JPH02500797A - ヒトアポリポタンパク質aiもしくはその変異体の前駆体又は融合体の発現用ベクター及びそのベクターを含む細菌宿主 - Google Patents
ヒトアポリポタンパク質aiもしくはその変異体の前駆体又は融合体の発現用ベクター及びそのベクターを含む細菌宿主Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
大腸菌中で発繞されるヒトアポリポタンパク質^I及びその変異形
本発明は組換えDNA技術を用いたヒトアポリポタンパク質^1 (apoAI
)及びその変異体の産生に係る。
アテローム性動脈硬化及びその合併症(例えば冠性心疾思、CHD)は恐らく健
康上の最も危険な問題の1つである。
この病気の進行には多数の危険要因(risk factor)が伴っており、
最も重要な危険要因の1つは血漿コレステロール(CHL)レベルの上昇である
。従って、ヒト体内のCHL代謝の研究が非常な注目を浴びている。
ヒト体内の血漿CHL及びトリグリセリド(TG)のレベルを調節する遺伝子、
治療食(+(iet)及びホルモンの相互作用のメカニズムを理解する鍵はりボ
タンバク質運搬系にある。
血漿中のりボタンバク質の機能は主として脂質を1つの器官から別の器官に運搬
することである。これらのりボタンバク質は疎水性脂質を可溶化するだけでなく
各クラスの脂質を配給すべき身体部位を指令することが最近明らかにされた。主
として4つのクラスのりボタンバク質、即ちキロミクロン(CM)、極低密度(
VLDL)、低密度(LDL)及ヒ高密度(IIDL)リポタンパク質が存在す
る。
血漿中で運搬されるときTG及びコレステリルエステル(CHLE)はりボタン
バク質粒子にパッケージされ極性リン脂質(PL)の表面単層によって包囲され
た疎水性コアを形成する8表面皮膜はアポリポタンパク質(apo)と指称され
るタンパク質と共に比較的少量の非エステル化CHLも含有する。
少なくとも9種類ノapo、即ちAI、A11、AIV、B(48−100>、
CI 、CII、 Cu1l、D及びEが同定されている。
血漿リポタンパク質レベルとCHDの進行の危険との関連を研究することは特に
重要である。 )IDL及びLDLは双方ともCHL及びCFILEの担体であ
る。しかしながらLDL−C)ILレベルはプラスの危険要因であるが(Kan
nel等、^nn、 Intern、 Med、、90:85−91.1979
)、HDLレベルは重要なマイナスの危険要因である(Yaari等、Lanc
et、 i:1011−1015.1981)ことが指摘されている。これらの
りボタンバク質の正確な機能及び作用モードはまだ完全には解明されていないが
、HDLは特に末梢組織からCHLを除去しC)IL逆輸送(RCT)と指称さ
れるメカニズムによって肝臓に逆輸送する機能を果たすと考えられる。
11DLの主なアポリポタンパク質はapo八Iへあり、いくつかの研究によれ
ば血漿apo^IレベルとCHDとの間にはIIDL−CHLレベルとCHDと
の間で報告されたような(lshikawa等、Eur、 J、 Cl1n、
Invest、、8:179−182.1978)逆相関関係があることが判明
した。更に、HDL−CHL及びapo^■のレベルは血管造影法で診断される
難性アテローム動脈硬化病巣の容態に対して逆の相関関係をもつ(Pearso
n等、^mer、 J。
旺セμシ、109:285−295.1979;Maciejko等、NewE
n、J。
Hed 、、309 :385−389.1983) 、従って、血漿中の高濃
度HDLは粥腹の形成を遅らせ及び/または既存病巣の退行を促進することによ
ってCHDに影響を与えると考えられる。
)IDLアポリポタンパク質主としてapoAIとレシチンとの複合体は、培養
された動脈平滑筋細胞のごとき細胞から1nvitroで遊離CHLの流出を促
進する(Stein等、Biochem、Bio−吐■工醸比、380:106
−118.1975) 、実験的に誘発したアテロームをもつ動物に対するリン
脂質の静脈注入はこの流出に有利に作用しく^dams等、J、 Path、
Baet、、94ニア7−87.1967)、apoA l /レシチン複合体
は天然HDL粒子と同様の速度で血漿から除去される(Mal+nendier
等、Cl1n、 Chew、^eta、131:201−210.1983)
。
CIILを与えたウサギにapoA1を静脈注入すると病巣波及範囲が50%縮
小する。これは、apoA lがアテローム性動脈硬化の病巣形成に対する防御
効果をもつことを示し、その理由は恐らく大動脈壁に吸収されてCHLが減少す
るためである(Maclejko and Mao、^rtheriosele
rosis、 2:407m。
1982;Mao等、 Fed、Proc、 LIS+〜)−142、no7
pABSTRACT 357.1983;Badimon等、Cardiova
seular Disease ’86.1986^BS−TRACT 81)
。
Apo lはHDLの約70%を占める主要タンパク質であり、血漿中に濃度1
.0〜1.2mg/x(lで比較的多量に存在している(Schonf 1el
d等、J、 Cl1n、 Invest、、69:1072.1982)、血漿
apoA lは243個のアミノ酸から成るポリペプチド単鎖でありその一次配
列は既知である(Brewer等、Bioehem、ユ匡−h s、 Res、
Commun、工、80:623−630.1978)。細胞内でapoA
lは267個のアミノ酸から成る前駆体の形態で存在する。この長いタンパク質
の最初の18個のト末端残基は粗面小胞体のシグナルペプチダーゼによって細胞
内で開裂される。新しく分泌されたapoAIは依然として6個のアミノ酸から
成るN−末端延長部をもち、血漿及び/またはリンノ(特異的プロテアーゼによ
って成熟形に変換される(Zannis and Bre−slotu、^dv
ances in tluman Genetics+Harris and
Hirsch−horn eds、、Plenum、125−215.1985
) 。
^pO^I分子のC−末端部は11または22個のアミノ酸の反復単位から成る
ことが判明した(MeLachlan、 Nature、267:465−46
6.1979) 、縦列セグメントは正確な重複ではないが、アミノ酸置換物は
一般に反復セグメントの対応位置の残基の化学的タイプを保存していた。これら
の反復セグメントは、両親媒性螺旋コンホーメーションで存在すると推定され<
Segrest等、FEBS Lett、、38:247−253.1974)
、apoA 1の主要生物学的活性即ち脂質結合及びレシチンCHLアシルると
考えられる。 apoA1のその他の2つの機能、即ちレセプターによってHD
L粒子を認識するリガンドの機能及び末梢組織からCHLを除去する機能とap
oA 1分子の特異的配列またはドメインとの関連はまだ解明されていない。
最初に文献に発表されたヒトapo^Iの分子変異体は旧1ano(s+poA
I −M I )変異体であった(Franceschini等、≧Cl1n
、 Invest、、66 :892−900.1980) 、この特徴は、へ
rg173−Cys置換にあり(Weisgraber等、J、 Biol、
Chem、、258:2508−2513.1983)、同じ血縁に属する33
人の被験者において同定された。これらの被験者全員が常染色体性優性形質とし
て伝達される突然変異アポリポタンパク質にヘテロ接合性であった、被験者にお
いては)IDL−C)IL濃度が顕著に低下しており、HDLレベルに対してマ
イナスの相関関係をもつ種々の程度のトリグリセリド過多を示した。突然変異と
特異的病理状態との間の関連は全く確認できなかった。実際、罹患被験者は早期
アテローム性動脈硬化の進行から明らかに保護されていた(Gualnaclr
i等、^m、 J、 Hum、 [:en、、1986、印刷中)。
へpo^I−Ml中のアミノ酸置換は突然変異アポタンパク質の構造を修飾しα
螺旋秩序構造を減少させ疎水性残基の露出を増加させる(Franeeschi
ni等、J、 Biol、 Chew、、260:16321−16325.1
985) 、突然変異アポタンパク質の構造再生(renode I I iB
)は、正常apo^Iよりも容易に脂質と会合する分子の脂質結合性を有意に変
化させる。アポタンパク質/脂質複合体は、正常apo^Iによって形成される
複合体と同様であるが変性剤による破壊が容易である。変異形の内部にシスティ
ン残基が存在するので、apo^■との複合体及びapoA l二量体の形成が
可能である。これらのタンパク質複合体が「罹患」被験者で観察された異常HD
L粒子の形成の主因であると推定される。^poA I −M Iのこれらの特
徴すべてがその異化作用促進及び組織脂質の有効吸収能に寄与すると考えられる
。
apoA lのその他のいくつかの遺伝変異体がこれまで文献に発表されたが(
Breslow、^nn、 Rev、 Biochem、、54 :699−7
27.1985)、これらのうちでキャリアにおける何らかの病理状Bまたはり
ボタンバク質代謝作用の有意な変化と関連づけられたものはない(表1参照)。
^pO^1 eDN^DNAンはいくつかの研究室で得られた(Breslow
、 八nn、Rev、Bioehem、、 54 :699−727、1985
;5har−pe等、Nucl、^cids Res、、12 :3917−
3932.1984)。mRN^は約890塩基対(bp)の長さをもち、35
bpの5′非非翻訳列と801bp(267個のアミノ酸)のコード配列と翻訳
終止コドン(TG^)とポリへテイルを付けた54bpの3°非非翻訳列とをも
つ、完全cDN^DNAオチド配列を添付の第1図に示す。
出願人等は、apoA lまたはその遺伝変異体を含むタンパク質を産生ずるた
めに組換えDNA技術の使用が有効であることを知見した。変異体としては、6
−5erがThr’t”1ffi換されたapoAI (apoAI−76)、
apoAI−Ml、または、apoAI −T6とapoA I −M Iの双
方の突然変異を含む変異体(apoAI −T6/M l )がある。タンパク
質は、抗apoA I抗血清と用いる酵素結合免疫吸着検定法(ELIS^)に
よって検出できる。産生じたタンパク質はapoAIまたはその遺伝変異体がN
−末端で担体ペプチドに融合した融合タンパク質の形態でもよい。
従って本発明は、抗ヒトapoA I抗血清を用いるELTS八によって検出可
能な式(1)
%式%(1)
〔式中、Xは結合、β−ガラクトシダーゼのN−末端アミノ酸残基に由来の配列
もしくはプロティンへの1つ以上の1.に−結合ドメインを含む配列を含む担体
ペプチド配列またはヒ) apoA Iのプロ配列を示し、YはヒトapoA
Iまたはその遺伝変異体を示す〕で示されるタンパク質を形質転換宿主中で発現
させ得る発現ベクターを提供する。
Met残基は、翻訳開始コドンの機能をもつと考えられる。
かかる発現ベクターで形質転換され内部で前記タンパク質を発現せしめる宿主が
式(1)のタンパク質の産生に使用できる。形質転換宿主を培養し、得られた式
(1)のタンパク質を回収する8式(1)のタンパク質も本発明の一部を成す。
好ましい実施態様によれば本発明は、
(八〇 、 apoAI (第1図参照)、2、apoAI −T6.
