JPH0249900A - 遮水シートの接続法及びその接続部材 - Google Patents
遮水シートの接続法及びその接続部材Info
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- JPH0249900A JPH0249900A JP63199708A JP19970888A JPH0249900A JP H0249900 A JPH0249900 A JP H0249900A JP 63199708 A JP63199708 A JP 63199708A JP 19970888 A JP19970888 A JP 19970888A JP H0249900 A JPH0249900 A JP H0249900A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D11/00—Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
- E21D11/38—Waterproofing; Heat insulating; Soundproofing; Electric insulating
- E21D11/383—Waterproofing; Heat insulating; Soundproofing; Electric insulating by applying waterproof flexible sheets; Means for fixing the sheets to the tunnel or cavity wall
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、道路、鉄道、下水道等の建設のためのトン
ネルの掘削時において、坑道の地山からの湧水が坑道内
に漏出することを防止し、この湧水を坑道の側底に集排
水するための遮水シートあるいは集水池の漏水防止のた
めに使用する複数の遮水シートを順次接続するための遮
水シートの接続法と、この接続法に使用する接続部材に
関するものである。
ネルの掘削時において、坑道の地山からの湧水が坑道内
に漏出することを防止し、この湧水を坑道の側底に集排
水するための遮水シートあるいは集水池の漏水防止のた
めに使用する複数の遮水シートを順次接続するための遮
水シートの接続法と、この接続法に使用する接続部材に
関するものである。
掘削後直ちに他山を吹付はコンクリートによって補強し
て一体化するNATM (New AustrianT
unnelling Method )工法において、
トンネルの強度の増加、トンネル内の漏水の防止等を目
的として、形成した一次覆工の内面に、遮水と集排水と
を兼ねた遮水シートを張設し、その内側から吹付はコン
クリートによる二次覆工を行う工法が採用されている。
て一体化するNATM (New AustrianT
unnelling Method )工法において、
トンネルの強度の増加、トンネル内の漏水の防止等を目
的として、形成した一次覆工の内面に、遮水と集排水と
を兼ねた遮水シートを張設し、その内側から吹付はコン
クリートによる二次覆工を行う工法が採用されている。
か\る工法に使用される遮水シートは2通常軟質のプラ
スチック又はゴムで形成された定幅で。
スチック又はゴムで形成された定幅で。
かつ所定の長さを有する単位シートをトンネルの内壁面
に沿ってその長さの方向に順次接続させながら張設する
もので、この遮水シートの地山対接面には不織布などか
らなる通水緩衝層が付設されている。
に沿ってその長さの方向に順次接続させながら張設する
もので、この遮水シートの地山対接面には不織布などか
らなる通水緩衝層が付設されている。
しかして、これら遮水シートの接続は1例えば双方の遮
水シートの接続端を衝き合わせ、この衝合部分に幅の狭
いシートを重層させてその両端縁を溶着もしくは接着す
るか、一方の遮水シートを他方の遮水シートにオーバー
ラツプさせ、このオーバーラツプした端縁を溶着もしく
は接着する等の方法が採用されている。
水シートの接続端を衝き合わせ、この衝合部分に幅の狭
いシートを重層させてその両端縁を溶着もしくは接着す
るか、一方の遮水シートを他方の遮水シートにオーバー
ラツプさせ、このオーバーラツプした端縁を溶着もしく
は接着する等の方法が採用されている。
しかしながら、従来の遮水シートの接続方法の持つ最も
大きな問題点は、接続せんとする相互の遮水シートを工
事現場において溶着もしくは接着しなければならないこ
とである。
