JPH0248087Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248087Y2
JPH0248087Y2 JP1985034148U JP3414885U JPH0248087Y2 JP H0248087 Y2 JPH0248087 Y2 JP H0248087Y2 JP 1985034148 U JP1985034148 U JP 1985034148U JP 3414885 U JP3414885 U JP 3414885U JP H0248087 Y2 JPH0248087 Y2 JP H0248087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
rocker arm
blank
actuator
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985034148U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61152325U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985034148U priority Critical patent/JPH0248087Y2/ja
Priority to US06/838,594 priority patent/US4722214A/en
Publication of JPS61152325U publication Critical patent/JPS61152325U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248087Y2 publication Critical patent/JPH0248087Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、所定形状に切断された板材(ブラン
ク)の前端縁を直線的に折曲げる折曲げ機に関
し、更に詳しく述べると、挟持されたブランクに
所定の曲げを与える折曲げブレードを保持し該折
曲げブレードにブランクと直交する垂直運動を与
えるブレードホルダ部分の改良に関する。
(従来の技術) 従来の折曲げ機101におけるブレードホルダ
102は、第4図に示すように、油圧シリンダ1
03によつて支持され、その先端に上下一対の折
曲げブレード104が設けられ、背面のスライド
部105に案内されて垂直に昇降するようになつ
ている。また、この折曲げブレード104は、ブ
レードホルダ102に対し固定的に取付けられて
はおらず、ブレードホルダ102との間にアクチ
ユエータ106及び位置決め用の楔部材107等
を介して取付けられている。そして、このアクチ
ユエータ106及び楔部材107等を動作するこ
とにより、折曲げブレード104は、前後方向、
つまり第4図の拡大図において水平方向に近似直
線運動させている。これは、板厚や折曲げ角度の
変更に対応させて折曲げブレード104の位置を
変更するためである(詳細は、実開昭58−147624
号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この折曲げ機101におけるブ
レードホルダ102は、アクチユエータ106及
び楔部材107等を動作して折曲げブレード10
4を水平方向に近似直線運動させる場合は、極め
て狭い範囲でしか折曲げブレード104を移動さ
せることができない。このため、この折曲げブレ
ード104の移動は、スプリングバツクを見越し
た位置までブランクWを深く折曲げるために使用
されているにすぎない。
また、この折曲げ機101では、アクチユエー
タ106及び楔部材107が折曲げブレード10
4の反力を受けるので、剛性メンバーたるブレー
ドホルダ102に直接固定する場合に比べて剛性
が極めて劣る。従つて、種々異なる板厚のブラン
ク、特に厚板材の折曲げに使用できず、専ら薄板
の折曲げに限定使用されている。また剛性が低い
ため折曲げ精度も上らず、特に板厚が厚いものほ
ど精度が低下するという欠点がある。
さらに、折曲げブレード104の移動範囲が狭
いことから、折曲げブレード104とブランクホ
ルダ(図示せず)との間のクリアランス(間隔)
はほぼ板厚程度にせざるを得ず、折曲げ時にしご
き傷を残すことが多い。
