JPH0248438B2 - Tsuyahenkamoyoojusurukeshokinzokubannoseizohoho - Google Patents

Tsuyahenkamoyoojusurukeshokinzokubannoseizohoho

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JPH0248438B2
JPH0248438B2 JP15782285A JP15782285A JPH0248438B2 JP H0248438 B2 JPH0248438 B2 JP H0248438B2 JP 15782285 A JP15782285 A JP 15782285A JP 15782285 A JP15782285 A JP 15782285A JP H0248438 B2 JPH0248438 B2 JP H0248438B2
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Kazuhiko Oota
Tadanobu Katsuta
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Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、化粧金属板に関するものであり、特
に表面に艶変化模様を有する耐久性に優れた化粧
金属板の製造方法に関する。 (従来の技術) 従来、表面に印刷を施した化粧金属板はその優
れた加工性、及び耐久性によつて、建材、家電製
品等に大量に使用されている。 これらの製品は、大別して表面に塩ビフイルム
等のシートを貼合したものか、あるいは、グラビ
アオフセツト印刷法により塗膜表面に直接印刷を
施したものであるが、いずれも表面の艶が一定の
単調なものであり、意匠性に欠けるものが多かつ
た。一部に、グラビアオフセツト印刷法を利用し
て鋼板の表面に直接マツト剤を含むインキで印刷
を行つた化粧鋼板もみられるが、グラビアオフセ
ツト印刷法の特質上、繊細な印刷表現が不可能で
あるばかりでなく、工程が増す事によるコスト上
昇を伴うという欠点があつた。 また、他の方法として、予め表面に艶変化模様
を形成した艶転写フイルムを使用して、塩ビ鋼板
の表面に艶変化模様を転写する方法(特開昭59−
71857号公報、特開昭59−54552号公報参照)もあ
るが、塩ビ鋼板は耐熱性が小さいため、暖房器具
等の耐熱性を必要とする用途に使用する事が出来
なかつた。転写法を用いた化粧金属板の製法につ
いては、既にいくつかの方法が開示されている
が、例えば、特公昭45−30234号公報や、特開昭
50−130514号公報に記載されているような単に模
様を転写する方法では、表面の艶は均一な、従つ
て単調なものであり、また表面保護層として熱可
塑性の材料を使用するために、製品の耐久性も不
十分なものとならざるを得なかつた。一方、特に
表面光沢の部分的な変化を目的とした転写材に関
する方法としては特公昭49−10849号公報、実公
昭49−21238号公報に記載された方法がある。前
者は、全面に均一に艶消層及び剥離層を施した
後、剥離層を膨潤させる溶剤を含むインキを用い
て部分的に艶を変化させる方法であり、その作用
原理からしても、繊細な艶変化模様の表現や耐久
性の高い硬化型の表面保護層の使用には適合しな
いものである。また後者の方法では前者の方法に
加えて艶消し層を部分的に設ける方法も開示され
ているが、その材料については明確な記述がな
く、具体性に欠けるものであるが、その作用原理
から推定するところによれば、本発明の方法に示
す様な物性の良好な表面保護層の使用に耐えない
ものである。次に、類似の方法として、特公昭56
−43875号公報、同56−49749号公報、同56−
49750号公報に記載された方法が挙げられる。特
公昭56−43875号公報の方法は、残りの2件に分
割出願されたものである。これらの方法の主旨
は、木目導管溝に相当する凸状模様を盛上げ印刷
の手法によつて形成し、天然木類似の立体効果を
与える転写箔に関するものであり、本発明のごと
き艶変化模様の効果を目的としたものではない。
なお、その明細書の内容を詳細に検討すると、剥
離層として種々雑多な材料が記載されており、そ
の中には本発明に使用している熱硬化型ウレタン
樹脂の記載もみられるが、単に記載されているに
すぎず、発明の詳細な説明並びに実施例において
も、何ら具体的な記述が見られないが、これらの
発明に記載されている様に、単に剥離層として硬
化型ウレタン樹脂を用いた場合には、艶消層と剥
離層とが経時とともに付着性を増す結果、円滑な
転写が行なわれなくなる事が解つた。これらの発
明の主旨は、木目導管溝に相当する凸状模様を、