3、apoAI −M I、
4、apoAI −T6/M I 、
5、N−末端延長部Thr−Met−11e−Thr−Pro−Ser−Phe
−Asp−G l y−Ser−Met−をもつapoA l (apoA l
−RP5)、6.8−末端延長部Thr−Metile−Thr−^5n−S
er−^rg−C1y−5er−Met−をもつapoA l (apoA l
−IPI)、7、apoAI −T6とapoA I−RP5とを結合したタ
ンパク質(apoA1−RP5/T6)、
8、apoAI −T6とapoA1−IPIとを結合したタンパク質(apo
A1−IPI/T6)、
9、apoAI−MlとapoA1−RP5とを結合したタンパク質(ap。
^1−RP5/M I )、
10、 apoA I −M IとapoAI−IPIとを結合したタンパク質
(ap。
八l IPI/M I )、
11、 apoA I −T6/M IとapoAI−RP5とを結合したタン
パク質(apoA I −RP5/T6/M I )、12、 apoAI −
T6/M IとapoA I−IPIとを結合したタンパク質(apoA I
−IPI/T6/M I )、13、N−末端延長部^rg−His−Phe−
Trp−Gin−GlnをもつapoA 1(proapoAI)、
14、 proapoA IとapoA I −M Iを結合したタンパク質(
proap。
^1−M1)、
15.ブドウ球菌プロティン肩こよって与えられたN−末端延長部をもちN−末
端から順に(λファージのCROタンパク質の最初の11個のアミノ酸)−(ブ
ドウ球菌プロティン^の248個のアミノ酸(残基2:3−270))−(Pr
oにly−^5p−Ser−Thr)−(β−ガラクトシダーゼの最終17個の
アミノ酸)−(タンパク質分解酵素エンテロキナーゼの認識配列を含みGly−
^5p−Pro−Glu−Phe−Val−八sp−^sp−^sp−^5p−
Lys−Ser−Ser−^rH−C1y−Ser−Net)で示される17個
のアミノ酸)−(apoA l 、 apoA 1−T6、apoA 1−MI
またはapoA I −T6/M I )の構造をもつ541個のアミノ酸残基
から成るタンパク質をコードする遺伝子を担う組換えプラスミドの構築、及び、
(B)大腸菌(Escheriehia coli、E、coli株)中での前
記遺伝子の発現に係る。これらの遺伝子の発現によって以下のタンパク質が得ら
れる。
−Met−apoA l 、Net−apoA I−T6、Met−apoA
l −M l及びNet−apoA I −T6/M Iから選択されたアポリ
ポタンパク質、−アミノ酸配列Net−Thr−Net−11e4hr−Pro
−Ser−Phe−^sp−C1y−Ser−Met−がapoAl 、apo
A 1−T6、apoA I −M I及びapoA l −T6/Mlから選
択されたアポリポタンパク質に融合した融合タンパク質、
一アミノ酸配列MeiThr−Met−11e−Thr−^5n−Ser−^r
g−Cly−Ser−NetがapoAl 、 apoA1−T6、apoA
l −M I及びapoA I −T6/M Iから選択されたアポリポタンパ
ク質に融合した融合タンパク質、
一プロアポリボタンバク質proapoA IまたはproapoAI−Ml、
(ブドウ球菌プロティン^の248個のアミノ酸(残基23〜270))−(P
ro−(:Iy−^5p−Ser−Thr)−(β−ガラクトシダーゼの最終1
7個のアミノiり−(タンパク質分解酵素エンテロキナーゼの認識配列を含みG
ly−^5p−Pro−Glu−Phe−Val−^sp−^sp−^sp−^
5p−Lys−Ser−Ser−^rg−Gly−Ser−Met)で示される
17個のアミノ酸)−(apoAl 、 apoA 1−T8、apoAl−M
lまたはapoAl −T6/M I )から構成された融合タンパク質。
添付図面において、
第1図は成熟形ヒトapo^Iに対応する完全ヌクレオチド配列を示す0図示の
配列はmRN^を5′→3°方向で示す、下の列はアミノ酸配列を示す。
第2図は成熟しトapo^Iをコードする遺伝子の5°末端の復元を示す、最初
のSau 3^I制限部位から開始するプラスミドpA]/へに由来のDNAフ
ラグメントを、単鎖前駆体1−4のアニーリング及び結合によって組み立てた合
成オリゴヌクレオチドアダプターに結合した。2つのB&IIHI制限部位を末
端にもつけ1ankecl)790bpのフラグメントは成熟apoA 1分子
をコードしている。
第3図はpLS66及びpMLll−20のヌクレオチド配列に関する。配列は
、pFCE4“の^TG開始コドンと欠失前(pLS66、^)及び欠失後(p
MLll−20、B)のapoA l遺伝子の起点との間の接合を示す。
第4図はpIL8−6及びplL8−1のヌクレオチド配列に関する図である。
配列はpIL8−1 (^)におけるapoAT−MI突然変異(CからT)の
存在及びplL8−6(B)におけるapoAl −T6突然変異(CからC)
の存在を示す。
第5図はpMLll−20のイムノプロット分析を示す、アフイニテイ力ラム及
び標準ヒトH肚分画からの溶出物質のアリコートを沸騰させ12.5%5DS−
PA(1;Eで重複(in duplieaLe)電気泳動にかけた。本文に記
載の手順でニトロセルロースフィルターにブロッティングした。レーン:1−標
準HDL、2−アフィニティ力ラムの溶出物−3−分子量標準。
第6図はpRP5及びpUc9のイムノプロット分析を示す。
IPT(:で誘発した野性型pUc9または組換えpRP5プラスミドを担う細
菌培養物のアリコートをペレット化し、適当な緩衝液に再懸濁させ、標準ヒト)
IDL分画と平行にゲル電気泳動にかけた。標本を沸騰させた後、12.5%5
DS−PAにEで電気泳動させた0本文に記載の手順でニトロセルロースフィル
ターにブロッティングした。レーン:1−分子量標準;2−標準HDL; 3−
pLIc9:4−pRP5゜第7図はプラスミドpLM8の構築を示し、枠で囲
んだ部分は夫々、PROT A、 AMP、LACZ及び^PO^Iヲ示す、こ
れラバ夫々、プロティン^、−ラクタマーゼ、−ガラクトシダーゼ及びヒト成熟
apoA lをコードする遺伝子である。 CROはλcroタンパク質の最初
の11個のアミノ酸をコードする配列、Tはプロティン八転写終了配列、Flは
ファージf1パ・ンケージング配列、ORiは複製起点、Ek、^Dはエンテロ
キナーゼによって認識されるタンパク質分解部位配列を示す、プラスミドpLM
8中のEeoRl及びCla 1部位は非反復(unique)でない。
第8図は5’ proapo^■配列の復元を示す。
第9図はproapoA Tを発現し得るベクターpFC33の構築を示す。
第10図はpFC33によって発現されたproapoA lのゲル電気泳動及
びイムノプロット分析を示す、レーン1 :HDL標準、レーン2:弁組換え菌
株、レーン3 :proipoA I及びレーン4:分子量標準。
本発明の発現ベクターは、該ベクターに含まれたDNA配列、特に構造遺伝子の
配列を発現し得るベクターである。
発現されるべきDNA配列はそれらの発現をコントロールする上流配列に対して
正しく配置されている0発現されるべきタンパク質、宿主の性質等を考慮して適
当な任意のプロモーター系を使用するとよい、従って、PL、 Iac、凪及び
U」−プロモーターから選択されたプロモーターを使用し得る0本発明の場合、
5°−調節配列は発現されるべきapoAlまたはその遺伝変異体に対して非相
同である。調節配列はIacまたはtrpオペロンの調節配列でもよい、言い替
えると、本発明の発現ベクターは、apoAlまたはその遺伝変異体である非相
同タンパク質を発現し得る。好ましい遺伝変異体はapoA)−T6、apoA
l−Ml及びapoAl −T6/M Iである。
式(1)のタンパク質をコードするDNA配列を含む本発明の発現ベクターは典
型的にはプラスミドである。これらは単鎖でもよい。各ベクターは複製起点を有
しており複製可能である。好ましい発現ベクターは、apoA lまたはその遺
伝変異体を発現する場合はプラスミドpFCE4+に由来し、担体配列がβ−ガ
ラクトシダーゼのN−末端アミノ酸残基に由来の配列を含む融合タンパク質を発
現する場合はpUc8またはpUc9に由来し、担体配列がプロティンへの1つ
以上のIεG結合ドメインを含む場合はpLM3に由来し、proapoAIま
たはその遺伝変異体を発現させる場合はpDs20である。
apoAlまたはその遺伝変異体を含むタンパク質を発現させるために適当な宿
