JPH02500913A - ピレトロイド異性体類の高活性種への転化 - Google Patents

ピレトロイド異性体類の高活性種への転化

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JPH02500913A JP63505289A JP50528988A JPH02500913A JP H02500913 A JPH02500913 A JP H02500913A JP 63505289 A JP63505289 A JP 63505289A JP 50528988 A JP50528988 A JP 50528988A JP H02500913 A JPH02500913 A JP H02500913A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の名称〕 ビレトロイド異性体類の高活性種への転化本発明は・出f@異性体より殺虫活性 のより高い異性体へ・ビレトロイド異性体を転化することに間する。
本発明の対象となるビレトロイド類は、エピマー化の可能なプロトンを結合させ た、少なくとも1個の不斉炭素原子をもった結晶化の可能なエステル類である。
殺虫活性のより高いビレトロイド類は、更に少なくとも1個の、通常2個以上の その他の不斉炭素原子を含有し、従って異性体の一つ以上が他より殺虫活性の高 い異性体混合物からなる。このようなビレトロイド類の代表は、式(A)のアル ファーシアノベンジルエステル類である。
式中R1はハロゲン、ハロアルキル、アルケニル、又はハロアルケニルであり: 各R2は独立にハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、フェニル、フ ェノキシ、フェニルアルキル、置換フェニル及び置換フェニルアルキルであって 、ここで置換基は一つ以上のアルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ニトロ、ヒド ロキシ及びシアノを包含しており;またnは0・5、好ましくは13である。
上の式で、不斉炭素原子は1.3及びアルファで印を付けられている。ホスト基 土の置換基の全部は同じものであるか、又は置換基は異なるものでありうる。ア ルキルとアルコキシは1−8個の炭素原子、好ましくは14個の炭素原子を含有 しうる。アルケニルは2−8個の炭素原子、好ましくは2−4個の炭素原子を含 有しろる。ハロゲンはフッ素、塩素、及び臭素を包含する。典型的なフェニルア ルキル基はベンジルである。置換フェニルはトリル、キシリル、トリクロロフェ ニル及びトリフルオロメチルベンジルを包含する。置換フェニルアルキルはメチ ルベンジル、トリクロロベンジル及びトリフルオロメチルベンジルを包含する。
上のビレトロイド類やその他のビレトロイド類は、例えばカーク:オスマーr化 学技術エンサイクロペディア1第二版、13巻456・458頁、以下のアメリ カ合衆国特許=4.024,163 − エリオツド(Elliot)ら (N RDC) “4.133,826−ウオーナント(Warnant)ら(ラッセ ル・ラフラフ社) 4.136,195−ウォーナントら(ラッセル・ラフラフ社)4.213,9 16−ゾイビース(Davies)ら(シェル社)4.287,208−フック ス(Fuchs)ら(バイエル社〉4.308,279− スメk ッ(Sme ltz)(FMC)4.427,598−メーソン(Mason)ら(シェル社 )4.512,931− oプソン(Robson)(IcI)4.544,5 08−フックス(Fuchs)ら(バイエル社)4.544,510−パン・バ ーケル(%′an Berket)ら(シェル社) 4.560,515−ストウタミア(Stoutamire)ら(シェル社)4 .582,646・ストゥタミア(Stoutamire)ら(シェル社)4. 670,464− ドイル(Doyle)ら(IcI)4.881,969−ウ ィリアムス(Williass)ら(IcI)及び以下のPCT特許公間: Wo 86104215−ヒダシ(Hidasi)ら(チノイン社)1+lO8 6104216−ヒダシ(Hidasi)ら(チノイン社)で明らかにされてい るように、周知である。
本発明による活性のより高い異性体へ転化可能な好ましいビレトロイド類は、R 1がジハロビニル又はテトラハロプロペニル、R2がフェノキシ、及びnが1の 場合の式Aのものである。より好ましいビレトロイド類は、nが1%R1がジハ ロビニル又はテトラハロプロペニルで、R2がフェノキシの場合のもの、及びn が2、R1がジハロビニル又はテトラハロプロペニルで、一方のR2がフッ素で 他方のR2がフェノキシの場合のものである。後者の好ましい化合物類はR1が ジクロロビニル、nが2、及び一方のR2がフッ素の時に、rサイフルトリン」 の一般名をもった異性体混合物であるaR’がジクロロビニル、nが1.及びR 2がフェノキシの時は、混合物は「サイパーメトリン」の一般名をもっている。
サイパーメトリンは、次のように、■−■で指定される4個のシスと4個のトラ ンス異性体を含有している。
シス異性体 1 、 (S’)<α・シアノ)(3・フェノキシフェニル)メチルIR。
シス・3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ ルボキシレート(略称IR,シス5)11、(R)(α−シアノ)(3−フェノ キシフェニル)メチル1s。
シス−3−(2,2−ジクロロエチル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル ボキシレート(略称IS、シスR)m、(S)(α−シアノ)(3−フェノキシ フェニル)メチルls。
シス・3・(2,2・ジクロロエチニル)・2.2−ジメチルシクロプロパンカ ルボキシレート(略称1S、シスS)R’、(R)(α・シアノ)(3−フェノ キシフェニル)メチルIII。
シス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ ルボキシレート(略称IR,シスR)トランス異性体 V、Iのトランス異性体(略称JR,トランスS)■、■のトランス異性体(略 称Is、 )ランスR)11、■のトランス異性体く略称Is、)ランスS)■ 、■のトランス異性体(略称IRtl’ランスR)本発明の出願に関わるサイフ ルトリン及びその他のビレトロイド類は、同様な異性体混合物を含めてなる。