本考案は、上述した従来技術の欠点、不具合を
解消するためになされたもので、薄板から厚板ま
で幅広く使用でき、しかも正確に折曲げ得る折曲
げ機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本考案の折曲げ機
は、ブランクの前端縁が所定長突出するように挟
持するブランクホルダと、このブランクホルダに
近接した位置でほぼ垂直方向に移動する折曲げブ
レードとを有する折曲げる折曲げ機において、先
端に前記折曲げブレードが取付けられた断面C字
状のブレードホルダを有する1本のロツカーアー
ムと、このロツカーアームの基端部が連設される
部分であつて、前記折曲げ機の本体フレームに取
付けられた支持軸に対して該ロツカーアーム全体
を水平方向に変位させるように偏心して設けられ
た偏心部材と、前記支持軸に基端が固着されたリ
ンクの先端に連結され、このリンクを介して前記
偏心部材に回転させる第1アクチユエータと、こ
の第1アクチユエータによる偏心部材の回転位置
を調節するためのストツパと、前記ロツカーアー
ムを上下方向に揺動させる第2アクチユエータ
と、前記第1アクチユエータの動作後に前記第2
アクチユエータが動作するように制御する制御部
とを有している。
(作用) このように構成した本考案に係る折曲げ機で
は、偏心部材を回動させることにより、ロツカー
アーム全体を水平移動させて折曲げブレードとブ
ランクホルダとの間のクリアランスを偏芯量の2
倍の範囲内で自由に設定することができる。しか
も、折曲げブレードはブレードホルダに固定され
一体となつて強固に支持されているため、可動式
の従来の折曲げブレードに比べ極めて剛性が高
く、曲げ抵抗の大きなブランクでも正確に折曲げ
得る。よつて、折曲げ機は薄板のみならず厚板の
折曲げにも使用できる。
また、従来の折曲げ機は、実質的にスプリング
バツクを補うためにのみ折曲げブレードがそれ自
体の揺動によつて数mmの範囲で水平移動させてい
るが、本考案の折曲機は、飛躍的に大幅な範囲で
クリアランスを自由に設定できることから、板厚
以上のクリアランスを取つて曲げ加工を実施で
き、折曲げ時の傷も力も少ない。
更に、ロツカーアームを水平方向に動作させる
場合に、第1アクチユエータの動作をリンクを介
して偏心部材に伝達し、この偏心部材を支持軸を
中心として回動するので、テコの原理でロツカー
アームを動作することになり、前記偏心部材に回
転させる第1アクチユエータは僅かな力でロツカ
ーアームを動作させることができ、しかも折曲げ
精度も大幅に向上する。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す概略原理図
である。折曲げ機は、両側に本体フレーム5を有
し、本体フレーム5の頂部に設けられた駆動シリ
ンダ12によつてラム4が昇降し得るようになつ
ている。ラム4の下面には、回動可能に上型1が
取付けられ、上型1に対向する下型2は、本体フ
レーム5に固定されている。そして上型1と下型
2とによりブランクWを保持するブランクホルダ
3が構成されている。ブランクWは、折曲げ加工
が行なわれる場合には、ブランクホルダ3より所
定長突出した位置で挟持され、その突出した先端
縁W1が折曲げブレード6により上方又は下方に
折り曲げられる。折曲げブレード6は、断面C字
状のブレードホルダ21の先端に取付けられ、ブ
レードホルダ21は、1本のロツカーアーム7の
先端に固定的に取付けられている。ロツカーアー
ム7には、第1アクチユエータ8と、一対の第2
アクチユエータ9,10が取付けられている。第
1アクチユエータ8は、ロツカーアーム7を水平
移動させるものであり、第2アクチユエータ9,
10は、ロツカーアーム7を上下に揺動運動させ
ることにより折曲げブレード6により折曲げ加工
を行なうものである。
上型1と下型2は、通常少なくともその前端面
及び両側端面が内方に傾斜する逃げ面を有し、ブ
ランクWの縁を直角以上に折曲げることができる
ようになつている。また、上型1はブランクWの
幅に合わせて型幅を変更可能な分割型により構成
することが好ましい。例えば、本実施例の場合、
薄板から成るセグメント型11とその両端に位置
する一対のブロツク型(図示省略)との組み合わ
せによつて所定幅の上型1を形成し、所望数量の
セグメント型11を型中心から左右に同量抽出し
てブロツク型間に反転挿入するようにしている。