大きな問題点は、接続せんとする相互の遮水シートを工
事現場において溶着もしくは接着しなければならないこ
とである。
特に狭隘なトンネル内での手動式または自走式溶接機に
よる溶着作業もしくは接着作業は著しく煩瑣であり、加
えて正確な溶着・接着がきわめて困難であるので、これ
を克服するためには必然的に作業時間が長くなり1作業
能率もきわめて悪いものである。
よる溶着作業もしくは接着作業は著しく煩瑣であり、加
えて正確な溶着・接着がきわめて困難であるので、これ
を克服するためには必然的に作業時間が長くなり1作業
能率もきわめて悪いものである。
この発明はか\る現状に鑑み、工事現場における溶着・
接着作業を必要とせずに遮水シートを接続する方法、お
よびこれに使用する接続部材を提供することを目的とす
るものである。
接着作業を必要とせずに遮水シートを接続する方法、お
よびこれに使用する接続部材を提供することを目的とす
るものである。
前記目的を達成するため、この発明の遮水シートの接続
法は、一方の遮水シートの接続すべき縁部に接合固定さ
れ、型内に熱融着型の接着剤を介在させた雌型の接続部
材の前記型内に、他方の遮水シートの接続すべき縁部に
接合固定された雄型の接続部材の雄型部を嵌入し、雌型
の接続部材に介在させた前記熱融着型の接着剤を加熱溶
融させることによって、接続部材相互の雌雄嵌着を強化
し、以て嵌着部からの漏水を阻止するしている。
法は、一方の遮水シートの接続すべき縁部に接合固定さ
れ、型内に熱融着型の接着剤を介在させた雌型の接続部
材の前記型内に、他方の遮水シートの接続すべき縁部に
接合固定された雄型の接続部材の雄型部を嵌入し、雌型
の接続部材に介在させた前記熱融着型の接着剤を加熱溶
融させることによって、接続部材相互の雌雄嵌着を強化
し、以て嵌着部からの漏水を阻止するしている。
また、この発明の遮水シートの接続部材は、−方の遮水
シートに接合固定するためのシート部を有し、該シート
部の一方の面より相対してはり直角に突出すると共に、
先端に外方に向けて突出して鉤状係止部を形成せしめた
一対の突片を具備する雄型の接続部材と、他方の遮水シ
ートに接合固定するためのシート部を有し、該シート部
の一方の面に開口して雄型接続部材の前記一対の突片を
嵌入する嵌入開口部を有すると共に、該嵌入開口部に続
く奥部両側に、前記各突片の鉤状係止部を係着しうる一
対の係着縁を具備し、これら係着縁の内奥に発熱体を芯
とした線状の熱融着型の接着剤を包持しうる空間部を形
成した雌型の接続部材とからなるものである。
シートに接合固定するためのシート部を有し、該シート
部の一方の面より相対してはり直角に突出すると共に、
先端に外方に向けて突出して鉤状係止部を形成せしめた
一対の突片を具備する雄型の接続部材と、他方の遮水シ
ートに接合固定するためのシート部を有し、該シート部
の一方の面に開口して雄型接続部材の前記一対の突片を
嵌入する嵌入開口部を有すると共に、該嵌入開口部に続
く奥部両側に、前記各突片の鉤状係止部を係着しうる一
対の係着縁を具備し、これら係着縁の内奥に発熱体を芯
とした線状の熱融着型の接着剤を包持しうる空間部を形
成した雌型の接続部材とからなるものである。
この発明における雌雄の接続部材は、遮水シートとほぼ
同様の弾力性ある合成樹脂またはゴムを素材とするもの
で、また熱融着型の接着剤としては2例えば外部電源か
らの通電で発熱する線状の発熱体の外周に、前記接続部
材に対して接着性を持った耐水性の熱融着型接着剤層を
形成せしめたものを使用する。
同様の弾力性ある合成樹脂またはゴムを素材とするもの
で、また熱融着型の接着剤としては2例えば外部電源か
らの通電で発熱する線状の発熱体の外周に、前記接続部
材に対して接着性を持った耐水性の熱融着型接着剤層を
形成せしめたものを使用する。
この発明の遮水シートの接続法は、施工現場において遮
水シートと接続部材との結合固定を行うことなく、予め
工場等において遮水シートに雌雄の接続部材を各々固定
すると共に、雌型の接続部材に熱溶着型の接着剤を介在
させ、施工現場において双方の接続部材を嵌着させ、前
記熱溶着型の接着剤を溶融させて遮水シートの接続を行
うようにしたもので、これにより嵌着部分の間隙に当該
接着剤をくまな(埋込むと同時に、接着によって相互の
結合を強固にし、さらに地山側からの湧水がこの接続部
を通じて内側に漏水することを確実に阻止する。
水シートと接続部材との結合固定を行うことなく、予め
工場等において遮水シートに雌雄の接続部材を各々固定
すると共に、雌型の接続部材に熱溶着型の接着剤を介在