上の8異性体のうち、殺虫活性の最も高い異性体類は■と■であり、またエナン チオマ一対1/II(略称シス−2)とV/■(Eil称トランス−2)がエナ ンチオマ一対m/rV(略称シス−1)と■/Xm(略称トランス−1)より殺 虫活性が高いことは知られている。通常のビレトロイド合成中につくられる複合 異性体混合物から■と■のような活性のより高い異性体を分離することは極めて 困難であり、商業的に実施できない、従って、殺虫活性のより高いビレトロイド 類をつくる努力は、合成生成物混合物中の活性の低い異性体類を活性の高い異性 体類に転化すること、すなわち活性の高い異性体類について異性体混合物を濃縮 することによって、複雑な分割手順と、活性の低い異性体の廃棄による損失とを 回避する技術に集中していた。
それにもかかわらず、異性体混合物が分割でなく転化された時でも、転化手順は 商業的に実施不可能であった。
というのは、通常しはしば所望の生成物と同じくらい多くの異性体を含んだ、望 んでいない副生物が生ずるために高活性異性体が低収量となり、また時間のかか る複数の段階や高温、及び高価な試薬を回収する必要性があったからである。サ イパーメトリンの場合、主要副生物は(R,S)・2−オキソ−1,2−ビス( 3−フェノキシフェニン市エチルシス・及びトランス−3−(2,2・ジクロロ エチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートであって、これ は一般に「ベンゾイン副生物」と呼ばれる8異性体の混合物である9、サイフル トリンのような他のビレトロイド類の合成でも、同様な副生物に出会う、異性体 混合物を活性のより高い種へ転化しようとする先行技術の努力の代表的なものは 、合衆国特許第4,213,916号、第4,308゜279号、第4.544 ,510号、第4゜544,508号、第4.512,931号、第4,427 ,598号、第4,670.646号、及び第4,681,969号、並びに上 に引用された二つのPCT特許公告に明らかにされた手順である。
本発明の一つの面に従って、出発異性体1合物の炭化水素溶媒スラリーを塩基及 び触媒に接触させ、生ずる混合物を転化に有効な温度でかきまぜ、生ずる結晶化 された、活性のより高い異性体類を回収することによって、結晶化可能なビレト ロイド異性体類を殺虫活性のより高い所望の異性体類に転化できることが、今や 発見された。
本発明のもう一つの面で、活性の低い単一の異性体類は処理によって活性の高い 単一の異性体類へ転化されるか、又は活性の低いジアステレオマー混合物は活性 の高い単一の異性体類へ転化されるか、又は活性の高いエナンチオマ一対と活性 の低いエナンチオマ一対の出発混合物は、活性の高いエナンチオマ一対に冨んだ 、すなわちそれが優勢なエナンチオマ一対混合物に転化される。
本発明の更に他の面で、出発異性体1合物はサイパーメトリンやサイフルトリン のエナンチオマ一対、その単一の対、又はシス−1とシス−2の対やトランス− 1とトランス−2の対のような対の任意の組合わせといったあらゆる混合物であ り、生成物混合物は活性の高いエナンチオマ一対のより高い割合を含有する。
本発明方法により、殺虫活性がないか、又は活性の低い異性体類は、活性のある 、又は活性のより高い異性体やエナンチオマーへ転化され、活性の低い異性体や エナンチオマーと活性の高いものとの混合物は、活性の高い異性体やエナンチオ マーへ転化される。方法は室温範囲で有効であり、ビレトロイドが形成される前 述のエステル化反応に使用できる溶媒を使用でき、従って溶媒交換を回避する機 会が提供される。更に、転化試薬は安価であり、副生物が実質的に低減化され、 同時に活性のより高い生成物の収量が高まる。従って、方法は商業生産に非常に 適している。
塩基として弱酸のアルカリ金属塩のような弱塩基性化合物を使用することにより 、副生物は効果的に低減化され、また塩基を含有する反応スラリーにアルデヒド 掃去剤を添加すると更に効果的に低減化される。アルデヒド掃去剤は、ベンゾイ ンエステル類への中間体として存在すると考えられるアルデヒド類と反応し、そ れにょフてベンゾイン副生物の形成を抑制するものと考えられる。
以下の説明はサイパーメトリンとサイフルトリンの異性体類への本発明の適用を 強調しているが、本発明は任意の結晶化できるビレトロイド異性体又は異性体混 合物に対して、すなわちエピマー化可能なプロトンのある少なくとも一つの不斉 炭素原子をもった、結晶化できるビレトロイド化合物類に対して適用できる。し かし、本発明は1個の不斉炭素原子及び複数の不斉炭素原子上に1個のエピマー 化できるプロトンをもった結晶化可能なビレトロイド類の処理に特に適合してい る。このようなビレトロイド類は通常、上記のサイパーメトリンとサイフルトリ ンの8個の異性体類(4個のエナンチオマ一対)のようなエナンチオマ一対を含 む幾つかの異性体類の混合物を含めてなる。上に指摘されたように、ビレトロイ ドがより多くの異性体を含むほど、濃縮された活性のより高い異性体や混合物を つくることが、いっそう困難で高価なものとなる0本出願では、「異性体Jはエ ナンチオマ一対並びに個々の異性体と異性体混合物を意味し、包含する。
従フて、本発明の出発材料は結晶化できるビレトロイド異性体類を含有する未精 製反応混合物のような粗製材料であるか、又は出発材料が既知の異性体類とその 割合を含むように、これを精製できる。出発材料は初めに液体状態にありうるが 、本発明の成功のためには、液体媒体中で結晶化が開始されて、塩基及び触媒と 接触かきまぜる時には、材料がスラリー状にあることが必要である。
従って、出発材料は全体的に固体であるか、又はつくろうとする活性の高い異性 体の一つ以上の結晶で種づけることによって、結晶化を導入した液体混合物であ りうる。
出発材料が全体的に固体であるのが好ましい。
スラリーをつくるための液体媒体は、所望の異性体が実質的に不溶性であるよう な、本質的に不活性で、非極性の炭化水素溶媒からなる。このような不活性炭化 水素はプラントプロセスにとって周囲温度範囲、例えば約5−35℃、好ましく は10−25℃で液体であるような脂肪族又は脂環式炭化水素を包含する。概し て炭化水素は約5−16個の炭素原子、好ましくは6・8個の炭素原子を含有し 、従って直鎖及び分枝鎖ペンタン類、ヘキサン類、ヘプタン類、オクタン類、そ の対応環式化合物類、及びそれらの任意の混合物を包含する。
その他の溶媒類も、処理の有効性を減少又は破壊するような量で存在しないこと を条件として、液体媒体中に炭化水素類と一緒に使用できる0例えば、幾分の水 やアセトニトリルのような極性有機液体が液体媒体中に存在できるが、極性液体 はビレトロイドをより可溶性にすることで本方法を阻害しやすく、このため所望 の活性の高い異性体類の収量を低下させる傾向がある。多量の水も・副生物を高 めて収量を低下させるため、望ましくない。
