JPH02496A - モノクローナル抗体、製法、及び利用法 - Google Patents

モノクローナル抗体、製法、及び利用法

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JPH02496A
JPH02496A JP32748588A JP32748588A JPH02496A JP H02496 A JPH02496 A JP H02496A JP 32748588 A JP32748588 A JP 32748588A JP 32748588 A JP32748588 A JP 32748588A JP H02496 A JPH02496 A JP H02496A
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JP
Japan
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cells
family
protein
antibody
antigen
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JP32748588A
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English (en)
Inventor
Junichi Yano
純一 矢野
Isaaki Kawakatsu
川勝 一左哲
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Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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Publication date
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、新規なモノクローナル抗体に関し、更に詳し
くは、本発明は細胞膜周辺に存在し情報の伝達系に関与
しているとされる膜蛋白質(メンブレン サイトスケル
トン プロティン)の一定部位を認識することによって
医薬品としての優れた有用性を有するモノクローナル抗
体に関する。 近年、分子生物学的手法の飛躍的な発達により、従来は
全く別の機能を担うとされていた情報伝達系と細胞骨格
系とが、密接に関与していることが判ってきた。 その中でも、膜蛋白質(メンブレン サイトスケルトン
 プロティン)と称される一群の蛋白質は、細胞表面の
受容体(リセブター)が細胞外からの生理的刺激を一定
の化学的情報に変換した後に細胞内部にその情報を伝え
る最初の担体として機能することが、多くの研究によっ
て解明されるようになった。 上記した膜蛋白質のうちでも、36.000程度の分子
量を有する蛋白質群は、36に蛋白質群(本明細書にお
いて「36にファミリー」という)と呼ばれ、癌化、炎
症、免疫等の情報の伝達に関与する多機能を有する独特
の蛋白質であることが判っている。 36にファミリーと総称される蛋白質は、同じ細胞内蛋
白質であるアクチン、フォトリン等の周辺の蛋白質とと
もに、脂質(リピド)、カルシウムに依存して相互作用
を行っていると考えられる。 36にファミIJ−については種々の研究が進んでおり
、カルバクチン1  [Ca1pactin 1゜この
ものは、リボコルチン2  (lipocortin 
2)とも呼ばれる]、カルバクチン2 [Ca1pac
tin 2゜このものは、リポコルチンl  (Iip
ocortinl)とも呼ばれる〕等は、その存在とと
もに一次構造が明らかにされている[Ce1l  46
.201〜212 (1986)、Ce1146、 +
91−199 (1986)、〕。 更に、I BC[Inhibitor of bloo
d coagula−tion〕と呼ばれる蛋白質につ
いても、その−次構造が明らかにされている[J、 B
