焼
入が行われる。
第1図〜第3図においては、接合ブロックに密着固定さ
れたワークが2個の場合を示したが、2個に限定される
ものではなく3個以上でも良い。
第4図は3個のワークにたいして、本発明を適用した実
施例であって、3個のワーク41a 、41bおよび4
1cは、それぞれの非焼入れ面411a、 411bお
よび411cが接合ブロック42に密着固定されており
、接合ブロック42とこれらのワークを囲繞したコイル
40が設けられている。これらのワークの非焼入れ面に
おいても、第1図および第2図で説明したのと同様にス
パークが発生することなく被焼入れ面の高周波誘導表面
焼入れができる。
第5図は接合ブロックの他の実施例を示したものである
。部ち、接合ブロック22は、第1図(b)および第2
図(b)に示した形状のものに限定されるものではなく
、第5図(a)のように接合ブロック201に開口20
2を設け、ワークの非焼入れ面の周辺部分のみが接合ブ
ロックと接触するように形成されたものや、或いは第5
図(b)のように、第5図(a)に示した接合ブロック
201の略中夫に支柱204を設けた接合ブロック20
3を用いることも出来る。
これらの接合ブロックを用いた場合、絶縁性の接合ブロ
ックであれば、第2図で説明したのと同様に非焼入れ面
にスパークが発生することなく被焼入れ面を高周波誘導
表面焼入れすることができる。また、導電性の接合ブロ
ックであれば、接合ブロックに接触していない非焼入れ
面には上記と同様にスパークが発生することはなく、ま
た接合ブロックに接触している非焼入れ面には第1図で
説明したのと同様にこの面にもスパークが発生すること
がな(、いずれの場合にも被焼入れ面を高周波誘導表面
焼入れすることが出来る。
主班夏処果 以上説明したように、本発明によれば、複数個のワーク
のすべての非焼入れ面を接合ブロックに密着させるとと
もに、すべての被焼入れ面を囲繞するコイルを使用して
移動焼入れを行っているので、下記のような利点を生じ
る。
■ワークの非焼入れ面にスパークが発生することが無く
、従って非焼入れ面がスパークによって荒れることがな
い。
■非焼入れ面が平面でなく複雑な曲面をしていても、そ
れに対応した接触面を有する接合ブロックを採用するこ
とが出来る。
■ワークが3個以上であっても、接合ブロックの断面を
多角形成いはワークとの接触面に適合した形にすること
が出来る。
■導電性の接合ブロックを用いる場合には、接合ブロッ
クに直接流れる誘導電流による接合ブロックの昇温とワ
ークからの熱伝導による接合プロッりの昇温とによって
、ワーク自体は中温に保持されるので、押圧ローラの効
果と相俟って、曲がりの少ない熱処理加工品が得られる
■耐火性且つ絶縁性の接合ブロックを用いる場合には、
ワークの非焼入れ面にも誘導電流が流れて非焼入れ面が
発熱し、その熱量を接合ブロックが保yJi Fi ?
するので、ワーク自体は中温に保持され押圧ローラの効
果と相俟って、曲がりの少ない熱処理加工品が得られ。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の断面図、第1図(b
)は接合ブロックの斜視図、第2図(a)は本発明の他
の実施例の断面図、第2図(b)は接合ブロックの斜視
図、第3図は本発明の高周波誘導表面焼入れ方法を採用
した焼入れラインの平面図、第4図は3個のワークに対
して、本発明を通用した実施例、第5図は接合ブロック
の他の実施例、第6図乃至第8図は、接直方体形状をな
すワークを従来の方法で高周波誘導表面焼入れする場合
の説明図をそれぞれ示す。 10.20.30.40・・・焼入れコイル、lla 
、 11b  、 21a  、 21b  、31a
  、 31b  、 41a  、 41b  、 
41c・・・ワーク、12.22.32.42.201
.202、・・・接合ブロック、1lla、 1llb
、 211a、 211b、 311a、311b、4
11a、411b、411c・・・非焼入れ面。 特許出願人 冨士電子工業株式会社 代理人 弁理士 大 西 孝 治 (a) 第1図 第2図 (b) 第5図 第6図 第3図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断面が多角形をなす長柱状のワークの一つ以上の
    側面を残し、或いは断面が閉曲線をなす長柱状のワーク
    の全長にわたる一部側面を残し、他の側面を移動焼入れ
    によって同時に複数個のワークに対して高周波誘導表面
    焼入れをする方法において、すべての非焼入れ面を接合
    ブロックに密着させるとともに、すべての被焼入れ面を
    囲繞する高周波誘導焼入れコイルを使用して移動焼入れ
    を行うことにより前記長柱状のワークを連続的に表面焼
    入れすることを特徴とする高周波誘導表面焼入れ方法。
JP62107161A 1987-04-30 1987-04-30 高周波誘導表面焼入れ方法 Granted JPS63274712A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007807A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Mitsubishi Nagasaki Mach Co Ltd 細粒化金属板材の製造方法
JP2008045183A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 薄鋼板成形品の焼入れ方法

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JP2008007807A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Mitsubishi Nagasaki Mach Co Ltd 細粒化金属板材の製造方法
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