同様に、炭化水素溶媒は少量の芳香族炭化水素成分を包含できるが、このような 成分も、主に溶解度を高めて結晶化を抑制することで有用生成物の収量を低減化 する。
従って、スラリーの液体媒体は所望の異性体の実質的不溶性のために選ばれる不 活性炭化水素溶媒を含めてなる。
溶媒は、転化プロセスに流体媒体を提供する量で、また媒体が容易にかきまぜら れる量で使用される。ビレトロイド出発材料の重量部当たり約1−10重量部の 溶媒が萱通には十分であるが、出発材料によって量は変わりうる。
好ましい割合はビレトロイド重量部当たり溶媒的2−4重量部である。
本方法に使用される塩基類は強弱無機塩基を包含し、以下はその代表的なもので ある。アルカリ又はアルカリ土類金属酸化物、水1ヒ物、炭酸塩類、重炭酸塩類 、シアン化物、シアンIQ、アセテートとボレート、及びKFのようなアルカリ 金属フッ化物、その他の塩基は、アルキル基が1ないし約8個の炭素原子を含有 し、直状及び分校状アルキル基を含む場合のトリエチルアミンのようなアルキル アミンと、ピリジン、キノリン、とロール、ピラゾール、ピロリジン等のような N−複緊環類を包含する。
塩基が炭酸、重Ij211!、酢酸及びシアン化ナトリウム又はカリウム、及び 3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2・ジメチルシクロプロパンカルボン 酸のカリウム塩のような、有機又は無機酸の塩基性塩類であるのが好ましい、塩 基は単独で、又はその二つ以上の任意の混合物でありうる。
塩基は好ましくは固体として炭化水!!溶媒に添加される0以上の塩基の一つ以 上のものの水溶液を使用できるが、溶液によって液体媒体へ寄与される水の量は 、本方法を妨げたり、上記のように結晶生成物の収量を低下させるような量であ ってはならない、塩基の量はその強度、処置の経済性、例えばプロセスの滞留時 間によって変わりうる0弱めの塩基は強めの塩基より長い処理時間を要し、強め の塩基は少なめの量で、弱めの塩基を使用する際の処理時間と同等の処理時間を 可能としている。典型的には、約9−11のpKaをもった塩基では、ビレトロ イド出発材料の+oii を部当たり約1重量部の塩基が有効であり、11を越 えるpKaをもった塩基では、ビレトロイド10重量部当たり1重量部未満の塩 基で十分であろう。
ベンゾイン副生物を更に低減化するには、アルデヒド掃去剤を塩基との混和によ って直接又は間接に反応混合物に添加し、菫んでいないベンゾインエステル副生 物への中間体として存在すると考えられるアルデヒドと反応させるのが好ましい 、適当なアルデヒド掃去剤はアルカリ金属メタ重゛亜硫酸塩、亜硫酸及び、メタ 重亜硫酸ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、及び亜硫酸水素ナトリウムのよ うなヒドロサルファイド類を包含する。アルデヒド掃去剤は塩基に対して約2: lないし1:2、好ましくは約l=1の重量比で使用される。ベンゾイン副生物 の抑制を最適に行なうための好ましい塩基!アルデヒド掃去剤の対は、シアン化 カリウム/メタ重亜硫酸ナトリウム、シアン化ナトリウムl亜fRM水秦ナトリ ウム、シアン化ナトリウム/ヒドロ亜硫酸ナトリウム、及びシアン化カリウムl メタ重亜硫酸カリウムである。
有用な触媒は第四級アンモニウム又はホスホニウム化合物類と、塩基と異なるク ラウンエーテル類である。適当な第四級化合物類は市販されており、単独で、又 は任意の混合物で以下のものを包含する。
塩化メチル(c、−c、。−トリアルキル)アンモニウム、塩化ベンジルトリア チルアンモニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化ベンジルトリメ チルアンモニウム、。
塩化ベンジルトリフェニルホスホニウム、臭化n−ブチルトリフェニルホスホニ ウム、臭化上チルトリメチルアンモニウム、 臭化ドデシルトリフェニルホスホニウム、臭化エチルトリフェニルホスホニウム 、ヨウ化メチルトリブチルアンモニウム、臭化メチルトリフェニルホスホニウム 、臭化ミリスチルトリメチルアンモニウム、臭化フェニルトリメチルアンモニウ ム、三臭化フェニルトリメチルアンモニウム、臭化n−プロとルトリフェニルホ スホニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、 塩化テトラブチルアンモニウム、 硫酸水素テトラブチルアンモニウム、 水1ヒテトラプチルアンモニウム、 臭化テトラエチルアンモニウム、 塩化テトラメチルアンモニウム、 フッ化テトラメチルアンモニウム五水塩、ヘキサフルオロ燐酸テトラメチルアン モニウム、水M化テトラメチルアンモニウム、 テトラフルオロホウ酸テトラメチルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウ ム、 塩化トリカプリルメチルアンモニウム、トリス(3,6−シオキサヘブチル)ア ミン。
これらの列挙されたものに加えて、その池の臭化物、塩化物、及び幾つかのヨウ 化物のようなハライド類を使用できる。触媒を塩基と反応させると、処理に適し た化合物ができる。このような化合物類の典型的なものは、トリカプリルメチル アンモニウムメチレ−ト、トリカプリルメチルアンモニウムメチレート、水酸化 ベンジルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウムメトキシド 、水1ヒテトラエチルアンモニウム、及びシアン化テトラブチルアンモニウム。
短めの連鎖(自−Cs)の第四級触媒は、長めの連鎖の第四級触媒より本方法の 炭化水素溶媒に溶けにくいから、反応媒体へ触媒を添加する前に、短めの第四級 触媒を有機ニトリル(アセトニトリル、プロピオニトリル等)のような非プロト ン性有機溶媒中へ溶解するのが望ましい。
非プロトン性溶媒の量は触媒重量とほぼ同等であろう。
溶媒が多すぎると、出発ビレトロイド異性体を溶解してしまうため、活性のより 高い異性体への所望の高率転化に必要な反応スラリーの生成が妨げられる。
クラウンエーテル類は18−クラウン−6、及びベンゾ−15−クラウン−5, 12−クラウン−4,15−クラウン−5、ジベンゾ−18−クラウン−6、ジ ベンゾ−24−クラウン−8、ジシクロへキサノー18−クラウン−6等のよう なその他種々の変種を包含する0以上のものや、他のクラウンエーテル類は市販 されており、ボウケル(Gokel)及びダースト(Durst)rクラウンエ ーテル化学: 原理と応用J Aldrichimica Acta9巻(1号 )3−12頁(1976年)のような文献で検討されている。