本考案は、これに限定されるものではなく、一つ
のブロツク型により上型1を形成してもよいこと
は言うまでもない。
なお、ラム4には、両端に同軸的に取付けられ
たギヤ13が設けられ、フレーム5に固着された
ラツク14と夫々噛合され、これによつてラム4
の左右の動きの同調を図り、滑らかに真直ぐ昇降
するようになつている。
上型1を支持するラム4には、折曲げ加工時の
上型1の湾曲を防止し、折曲げ加工時に真直ぐな
折曲げ線が得られるように、バツクアツプ装置1
5が設けられている。バツクアツプ装置15は、
ラム4と一体成形されたバツクアツプヒール16
と、本体フレーム5側に調整移動可能に取付けら
れたバツクアツプブロツク17とから成り、ブラ
ンクホルダ3が下降してブランクWを挟持する際
に、バツクアツプヒール16とバツクアツプブロ
ツク17が係合するようにしている。これにより
上型1を相対的に後押し、曲げ加工時に上型1が
後方へ押し戻されるのを防止している。なお、バ
ツクアツプブロツク17は位置調整用ねじ棒18
を有し、そのねじ棒18を本体フレーム5に固着
されたブラケツト19に貫通させて位置調整用ナ
ツト20と螺合させることにより、バツクアツプ
量を調整可能としている。
特に、本実施例では、ロツカーアーム7の基端
部は、第1図及び第2図A,B,Cに示すよう
に、水平方向に変位させる偏心部材22に当接し
ている。
偏心部材22は、第2図Bに示すように本体フ
レーム5に対し回動可能に設けられた支持軸Sの
一部により構成され、その回転中心はO2は、前
記支持軸Sの回転中心O1に対してeだけ下方に
偏心している。偏心部材22にはロツカーアーム
7の基端部が取付けられ、このロツカーアーム7
の近傍にはその周縁の一部が径方向に突出したリ
ンク22aが設けられている。リンク22aの基
端部はキーkにより前記支持軸Sに固着され、こ
の先端部は、ピンpにより第1アクチユエータ8
が連結されている。従つて、偏心部材22は、第
1アクチユエータ8よりリンク22aを作動する
ことにより回動され、偏心部材22の回動は、ロ
ツカーアーム7の支店の移動、換言すれば、折曲
げブレード6のブランクホルダ3に対する接近量
の変更を意味し、ブランクWの折曲げ角度を変化
させることになる。また、ロツカーアーム7を水
平方向に動作させる場合に、第1アクチユエータ
8の動作をリンク22aを介して偏心部材22に
伝達し、偏心部材22を支持軸Sを中心として回
動するので、テコの原理でロツカーアーム7を動
作することになり、偏心部材22を回転させる第
1アクチユエータ8は僅かな力でロツカーアーム
7を動作させることができることになる。
また、偏心部材22の回動量を制御するため、
第1図に示すようにリンク22aの揺動端を定め
る可動ストツパ23が第1アクチユエータ8と対
向する位置に設けられている。ストツパ23は、
本実施例の場合、正逆回転可能なスクリユーロツ
ド24と、これに螺合する雌ねじを螺設したブラ
ケツト25とから成り、任意にあるいはプログラ
ムに従つて適宜スクリユーロツド24をアクチユ
エータ8に向けて突出するものである。
一方、ロツカーアーム7の先端には、第2アク
チユエータ9,10が取付けられている。第2ア
クチユエータ9,10は、一対の復動式油圧シリ
ンダであり、両者が同時に駆動することによつて
ロツカーアーム7を所定範囲内で自在に揺動しか
つ任意位置に停止し得るようになつている。第2
アクチユエータ9,10は第3図に示すように、
上方のアクチユエータ9の第1室と下方のアクチ
ユエータ10の第2室及び上方のアクチユエータ
9の第2室と下方のアクチユエータ10の第1室
とが夫々連結され、一方のアクチユエータ9若し
くは10の伸長と他方のアクチユエータ10若し
くは9の縮長とを同時に行なうことができるよう
に配管されている。
これによつてロツカーアーム7は、押し上げら
れると同時に引上げられたり、あるいは押し下げ
られると同時に引下げられることになり、移動抵
抗を軽減して迅速かつ滑らかに上下方向に揺動可
能となる。ここにおいて、第1室とはピストンロ
ツドが占位する側の室、第2室とはその反対側の
室を指す。
第1アクチユエータ8と第2アクチユエータ
9,10との関係は、第1アクチユエータ8の動
作後に第2アクチユエータ9,10が動作するよ
うに制御部(図示せず)により制御される。な
お、制御部には、ブランクWの寸法及び作業手順
等もプログラムされている。