iochem、  (Tokyo)102、1261〜
1273.  (1987)]またこれら以外の36に
ファミリーに属する蛋白質についても、その存在が示唆
されており、この36にファミIJ−の細胞生理学上の
機能分担と、各疾病における関与を解明することが期待
されていた。 36にファミリーと癌化との関係については既に報告が
あり[Proc、 Natl、^cad、 Sci、7
6 5212〜5216 (1979) ) 、発癌遺
伝子を持つウィルスにより癌化した培養細胞において、
そのチロシン残基へのリン酸化導入が顕著に増加するこ
とが明らかにされている。この研究で観察されているの
は上記カルバクチンIであると考えられるが、癌化にお
けるリン酸化の増加が細胞の無限増殖をどのように誘導
するか等は、未だ解明されてはいない。 炎症の生理学的意義と36にファミリーとの関係につい
ても研究されている。 生体内において炎症を伝達する化学物質であるプロスタ
グランジン、ロイコトリエン、PAF等は炎症部位にお
いてフォスフオライベース^2(phospholip
ase A2)によって細胞膜から遊離される。従来、
リポモジュリン(Iipomodulin) 、マクロ
コルチン(macrocortin) 、レノコルチン
(renocortin)等と呼ばれていた抗炎症性蛋
白質が36にファミリーの一員であることが明らかとな
り、上記したフオスフォライベースA、を阻害すること
によってその抗炎症作用を発現していることが確認され
ている。 このフォスフナライベースA2阻害作用は、36にファ
ミリーに属する蛋白質であってこれまでに知られている
すべてのものが有する性質である。またこの作用は、リ
ン酸化によって喪失することも判明している。 免疫の生理学的作用機作と36にファミリーとの関係に
ついても研究がなされている。 サプレッサーT細胞やマクロファージ等が産生ずるグリ
コシレージョン インヒビティング ファクター(Gf
F)が36にファミリーの一員であることが明らかにさ
れCProc、 Natl、 Acad、Sci。 83、160〜164 (1986)) 、アレルギー
、りニーマチ等の免疫性疾患との関係が今後の研究課題
となっている。 また、カルエレクトリン、クロモビンデイン、カルシメ
ジン、エンドネクシン、アネクシン等と呼ばれる細胞内
蛋白質も、36にファミリーに属するものであると考え
られ、生理学的には更に多様な情報伝達に関与している
ものと推察することができる。 叙上のように、36にファミリーと総称される細胞蛋白
質群は、生理学上極めて意義の大きい物質群であり、こ
れらを同定し定量することは優れた医薬品開発に直接関
係する極めて重要な研究課題であった。
【従来の技術】
上記したように、36にファミリーに属する蛋白質を同
定し又は定量する手法を確立することは、医薬品開発上
極めて重要である。 ところで、機能分担が予測される構造類似の蛋白質群を
分離し同定する手段としては、これまで以下のようなも
のを考えることができた。 ■DNAプローブを用いてDNA配列を認識することに
よって、間接的に当該蛋白質を同定する方法。 ■モノクローナル抗体(以下rMbJともいう)を取得
することにより、いわゆる抗原抗体反応によって当該蛋
白質を認識する方法。 Mbを利用する方法は、発現された蛋白質に直接結合し
、各々が唯一の抗原決定基を認識するところから、理想
的な解析手段と考えられる。 36にファミリーのうちヒトカルバクチン1に対するM
bは、従来より知られていたC Mol、 Ce1l。 Biol、  6.2745〜2751 (1986)
 ] 、しかしながら、この方法では粗精製の蛋白質を
用いて免疫をしていたため、Mbが当該蛋白質のいずこ
の部位(site)を認識しているのかが不明であった
ため、特定の機能を検査しつる抗体としては不適当であ
った。 またウサギリポモジュリンに対するMbも知られていた
がCJ、 Immunol、  132.1286〜1
293 (1984)〕、上記と同様に当該蛋白質中の