主を本発明の発現ベクターによって形質転換させる。細菌、酵母または哺乳類細
胞系のごとき原核細胞または真核細胞の宿主を使用し得る。代表的な宿主は大腸
菌株である。所望のタンパク質が細胞プロテアーゼによって分解されないように
宿主を選択する必要がある、一般には、apoAlまたはその遺伝変異体を含む
タンパク質は以下の手順で得られる。
1、クローンapoA l cDN^を選択する。
2、apoAl遺伝子を易動性にする制限部位が両端に形成されるようにcDN
^を裁断(tailor)する。これに付随してシグナルペプチド及びプロペプ
チドをコードする配列が除去される。
3、apo^I遺伝子を発現ベクターに正しい読取枠で挿入する。突然変異T6
及び/またはMlを導入してもよい、 apo^I遺伝子またはその変異遺伝子
はオペロン内の唯一の精造遺伝子でもよい、または、apoA lまたはその遺
伝変異体を融合タンパク質として発現させたい場合にその5゛端を担体ペプチド
をコードするDNA配列に付着させてもよい。
4、apoAlまたはその遺伝変異体を内部で発現させ得る宿主を発現ベクター
で形質転換する。
5、形質転換した宿主を培養し、得られた所望タンパク質を回収する。
apoA lまたはその遺伝変異体をコードする遺伝子が1つ以上のイントロン
を含まずに入手できる場合、この遺伝子はベクター内に存在するプロモーターの
転写コントロール下にベクターに枠内(in frame)挿入される。遺伝子
は担体ペプチド配列をコードするDNA配列の直後に挿入され得る。
従って式(1)のタンパク質をコードするDNA配列は適当なプロモーターを備
えたベクター内の転写開始コドンと終了コドンとの間に挿入され得る。proa
poA Iまたはその遺伝変異体をコードする遺伝子も同様にベクター内に挿入
され得る。得られた発現ベクターによって形質転換された宿主の培養によって所
望のタンパク質を産生じ得る。
融合タンパク質の担体ペプチド部分は、β−ガラクトシダーゼのN−末端アミノ
酸残基に由来してもよい。例えば、β−ガラクトシダーゼの最初の15個以内の
N−末端アミノ酸残基に由来し得る。好ましくは残基5〜15、より好ましくは
残基8〜12に由来する。このようにして得られた好ましい担体ペプチドは配列
、
Thr−Met−11e−Thr−Pro−Ser−Phe−^5l)−に I
y−Ser−MetまたはThr−Met−11e−Thr−へ5n−Ser−
八rg−Gly−Ser−Metを含む。
かかる担体ペプチドを組み込んだ融合タンパク質を発現させるとき、その前にN
etが存在する。これはプロティンへの1つ以上のIgC−結合ドメインを含む
別の担体ペプチドを使用する場合にも同じである。かかる担体配列は、ブドウ球
菌プロティンへの完全配列または該タンパク質の残基23〜270を含み得る。
エンテロキナーゼ、X因子またはコラゲナーゼのごときタンパク質分解酵素の認
識部位を含むアミノ酸配列が、apoA Iまたはその変異体の配列の直前に存
在してもよい、適当な配列は、
cry−八5p−Pro−Glu−Phe−Vil−へsp−^sp−^sp−
へsp−Lys−Ser−Ser−八rg−G Iy−Ser−Mytである。
これはエンテロキナーゼの認識配列である。担体配列中に別のアミノ酸配列が存
在してもよい0例えばプロティン^配列とタンパク質分解酵素認識部位の配列と
の間に30個以内の残基から成る結合配列が存在してもよい、担体配列のN−末
端部分が発現ベクター中のプロモーターによって天然にコントロールされる構造
遺伝子の第1残基例えば20個以内の残基を含んで°いてもよい、プロティンへ
のIgG−結合ドメインを含む融合タンパク質は水溶性であり、水性環境で適度
に安定であり、例えばIgG−結合5epharoseを用いたアフィニテイク
ロマトグラフィーによって均質になるまで容易に精製できる。
N−末端延長部が担体ペプチドによって準備されたか否かにかかわりなく、式(
1)の組換えタンパク質は典型的にはヒト起源のその他のタンパク質を実質的に
含まない、言い替えると、該タンパク質は実質的に純粋な形態で形成され、通常
なら該タンパク質と会合しているタンパク質が付随しapo^1またはその遺伝
変異体を含むタンパク質は始原効果をもつのでヒトまたは動物の体内治療に使用
され得る。
より詳細には、血漿コレステロール及び/またはトリグリセリドのレベルを低下
させるために使用され得る。従って、このタンパク質は、アテローム性動脈硬化
及び冠性心疾患のごとき心血管疾患に対して使用され得る。このタンパク質は予
防のために投与されてもよくまたは既往の病状の改善及び/または治療のために
投与されてもよい。
従って本発明によって産生されるタンパク質は、薬剤的に活性の担体または希釈
剤を含む薬剤組成物として提供され得る。かかる組成物は公知の方法で処方され
得る。タンパク質は非経口投与例えば静注投与されてもよい。
以下に本発明の詳細な説明する。
え1九り
彬ffi
ytb
菌株:大腸菌に12JM101(Messing等、Nature、314:3
09−321.1981)、MC1061(Casadaban and Co
hen、J、 Mo1. Biol、 138:179−207.1980)、
71/18c1857(Lorenzetti等、販岨、39:85−87.1
985)、RL841(Kenkel、Proe、 Natl、^cad、 S
ei。
竪ム82 :488−492.1985)、CAC629(■好遅狙、臆n−;
C,^。
Gross−Madison+Wiseonsin)。
培地:全部の菌株を必要に応じて50μg/wl!のアンピシリンを加えたLB
培地(L^培地)で増殖させた。適当な場合には匪プロモーターを抑制解除する
ために1mMのIPTにを培地に添加した。
素 1〒′ びDNA 」
リゾチームはSigma(St、 Louis、MO,USA)から入手、制限
エンドヌクレアーゼはBoehringer(Mannheim、DE)、BR
LInc、 (Caithersburg、 MD、USA)またはNew E
ngland Biolabs(Beverly、 M^、USA)から入手、
T4リガーゼ及びその他の全部の酵素はBoehringerから入手、特に
注釈がなければすべての酵素反応は酵素を製造業者の指示通りに使用して行なっ
た。制限エンドヌクレアーゼ分解によって得られたDNAフラグメントをアガロ
ース水平ゲルまたはポリアクリルアミド垂直ゲルを用いた電気泳動によって分離
し、l5COMod。
175o濃縮器(ISCOCO,、Lincoln、 NE、USA)を使用し
電気溶出法の修正方法でゲルマトリクスから抽出し、更にElutip−dカラ
ム(Schleicher and 5ehuell、Keene、NH,L!
S^)で精製した。
γ′ のaO^ 坤客のためのエン イムイムノ ・・ペレット化した細胞を溶
菌緩衝液(50+eMのTris−C1pH7,0,30JのNaC1,0,1
%のNaN3.10wg/lのフェニルメチルスルホニルフルオリド)に再懸濁
させた。溶液をリゾチームでIH/xiにし、4℃で30分間攪拌した。5回の
凍結乾燥サイクル後に抽出物を以下のごときエンザイムイムノアッセイで試験し
た。
標準96ウエルのマイクロタイタープレートを、ヒツジで感作した適当な希釈度
の抗ヒトapo^I抗血清で4℃で1晩被覆した(Boehringer、Ma
nnheiw+、 DE)、 0.05%のTween−20と0.01%のM
erthiolateとを含む10mMのTris−CN pH8,oで3回洗
浄後、50μ!の系列希釈度の標準apoA I (TAGOCorp、、Bu
r−Iingame、 C^、USA)または細菌抽出物を添加し、37℃で1
時間インキュベートした。同じ緩衝液で3回洗浄後、50μ!の適当な希釈度の
ウサギ抗ヒトapoA l抗血清(1+++muno Ltd、、Dunton
Green+Nr、 5evenoaks+Kent+CB)を添加し 、1
酸アンモニウム沈殿によって更に精製した。37℃で1時間維持し、更に3回洗
浄後に、New England Nuclear(Boston、H^、US
A)から提供されるプロティンへ−西洋ワサビペルオキシダーゼキットを製造業
者の指示通りに用いてウェルを染色した。
^ff1e110に・ るヒ・ソジ ヒトミoへ■の結ムヒツジ抗apo^I抗
体(Boehringer、Manneheim、 DE)の調製:20xlの
非希釈抗体溶液を不断に攪拌しながら0.1Mリン酸M@液p)17に4℃で1
晩透析した0次に遠心して破片と上滑とを分離した。
^ffigel 10(Bio−Rad、Riehmond、 C^)の調1!