次に作用を説明する。
予めブランクWの寸法及び作業手順等を入力
し、制御部を操作することにより、折曲げ機は所
定のプログラムに基づいて作動を開始する。
まず、制御部からの信号により上型1が所定幅
に設定される。そして、上型1と下型2とにより
構成されたブランクホルダ3に、図示しない前面
テーブルにおいて幅決めされたブランクWが送り
込まれ、ブランクWの先端縁W1がブランクホル
ダ3から所定量突出した状態に位置決めされて挟
持される。
次に、第1アクチユエータ8を作動し、駆動リ
ンク22aを介して支持軸Sを所定量回動し、偏
心部材22によりロツカーアーム7を水平移動す
る。
この場合、第1アクチユエータ8のピンPに作
用する駆動力をF、支持軸Sの回転中心O1から
ピンPまでの距離をl、支持軸Sを回動するため
のトルクをTとすれば、 eT=Fl F=eT/l となる。
したがつて、テコの原理により偏心部材22を
回転させる第1アクチユエータ8は僅かな力でロ
ツカーアーム7を動作させることができる。
また、前記ロツカーアーム7の水平移動により
折曲げブレード6とブランクホルダ3との間のク
リアランスは板厚以上の所定間隔に設定される。
ブランクWの先端縁W1を90゜上方に折曲げる場
合には、前記制御部からの信号により、前述の状
態のまま上下の第2アクチユエータ9,10を両
者同時に作動する。これによりロツカーアーム7
は、偏心部材22を支点として揺動する。ロツカ
ーアーム7の上昇により折曲げブレード6も上昇
し、ブランクホルダ3から突出したブランクWの
先端縁W1は緩やかに折曲げられる。このとき、
折曲げブレード6とブランクホルダ3との間は板
厚t以上のクリアランスが設けられているので、
ブランクWの角が強くしごかれることなく曲げら
れ、傷が付く虞はない。なお、クリアランスの量
は、2.5t程度とすることが好ましいが、本考案は
これに限定されるものではない。
折曲げブレード6が所定位置まで上昇しブラン
クWが緩やかに折曲げられた後、プログラムに従
つてストツパ23のスクリユーロツド24を所定
量後退させ、スプリングバツクを見越した曲げ角
度に対応する位置に偏心部材22を変更する。こ
れは、第1アクチユエータ8を作動させて駆動リ
ンク22aがスクリユーロツド24に突当たるま
で揺動させることにより行なう。これにより、偏
心部材22は偏心した位置をとり、ロツカーアー
ム7の支点位置を変え、ロツカーアーム7はブラ
ンクホルダ3側へ水平移動する。つまり折曲げブ
レード6をブランクホルダ3側へ押込み、ブラン
クWの先端縁W1をスプリングバツク量を見越し
た位置まで更に深く折曲げる。このロツカーアー
ム7の水平移動量は回動した偏心部材22の水平
方向移動成分と一致し、最大偏心量eの2倍の範
囲で設定される。
なお、本実施例では、前述の折曲げブレード6
とブランクホルダ3との間のクリアランスの設定
と、折曲げブレード6の上昇によつて折曲げられ
たブランクWの先端縁W1を更に深く折曲げるた
めの折曲げブレード6の水平移動量の設定とを一
つのストツパ23によつて実施しているが、夫々
に対応する別個のストツパないし位置決め手段・
コントロール装置を装備しても良い。
曲げ加工完了後、ロツカーアーム7は第1アク
チユエータ8の逆作動により後退し、次いで上下
の第2アクチユエータ9,10の逆作動によつて
適宜待避位置まで下降して次の作業に備える。こ
こで、ロツカーアーム7ひいては折曲げブレード
6の待避位置は、無駄な昇降移動を省くため、リ
ミツトスイツチL1,L2,L3,L4を利用してブラ
ンクの加工条件等に対応させて適宜変更すること
ができる。つまり、リミツトスイツチL1,L2
第2アクチユエータ10の両ストロークエンドの
近傍に設けて上下の折曲げブレード6の上昇端な
いし下降端を決定する一方、これらの間に折曲げ
ブレード6の待避位置を定めるリミツトスイツチ
を必要なだけ、例えば下側の折曲げブレード6が
ブランクホルダ3の直下に位置する地点及び上側
の折曲げブレード6がブランクホルダ3の直上に
位置する地点に対応する位置にリミツトスイツチ
L3,L4を夫々設け、使用しようとする側の折曲
げブレード6をブランクホルダ3の近傍に待避さ
せて無駄な動きを防ぐことができる。
折曲げブレード6の待避後、ブランクホルダ3
の上型1をインチング上昇させてブランクWを自
由にし、折曲げられたブランクWの先端縁W1