認識部位が不明確であったために同様の問題が残ってい
た。
【発明が解決しようとする課題】
カルバクチン1、カルバクチン2の遺伝子配列を探って
みると、これらの蛋白質のアミノ酸配列においては、い
ずれも互いに類似性のある4つの領域(domain)
の繰り返し構造を有し、かつそのN末端(アミノ基を有
する末端)からの一定の領域(本明細書において「N末
端領域」という)のみが、互いに異なる構造を有するこ
とが判った。 このN末端領域には、チロシン特異的リン酸化酵素、C
−キナーゼによるリン酸化部位、リピドの修飾が予想さ
れる部位、プロテアーゼにより加水分解される部位等が
集中している。 以上のことから、36にファミリーに属する蛋白質群の
うち、構造上類似性のないN末端領域が、各蛋白質に特
徴的な機能をになっていることが容易に予測することが
できた。 そこで、そのようなN末端領域を特異的に認識すること
ができるMbが取得できれば、■36にファミリーに属
する蛋白質の疾病に対する作用機作を解明することがで
きるし、また■36にファミリーに属する蛋白質相互間
での交差反応の可能性も否定した同定をすることができ
ることとなる。 このようなことから、本発明者らは、上記N末端領域を
特異的に認識することができるMbを取得することを目
的として種々研究を重ねた結果、ついに本発明に到達し
たものである。
【課題を解決するための手段】
本発明においては、まず上記N末端領域のうち機能部位
抗原性から考えて最適なペプチドを化学的に合成する。 このためにまず、36にファミリーのDNA塩基配列か
ら予想されるアミノ酸配列を用いるホモロジー検索等に
よるコンピューター解析の手法により抗原性を予測し、
種々のペプチドを化学的に合成する。 ここで免疫に用いるペプチドは、適当なプロテアーゼ分
解酵素の切断位置が存在する場合には、精製した36に
ファミリー蛋白質より精製することもできる。 本発明においては、抗原性を高めるために、上記のよう
にして取得したペプチドを、適当なキャリア(carr
ier) 、例えばキーホール リムベットヘモシアニ
ン(keyhole limpet hemocyan
in)等に結合させて免疫することができる。 また、目的によっては、36にファミリー蛋白質のN末
端領域の遺伝子配列を大腸菌プラスミドの、例えば、β
−ガラクトシダーゼの部分に結合し、融合蛋白質として
発現したものを精製して用いることもできる。 ペプチドとキャリアの結合反応には、適当な化学試薬、
例えば、ゲルタールアルデヒド、カルボジイミド、MB
S  (N−(m−7レイミドベンゾイルオキシ)スク
シンイミド)等を用いることができる。 以下に、このようにして得られたものを抗原として用い
、本発明に係るMbを取得する方法について述べる。 まず免疫化細胞の調製について説明する。 これは動物の体内に抗原を投与し、その動物の細胞を取
得することによって得ることができるものである。 当該動物としては、例えば、マウス等のこれまで常法と
して実験に供されてきた動物を使用することができる。 抗原は腹腔内等に投与することが望ましい。投与は、常
法により70インドのコンプリードアシュバンドに混合
して投与するのが適当であるが、本発明においては投与
後数週間の間隔で数回投与を繰り返すことが好ましい。 投与間隔は、2週間で充分であるし、投与回数は2〜4
回が好ましい。 その後、当該動物を層殺し、例えば、膵臓等の臓器を摘
出し、常法に従って細胞を得る。 次に免疫化細胞に増殖機能を付与するための骨髄腫細胞
との細胞融合について述べる。 ここに用いる骨髄細胞は、例えば、5P210−へg1
4株等を、例えば、Fe2 (牛脂住血a)を含む培地
で培養し、望ましくは対数増殖期にある細胞を用いる。 細胞融合の方法は、免疫化細胞と骨髄腫細胞を細胞数の
比で1:1〜lQ:lの範囲で混合し、ポリエチレング
リコール等の融合剤又は電気刺激等の方法を用いること
ができる。 融合後の細胞は、直ちに又は通常培地での前培養後、ヒ
ポキサンチン、アミノプテリン、チミジンを加えたいわ