:1/2容のイソプロピルアルコールと倍容の蒸留水とを順次用いた洗浄サイク
ルの繰り返しく4〜5回)を行なう前に40ifを室温で平衡させた。濾過によ
ってゲルを乾燥させ、50w1のfalcon管に移し透析抗体を加えた。次に
管を絶えず攪拌しながら4℃で8時間インキュベートし、1xlのIMのグリシ
ンエチルエステルを添加し、インキュベーションを1晩継続した。次に以下の溶
液でゲルをおおまかに洗浄した。
−100zlのFB’S+0.1%ナトリウムアジド−100禦lのIH酢酸
−100z1の0.1Mリン酸緩衝液pH7+ 0.5MのNaCZ−100x
?7) PBS+ 0.1%ナトリウムアジドゲルをカラムに詰めローディング
バッファ(PBS+10iy/1のPMSF+10xg/lのPepstati
n^)で平衡させた。
イムノプロット(
Laemmli法を使用し標本を(適当な濃度で)ポリアクリルアミド平板ゲル
に流した0次にtransblot装置(Bio−Rad)を25mMのTri
s塩基、192−のグリシン、20%のメタノール中で0.2八で4℃で4時間
使用しゲルをニトロセルロースフィルターに移した。ゲルを受容したフィルター
を蒸留水で洗浄し、次にPBS+3%BS八と共に穏やかに攪拌しながら1時間
インキュベートした。フィルターを蒸留水で再度洗浄し、PBSで1:250に
希釈した第゛1抗体(ELIS八で第2抗体として使用されるものと同じ)と共
に室温で1時間インキュベートした。
PBS及びPBS+ 0.05%Tl1leen20で2回洗浄後、1ニア50
0に希釈した第2抗体く西洋ワサビペルオキシダーゼと結合したヤギで3作した
抗ウサギIgG;Bio−Rad)と共にフィルターを室温で1時間インキュベ
ートした。更に2回洗浄後、フィルターを4−クロロ−1−ナフトールで染色し
た。
aOΔI31!什 ノ5“端7元
apo八■へコードする完全cDN^クローン(pへI/^)は、シグナルペプ
チドとプロペプチドと完全成熟apoA lタンパク質とのコード配列をもつヒ
ト肝臓cDNパライブラリイから得られた(Sharpe等、NUcl、^ci
ds Res、、12:3917−3932>。成熟apo^Iの最初のコドン
の上流配列全部が除去されるように遺伝子の5°端を復元した。このために、プ
ラスミドpA I /^をEeoRl及びBamHIで分解し、cDN^インサ
ートを含む890bpのフラグメントを単離し、1%アガロースゲルから回収し
た。フラグメントを部分分解条件下に5au3^■で制限し、混合物を成熟タン
パク質の最初の9個のアミノ酸のコード配列を復元するように設計されたリン酸
化合成アダプターに結合し、大腸菌におけるコドン使用に従って最適な配列を得
た。アダプターは以下の手順で調製した。ホスホトリエステル法(Crea a
nd Horn、 Nucl、^cids Res、、8:2231−2348
.1980)によって4つのオリゴヌクレオチドを合成した。
1 、5°−にATCCATG(:ACにAGCC−3゜2 、5′−^CCC
CACAGTCCATにG−3゜3 、5’ −CGGTCGCTCGTCCA
TG−3゜4 、5’ −GATCCCATGGACTCTG−3’等モルlの
4つのオリゴヌクレオチド全部を一緒に結合し、結合混合物を5au3^Iで処
理し、アダプターを溶出し、ポリアクリルアミドゲルから精製した。得られたア
ダプターの配列を第2図に示す。
精製アダプターと部分5au3^■切断apoA lフラグメントとを含む結合
混合物をBamHIで分解した。 790bpのフラグメントをポリアクリルア
ミドゲルから精製し、コウシ腸ホスファターゼで処理したBamHI切断pAT
153−PvulI8に結合した。 MC1061の形質転換後、リン酸化した
オリゴヌクレオチド3をプローブとしたハイブリダイゼーションによって組換え
体をスクリーニングした。陽性コロニーを単離し、更に制限酵素分解によって特
性決定し、Maxam and C11bert(シ1上ods Enz mo
l’、、65 :499−560.1980)に従って部分化学分解した。正し
い方向付けのアダプターを含むプラスミドをpΔ1/12と命名した。
このような復元後にはATG開始コドンとBamHl付着端とがapoA I遺
伝子の5′端の前に存在していた。この戦略を用い、成熟apo^Iコード配列
をShine−Da1garno配列の後にBamH1部位を担う任意の発現ベ
クターに移動させ得る。
FCE4+を使用した組、えベクターの構築修飾apoA I遺伝子を含むBa
mHlフラグメントを精製し、pFCE4+(Lorenzetti等、198
5)のBam81部位にサブクローニングした。得られた構築物が正しい方向付
けのインサートを含むことをジデオキシチェーンターミネーション配列決定(第
3八図)によって確認した。このプラスミドをpLS66と命名した。
この戦略を用い、ベクター中に既に存在するへTG開始コドンに対して枠外(o
ut of fra@e)にapo^I遺伝子を挿入した。従って次の段階では
apo^I遺伝子をこの^TG開始コドンの直後に配置することによって読取枠
を復元する。
灸友【L
pFCE4系を使用し、欠失させるべき領域の両端の塩基延長部に相補的な配列
をもつ「ブリッジ」オリゴヌクレオチドを使用してクローン遺伝子の枠内配置を
行なうことが可能である(Sollazzo等、旺眼、37:199−206.
1985) 。
このために、ホスホトリエステル法を使用し以下の配列をもつ単鎖オリゴヌクレ
オチドを合成した。
5°−CTTACATATGCACCAGCC−3゜このオリゴヌクレオチドは
その5゛端でベクターの八TC(ヌクレオチド1〜10)を含む直前領域にアニ
ーリングし、その3′端でapo^I遺伝子の最初の3個のヌクレオチドにアニ
ーリングし、その結果pLS66に存在する余分な8つのヌクレオチドを鎖から
除外する(loop out)。pt、sssの5sDNAlよ大腸菌RL84
1を宿主として(Kunkel、Proc、 Natl、^cad、 Sci、
USA82:488−.492に記載のごとく)調製した。この細菌株はpF
CEA中に存在するPLプロモーターの温度感受性リプレッサーを産生ずるプラ
スミドpcI857(M、 Zabeau)を含む大腸菌RZ1032の誘導体
である。
このプロトコルを使用してこの菌株から産生された5sDN^はチミンに置換し
たウラシル残基を数個含み、従ってrinν1troJで正常な機能鋳型として
作用するが、これらのプラスミドの正常宿主である野性型(ung+)大腸菌7
1/18e1857の形質転換に使用されたときは生物学的に活性でない。
15mMのTris−CIpH8,5及び15+nMのMgCL’、中で0.1
ピコモルのpLS665sDN^を2ピコモルのキナーゼ化した突然変異オリゴ
ヌクレオチド(20倍過剰)と56℃で30分間アニーリングした。室温に冷却
後、延長−結合混合物を添加し反応を15℃で1晩継続させた。延長反応混合物
は以下のごとく調製したく最終濃度)、 10mMのTris−Cf p)18
.5:10mMのMgCL;0.5mMの^TP;0.05mMのdNTPs;
5mMのDT7 、1単位のDNAポリメラーゼ、Klenowフラグメント及
び1.5単位のT4 DN^リガーゼ。
インキュベーション後に反応混合物をフェノール抽出し、イソプロパツール及び
エタノールで沈殿させた。71/18e1857、コンピテント細胞を形質転換
し、選択培地LAにプレートした。所望の欠失を含むクローンを同定するために
150のコロニーを採取し、定序プレートで増殖させニトロセルロースフィルタ
ーに移した。突然変異オリゴヌクレオチドをプローブとして使用し6xSSC及
び10x Denhardt’ s中で室温でハイブリダイゼーションを行なっ
た0次に6xSSC及び0.1%SDS中で異なる2つの温度でフィルターを洗
浄した。最初の温度はハイブリダイゼーション効率を検査するために室温であり
、次の温度は理論的融解温度より4℃低い50℃である。これは式Tm= 4X
(1;C+2X^T〔式中、GC及び八Tは突然変異鋳型とオリゴヌクレオチ
ドとによって形成された対合の数である(Norrander等、Gene、2
6:101−106.1983)によって計算した。毎回の洗浄後にフィルター
をχ緑感受性フィルムに露光した。ストリンジェントな温度でも陽性シグナルを
生じる有望な突然変異コロニーをジデオキシチェーンターミネーション配列決定
(第3B図)によって確認した。このプロトコルの効率はかなり高く約50%で
ある。 apo^1遺伝子が正しく枠内配置されたpFCE4+をpMLll−
20と命名した。
aO^I亦 T6 びMlの
2つの変異体apo^I −T6及びapoA l −M Tを構築するために
pLs6B及びpMLll−20を鋳型として使用した。転移BamRIフラグ
メント内に正しく枠内配置された変異体遺伝子を同時に得るために双方の鋳型を
使用したのである。
このために、常用のプロトコルによって2つの単鎖オリ、 ゴヌクレオチドを合
成した。
1、T6突然変異のために5°−CACC[:CAGACTCCATG[ニー3
″2、M1突然変異のために5’ −CCGCCAGTGCTTtl:GC−3
”オリゴヌクレオチド1は成熟apo^■の第1コドンの第1ヌクレオチドを示
す、オリゴヌクレオチド1は17位に不適正(G対C)を伴って残基8〜24に
アニーリングする。オリゴヌクレオチド2は517位に不適正(C対丁)を伴っ
て残基510〜524にアニーリングする。
枠内配置と同じプロトコルで突然変異誘発実験を行なった(第4八図及び第4B
図)0重複突然変異体(double mutant)を得るためにまずT6突
然変異を誘発し次にMl突然変異を追加した。
得られたプラスミドを以下のごとく命名した。
pIt、−5=zつのBavll T部位間のapoA l −76plL−5
1=2つのBamH1部位間のapoAT−MlplL5−61 = 2つのB
am81部位間のapoAI −T6/M IplL8−6=枠内のapoA
I−76pTL8−1 =枠内のapoAI−MlplL8−6 i−枠内のa
poA I −T6/M I亦 apoAl −RP5 びIPIの 1apo
^I遺伝子及びその変異体T6及びMlを含むDN^フラグメントをBamHI
分解によってプラスミドpLS66、plL5−6、pns−1及びplL5−