上型1との干渉を回避するためあるいはブランク
Wの先端縁W1をさらに折曲げるためブランクW
を前方へ適量送り込む。次いで、上型1を抜いて
ブランクWの取出しを図るか、あるいは再びブラ
ンクホルダ3を閉じて更に折曲げ加工を上述の手
順に従つて行う。また、取出されたブランクWは
未加工辺が残つている場合には図示しないブラン
ク搬入搬出装置において水平面で回転させ、未加
工辺を先端縁として割出した後再びブランクホル
ダ3内へ送り込む。勿論、予定された辺が全て折
曲げられた所望の製品とされたものは図示しない
前面テーブルまで取出された図示しないマグネツ
トコンベアなどによつて搬出される。
以上説明した折曲げ機は、本考案の一実施例で
あつて、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々の変形可能である。例えば、偏心部材22
は、支持軸Sの一部により形成したが、別途カム
部材を用い、これにロツカーアーム7を当接した
状態で位置制御してもよい。また、偏心部材22
の駆動源たる第1アクチユエータ8、ロツカーア
ーム7の駆動源である第2アクチユエータ9,1
0はシリンダ方式に限らず揺動形アクチユエータ
や油圧モータ等で実施可能である。また、その作
動も、差圧式油圧シリンダを使用し、作動油の切
換弁等をコントロールすることによつて実施可能
である。また、この第2アクチユエータ9,10
は必ずしも一対設ける必要はなく、単一の油圧シ
リンダを用いて行なうこともできる。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなように、本考案の折曲
げ機は、偏心部材を回動させることによりロツカ
ーアーム全体を水平移動させて折曲げブレードと
ブランクホルダとの間のクリアランスを偏芯量の
2倍の範囲内で自由に設定することができる。し
かも、折曲げブレードはブレードホルダに固定さ
れ一体となつて強固に支持されているため、剛性
が高く、正確な折曲げが可能で、種々の板厚のも
の折曲げに使用できる。
また、この折曲げ機は、ロツカーアームの移動
抵抗や慣性が軽減し、テコの原理で僅かな力で駆
動でき、俊敏な曲げ作業を高い精度で行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の折曲げ機の一実施例を示す概
略原理図、第2図Aはロツカーアーム部分の分解
斜視図、第2図Bは第2図AのB−B線に沿う断
面図、第2図Cは第2図BのC−C線に沿う断面
図、第3図は複動式アクチユエータの油圧回路
図、第4図は従来の折曲げ機を示す斜視図であ
る。 3……ブランクホルダ、5……本体フレーム、
6……折曲げブレード、7……ロツカーアーム、
8……第1アクチユエータ、9,10……第2ア
クチユエータ、22……偏心部材、22a……リ
ンク、S……支持軸、23……ストツパ、W……
ブランク、W1……前端縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブランクWの前端縁W1が所定長突出するよう
    に挟持するブランクホルダ3と、このブランクホ
    ルダ3に近接した位置でほぼ垂直方向に移動する
    折曲げブレード6とを有する折曲げる折曲げ機に
    おいて、 先端に前記折曲げブレード6が取付けられた断
    面C字状のブレードホルダ21を有する1本のロ
    ツカーアーム7と、 このロツカーアーム7の基端部が連設される部
    分であつて、前記折曲げ機の本体フレーム5に取
    付けられた支持軸Sに対して該ロツカーアーム全
    体を水平方向に変位させるように偏心して設けら
    れた偏心部材22と、 前記支持軸Sに基端が固着されたリンク22a
    の先端に連結され、このリンク22aを介して前
    記偏心部材に回転させる第1アクチユエータ8
    と、 この第1アクチユエータ8による偏心部材22
    の回転位置を調節するためのストツパ23と、 前記ロツカーアーム7を上下方向に揺動させる
    第2アクチユエータ9,10と、 前記第1アクチユエータ8の動作後に前記第2
    アクチユエータ9,10が動作するように制御す
    る制御部とを有する折曲げ機。