ゆるHAT培地で培養することにより、免疫化細胞と骨
髄腫細胞の組み合わせで融合した細胞のみを選択するこ
とができる。 本発明においては、例えば、酵素免疫測定法(ELIS
A法)等によって抗体価を!認しつつ抗体産生細胞の選
別を行うことができる。 抗体価を確認することができた細胞は、限外希釈法、軟
寒天法等の常法に従って、ウェル(Well)プレート
及びシャーレによる培養を繰り返し、このあいだに抗体
産生能、産生抗体の免疫化学的試験、抗原特異性試験等
を行うことによって選別することができる。また、マイ
クロマニュビニレーター又はセルソーターを用いて選別
することもできる。 本発明に係る細胞は、通常の状態において継続的に本発
明に係るMbを産生ずることができる。 従って、本発明に係るMbを利用するときは、本発明に
係る細胞の培養液の土浦液を直接そのまま本発明に係る
Mb溶液として利用することができる。 また、本発明に係るMbは、例えばマウス等の通常実験
に供される動物体内に(例えば腹腔内に)、抗体産生細
胞を投与し、例えば腹水等の動物体液を採取することに
よっても生産することができる。 本発明に係る細胞の培養液又は腹水より本発明に係るM
bを精製取得するためには、例えば、硫安沈澱、イオン
交換クロマトグラフィー等の方法によって取得すること
ができる。 こうして取得したMbは、例えば各種の緩衝液、必要に
応じて塩、更にはアジド等を添加することにより、又は
凍結乾燥等の方法により安定した物質として保存するこ
とができる。 これらの抗体のイミュノグロプリン各クラスの同定は、
クラス特異性抗体を用いたELISA法により行うこと
ができる。 このようにして得られた36にファミリーの各N末端領
域を認識することができるMbは、以下の免疫生化学的
手法により、36にファミIJ−に属する各蛋白質に特
異的に結合することを確認することができる。 本発明に係るMbを用い、ウェスタン・プロッティング
の手法を適用する同定方法について説明する。 この手法は、生物由来検体中の当該ペプチドの同定及び
定量に応用することができる。即ち、当該ペプチド又は
当該ペプチドを含む生物由来の検体を、常法に従って、
5O8−ポリアクリルアミドゲル電気泳動で分画した後
、ナイロンメンプラン又はニトロセルロースノンプラン
にプロッティングする。メンプラン上に移行したペプチ
ドとMbとを結合させ、ついで、ff55又はI25(
でJHJしたプロティンA (proteIn A)と
結合させる。このとき、過剰のMbとプロティンΔは、
そのつど充分に洗浄により除去しておく。 これにより、用いたMbの特異性に応じて当該ペプチド
の位置に、その量に応じたss3又は25■が存在する
ことになり、メンプラン上の′S又は+251をR1ス
キャナー又はオートラジオグラフィーで検出することで
ペプチドの同定と定qを行うことができる。 次に、RIP(ラジオイミュノプレシビテイション)の
手法を適用することを特徴とする当該ペプチドの同定方
法について述べる。 RIPにおいては、例えば、3SS等で標識したメチオ
ニン等を含む培養液中で、検体となる細胞を培養するこ
とによって検体となる細胞に取り込ませる。その後、可
溶化のための緩衝液を加えた後、可溶化物(Iysat
e)を取得する。そして、本発明に係るMbを加えて混
合することにより抗原抗体反応を完結させる。 その後常法に従い、プロティンA−セファロース等を加
えた後、遠心分離と緩衝液による洗浄を繰り返して、本
発明に係るペプチド以外の混在物を取り除く。その後、
常法に従って電気泳動を行い、ラジオアイソトープの検
出を行う。検体細胞に当該ペプチドが存在すれば、用い
たMbの特異性に応じたバンドが現れることとなる。 次にイミュノサイトケミストリーの手法を適用すること
を特徴とする生物中の当該ペプチドの検出方法について
説明する。 培養細胞の場合は、フォルムアルデヒド−リン酸緩衝液
(PBS)溶液等の適切な固定液で固定し、必要に応じ
てトリトン処理を行い、試料とすることができる。これ