6がら切除し、記載のごとく1%アガロースゲルで精製した0次にフラグメント
をpUc8及びptlC9(Vi−eira ancl Messing、 G
ene、19:259−268.1982)に結合し、双方をBawl Iで直
線化した。JMIOIコンピテント細胞の形質転換後、組換えプラスミドを高速
破壊法で同定し、単離物をBa翔Hlで切断することによって確認した。Hin
dll及びXho Iで切断することによってインサートの対向する2つの方向
(orientation)を識別した。
pUc8を用いた構築物は、メチオニン残基と細菌β−ガラクトシダーゼ遺伝子
に由来のα−ペプチドの最初の9個のアミノ酸とがその直前に存在する既に枠内
配置されたapoA 1遺伝子を含んでいた。その結果、β−ガラクトシダーゼ
のapo^I分子のN−末端に10個のアミノ酸から成る延長部が存在した。
apoA l遺伝子を正しい方向付けで含むすべての組換えpUC9誘導体では
、更にapoA l遺伝子を枠内配置する操作が必要であった。まず^TG翻訳
開始とapoA l遺伝子との間を制限酵素tlindl[及び5ailで切断
した。切断によって生じた付着端をDNAポリメラーゼ(K l enowフラ
グメント)で埋め戻し、T4 DN^リガーゼで再結合した。この結果、apo
A l遺伝子の前方のpUc9の多重(multiple)クローニング部位で
10個のヌクレオチドが欠失し、正しい読取枠が復元された。
組換えプラスミドを以下のごとく命名した。
(a)pUc8系列
plPI = apoAI −IPI
plP161 = −/T6/M 1
(b)pUC9系列
pRP−6I = ” “/T6/M 1延長変異体を形成した理由は、プラス
ミド中に存在する調節要素の後に天然の配列たる細菌β−ガラクトシダーゼのN
−末端が存在することによって発現レベルが向上するからである。
株にお(る
(1)(r枠内配置」の項で既に説明した)プラスミドpc1856を担う細菌
宿主CAC629をすべての組換えpFCE4誘導体で形質転換させた。
32℃で1晩増殖させた培養物をLAで1:10に希釈し、i=フラスコ中で0
D6so0.5〜0.6まで増殖させ、次に温度を42℃に上昇させてインキュ
ベーションを1〜2時間継続した。
誘発後、細胞を10分間氷冷し遠心によってベレット化した。
次にペレットをrELIsAJの項で記載のごとく処理して細胞を破壊した0m
胞抽出物を16,000rpmで4℃で30分間遠心し、上清を「材料及び方法
」の項に記載のごとくアフィニティ力ラムに通した。保持されたタンパク質をお
おまかに洗浄し、IMの酢酸で溶出させた。溶出分画をイムノプロット分析(第
5図)及びrELIs^」によって検定した。pMLll−20で得られた予備
結果を平均すると培養物1!当たり約0.2にgのapoA lが存在した。
突然変異体apo^I−T6、apo八IへMl及びapoA I −T6/M
Iを担う他のすべての構築物に関しても同様の結果が得られた。
(2)すべての組換えpUC8/9誘導体で細菌宿主MC1061を形質転換さ
せた。
37℃で1晩増殖させた培養物をLAで1:100に希釈し、震盪フラスコで1
時間増殖させてがらIIMMのIPTにを添加し、次に更に4〜6時間インキュ
ベーションを継続した。このインキュベーション後、細胞を10分間水冷し遠心
によってベレット化した。この段階以後はpFCE4誘導体で記載した手順と同
じ抽出手順で処理した。plPI及びpRP5を含む細胞の狙抽出物をイムノプ
ロット分析(第6図)及びrELIs^」によって検定した。予備結果を平均す
ると培養物11当たり10yFIのapoAIが得られた。
apoA1−PR5及びapoAI−IPIに組み込まれた突然変異体apoA
1−T6、apoAI−Ml及びapoA I −T6/M Iを担う他のす
べての構築物に関しても同様の結果が得られた。
えI匠1
apo^I遺伝子を担う949bpのフラグメントがSma 1部位に挿入され
ているベクターpRIT2T(Pharmacia、 Sweden)を使用し
て別の変異体を構築した。このプラスミドによって発現されたタンパク質は54
1個のアミノ酸から構成されていた。これらはN−末端から順にλファージのC
ROタンパク質の最初の11個の、アミノ酸とブドウ球菌プロティンへの配列の
248個のアミノ酸(残基23〜270)と5つの異常なアミノ酸(Pro−[
:ly−^5p−Ser−Thr)と大腸菌のβ−ガラクトシダーゼの最終17
個のアミノ酸とタンパク質分解酵素エンテロキナーゼの認識配列を含む17個の
アミノ酸cry−^5p−Pro−に1u−Phe−Val−Asp−^sp−
^sp−^5p−Lys−Ser−Ser−^rgにIy−Ser−Metとを
含み、これらは成熟しトapo^I (CP八−AIと命名)またはその変異体
apo^I−T6、’al)oA I −M I −apoA l −767M
lの配列の直前に存在した。これらのキメラタンパク質は安定でありまた水溶
液に可溶である。
CP^−AIとラット肝細胞及び培養マウスマクロファージとの相互作用を試験
した。+′I標識CP^−AIを培養細胞と共に4℃でインキュベートするとハ
イブリッドタンパク質が)IDLに対する場合と同様の結合パラメータで細胞表
面に結合することが判明した。ハイブリッドタンパク質は37℃で細胞に吸収さ
れ内在化(internal 1ze)することが判明した。この挙動は脂質と
会合してIIDL粒子を形成するときの天然apoA lの挙動に類似する。
彬1支LL泥
佑1
ヒト血漿から不連続KBr勾配の上でHDL(1,09< d< 1.21g/
wl)を調製した。 HDLをPBS、1mMのEDTAにおおまかに透析しK
Brを除去して4℃で保存した。Klausner等(J、 Biol、 Ch
eL、258.4715−4724.1983)の方法でヒトトランスフェリン
(Sigma)に鉄を充填した。 BS^は実質的にtic非含有であった(S
igmm、^7638)、 Sta h 1ococcus aureusプロ
ティン^はPharmaciaから入手した。フェノールレッドを含有するBa
nk’ s平衡塩溶液はGibcoから入手した。
細 び細 培
Fao細胞としては、Desehatrette and Weiss(Bio
ehemie56.1603−1611.1974)によって樹立され特性決定
されたラット肝癌細胞系を、5%ウシ胎児血清(FCS)と100単位/zlの
ペニシリンと100μg/*1のストレプトマイシ〉・と2mMのグルタミンと
1011INのHEPESIJ衝液pH7,4とを加えたCoon改質)Iam
培地(Setomed)で単層培養したものを用いた。
J774細胞としては、マウスマクロファージ細胞系(Ralph等、J、Im
munolo 114.898−905.1975)を4.5%のFCSとペニ
シリンとストレプトマイシンとグルタミンとHEPESM衝液pH7,4とを後
述の濃度で含むDMEM培地で遠心懸濁培養したものを用いた。
細菌株 びプラスミド
細菌宿主は大腸菌88101株(Boyer and Roulland−Du
ssoix、J、 Mo1. Biol、 41.459−472.1969)
及びRRI M15’(Langley等、 Proc、Natl、八aid、
Sei、υS^ 72、1254−1257、1975)。
プラスミドはpNF2690(Nilsson等、EMBOJ、 4.1075
−1080.1985)、pLM3 (Monaeo等、^tti Conve
no Can 、1unto^、G、1゜−S、1.B、B、M、、195−
196.1985)及びPharmaeia、 SwedenのpRIT2Tを
使用した。
賭!
制限酵素、Kleno@DNAポリメラーゼ及びT4 DN^Ni−ゼはBoe
hringer MannheiIllから購入し製造業者の指示通りに使用し
た。大腸菌の形質転換はMorrisonの方法(Methocls旺止阻1.
68.326−331.1979)で行なった。
ハイブリッド1伝 の
ハイブリッド遺伝子はλPRプロモーターのコントロール下に実質的にZabe
au and 5tanleyの方法(EMBOJ、 1.1217−1224
.1982)で発現させた。細菌を30℃でODa。。=0.9まで増殖させた
。54℃に予熱した等容のブイヨンを添加して温度を急激に42℃に上げた。採
取以前に培養物を42℃で90分開インキュベートした。:A胞溶解物全部をZ
abeau andSLanley(1982)に記載のごとくゲルに充填した
。
バイブ1ツドタンバ の
ハイブリッドタンパク質の精製にはMarston等(Biotech−肱肢江
2、’ 800−804.1984)の方法を用いた。細菌ペレットを3倍容h
/v)の緩衝液^(50mMのTris/HClpH8,0,50mMのNaC
1’、1−のEDTA)に再懸濁させ、氷上で5 X 20sec超音波処理し
た。遠心後(Sorvall 5S340−夕、10.OOOrpm、4℃で1
0分間)、ペレットを0.5%のTriton X−100と10mMのEDT
Aとを含む9倍容(、/ν)の緩衝液^に再懸濁させ、室温で5分間静置した。
懸濁液を上記のごとく遠心し、ペレットを8M尿素を含む9倍容(1/ν)の緩
衝液^に再懸濁させ、室温で1時間インキュベートした。
尿素懸濁液を9倍容(ν/v)の50mMのリン酸カルシウム緩衝液pH10,
7,50mMのNaC1,1mMのEDT屓こ添加し、KOHの添加によってp
H10,7を維持しつつ室温で30分間攪拌した0次に懸濁液を中和し、4℃で
M衝液^に透析した。透析した懸濁液を上記のごとく遠心した。透明上滑中のハ
イブリッドタンパク質は既に適度に純粋であり、この段階のハイブリッドタンパ
ク質の平均収量は細菌培養物11当たり50〜60mgであった。 IgC−S
epharose 6 FF(Pharmaeia)を用いたアフイニティクロ
マトグラフィーによって更に精製した。標本をカラムに充填し、0.05%丁w
een20含有のPBS、PBS及び5mMの^cONH< pH5を順次用い
て洗浄し、IMの^cOH/^eONH,pH2,8で溶出した。精製タンパク
質を緩衝液へに透析した。
B10e11.5八ゲル−゛、カラムを いたBioRadのBiogel 1
.5^カラム(40cmX Ic@)を50Jの7ris/HC1p118.o