JP1985034148U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0248087Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985034148U JPH0248087Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12
US06/838,594 US4722214A (en) 1985-03-12 1986-03-11 Split die for holding work during bending operation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985034148U JPH0248087Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152325U JPS61152325U (ja) 1986-09-20
JPH0248087Y2 true JPH0248087Y2 (ja) 1990-12-18

Family

ID=30537248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985034148U Expired JPH0248087Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248087Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724865B2 (ja) * 1987-03-06 1995-03-22 株式会社アマダ 板材折曲げ加工機
JPH0724863B2 (ja) * 1987-03-06 1995-03-22 株式会社アマダ 板材折曲げ加工機
JPH087939Y2 (ja) * 1989-11-14 1996-03-06 株式会社アマダ 板材折曲げ加工機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103625A (ja) * 1984-10-29 1986-05-22 Maru Kikai Kogyo Kk パネルフオ−マ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103625A (ja) * 1984-10-29 1986-05-22 Maru Kikai Kogyo Kk パネルフオ−マ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61152325U (ja) 1986-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3249559B2 (ja) 曲げ成形機械とその曲げ方法
KR890004036B1 (ko) 절곡기의 공구길이 조정장치
JPH0248087Y2 (ja)
JP2002263754A (ja) 負角成形型の回転カム駆動装置
CN220259367U (zh) 一种钣金折弯机器人智能转向机构
JPH0555207B2 (ja)
JPH0217695Y2 (ja)
US4210007A (en) Bending machine
JP2632919B2 (ja) 板材折曲げ加工機
JPH03180215A (ja) 折曲げ加工機
JPH0635015B2 (ja) 折曲げ追従方法およびその装置
JP4083162B2 (ja) 曲げ加工機
JP4474130B2 (ja) 回転割出しテーブル装置および同装置を用いた板材折曲げ加工装置
JP2632918B2 (ja) 板材折曲げ加工機
JPH0618648Y2 (ja) 板材折曲げ加工機
CN214927511U (zh) 一种共轭凸轮摸膜装置
JPH087932Y2 (ja) 曲げ機械の工具位置制御装置
CN114210779B (zh) 一种固定式深喉颈压可调式折弯机
JP2533801B2 (ja) プレスブレ―キ
US3958436A (en) Dynamically controlled forming by drawing machine
JPS6016418Y2 (ja) 折りたたみ装置における曲げ角度調整装置
JPH035887B2 (ja)
JPS63268599A (ja) 油圧プレス
JPH06320219A (ja) プレスブレーキの油圧制御回路
JP3086073B2 (ja) リードフレームの加工機