これは参照により本明myに取り入れられている。
クラウンエーテル類と短鎖の第四級触媒(その塩基性アダクトを包含する)は、 水性媒体中で有効性を失いやすい、従って、炭化水素溶媒の液体媒体が無水の時 にこれらの触媒を使用するのが好ましい。好ましい触媒は塩化トリカプリルメチ ルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、又はアセトニトリル中の塩化 テトラエ°チルアンモニウム、トリス(3,6−シオキサーへブチル)アミン、 及び18−クラウン−6である。好ましい液体媒体は無水へブタンである。好ま しい塩基はシアン化ナトリウムである。
適当な触媒量はビレトロイド出発材料10重量部当たり触媒約0.1−1.0重 1部、好ましくはビレトロイド101量部当たり触媒約0.2−0.5重量部で ある。触媒はビレトロイドスラリーに1回の添加で、又は初めに約半量、残りを 数時間後、例えば3−8時間後などに分割して添加できる。
液体媒体への試薬の添加Its序は、通常、決定的ではない、ビレトロイド出発 材料を含めて試薬の仕置のものが初めにあってよく、また後から添加されてもよ い。更に塩基と触媒は事前形成されたアダクトとして添加でき、また成分を別個 に添加してもよい、塩基−触媒アダクトの場合、初めに半量、約3−8時間後に 残りの半量というように、逐次添加が好ましい、しかし、試薬の添加順序、量、 及び割合は、ベンゾインエステル類のような望ましくない副生物の生産を最小限 化するために5Ii1節できる。
好ましい添加順序は、ビレトロイド出発材料を溶媒中でアルデヒド掃去剤と一緒 に約2時間かきまぜ、次に塩基と触媒を混合物に添加するものである。
ビレトロイド異性体、塩基及び触媒を含有するスラリーは、所望の異性体への転 化を誘発するような時間及び温度でかきまぜられる0本発明の利点の一つは、約 5−35℃、好ましくは約10−25℃のような慣用の周囲温度条件下に転化を 実施できることである。典型的には、反応混合物を約2時間ないし約10時間、 好ましくは約3ないし8時間かきまぜる。結晶生成物は癌過、蒸発、傾斜、遠心 分離又はそれらの任意の絹合わせのような任意慣用の手段によって回収できる0 反応混合物を濾過乙こ先立って冷却できるが、生成物の結晶構造中に望んでいな い不純物を捕捉する可能性を少なくするために、プロセスを通じて温度を維持す るのが好ましい。所望により、純度を上げるために、生成物を1回以上再結晶で きる。
炭化水素溶媒は、本方法の成功に決定的なものと考えられる。というのは、トリ エチルアミンその他の溶媒のような塩基のみての溶解度に比べて、炭化水素溶媒 中では、活性のより高い異性体が活性のより低い異性体より溶けにくいことがわ かったためである。従って、平衡状態では活性のより高い異性体類の形成が有利 であり、活性のより高い固体種が形成されるにつれて、これを除去することによ って更に促進される。従って、本方法に優勢な溶媒として炭化水素を使用するこ とにより、反応は活性のより低いシス−1対を犠牲にして活性のより高いシス− 2対をつくるように進められる。同様な原理は、活性の低いトランス−1対から 活性の高いトランス−2対への転化など、他の異性体混合物に適用できると考え られる。
本発明方法により、サイパーメトリンやサイフルトリンのエナンチオマ一対の4 対すべてを含有する出発異性体iH金物、例えはシス−2対約15−255重量 部及びトランス−2対約15−25重重量、埋め合せて100重量2となる残り の部分がシス−1とトランス−Itsとの間に分布しているような混合物は、シ ス−2及びトランス−2の対が優勢となった混合物、例えば各月が少なくとも約 30重iiz、好ましくは各対が少なくとも約40重1 %のものに転化できる 。更に、シス−1とシス−2エナンチオマ一対の出発混合物、例えばシス−1約 20−801 it m及びシス−2約80−2011i :の七のは、活性の より高いシス−2対の増量分、例えば30−90重量2以上をもった混合物に転 化できる。同様に、トランス−1及びトランス−2エナンチオマ一対の出発混合 物、例えばトランス−1約20・801量2とトランス−2約80−20重置2 のものは・活性のより高いトランス−2の増量分、例えば30・9011以上を もった混合物に転化できる。
以下の実施例は、本発明を更に例示している。実施例中、シス、トランス、シス −1、シス−2、トランス−1及びトランス−2の用語は、上で定義されたとお りの、またそれぞれの場合のサイパーメトリン又はサイフルトリンの異性体類と エナンチオマ一対のことである。各場合とも、液体クロマトグラフィ分析(2領 域)を伴った化合物名は、以下のように略称されている。C1;シス−lエナン チオマ一対;C2=シス−2エナンチオマ一対;Ts”)ランス−!エナンチオ マ一対;T2=)ランス−2エナンチオマ一対;B。
=シスー1ベンゾイン副生物エナンチオマ一対;B2=シス−2ベンゾイン副生 物エナンチオマ一対; B、= )ランス−1副生物ベンゾインエナンチオマ一 対;及びB4=トランス・2副生物ベンゾインエナンチオマ一対。
実施例1 サイパーメトリンのシス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合物の 、Na2COs水溶液による調製 n−ヘプタン20 g中の(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル) メチルシス・3−(2,2−ジクロロエチニル)・2.2−ジメチルシクロプロ パンカルボキシレート(C,=53.8、C2=42.0、T、=2.8、及び T2=1.2)10.0 g(0,024モル)のかき混ぜた混合物に、塩化ト リカプリルメチルアンモニウム(アリフォー) R336、アルドリッチ・ケミ カル社)0.1g(0,00025モル)と10%炭酸ナトリウム水溶液10  mlを添加した。この混合物を室温で5時間かきまぜた。塩化トリカプリルメチ ルアンモニウムの追加0.1 gを加え、混合物を室温で13時間かきtfた0 反応潰合物を濾過すると、(R,5)−(シアノ)(3・フェノキシフェニル) メチルシス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロ パンカルボキシレートのシス−2エナンチオマ一対8.37 gを固体(C1= 4.0、C2=94.0、B、=1.1、B2=0.6)として生じた。