いかに効果的に実現するかという事であつて、従
つて凸状模様部及びこれに付随する艶消層の材質
や形成方法等については詳細に記述されており、
これらの材質として熱硬化型ウレタン樹脂を使用
する事も述べられている。しかしながらその目的
は、凸状模様及び艶消し層を転写基体フイルムに
強固に付着せしめると同時に、剥離層との離型性
を高めるのが本来の目的であり、本発明の主旨と
は何ら関係がない。さらに、転写法を利用した化
粧金属板の製造方法としては、以上の他にも特開
昭55−116470号公報、同55−139875号公報、同56
−70882号公報等に記載された方法があるが、こ
れらの方法は、いずれも転写後に全面にトツプコ
ートを塗布するため、表面の艶状態は均一なもの
とならざるを得ず、本発明の目的である艶変化模
様を形成する事は出来ないものである。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、表面に繊細な艶変化模様を有する耐
久性の高い化粧金属板を安定的に安価に製造する
方法を提供するものである。 (問題点を解決するための手段) 以下図面に従つて本発明の方法について詳細に
説明する。 まず第2図に示す様に、ポリエステルフイルム
1の表面全面にメラミン樹脂を主成分とする艶調
整ニス層2を設け、更にメラミン樹脂並びにマツ
ト剤を主成分とする艶消しニス3を任意の絵柄状
に印刷形成し、全体をメラミン樹脂の硬化温度ま
で加熱して艶調整ニス層及び艶消しニス層をポリ
エステルフイルムに強固に付着せしめ、転写基体
フイルム4を作成する。基体フイルムの材質は必
ずしもポリエステルフイルムである必要はない
が、メラミン樹脂の焼付に耐える耐熱性と、平滑
性、価格等の点から、事実上12〜38μ程度の厚さ
のポリエステルフイルムに限定される。艶調整ニ
ス及び艶消しニスは、最終製品の表面の意匠を決
定するものであり、その艶の値や状態は任意に組
合せて表現されるものであるが、一般的には、艶
の高い艶調整ニスを全面に施し、艶の低い艶消し
ニスを絵柄状に施すのが効果的である。艶消しニ
スの部分の面積が圧倒的に多い絵柄で、艶有り部
の光沢をポリエステルフイルムの表面の光沢で代
用出来る場合には艶調整ニス層は省略する事も出
来るが、安定した転写性を確保する為には省略し
ない方が望ましい。 艶消しニスを絵柄状に施す方法としては任意の
方法が可能であるが、グラビア印刷法が最も適し
ている。 この場合、絵柄状に設けた艶消しニスの膜の厚
さは1〜2μ程度の極めて薄いものであり、製品
表面の凹凸はほとんどなくなる。 艶調整ニス並びに艶消しニスの好ましい組成と
しては、ブチル化メラミン樹脂、イソブチル化メ
ラミン樹脂、ヘキサメトキシメチロールメラミン
樹脂、等の変性メラミン樹脂と、アルキツド樹
脂、ポリエステル樹脂等の混合物に、シリカ微粉
末等の艶消し剤を配合して、溶剤に溶解、分散し
たものが用いられる。また、焼き付けに要する温
度は180〜200℃、時間は20秒〜1分が適当であ
る。 次に、第3図に示した様に、以上により得られ
た転写基体フイルム4の上にイソシアネートに対
する活性の低い透明剥離ニス層5を設け、次にイ
ソシアネート樹脂硬化型の透明ニスから成る表面
保護層6を設けた後、更にイソシアネート樹脂と
反応するポリオール成分をバインダーとして含む
インキを用いて、必要に応じて絵柄層7及び隠蔽
層8を設け、更にイソシアネートに対する活性の
低い、接着剤層9を設けて転写箔13を完成す
る。 透明剥離ニス層5は表面保護層に含まれるイソ
シアネートの反応により転写基体フイルムの剥離
性が失われない様に施すものであり、材質として
は、活性OH基を有しないか極めて少量しか有し
ないアクリル樹脂、塩化ゴム樹脂等が適当であ
る。 次に、表面保護層6としては、アクリルポリオ
ール樹脂またはポリエステルポリオール樹脂また
はこれらの混合物に、硬化剤としてトリレンジイ
ソシアネート樹脂(TDI)、キシリレンジイソシ
アネート樹脂(XDI)、ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂(HMDI)等のポリイソシアネー
ト樹脂を配合し、更に必要に応じて、タツク防止
剤、ワツクス、紫外線吸収剤、消泡剤、等の添加
剤を加えたものを使用する。塗布量は固型分で2
〜4g/程度の少量が望ましい。また、絵柄層
及び隠蔽層のインキとしては、アクリルポリオー
ル樹脂、ポリエステルポリオール樹脂を含み、こ
れに印刷適性の付与を目的として、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重
合樹脂、アクリル樹脂、繊維素系樹脂等を添加し
たものをバインダーとして用いる。次に接着層と
しては、活性OH基を持たないか、または、わず