させ、施工現場において双方の接続部材を嵌着させ、前
記熱溶着型の接着剤を溶融させて遮水シートの接続を行
うようにしたもので、これにより嵌着部分の間隙に当該
接着剤をくまな(埋込むと同時に、接着によって相互の
結合を強固にし、さらに地山側からの湧水がこの接続部
を通じて内側に漏水することを確実に阻止する。
その際、熱融着型の接着剤として、前記の如く外部電源
からの通電により発熱する線状の発熱体の外周に当該熱
融着型の接着剤の層を形成せしめた棒状のものを使用し
2発熱体の発熱で前記接着剤を加熱溶融させるようにす
れば、工事現場における煩雑な溶着や接着の作業を行う
ことなく、迅速確実な接続が可能である。
からの通電により発熱する線状の発熱体の外周に当該熱
融着型の接着剤の層を形成せしめた棒状のものを使用し
2発熱体の発熱で前記接着剤を加熱溶融させるようにす
れば、工事現場における煩雑な溶着や接着の作業を行う
ことなく、迅速確実な接続が可能である。
また、この発明の接続部材は、雌型の接続部材に、熱融
着型の接着剤を保持する空間部を形成すると共に、雄型
における一対の突片の先端に形成した鉤状係止部と、雌
型の接続部材における係着縁とを係着するよう構成し、
包持した接着剤を加熱することによって、一対の突片を
その弾性を利用して前記鉤状係上部を係着縁に正確に係
着させるものである。
着型の接着剤を保持する空間部を形成すると共に、雄型
における一対の突片の先端に形成した鉤状係止部と、雌
型の接続部材における係着縁とを係着するよう構成し、
包持した接着剤を加熱することによって、一対の突片を
その弾性を利用して前記鉤状係上部を係着縁に正確に係
着させるものである。
以下、添付の図面を引用してこの発明の遮水シートの接
続法およびその接続部材についてより具体的に説明する
。
続法およびその接続部材についてより具体的に説明する
。
第1図において、遮水シー)1a、lbは、トンネル構
築における他山の掘削内面にコンクリートを吹付けて形
成した一次覆工のコンクリート3の表面に適用されるも
のである。
築における他山の掘削内面にコンクリートを吹付けて形
成した一次覆工のコンクリート3の表面に適用されるも
のである。
遮水シートla、lbは、軟質の合成樹脂又はゴム等の
可撓性を有する材料からなるもので、この遮水シートt
a、lbが他山と対接する面(遮水シートの裏面)には
、不織布からなる通水緩衝層’la、 2bが点付け
によって付設され、当該通水緩衝層2a、 2bの接
続部分は互いに重複した状態で釘4a、4bによって前
記−次覆工のコンクリート3に固定されている。
可撓性を有する材料からなるもので、この遮水シートt
a、lbが他山と対接する面(遮水シートの裏面)には
、不織布からなる通水緩衝層’la、 2bが点付け
によって付設され、当該通水緩衝層2a、 2bの接
続部分は互いに重複した状態で釘4a、4bによって前
記−次覆工のコンクリート3に固定されている。
しかして、一方の遮水シート1aの端縁には。
予め接続部材10のシート部12が重ね合わされて溶着
によって固定されている。
によって固定されている。
また、他方の遮水シート1bの端縁には、予め接続部材
5のシート部7が重ね合わされて同様に溶着によって固
定されている。
5のシート部7が重ね合わされて同様に溶着によって固
定されている。
前記の接続部材10は、シート部12と雌型接続部11
とからなるもので、接続部材5は、シート部7と雄型接
続部6とから構成され、これらは適度の弾力性と可撓性
を有する合成樹脂又はゴムによって形成されている。
とからなるもので、接続部材5は、シート部7と雄型接
続部6とから構成され、これらは適度の弾力性と可撓性
を有する合成樹脂又はゴムによって形成されている。
接続部材5における雄型接続部6は第2図(b)に示す
ように、シート部7の一端に続いて、シートの一方の面
に一対の突片3a、3bを所定の間隔を存して直立状態
で突出させ、その相対する先端を外方に屈曲さて鉤状係
止部9a、9bを形成したものである。
ように、シート部7の一端に続いて、シートの一方の面
に一対の突片3a、3bを所定の間隔を存して直立状態
で突出させ、その相対する先端を外方に屈曲さて鉤状係
止部9a、9bを形成したものである。
また、接続部材10における雌型接続部11は第2図の
(a)に示すように、シート部12の一端に続いて、シ
ートの一方の面に開口して前記雄型接続部6に形成した
一対の突片8a、8bを嵌入する嵌入開口部13を形成
し、この嵌入開口部13に続く奥部両側に、前記突片8
a、8bの鉤状係止部9a、9bを係着しうる一対の係
