JPH0247540Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247540Y2 JPH0247540Y2 JP5532484U JP5532484U JPH0247540Y2 JP H0247540 Y2 JPH0247540 Y2 JP H0247540Y2 JP 5532484 U JP5532484 U JP 5532484U JP 5532484 U JP5532484 U JP 5532484U JP H0247540 Y2 JPH0247540 Y2 JP H0247540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twisted
- plywood
- twisted plywood
- wire
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011120 plywood Substances 0.000 claims description 32
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、芯線の周囲に多数の素線を、各層
が交互方向に巻回されるように撚合してなる多層
撚りの金属線を自動連続的に得るようにした撚合
せ機に関するものである。
が交互方向に巻回されるように撚合してなる多層
撚りの金属線を自動連続的に得るようにした撚合
せ機に関するものである。
従来のこの種撚合せ機は、中空回転軸の軸上に
多数のボビンを備えてなる2〜3段(枚)の撚合
板を、一定間隔で固定して1ブロツクとし、その
一又は多数を直列的に設置する方式であつたか
ら、各ブロツクの2〜3段の撚合板は、全て正逆
同方向の回転動作しか得られなかつた。従つて仮
に一つのブロツクで多層撚りの金属線を得る場合
には、該ブロツクの上記回転軸内に挿通された芯
線に対し、撚合板上のボビンから必要本数の素線
を引出して撚合した後、一旦巻取りドラム等に巻
取つた上、それを芯として再び上記ブロツクの回
転軸に挿通し、更にその表面に新たな素線を撚合
するという工程を繰返すことにより、所望の索径
を得るようにしたものであつたから、特に大径の
金属線の製造には多大の時間と労力を要し、生産
能率が著しく悪かつた。他方、上記構造のブロツ
クを多数台併用する場合では、第1のブロツクで
一層目の素線を撚合せたものを、上記第1ブロツ
クと直列に配置されて逆方向に回転する第2のブ
ロツクの回転軸に挿通して次層の素線を撚合せ、
順次第3、第4のブロツクに接続して所望の索径
を得るようにすることにより、連続した金属線の
撚合せを行うことも可能ではあつたが、各層毎の
素線数を変化させる必要のある場合などには、素
線の撚り方向や素線の本数の関係などから、不要
な撚合板が生じ、空転撚合板が多発する等の動力
的の不経済性が見られたという問題点があつた。
多数のボビンを備えてなる2〜3段(枚)の撚合
板を、一定間隔で固定して1ブロツクとし、その
一又は多数を直列的に設置する方式であつたか
ら、各ブロツクの2〜3段の撚合板は、全て正逆
同方向の回転動作しか得られなかつた。従つて仮
に一つのブロツクで多層撚りの金属線を得る場合
には、該ブロツクの上記回転軸内に挿通された芯
線に対し、撚合板上のボビンから必要本数の素線
を引出して撚合した後、一旦巻取りドラム等に巻
取つた上、それを芯として再び上記ブロツクの回
転軸に挿通し、更にその表面に新たな素線を撚合
するという工程を繰返すことにより、所望の索径
を得るようにしたものであつたから、特に大径の
金属線の製造には多大の時間と労力を要し、生産
能率が著しく悪かつた。他方、上記構造のブロツ
クを多数台併用する場合では、第1のブロツクで
一層目の素線を撚合せたものを、上記第1ブロツ
クと直列に配置されて逆方向に回転する第2のブ
ロツクの回転軸に挿通して次層の素線を撚合せ、
順次第3、第4のブロツクに接続して所望の索径
を得るようにすることにより、連続した金属線の
撚合せを行うことも可能ではあつたが、各層毎の
素線数を変化させる必要のある場合などには、素
線の撚り方向や素線の本数の関係などから、不要
な撚合板が生じ、空転撚合板が多発する等の動力
的の不経済性が見られたという問題点があつた。
このような実情に鑑み本考案の撚合せ機は、一
面に多数のボビンを環設して、その中心に絞りダ
イスを備えてなる多段の撚合板を同一軸線上に一
定の間隔を保つて支承し、各撚合板が選択的且つ
正逆随意に回転可能であるようにする一方、予め
各撚合板の絞りダイスに挿通された芯線上に、各
ボビンから引出される素線を順次撚合した上、ド
ラムに巻取るようにしたことによつて、叙述した
従来技術の課題を悉く解決したものである。
面に多数のボビンを環設して、その中心に絞りダ