かに有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂を主
成分とし、これに必要に応じてブロツキングを防
止する目的で艶消し剤を、また隠蔽性を向上する
目的で顔料を添加したものが用いられる。 以上の各層は、多色のグラビア輪転印刷機を用
いて能率良く形成する事が出来る。以上の様にし
て得られた転写箔を金属板に重ねて転写する。金
属板は第4図に示すように、所定の表面処理を施
した金属板10の表面に、必要ならばプライマー
層11を設けた後、直鎖型高分子ポリエステル樹
脂を主成分とする下地塗膜12を、塗膜厚が15〜
20μとなる様に形成する。塗布方法は任意である
が、金属板がコイルの場合はリバースロールコー
ターが、また切板の場合はフローコーターが塗膜
の表面状態(なるべく平滑である事が好ましい)
からみて適している。下地塗膜に直鎖型高分子ポ
リエステル樹脂を用いる理由は、熱硬化型であり
ながら、高温時には熱可塑性を示し、転写の下地
塗膜としての適性を有する一方、常温においては
十分な塗膜物性を発揮するからである。これに対
し、通常塗装鋼板に用いられる熱硬化型アクリル
樹脂や、オイルフリーポリエステル樹脂等は、半
硬化の状態では転写性、密着性は良好であるが、
塗膜物性は不十分であるし、完全に硬化した状態
では十分な密着性が得られないという欠点があ
る。次に転写の方法について述べると、第5図に
示す様に、塗布され、加熱炉中で乾燥、硬化した
下地塗膜12の表面に、その余熱を利用して、前
述の転写箔13をゴムロール14によつて圧着す
る。この時の転写条件は、下地塗膜表面温度を
140℃以上とする必要がある。 次に、以上の様にして得られた化粧金属板に、
その用途に応じて切断、穴あけ、折り曲げ等の加
工を行う。この時、表面に付着している転写基体
フイルム4は表面保護フイルムとして働くため、
別に表面保護材料を用いる必要がない。 最終的に、第1図に示す様に転写基体フイルム
4を剥離除去することによつて金属板10の表面
に下地塗膜12及び接着剤層9、隠蔽層8、表面
保護層6及び剥離ニス層5を有し、最外表面に艶
変化模様15が転写された化粧金属板が得られ
る。 (作用) イソシアネート樹脂に対する活性の低い剥離ニ
ス層を設け、次いでイソシアネート樹脂硬化型表
面保護層を設けたため、最終製品の表面性能は良
好であり、かつ転写箔の転写性(はくり性)が長
期に亘つて安定に保持され、転写箔の保存性が良
好である。 インキ層としてポリオール樹脂成分をバインダ
ーとして含むものを使用したため、表面保護層に
含まれるイソシアネート樹脂の浸透により反応硬
化され、従つて表面保護層とインキ層との密着
性、並びにインキ層自体の層内強度が高められ
る。また、イソシアネート樹脂に対する活性の低
い接着剤層を設けたため、表面保護層のイソシア
ネート樹脂の浸透により接着性が損われる恐れが
なく、長期に亘つて安定した転写性(接着性)が
得られる。 また、転写箔の転写基体フイルムは化粧金属板
の表面保護フイルムとして作用するため、別に表
面保護処理を施す必要がない。 (実施例) 厚さ25μのポリエステルフイルムの表面全面
に、グラビア印刷法により200線/インチのベタ
版を用いてアルキツド樹脂及びブチル化メラミン
樹脂を主成分とする艶調整ニスを塗布し、80℃の
熱風により指触乾燥した。 次いで175線/インチの格子状の柄版を用いて、
アルキツド樹脂、ブチル化メラミン樹脂、シリカ
を含む艶消しニスを印刷し、全体を200℃の加熱
炉中に導いて艶調整ニス層及び艶消しニス層を一
体として硬化させ、ポリエステルフイルム表面に
強固に付着せしめて転写基体フイルムを作製し
た。 次に、このフイルムの表面全面に、多色グラビ
ア印刷機を用いて、次の組成から成る剥離ニス、
表面保護樹脂、インキ及び接着剤を用いて、剥離
ニス層、表面保護層、インキ層、接着剤層を順に
形成した。 剥離ニス組成 {アクリル樹脂(MMA系) 25重量部 アクリルポリオール樹脂 5 〃 ポリエチレンワツクス 2 〃 溶剤 68 〃 } 表面保護樹脂組成 {アクリルポリオール樹脂(固型分50%)
100重量部 キシレンジイソシアネート樹脂(固型分70%)
25 〃 ポリエチレンワツクス 2 〃 溶剤(トルエン/メチルエチルケトン)
50 〃 } インキ組成 {アクリルポリオール樹脂 50重量部 塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂 50 〃 カーボンブラツク 15 〃 ノンリーフイング型アルミペースト 40 〃 溶剤(トルエン/メチルエチルケトン)
200 〃 } 接着剤組成 {ポリエステル樹脂 30重量部 シリカ 10 〃 溶剤(トルエン/メチルエチルケトン)
