JPH0249302Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249302Y2 JPH0249302Y2 JP1984125761U JP12576184U JPH0249302Y2 JP H0249302 Y2 JPH0249302 Y2 JP H0249302Y2 JP 1984125761 U JP1984125761 U JP 1984125761U JP 12576184 U JP12576184 U JP 12576184U JP H0249302 Y2 JPH0249302 Y2 JP H0249302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative cover
- cover material
- engaging
- decorative
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物のバルコニー等の下部に取付けら
れる化粧カバーに関するものである。
れる化粧カバーに関するものである。
第１図に一般的な建物のバルコニーを示してお
り、ドアー１の外側に位置して設けられるバルコ
ニーは、手摺ユニツト部２とこの手摺ユニツト部
２の下部を覆う化粧カバー３と手摺ユニツト部２
の上部を覆う笠木４等を備えており、前記化粧カ
バー３は上下方向の幅が一定寸法以上のものはな
かつた。ところが最近、上下方向の幅が従来のも
のよりも大きな化粧カバーが要望されつつある。
その理由として建物の外壁に横方向に沿うように
形成されたラインの幅に化粧カバーの上下方向の
幅を合わせる必要が生じ、ラインの幅が大きくな
ると従来の化粧カバーでは対処できず、化粧カバ
ーの少なくとも上下の何れかがラインの上下に対
してずれた状態になり体裁が悪かつた。上下方向
に大きな化粧カバーを作れば上記問題に対処でき
ることになるが、化粧カバーは押し出し成形で作
られることから金型が大きくなること、金型が大
きくなれば厚みを従来以上に厚くしなければ成形
された製品（化粧カバー）に厚みむら等を生じる
ため製品の厚みを厚くする必要があること等の理
由によりコストが大幅にアツプするという問題が
あつた。
り、ドアー１の外側に位置して設けられるバルコ
ニーは、手摺ユニツト部２とこの手摺ユニツト部
２の下部を覆う化粧カバー３と手摺ユニツト部２
の上部を覆う笠木４等を備えており、前記化粧カ
バー３は上下方向の幅が一定寸法以上のものはな
かつた。ところが最近、上下方向の幅が従来のも
のよりも大きな化粧カバーが要望されつつある。
その理由として建物の外壁に横方向に沿うように
形成されたラインの幅に化粧カバーの上下方向の
幅を合わせる必要が生じ、ラインの幅が大きくな
ると従来の化粧カバーでは対処できず、化粧カバ
ーの少なくとも上下の何れかがラインの上下に対
してずれた状態になり体裁が悪かつた。上下方向
に大きな化粧カバーを作れば上記問題に対処でき
ることになるが、化粧カバーは押し出し成形で作
られることから金型が大きくなること、金型が大
きくなれば厚みを従来以上に厚くしなければ成形
された製品（化粧カバー）に厚みむら等を生じる
ため製品の厚みを厚くする必要があること等の理
由によりコストが大幅にアツプするという問題が
あつた。
本考案は斯かる問題に対処すべく為されたもの
で、上下の小さな化粧カバー材を組み合わせるこ
とによつて上下方向に大きな化粧カバーを提供す
ることを目的とする。
で、上下の小さな化粧カバー材を組み合わせるこ
とによつて上下方向に大きな化粧カバーを提供す
ることを目的とする。
以下、本考案を実施例を示す図面に基づいて説
明する。
明する。
先ず、第１実施例について第２図、第３図に基
づいて説明する。図において１１は上化粧カバー
材、１２は下化粧カバー材で、これらは夫々アル
ミの押し出しにより成形されている。前記上化粧
カバー材１１の下端には上下２段の係合部１３，
１４が下側の係合部１４が内方に位置するように
形成され、上側の係合部１３の上側には係合プレ
ート１５を嵌入係合させる凹部１６が近接して形
成されている。又前記下化粧カバー材１２の上端
には前記上下２段の係合部１３，１４に上方から
係合する上下２段の係合部１７，１８が外方に位
置するように形成されている。前記上化粧カバー
材１１の係合部１３，１４は上向きに折曲された
形状で、前記下化粧カバー材１２の係合部１７，
１８は下向きに折曲された形状となつていて、係
合部１３に対して係合部１７が、係合部１４に対
して係合部１８が夫々互いに嵌合するようになつ
ている。前記上化粧カバー材１１と下化粧カバー
材１２とによつて構成される化粧カバーは長尺状
であり、前記係合部１３，１４，１７，１８によ
つて全長に亘つて係合された状態で長さ方向適当
箇所においてその係合部分を包むように押さえプ
レート１９を位置させてボルト２０と前記係合プ