着縁14a、14bを形成すると共に、この係着縁14
a、14bの内奥に空間部15a、15bを形成したも
のである。
(a)に示すように、シート部12の一端に続いて、シ
ートの一方の面に開口して前記雄型接続部6に形成した
一対の突片8a、8bを嵌入する嵌入開口部13を形成
し、この嵌入開口部13に続く奥部両側に、前記突片8
a、8bの鉤状係止部9a、9bを係着しうる一対の係
着縁14a、14bを形成すると共に、この係着縁14
a、14bの内奥に空間部15a、15bを形成したも
のである。
雌型接続部11に形成した空間部15a、15bには、
第3図に示すように熱融着型の接着剤15a、16bを
介在させる。
第3図に示すように熱融着型の接着剤15a、16bを
介在させる。
この接着剤16a、16bは、ガラス繊維の外側に通電
によって発熱する金属導体をコイル状に巻回してなる発
熱体18a、18bを芯として。
によって発熱する金属導体をコイル状に巻回してなる発
熱体18a、18bを芯として。
その周囲に接着剤の層17a、17bを形成した棒状体
からなるもので、この接着剤16a、16bは係着縁1
4a、14bと、雌型接続部11の上部内壁によって空
間部15a、15bに包持され1発熱体18a、18b
の端部は、この空間部15a、15bから引き出されて
2図示しない電源からの通電によって発熱して周囲の接
着剤の層17a、17bを加熱し溶融するよう構成され
ている。
からなるもので、この接着剤16a、16bは係着縁1
4a、14bと、雌型接続部11の上部内壁によって空
間部15a、15bに包持され1発熱体18a、18b
の端部は、この空間部15a、15bから引き出されて
2図示しない電源からの通電によって発熱して周囲の接
着剤の層17a、17bを加熱し溶融するよう構成され
ている。
この状態において接続部材5と10とは、その雄型接続
部6の突片13a、8bを、接続部材10の雌型接続部
11の嵌入開口部13に挿入し、鉤状係止部9a、9b
を係着縁14a、14bにそれぞれ係着させることによ
って接続するものであるが、この状態においては前記接
着剤16a、16bによって充分な係着が行われず、第
3図のように突片8a、8bがそれぞれ内側に湾曲して
反った状態となって、鉤状係止部9a、9bと係着縁1
4a、14bとの係着は必ずしも完全ではなく、鉤状係
止部9a、9bと雌型接続部11の上部内壁との間には
若干の間隙が生じた状態となっている。
部6の突片13a、8bを、接続部材10の雌型接続部
11の嵌入開口部13に挿入し、鉤状係止部9a、9b
を係着縁14a、14bにそれぞれ係着させることによ
って接続するものであるが、この状態においては前記接
着剤16a、16bによって充分な係着が行われず、第
3図のように突片8a、8bがそれぞれ内側に湾曲して
反った状態となって、鉤状係止部9a、9bと係着縁1
4a、14bとの係着は必ずしも完全ではなく、鉤状係
止部9a、9bと雌型接続部11の上部内壁との間には
若干の間隙が生じた状態となっている。
しかして、前記発熱体18a、18bに通電して接着剤
の層17a、17bを溶融させると、突片8a、8bの
反りが弾性によって元に戻り、鉤状係止部9a、9bが
雌型接続部11の上部内壁に接触すると共に、鉤状係止
部9a、9bと係着縁14a、14bとが完全に係着し
、同時に溶融した接着剤が前記空間部15a、15bに
くまなく充満して前記係着を一層強化すると共に、この
部分に生ずる漏水を阻止して完全な遮水を図るものであ
る。
の層17a、17bを溶融させると、突片8a、8bの
反りが弾性によって元に戻り、鉤状係止部9a、9bが
雌型接続部11の上部内壁に接触すると共に、鉤状係止
部9a、9bと係着縁14a、14bとが完全に係着し
、同時に溶融した接着剤が前記空間部15a、15bに
くまなく充満して前記係着を一層強化すると共に、この
部分に生ずる漏水を阻止して完全な遮水を図るものであ
る。
したがって、か\る方法によって遮水シートを接続した
のち、その内面に常法によって二次覆工によるコンクリ
ートを打設することにより最終的にトンネル構築を完成
させる。
のち、その内面に常法によって二次覆工によるコンクリ
ートを打設することにより最終的にトンネル構築を完成
させる。
なお、遮水シートla、lbを接続することによって発
熱体18a、18bは接続部材中に埋込まれるが、トン
ネル構築には特別な支障は生じない。
熱体18a、18bは接続部材中に埋込まれるが、トン
ネル構築には特別な支障は生じない。
また、工事によってはか−る熱融着型の接着剤16a、