実施例2 サイパーメトリンのシス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合物の 、固体Na2CO3による調製 粗製反応混合物溶液を液体クロマトグラフィによって検定すると、混合へブタン 中に(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチルシス−3−(2 ,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート 30.88Kを含有していた。溶液試料32 、4 g b)ら混合へブタン溶 媒を除くと、サイパーメトリンのシス異性体9.96 gを生じ、これは液体ク ロマトグラフィによって次の異性体類、すなわちC,=52.56、C2=41 .55、T、=2.6及びT2=2.7)を含有していた。溶媒の別の試料32 .4 gを、高シス異性体含有量(少なくとも5oz)のサイパーメトリン結晶 で種づけ、結晶化させるために室温で約18時間かきまぜた。この混合物を塩化 トリカプリルメチルアンモニウムO’、1 g(0,00025モル)と固体炭 酸ナトリウム0.58で処理した。混合物を室温で4時間かきまぜ、この時点で 塩化トリカプリルメチルアンモニウムの追加0.1 gを添加した0反応スラリ ーを室温で更に3.0時間かきまぜた。 Na2CO3を中和するために、反応 スラリーを1塩M2.Ogを含有する水溶液151で希釈し、10分間かきまぜ た。この混合物を濾過すると、(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニ ル)メチルシス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロ プロパンカルボキシレートのシス−2エナンチオマ一対7.06 gを固体(C ,=4.0、C2= 95 、0、T2=0.6及びB2=0.3)として生じ た。
実施例3 サイパーメトリンのシス−2及びトランス・2エナンチオマ一対を多 く含んだ混合物の調製n−ヘプタン10.0 gとIOr炭酸ナトリウム水溶液 10.0 gのかきまぜた混合物を10℃に冷却した。 (R,5)−(シアノ )(3−フェノキシフェニル)メチルシス−3−(2,2−ジクロロエチニル) −2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(C,=54、C2=42 、T、=3及び12=+)の種結晶を添加した。
10℃の温度を維持しつづけながら、n−ヘプタン10.Og中の(R,5)− (シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチルシス。
トランス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパ ンカルボキシレート(C1=26.7、C2=18.9、T、=23.0%T2 =15、及びB2=0.6) 10.0 g(0,024モル)と塩化トリカプ リルメチルアンモニウム0.2 g(0,005モル)からなる溶液を12時間 に面前すると、スラリーを生じた。添加終了後、スラリーを10℃で約18時間 かきまぜた。この混合物を濾過すると(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシ フェニル)メチルシス、トランス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2゜2 −ジメチルシクロプロパンカルボキシレートのシス−2及びトランス−2エナン チオマ一対7.5gを固体(C,=7、(a=41、T、=7、T2=32、B 、=4.6、B2=2.5、及びB、=3.8)として生じた。
実施例4 サイパーメトリンのトランス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合 物の調製 n−へブタン20 g中の(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル) メチルトランス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロ プロパンカルボキシレート(C1÷C2=1.1、T、=55.5、及びT2= 43.5) 10.Og(0,024モル)、塩化トリカプリルメチルアンモニ ウム0.1 g(0,(10025モル)、及び炭酸ナトリウムt、o gのス ラリーを室温で3時間かきまぜた。塩化トリカプリルメチルアンモニウムの追加 0.1gを加え、混合物を更に3時間かきまぜた0反応混合物を水101で希釈 し、15分かきまぜた。生ずる混合物を濾過した。フィルターケーキをn・ヘプ タンで洗うと、(R。
5)−(シアノ)(3・フェノキシフェニル)メチルトランス−3−(2,2− ジクロロエチニル)・2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(T、 =1.7及びT2=97.5)のトランス−2エナンチオマ一対9.17 gを 生した。
実施例5 サイパーメトリンのシス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合物の 、固体に2C03による調製 n・ヘプタン20.Og中の固体(R,S)・(シアノ)(3−フェノキシフェ ニル)メチルシス−3・(2,2・ジクロロエチニル)・2゜2・ジメチルシク ロプロパンカルボキシレート(C,=51.7、C2=46.8、及びT、÷7 2:1.5)10.0 g(0,024モル)、18−クラウン−60,25g (0,00095モル)、及び炭酸カリウム1.08(0,0072モル)のス ラリーを室温で約18時間かきまぜた。
炭酸カリウムを中和するために希塩酸を反応混合物に添加したーこの混合物を室 温で2日間かきまぜ4た。混合物を濾過し、フィルターケーキ乾燥させると、( R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチルシス−3−(2,2− ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(C1 =3.8、及びC2=94.9)のシス−2エナンチオマ一対8.72 gを生 じた。