イスを備えてなる多段の撚合板を同一軸線上に一
定の間隔を保つて支承し、各撚合板が選択的且つ
正逆随意に回転可能であるようにする一方、予め
各撚合板の絞りダイスに挿通された芯線上に、各
ボビンから引出される素線を順次撚合した上、ド
ラムに巻取るようにしたことによつて、叙述した
従来技術の課題を悉く解決したものである。
上記構成の本案撚合せ機は、所望の索径と層数
に応じて必要な素線数を1〜複数の撚合板から選
択し、それらの撚合板を正逆交互に駆動させるこ
とで、各層が撚り方向を異にする多層撚りの金属
線が自動連続的に生産可能であるという格別の作
用を有する。
に応じて必要な素線数を1〜複数の撚合板から選
択し、それらの撚合板を正逆交互に駆動させるこ
とで、各層が撚り方向を異にする多層撚りの金属
線が自動連続的に生産可能であるという格別の作
用を有する。
以下、その構成を図面に示す一つの実施例に従
つて更に具体的に述べると、1は同一軸線上に適
当な間隔を保持しつゝ、各個が回転可能に支承さ
れた撚合板であつて、その中心に芯線A及びこれ
に撚合される素線Bが通過可能な絞りダイス1′
を設けると共に、予め、該各ボビン2に巻回され
た素線Bを引出し自在としたものである。
つて更に具体的に述べると、1は同一軸線上に適
当な間隔を保持しつゝ、各個が回転可能に支承さ
れた撚合板であつて、その中心に芯線A及びこれ
に撚合される素線Bが通過可能な絞りダイス1′
を設けると共に、予め、該各ボビン2に巻回され
た素線Bを引出し自在としたものである。
而して、上記撚合板の回転手段の一例を述べる
と、第1図に示す機構は、各撚合板1・1…の下
方が受けローラ(図示せず)などによつて支承さ
れ、外周に歯溝1″を切設する一方、モーター3
の駆動軸4上に上記各撚合板1の歯溝1″にそれ
ぞれ噛合するギヤー5を固着し、更に各撚合板を
正逆回転、又はフリーな状態に選択可能なチエン
ジギヤーボツクス6を配在させることにより、各
撚合板1を選択的に正逆自在に回転並びに停止し
得るようにしたものであるが、この他、ベルト等
を利用することも自由である。
と、第1図に示す機構は、各撚合板1・1…の下
方が受けローラ(図示せず)などによつて支承さ
れ、外周に歯溝1″を切設する一方、モーター3
の駆動軸4上に上記各撚合板1の歯溝1″にそれ
ぞれ噛合するギヤー5を固着し、更に各撚合板を
正逆回転、又はフリーな状態に選択可能なチエン
ジギヤーボツクス6を配在させることにより、各
撚合板1を選択的に正逆自在に回転並びに停止し
得るようにしたものであるが、この他、ベルト等
を利用することも自由である。
尚、図中7は芯線Aが巻回されたボビン、8は
ダイス、又9は撚合された金属線の巻取りドラム
の一部を示す。
ダイス、又9は撚合された金属線の巻取りドラム
の一部を示す。
又、上記実施例において、一段の撚合板で一層
の撚線数を充足させ得ない場合には、第1図の右
側部分に見られるように、後方の撚合板のボビン
から引出される素線Bを前方の撚合板の通孔10
に適宜潜通させた上、両者の素線を総合して使用
するものである。
の撚線数を充足させ得ない場合には、第1図の右
側部分に見られるように、後方の撚合板のボビン
から引出される素線Bを前方の撚合板の通孔10
に適宜潜通させた上、両者の素線を総合して使用
するものである。
叙上の構成に係る本案撚合せ機の撚線原理を述
べると、上記各撚合板1の絞りダイス1′に芯線
Aを挿通した状態で、先ず目的の索径に見合うボ
ビン数を有する1〜複数の撚合板1をダイス8側
から選択して当該各撚合板のボビン2の素線B
を、それぞれ前方の撚合板1の絞りダイス1′に
挿通してモーター3を駆動させ、チエンジギヤー
ボツクス6を介して駆動させるべき撚合板のみを
層別に交互逆方向に回転させることによつて、図
に示したように順次芯線Aの表周に所定数の素線
Bが撚合され、しかも各層が正逆交互の撚り方向
を有する金属線が自動、連続的に得られるのであ
る。
べると、上記各撚合板1の絞りダイス1′に芯線
Aを挿通した状態で、先ず目的の索径に見合うボ
ビン数を有する1〜複数の撚合板1をダイス8側
から選択して当該各撚合板のボビン2の素線B
を、それぞれ前方の撚合板1の絞りダイス1′に
挿通してモーター3を駆動させ、チエンジギヤー
ボツクス6を介して駆動させるべき撚合板のみを
層別に交互逆方向に回転させることによつて、図
に示したように順次芯線Aの表周に所定数の素線
Bが撚合され、しかも各層が正逆交互の撚り方向
を有する金属線が自動、連続的に得られるのであ
る。
尚、この場合、芯線の送り速度は巻取りドラム
9の周速で決定されるから、上記駆動軸4の回転
数を一定のものと仮定すると、ボビン2の公転数
を増大すれば金属線のピツチは密となり、又その
公転数を減少させればピツチは粗くなるが、その