レート１５とによつて上下の化粧カバー材１１，
１２を固定している。詳しくは前記係合プレート
１５を前記凹部１６内に位置させた状態で押さえ
プレート１９の上端を前記上化粧カバー材１１の
凹部１６の上端の段部２１に接当させると共に下
端を前記下化粧カバー材１２の下側係合部１８に
対応する内面２２に接当させ、この押さえプレー
ト１９の貫通孔１９ａに内方より挿入したボルト
２０を前記係合プレート１５のねじ孔１５ａに螺
合させることにより上下の化粧カバー材１１，１
２が連結固定されるようになつている。
づいて説明する。図において１１は上化粧カバー
材、１２は下化粧カバー材で、これらは夫々アル
ミの押し出しにより成形されている。前記上化粧
カバー材１１の下端には上下２段の係合部１３，
１４が下側の係合部１４が内方に位置するように
形成され、上側の係合部１３の上側には係合プレ
ート１５を嵌入係合させる凹部１６が近接して形
成されている。又前記下化粧カバー材１２の上端
には前記上下２段の係合部１３，１４に上方から
係合する上下２段の係合部１７，１８が外方に位
置するように形成されている。前記上化粧カバー
材１１の係合部１３，１４は上向きに折曲された
形状で、前記下化粧カバー材１２の係合部１７，
１８は下向きに折曲された形状となつていて、係
合部１３に対して係合部１７が、係合部１４に対
して係合部１８が夫々互いに嵌合するようになつ
ている。前記上化粧カバー材１１と下化粧カバー
材１２とによつて構成される化粧カバーは長尺状
であり、前記係合部１３，１４，１７，１８によ
つて全長に亘つて係合された状態で長さ方向適当
箇所においてその係合部分を包むように押さえプ
レート１９を位置させてボルト２０と前記係合プ
レート１５とによつて上下の化粧カバー材１１，
１２を固定している。詳しくは前記係合プレート
１５を前記凹部１６内に位置させた状態で押さえ
プレート１９の上端を前記上化粧カバー材１１の
凹部１６の上端の段部２１に接当させると共に下
端を前記下化粧カバー材１２の下側係合部１８に
対応する内面２２に接当させ、この押さえプレー
ト１９の貫通孔１９ａに内方より挿入したボルト
２０を前記係合プレート１５のねじ孔１５ａに螺
合させることにより上下の化粧カバー材１１，１
２が連結固定されるようになつている。
ところで化粧カバーはバルコニー等の下端前側
部だけに設けられるとは限らず、第１図に示すよ
うに左右両側部にも設けられることが多く、その
場合前側部の左右両端と左右両側部の前端とを接
続する必要がある。従つてその接続箇所において
は第３図二点鎖線で示すように平面Ｌ型の接続金
具２３を接続しようとする両方の化粧カバーの下
端部に半分づつ差し込み、この接続金具２３より
起立するボルト２４に螺合するナツト２５、押さ
えプレート２６により接続すれば良い。
部だけに設けられるとは限らず、第１図に示すよ
うに左右両側部にも設けられることが多く、その
場合前側部の左右両端と左右両側部の前端とを接
続する必要がある。従つてその接続箇所において
は第３図二点鎖線で示すように平面Ｌ型の接続金
具２３を接続しようとする両方の化粧カバーの下
端部に半分づつ差し込み、この接続金具２３より
起立するボルト２４に螺合するナツト２５、押さ
えプレート２６により接続すれば良い。
次に第４図、第５図に示す第２実施例について
説明する。この第２実施例は上化粧カバー材１１
の下端部に１つの係合部２７を設け、又下化粧カ
バー材１２の上端部に前記係合部２７に係合する
１つの係合部２８を設け、この係合部２７，２８
を互いに係合させた状態で上化粧カバー材１１の
下端凹部２９に係合プレート３０を位置させ、こ
の係合プレート３０に起立するボルト３１に螺合
するナツト３２により上下の化粧カバー材１１，
１２に押さえプレート３３を押圧接当させてい
る。
説明する。この第２実施例は上化粧カバー材１１
の下端部に１つの係合部２７を設け、又下化粧カ
バー材１２の上端部に前記係合部２７に係合する
１つの係合部２８を設け、この係合部２７，２８
を互いに係合させた状態で上化粧カバー材１１の
下端凹部２９に係合プレート３０を位置させ、こ
の係合プレート３０に起立するボルト３１に螺合
するナツト３２により上下の化粧カバー材１１，
１２に押さえプレート３３を押圧接当させてい
る。
本考案化粧カバーは以上述べたように実施し得
るもので、上下の小さな化粧カバー材を組み合わ
せることによつて上下方向に大きな化粧カバーを
得ることができ、大きな金型で一体的に作る場合
に比べてコストを下げることができる。しかも上
下の化粧カバー材の係合部は押さえプレートと係
合プレートをボルトで締結させて支持されるもの
であつて、上下の化粧カバー材の係合部を係合さ
せた状態でボルトによる締結作業を行なうことが
できるため、その作業時に下化粧カバー材が外れ
たりすることがない。
るもので、上下の小さな化粧カバー材を組み合わ
せることによつて上下方向に大きな化粧カバーを
得ることができ、大きな金型で一体的に作る場合