らの試料に、本発明に係るMbを加えて抗原抗体反応を
完結させた後、リン酸緩衝液で充分に洗浄する。二次抗
体としてビオチン結合−抗イミュノグロプリンを反応さ
せた後、充分に洗浄する。ここに生じたペプチド−Mb
−ビオチン結合二次抗体の複合物に蛍光標識したアビジ
ンを反応させ、その蛍光を蛍光顕微鏡で観察することに
より細胞中のペプチドを検出することができる。 病理組織の場合には、ホルマリンその他の適切な固定液
で固定し切片としたもの、又は凍結は切片をホルムアル
デヒド固定したもの等を、必要に応じて界面活性剤等の
処理を行った標本を試料として同様の操作によりイミユ
ノサイトケミストリ−を行うことができる。
【発明の効果】
本発明により、36にファミリー内の各蛋白質のN末端
領域を特異的に認識することができるMbの取得が可能
となった。これらに、上に詳述したウェスタン・プロッ
ティング、イミュノサイトケミス) IJ−等の免疫生
化学的手法を応用することにより36にファミリーに属
する各蛋白質を、微量な存在量であっても判別すること
が可能となった。 このことは、当該各蛋白質の機能分担、各組織での存在
比、分布状態(プロセッシング、リン酸化)等を追跡す
る画期的な方法を獲得したことを意味する。 また、当該Mbは、36にファミIJ−各蛋白質の制御
部位と考えられるN末端領域を特異的に認識するため、
リン酸化、糖、リピドの修飾、カルバクチンIにおいて
はIOK蛋白質結合等を適当な抗体の組み合わせにより
阻害する系を組むことが可能となり、これらの現象が3
6にファミリー各蛋白質の機能発現にどのようにかかわ
っているのかを検討する有益な資料とすることができる
。 これらのことから、本発明Mbは、癌化、免疫疾患、炎
症等の疾病時の生体内情報伝達メカニズムの解明に有用
であり、これら疾病の治療法の確立に必須と考えられる
【実施例】
以下に、本発明の実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、これらの実施例は本発明の一例を示すもので
あって、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 カルバクチン1のN末端領域に対するMbの作製(1)
抗原の作製 遺伝子配列より予測されるアミノ酸配列のうち、1番目
のメチオニンから28番目のリジンまでの28個のアミ
ノ酸を常法に従って化学合成した。 このペプチドl0mgを精製蒸留水2rnlに溶解した
ものを、4 mg/−のBSA溶液(シグマ社製フラク
ションVを使用)と混合し、カップリング剤として水溶
性カルボジイミド(蛋白質研究奨励金製)を最終濃度0
.2Mとなるように加えた。 ρNが6.0になるように維持しながら、30分から1
時間のあいだpHの変動がなくなるまでカップリング反
応を行わせた後、4℃でPBS (−)で透析し、ゲル
濾過カラムを通して未反応物を除く。 このようにして12mgのペプチド−BSA結合体を得
た。 なお、カルバクチン1のN末端領域に相当するアミノ酸
配列(1番目から28番目までの28個)は判明してい
て、以下の通りである。 !Jet−Ser−Thr−Va 1−)1i 5−G
l u−11e−Leu−Cys−Lys−Leu−3
er−Leu−Glu−Gly−^5p−)11s−3
er−Thr−Pro−Pro−Ser^Ia−Tyr
−Gly−Ser−Val−Lys(2)免疫化細胞の
調製 lO週令の8^LB/(、IIE性マウマウス腔内に、
(1)で得られた物質100μgを含む溶液0.1−と
、フロイントのコンプリードアシュバンド(DIFCO
社製)0.1−との混合液を投与する。その後2週間間
隔で2回、上記溶液とインコンプリードアシュバンド(
DIFCO社製)との混合溶液を腹腔内に投与する。 その後、そのマウスを頚椎脱臼により致死させ、無菌的
に膵臓を採取する。 セレクター(BELCO社製)に上記膵臓的1gを乗せ
、ダルベツコ変法IA曲(0−M(!MJ培地を供給し
ながら約10μのメツシュを通過させて0−MENに懸