実施例6 サイパーメトリンのシス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合物の 調製 n−へブタン10.Og中の固体(R,5)−(シアノ)(4・フルオロ−3− フェノキシフェニル)メチルシス・3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2 −ジメチルシクロプロパンカルボキシレー) (C1=49.2、及びC2=5 0.8)5.0 g(0,012モル)、炭酸ナトリウム0.5 g(0,00 47モル)、及び塩化トリカプリルメチルアンモニウム0.05 g(0,00 012モル)のスラリーを室温で4時間かきまぜた。塩化トリカプリルメチルア ンモニウムの追加0.05 gを加え、スラリーを室温で約13時間かきまぜた 。塩基性反応製合物を希塩酸で中和し、約30分かきまぜた。この混合物を濾過 し、フィルターケーキ本乾燥させると、(R,5)−(シアノ)(4・フルオロ −3−フェノキシフェニル)メチルシス−3−(2,2−ジクロロエチニル)− 2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー) (C,=0.1及びC2= 99.8)のシス−2エナンチオマ一対4.45 gを生じた。
実施例7 サイパーメトリンのシス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合物の 、トリエチルアミンによる調製 n−へブタン20 g中の(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル) メチルシス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロ パンカルボキシレー) (C,=53.8、及びC2=42.0、T、=2.8 、T2=1.2)10.0 g(0,024モル)、塩化トリカプリルメチルア ンモニウムo、1 g(0,00025モル)、及びトリエチルアミン8.0  g(0,079モル)のスラリーを室温で5.5時間かきまぜた。塩化トリカプ リルメチルアンモニウムの追加0.1gを加え、混合物を更に17時間かきまぜ た。スラリーを濾過し、フィルターケーキをn−へブタンで洗った。フィルター ケーキを乾燥させると、(R、S )(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メ チルシス−3−(2,2−ジクロロエチニル)・2,2−ジメチルシクロプロパ ンカルボキシレート(C1=3.6、C2=91.0、T2=0.9)のシス− 2エナンチオマ一対7.78 gを生じた。
実施例8 サイフルトリンのトランス−2エナンチオマ一対を多く含んだ混合物 の5lll製 n−ヘプタン10.Og中の固体(R,5)−(シアノ)(4−フルオロ−3− フェノキシフェニル)メチルトランス−3−(2,2−ジクロロエチニル)−2 ,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(T、=71.0、T2=28 .0)5.0 g(0,012モル)、炭酸ナトリウム0.5 g(0,003 6モル)、及び塩化トリカプリルメチルアンモニウム0.05 g(0,000 12モル)のスラリーを室温で約17時間かきまぜた。塩基性混合物を希塩酸で 中和し、約30分かき混ぜた。この混合物を濾過し、フィルターケーキを乾燥さ せると、(R,S)・(シアノ)(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)メ チルトランス−3−(2,2−ジクロロエチニル)・2,2・ジメチルシクロプ ロパンカルボキシレート(T1=4.6、T2=94.0)のトランス−2エナ ンチオマ一対4.82gを生じた。
実施例9 サイパーメトリン異性体IのIR,シスSブロモ類似体に冨んだ混合 物の、ジアステレオマー混合物からの調製 n−へブタン18 g中の(R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル) メチルIR,シス−3−(2,2−ジブロモエチニル) −2、2−ジメチルシ クロプロパンカルボキシレー) (IR,シスS = 46゜ON、IR,シフ 、 R”52.0S)9.4 g(0,019% ル)G)溶液を室温で、スラ リーができるまでかきまぜた。このスラリーに18−クラウン−60,2g(0 ,00076モル)と炭酸カリウム1.08(0,0072モル)を添加した。
この混合物を室温で約20時間かきまぜた。固体試料をガスクロマトグラフィ分 析(領jl)にかけると、(S)・(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチ ルIR,シス−3−(2,2−ジブロモエチニル)−2,2−ジメチルシクロプ ロパンカルボキシレート87.8XとIR,シスR異性体6.9zとを含有する ことがわかった。
実施例10 フッ化カリウムと塩化トリカプリルメチルアンモニウムを使用する (R,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチルシス−3−(2,2 −ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートのシ ス−2エナンチオマ一対の調製 n−ヘプタン20 g中の(R,S)・(シアノ)(3−フェノキシフェニル) メチルシス−3−(2,2・ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロ パンカルボキシレート(c、=s3.9、C2:44.4、T、とT2:1.7 )10.0 g(0,024モル)、塩化トリカプリルメチルアンモニウムo、 1 g(0,00025モル)、及びフッ化カリウム1.0 g(0,02モル )のスラリーを室温で2時間かきまぜた0反応1毘合物を希塩酸で中和し、約3 0分かき混ぜた。この混合物を濾過し、フィルターケーキを乾燥させると・(R ,5)−(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチルシス−3−(2,2−ジ クロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(C1= 7.0、C2=90.0)のシス・2エナンチオマ一対8.84 gを生じた。
実施例11−50 添付の表は本発明の実施に有効なその他の条件を例示している。第1表は、実施 例1で述べたとおりに実質的に行なわれたが、指示された変更を加えた方法の条 件と結果をまとめたものである。第2表と第3表は、それぞれ実施例3と4に同 じ関連をもっている0表中の「ベンゾイン」は、本明細書で上に記述されたベン ゾイン副生物を意味している。rNRJは未報告(not reported) を意味している。