に比べてコストを下げることができる。しかも上
下の化粧カバー材の係合部は押さえプレートと係
合プレートをボルトで締結させて支持されるもの
であつて、上下の化粧カバー材の係合部を係合さ
せた状態でボルトによる締結作業を行なうことが
できるため、その作業時に下化粧カバー材が外れ
たりすることがない。
第１図は一般的なバルコニーの斜視図、第２図
及び第３図は本考案の第１実施例を示す分解斜視
図及び組立側面図、第４図及び第５図は本考案の
第２実施例を示す組立側面図及び要部斜視図であ
る。 １１……上化粧カバー材、１２……下化粧カバ
ー材、１３，１４……係合部、１５……係合プレ
ート、１６……凹部、１７，１８……係合部、１
９……押さえプレート、２０……ボルト、２７，
２８……係合部、２９……凹部、３０……係合プ
レート、３１……ボルト、３２……ナツト、３３
……押さえプレート。
及び第３図は本考案の第１実施例を示す分解斜視
図及び組立側面図、第４図及び第５図は本考案の
第２実施例を示す組立側面図及び要部斜視図であ
る。 １１……上化粧カバー材、１２……下化粧カバ
ー材、１３，１４……係合部、１５……係合プレ
ート、１６……凹部、１７，１８……係合部、１
９……押さえプレート、２０……ボルト、２７，
２８……係合部、２９……凹部、３０……係合プ
レート、３１……ボルト、３２……ナツト、３３
……押さえプレート。
Claims (1)
- 化粧カバーを上下に分断して上化粧カバー材と
下化粧カバー材とにより構成し、上化粧カバー材
の下端係合部と下化粧カバー材の上端係合部とを
互いに係合させると共に上下の化粧カバー材の係
合部に近接して上下の化粧カバー材の内、一方に
係合プレートを係合させ、また前記上下の化粧カ
バー材の係合部を押さえる押さえプレートを設け
てこの押さえプレートを前記係合プレートにボル
トにより締結させたことを特徴とする化粧カバ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12576184U JPS6139740U (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 化粧カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12576184U JPS6139740U (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 化粧カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6139740U JPS6139740U (ja) | 1986-03-13 |
| JPH0249302Y2 true JPH0249302Y2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=30684456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12576184U Granted JPS6139740U (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 化粧カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6139740U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0272285U (ja) * | 1988-11-21 | 1990-06-01 | ||
| JP2004019293A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 外壁構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58179301U (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-30 | 不二サッシ株式会社 | 組立て式バルコニ−の取付け装置 |
| JPS60105702U (ja) * | 1983-12-24 | 1985-07-18 | 立山アルミニウム工業株式会社 | バルコニ−における排水装置 |
| JPS60105703U (ja) * | 1984-05-09 | 1985-07-18 | 立山アルミニウム工業株式会社 | バルコニ−構造体 |
-
1984
- 1984-08-17 JP JP12576184U patent/JPS6139740U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6139740U (ja) | 1986-03-13 |
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