JPH0248368Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248368Y2 JPH0248368Y2 JP10216985U JP10216985U JPH0248368Y2 JP H0248368 Y2 JPH0248368 Y2 JP H0248368Y2 JP 10216985 U JP10216985 U JP 10216985U JP 10216985 U JP10216985 U JP 10216985U JP H0248368 Y2 JPH0248368 Y2 JP H0248368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- container
- cap
- opening
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、主として液体を収容する容器の開口
部に螺合されて開口を閉じる容器用キヤツプに関
する。
部に螺合されて開口を閉じる容器用キヤツプに関
する。
（従来の技術）
液体の取扱に使用される容器においては、収容
液の注入・取出しのための開口を閉じるキヤツプ
が必要である。
液の注入・取出しのための開口を閉じるキヤツプ
が必要である。
従来から一般に使用されている容器用キヤツプ
は、一例を第５図に示すように、略逆皿形状を呈
し、容器１の開口２の外方に付された雄ネジに係
合する雌ネジを付され、弾性を備えるガスケツト
を介挿されて容器１の開口部に螺合されている。
は、一例を第５図に示すように、略逆皿形状を呈
し、容器１の開口２の外方に付された雄ネジに係
合する雌ネジを付され、弾性を備えるガスケツト
を介挿されて容器１の開口部に螺合されている。
（考案が解決しようとする問題点）
上記した容器用キヤツプにおいては、反転を阻
止する手段が講じられていないために、容器とキ
ヤツプの間の熱による膨脹・収縮の相異、振動等
によりネジのゆるみを生じて収容液の漏れ出しを
招来し、最悪の場合はキヤツプの脱落を見ること
がある。
止する手段が講じられていないために、容器とキ
ヤツプの間の熱による膨脹・収縮の相異、振動等
によりネジのゆるみを生じて収容液の漏れ出しを
招来し、最悪の場合はキヤツプの脱落を見ること
がある。
本考案は、上記した問題点を解消して、ネジの
ゆるみを生じさせることのない容器用キヤツプの
構造を提示することを目的とするものである。
ゆるみを生じさせることのない容器用キヤツプの
構造を提示することを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、容器の開口部に螺合されるキヤツプ
本体の側方に、薄肉に形成された蝶番を介して、
略板状を呈し、容器の開口部の基部に形成された
止め溝と係合する係止爪を先端に形成されたスト
ツパを付設し、更に、該ストツパとキヤツプ本体
との間に、ストツパを係止爪が止め溝側へ接近す
る方向に付勢するバネ部材が介挿される構成とな
すものである。
本体の側方に、薄肉に形成された蝶番を介して、
略板状を呈し、容器の開口部の基部に形成された
止め溝と係合する係止爪を先端に形成されたスト
ツパを付設し、更に、該ストツパとキヤツプ本体
との間に、ストツパを係止爪が止め溝側へ接近す
る方向に付勢するバネ部材が介挿される構成とな
すものである。
互いに係合する止め溝及び係止爪は、一方の面
の傾斜を大きく、他方の面の傾斜を小さく形成さ
れて略鋸歯状の断面形状を呈し、ネジが締まる方
向のキヤツプの回転を許し、ネジがゆるむ方向の
回転を阻止するように形成される。
の傾斜を大きく、他方の面の傾斜を小さく形成さ
れて略鋸歯状の断面形状を呈し、ネジが締まる方
向のキヤツプの回転を許し、ネジがゆるむ方向の
回転を阻止するように形成される。
ストツパ及び蝶番は、ともにキヤツプ本体と一
体的に成形され、蝶番は、0.5mm程度又はそれ以
下の薄肉に形成されてキヤツプ本体に対するスト
ツパの傾斜を可変にするようになされる。
体的に成形され、蝶番は、0.5mm程度又はそれ以
下の薄肉に形成されてキヤツプ本体に対するスト
ツパの傾斜を可変にするようになされる。
（作用）
上記した構成を備える容器用キヤツプが容器の
開口部に螺合された際には、ネジ部材に付勢され
たストツパ先端の係止爪と容器の開口部基部の止
め溝との係合が、容器に対するキヤツプの回転を
阻止する。
開口部に螺合された際には、ネジ部材に付勢され
たストツパ先端の係止爪と容器の開口部基部の止
め溝との係合が、容器に対するキヤツプの回転を
阻止する。
容器開口の開放に際しては、バネ部材の圧縮に
よりストツパの係止爪の止め溝に対する係合が解
かれ、容器に対するキヤツプの回転が可能とな
る。
よりストツパの係止爪の止め溝に対する係合が解
かれ、容器に対するキヤツプの回転が可能とな
る。
（実施例）
第１図乃至第３図の実施例においては、略板状
を呈し、容器１の開口部の基部に付された止め溝
３に係合する係止爪６を先端に付されたストツパ
５が、薄肉に形成された蝶番７を介してキヤツプ
本体４の側方に付設され、キヤツプ本体４とスト
ツパ５の間に、弾性線材を略Ｖ字形状に曲げ加工
されて成るバネ部材９が、一方をストツパ５に形
成された溝及び孔に挿入され、他方をキヤツプ本
体４に形成された溝に挿入されて介挿されてい
る。
を呈し、容器１の開口部の基部に付された止め溝
３に係合する係止爪６を先端に付されたストツパ
５が、薄肉に形成された蝶番７を介してキヤツプ
本体４の側方に付設され、キヤツプ本体４とスト
ツパ５の間に、弾性線材を略Ｖ字形状に曲げ加工
されて成るバネ部材９が、一方をストツパ５に形
成された溝及び孔に挿入され、他方をキヤツプ本
体４に形成された溝に挿入されて介挿されてい
る。
回転時にトルクを付加されるストツパ５の先端
側を支えるために、キヤツプ本体４の端部に支え
溝１０が設けられ（第３図）、ストツパ５を防護
するとともに回転時の手掛りの機能をなす凸部１
１が、ストツパ５の両側に付設されている。
側を支えるために、キヤツプ本体４の端部に支え