第1表 サイパーメトリンのシス−2エナンチ オマ一対を多く含んだ混合物の調製 6.0 8.0 a、触媒 A=塩化トリカプリルメチルアンモニウムB = 18−クラウン・6 C=)リス(3,6−シオキサヘブチル)アミンロ:塩化テトラブチルアンモニ ウムlアセトニトリル(50150混合物) E=塩化テトラアチルアンモニウム F:塩化テトラブチルアンモニウムlメタノール(50150混合物) G=塩化テトラエテルアンモニウムlアセトニトリル(50150混合物) b、溶媒 A=n−ヘプタン(20g) B=n−オクタン(20g) C=n−ペンタン(20g) D=n−へブタン(10g) C0塩基(指示された場合を除き1.0 g)A=固体シアン化カリウム B=固体水酸化カルシウム C:固体炭酸カリウム D = IOX炭酸ナトリウム水溶液(1o ml)E = 10!炭酸ナトリ ウム水溶if/f[炭酸ナトリウム、pH9,5(10ml) F:触媒l塩基化合物:トリカプリルメチルアンモニウムフェルレート(0,1 g) G:固体シアン化ナトリウム ■=ボレート緩衝液、pH10(VWR5cientific)(10ml)1 :酢酸カリウム J=シアン酸カリウム に=カリウムフェノキシト し=固体炭酸ナトリウム H=固体酢酸ナトリウム(0,5g) N=固体シアン酸カリウム(0,5g)0ニジアン化カリウム(2,2g)/メ タ重亜硫酸ナトリウム(1,0g> P=固体シアン化ナトリウム(0,5g)Q=シアン化ナナトリウム0.5 g )/亜MMナトリウム(0,5g) R=シアン化ナナトリウム0.5 g)/重炭酸ナトリウム(0,5g) S=シアン化ナナトリウム0.5 g)/亜硫酸水素ナト1ノウム(0,5g) T=シアン化ナナトリウム0.5 g)/メタ重亜硫酸ナト1ノウム(0,5g ) Ll=3・(2,2−ジクロロエチニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ ルボン酸カリウム塩(0,5g)■=固体酢酸カリウム(0,5g) シ=シアン化ナトリウム(0,5g)/ヒドロ亜硫酸ナトリウム(0,5g) X=シアン化ナナトリウム0.5 g)/硫酸ナトリウム(0,5g) d、出発材料分析 −領域: )IPLc(実%111−28では出発材料10 .0 g、実験29−43では5.0 g)e 、 HPLCよりもガスクロマ トグラフィ分析(領域2)第2FC サイパーメトリンのシス−2及び゛トランスー2エナンチオマ一対に冨んだ混合 物のlii製a、触媒:塩化トリカプリルメチルアンモニウム(実験番号44. 45) 塩化テトラブチルアンモニウムlアセトニトリル、50150(実験番号46. 47)b、溶媒 A=n−ペンタン B=n・ペンタン19.0 g及びメタノール1.08C=n−へブタン C8塩基: A = lot炭酸ナトリウム水溶液(10ml) −1,OgB=シアン化カ リウム(1,0g)/メタ重亜硫酸ナトリウム(1,0g) C=シアン化カリウム(1,0g)/メタ重亜M酸カリウム(1,2g) d0分析(領域11(PLC)実験45テは使用出発材料!0.OK、実Ill :44では12.6 g、実946と47では10.0 g。
実験44と45 A = C,= 26.7: C2: 18.9: T、: 23.0; T2 = 16.0;ベンゾイン計=0.6 実$1146と47 B = C,= 26.6; C2= 22.7: T、= 27.6; T、 = 20.7′!s3表 サイパーメトリンのトランス−2工す 1ンチオマ一対に冨んだ混合物の!1lIl!実験 触媒11 溶媒b 星J  反応時 出発材@% (g) mu Nncl 間(H「) 料分析d48 0 .4 40 A 1.0 18 A49 1.0 200 B 10 13 B 50 1.0 200 B 10 13 、 8生成物分析 mu AMT り領域X HPLC正常化)sq (4) シス計 T、T2  ベンゾイン計48 18.3 NR7,19G、1 1.449 89.2 N R9,091,ONR5094,5NR2,896,3NR a、触媒:塩化トリカプリルメチルアンモニウムb、溶媒二〇−へブタン C0塩基 A=重炭酸ナトリウム重炭酸ナトリウムの水溶液、pH9,0−9,5; 10  ml。
B ’=固体炭酸ナトリウム d、出発材料分析 A = 20 g;シス計=NR; T1 ” 56−1; T2 =41−O B = 100.0 g;シス計= 1.1; T、 = 55.4; T2=  43.5国際調査報告 国際調査報告 US 8801873 SA 23024

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.結晶化可能なビレトロイド異性体類の出発混合物を殺虫活性のより高い所望 の異性体類に転化する方法であって、 (a)所望の異性体類が実質的に不溶性である不活性炭化水素溶媒から本質的に なる液体媒体中で、出発混合物のスラリーを形成し、 (b)スうりーを塩基及び触媒と接触させ、該触媒が液体媒体中に実質的に可溶 性であり、かつ第四級アンモニウム化合物、第四級ホスホニウム化合物及びクラ ウンエーテルから選はれ、 (c)転化に有効な温度を維持しながら、生ずる混合物をかきまぜ、か、つ (d)生ずる結晶化された異性体類を回収する、ことを特徴とする方法。
  2. 2.出発混合物がサイバーメトリンの活性のより高いエナンチオマーとより低い エナンチオマーを含めてなり、生ずる結晶性生成物が優勢的に活性のより高いエ ナンチオマーを含めてなることを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  3. 3.出発混合物がサイバーメトリンの4エナンチオマー対を含めてなり、生ずる 結晶性生成物が優勢的にシス−2及びトランス−2エナンチオマー対を含めてな ることを特徴とする、特許請求の範囲第2項の方法。
  4. 4.出発混合物がサイバーメトリンのシス−1及ひシス−2エナンチオマー対そ 含めてなり、生ずる結晶性生成物が優勢的にシス−2エナンチオマー対を含めて なることを特徴とする、特許請求の範囲第2項の方法。
  5. 5.出発混合物がサイバーメトリンのトランス−1及びトランス−2エナンチオ マー対そ含めてなり、生ずる結晶性生成物が優勢的にトランス−2エナンチオマ ー対を含めてなることを特徴とする、特許請求の範囲第2項の方法。
  6. 6.出発混合物がサイフルトリンの活性のより高いエナンチオマーとより低いエ ナンチオマーを含めてなり、生ずる結晶性生成物が優勢的に活性のより高いエナ ンチオマーを含めてなることを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  7. 7.出発混合物がサイフルトリンの4エナンチオマー対を含めてなり、生ずる結 晶性生成物が優勢的にシス−2及ひトランス−2エナンチオマー対を含めてなる ことを特徴とする、特許請求の範囲第6項の方法。