濁状態の膵臓細胞を得る。これを100G、 5分間の
遠心分離にかけて、膵臓細胞を採取する。 0.84%の塩化エンモニウム溶液に20 m 14の
ヘベス(IIBPEs)緩衝液(pH7,4)を加えた
溶液1rnl中に上記細胞を入れて溶血させる。l、 
0OOG、5分間の遠心分離にかけて細胞を取得する。 再びD−旺M培地に懸濁させる。 (3)骨髄腫細胞の調製 8−アザグアニン耐性でかつイミュノグロプリン非分泌
型のマウス骨髄腫細胞株5P210−へg14株を、2
0%のウシ胎児血清(Fe2)を含むD−ME!M培地
で、10%CO7・37℃インキュベーター内で培養し
、対数増殖期にある細胞を集め、次の操作に用いた。 1.000G、 5分間の遠心分離にかけて細胞のみを
取得し、更にD−MEM培地に懸濁して、血球計算盤で
細胞数をカウントする。再び1,0OOG、 5分間の
遠心分離にかけて後、D−MBM培地に懸濁させる。 (4)細胞の融合 (2)で得た免疫化細胞10’〜3XIO’個を含むD
−旺M培地と、(3)で得た骨髄腫細胞10”個を含む
D−MBM培地とを混合し一様にした後、1.0OOG
。 5分間の遠心分離にかける。上清を除き沈渣を取得し、
これに25%(W/V)のポリエチレングリコール15
00(PBG 1500゜ベーリンガー社製)とヘペス
緩衝液37.5mMを含む溶液1−を1分間にわたって
滴下する。その後、D−1,l[iM培地でゆっくり希
釈して全体を10mj!とする。 これに20%FC8を含むD−旺M培地lO−を加えて
、1、0OOG、5分間の遠心分離にかける。得られた
細胞に20%FC5を含むD−MEMを加えて10 ’
 cell/−になるようにし、コーニング社製の24
穴培養プレートにlie/wellの割合となるように
乗せる。 10%CO6・37℃インキュベーター中で24時間培
養する。 その後、)IAT溶液を添加して融合細胞以外の細胞を
除き、更に2週間培養を続ける。 (5)ELISA法による抗体価の測定ダイナチック・
ラボラトリ−社製マイクロタイタープレート(NCLO
ol−010−2101)の各wallを、(1)で得
たペプチドlμs/mfでコーティングする。 測定対象となる抗体を含む上清液150μβをwell
に採り、37℃インキュベーター内で2時間放置し、そ
の後PBS (リン酸緩衝液)で洗浄した。これにペル
オキシダーゼ結合ヒツジ抗マウス全抗体を加え、37℃
インキュベーターで1時間放置し、I’BSで洗浄後発
色剤(八BTS)を加えて15分間発色させ、停止液(
0,1Mクエン!!!!2−0.02%ナトリウムアジ
ド)を加えて反応を停止させた後、タイターチック社製
マルチスキャンでwellの吸光度を測定して、抗体価
を算出した。 (6)抗体産生細胞の選別 EL I SA法で確認されたwell内の細胞を、6
0IIIIIlφのシャーレ内の軟寒天培地上に撒く。 10%C02・37℃インキュベーター内で2週間培養
し、コロニーを形成させる。 できたコロニーを採り、24穴培養プレートにのせる。 再びELISA法によって抗体活性を確認する。抗体活
性の確認されたwell内の細胞を、60叩φのシャー
レ内の軟寒天培地上に撒く。 10%CO2・37℃インキュベーター内で2週間培養
し、コロニーを形成させる。できたコロニーを採り、2
4穴培養プレートにのせる。再びELISA法によって
抗体活性を確認し、有用な細胞を選別した。 (7)抗体の取得 ■ (6)で得た抗体産生細胞は、本発明抗体を常時産
生ずるので、この抗体産生細胞を培養した培養液の土浦
液は、直接、本発明抗体溶液として使用することができ
る。 ■ (6)で得た抗体産生細胞の培養液に硫酸アンモニ
ウムを最141度30%となるように加える。遠心分離
し、沈渣をとり、これにpl!7.4のリン酸緩衝液2
0mMを加え、同じリン酸緩衝液(0,02%ナトリウ
ムアジドを含む)を用いて透析して硫酸アンモニウムを
除く。透析後の液体を凍結乾燥して、白色粉末を得る。 ■ BALB/C雄件マウス腹腔内に、ブリスタン0.