、50n+MのNaC4’、1mMのEDTA中で平衡させた。標本を流速31
1/時で溶出させ、250μlの分画を回収した。カラムをデキストランブルー
(2,0OOkD)、チログロブリン(699kD)、フェリチン(440kD
)、)IDL(285kD)及びアルドラーゼ(158kD)テ較正L fs
、1.25uttノ[” ’1l−CPA−A I * 7’、: ハ800μ
yの非標識CP^−^Iを使用してハイブリッドタンパク質の分子量を決定した
。
タンパク のヨウ素化
1odo−Gen試薬(Pierce Chemie−at Co、)を使用し
てタンパク質をヨウ素化した。ヨウ素化反応は100μgの1odo−Gen、
200ulのPBS中の1mgのタンパク質、1mC1の無担体HIL[1%■
]、16.5sCi/#g(^mersham International)
を含んだ。4℃に10分間維持後1011の5ephadex に50カラムで
遊離ヨウ素をタンパク質から分離した。PBS(0,2%BS^)でカラムから
HDL、トランスフェリン及び1.Gを溶出し、50mHのTris/)ICN
pH8,o、0.158のNaC1,1mMのEDTA、0.2%のBS八で
ハイブリッドタンパク質を溶出した。ハイブリッドタンパク質、IgG及びトラ
ンスフェリンは透析しないで使用した。HDLは、標識の5%未満が10%(―
/ν)1〜リクロロ酢酸に可溶になるまでPBS、0.5mMのEDTAにおお
まかに透析する必要があった。クロロホルム/メタノールを用いた脂質抽出後の
測定によれば、5%未満の標識が脂質と結合した。得られた特異的活性はタンパ
ク質1ng当たり200〜400cpmであった。
結合アッセイ
懸濁細胞に対して4℃で2時間の結合アッセイを行なった。
Fao細胞の懸濁液を得るために、単層をPBS、1mMのEDTAて37℃で
30分間インキュベートした。これらの細胞または懸濁液で増殖させたj774
マクロファージを4℃で100100O分間ペレット化し31のBanks中B
S八に再懸濁させることによって3回洗浄した。各結合アッセイは、111のB
anks/BS^中に1×10’細胞と指標量の[125■1−@p〇八−へ−
P^または[125IコーHDLとを含有していた。4℃で2時間維持後、細胞
をBanks/BSAで4回洗浄し、Eppendorf管に移し、γカウンタ
で放射能を測定した。競合実験として10μ9のヨウ素化リガンドを10〜80
0μgの非標識IIDL、 CP^−AI、プロティンΔまたはトランスフェリ
ンによって競合させた。これらは夫々ヨウ素化リガンドの添加30分前に4℃で
細胞に添加した。
1(DL びCP^−^■の1ガントプロツトJ774細胞(2x10’)をP
BSで2回洗浄し、101118(7) Tris/)IC1pH7,4,0,
11@MノEDTA中で均質化しり、 2000gテ10分間遠心してポスト核
上滑(PNS)を調製した。 PNSを1%(v/v)丁ritonX−114
(Bordier、 J、 Biol、 CheL、256.1604−160
7.1981)で抽出した。洗剤相をジチオトレイトール含有の等容の標本緩衝
液と混合し、沸騰させ、次にヨードアセトアミドでアルキル化した。レーン当た
り約1211のタンパク質を5〜15%のSDSポリアクリルアミドゲルに塗布
した。ゲルをニトロセルロースフィルターにプロットし、Ponceau S染
色によってバンドを可視化した。10%(、/ν)の低脂肪粉乳と含有するBa
nks中でニトロセルロースストリップを6時間消光(quench)させた、
リガンド、即ち[+ 251]−CP八−AIまたは[’ 251]−HDLを
12.5μg/i1でBanks中乳に16時間結合した6次にBanks中乳
でストリップを4回洗浄し、ヒトHDL、 CP^−AIまたはプロティン屓血
清で1750に希釈)に対するウサギ抗血清でリガンドを検出し、ジアミノベン
ジジン反応(Bur−nette、^na1. Bioehe+++、、112
.195−203.1981)で検出される抗つサギIgGペルオキシダーゼの
存在下にインキュベートした。乾燥プロットをX線フィルムに露光した。
分1於法−
Frank and Trosin(H,Tschesce編:Modern
Methods 1nProtein Chemistry+Waiter d
e Gruyter & Co、、Berlin+287−302.1985)
に記載の構造の気−液相マイクロシーケンサにおいてLot、tspeieh(
Ho e 5eyle冗s Z、 Ph 5io1. Chew、、361.1
829−1834.1980)に従って全自動化Ec1man分解によってアミ
ノ末端の配列決定を行なった。ハイブリッドタンパク質のカルボキシ末端配列を
決定するために、カルボキシペプチダーゼ、ε、八及び/またはBをTadro
s等(Eur、 、1゜Biochen、、138.209−212.1983
)の方法で使用した。アミノ酸分析のためにタンパク質をTadros等(Eu
r、 J、 Biochem。
、127.315−318.1982)の方法で加水分解し、全自動アミノ酸ア
ナライザー(Durrum D−500)を使用してアミノ酸組成を決定した。
トリプトファン及びシスティンは決定しなかった。
鏡検のために2%ホスホタングステン酸を使用しHDL及びCPΔ−AIの標本
をネガティブ染色した。Bradfordの方法(^na1. Bioehem
、、72.248−254.1976)でタンパク質濃度を検定した。
バイブ1ツドタンパク CP^−^lをコード る 云 をうブースミドLM8
の構築
ベクターpRIT2Tは大腸菌中で細胞内タンパク質を温度誘発的に発現させる
べく設計されたpRIT2の誘導体である(Nilsson等、1985)。構
築物はλPRプロモーターのコントロール下にブドウ球菌プロティンへのIgG
結合ドメインを含む、多重クローニング部位はプロティンへの3”端に外来遺伝
子を容易に挿入せしめる。プロティン^転写終了配列は多重クローニング部位の
直ぐ下流に挿入される。プラスミドpLM3はヒトapo^Iの成熟遺伝子に枠
内融合した大腸菌1aeZ遺伝子を含む(Monaco等、1985)。
PAとJll)O^1との融合を担うプラスミドpt、Msを第7図の手順で構
築した。制限部位EcoRl及びCla Iを末端にLつ949bpのフラグメ
ントをpLM3から単離し、Klenow DNAポリメラーゼによって埋め戻
した。フラグメントの突出端をSma l直線化pRIT2Tに結合させた。得
られたプラスミドpLM8はタンパク質分解性切断の特異的配列によって隔てら
れた5′端のプロティンへの遺伝子と31端の成熟しトapoA I ’;!i
伝子とから構成された541個のアミノ酸から成る融合タンパク質をコードする
読取枠を保有する。
ハイブリッドタンパク の 、単離 び精0温度感受性Cl857λリプレッサ
ー突然変異体をコードする適合プラスミドpNF2690の存在下にpLM8を
保有する大腸菌細胞は大量のハイブリッドタンパク質を発現することが可能であ
った。42℃で増殖させると誘発CP^−^Iの量が総量の約20%を示した。
ハイブリッドタンパク質の見掛は分子量は予想通りSD^−PAにEで62kD
であった。標準抽出方法(M音波、凍結乾燥、リゾチーム−Triton X−
100)では成功しなかった。 8M尿素中での超音波処理細菌のインキュベー
ションとアルカリM衝液の添加とを順次に含む変性手順を採用した。中和及び透
析によって再生後、懸濁液を遠心すると、透明上清は90%を上回る純度の融合
タンパク質をを含有していた。 IgG 5epharoseによるアフィニテ
ィクロマトグラフィーによって更に精製した。
ハイブリッド ンパク の、 ゛
ハイブリッドタンパク質をヒツジで調製した特異的apo^ジ抗体を認識しない
。
最初の8個のアミノ酸から成るアミノ末端配列と最終3個のアミノ酸から成るカ
ルボキシ末端配列とは既知のapoA l及びプロティン^の配列と一致した。
またアミノ酸組成分析も予想組成と一致した。
細胞表面に対するハイブリッドタンパク質の結合を定量するために(後記参照)
、天然の分子量を決定することが必要であった。これは、Biogle 1.5
八を使用するゲル沢過によって行なった。カラム溶出のピーク分画は分子量31
6kDを与え、これは単量体の分子量62kDの5倍に相当した。ハイブリッド
タンパク質溶出の広い分布(prof i le)は、別の多量体も存在しまた
間隙(void volume)に少量の凝集物質が存在することを示した。す
べての実験において天然分子量として平均サイズ316kDを使用した。これを
同じカラムで標準として使用したHDLの285kDに比較した。ヨウ素化ハイ
ブリッドタンパク質の溶出分布は非標識ハイブリッドタンパク質で得られたもの
と同様であった。
電子盟微鏡によるネガティブ染色後にHDL及びハイブリッドタンパク質粒子を
試験した6顕微鏡写真は、直径9〜12nmの範囲の均質粒子集団を示した。ハ
イブリッドタンパク質粒子はHDLよりやや大きいサイズをもちゲル濾過によっ
て得られた結果を追認した。
バイブ1ツドタンパク びHDLの 8・ゞ性の細胞表面レセプターに対する結
合能を試験するために大腸菌から精製されたハイブリッドタンパク質とヒト血漿
から精製されたHDLとを平行に使用した。複数の細胞タイプ、即ちマウスマク
ロファージ(J774)及びラット肝細胞(Fao)の細胞系を試験した。これ
らの2つの細胞タイプはHDLを異なる方法で処理することが判明している。マ
クロファージにおいてはコレステロール交換が生じ肝細胞においては分解が生じ
る。
4℃にお番る結合−一
ヨウ素化リガンドを4℃で2時間細胞に結合させた。30分間で結合量が平坦域
に到達した。非特異的な量を判定するために500ugの非標識リガンドとの競
合を使用し、この値を総結合曲線から減算して特異的結合値を与えた。特異的結
合値を使用しScatchird分析(Scatchird、^nn、 N、
Y。
^cad、 Sci、 51.660−672.1949)によって親和性を計
算した。HDL及びハイブリッドタンパク質の双方で結合は特異相性結合はHD
L・では2.8〜3.Ox 10−”MのKd、ハイブリッドタンパク質では3
.5〜4.9x 10−”MのKdを有していた。結果を後出の表2に示す、更
に、HDL及びハイブリッドタンパク質の双方で非標識リガンドに完全には競合