調整はピツチギヤーを変えることによつて自在で
ある。
9の周速で決定されるから、上記駆動軸4の回転
数を一定のものと仮定すると、ボビン2の公転数
を増大すれば金属線のピツチは密となり、又その
公転数を減少させればピツチは粗くなるが、その
調整はピツチギヤーを変えることによつて自在で
ある。
以上述べたように本考案の撚合せ機は、各撚合
板を無軸で支承し、且つ各撚合板はチエンジギヤ
ーボツクスを介して駆動軸に接続する構成とした
ことにより、各撚合板がそれぞれ独立して正逆の
回転および停止が自在であると同時に、各撚合板
のボビンから引き出される素線が前方または前々
方の撚合板の絞りダイスに自由に挿通できるよう
になつたから、任意の索径と各層毎に異なつた撚
り方向を有する多層撚り金属線が、一連の機講で
自動、連続的に製造できて生産能率を著しく向上
させることが可能となつた上、その索径並びに使
用素線数に応じて必要な撚合板のみを駆動させる
だけでよく、従来のブロツク式の機講に比較して
動力面においても極めて経済的であり、しかも各
層における素線の撚合状態が、その場で確認出来
るので点検作業が容易に行える等、その効果は極
めて顕著である。
板を無軸で支承し、且つ各撚合板はチエンジギヤ
ーボツクスを介して駆動軸に接続する構成とした
ことにより、各撚合板がそれぞれ独立して正逆の
回転および停止が自在であると同時に、各撚合板
のボビンから引き出される素線が前方または前々
方の撚合板の絞りダイスに自由に挿通できるよう
になつたから、任意の索径と各層毎に異なつた撚
り方向を有する多層撚り金属線が、一連の機講で
自動、連続的に製造できて生産能率を著しく向上
させることが可能となつた上、その索径並びに使
用素線数に応じて必要な撚合板のみを駆動させる
だけでよく、従来のブロツク式の機講に比較して
動力面においても極めて経済的であり、しかも各
層における素線の撚合状態が、その場で確認出来
るので点検作業が容易に行える等、その効果は極
めて顕著である。
第1図は本案撚合せ機の一部を切欠して示す正
面図、第2図はそのA−A線断面図である。 尚、図中、1……撚合板、2……ボビン、3…
…モーター、4……駆動軸、5……ギヤー、6…
…チエンジギヤーボツクスを示す。
面図、第2図はそのA−A線断面図である。 尚、図中、1……撚合板、2……ボビン、3…
…モーター、4……駆動軸、5……ギヤー、6…
…チエンジギヤーボツクスを示す。
Claims (1)
- 一面に多数のボビンを環設し、その中心に絞り
ダイスを備えてなる多段の撚合板を無軸状態で同
一軸線上に一定の間隔を保つて支承し、各撚合板
が独立して正逆任意に回転可能であるようにする
一方、予め上記各撚合板の絞りダイスに挿通され
た芯線上に、各ボビンから引出される任意数の素
線を順次撚合せるようにしたことを特徴とする撚
合せ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5532484U JPS60166922U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 撚合せ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5532484U JPS60166922U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 撚合せ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166922U JPS60166922U (ja) | 1985-11-06 |
JPH0247540Y2 true JPH0247540Y2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=30577891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5532484U Granted JPS60166922U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 撚合せ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166922U (ja) |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP5532484U patent/JPS60166922U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166922U (ja) | 1985-11-06 |
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