5−を注射し、2週間飼育する。(6)で得た抗体産生
細胞を106〜3 X 10 ’ cell/マウスと
なるように注射し、10日間飼育する。腹腔内にたまっ
た腹水約IO−を注射筒を用いて採取する。 この腹水に硫酸アンモニウムを最終濃度30%となるよ
うに加える。その後、これ゛にp)17.4のリン酸緩
衝液20mMを加え、同じリン酸緩衝液(0,02%ナ
トリウムアジドを含む)を用いて透析して硫酸アンモニ
ウムを除く。透析後の液体を凍結乾燥して、白色粉末を
得る。 (8)イミ二ノグロプリン各クラスの同定イミュノグロ
プリン各クラスの同定は、クラス特異性抗体(IgA、
 IgG1. IgG2a、 IgG2b、 1gG3
゜IgMは、バイオライド社製のものを用いた)を加え
、37℃、2時間反応させた後、PBSで充分に洗浄し
た。これにペルオキシダーゼ結合ヒツジ抗マウス全抗体
を加え、37℃インキュベーターで1時間放置し、PB
Sで洗浄後、発色剤(ABTS)を加えて15分間発色
させ、各クラスの判定を行った。この結果の一部を表1
に示す。 表1 細胞株 3、 l0H 3,11^ 4.5B 4.7G 4゜9H 5,2^ 5.2C 5、l0E 6.4C 6,7C 6,9F 9.2B 10.9B 10.11^ 11.2P 実施例2 カルバクチン2ON末端領域に対するMbの作製カルバ
クチン2のN末端領域に相当するアミノ酸配列(13番
目から35番目までの23個)は判明していて、以下の
通りである。 Phe−1!e−G Iu−Asn−G 1u−G 1
u−G In−GI u−Tyr−VabGInThr
−Va I−Lys−Ser−3er−Lys−GI 
y−G l y−Pro−GI y−3er−la この23個のアミノ酸配列を有するペプチドを化学合成
により得た。 その、後、実施例1と同様な操作により、目的とするM
bを得た。 イミュノグロプリン各クラスの同定を実施例1と同様に
行い、表2に示す結果を得た。 (以下次頁) 表2 1,5 ^ 2.5C 2、100 5,3B 5.5B 5.8A 7、IB 7.50 10.5^ Met−^1a−Gin−Val−Leu−^rg−G
ly−Thr−Val−Thr−Asp−Phe−Pr
o−G 1y−Phe−Asp−G lu−Arg−^
1a−Asp−Ala−Gluこの22個のアミノ酸配
列を有するペプチドを化学合成により得た。 その後、実施例1と同様な操作により、目的とするMb
を得た。 イミュノグロプリン各クラスの同定を実施例1と同様に
行い、表3に示す結果を得た。 (以下次頁) 実施例3 IBCのN末端領域に対するMbの作製IBCのN末端
領域に相当するアミノ酸配列(1番目から22番目まで
の22個)は判明していて、以下の通りである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)36Kファミリ−に属する蛋白質を特異的に認識
    することを特徴とするモノクローナル抗体。
  2. (2)36Kファミリーに属する蛋白質のN末端領域の
    アミノ酸配列に相当するペプチドを化学合成し、必要に
    応じてキャリアを結合させるか又は結合させずに、この
    ものを抗原として抗体を取得することを特徴とする、3
    6Kファミリ−に属する蛋白質を特異的に認識するモノ
    クローナル抗体を製造する方法。
  3. (3)36Kファミリーに属する蛋白質を特異的に認識
    するモノクローナル抗体を用いて、36Kファミリーに
    属する蛋白質を同定し、又は定量する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003535309A (ja) * 1999-08-06 2003-11-25 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミシガン がんのマーカーとして使用されるアネキシン類及び自己抗体

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JP2003535309A (ja) * 1999-08-06 2003-11-25 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミシガン がんのマーカーとして使用されるアネキシン類及び自己抗体

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