しない低親和性成分が存在する。
双方の細胞タイプの高親和性結合成分はlXl0’細胞当たり90〜155Bの
最大結合を与える。これは細胞当たり1.9〜3.6x 10’部位を示す°、
細胞当たりの結合部位の数及び結合親和性はHDL及びハイブリッドタンパク質
の双方で非著に類似していた。これは、単一レセプターが関与しHDLのレセプ
ター媒介結合にapoA l成分だけが関係することを示唆する。
鼠遣]υI
apoA lの特異的結合の付加的な証拠は競合試験によって得られる。 HD
L及びハイブリッドタンパク質の双方がJ774及びFao細胞に対する結合に
おいて互いに有効に競合した。
非特異的成分に達するまで競合が有効であった。プロティン^はハイブリッドタ
ンパク質またはHDLの結合に競合できなかった。競合試験における独立対照と
してトランスフェリンを使用した。トランスフェリンはトランスフエリンレ七ブ
タ−を介して細胞表面に結合するが、)IDLまたはハイブリッドタンパク質の
結合に競合できなかった。
プローイン^ びI−〇結合活性
ハイブリッドクンバク質は同時にプロティン八を含有するので、プロティンΔ自
体が細胞に結合できるか否かを判断することが重要である。プロティン八を同様
に特異的活性にヨウ素化し、J774及びFao細胞に対する結合き検定した。
高濃度のプロティンΔ(100μg/wl)が存在する場合にも特異的結合は検
出されなかった。細胞結合放射能の量はハイブリッドタンパク質の非特異的結合
よりも少なかった。
J774細胞はIgGに対するFcレセプターを発現させるので、ハイブリッド
タンパク質によってこれらの実験を行なうためには配慮が必要であった。従って
、[”51]−ウサギIgGは高親和性(Kd= lx 1o”M)で細胞表面
Fcレセプターに結合する。腔2SIl−CP^−^工がウサギIgGの存在下
に結合すると、結合ハイブリッドタンパク質の量は2.7倍に増加した。逆に、
[1=SJ]−ウサギ■εGがハイブリッドタンパク質の存在下に結合したとき
も結合が増加した(1.6倍)。明らかに、IgGとCAP−AIとの複合体は
Fcレセプターまたは)IDLレセプターに結合し得る。HDLレセプターだけ
を試験するために、すべての結合実験をIεG非含有培地で行なった。培地中に
存在するIgGを除去するためにBSA(実貫的にlεG非含有)を加えたRa
nks緩衝液で細胞を3回洗浄した。
HDLレセブ −の、性゛
HDL、ハイブリッドタンパク質またトランスフェリンの結合を検定する前にJ
774細胞を4℃のトリプシンで処理した。トリプシン処理は)IDLまたはハ
イブリッドタンパク質結合を減少させなかった。しかしながら、[12’I]−
トランスフェリンの結合は対照の38%まで減少した。HDLレセプターはトラ
ンスフェリンレセプターに比較して比較的トリプシン耐性である。
HDL及びハイブリッドタンパク質の結合に関与するレセプターを同定するため
に、リガンドプロットを実施した。
J774細胞からのPNSのTriton X−114抽出物を還元条件下に5
DS−PA[;Eにかけニトロセルロースに移した。[125Iコー)IDL及
び[”51]−CP^−AIの各々は約110kDのバンドに結合した。
このバンドをフィルターのオートラジオグラフ上で[1251]−標識リガント
を可視化することによって直接に同定するかまたは)IDLに対するウサギ抗血
清を用いて抗体を検出しヒツジ抗つサギIgGペルオキシダーゼで可視化するこ
とによって間接に同定した。HDLの場合、ニトロセルロース上にヨウ素化ラベ
ルの極めて高いバックグラウンドが存在し、これがオートラジオグラフ上の特異
的バンドの検出を妨害した。
夾1」[L
ヒトapo^■を前駆体即ち267個のアミノ酸から成るpre−proapo
A Iとして合成する。18個のアミノ酸から成るプレペプチドを分泌中に開裂
し、proapoA Iと指称されるプロタンパク質を残す。従って、proa
poAIは6個のアミノ酸から成るN−末端延長部即ち八rH−His−Phe
−Trp−Gln−Glnとこれに続く成熟タンパク質とから精成される。
proapo^■を発現させるためにapoA l遺伝子の5゛を第8図に示す
ように合成的に復元する。6個のアミノ酸プロペプチドを含むproapo八I
の最初へ15個のアミノ酸をコードするNde l −Baa+HIオリゴヌク
レオチドを合成した。合成INNΔはBamH1部位の直前にNeo 1部位を
含んでいた。プラスミドpDR72(Phar+nacia−Sweden;R
u5sel and Bennet、 Gene、20.231.1982)に
由来のtrpプロモーターを担うEcoRl −5al lフラグメントをλc
llshine−Da1garno配列をコードする合成Sal I −Nde
lフラグメントに結合して図示のEcoRl −Nde I 107bpフラ
グメントを得た。このDNA断片をproapoAI5°配列をコードするフラ
グメントに結合し、M13mp8(Messing等、Proe、 Natl、
^cad、 Sci、 US^、74.3642.1977)にサブクローニン
グし配列決定した。
組換えproapo八Iを発現へせるために第9図のごとく発現ベクターを構築
した0発現シグナルとこれにm < proap。
^I遺伝子の5゛端とを内包するEeoRI −Neo lフラグメントを組換
えM13+1lp8から切除しく第8図参照)、以下の2つのフラグメントに結
合した。
(a)EcoRI −BamHrで切断したプラスミドpDs20の大きいフラ
グメント(Duester等、免(ロー、30.855.1982)、(b)a
poA l配列の残りの部分を含むpMLll−20に由来のNeo 1−Ba
mHlフラグメント。
得られたプラスミドpFC33は、大腸菌B株(Delbruck、1946、
Baeterial viruses or bacteriophages
Bio!、 Rev、、21:3O−40)中のtrpプロモーター下にpro
apoA jタンパク質またはより特定的にはNet−proapoA1を発現
させ得た。誘発のために、アンピシリンを加えたLB培地で細胞を1晩増殖させ
た9次の日に細胞をトリプトファン非添加のM9培地に希釈し、37℃で6時間
維持後に採取した。
第10図はproaDo八Iのゲルへ気泳動及びイムノプロット分析を示す、細
菌培養物のアリコートをベレット化し、標準ヒト分画と平行にゲル電気泳動バッ
ファに再想濁させた。
沸me、標本を12,5%5DS−PAGET電気泳動させた。実施例1と同様
にニトロセルロースフィルターにブロッティングした。
表よ
ヒト で 然に るaoA 1−交
表2 :FaoまたはJ7746 に る 125■−HDL び125I−C
b二醍ml目し
屈 分子量 結合Kd 高親和性
uhL 1 部位/細胞
)IDL 285,000 8.6 3.Ox 10−’ 362,000CP
A−^1 316,000 11.0 3.5x 10−” 248,000こ
岨
HDL 285,000 8.0 2.8x 10−’ 190,000CP八
−^1 316,000 15.5 4.9x 10−” 277.000A
pLS66 pMLll−20
P↑rp cllRBs 5乍roop。
イムノフ゛ロフl−5DS−PAGE 12%補正迄の写しく翻訳文)提出型(
特軒法第184条の8)平成元年4月211
特許庁長官 古 1)文 毅 殿
1、v5許出願の表示 PCT/EP 87100621、発明の名称 大腸菌
中で発現されるヒトアポリポタンパク質AI及びその変賃形
3、特許出願人
住 所 イタリー国、イー20159・ミラン、ヴイア・カル口・インボナテイ
・24
名 称 ファルミタリア・カル口・エルバ・エツセ・エルレ・エルレ
4、代 理 人 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山田ビル5、補正書の提
出年月日 1988年10月14日′請求の範囲
1、抗ヒトapoAI抗血清を用いたELIS^によって検出可能であり式(1
)
%式%(1)
〔式中、Xは結合、−Thr−Met−11e−Thr−Pro−Ser−Ph
e−^5p−Gly−Ser−Net−もしくは−Thr−Metlle−Th
r−^5n−Ser−^rHJ:Iy−Ser−Net−1またはヒトapoA
lのプロ配列を示し、Yはヒトapo^■もしくは173位の^rgがCys
で置換されたヒトapoA 1(apoAI −M I )もしくは6位のSe
rがThrT置換されたヒトap。
^1 (apoAI−T6)もしくは双方の置換を含むヒトapoA I (a
p。
^1−T6/M I )の配列を示す〕で示されるタンパク質の産生方法であっ
て、
(i)当該宿主中で前記タンパク質を発現させ得る発現ベクターで形質転換させ
た宿主を培養し、タンパク質Met−apo^Iの場合には天然の翻訳開始コド
ンの直後に配置されたapoA I遺伝子ともつプラスミドpFCE4+を発現
ベクターとして使用し、
(ii)得られたタンパク質を回収することを特徴とする前記方法。
2、天然翻訳開始コドンの直後に配置されたapoAl −76、apoA I
−M IまたはapoAl −767M lを夫々コードする遺伝子を有する
プラスミドpFCE4◆で形質転換させた宿主を培養することによってMet−
apoA 1−T6、Net−apoAl−MlまたはNet−apoAl −
767M Iを得ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
3、当該プラスミドのβ−ガラクトシダーゼ遺伝子のα−ペプチドの9番目のア
ミノ酸のコドンの直後のBam1l 1部位にapoA l 、apoA 1−
T6、apoAl−MlまたはapoA I −767M Iをコードする遺伝
子をもつプラスミドpUc8で形質転換された宿主を培養することによって式中
のXが−Thr−Net−11e−Thr−Pro−3er−Phe−^5p−
G Iy−Ser−Net−を示す式(1)のタンパク質が得られることを特徴
とする請求項1に記載の方法。
4、当該プラスミドの翻訳開始コドンの直後の配列−Thr−Met−11e−
Thr−^5n−Ser−ArFi−[:Iy−Ser−Net−のコドンの直
後にapoAl 、apoAl−T6、apoA l −M lまたはapoA