溝１０が設けられ（第３図）、ストツパ５を防護
するとともに回転時の手掛りの機能をなす凸部１
１が、ストツパ５の両側に付設されている。
止め溝３及び係止爪６は、第４図に詳細を示す
ように、一方の面の傾斜を大きく、他方の面の傾
斜を小さく形成されて略鋸歯状の断面形状を呈
し、ネジ込み時においては、ストツパ５がバネ部
材９を圧縮して止め溝３の小傾斜面を乗り越える
ことにより、キヤツプ本体４の回転を可能にし、
ネジがゆるむ方向の回転時には、ストツパの５が
止め溝３の大傾斜面にロツクされてキヤツプの回
転を阻止するように形成されている。
ように、一方の面の傾斜を大きく、他方の面の傾
斜を小さく形成されて略鋸歯状の断面形状を呈
し、ネジ込み時においては、ストツパ５がバネ部
材９を圧縮して止め溝３の小傾斜面を乗り越える
ことにより、キヤツプ本体４の回転を可能にし、
ネジがゆるむ方向の回転時には、ストツパの５が
止め溝３の大傾斜面にロツクされてキヤツプの回
転を阻止するように形成されている。
（考案の効果）
本考案の容器用キヤツプが、上記したように、
容器の開口部の基部に形成された止め溝に係合す
る係止爪を先端に付され、薄肉に形成された蝶番
を介してキヤツプ本体に連結されたストツパを有
し、該ストツパとキヤツプ本体との間に、ストツ
パを係止爪が止め溝側へ接近する方向に付勢する
バネ部材を介挿された構成を備えていることによ
り、容器の開口部に螺合された際に、キヤツプの
ゆるみ方向への回転が係止爪と止め溝の係合によ
りロツクされるので、容器とキヤツプの熱による
相対的な膨脹又は収縮或いは振動等によるネジの
ゆるみを生じるおそれが完全に解消される。
容器の開口部の基部に形成された止め溝に係合す
る係止爪を先端に付され、薄肉に形成された蝶番
を介してキヤツプ本体に連結されたストツパを有
し、該ストツパとキヤツプ本体との間に、ストツ
パを係止爪が止め溝側へ接近する方向に付勢する
バネ部材を介挿された構成を備えていることによ
り、容器の開口部に螺合された際に、キヤツプの
ゆるみ方向への回転が係止爪と止め溝の係合によ
りロツクされるので、容器とキヤツプの熱による
相対的な膨脹又は収縮或いは振動等によるネジの
ゆるみを生じるおそれが完全に解消される。
第１図乃至第４図は、本考案の一実施例を示す
もので、第１図は断面図、第２図は平面図、第３
図は異つた姿勢の断面図、第４図は、第１図上に
矢印−を付して示した位置における矢視図、
第５図は、従来技術による容器用キヤツプの一例
の断面図である。 １……容器、２……開口、３……止め溝、４…
…キヤツプ本体、５……ストツパ、６……係止
爪、７……蝶番、９……バネ部材、１０……支え
溝、１１……凸部。
もので、第１図は断面図、第２図は平面図、第３
図は異つた姿勢の断面図、第４図は、第１図上に
矢印−を付して示した位置における矢視図、
第５図は、従来技術による容器用キヤツプの一例
の断面図である。 １……容器、２……開口、３……止め溝、４…
…キヤツプ本体、５……ストツパ、６……係止
爪、７……蝶番、９……バネ部材、１０……支え
溝、１１……凸部。
Claims (1)
- 容器１の開口部に螺合されて開口２を閉じる容
器用キヤツプにおいて、前記容器１の開口部の基
部に形成された止め溝３に係合する係止爪６を先
端に付され、薄肉に形成された蝶番７を介してキ
ヤツプ本体４に連結されたストツパ５を有し、該
ストツパ５と前記キヤツプ本体４との間に、前記
ストツパ５を、前記係止爪６が前記止め溝３側へ
接近する方向に付勢するバネ部材９を介挿されて
成る容器用キヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10216985U JPH0248368Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10216985U JPH0248368Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211741U JPS6211741U (ja) | 1987-01-24 |
| JPH0248368Y2 true JPH0248368Y2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=30973568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10216985U Expired JPH0248368Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0248368Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003526212A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 発光変換素子を備えた、光を放射する半導体ボディの製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8286819B1 (en) * | 2010-05-12 | 2012-10-16 | Morris Jr Glenn H | Pail with locking lid |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP10216985U patent/JPH0248368Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003526212A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 発光変換素子を備えた、光を放射する半導体ボディの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211741U (ja) | 1987-01-24 |
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