16bを使用して完全接続する必要のない場合もあるが
、その際には接着剤16が接続部材10の空間部15に
装填されていないので、鉤状係止部9a、9bが最初か
ら係着縁14a、14bに正しく係着されると共に、突
片8a、8bによって形成される中央の空間部が導水口
の役割をなし、この空間を通じて他山からの漏水をより
効果的に側底に誘導して排水し遮水することができ、さ
らにこの空間の部分に加圧空気を張って気密テストを実
施することもできる。
16bを使用して完全接続する必要のない場合もあるが
、その際には接着剤16が接続部材10の空間部15に
装填されていないので、鉤状係止部9a、9bが最初か
ら係着縁14a、14bに正しく係着されると共に、突
片8a、8bによって形成される中央の空間部が導水口
の役割をなし、この空間を通じて他山からの漏水をより
効果的に側底に誘導して排水し遮水することができ、さ
らにこの空間の部分に加圧空気を張って気密テストを実
施することもできる。
この発明の方法は、一方の遮水シートの接続せんとする
端部に予め雄型の接続部材を結合固定すると共に、他方
の遮水シートの接続せんとする端部には予め雌型の接続
部材を結合固定し、これら雌雄の接続部材を工事現場に
おいて嵌着結合することによって接続するもので、一方
の接続部材に熱融着型の接着剤を包持させ、これを加熱
溶融することによって、接続部における嵌着がより一層
強化され、同時に接続部よりの漏水を完全に阻止するこ
をができるものである。
端部に予め雄型の接続部材を結合固定すると共に、他方
の遮水シートの接続せんとする端部には予め雌型の接続
部材を結合固定し、これら雌雄の接続部材を工事現場に
おいて嵌着結合することによって接続するもので、一方
の接続部材に熱融着型の接着剤を包持させ、これを加熱
溶融することによって、接続部における嵌着がより一層
強化され、同時に接続部よりの漏水を完全に阻止するこ
をができるものである。
また、この発明の接続部材は、雌雄一対の接続部材から
なり、a型の接続部材に設けた鉤状係止部を先端に有す
る一対の突片を、雌型の接続部材の型内に嵌入させ、型
内に形成した係着縁に、前記鉤状係止部を係着させて接
続するように構成すると共に、雌型の接続部材の係着縁
の奥部には。
なり、a型の接続部材に設けた鉤状係止部を先端に有す
る一対の突片を、雌型の接続部材の型内に嵌入させ、型
内に形成した係着縁に、前記鉤状係止部を係着させて接
続するように構成すると共に、雌型の接続部材の係着縁
の奥部には。
通電で発熱する発熱体を内包させた熱融着型の接着剤を
介在させるための空間部を形成したものであり、この接
着剤の溶融により、この一対の突片の弾性を利用して前
記鉤状係止部を係着縁に正確に係着させることができる
ものである。
介在させるための空間部を形成したものであり、この接
着剤の溶融により、この一対の突片の弾性を利用して前
記鉤状係止部を係着縁に正確に係着させることができる
ものである。
しかして、この発明の接続法及び接続部材は。
いずれも従来難点とされていた工事現場における遮水シ
ートの溶着乃至接着作業を全面的に回避して作業能率を
向上せしめた点で画期的なものである。
ートの溶着乃至接着作業を全面的に回避して作業能率を
向上せしめた点で画期的なものである。
第1図はこの発明の接続施工法の一例を示す縦断面図、
第2図はこの発明の接続部材の縦断面図を示し、 (a
)は雌型の接続部材を、 (b)は雄型の接続部材を示
す。 第3図、第4図は接続の工程を示す拡大縦断面図で、第
3図は接着剤の溶融前を、第4図は溶融後の状態を示す
。 la、lb・・・遮水シート 2a、2b・・・通水緩衝層 3・・・−次層エコンクリート 5.10・・・接続部材 6・・・雄型接続部 7.12・・・シート部 8a、8b・・・突片 9a、9b・・・鉤状係止部 11・・・雌型接続部 13・・・開口部14a、 1
4b ・”係着縁 15a、 15b ・”空間部 16a。 16b ・熱融着型の接着剤 17a。 7b ・熱融着型の接着剤の層 18a。 8b ・発熱体
第2図はこの発明の接続部材の縦断面図を示し、 (a
)は雌型の接続部材を、 (b)は雄型の接続部材を示
す。 第3図、第4図は接続の工程を示す拡大縦断面図で、第
3図は接着剤の溶融前を、第4図は溶融後の状態を示す
。 la、lb・・・遮水シート 2a、2b・・・通水緩衝層 3・・・−次層エコンクリート 5.10・・・接続部材 6・・・雄型接続部 7.12・・・シート部 8a、8b・・・突片 9a、9b・・・鉤状係止部 11・・・雌型接続部 13・・・開口部14a、 1