  8. 8.出発混合物がサイフルトリンのシス−1及びシス−2エナンチオマー対を含 めてなり、生ずる結晶性生成物が優勢的にシス−2エナンチオマー対を含めてな ることを特徴とする、特許請求の範囲第6項の方法。
  9. 9.出発混合物がサイフルトリンのトランス−1及ひトランス−2エナンチオマ ー対を含めてなり、生ずる結晶性生成物が優勢的にトランス−2エナンチオマー 対を含めてなることを特徴とする、特許請求の範囲第6項の方法。
  10. 10.出発混合物が(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチル3−(2,2 −ジブロモエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの活 性性のより高いエナンチオマーとより低いエナンチオマーを含めてなり、生ずる 結晶性生成物が優勢的に活性のより高いエナンチオマーを含めてなることを特徴 とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  11. 11.出発混合物が(シアノ)(3−フェノキシフェニル)メチル3−(2,2 −ジブロモエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの1 R,シスS及ひ1R,シスR異性体類を含めてなり、生ずる生成物が優勢的に1 R,シスS異性体を含めてなることを特徴とする、特許請求の範囲第10項の方 法。
  12. 12.塩基が有機又は無機酸の塩基性塩であることを特徴とする、特許請求の範 囲第1項の方法。
  13. 13.塩基が有機又は無機酸の塩基性塩の水溶液であることを特徴とする、特許 請求の範囲第12項の方法。
  14. 14.塩基が固体であることを特徴とする、特許請求の範囲第12項の方法。
  15. 15.スラリーが実質的に無水であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項 の方法。
  16. 16.塩基が固体のアルカリ又はアルカリ土類金属酸化物、水酸化物、炭酸塩、 重炭酸塩、シアン化物、シアン酸塩、酢酸崖、又はボレート、それらの一つ以上 のものの水溶液、又はトリアルキルアミンであることを特徴とする、特許請求の 範囲第1項の方法。
  17. 17.段階(b)でスラリーとの接触に先立って、塩基と触媒のアダクトが形成 されることを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  18. 18.出発混合物がサイバーメトリンのシス−1及びシス−2エナンチオマー対 そ含めてなり、溶媒が5−16個の炭素原子の少なくとも一つの脂肪族又は脂環 式炭化水素であり、塩基が有機又は無機酸の塩基性塩であり、かつ触媒が塩化ト リカブリルメチルアンモニウムであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項 の方法。
  19. 19.溶媒がヘブタンであり、塩基性塩がアルカリ金属炭酸塩であることを特徴 とする、特許請求の範囲第18項の方法。
  20. 20.スラリーが所望の異性体類の少なくとも一つの結晶で出発混合物溶液を種 付けすることによって形成されることを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方 法。
  21. 21.出発混合物がサイバーメトリンの4エナンチオマー対を含めてなり、溶媒 が5−16個の炭素原子の少なくとも一つの脂肪族又は脂環式炭化水素であり、 塩基が有機又は無機酸の塩基性塩であり、かつ触媒が塩化トリカブリルメチルア ンモニウムであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  22. 22.溶媒がヘブタンであり、塩基性塩がアルカリ金属炭酸塩であることそ特徴 とする、特許請求の範囲第21項の方法。
  23. 23.出発混合物がサイバーメトリンのトランス−1及びトランス−2エナンチ オマー対を含めてなり、溶媒が5−16個の炭素原子の少なくとも一つの脂肪族 又は脂環式炭化水素であり、塩基が有機又は無機酸の塩基性塩であり、かつ触媒 が塩化トリカブリルメチルアンモニウムであることを特徴とする、特許請求の範 囲第1項の方法。
  24. 24.溶媒がヘブタンであり、塩基性塩がアルカリ金属炭酸塩であることを特徴 とする、特許請求の範囲第23項の方法。
  25. 25.出発混合物がサイバーメトリン又はサイフルトリンの4エナンチオマー対 を含めてなり、その場合にシス−2及びトランス−2エナンチオマー対の量が各 々15ないし25重量%の範囲にあり、結晶性生成物がシス−2及びトランス− 2エナンチオマー対の各々少なくとも30重量%を含めてなる、特許請求の範囲 第1項の方法。
  26. 26.出発混合物がサイバーメトリン又はサイフルトリンのシス−エナンチオマ ー20−80重量%、及びシス−2エナンチオマー80−20重量%を含めてな り、結晶性生成物が少なくとも30−90重量%のシス−2エナンチオマー対を 含めてなる、特許請求の範囲第1項の方法。
  27. 27.出発混合物がサィバーメトリン又はサイフルトリンのトランス−1エナン チオマー20−80重量%、及びトランス−2エナンチオマー80−20重量% を含めてなり、結晶性生成物が少なくとも30−90重量%のトランス−2エナ ンチオマー対を含めてなる、特許請求の範囲第1項の方法。
  28. 28.段階(b)で塩基と触媒を含有するスラリーをアルデヒド掃去剤と接触さ せることを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  29. 29.アルデヒド掃去剤がメタ重亜硫酸アルカリ金属塩、亜硫酸水素アルカリ金 属塩、又はヒドロ亜硫酸アルカリ金属塩であることを特徴とする、特許請求の範 囲第28項の方法。
  30. 30.塩基がアルカリ金属シアン化物であり、触媒が非プロトン性有機溶媒に溶 解されたテトラアルキル(C1−C5)アンモニウムハライドであることを特徴 とする、特許請求の範囲第28項の方法。
  31. 31.塩基がシアン化カリウムであり、触媒が有機ニトリルに溶解されたテトラ アルキル(C1−C5)アンモニウムハライドであり、かつアルデヒド掃去剤が アルカリ金属メタ重亜硫酸塩であることを特徴とする、特許請求の範囲第28項 の方法。
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