T −767M Iをコードする遺伝子をもつプラスミドpUc9で形質転換
された宿主を培養することによって式中のXが−Thr−Metile−Thr
−^5n−Ser−^rg−(+ly−Ser−Met−’z示す式(1)のタ
ンパク質が得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
5、式中のXがヒト5tpo^Iのプロ配列を示す式(1)のタンパク質が、ロ
上プ白モーターのコントロール下に発現されることを特徴とする請求項1に記載
の方法。
6、宿主が大腸菌株であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
7、形質転換宿主中で前記式(1)のタンパク質を発現し得ることを特徴とする
請求項1に記載の発現ベクター。
8、当該プラスミドの天然翻訳開始コドンの直後に配置されたapoA I 、
JLpOA T−T6、apoA I −M IまたはapoA I −767
M 1をコードする遺伝子をもつプラスミドpFCEJ+であることを特徴とす
る請求項7に記載の発現ベクター。
9、当該プラスミドのβ−ガラクトシダーゼ遺伝子のα−ペプチドの9番目のア
ミノ酸のコドンの直後のBam81部位にapoA1.apoA 1−T6、a
poAl−MIまたはapoAl −767M )をコードする遺伝子をもつプ
ラスミドpUC8であることを特徴とする請求項7に記載の発現ベクター。
10、当該プラスミドの翻訳開始コドンの直後の配列−Thr−Metlle−
Thr−^5n−5er−^rg−Gly−Ser−Net−のコドンの直後に
apoAl 、apoA I−T6、apoAl−MlまたはapoA I −
767M lをコードする遺伝子をもつプラスミドpuc9であることを特徴と
する請求項7に記載の発現ベクター。
11、式中のXがヒトapo^Iのプロ配列を示す式(1)の前記タンパク質を
mプロモーターのコントロール下に発現させ得るプラスミドであることを特徴と
する請求項7に記載の発現ベクター。
12、請求項7に記載の発現ベクターで形質転換され式(1)のタンパク質を発
現させ得ることを特徴とする宿主。
13、宿主が大腸菌であることを特徴とする請求項12に記載の宿主。
14、抗ヒトapoA lを用いたELIS^によって検出可能であり式(1)
%式%(1)
〔式中、Xは結合、−Thr−Met−11e−Thr−Pro−Ser−Ph
e−^sp−Gly−Ser−Met−もしくは−Thr−Met−1ie−T
hr−八5n−Ser−^rg−Gly−Ser−Net−1またはヒトapo
A lのプロ配列を示し、Yはヒトap。
八l 、 apoA l −M l 、 apoA l −T6またはapoA
l −767M Iの配列を示す〕で示されることを特徴とするタンパク質。
15、Met−apoA I 、 Met−apoA I −T6、 Met−
apoA l −M T 及びNet−apoAl −767M Iから選択さ
れることを特徴とする請求項14に記載のタンパク質。
]6.アミノ酸配列Met−Thr−Met−11e−Thr−Pro−5er
−Phe−Asp−Gly−Ser−MetがapoA ] 、 tpoA l
”T6、apoAl−Ml及びapoAl−767M Iから選択されたアポ
リポタンパク質に融合していることを特徴とする請求項14に記載のタンパク質
。
17、アミノ酸配列Net−Thr−Net−11e−Thr−八5n−Ser
−^rg−Gly−Ser−MetがapoA 1.apoA 1−T6、ap
oA l −M I及びapoAl −T6/とを特徴とする請求項14に記載
のタンパク質。
18、 Net−proapoA lであることを特徴とする請求項14ニ記載
のタンパク質。
19、請求項14に記載のタンパク質を活性成分として薬剤として許容される担
体または希釈剤と共に含むことを特徴とする薬剤組成物。
20、抗ヒトミルoへI抗血清を用いたELIS八によって検出可能であり式(
2)
%式%(2)
〔式中、Xは結合、−Thr−Net−11e−Thr−Pro−3er−Ph
e−^5p−Gly−Ser−Net−1−Thr−Net−] ]1e−Th
r−^sn−Set−Arg(:ly−Ser−Met−、プロティン^の1つ
以上の100結合ドメインを含む配列またはヒトapo^■のプロ配列を示し、
Yはヒトapo^I・、apoAl−M I 、apoA l −T6またはa
poAl −767M (の配列を示す〕で示されるタンパク質を形質転換宿主
中で発現させ得る発現ベクター。
21、請求項20に記載の発現ベクターで形質転換され請求項20に記載の式(
2)のタンパク質を発現させ得ることを特徴とする宿主。
22、抗ヒトapoΔ■抗血清を用いたELISAによって検出可能なタンパク
質の産生方法において、請求項21に記載のごとく形質転換された宿主を培養し
、得られた前記タンパク質を回収することを特徴とする方法。
23、請求項20に記載の式(2)のタンパク質。
国際調査報告
国際調査報告
EP 8700621
Claims (25)
- 1.抗ヒトapoAI抗血清を用いたELISAによって検出可能であり式(1 ) Het−X−Y(1) 〔式中、Xは結合、β−ガラクトシダーゼのN−末端アミノ酸残基に由来の配列 もしくはプロテインAの1つ以上のIgG結合ドメインを含む配列を含む担体ペ プチド配列、またはヒトapoAIのブロ配列を示し、YはヒトapoAIまた はその遺伝変異体の配列を示す〕で示されるタンパク質を形質転換宿主中で発現 させ得る発現ベクター。
- 2.前記タンパク質がHet−apoAI、Het−apoAI−T6、Het −apoAI−HIまたはHet−apoAI−T6/MIであることを特徴と する請求項1に記載の発現ベクター。
- 3.アラスミドpFCE4+に由来することを特徴とする請求項2に記載の発現 ベクター。
- 4.プラスミドpML11−20、pIL8−6、pIL8−IまたはpIL8 −6Iであることを特徴とする請求項3に記載の発現ベクター。
- 5.担体ペプチド配列がβ−ガラクトシダーゼの最初の15個以内のN−末端ア ミノ酸残基に由来の配列を含むことを特徴とする請求項1に記載の発現ベクター 。
- 6.担体ペプチドが配列【配列があります】または【配列があります】 を含むことを特徴とする請求項5に記載の発現ベクター。
- 7.プラスミドpUC8またはpHC9に由来することを特徴とする請求項6に 記載の発現ベクター。
- 8.プラスミド【配列があります】 またはpRP5−6Iであることを特徴とする請求項6に記載の発現ベクター。
- 9.担体ペプチドがブドウ球菌プロテインAまたはその残基23〜270を含む ことを特徴とする請求項1に記載の発現ベクター。
- 10.プロテインAの1つ以上のIgG結合ドメインを含む担体配列がタンパク 質分解酵素の認識配列を介してヒトaPoAIまたはその遺伝変異体の配列に融 合していることを特徴とする請求項1に記載の発現ベクター。
- 11.担体ペプチド配列が、(λファージのCROタンパク質の最初の11個の アミノ酸)−(ブドウ球菌プロテインAの248個のアミノ酸(残基23〜27 0))−(Pro−Gly−Asp−Ser−Thr)−(β−ガラクトシダー ゼの最終17個のアミノ酸)−(タンパク質分解酵素エンテロキナーゼの認識配 列を含む【配列があります】で示される17個のアミノ酸)から構成されている ことを特徴とする請求項10に記載の発現ベクター。
- 12.担体ペプチド配列がアロテインAの1つ以上のigG結合ドメインを含み プラスミドpLM3に由来の配列であることを特徴とする請求項1に記載の発現 ベクター。
- 13.プラスミドpLM8であることを特徴とする請求項12に記載の発現ベク ター。
- 14.ヒトapoAIのブロ配列がアラスミドpDS20に由来のヒトaPoA Iまたはその遺伝変異体の配列に融合していることを特徴とする請求項1に記載 の発現ベクター。
- 15.プラスミドpFC33であることを特徴とする請求項14に記載の発現ベ クター。
- 16.請求項1に記載の発現ベクターで形質転換され請求項1に記載の式(1) のタンパク質を発現させ得ることを特徴とする宿主。
- 17.宿主が大腸菌株であることを特徴とする請求項16に記載の宿主。
- 18.抗ヒトapoAI抗血清を用いたELISAによって検出可能であるタン パク質の産生方法であって、請求項16に記載の形質転換宿主を培養し、得られ た前記タンパク質を回収することを特徴とする前記産生方法。
- 19.抗ヒトapoAIを用いたELISAによって検出可能であり式(1) Met−X−Y(1) 〔式中、Xは結合、β−ガラクトシダーゼのN−末端アミノ酸残基に由来の配列 もしくはアロティンAの1つ以上のIgG結合ドメインを含む配列を含む担体ペ プチド配列、またはヒトapoAIのブロ配列を示し、YはヒトapoAIまた はその遺伝変異体の配列を示す〕で示されることを特徴とするタンパク質。
- 20.【配列があります】及びMet −apoAI−T6/MIから選択されることを特徴とする請求項19に記載の クンバク質。
- 21.アミノ酸配列【配列があります】及びapoAI −T6/MIから選択されたアポリボタンパク質に融合していることを特徴とす る請求項19に記載のタンパク質。
- 22.アミノ酸配列【配列があります】が【配列があります】及びapoAI− T6/HIから選択されたアポリボタンパク質に融合していることを特徴とする 請求項19に記載のタンパク質。
- 23.(λファージのCROタンパク質の最初の11個のアミノ酸)−(ブドウ 球菌プロテインAの248個のアミノ酸(残基23〜270))−(Pro−G ly−Asp−Ser−Thr)−(β−ガラクトシダーゼの最終17個のアミ ノ酸)−(タンパク質分解酵素エンテロキナーゼの認識配列を含むω【配列があ ります】で示される17個のアミノ酸)−(apoAI、apoAI−T6、a poAI−MIまたはapoAI−T6/NI)から構成される請求項19に記 載のタンパク質。
- 24.Met−proapoAIである請求項19に記載のタンパク質。
- 25.請求項19に記載のタンパク質を活性成分として薬剤として許容される担 体または希釈剤と共に含むことを特徴とする薬剤組成物。
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