4b ・”係着縁 15a、 15b ・”空間部 16a。 16b ・熱融着型の接着剤 17a。 7b ・熱融着型の接着剤の層 18a。 8b ・発熱体
Claims (2)
- (1)一方の遮水シートの接続すべき縁部に接合固定さ
れ、型内に熱融着型の接着剤を介在させた雌型の接続部
材の前記型内に、他方の遮水シートの接続すべき縁部に
接合固定された雄型の接続部材の雄型部を嵌入し、雌型
の接続部材に介在させた前記熱融着型の接着剤を加熱溶
融させることによって、接続部材相互の雌雄嵌着を強化
し、以て嵌着部からの漏水を阻止することを特徴とする
遮水シートの接続法。 - (2)一方の遮水シートに接合固定するためのシート部
を有し、該シート部の一方の面より相対してほゞ直角に
突出すると共に、先端に外方に向けて突出して鉤状係止
部を形成せしめた一対の突片を具備する雄型の接続部材
と、他方の遮水シートに接合固定するためのシート部を
有し、該シート部の一方の面に開口して雄型接続部材の
前記一対の突片を嵌入する嵌入開口部を有すると共に、
該嵌入開口部に続く奥部両側に、前記各突片の鉤状係止
部を係着しうる一対の係着縁を具備し、これら係着縁の
内奥に発熱体を芯とした線状の熱融着型の接着剤を包持
しうる空間部を形成した雌型の接続部材とからなること
を特徴とする遮水シートの接続部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63199708A JPH0249900A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 遮水シートの接続法及びその接続部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63199708A JPH0249900A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 遮水シートの接続法及びその接続部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249900A true JPH0249900A (ja) | 1990-02-20 |
JPH0587640B2 JPH0587640B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=16412289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63199708A Granted JPH0249900A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 遮水シートの接続法及びその接続部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249900A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025002A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 株式会社ケー・エフ・シー | 樹脂シート、防水シート、防水シート施工方法及び断熱材施工方法 |
CN110985119A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-04-10 | 成都常信重工机械有限公司 | 一种新型隧道防排水板 |
-
1988
- 1988-08-10 JP JP63199708A patent/JPH0249900A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025002A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 株式会社ケー・エフ・シー | 樹脂シート、防水シート、防水シート施工方法及び断熱材施工方法 |
CN110985119A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-04-10 | 成都常信重工机械有限公司 | 一种新型隧道防排水板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587640B2 (ja) | 1993-12-17 |
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