70 〃 } 各層の塗布に用いたグラビアベタ版と乾燥膜厚
は次の通りである。
【表】 転写箔は120℃の加熱炉に導いて15秒間加熱を
行い、イソシアネート樹脂の反応を促進した後
に、40℃の保温室で3日間養生を行つて硬化反応
を完結させた。 こうして得られた転写箔を用いて、転写鋼板を
製造した。 まず、板厚0.5mmの電気亜鉛めつき鋼板の表面
に、脱脂、化成処理を行つた後、エポキシ樹脂系
のプライマーを3μの膜厚となる様に塗布し、280
℃の加熱炉で50秒焼き付け乾燥を行つた。 次にフローコーターを用いて、ネズミ色に調色
した直鎖型ポリエステル樹脂の下地塗料を15μの
膜厚になる様に塗布し、280℃の加熱炉で50秒間
焼き付け乾燥を行い、炉から出て板温度が150℃
に冷却した時点で前述の転写箔をゴムロールで圧
着、転写させた。この際、基体フイルムは剥離せ
ず化粧鋼板の保護フイルムとした。 得られた化粧鋼板は、表面に格子状の艶変化模
様を有するブラツクメタリツク調の仕上り外観を
有し、極めて意匠性の高いものであつた。またそ
の物性を調べたところ、加工性、密着性、表面硬
度、耐摩耗性、耐熱性、耐煮沸性、耐汚染性、耐
溶剤性、耐腐食性、耐候性ともに、高い水準を示
した。 次に比較例を挙げて実施例との対比を示す。 (比較例 1) 実施例において、転写箔の構成中剥離ニス層を
省略したもの。 (比較例 2) 実施例において、表面保護層として熱可塑性ア
クリル樹脂を使用したもの。 (比較例 3) 実施例において、接着層を省略したもの。 (比較例 4) 実施例において、下地塗料としてオイルフリー
ポリエステル樹脂を使用したもの。
【表】 (発明の効果) 既存の単色塗装ラインの最終部に転写装置を
付加するだけの簡単な設備変更で意匠性の高い
化粧金属板が生産出来るため、経済効果が大で
ある。 イソシアネート樹脂硬化型の表面保護層を有
するため、表面性能が優れている。 イソシアネートに対する活性の少い剥離ニス
層及び接着剤層を用いているため、転写箔の保
存安定性が大である。 インキにポリオール成分を含むため、転写層
全体の層間強度が大である。 下地塗膜に直鎖型高分子ポリエステル樹脂を
用いたので、加工性、耐衝撃性に優れている。 転写工程の後でトツプコート層の形成や加熱
の工程がないため、転写基体フイルム上に設け
た艶変化模様が正確に再現されるばかりでな
く、ごみの付着する機会が少く、収率が高い。 転写基体フイルムが保護フイルムとして使用
出来るため、全体のコストは低下する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、転写箔を金属板表面に圧着した後に
転写基体フイルムを剥離している状態を示し、第
2図と第3図は転写箔を作製する工程を、第4図
は金属板の表面に下地処理を施す工程を、第5図
は転写箔を金属表面に圧着する工程を各々示す説
明図である。 1……ポリエステルフイルム、2……艶調整ニ
ス層、3……艶消しニス、4……転写基体フイル
ム、5……剥離ニス層、6……表面保護層、7…
…絵柄層、8……隠蔽層、9……接着剤、10…
…金属板、11……プライマー層、12……下地
塗膜、13……転写箔、14……ゴムロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の工程より成る化粧金属板の製造方法。 1 ポリエステルフイルムの表面全面にメラミン
    樹脂を主成分とする艶調整ニスを塗布し、次い
    でメラミン樹脂及びマツト剤を主成分とする艶
    消しニスを任意の絵柄状に印刷し、全体を加熱
    する事により一体硬化せしめて転写用基体フイ
    ルムを作成する工程。 2 前工程で得られた転写用基体フイルムの表面
    に、イソシアネート樹脂に対する活性の低い透
    明ニスから成る剥離層を設け、次にイソシアネ
    ート樹脂硬化型透明ニスから成る表面保護層を
    設け、次にイソシアネート樹脂と反応するポリ
    オール成分をバインダーとして含むインキで必
    要に応じて任意の絵柄層を形成し、次いで同じ
    インキで隠蔽ベタ層を形成し、更にイソシアネ
    ート樹脂に対して活性の低い接着剤の層を設け
    て転写箔を得る工程。 3 必要な前処理を施した金属板の表面に、メラ
    ミン樹脂を硬化剤として用いた直鎖型高分子ポ
    リエステル樹脂を主成分とする下地塗膜を形成
    し、加熱硬化せしめる工程。 4 下地塗膜の表面に、前記転写箔を圧着し、金
    属板の余熱を利用して転写せしめる工程。 5 必要に応じて鋼板の切断、折曲げ等の加工を
    行う工程。 6 転写用基体フイルムを剥離除去する工程。
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