JPH0249684Y2 - - Google Patents

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JPH0249684Y2
JPH0249684Y2 JP10311483U JP10311483U JPH0249684Y2 JP H0249684 Y2 JPH0249684 Y2 JP H0249684Y2 JP 10311483 U JP10311483 U JP 10311483U JP 10311483 U JP10311483 U JP 10311483U JP H0249684 Y2 JPH0249684 Y2 JP H0249684Y2
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JP
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superconductor
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superconducting
shaped
superconductors
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JP10311483U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は超電導マグネツトに関するものであ
る。
考案の背景 「第1図」のように多数のデイスク状超電導コ
イル10(これについてはすぐ後で説明する)を
積層した超電導マグネツトが提案されている(特
願昭57−74301号など)。
各デイスク状超電導コイル10は、「第2、第
3図」のように、ドーナツ型の常電導体20(銅
板など)の片面または両面に、たとえば0.5mm幅
くらいの超電導体30(通常はNb3Sn)をうず巻
き状に形成したものである。なお超電導体30は
たとえば第1層301と第2層302との2層に
分かれている(もつと多くの層に分かれる場合も
ある)。このように超電導体30を複数の層に分
けて1層だけにしないのは、1たとえば拡散によ
つて超電導の層を形成するとき薄い層の方が生成
し易い、2薄い層の方が熱の放散がよくて安定性
がある、などの理由による。40はNb層である。
上記各デイスク状超電導コイル10の超電導体
30は全部直列に接続してある。すなわち、たと
えば「第3図」において上側の超電導体30の内
側の端部32からスタートしたとして、うず巻き
状に回つて外側の端部34までゆき、そこで下側
の超電導体30の外側の端部34と接続し(点線
で示した)、またうず巻き状に回つて内側の端部
32までゆき、その下にあるデイスク状超電導コ
イル10の超電導体30の内側の端部32と接続
する、という具合にしてある。
しかし上記のデイスク状超電導コイル10自体
が新しいものであるから、上記の各超電導体30
の端部間の接続についてはまだ何も発表されてい
ない。
この考案は特に上記の接続の部分に特徴を持つ
超電導マグネツトの提供を目的とするものであ
る。
実施例 「第4図」に示す50が接続テープである。こ
れはたとえば銅の層500(それに補強用のステ
ンレス層をはり合わせることもある)とNb層5
02と超電導層504(Nb3Sn)との3層になつ
ている。またNb3Snはたいへんもろいので、あら
かじめ「第4図」のような形に成形してある。す
なわち超電導層504が外側になるようにしてU
字形に湾曲させ、それからさらに両側辺の開口側
をL字形にして間隔が狭くなるようにしている。
後の説明の都合上上記のようにL字形に曲げた所
を間隔の狭い部分52、その他の部分を間隔の広
い部分54と呼ぶことにする。
「第5図」のように超電導体30のたとえば外
側の端部34において、超電導体30の第2層3
02とNb層40とを除去して第1層301が露
出するようにし、すなわち階段上にして接続用の
ターミナルを形成する。
そして接続テープ50の間隔の狭い部分52を
超電導体30の第2層302に接触させ、同時に
間隔の広い部分54を第1層301に接触させ
る。すなわち各超電導体同士を互いに接触させ
る。そしてたとえばSnハンダによつて互いに接
合し、そのようにして隣合う超電導体30の端部
同士を接続する。
そのほかの超電導体30の端部においても同様
である。
56はスペーサであつて、その材質はセラミツ
クスまたはカーボン入り樹脂で、その作用はデイ
スク状マグネツトの空間をあけ冷却媒体ヘリウム
流路を確保し、かつデイスク同志の接触を防止し
絶縁することにある。
なお接続テープ50の特に間隔の広い部分54
には、超電導体30の第1層301と第2層30
2の両方の電流が流れるので、接続テープ50の
超電導層504の断面積は超電導体30の第1層
301や第2層302の2倍以上でなければなら
ない。
なお超電導体30が4段、あるいはそれ以上の
ときも同様にする。
また「第6図」のような円筒状超電導コイル1
2を「第7図」のように同軸多重に組合せて超電
導マグネツトを形成する場合もある。そのときも
まつたく上記と同様に各超電導体30の端部同士
を接続して全体が直列になるようにする。
考案の効果 安定した接続部が得られるので超電導マグネツ
トの性能が安定する。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本考案の実施例に関するもので、
第1図は多重デスク型超電導マグネツトの説明
図、第2図はデイスク状超電導コイル10の平面
の説明図で、第3図は断面の拡大説明図、第4図
は接続テープ50の説明図、第5図は主要部分の
説明図、第6図は円筒状超電導コイル12の説明
図で、第7図は円筒状超電導コイル12を多重に
した超電導マグネツトの説明図。 10:デイスク状超電導コイル、12:円筒状
超電導コイル、20:常電導体、30:超電導
体、301:第1層、302:第2層、50:接
続テープ、500:ステンレス層、502:Nb
層、504:超電導層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円板状の常電導体20の表面にうず巻き型の超
    電導体30を形成したデイスク状超電導コイル1
    0を多数積層するか、または円筒状の常電導体2
    0の表面にらせん形の超電導体30を形成した円
    筒状超電導コイル12を多重に配列した超電導マ
    グネツトであつて、かつ前記各超電導体30は多
    数の層に分かれているものにおいて、 前記各デイスク状超電導コイル10または円筒
    状超電導コイル12の超電導体30の両端におい
    て、多数の層に分かれている超電導体層を階段上
    にし、 折り曲げてありかつ表面に超電導体の層を形成
    した接続テープ50を、隣合う超電導体30の端
    部の、階段上にした前記超電導体30の各層に順
    次接触させることによつて、前記各超電導体30
    の端部間を接続していること、を特徴とする超電
    導マグネツト。
JP10311483U 1983-07-01 1983-07-01 超電導マグネツト Granted JPS6011412U (ja)

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JP10311483U JPS6011412U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 超電導マグネツト

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JPS6011412U JPS6011412U (ja) 1985-01-25
JPH0249684Y2 true JPH0249684Y2 (ja) 1990-12-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011091893A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 積層型超電導コイルおよび回転機

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JPS6011412U (ja) 1985-01-25

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